JPH0932691A - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

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JPH0932691A
JPH0932691A JP11136596A JP11136596A JPH0932691A JP H0932691 A JPH0932691 A JP H0932691A JP 11136596 A JP11136596 A JP 11136596A JP 11136596 A JP11136596 A JP 11136596A JP H0932691 A JPH0932691 A JP H0932691A
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JP
Japan
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fuel injection
pump case
cam shaft
case
injection device
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JP11136596A
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Kiyoshi Hataura
潔 畑浦
Tadashi Takii
紀 滝井
Hiroshi Mikumo
博 三雲
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ポンプケース1に燃料噴射ポンプ2を固定し、
ポンプケース1内に燃料噴射カム軸3を架設した、ディ
ーゼルエンジンの燃料噴射装置において、次のようにし
た。すなわち、ポンプケース1に仮止め手段10を設
け、この仮止め手段10で燃料噴射カム軸3を回転不能
な状態でポンプケース1に仮止めできるようにした。 【効果】燃料噴射装置をエンジンに取り付ける場合、特
別な作業を行うことなく自動的に、燃料噴射時期が目標
値に設定されることになるため、エンジンの製造作業や
燃料噴射装置の交換作業の作業能率が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料噴射装置の従
来技術として図8に示すものがある。これは、本発明と
同様、次のような基本構造を備えている。すなわち、ポ
ンプケース101に燃料噴射ポンプ102を固定し、ポ
ンプケース101内に燃料噴射カム軸103を架設し、
ポンプケース101のケース端壁104に接続部105
を設け、この接続部105の中心に沿って燃料噴射カム
軸103のカム軸入力端部106を挿通し、このカム軸
入力端部106に燃料噴射カムギヤ107を特定姿勢で
固定できるようにし、ポンプケース101を接続部10
5でエンジンの調時伝動ギヤケース108に接続した際
に、燃料噴射カム軸103の中心軸線109を中心とし
てポンプケース101の姿勢を回動調節できるようにす
るとともに、ポンプケース101を回動不能な状態で調
時伝動ギヤケース108に固定できるようにしてある。
【0003】このような基本構造を備えた燃料噴射装置
は、エンジンに次のようにして取り付ける。すなわち、
図8(A)に示すように、ポンプケース101を接続部
105で調時伝動ギヤケース108に接続し、カム軸入
力端部106に燃料噴射カムギヤ107を特定姿勢で固
定し、図8(B)に示すように、各ギヤの合マーク11
4が符合するように、燃料噴射カムギヤ107をクラン
クギヤ115またはその連動ギヤ116に噛合させ、ポ
ンプケース101を所定の姿勢で調時伝動ギヤケース1
08に固定する。
【0004】この従来の燃料噴射装置は、燃料噴射装置
単独で燃料噴射時期を設定できる手段を備えていないた
め、エンジンに取り付けた後、個々のエンジン毎に次の
ような繁雑な燃料噴射時期の設定作業を行う必要があ
る。すなわち、手動でクランク軸117をゆっくり回転
118させ、燃料噴射ポンプ102の燃料吐出口の燃料
油面を目視で観察し、燃料油面が盛り上がった時点のク
ランク角をフライホイルの目盛り等で観察し、燃料噴射
時期を確認する。そして、ポンプケース101を回動さ
せてその姿勢を少しずつ変化させながら、目標とする燃
料噴射時期が得られるまで、この作業を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、燃
料噴射装置をエンジンに取り付けた後、個々のエンジン
毎に繁雑な燃料噴射時期の設定作業を行う必要があり、
これがエンジンの製造作業や燃料噴射装置の交換作業の
作業能率を低下させる要因となっている。
【0006】本発明の課題は、エンジンに取り付けた
後、繁雑な燃料噴射時期の設定作業を行う必要がない、
