JPH09328118A - 計量器付包装用箱 - Google Patents

計量器付包装用箱

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Publication number
JPH09328118A
JPH09328118A JP8166881A JP16688196A JPH09328118A JP H09328118 A JPH09328118 A JP H09328118A JP 8166881 A JP8166881 A JP 8166881A JP 16688196 A JP16688196 A JP 16688196A JP H09328118 A JPH09328118 A JP H09328118A
Authority
JP
Japan
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piece
drawer
box
hole
inner box
Prior art date
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Pending
Application number
JP8166881A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Watanabe
信介 渡辺
Kazushi Takamatsu
一志 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOWA PACK KK
Asahi Insatsu Shiki KK
Original Assignee
KYOWA PACK KK
Asahi Insatsu Shiki KK
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Publication date
Application filed by KYOWA PACK KK, Asahi Insatsu Shiki KK filed Critical KYOWA PACK KK
Priority to JP8166881A priority Critical patent/JPH09328118A/ja
Publication of JPH09328118A publication Critical patent/JPH09328118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/76Contents-dispensing means for discharging metered quantities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に米等の粒状物を収容し、小型で持ち運
びが可能で、被収容物が必要なときには一定量を確実に
取り出すことができる。 【解決手段】 紙製の箱体10で、外箱12と内箱45
と、外箱12の底部に位置し内箱45の底面を支持する
ガイド部69を有する。外箱12の一側面の下方に設け
られた引出用透孔37と、この引出用透孔37に摺動可
能に嵌合された引出91と、引出91の内側にはめ込ま
れ上方が開口した計量器122とを備える。計量器12
2に対向する内箱45の底部に、透孔59が設けられ、
内箱45内の被収容物が計量器122内に落下可能に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、米等の細かい粒
状物を収容して保管し、この被収容物を一定量計量して
随時取り出すことができる計量器付包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば米は、販売や輸送される時
の包装は、比較的厚くて丈夫なビニール等の袋を用いて
いた。さらに、米を家庭で保存する時は、米びつが使用
されている。米びつは米を保管するとともに、米が必要
なときには一定量の米を計量して取り出すことができる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、袋に持手等がないことから、袋入りの米は重い上に
持ちにくいものであった。また、米びつは、家庭の台所
などに据え置かれる比較的大きなものであり、搬送がで
きず、例えばキャンプの際に屋外へ持ち運びすることは
不可能であり、単身者にとっては従来の米びつが大き過
