JPH09331160A - 携帯機器用電池カバー - Google Patents
携帯機器用電池カバーInfo
- Publication number
- JPH09331160A JPH09331160A JP8150540A JP15054096A JPH09331160A JP H09331160 A JPH09331160 A JP H09331160A JP 8150540 A JP8150540 A JP 8150540A JP 15054096 A JP15054096 A JP 15054096A JP H09331160 A JPH09331160 A JP H09331160A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- battery
- rubber plate
- battery cover
- plastic cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品コスト及び組立コストの増大を抑えつ
つ、十分な滑り止め効果を得ることのできる携帯機器用
電池カバーを得る。 【解決手段】 電池収容室23を有する筐体21のこの
電池収容室23の開口部25に取り付ける携帯機器用電
池カバー27において、プラスチックカバー29と、こ
のプラスチックカバー29に貼り合わされ少なくともそ
の一部分をプラスチックカバー29の表面から突出させ
るゴム板31とを備える。
つ、十分な滑り止め効果を得ることのできる携帯機器用
電池カバーを得る。 【解決手段】 電池収容室23を有する筐体21のこの
電池収容室23の開口部25に取り付ける携帯機器用電
池カバー27において、プラスチックカバー29と、こ
のプラスチックカバー29に貼り合わされ少なくともそ
の一部分をプラスチックカバー29の表面から突出させ
るゴム板31とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器(例え
ば、携帯電話機、PHS電話機等)の電池収容室開口部
に取り付ける携帯機器用電池カバーに関するものであ
る。
ば、携帯電話機、PHS電話機等)の電池収容室開口部
に取り付ける携帯機器用電池カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯機器、例えば携帯電話機は、手に持
って歩くことが多いため、不注意によって落下させてし
まう危険がある。このため、従来、携帯電話機において
は、保持性を高める目的で、ストラップやキャリングケ
ースを使用する他、機器の表面に滑り止めを設ける等の
工夫がなされてきた。
って歩くことが多いため、不注意によって落下させてし
まう危険がある。このため、従来、携帯電話機において
は、保持性を高める目的で、ストラップやキャリングケ
ースを使用する他、機器の表面に滑り止めを設ける等の
工夫がなされてきた。
【0003】即ち、図4に示す機器1では、プラスチッ
ク製筐体3の側面に、突起5を設け、この突起5を滑り
止めとすることで、保持性を高めていた。また、図5に
示す機器7では、前面カバー9と背面カバー11との間
に、突起13を有する帯板状のゴム15を挟み込み、こ
れを滑り止めとすることで、保持性を高めていた。
ク製筐体3の側面に、突起5を設け、この突起5を滑り
止めとすることで、保持性を高めていた。また、図5に
示す機器7では、前面カバー9と背面カバー11との間
に、突起13を有する帯板状のゴム15を挟み込み、こ
れを滑り止めとすることで、保持性を高めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した機器1の場合では、突起5を設けることにより、
ある程度の滑り止め効果は得られるものの、突起5を筐
体3と同質のプラスチック材で形成していたため、滑り
易さが残り、必要十分な滑り止め効果を得ることができ
なかった。また、図5に示した機器7では、滑り止め用
のゴム15を前面カバー9と背面カバー11とで挟み込
むため、カバー9、11やゴム15の形状が複雑なもの
となり、部品コストが増大するとともに、組立も煩雑と
なり組立コストが増大する問題があった。本発明は上記
状況に鑑みてなされたもので、部品コスト及び組立コス
トの増大を抑えつつ、十分な滑り止め効果を得ることの
できる携帯機器用電池カバーの提供を目的とするもので
ある。
示した機器1の場合では、突起5を設けることにより、
ある程度の滑り止め効果は得られるものの、突起5を筐
体3と同質のプラスチック材で形成していたため、滑り
