JPH0938085A - 超音波流速計測装置 - Google Patents

超音波流速計測装置

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JPH0938085A
JPH0938085A JP19834095A JP19834095A JPH0938085A JP H0938085 A JPH0938085 A JP H0938085A JP 19834095 A JP19834095 A JP 19834095A JP 19834095 A JP19834095 A JP 19834095A JP H0938085 A JPH0938085 A JP H0938085A
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JP
Japan
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equation
dimensional
fourier transform
fourier
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Application number
JP19834095A
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English (en)
Inventor
Yukiko Ogura
有希子 小椋
Kageyoshi Katakura
景義 片倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 トランスデューサQの素子Vが駆動30
され、パルス音波が間隔Tで繰返し送波され、p番目の
送波による時刻tでの反射信号s(p,m,n)をAD変換器
32で離散化しC3を得る。静止物体からの反射信号を
除去する差分処理フィルタ50でC3のpに関し差分処
理を行ない得た。d3を1次元フーリエ変換器3でmに
関しフーリエ変換を行ない得たDR31を1次元フーリ
エ変換器4によりnに関して同様にしてDR32を得
る。2次元トランスデューサのm及びn各方向のフーリ
エ空間での配列と時間軸がなす各平面と、が交差する直
線とt=0における平面との交点を求め、各交点毎を原
点として、DR32を1次元フーリエ変換器5でpに関
してフーリエ変換を行ないDR33を得る処理を繰り返
す。 【効果】 各反射体毎に独立して精度よく3次元速度ベ
クトル成分を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波流速計測装置に関
し、とくに超音波ビームと直交する方向に運動する物体
の速度を2次元又は3次元的に計測することを可能と
し、心臓内の血流等の計測に有効な超音波流速計測装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の速度成分のうち、超音波ビームの
軸方向だけでなく、超音波ビーム軸と直交する方向の成
分を計測する、以下に説明する方法が提案されている。
【0003】(1) L.S.Wilsonらは、連続
的に取得した1連の2次元画像を時間軸に沿って並べ、
ビーム軸に垂直な面及びビームに対して直交する方向に
垂直な面へのスペックルの投影の傾きから、各方向の流
速を求める方法を報告している(ウルトラソニック・イ
メージング 15、pp.286〜303、1993
年、Ultrasonic Imaging 15、p
p286−303、1993)。
【0004】(2) G.E.Traheyらは、連続
的に取得した画像の中でターゲットとした領域の周辺で
相関係数を計算し、計算し得た相関係数が最大となる位
置から、ターゲットの移動速度方向及び大きさを求める
方法を報告している(アイイーイーイー・トランザクシ
ョン・オン・バイオメディカル・エンジニアリング v
ol.BME−34、NO.12、pp.965〜96
7、1987年、IEEE Transactions
on Biomedical Engineerin
g、vol.BME−34,NO.12,pp.965
〜967,1987)。
【0005】(3) O.Bonnefousらは、ビ
ーム軸と直交する方向に関して信号の相関関数を計算
し、計算して得た相関関数の最大値を与える時刻から、
ビーム軸と直交する方向の速度成分を求める方法を報告
している(ウルトラソニックス・シンポジウム、pp.
795〜799、1988年、Ultrasonics
Symposium、pp.795〜799,198
8)。
【0006】(4) D.Censorらは、相反定理
よりエコー信号のスペクトルが、トランスデューサの開
口径及び指向性の関数の畳み込みとなることを利用し、
エコー信号のスペクトルの包絡線の端の周波数から、ビ
ーム軸と直交する方向の速度成分を求める方法を報告し
ている(アイイーイーイー・トランザクション・オン・
バイオメディカル・エンジニアリング、vol.35、
NO.9、pp740−751、1988(IEEE
Transactions on Biomedica
l Engineering,vol.35,NO.