ディーゼルエンジンの燃料噴射装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)第1発明は、図1または図4に示すよう
に、ポンプケース1に燃料噴射ポンプ2を固定し、ポン
プケース1内に燃料噴射カム軸3を架設し、ポンプケー
ス1のケース端壁4に接続部5を設け、この接続部5の
中心に沿って燃料噴射カム軸3のカム軸入力端部6を挿
通し、このカム軸入力端部6に燃料噴射カムギヤ7を特
定姿勢で固定できるようにし、ポンプケース1を接続部
5でエンジンの調時伝動ギヤケース8に接続した際に、
燃料噴射カム軸3の中心軸線9を中心としてポンプケー
ス1の姿勢を回動調節できるようにするとともに、ポン
プケース1を回動不能な状態で調時伝動ギヤケース8に
固定できるようにした、ディーゼルエンジンの燃料噴射
装置において、次のようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、ポンプケース1に仮止め手段1
0を設け、この仮止め手段10で燃料噴射カム軸3を回
転不能な状態でポンプケース1に仮止めできるようにし
た、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装
置。
【0009】(第2発明)第2発明は、図1に示すよう
に、仮止め手段10としてポンプケース1のケース壁1
1を貫通させた一対のオネジ杆37a・37bを用い、
この一対のオネジ杆37a・37bの先端を燃料噴射カ
ム軸3の一対の箇所38a・38bに接当させ、燃料噴
射カム軸3の正逆回転3a・3bのうち、一方の回転3
aを一方のオネジ杆37aで受け止めるとともに、他方
の回転3bを他方のオネジ杆37bで受け止めるように
したことを特徴とする。
【0010】(第3発明)第3発明は、図4に示すよう
に、第1発明において、仮止め手段10としてポンプケ
ース1のケース壁11を貫通させたオネジ杆12を用
い、このオネジ杆12の先端が接当する燃料噴射カム軸
3の周面にすべり止め13を形成したことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】
(第1発明)燃料噴射装置を取り付けるエンジンの機種
と燃料噴射時期の目標値が定まると、図1(B)または
図4(B)に示すように、クランク軸17が特定の回転
位置にある時、燃料噴射カム軸3がいかなる回転位置に
くるかは、実測または計算によって一義的に定められる
ため、燃料噴射カム軸3を予めこの定められた回転位置
でポンプケース1に仮止めしておく。
【0012】そして、燃料噴射装置をエンジンに取り付
ける場合、次のようにして行う。すなわち、クランク軸
17を上記特定回転位置でクランクケースに仮止めし、
その後、従来のものと同様、図1(A)または図4
(A)に示すように、ポンプケース1を接続部5で調時
伝動ギヤケース8に接続し、カム軸入力端部6に燃料噴
射カムギヤ7を特定姿勢で固定し、図1(B)または図
4(B)に示すように、各ギヤの合マーク14が符合す
るように、燃料噴射カムギヤ7をクランクギヤ15また
はその連動ギヤ16に噛合させる。その後、ポンプケー
ス1を燃料噴射カムギヤ7の逆回転方向19に停止する
まで僅かに回転させ、その停止姿勢で調時伝動ギヤケー
ス8に固定すると、特別な作業を行うことなく自動的
に、燃料噴射時期が目標値に設定されることになる。
【0013】しかも、ポンプケース1を燃料噴射カムギ
ヤ7の逆回転方向19に停止するまで僅かに回転させる
ことによって、各ギヤ間のガタつきがなくなる。尚、ポ
ンプケース1を調時伝動ギヤケース8に固定した後は、
クランク軸17と燃料噴射カム軸3の仮止めを解除す
る。
【0014】(第2発明)第2発明では、上記第1発明
の作用に加え、次のように作用する。すなわち、図1に
示すように、燃料噴射カム軸3の正逆回転3a・3b
を、一対のオネジ杆37a・37bでそれぞれ受け止め
るため、燃料噴射カム軸3の仮止め位置からのずれをよ
り確実に防止できる。
【0015】(第3発明)第3発明では、上記第1発明
の作用に加え、次のように作用する。すなわち、図4に
示すように、ポンプケース1に燃料噴射カム軸3を仮止
めするには、ポンプケース1にボルト12を設け、燃料
噴射カム軸3の周面にすべり止め13を形成するだけで
よく、製作が簡単に行える。また、ボルト12の先端を
すべり止め13に接当させて燃料噴射カム軸3を仮止め
するので、燃料噴射カム軸3が仮止め位置からずれにく
い。
【0016】
【発明の効果】
(第1発明)第1発明によれば、次の効果を奏する。 燃料噴射装置をエンジンに取り付ける場合、特別な作
業を行うことなく自動的に、燃料噴射時期が目標値に設
定されることになるため、エンジンの製造作業や燃料噴
射装置の交換作業の作業能率が高まる。