易さが残り、必要十分な滑り止め効果を得ることができ
なかった。また、図5に示した機器7では、滑り止め用
のゴム15を前面カバー9と背面カバー11とで挟み込
むため、カバー9、11やゴム15の形状が複雑なもの
となり、部品コストが増大するとともに、組立も煩雑と
なり組立コストが増大する問題があった。本発明は上記
状況に鑑みてなされたもので、部品コスト及び組立コス
トの増大を抑えつつ、十分な滑り止め効果を得ることの
できる携帯機器用電池カバーの提供を目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る携帯機器用電池カバーの構成は、電池収
容室を有する筐体の該電池収容室の開口部に取り付ける
携帯機器用電池カバーであって、プラスチックカバー
と、該プラスチックカバーに貼り合わされ少なくともそ
の一部分を該プラスチックカバーの表面から突出させる
ゴム板とを具備したことを特徴とするものである。
の本発明に係る携帯機器用電池カバーの構成は、電池収
容室を有する筐体の該電池収容室の開口部に取り付ける
携帯機器用電池カバーであって、プラスチックカバー
と、該プラスチックカバーに貼り合わされ少なくともそ
の一部分を該プラスチックカバーの表面から突出させる
ゴム板とを具備したことを特徴とするものである。
【0006】このように構成した携帯機器用電池カバー
では、ゴム材からなる第一突起が電池カバーから突出す
ることになり、プラスチック材で突起を形成した場合に
比べ、高い滑り止め機能が得られる。そして、電池カバ
ーの基材であるプラスチックカバーにゴム板を貼り合わ
せる簡素な構造であるため、部品形状が単純となり、組
立作業も煩雑となることがない。
では、ゴム材からなる第一突起が電池カバーから突出す
ることになり、プラスチック材で突起を形成した場合に
比べ、高い滑り止め機能が得られる。そして、電池カバ
ーの基材であるプラスチックカバーにゴム板を貼り合わ
せる簡素な構造であるため、部品形状が単純となり、組
立作業も煩雑となることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯機器用電
池カバーの好適な実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による携帯機器用電池カバーの第一
の実施形態を示す図で(A)は機器の側面断面図(B)
は(A)のc−c矢視を示すものである。装置筐体21
の内部には電池収容室23を形成してあり、電池収容室
23は例えば筐体21の背面で電池収容室開口部25と
なって開口している。
池カバーの好適な実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明による携帯機器用電池カバーの第一
の実施形態を示す図で(A)は機器の側面断面図(B)
は(A)のc−c矢視を示すものである。装置筐体21
の内部には電池収容室23を形成してあり、電池収容室
23は例えば筐体21の背面で電池収容室開口部25と
なって開口している。
【0008】この電池収容室開口部25には、不図示の
係止・係止解除手段によって着脱自在となった携帯機器
用電池カバー(電池カバー)27を取り付けてある。電
池カバー27は、筐体21背面の略下部半分の面積を有
している。電池カバー27は、プラスチックカバー29
の電池収容室23側の面にゴム板31を貼り合わせた構
造となっている。プラスチックカバー29には複数の穴
33を穿設してあり、この穴33にはゴム板31に突設
した第一突起35を挿入してある。穴33に挿入した第
一突起35は、先端をプラスチックカバー29の表面か
ら僅かに突出させてある。
係止・係止解除手段によって着脱自在となった携帯機器
用電池カバー(電池カバー)27を取り付けてある。電
池カバー27は、筐体21背面の略下部半分の面積を有
している。電池カバー27は、プラスチックカバー29
の電池収容室23側の面にゴム板31を貼り合わせた構
造となっている。プラスチックカバー29には複数の穴
33を穿設してあり、この穴33にはゴム板31に突設
した第一突起35を挿入してある。穴33に挿入した第
一突起35は、先端をプラスチックカバー29の表面か
ら僅かに突出させてある。
【0009】このように構成した電池カバー27では、
この電池カバー27を取り付けた筐体21を手に持つ
と、第一突起35が丁度手のひらに当たり、滑り止めの
機能を発揮することとなる。また、第一突起35は、プ
ラスチックカバー29の背面に貼り合わせたゴム板31