9,pp740−751,1988))。
【0007】(5) 片倉らは、1次元に配列された配
列素子を用いて、配列素子が受信する信号の位相回転速
度から、超音波ビームと直交する方向の流速成分を求め
る方法を提案している(特願平1−227360号、特
願平3−62719号、特願平5−82941号)。
【0008】(6) 小椋らは、2次元に配列された配
列素子を用いて、配列素子が受信する信号の位相回転速
度から、超音波ビームと直交し、かつ互いに異なる方向
の流速成分、即ち流速の3次元ベクトル成分を求める方
法を提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)〜
(4)の方法により検出される速度は、複数の反射体の
平均値に相当する値となり、個々の反射体の速度を検出
できないという問題があった。さらに、(4)、(5)
の方法では、異なる位置に反射体が存在し、かつ反射体
間の距離が装置の方位分解能よりも大きい場合には、個
々の反射体の速度を検出できないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記問題を解決し、1次
元又は2次元的に連続して配列された配列素子により得
た信号群から、異なる位置に存在する反射体の速度の2
次元又は3次元ベクトル成分の流速分布を計測可能とす
る超音波流速計測装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、1次元又は
2次元的に連続して配列された複数の素子によって得た
受信信号を線形処理する過程において、処理の過程の途
中に得られた情況に応じて原点を移動し、フーリエ変換
を行なうことにより、異なる位置に存在する反射体の速
度の2次元又は3次元ベクトル成分の流速分布を導出す
る。
【0012】より詳細に説明すると、本発明の超音波流
速計測装置は、(1)複数の素子が配列されれた送受波
器と、送受波器の少なくとも1部の素子を所定周期で繰
り返し駆動して検査対象に超音波を送波する送波手段
と、検査測定対象からの反射信号を離散化して記憶する
離散化手段と、反射信号に対し、素子の配列方向に関す
るフーリエ変換を行なう第1のフーリエ変換手段と、第
1のフーリエ変換手段の出力を、超音波を繰り返し送波
する時間方向についてフーリエ変換する第2のフーリエ
変換手段を有し、検査対象の内部の反射体の速度成分の
動径方向、配列された素子に平行な方向における速度成
分を計測する超音波流速計測装置において、第1のフー
リエ変換の出力と特定時刻平面との交差点を求め、交差
点を原点として第1のフーリエ変換手段の出力を複数の
方向についての時間に関してフーリエ変換する第2のフ
ーリエ変換手段を有し、この出力の極大値を与える点の
位置から、検査対象内の異なる位置に存在する移動物体
の速度ベクトルを求め、表示を行なうこと、(2)複数
の素子が2次元に配列された受波器と、送受波器の少な
くとも1部の素子を所定周期で繰り返し査対象に超音波
を送波する送波手段と、検査対象からの反射信号を離散
化して記憶する離散化手段と、送波手段による受波信号
に対し、素子の2次元の配列方向のうちの第1の方向に
関するフーリエ変換を行なう第1の1次元フーリエ変換
手段と、受波信号の素子の2次元の配列方向のうちの第
2の方向に関するフーリエ変換を行なう第2の1次元フ
ーリエ変換手段と、第1及び第2のフーリエ変換手段の
出力を、繰り返し送波する時間方向についてフーリエ変
換する第3のフーリエ変換手段を有し、検査対象内の反
射体の速度ベクトルの成分を計測する超音波流速計測装
置において、第3のフーリエ変換手段が、第2の1次元
フーリエ変換の出力と時間方向の特定時刻平面との交差
点を原点として第2の1次元フーリエ変換の出力を複数
の方向について時間方向に関するフーリエ変換を行な
い、第3のフーリエ変換手段による出力の極大値を与え
る点の位置から、検査対象内の異なる位置に存在する反
射体の速度ベクトルの成分を求め、表示を行なうこと、
さらに、(3)(1)、(2)の特徴を有する超音波流
速計測装置において、受波器により受信した信号を送波
から所定の時間経過して計測された信号同士の間でを差
分処理する差分処理手段を有し、静止物体からの反射信
号の除去を行なうことに特徴がある。
【0013】
【作用】以下、複数の素子が2次元に配列された超音波
トランスデューサを用いて、移動物体(反射体)の3次
元速度ベクトルのベクトル成分を計測する場合について
説明する。ここで、複数の素子が1次元に配列された超
音波トランスデューサを用いて、移動物体(反射体)の
2次元速度ベクトルのベクトル成分を計測する場合に
は、以下で説明する過程において、素子の配列方向のフ
ーリエ変換処理を1次元だけ減らすことにより、計測が