ぎる場合が多かった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、確実に米等の粒状物を収容し、小
型で持ち運びが可能で、被収容物が必要なときには一定
量を確実に取り出すことができる計量器付包装用箱を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙製の箱体
で、外箱と内箱と、外箱の底部に位置し内箱の底面を支
持するガイド部と、外箱の一側面の下方に設けられた引
出用透孔と、この引出用透孔に摺動可能に嵌合された引
出と、引出の内側にはめ込まれ上方が開口した計量器と
からなり、上記計量器に対向する内箱の底部に透孔が設
けられている計量器付包装用箱である。
【0006】そして上記ガイド部には、引出用透孔に連
通したガイド溝が設けられ、このガイド溝に摺動可能に
上記引出が嵌合されている。上記引出の引出用透孔側に
は、上記計量器が設けられ、計量器以外の引出上面に
は、上記内箱の底部に接する平面が形成されている。ま
た、上記外箱の上面には、持ち手が形成され、上記外箱
の一側面には透明なフィルムが張られた透孔が設けられ
ている。さらに内箱の上記透孔に対向する部分にも、透
明なフィルムが張られた透孔が設けられている。
【0007】この発明の計量器付包装用箱は、内箱に収
容された米が、内箱の底部の透孔から下方に位置する計
量器に満杯になるまで落下する。そして、米が必要なと
きに、外箱の引出用透孔から、計量器を載せている引出
を引き出す。その際に外箱に設けられた引出用透孔の上
方の外箱側壁に、計量器の満杯の米がすり切られ、計量
器に一定量の米が計り取られる。引出を引き出した状態
では、内箱の底部の透孔に引出の上面が当接し、内箱に
収容された米が落下することはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明
の一実施形態の計量器付包装用箱10を示すもので、計
量器付包装用箱10は図3〜図7に示すように、外箱形
成片12、内箱形成片45、ガイド部形成片69、引出
形成片91、計量器形成片122を、各々組み立て互い
に組み合わせたものである。外箱形成片12、内箱形成
片45、ガイド部形成片69、引出形成片91、計量器
形成片122は、各々厚紙製の一枚のブランクシートを
打ち抜いて形成されている。
【0009】まず、外箱形成片12について図3に基づ
いて説明する。外箱形成片12は、外箱側面13、1
4、15、16が、一体に連接して形成されている。さ
らに組み立て状態で外箱側面16の内側に糊付けされる
糊付け片11が外箱側面13の側方に連接して形成され
ている。そして、糊付け片11、外箱側面13、14、
15、16はそれぞれ折罫線で区切られている。外箱側
面14の中央には、縦長の透孔35が設けられ、透孔3
5には透明なフィルム36が張り付けられている。
【0010】上蓋片17は、折罫線で外箱側面13の上
端と、上蓋片18は、折罫線で外箱側面15の上端と区
切られている。上蓋片17の端部の中央には、台形の持
手19が形成され、持手19の両脇には切欠部20が設
けられている。持手19の内側には、台形状の山型をし
た切込線21が設けられ、切込線21の両端部から水平
方向に外側へ向かって折罫線が形成されている。上蓋片
18にも持手22が設けられ、持手22の両脇には切欠
部20が設けられている。持手22の内側には、台形状
の切込線23が設けられ、切込線23の持ち手22側の
直線部分は折罫線24となっている。切込線23の折罫
線24と平行な辺には、切込線23の内側と上蓋片18
との連接を行なう連続部25が、例えば2カ所切り残さ
れて形成されている。
【0011】フラップ26は、折罫線で外箱側面14の
上端と、またフラップ27は内箱側面16の上端と区切
られている。フラップ26、27は略台形で、内箱側面
14、16との間の各々の折罫線の中心から、垂直方向
に沿って、細孔28が設けられている。
【0012】底蓋片29は、折罫線で外箱側面13の下
端と、また底蓋片30は、折罫線で外箱側面15の下端
と区切られている。底蓋片29の端部には、略台形の切
欠部31が設けられ、切欠部31の深い部分の図面にお
いて右側から、外箱側面13、14間の折罫線に向かっ
て、折罫線32が設けられている。折罫線32で区切ら
れた先端部分は、糊付片42となる。底蓋片30の端部
にも、略台形の切欠部31、折罫線32、糊付け片42
が設けられている。
【0013】底フラップ33は、折罫線で外箱側面14
の下端と、また底フラップ34は、折罫線で外箱側面1
6の下端と区切られている。底フラップ33、34は、