から突出するので、電池カバー27の表面から容易に外
れることがない。
この電池カバー27を取り付けた筐体21を手に持つ
と、第一突起35が丁度手のひらに当たり、滑り止めの
機能を発揮することとなる。また、第一突起35は、プ
ラスチックカバー29の背面に貼り合わせたゴム板31
から突出するので、電池カバー27の表面から容易に外
れることがない。
【0010】このように、第一の実施形態による電池カ
バー27によれば、ゴム材からなる第一突起35が電池
カバー27から突出するので、プラスチック材からなる
突起と異なり、十分な滑り止め効果を得ることができ
る。
バー27によれば、ゴム材からなる第一突起35が電池
カバー27から突出するので、プラスチック材からなる
突起と異なり、十分な滑り止め効果を得ることができ
る。
【0011】そして、プラスチックカバー29に穿設し
た穴33に、ゴム板31の第一突起35を挿入する簡素
な構造であるため、図5に示した従来のゴム板挟み構造
に比べて、部品形状を単純にでき、部品コストを低減す
ることができる。
た穴33に、ゴム板31の第一突起35を挿入する簡素
な構造であるため、図5に示した従来のゴム板挟み構造
に比べて、部品形状を単純にでき、部品コストを低減す
ることができる。
【0012】また、ゴム板31をプラスチックカバー2
9の背面に貼り合わせるのみで組立が行えるので、図5
に示した従来のゴム板挟み構造に比べて、組立作業が容
易となり、組立コストを低減することができる。
9の背面に貼り合わせるのみで組立が行えるので、図5
に示した従来のゴム板挟み構造に比べて、組立作業が容
易となり、組立コストを低減することができる。
【0013】更に、プラスチックカバー29とゴム板3
1とを一体成形する、所謂二色成形法を用いて電池カバ
ー27を同時に形成すれば、プラスチックカバー29に
ゴム板31を貼り合わせる工程もなくすことができ、更
に組立コストを低減させることができる。
1とを一体成形する、所謂二色成形法を用いて電池カバ
ー27を同時に形成すれば、プラスチックカバー29に
ゴム板31を貼り合わせる工程もなくすことができ、更
に組立コストを低減させることができる。
【0014】なお、この第一の実施形態による電池カバ
ー27の変形例としては、プラスチックカバーの表面に
凹部を形成し、この凹部に突起を形成したゴム板(又
は、格子状のゴム体等)を貼り合わせる構造とすること
もできる。この変形例によれば、プラスチックカバーに
貫通穴を穿設せずに済み、防水・防塵性、プラスチック
カバーの強度向上が期待できる。
ー27の変形例としては、プラスチックカバーの表面に
凹部を形成し、この凹部に突起を形成したゴム板(又
は、格子状のゴム体等)を貼り合わせる構造とすること
もできる。この変形例によれば、プラスチックカバーに
貫通穴を穿設せずに済み、防水・防塵性、プラスチック
カバーの強度向上が期待できる。
【0015】次に、本発明による携帯機器用電池カバー
の第二の実施形態を説明する。図2は本発明による携帯
機器用電池カバーの第二の実施形態を示す機器の側面断
面図である。この実施形態による電池カバー41におい
て、プラスチックカバー29の背面にゴム板43を貼り
合わせ、ゴム板43の第一突起35をプラスチックカバ
ー29の穴33から突出させた構造は、第一の実施形態
と同様である。
の第二の実施形態を説明する。図2は本発明による携帯
機器用電池カバーの第二の実施形態を示す機器の側面断
面図である。この実施形態による電池カバー41におい
て、プラスチックカバー29の背面にゴム板43を貼り
合わせ、ゴム板43の第一突起35をプラスチックカバ
ー29の穴33から突出させた構造は、第一の実施形態
と同様である。
【0016】一方、電池収容室23側のゴム板43の縁
部には、環状の第二突起45を周設してある。第二突起
45は、電池カバー41を電池収容室開口部25に取り
付けた際、装置筐体21に密接するようになっている。
部には、環状の第二突起45を周設してある。第二突起
45は、電池カバー41を電池収容室開口部25に取り
付けた際、装置筐体21に密接するようになっている。
【0017】このように構成した電池カバー41では、
第二突起45をゴム板43に設けたことにより、電池カ
バー41を筐体21に取り付けると、電池カバー41と
筐体21とが第二突起45を介して密接し、シール構造
を形成する。
第二突起45をゴム板43に設けたことにより、電池カ
バー41を筐体21に取り付けると、電池カバー41と
筐体21とが第二突起45を介して密接し、シール構造
を形成する。