同様に可能となる。
【0014】図1に示すように、複数の反射体11、1
2、13、…が、異なる位置に存在する場合を考える。
本発明では、図1に示すように、Δx×Δyの大きさの
素子がx−y平面上に総数M×N個、2次元に配列され
たトランスデューサQを用いる。トランスデューサQを
構成する全体又は1部の素子から、時刻p・T(pは超
音波の送波の順番を示す番号、Tは繰り返し送波の時間
間隔を示す)毎に、反射体に向けて音波を送出する。こ
の送出された音波が各反射体により反射されて発生する
各反射体からの反射信号は、トランスデューサQを構成
する全体又は1部の素子により受信される。なお、図1
において、q(m,n)は、x−y平面上で位置(m,
n)に配列された素子を示す。また、εi、γi、δ
i(i=1,2,…)は、反射体の3次元速度ベクトル
のベクトル成分である。
【0015】トランスデューサQによる受信信号は、受
信信号を受信する各素子から反射体までの距離に依存す
る波面の曲率が凹面遅延回路により補正され、平面波に
変換される。超音波の送波から一定時間Sを経過した後
に反射信号を観測すると、p番目の送波直後の観測時刻
は、
【0016】
【数1】 t=p・T+S …(数1) となる。p番目の超音波の送波による時刻tにおける上
記の波面の曲率の補正後の受信信号をs(p,m,n)
とする。
【0017】図2(a)、(b)、(c)に、反射体が
時間と共に移動し、反射体の位置が変化する場合に得ら
れる受信信号のs(p,m,n)の時間変化を示す。反
射体の位置は時刻により10’→10→10”と変化
し、時刻t=−p・TでP-pT、t=0でP0、t=p・
TでPpTに存在する。これらの各時刻において、トラン
スデューサQにより観測される受信信号20’(図示せ
ず)、20、20”(図示せず)は、受信信号を受信す
る各素子から反射体までの距離に依存する波面の曲率が
凹面遅延回路21により補正され、平面波(図2
(a’)、(b’)、(c’))に変換される。図2
(a)、(b)、(c)に示すように、変換された受信
信号s(p,m,n)は、移動する反射体の位置(P
-pT、P0、PpT)に対応して変化する。
【0018】図3は、3次元空間での受信信号s(p,
m,n)を配置を示す。3次元空間の第1の軸は時間方
向(時間軸t)、第2、第3の軸は、素子が配列された
2次元の軸方向(m軸、n軸)である。図2及び図3で
は、複数の反射体のうち1つの反射体に注目して、受信
信号s(p,m,n)の時間軸方向に関する変動を示し
ているが、実際には、トランスデューサQが受信する信
号は複数の反射体からの受信信号の総和になる。
【0019】受信信号s(p,m,n)に含まれる静止
物体からの反射信号を除去する場合には、受信信号s
(p,m,n)に対して差分処理を施して、(数2)又
は(数3)から、信号sd(p,m,n)を求める。又
は、特に差分処理を行わなくてもよい。
【0020】
【数2】 sd(p,m,n)={s(p,m,n)−s(p+1,m,n)}…(数2)
【0021】
【数3】 sd(p,m,n)={s(p,m,n)−s(p−1,m,n)}…(数3) 以下、受信信号s(p,m,n)、又は信号sd(p,
m,n)から、反射体の3次元速度ベクトルのベクトル
成分を求める方法について説明する。まず、受信信号s
(p,m,n)又は信号sd(p,m,n)と、反射体
の速度との関係を求める。ここで、総数E個の反射体の
うち、e番目の反射体が、図1に示すように極座標にお
ける半径方向の速度をδe、x方向、y方向における極
座標の天頂角方向のθ方向の角速度をεe、γeととす
る。時刻t=0におけるe番目の反射体Pの位置13を
(dxe,dye,R0+dze)とし、原点からの距離をR0
とする。また、時刻tで反射体Pが位置13から位置1
3’(反射体P=反射体P’)に移動したとする。時刻
tにおける反射体の半径方向の位置rθe、x方向、y
方向における極座標の天頂角方向の位置θxe、θyeは、
【0022】
【数4】 rθe=R0+δe・t …(数4)
【0023】
【数5】 θxe=Θxe+εe・t …(数5)
【0024】
【数6】 θye=Θye+γe・t …(数6) となる。ここで、 Θxe=dxe/(R+dze) Θye=dye/(R+dze) である。トランスデューサQの位置(xm、yn)に存在
する素子をq(m,n)とする。トランスデューサQに
より受信された信号の波面の曲率は、遅延回路により補
正され、受信信号は平面波に変換されているので、図4
に示すrxyeは、(xme,yne)をe番目の反射体のx
−y面への投影位置とすると、
【0025】