【0017】ポンプケースを燃料噴射カムギヤの逆回
転方向に停止するまで僅かに回転させることによって、
各ギヤ間のガタつきがなくなるので、燃料噴射時期が正
確に設定される。
【0018】(第2発明)第2発明は、第1発明の効果
に加え、次の効果を奏する。 ポンプケースに一対のオネジ杆を設け、これらの先端
を燃料噴射カム軸の一対の箇所に接当させるだけでよい
ため、簡単に製作でき、製造コストを低廉に維持でき
る。
【0019】燃料噴射カム軸の仮止め位置からのずれ
をより確実に防止できるので、このずれに基づく燃料噴
射時期の狂いを防止できる。
【0020】(第3発明)第3発明は、第1発明の効果
に加え、次の効果を奏する。 ポンプケースにオネジ杆を設け、燃料噴射カム軸の周
面にすべり止めを形成するだけでよいため、簡単に製作
でき、製造コストを低廉に維持できる。
【0021】燃料噴射カム軸が仮止め位置からずれに
くいため、このずれに基づく燃料噴射時期の狂いを防止
できる。
【0022】
【実施形態】本発明の実施形態を図面に基づいて説明す
る。図1〜図3は本発明の第1実施形態を説明する図
で、この第1実施例の燃料噴射装置は次のようなディー
ゼルエンジンに取り付けて使用する。すなわち、図3に
示すように、このエンジンは、クランクケース20の前
部に調時伝動ギヤケース8を取り付け、この調時伝動ギ
ヤケース8の前部にエンジン冷却ファン21を取り付
け、この調時伝動ギヤケース8の一端部をクランクケー
ス20の横壁よりも横側に大きく導出してある。そし
て、この導出端部22の後部に燃料噴射装置23を取り
付ける。また、燃料噴射装置23の後部にガバナ装置2
4を取り付ける。
【0023】燃料噴射装置23の構成は次の通りであ
る。すなわち、図1に示すように、ポンプケース1に燃
料噴射ポンプ2を固定し、ポンプケース1内に燃料噴射
カム軸3を架設し、ポンプケース1のケース端壁4に接
続部5を設け、この接続部5の中心に沿って燃料噴射カ
ム軸3のカム軸入力端部6を挿通し、このカム軸入力端
部6に燃料噴射カムギヤ7を特定姿勢で固定できるよう
にし、ポンプケース1を接続部5でエンジンの調時伝動
ギヤケース8に接続した際に、燃料噴射カム軸3の中心
軸線9を中心としてポンプケース1の姿勢を回動調節で
きるようにするとともに、ポンプケース1を回動不能な
姿勢で調時伝動ギヤケース8に固定できるようにしてあ
る。
【0024】図2に示すように、ポンプケース1に燃料
噴射ポンプ2を固定するため、ポンプケース1にその上
部から燃料噴射ポンプ2を差し込み、そのフランジ部2
5をポンプ取り付けボルト26で締結してある。接続部
5は円環形で、図1(A)に示すように、ポンプケース
1のケース端壁4にビス29で固定してある。燃料噴射
カム軸3のカム軸入力端部6はベアリング30で軸受け
してある。接続部5は、このベアリング30の押さえも
兼ねている。カム軸入力端部6に燃料噴射カムギヤ7を
特定姿勢で固定できるようにするため、カム軸入力端部
6にキー溝27を設け、キー28により燃料噴射カムギ
ヤ7を固定できるようにしてある。
【0025】燃料噴射カム軸3の中心軸線9を中心とし
てポンプケース1の姿勢を回動調節できるようにするた
め、調時伝動ギヤケース8の背板31に接続部5と嵌合
する円形の嵌合孔32をあけ、この嵌合孔32に接続部
5を内嵌してある。また、ポンプケース1を所定の姿勢
で調時伝動ギヤケース8に固定できるようにするため、
ポンプケース1のケース端壁4に長孔34を設け、この
長孔34に挿通させたポンプケース取り付けボルト33
でポンプケース1を調時伝動ギヤケース8に固定してあ
る。図2(B)に示すように、この長孔34は、燃料噴
射カム軸3の中心軸線9を中心とする円弧形状に形成し
てある。
【0026】この実施形態では、エンジンに取り付けた
後、繁雑な燃料噴射時期の設定作業を行う必要をなくす
ため、図1に示すように、ポンプケース1に仮止め手段
10を設け、この仮止め手段10で燃料噴射カム軸3を
回転不能な状態でポンプケース1に仮止めできるように
してある。
【0027】燃料噴射装置を取り付けるエンジンの機種
と燃料噴射時期の目標値が定まると、図1(B)に示す
ように、クランク軸17が特定の回転位置にある時、燃
料噴射カム軸3がいかなる回転位置にくるかは、実測ま
たは計算によって一義的に定められるため、燃料噴射カ
ム軸3を予めこの定められた回転位置でポンプケース1
に仮止めしておく。
【0028】そして、燃料噴射装置をエンジンに取り付
ける場合、次のようにして行う。すなわち、クランク軸
17を上記特定回転位置でクランクケースに仮止めし、
その後、従来のものと同様、図1(A)に示すように、
ポンプケース1を接続部5で調時伝動ギヤケース8に接
続し、カム軸入力端部6に燃料噴射カムギヤ7を特定姿
勢で固定し、図1(B)に示すように、各ギヤの合マー