略台形に形成されている。
【0014】外箱側面14の下方には、矩形の引出用透
孔37が底フラップ33と接して形成されている。引出
用透孔37は、底フラップ33に接する辺に平行な辺
は、折罫線38で形成され、その他の各辺は切込線39
で形成されている。底フラップ33に接する切欠線39
には、左右2カ所連続部41が切り残されて設けられて
いる。連続部41、41の中間に、半円形の透孔40が
切込線39に接して設けられている。また、引出用透孔
37の、底フラップ33に接する辺に垂直な辺の外側に
も、半円形の透孔40が切込線39に接して各1個設け
られている。
【0015】次に内箱形成片45について図4に基づい
て説明する。内箱形成片45は、内箱側面46、47、
48、49が、一体に連接して形成されている。さらに
組み立て状態で内箱側面49の内側に糊付けされる糊付
け片50が外箱46の側方に連接して形成されている。
そして、糊付け片50、内箱側面46、47、48、4
9はそれぞれ折罫線で区切られている。
【0016】内箱側面47の中央には縦長の透孔51が
設けられ、透孔51には透明なフィルム36が張り付け
られている。内箱側面46、48の下端は、内箱側面4
7から離れている方の角部が傾斜線52で切り欠かれて
いる。内箱側面49は、内箱側面48の傾斜線52の上
端位置が下端となり、内箱側面49は、その他の各内箱
側面より、縦方向が短いものとなる。
【0017】上蓋片53は、折罫線で内箱側面48の上
端と区切られている。上蓋片53は、組み立て状態で内
箱の上蓋部分を一枚で覆う大きさである。そしてフラッ
プ54は内箱側面46の上端と、フラップ55は内箱側
面47の上端と、フラップ56は内箱側面49の上端
と、それぞれ折罫線で区切られている。
【0018】内箱側面47の下端には、底蓋片57、5
8が内箱側面47と同一の幅で連接して形成されてい
る。内箱側面47、底蓋片57、58はそれぞれ折罫線
で区切られている。底蓋片57は、組み立て状態で内箱
側面46、48の下端の水平な部分に連接する大きさ
で、底蓋片58は、組み立て状態で内箱側面46、49
の傾斜線52に連接する大きさである。底蓋片57に
は、底蓋片57の中央より少し内箱側面47に近い位置
に、透孔59が設けられている。
【0019】内箱側面46の下端には、傾斜線52に糊
付け片60が、また水平な部分に糊付け片61が、それ
ぞれ折罫線で内箱側面46と区切られている。内箱側面
48の下端にも、内箱側面46と同様に傾斜線52に糊
付け片63が、また水平な部分に糊付け片62が、それ
ぞれ折罫線で区切られている。そして、糊付け片64
は、折罫線で底蓋片58の下端と区切られている。
【0020】次にガイド部形成片69について図5に基
づいて説明する。ガイド部形成片69は図面の左側から
ガイド部側面70、71、72、引出ガイド片73、7
4、75、ガイド部側面76、77、78が、一体に連
接して形成されている。そして、上記ガイド部側面7
0、71、72、引出ガイド片73、74、75、ガイ
ド部側面76、77、78は、図面上左からそれぞれ折
罫線79〜86で区切られている。折罫線79〜86に
は、各々点線状の切込み線が設けられている。
【0021】そして、ガイド部側面70、78の端部の
両角は切り欠かれている。引出ガイド片74の一端部に
は、後述する引出形成片91のストッパーとなる係合片
87が、折罫線で区切られている。引出ガイド片73の
図面上の上端は、ガイド部側面72に隣接する角部が切
り欠かれている。引出ガイド片75の上端も、ガイド部
側面76に隣接する角部が切り欠かれている。
【0022】次に引出形成片91について図6に基づい
て説明する。引出形成片91は、引出底面92、引出側
面93、引出上面94、引出側面95が、一体に連接し
て形成されている。さらに、組み立て状態で引出側面9
5の内側に糊付けされる糊付け片96が引出底面92の
側方に連接して形成されている。そして、糊付け片9
6、引出底面92、引出側面93、引出上面94、引出
側面95は、それぞれ折罫線で区切られている。
【0023】蓋部97と差込片98は、折罫線で引出上
面94の一端に各々折罫線で区切られている。そして、
フラップ99は引出側面93と、フラップ100は引出
側面95と、各々折罫線で区切られている。引出側面9
3、95の、各々フラップ99、100の反対側には、
フラップ101、102が各々折罫線で区切られてい
る。また、引出形成片91を組み立て状態でガイド部形
成片69に嵌合した際に、引出が抜けないように係合片