【数7】 rxye=rθe−(xme・sinφ+yne・cosφ)・sinθ ≒rθe−(xme・θxe+yne・θye) …(数7) となり、素子q(m,n)までの超音波の伝搬距離re
は、
【0026】
【数8】 re=rθe+rxye=2rθe−(xme・θxe+yne・θye) …(数8) となる。従って、素子q(m,n)が受信する信号の位
相回転量Φmneは、cを音速、fを周波数、kを波数、
k=c/fとして、
【0027】
【数9】 Φmne=k・re=2k(R0+δe・t) −[xme(εe・t+Θxe)+yne(γe・t+Θye)]} …(数9) となる。Φmneの定数項、R0は無視できるため、これを
無視した値Ψmneとする。
【0028】
【数10】 Ψmne= k{2δe・t−[xme(εe・t+Θxe)+yne(γe・t+Θye)]} …(数10) 従って、E個の全ての反射体から受信する信号sd
(m,n,t)は、jを虚数単位として、
【0029】
【数11】 sd(m,n,t)=Σeexp(−jΨmne) =a(m,n)・b(t)Σe{exp[−j・k(2δe・t+(εe・t +Θxe)xme+(γe・t+Θye)yne)]} …(数11) となる。(数11)において、加算Σeはe=1〜e=
Eについて行なう。a(m,n)を送受信器(トランス
デューサ)の開口径関数とし、
【0030】
【数12】 a(m,n)=a1(m)・a2(n) …(数12) であり、b(t)は信号計測における時間方向の重み関
数である。a1(m)、a2(n)は、それぞれm、n
軸方向での送受信器の開口径関数である。
【0031】sd(m,n,t)をx方向及びy方向に
関して2次元フーリエ変換を行なうと、
【0032】
【数13】 CR1(wm,wn,t)=Fxy{sd(m,n,t)} =Σe{b(t)・exp(−2j・k・δe)・A[ωm−k(εe・t+Θxe ),ωn−k(γe・t+Θye)]} …(数13 ) となる。(数13)において、加算Σeはe=1〜e=
Eについて行ない、Fxy{ }は、x方向及びy方向に
関する2次元フーリエ変換を示すオペレータである。こ
こで、A[ ]は、a(m,n)のx方向及びy方向
に関する2次元フーリエ変換である。(数13)から、
CR1が、平面、
【0033】
【数14】 ωm=k{εe・t+Θxe} …(数14) と平面、
【0034】
【数15】 ωn=k{γe・t+Θye} …(数15) とが交差する直線、の上において、極大値をとることが
わかる。この極大値を示す直線は、図5に示すように、
直線1、2、…、e、…、Eとなり、Θxe、及びΘye
値に応じて、直線1、2、…、e、…、Eと(ωm
ωn)平面との交点が決まり、上記の極大値を示す直線
は、必ずしも座標(ωm、ωn、t)の原点を通過しない
場合が生じる。そこで、(数14)が示す平面と(数1
5)が示す平面とが交差する直線と、(ωm−ωn)平面
との交点、01、02、…、0e、…、0Eを求め、各交点
毎に、それぞれ点01、02、…、0e、…、0Eを原点と
して、任意の傾きをもつ直線において時間方向に関する
フーリエ変換を行なう処理を繰り返す。ここで、
【0035】
【数16】 tanξf=t/(ωm−k・Θxf) …(数16) 及び、
【0036】
【数17】 tanηf=t/(ωn−k・Θyf) …(数17) なる関係の連立により与えられる反射対fに対する直線
上にて考えることにより、
【0037】
【数18】 ωm−k{εf・t+Θxf}=(1/tanξ−k・εf)t …(数18)
【0038】
【数19】 ωn−k{γf・t+Θyf}=(1/tanη−k・γf)t …(数19) となる。従って、変数(ωm,ωn)を、変数(ξf
ηf)に変換して、CR1(ωm,ωn,t)は、CR1
(ξf,ηf,t)となり、
【0039】
【数20】 CR1(ωm,ωn,t)=CR1’(ξf,ηf,t) =b(t)・exp(−2j・k・δf)・A(χ1f,χ2f)+ Σe≠f{b(t)・exp(−2j・k・δe・t)A[(1/tanξf −k・εe)t+k(Θxf−Θxe),(1/tanηf−k・γe)t+ k(Θyf−Θye)]} …(数20) と変換できる。(数20)において、加算Σe≠fは、e
≠fとして、e=1〜e=Eについて行なう。(数2
0)で、
【0040】
【数21】 χ1f=1/tanξf−k・εf …(数21)
【0041】
【数22】 χ2f=1/tanηf−k・γf …(数22) である。さらに、(数20)のCR1’をtに関してフ
ーリエ変換を行なうと、
【0042】
【数23】 CR2(ξf,ηf、μf)=Ft{CR1’(ξf,ηf,t)} =Ft{A(χ1f,χ2f)}*Ft{b(t)exp(−2j・k・δf)}+ Σn≠m{A[(1/tanξf−k・εe)t+k(Θxf−Θxe), (1/tanηf−k・γf)t+k(Θyf−Θye)]*B(μ−2k・δe)} …(数23) を得る。(数23)において、加算Σn≠mは、n≠mと