【0018】この第二の実施形態による電池カバー41
によれば、ゴム板43に第二突起45を周設し、この第
二突起45が筐体21に密接するようにしたので、電池
カバー41と筐体21との隙間をシールすることがで
き、水や埃の侵入を防止することができる。
によれば、ゴム板43に第二突起45を周設し、この第
二突起45が筐体21に密接するようにしたので、電池
カバー41と筐体21との隙間をシールすることがで
き、水や埃の侵入を防止することができる。
【0019】そして、このシール構造は、プラスチック
カバー29にゴム板43を貼り合わせる基本構成に加
え、新たな部品、及び新たな組立工程を追加することな
く構成することができる。即ち、基本構成に部品コスト
や組立コストを増大させることなく、防水、防塵構造を
実現することができる。
カバー29にゴム板43を貼り合わせる基本構成に加
え、新たな部品、及び新たな組立工程を追加することな
く構成することができる。即ち、基本構成に部品コスト
や組立コストを増大させることなく、防水、防塵構造を
実現することができる。
【0020】また、従来、防水・防塵機能を追加するに
は、Oリングを用いるのが一般的な方法であった。この
構造は、電池カバー或いは装置筐体にOリング収容溝を
周設し、そこにOリングを嵌着するというものであっ
た。しかし、このような構造は、Oリングを嵌着する作
業が容易でなく、組立コストを増大させる問題があっ
た。即ち、Oリングを確実に固定することが容易でない
一方で、ユーザーの無理な引っ張り行為などによっても
Oリングが外れないようにする必要があり、このため接
着又は他の方法を用いてOリングを確実に固定しなけれ
ばならず、これが組立コストを増大させる要因となって
いた。これに対し、第二の実施形態による電池カバー4
1では、上述のような複雑な構造及び煩雑な組立工程が
不要となり、上述の問題を解決して、防水・防塵機能を
容易に実現することができる。
は、Oリングを用いるのが一般的な方法であった。この
構造は、電池カバー或いは装置筐体にOリング収容溝を
周設し、そこにOリングを嵌着するというものであっ
た。しかし、このような構造は、Oリングを嵌着する作
業が容易でなく、組立コストを増大させる問題があっ
た。即ち、Oリングを確実に固定することが容易でない
一方で、ユーザーの無理な引っ張り行為などによっても
Oリングが外れないようにする必要があり、このため接
着又は他の方法を用いてOリングを確実に固定しなけれ
ばならず、これが組立コストを増大させる要因となって
いた。これに対し、第二の実施形態による電池カバー4
1では、上述のような複雑な構造及び煩雑な組立工程が
不要となり、上述の問題を解決して、防水・防塵機能を
容易に実現することができる。
【0021】なお、この実施形態による電池カバー41
においても、第一の実施形態と同様に、プラスチックカ
バー29とゴム板43とを一体成形する二色成形法によ
って、部品点数を減らし、更に組立コストを低減させる
ことができる。
においても、第一の実施形態と同様に、プラスチックカ
バー29とゴム板43とを一体成形する二色成形法によ
って、部品点数を減らし、更に組立コストを低減させる
ことができる。
【0022】次に、本発明による携帯機器用電池カバー
の第三の実施形態を説明する。図3は本発明による携帯
機器用電池カバーの第三の実施形態を示す機器の側面断
面図である。この実施形態による電池カバー51におい
て、プラスチックカバー29の背面にゴム板53を貼り
合わせ、ゴム板53の第一突起35をプラスチックカバ
ー29の穴33から突出させた構造は、第一、第二の形
態と同様である。
の第三の実施形態を説明する。図3は本発明による携帯
機器用電池カバーの第三の実施形態を示す機器の側面断
面図である。この実施形態による電池カバー51におい
て、プラスチックカバー29の背面にゴム板53を貼り
合わせ、ゴム板53の第一突起35をプラスチックカバ
ー29の穴33から突出させた構造は、第一、第二の形
態と同様である。
【0023】一方、ゴム板53には、電池パック55の
端面(表裏面に直交する側面)に当接するリブ57を突
設してあり、且つ電池パック55との対向面に、電池パ
ック55の表面に当接する第三突起59を突設してあ
る。なお、リブ57は、全端面に当接する環状のもの、
又は任意の端面の一部分に当接するもののいずれであっ
てもよい。
端面(表裏面に直交する側面)に当接するリブ57を突
設してあり、且つ電池パック55との対向面に、電池パ
ック55の表面に当接する第三突起59を突設してあ