87と係止されてストッパーの役割をする係合片103
は、折罫線で引出底面92と区切られている。
【0024】引出上面94の蓋部97と反対側の端部
は、隣接する引出側面93と95のほぼ半分の長さに位
置し、さらに引出の内部を形成する連結片104、底片
105が連接して形成されている。連結片104、底片
105は、引出上面94よりわずかに小さい幅に形成さ
れている。引出上面94と連結片104との境界線は、
折罫線106で区切られている。連結片104と底片1
05との境界線は、連結片104側に膨らんだ浅いコの
字型の切込線107が中心に設けられ、切込線107の
両端から図面上水平に外側に向かって折罫線108が各
一本設けられている。連結片104、底片105と、引
出側面93、95との間は、細い分割溝109で分断さ
れている。分割溝109には、引出側面93、95側に
それぞれ三角形状に突出した切欠部110が設けられて
いる。
【0025】引出底面92の、係合片103と反対側の
端部には、外側側面111、内側側面112、底片11
3が連接して形成され、外側側面111、内側側面11
2、底片113は、引出底面92よりわずかに小さい幅
に形成されている。引出底面92、外側側面111、内
側側面112、底片113は、折罫線114、115、
116で区切られており、折罫線116には、3カ所に
切込線が設けられている。引出底面92の中央付近には
折罫線114側に膨らんだコの字型の切込み線117が
設けられている。
【0026】次に計量器形成片122について図7に基
づいて説明する。計量器形成片122は、略正方形の底
面123を有し、各片に外側側面124、125、12
6、127が、各々折罫線で区切られており、外側側面
124、125、126、127にはさらに内側側面1
28、129、130、131が、各々折罫線で区切ら
れて設けられている。外側側面124〜127には、互
いに直角に位置する外側側面と外側側面との間に、底面
123の各角部から菱形状の折りたたみ片132、13
3、134、135が設けられ、各外側側面と折罫線で
区切られて設けられている。折りたたみ片132〜13
5には、底面123の各角部から折りたたみ片132〜
135の中心を貫通する折罫線がそれぞれ設けられ、折
罫線の底面123側の半分には、各々切込線が設けられ
ている。
【0027】内側底片136は、折罫線で内側側面12
8の端部に区切られ、この折罫線上の3カ所に切込線が
設けられている。さらにフラップ137は、折罫線で内
側側面128の両側に区切られている。また、押片13
8、139、140は、折罫線で内側側面129、13
0、131の端部に各々区切られ、この折罫線上にも各
3カ所切込線が設けられている。そして、フラップ14
1は折罫線で、内側側面130の両側に区切られてい
る。
【0028】次にこの実施の形態の計量器付包装用箱1
0の組み立て方法について、図面に基づいて説明する。
なおここで図3〜図7は各形成片の表面側を見たもので
あり、図3〜図7において紙面表面側が凸になる折り方
を正折り、そして紙面表面が凹になる折り方を逆折りと
称する。
【0029】最初に、外箱形成片12の組み立てについ
て図3に基づいて説明する。まず、連続部41、41を
分断し、切込線39で囲まれた部分を折罫線38で正折
りし、さらに切込線39で囲まれた部分の裏面を外箱側
面14の裏面に糊付けし、引出用透孔37が開口され
る。そして、糊付片11、外箱側面13、14、15、
16を互いに略直角となるように折罫線で正折りし、糊
付片11の表面を外箱側面16の裏面に糊付けする。底
蓋片29、30、底フラップ33、34は、外箱側面1
3、14、15、16から各々略直角に折罫線で正折り
する。糊付片42、42の裏面を、糊付片42、42に
各々隣接する底フラップ33、34の表面に糊付けす
る。その後、底蓋片29の、糊付片42と反対側の端部
を、底フラップ34の裏面側に差込み、そして底蓋片3
0の、糊付片42と反対側の端部を、底フラップ33の
裏面側に差し込んで固定する。
【0030】次に、ガイド部形成片69の組み立てにつ
いて図5に基づいて説明する。折罫線79、80、8
1、84、85、86を各々略直角に正折りし、また折
罫線82、83を、各々略直角に逆折りする。ガイド部
側面70の裏面と引出ガイド片74の裏面が重なる部分
を互いに糊付けし、またガイド部側面78の裏面と引出
ガイド片74の裏面が重なる部分を互いに糊付けする。
これにより、引出ガイド片73、74、75は、コの字
型のガイド溝88を形成する。係合片87は引出ガイド