して、e=1〜e=Eについて行なう。Ft{ }はt
に関するフーリエ変換を示すオペレータ、*はコンボリ
ュ−ションを示すオペレータである。CR2が極大値を
得る点(ξf,ηf,μf)は、(数24)、(数2
5)、(数26)に示す条件を満たすので、
【0043】
【数24】 χ1f=1/tanξf−k・εf=0 …(数24)
【0044】
【数25】 χ2f=1/tanηf−k・γf=0 …(数25)
【0045】
【数26】 μf−2k・δf=0 …(数26) f番目の反射体の速度δf、及び角速度εf、γfは、
(数27)、(数28)、(数29)に示すように求め
られる。
【0046】
【数27】 εf=1/(k・tanξf) …(数27)
【0047】
【数28】 γf=1/(k・tanηf) …(数28)
【0048】
【数29】 δf=μf/(2k) …(数29) その他の異なる位置に存在する反射体の速度を求めるた
めには、(数16)〜(数29)により示される処理
を、平面((数14))と平面((数15))とが交差
する直線と、x−y平面との交点の回数だけ繰り返せば
よい。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例を図6〜図10により
説明する。図6は、トンスデューサQ2の構成と複数の
反射体11、12、13、…を示す図、図7〜図10は
装置の構成例を示す図である。図6は、1次元に素子が
配列されたトランスデューサQ2を用いて、反射体の3
次元速度ベクトルのベクトル成分のうち、2次元の成
分、εi、δi(iは反射体に付した番号であり、i=
1,2,…である)を検出する場合を示す。トランスデ
ューサQ2の素子数はMであり、1次元に配列されたm
(x)方向の各素子間の間隔はΔxである。Q2のm番
目の位置における素子はq2(m)として示されてい
る。図7に示すように、Q2の一部の素子Vに接続され
た駆動源30によりVが駆動される。パルス状音波は、
送波間隔Tで、PP回繰り返し、Q2の前面から送信さ
れる。
【0050】パルス状音波の送波による反射体からの反
射信号は、Q2の素子q2(m)により受信される。送
波から一定時間Sを経過した後に信号を観測すると、p
番目の送波直後の観測時刻は、(数1)で与えられる。
p番目の送波による時刻tにおける反射信号s2(p,
m)(m=1,…,M)を、Q2により受信し、これら
反射信号をAD変換器32により離散化し、C2(p,
m)とする。
【0051】さらに、静止物体からの反射信号を除去す
るために、差分処理フィルタ34により、C2(p,
m)についてpに関し差分処理を行ない、(数30)又
は(数31)により、d2(p,m)を得る。
【0052】
【数30】 d2(p,m)=C2(p,m)−C2(p+1,m) …(数30)
【0053】
【数31】 d2(p,m)=C2(p,m)−C2(p−1,m) …(数31) まず、d2(p,m)を1次元フーリエ変換器1(3
6)により、mに関してフーリエ変換を行ない、出力、
【0054】
【数32】 DR21(ωx,p)=Fm{d2(p,m)} …(数32) を得る。Fm{d2(p,m)}はd2(p,m)のm
に関するフーリエ変換を示す。DR21(ωx,p)を直
交座標空間(ωx,p)で表すと、DR21(ωx,p)
の値は(ωm−t)平面における直線、
【0055】
【数33】 ωm=k{εe・t+Θxe} ,e=1,2,…,E …(数33) の上において極大値をとり、直線1、2、…、e(図示
せず)を得る。(数33)の直線の傾きは(数16)と
同様にして求められるので、直線1、2、…、e、…、
Eの傾きの値を最小二乗法により求め、(数27)に対
応する計算を行ない、x方向における極座標の天頂角方
向即ちθ方向の角速度εeの値を、反射体の異なる位置
に応じて得ることができる。又は、直線、
【0056】
【数34】 ωm=k{εe・t+Θxe} …(数34) が、p=PP/2である(ωm−ωn)と交わる交点、O
1、O2、…、Oe、…、OEを全て求め、各交点毎にその
点を原点として、さらにDR21(ωx,p)を1次元フ
ーリエ変換器2(38)により、pに関してフーリエ変
換を行ない、出力、
【0057】
【数35】 DR23(x,m)=Fp{DR21(ωx,p)} …(数35) を得る処理を繰り返す。Fp{DR21(ωx,p)}は
DR21(ωx,p)のpに関するフーリエ変換を示す。
例えば、Ofを原点としてフーリエ変換する場合は、こ
の最終出力DR23(x,m)が、直交座標空間(x,