る。なお、リブ57は、全端面に当接する環状のもの、
又は任意の端面の一部分に当接するもののいずれであっ
てもよい。
【0024】このように構成した電池カバー51では、
装置を持ち歩き、又は落下し、又はぶつけることによ
り、電池パック55に振動や衝撃が加わった際、リブ5
7が電池パック55のX、Z方向の移動を規制し、第三
突起59が電池パック55のY方向の移動を規制する。
これにより、電池パック55が装置筐体21内で他部材
と干渉することがなくなる。そして、リブ57及び第三
突起59は、ゴム板53の一部分であることから、弾性
を有し、十分な緩衝効果を発揮する。
装置を持ち歩き、又は落下し、又はぶつけることによ
り、電池パック55に振動や衝撃が加わった際、リブ5
7が電池パック55のX、Z方向の移動を規制し、第三
突起59が電池パック55のY方向の移動を規制する。
これにより、電池パック55が装置筐体21内で他部材
と干渉することがなくなる。そして、リブ57及び第三
突起59は、ゴム板53の一部分であることから、弾性
を有し、十分な緩衝効果を発揮する。
【0025】この第三の実施形態による電池カバー51
によれば、ゴム板53の背面に、リブ57と第三突起5
9とを設けたので、電池パック55をX、Y、Zの6方
向で保持することができ、振動や衝撃から電池パック5
5及び隣接部材を保護することができる。
によれば、ゴム板53の背面に、リブ57と第三突起5
9とを設けたので、電池パック55をX、Y、Zの6方
向で保持することができ、振動や衝撃から電池パック5
5及び隣接部材を保護することができる。
【0026】そして、この電池パック保護構造は、プラ
スチックカバー29にゴム板53を貼り合わせる基本構
成に加え、新たな部品、及び新たな組立工程を追加する
ことなく構成することができる。即ち、従来では、電池
パック保護構造を実現するのに、スポンジシート等を電
池カバーに貼り付けていたが、電池カバー51を用いる
ことで、電池パック保護機能のみに用いる単独部品の追
加を不要にすることができる。
スチックカバー29にゴム板53を貼り合わせる基本構
成に加え、新たな部品、及び新たな組立工程を追加する
ことなく構成することができる。即ち、従来では、電池
パック保護構造を実現するのに、スポンジシート等を電
池カバーに貼り付けていたが、電池カバー51を用いる
ことで、電池パック保護機能のみに用いる単独部品の追
加を不要にすることができる。
【0027】更に、この実施形態による電池カバー51
においても、第一、第二の実施形態と同様に、プラスチ
ックカバー29とゴム板53とを一体成形する二色成形
法によって、部品点数を減らし、更に組立コストを低減
させることができる。
においても、第一、第二の実施形態と同様に、プラスチ
ックカバー29とゴム板53とを一体成形する二色成形
法によって、部品点数を減らし、更に組立コストを低減
させることができる。
【0028】なお、上述の第一、第二、第三の実施形態
では、携帯電話機、PHS電話機等の装置について説明
したが、本発明による電池カバーは、これ以外の機器、
例えばコードレス電話機、テレビ等AV機器や家電製品
のリモコン、携帯情報端末、電子手帳、携帯音響装置、
トランシーバ等、電池で駆動し、電池カバーを有する全
ての機器に適用することができるものである。
では、携帯電話機、PHS電話機等の装置について説明
したが、本発明による電池カバーは、これ以外の機器、
例えばコードレス電話機、テレビ等AV機器や家電製品
のリモコン、携帯情報端末、電子手帳、携帯音響装置、
トランシーバ等、電池で駆動し、電池カバーを有する全
ての機器に適用することができるものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る携帯機器用電池カバーによれば、ゴム材からなる第一
突起を電池カバーから突出させたので、プラスチック材
で突起を形成した場合と異なり、十分な滑り止め効果を
得ることができる。そして、プラスチックカバーにゴム
の貼り合わせる簡素な構造であるため、従来のゴム板を
筐体に挟み込む構造に比べて、部品形状を単純にでき、
部品コストを低減することができるとともに、組立作業
が容易となり、組立コストを低減することができる。
る携帯機器用電池カバーによれば、ゴム材からなる第一
突起を電池カバーから突出させたので、プラスチック材
で突起を形成した場合と異なり、十分な滑り止め効果を
得ることができる。そして、プラスチックカバーにゴム
の貼り合わせる簡素な構造であるため、従来のゴム板を
筐体に挟み込む構造に比べて、部品形状を単純にでき、