片74から折罫線で逆折りする。
【0031】このように組み立てられたガイド部形成片
69を、上記外箱形成片12の底部分に据え置く。この
時、ガイド部側面72、76が上方となり、引出ガイド
片74の係合片87側の片が、引出用透孔37に対向す
るように設置する。
【0032】次に、引出形成片91の組み立てについて
図6に基づいて説明する。糊付け片96、引出底面9
2、引出側面93、引出上面94、引出側面95を、互
いに略直角となるように折罫線で正折りする。糊付片9
6の表面を引出側面95の裏面に糊付けする。係合片1
03は、引出底面92から折罫線で逆折りし、係合片1
03の表面と引出底面92の表面を糊付けする。フラッ
プ99、100は引出側面93、95と各々略直角とな
るように折罫線で正折りする。その後、蓋部97を引出
上面94と略直角となるように折罫線で正折りし、さら
に差込片98を蓋部97と略直角となるように折罫線で
正折りし、引出底面92の裏面に沿って差し込む。連結
片104は、折罫線106で引出上面94から略直角に
正折りし、底片105は、切込線107と折罫線108
で、連結片104から略直角に逆折りする。切込線10
7で形成される底片105の突出部分は、切込線117
に差し込まれ、固定される。フラップ101、102
は、引出側面93、95と略直角となるように折罫線で
正折りし、その後外側側面111は引出底面92と略直
角となるように折罫線114で正折りし、さらに内側側
面112を折罫線115で正折りしてフラップ101、
102を包み込むようにする。そして、底片113を折
罫線116で略直角に逆折りして底片105に重ねて固
定する。これにより、内側側面112、底片113、連
結片104、引出側面93、95とで囲まれた、計量器
収容部118が形成される。
【0033】さらに、計量器形成片122の組み立てに
ついて図7に基づいて説明する。外側側面124、12
5、126、127を、底面123と略直角となるよう
にそれぞれ折罫線で正折りし、このとき外側側面124
〜127と折りたたみ片132、133、134、13
5との間の折罫線は各々正折りで、折りたたみ片132
〜135の中央の折罫線は各々逆折りする。
【0034】折りたたみ片133を外側側面125の裏
面側に倒し、折りたたみ片134を外側側面127の裏
面側に倒す。さらに内側側面130を外側側面126か
ら折罫線で正折りし、フラップ141、141を内側側
面130と略直角となるように逆折りする。押片139
は内箱側面130から折罫線で逆折りする。このときフ
ラップ141、141は折りたたみ片133、134と
各々重ねられる。外側側面126の裏面と内側側面13
0の裏面は互いに糊付けされる。
【0035】そして、折りたたみ片132を外側側面1
25の裏面側に倒し、折りたたみ片135を外側側面1
27の裏面側に倒す。さらに内側側面128を外側側面
124から折罫線で正折りし、フラップ137、137
を内側側面128と略直角となるように折罫線で逆折り
する。内側底片136は、内側側面128と略直角とな
るように逆折りする。このときフラップ137、137
は折りたたみ片132、135と各々重ねられる。外側
側面124の裏面と内側側面128の裏面は互いに糊付
けされる。
【0036】そして、内側側面129は、外側側面12
5から折罫線で正折りし、押片138は内側側面129
から折罫線で略直角に逆折りする。このとき、外側側面
125の裏面と内側側面129の裏面は互いに糊付けさ
れる。また、内側側面131は、外側側面127から折
罫線で正折りし、押片140は内側側面131から折罫
線で逆折りする。このとき、外側側面127の裏面と内
側側面131の裏面は互いに糊付けされる。 内側底片
136は、押片138、139、140の上方に引き出
し、内側側面128〜131の底面123側の辺に、隣
接するように設置する。
【0037】このように組み立てられた計量器形成片1
22を、上記引出形成片91で組み立てられた計量器収
容部118に入れ、さらに引出形成片91を、上記ガイ
ド部形成片69で組み立てられたガイド溝88に嵌合さ
せる。この時、計量器形成片122が引出用透孔37に
近い位置となるように設置する。
【0038】次に、内箱形成片45の組み立てについて
図4に基づいて説明する。糊付け片50、内箱側面4
6、47、48、49を互いに略直角となるように折罫
線で正折りし、糊付け片50の表面を内箱側面49の裏
面に糊付けする。そして、糊付片60、61は内箱側面
46と、また糊付け片62、63は内箱側面48と、略