m)で、極大値をとる点から(数27)、(数29)に
対応する計算を行ない、半径方向の速度δfの値、及び
極座標の天頂角方向即ちθ方向の角速度εfの値を得
る。この処理を交点、O1、O2、…、Oe、…、OE毎に
行ない、δe、εe(e=1、2、…、E)の値を求め
る。
【0058】なお、静止物体からの信号を除去するため
の差分処理はm又はpに関するフーリエ変換を行なった
後の行なってもよいので、図8に示すように、1次元フ
ーリエ変換器1(36)の後段に、差分処理フィルタ3
4を接続してもよい。また、時間方向のフーリエ変換を
行った後に差分処理を行なってもよいので、図9に示す
ように、1次元フーリエ変換器2(38)の後段に差分
処理フィルタ34を接続してもよい。又は、図10に示
すように、差分処理フィルタを全く含まない構成で差分
処理を行わなくてもよい。
【0059】(数27)、(数28)、(数29)から
得られたδf、εf、γfの値を2次元の極座標空間の2
つの軸にとり、ディスプレイ上に表示するか、δf
εf、γfの値から(数41)、(数42)により直交座
標系におけるx、y方向の速度成分vxf、vyfを計算
し、vxf、vyfを2次元の直交座標空間の2つの軸にと
り、ディスプレイ上に表示する。
【0060】次に、図1、図11〜図14により、素子
が2次元に配列されたトランスデューサQを用いて、複
数の反射体の3次元速度ベクトルの成分の各々を検出す
る実施例について説明する。図1は、素子が2次元に配
列されたトンスデューサQの構成と、複数の反射体1
1、12、13、…を示す図であり、Qを構成する各素
子間の間隔は、m方向(x方向)でΔx、n方向(y方
向)でΔyである。図11〜図14は装置の構成例を示
す図である。
【0061】Qの一部の素子Vに接続された駆動源30
により素子Vが駆動され、パルス状音波がQの前面に、
送波間隔Tで繰り返して送波される。この送波された音
波による反射体からの反射信号は、Qの位置(m,n)
における素子q(m,n)により受信される。送波から
一定時間Sを経過した時刻で反射信号を観測すると、p
番目の送波直後の観測時刻は(数1)で与えられる。p
番目の送波による時刻tにおける反射信号s(p,m,
n)(m=1,2,…,M、n=1,2,…,N)をQ
により受信し、これら反射信号をAD変換器32により
離散化し、C3(p,m,n)とする。さらに、静止物
体からの反射信号を除去するために、差分処理フィルタ
50により、C3(p,m,n)についてpに関して差
分処理を、(数36)又は(数37)に基づいて行ない
d3(p,m,n)を求める。
【0062】
【数36】 d3(p,m,n)=C3(p,m,n)−C3(p+1,m,n) …(数36)
【0063】
【数37】 d3(p,m,n)=C3(p,m,n)−C3(p−1,m,n) …(数37) まず、信号d3(p,m,n)を1次元フーリエ変換器
3(52)により、mに関してフーリエ変換を行ない、
出力、
【0064】
【数38】 DR31(ωx,n,p)=Fm{d3(p,m,n)} …(数38) を得る。Fm{d3(p,m,n)}は、d3(p,
m,n)のmに関するフーリエ変換を示す。さらに、D
R31(ωx,n,p)を1次元フーリエ変換器4(5
4)により、nに関してフーリエ変換を行ない、出力、
【0065】
【数39】 DR32(ωx,ωy,p)=Fn{DR31(ωx,n,p)} …(数39) を得る。Fn{DR31(ωx,n,p)}は、DR3
1(ωx,n,p)のnに関するフーリエ変換を示す。D
R32(ωx,ωy,p)を直交座標空間(ωx,ωy
p)で表すと、その値は、(数14)で示される平面
と、(数15)で示される平面とが交差する直線の上に
おいて極大値をとる。(数14)、(数15)で示され
る平面の傾きはそれぞれ、(数16)、(数17)で与
えられるので、(数14)、(数15)で示される平面
の傾きの値を、最小二乗法により求め、(数27)及び
(数28)を計算し、x方向及びy方向における極座標
の天頂角方向即ちθ方向の角速度εe、γeの値を、反射
体の異なる位置に応じて得ることができる。又は、(数
14)で示される平面と、(数15)で示される平面と
が交差する直線が、平面(ωm−ωn)と交わる交点を全
て求め、各交点毎に、その点を原点として、さらにDR
2(ωx,ωy,p)を1次元フーリエ変換器5(5
6)により、pに関してフーリエ変換を行ない、出力、
【0066】
【数40】 DR33(ξ,η,μ)=Fp{DR32(ωx,ωy,p)} …(数40) を得る処理を繰り返す。Fp{DR32(ωx,ωy
p)}は、DR32(ωx,ωy,p)のpに関するフー
リエ変換を示す。直交座標空間(ξ,η,μ)におい
て、最終出力DR3(ξ,η,μ)が極大値をとる点の