部品コストを低減することができるとともに、組立作業
が容易となり、組立コストを低減することができる。
【図1】本発明による携帯機器用電池カバーの第一の実
施形態を示す図で(A)は機器の側面断面図(B)は
(A)のc−c矢視を示すものである。
施形態を示す図で(A)は機器の側面断面図(B)は
(A)のc−c矢視を示すものである。
【図2】本発明による携帯機器用電池カバーの第二の実
施形態を示す機器の側面断面図である。
施形態を示す機器の側面断面図である。
【図3】本発明による携帯機器用電池カバーの第三の実
施形態を示す機器の側面断面図である。
施形態を示す機器の側面断面図である。
【図4】従来の携帯機器用電池カバーを示す図で(A)
は機器の平面図(B)は(A)のa−a矢視を示すもの
である。
は機器の平面図(B)は(A)のa−a矢視を示すもの
である。
【図5】従来の他の携帯機器用電池カバーを示す図で
(A)は機器の平面図(B)は(A)のb−b矢視を示
すものである。
(A)は機器の平面図(B)は(A)のb−b矢視を示
すものである。
21 筐体 23 電池収容室 25 電池収容室開口部 27、41、51 携帯機器用電池カバー 29 プラスチックカバー 31、43、53 ゴム板 33 穴 35 第一突起 45 第二突起 55 電池パック 57 リブ 59 第三突起
Claims (6)
- 【請求項1】 電池収容室を有する筐体の該電池収容室
の開口部に取り付ける携帯機器用電池カバーであって、 プラスチックカバーと、 該プラスチックカバーに貼り合わされ少なくともその一
部分を該プラスチックカバーの表面から突出させるゴム
板とを具備したことを特徴とする携帯機器用電池カバ
ー。 - 【請求項2】 前記プラスチックカバーに穴を穿設し、
前記ゴム板の一方の面に第一突起を突設し、前記ゴム板
を前記プラスチックカバーの背面に貼り合わせるととも
に該第一突起を前記穴から突出させたことを特徴とする
請求項1記載の携帯機器用電池カバー。 - 【請求項3】 前記筐体に密接する環状の第二突起を前
記ゴム板の他方の面に周設したことを特徴とする請求項
2記載の携帯機器用電池カバー。 - 【請求項4】 前記電池収容室に収容した電池パックの
端面に当接するリブを前記ゴム板の他方の面に突設した
ことを特徴とする請求項2又は3記載の携帯機器用電池
カバー。 - 【請求項5】 前記電池パックの表面に当接する第三突
起を前記ゴム板の他方の面に突設したことを特徴とする
請求項2、3又は4記載の携帯機器用電池カバー。 - 【請求項6】 前記プラスチックカバーと前記ゴム板と
を一体成形したことを特徴とする請求項1、2、3、4
又は5記載の携帯機器用電池カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150540A JPH09331160A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 携帯機器用電池カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150540A JPH09331160A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 携帯機器用電池カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331160A true JPH09331160A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15499107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150540A Pending JPH09331160A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 携帯機器用電池カバー |
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JP (1) | JPH09331160A (ja) |
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1996
- 1996-06-12 JP JP8150540A patent/JPH09331160A/ja active Pending
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