直角となるように各々折罫線で正折りする。その後、底
蓋片57は内箱側面47から折罫線で略直角に正折り
し、底蓋片58は底蓋片57から折罫線で傾斜線52に
沿う角度で折罫線で正折りし、糊付け片64は底蓋片5
8から折罫線で正折りし、内箱側面49の表面に重ねら
れる。このとき、糊付け片61、62の表面と底蓋片5
7の裏面とは互いに糊付けされ、また糊付け片60、6
3の表面と底蓋片58の裏面も糊付けされる。そして、
糊付け片64の裏面と内箱側面49の表面も糊付けされ
る。
【0039】透孔59には、二つ折りにされたフィルム
65が取り付けられている。フィルム65は、折り返し
部分が底蓋片58側となり、端部が内箱側面47側とな
り、フィルム65の底蓋片57に接する面は、透孔59
の縁周部を一周して、底蓋片57と接着剤等で糊付けさ
れている。フィルム65の、底蓋片57に当接していな
い方の一端部は、他方の端部より長く、底蓋片57より
外側に突出している。
【0040】このように内箱側面46、47、48、4
9と、底蓋片57、58を組み立てた状態で、内箱形成
片45の中に被収容物である米146を一定量入れる。
この後、フラップ55、56は内箱側面47、49と略
直角となるように折罫線で正折りし、さらにフラップ5
4は内箱側面46と略直角となるように折罫線で正折り
する。そして、上蓋片53は内箱側面48と略直角とな
るように折罫線で正折りし、上蓋片53の裏面は上記フ
ラップ54の表面と糊付けされる。このように、米を収
容した内箱形成片45は、上記外箱形成片12の中に入
れる。このとき上記外箱形成片12の透孔35と、内箱
形成片の透孔51が、互いに重なる方向に設置する。
【0041】そして、上蓋片17、18を、外箱側面1
3、15から略直角に折罫線で正折りし、さらに持ち手
19、22が互いに合掌状態となるように、上蓋片1
7、18から略直角に折罫線で各々逆折りする。この
時、上蓋片18の連続部25を分断し、切込み線23で
囲まれた部分を折罫線24で正折りし、持ち手19を包
み込むようにする。そして、切込み線21で形成された
上蓋片17の突出部分は上蓋片18の表面に達し、上蓋
片18を押え固定する。そして、フラップ26、27を
外箱側面14、16からそれぞれ折罫線で正折りし、細
孔28を切欠部20に嵌合させて、上蓋片17、18及
び持ち手19、22を固定させ、この計量器付包装用箱
10の組み立てが完了する。
【0042】次に、計量器付包装用箱10の使用方法に
ついて図1、図2に基づいて説明する。最初の使用の際
に、引出用透孔37と引出形成片91との間隙から突出
しているフィルム65を、突出方向へ引っ張り内箱形成
片45から剥がす。すると、透孔59は開口され、内箱
形成片45の中の米146が、下方の計量器形成片12
2の中に落下する。
【0043】次に透孔40、40に指を差込み、引出形
成片91を挟持して、引出形成片91を外箱形成片12
から手前に引き出す。これにより、計量器形成片122
をほぼ満杯に満たした一定量の米146が、計量器形成
片122に計り取られる。引出形成片91が外箱形成片
12から十分に引き出された状態のとき、図5に示す係
合片87と図6に示す係合片103とが互いに係合し、
引出形成片91がガイド部形成片69から引き抜かれる
ことを防止する。また、このとき内箱の透孔59は引出
上面94で塞がれ、米146が落下することがない。そ
して、切欠部110より計量器形成片122を挟持し、
計量器形成片122を持ち上げ、計量器形成片122内
の米146を器にあける。
【0044】この実施の形態の計量器付包装用箱10に
よれば、米を包装して輸送や店頭での陳列を行ない、ま
た家庭では米櫃として使用することができる。計量器付
包装用箱10は、簡単な構造で一回に一定量の米を取り
出すことができ、単身者や、キャンプ場等で使用する際
に手軽で便利である。持ち手19、22で簡単に片手で
持ち運ぶことができる。また、フラップ26、27を切
り欠き部20、20から各々外し、持ち手19、22、
フラップ26、27を外箱側面13〜16と各々直角と
なるように組み直すと平坦な上蓋部が形成され、複数個
の計量器付包装用箱10を安定して縦に積み重ねること
ができる。
【0045】そして、フィルム65を剥がすことにより
始めて米146を取り出すことができ、異物の侵入を防
ぎ、改ざん防止効果がある。また、計量器付包装用箱1
0の側面には透明なフィルム36を張った透孔35が設
けられ、透孔35から中の米を目視し、米の残量を確認
することができる。内箱形成片45の底蓋片58は透孔