座標から、(数27)、(数28)、(数29)を計算
し、半径方向の速度δfの値、及び極座標の天頂角方向
即ちθ方向の角速度εf、γfの値を得る。
【0067】なお、静止物体からの信号を除去するため
の差分処理は、m及びnに関するフーリエ変換を行なっ
た後でもよいので、図12に示すように、1次元フーリ
エ変換器4(54)の後に差分処理フィルタ50を接続
してもよい。また、時間方向のフーリエ変換を行なった
あとに差分処理を行なってもよいので、図13に示すよ
うに、1次元フーリエ変換器5(56)の後に差分処理
フィルタ50を接続してもよい。又は、図14に示すよ
うに、差分処理フィルタを全く含まない構成で差分処理
を行わなくてもよい。
【0068】得られたδf、εf、γfの値を3次元の極
座標空間の軸にとって、ディスプレイ上に表示するか、
Rをビームの焦点距離として、δf、εf、γfの値から
(数41)、(数42)、(数43)により、直交座標
系におけるx、y、及びz方向の速度成分vxf、vyf
zfを計算し、これらを3次元の直交座標空間の軸にと
ってディスプレイ上に表示する。
【0069】
【数41】 vxf=(R+δf)εf …(数41)
【0070】
【数42】 vyf=(R+δf)γf …(数42)
【0071】
【数43】 vzf=δf …(数43) ディスプレイに表示する方法として、2次元的に表示す
る方法と3次元的に表示する方法が可能であり、例え
ば、図15に示すように、任意の2次元面60を選択
し、その面60に平行な速度成分の方向を、矢印60−
1〜60−6で表示する。各速度成分の大きさは矢印の
長さ又は太さで表示する。又は、図16に示すように、
速度成分70−1〜70−7の方向を、色別(色は図示
せず)で表し、各速度成分の大きさは、色の濃淡又は輝
度の高低で表示する。
【0072】3次元的に表示する方法としては、速度方
向及びその大きさを矢印の方向及び大きさ又は太さで示
す他に、図17又は図18に示すように、任意の2次元
面60を選択し、その面60に平行な速度成分の方向
を、色の濃淡又は輝度の高低で表示する。例えば、80
−1は青色のあるレベルの濃淡、80−2は赤色のある
レベルの濃淡で表示されており、90−1、90−2、
90−3はそれぞれ異なる色のあるレベルの輝度で表示
されている。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、異なる位置に存在する
反射体の速度の2次元又は3次元ベクトル成分を、各反
射体毎に独立して精度よく計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、素子が2次元に配列された
トンスデューサQの構成と、複数の反射体を示す図。
【図2】本発明の実施例の受信信号s(p,m,n)を
説明する図。
【図3】本発明の実施例の受信信号s(p,m,n)を
3次元空間で示した図。
【図4】本発明の実施例において、(xme,yne)をe
番目の反射体のx−y面への投影位置とするときrxye
を求める説明図。
【図5】本発明の実施例において、直線(ωm+ωn)を
表わす直線1、2、…、e、…、EがΘxe及びΘyeの値
に応じて異なる交点をもつことを説明する図。
【図6】本発明の実施例の、トンスデューサの構成と複
数の反射体を示す図。
【図7】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図8】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図9】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図10】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図11】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図12】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図13】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図14】本発明の実施例の装置の構成例を示す図。
【図15】本発明の実施例の、反射体の速度ベクトルの
表示例を示す図。
【図16】本発明の実施例の、反射体の速度ベクトルの
表示例を示す図。
【図17】本発明の実施例の、反射体の速度ベクトルの
表示例を示す図。
【図18】本発明の実施例の、反射体の速度ベクトルの
表示例を示す図。
【符号の説明】
V…素子、Q…2次元超音波トランスデューサ、Q2…
1次元超音波トランスデューサ、q(m,n)…Qの位
置(m,n)における素子、q2(m)…Q2の位置
(m)における素子、δe…e番目の反射体の半径方向
の速度成分、εe…e番目の反射体のx方向における天
頂角方向の角速度成分、γe…e番目の反射体のy方向
における天頂角方向の角速度成分、11、12、13、
…反射体、10’、10、10”…反射体の位置、20
…受信信号、21…凹面遅延回路、30…駆動源、32
…AD変換器、34、50…差分処理フィルタ、36、
38、52、54、56…1次元フーリエ変換器、40
…ディスプレイ、60…任意の2次元面、60−1〜6
0−6…矢印、70−1〜10−7…速度成分、80−
1…青色のあるレベルの濃淡、80−2…赤色のあるレ
ベルの濃淡での表示、90−1、90−2、90−3…
異なる色のあるレベルの輝度での表示。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の素子が配列されれた送受波器と、該
    送受波器の少なくとも1部の素子を所定周期で繰り返し
    駆動して検査対象に超音波を送波する送波手段と、前記
    検査測定対象からの反射信号を離散化して記憶する離散
    化手段と、前記反射信号に対し、前記素子の配列方向に
    関するフーリエ変換を行なう第1のフーリエ変換手段
    と、該第1のフーリエ変換の出力と超音波を繰り返し送
    波する時間方向の特定時刻平面との交差点を求め、該交
    差点を原点として前記第1のフーリエ変換手段の出力を
    複数の方向について時間に関するフーリエ変換する第2
    のフーリエ変換手段と、該第2のフーリエ変換手段の出
    力の極大値を与える点の位置から前記検査対象内の異な
    る位置に存在する移動物体の速度ベクトルを求め、表示
    を行なうことを特徴とする超音波流速計測装置。
  2. 【請求項2】複数の素子が2次元に配列された受波器
    と、該送受波器の少なくとも1部の前記素子を所定周期
    で繰り返し査対象に超音波を送波する送波手段と、前記
    検査対象からの反射信号を離散化して記憶する離散化手
    段と、前記送波手段による受波信号に対し、前記素子の
    2次元の配列方向のうちの第1の方向に関するフーリエ
    変換を行なう第1の1次元フーリエ変換手段と、前記受
    波信号の前記素子の2次元の配列方向のうちの第2の方
    向に関するフーリエ変換を行なう第2の1次元フーリエ
    変換手段と、前記第1及び第2のフーリエ変換手段の出
    力を、前記繰り返し送波する時間方向についてフーリエ
    変換する第3のフーリエ変換手段を有し、前記検査対象
    内の反射体の速度ベクトルの成分を計測する超音波流速
    計測装置において、前記第3のフーリエ変換手段が、前
    記第2の1次元フーリエ変換の出力と前記時間方向の特
    定時刻平面との交差点を原点として前記第2の1次元フ
    ーリエ変換手段で得る出力を複数の方向について前記時
    間方向に関するフーリエ変換を行ない、前記第3のフー
    リエ変換手段による出力の極大値を与える点の位置か
    ら、前記検査対象内の異なる位置に存在する前記反射体
    の速度ベクトルの成分を求め、表示を行なうことを特徴
    とする超音波流速計測装置。
  3. 【請求項3】前記受波器により受信した信号を送波から
    所定の時間経過して計測された信号同士の間でを差分処
    理する差分処理手段を有し、静止物体からの反射信号の
    除去を行なうことを特徴とする請求項1、又は請求項2
    に記載の超音波流速計測装置。
JP19834095A 1995-08-03 1995-08-03 超音波流速計測装置 Pending JPH0938085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002078709A (ja) * 2000-08-25 2002-03-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 組織運動追跡方法および超音波診断装置
JP2009061275A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Medison Co Ltd 超音波映像を形成する超音波システム及び方法
JP2015204007A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 前田建設工業株式会社 三次元データ処理方法、三次元データ処理プログラム及び三次元データ処理装置

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