59に向かって傾斜されているため、内箱形成片45の
底付近の米は円滑に透孔59に送られ、残量が少なくて
も米が残ったりすることがない。計量器付包装用箱10
は大部分が紙でできているため、外箱形成片12に印刷
が施しやすく、印刷の方法やインクの種類などに制限が
なく、自由に印刷することができる。また、軽くて加工
しやすい上、廃棄は焼却のみで比較的簡単に行なうこと
ができる。
【0046】なお、この発明の計量器付包装用箱は、上
記実施の形態に限定されるものではなく、切欠部、切込
線、フラップ、透孔、糊付片等の形状は、任意に設定可
能である。
【0047】
【発明の効果】この発明の計量器付包装用箱は、米等を
収容して手軽に持ち運ぶことができ、また収容された米
等を、一定量ずつ取り出すことが可能である。そして紙
製なので軽く、処分も簡単であり、表面の装飾や、その
他の印刷も多様なものを採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の計量器付包装用箱の、
引出形成片を外箱形成片に収容した状態を示す斜視図で
ある。
【図2】この実施形態の計量器付包装用箱の、引出形成
片を外箱形成片から突出させた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】この実施形態の外箱形成片の展開図である。
【図4】この実施形態の内箱形成片の展開図である。
【図5】この実施形態のガイド部形成片の展開図であ
る。
【図6】この実施形態の引出形成片の展開図である。
【図7】この実施形態の計量器形成片の展開図である。
【符号の説明】
10 計量器付包装用箱 12 外箱形成片 19,22 持手 26,27 フラップ 35,59 透孔 36,65 フィルム 37 引出用透孔 45 内箱形成片 58 底蓋片 69 ガイド部形成片 91 引出形成片 122 計量器形成片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の箱体で、外箱と内箱と、外箱の
    底部に位置し内箱の底面を支持するガイド部と、外箱の
    一側面の下方に設けられた引出用透孔と、この引出用透
    孔に摺動可能に嵌合された引出と、引出の内側にはめ込
    まれ上方が開口された計量器とからなり、上記計量器に
    対向する内箱の底部に透孔が設けられていることを特徴
    とする計量器付包装用箱。
  2. 【請求項2】 上記ガイド部には、引出用透孔に直角
    に形成されたガイド溝を有し、このガイド溝に上記引出
    が摺動可能に嵌合され、上記引出の引出用透孔側に上記
    計量器が設けられ、この計量器以外の引出上面に上記内
    箱の底部に対向する平面が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の計量器付包装用箱。
  3. 【請求項3】 上記外箱の上面に、持ち手が形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の計量器付
    包装用箱。
  4. 【請求項4】 上記外箱の一側面には透明なフィルム
    が張られた透孔が設けられ、内箱の上記透孔に対向する
    部分には、透明なフィルムが張られた透孔が設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3記載の計量器
    付包装用箱。
JP8166881A 1996-06-05 1996-06-05 計量器付包装用箱 Pending JPH09328118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056287A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toppan Printing Co Ltd 中舟式引き出しカートン
CN104986409A (zh) * 2015-07-07 2015-10-21 天津商业大学 一种有倒出口的计量包装纸盒

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JP2008056287A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toppan Printing Co Ltd 中舟式引き出しカートン
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