ク14が符合するように、燃料噴射カムギヤ7をクラン
クギヤ15またはその連動ギヤ16に噛合させる。
【0029】その後、ポンプケース1を燃料噴射カムギ
ヤ7の逆回転方向19に停止するまで僅かに回転させ、
その停止姿勢で調時伝動ギヤケース8に固定すると、特
別な作業を行うことなく自動的に、燃料噴射時期が目標
値に設定されることになる。しかも、ポンプケース1を
燃料噴射カムギヤ7の逆回転方向19に停止するまで僅
かに回転させることによって、各ギヤ間のガタつきがな
くなる。尚、ポンプケース1を調時伝動ギヤケース8に
固定した後は、クランク軸17と燃料噴射カム軸3の仮
止めを解除する。
【0030】この実施形態では、図1に示すように、仮
止め手段10としてポンプケース1のケース壁11を貫
通させた一対のオネジ杆37a・37bを用い、この一
対のオネジ杆37a・37bの先端を燃料噴射カム軸3
の一対の箇所38a・38bに接当させ、燃料噴射カム
軸3の正逆回転3a・3bのうち、一方の回転3aを一
方のオネジ杆37aで受け止めるとともに、他方の回転
3bを他方のオネジ杆37bで受け止めるようにしてあ
る。このような構成によれば、簡単に製作でき、製造コ
ストを低廉に維持できる。また、燃料噴射カム軸3の仮
止め位置からのずれをより確実に防止できるので、この
ずれに基づく燃料噴射時期の狂いを防止できる。
【0031】具体的構成は次の通りである。すなわち、
図1(B)に示すように、ケース壁11に一対のオネジ
杆37a・37bを平行な姿勢で貫通させ、燃料噴射カ
ム軸3に方形ブロック38を設け、この方形ブロック3
8の平坦面38cの両端部に位置する一対の個所38a
・38bに一対のオネジ杆37a・37bの先端を接当
させ、一対のオネジ杆37a・37bの出代調節によっ
て、燃料噴射カム軸3の仮止め姿勢を調節できるように
してある。
【0032】図4〜図6は第2実施形態を示している。
この第2実施形態では、図4に示すように、仮止め手段
10としてポンプケース1のケース壁11を貫通させた
1本のオネジ杆12を用い、このオネジ杆12の先端が
接当する燃料噴射カム軸3の周面にすべり止め13を形
成してある。他の構成は第1実施形態と同じにしてお
り、図4〜図6中、第1実施形態と同一の要素には同一
の符号を付しておく。この第2実施形態では、ポンプケ
ース1にオネジ杆12を設け、燃料噴射カム軸3の周面
にすべり止め13を形成するだけでよく、簡単に製作で
きる。また、オネジ杆12の先端をすべり止め13に接
当させて燃料噴射カム軸3を仮止めするので、燃料噴射
カム軸3が仮止め位置からずれにくい。
【0033】また、この実施形態では、ネジ杆12を案
内するため、図4(B)に示すように、ポンプケース1
のケース壁11にはボス35を設けてある。また、図4
(A)に示すように、すべり止め13として燃料噴射カ
ム軸3の周面にローレット目を形成してある。図7に示
す第2実施形態の変更例では、すべり止め13として燃
料噴射カム軸3の周面に軸方向の溝を複数形成してあ
る。尚、クランク軸17を仮止めするためには、図3ま
たは図6に示すフライホイル36をクランクケース20
にネジ等で固定できるようにしておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置の要
部を説明する図で、図1(A)は縦断側面図、図1
(B)は図1(A)のB−B線断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置の外
観を説明する図で、図2(A)は側面図、図2(B)は
図2(A)のB方向矢視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置を取
り付けたエンジンの平面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の図1相当図である。
【図5】本発明の第2実施形態の図2相当図である。
【図6】本発明の第2実施形態の図3相当図である。
【図7】本発明の第2実施形態の変更例説明図である。
【図8】従来技術に係る燃料噴射装置の要部を説明する
図で、図8(A)は縦断側面図、図8(B)は図8
(A)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…ポンプケース、2…燃料噴射ポンプ、3…燃料噴射
カム軸、3a・3b…正逆回転、4…ケース端壁、5…
接続部、6…カム軸入力端部、7…燃料噴射カムギヤ、
8…調時伝動ギヤケース、9…中心軸線、10…仮止め
手段、11…ケース壁、12…オネジ杆、13…すべり
止め、37a・37b…一対のオネジ杆、38a・38
b…一対の箇所。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプケース(1)に燃料噴射ポンプ(2)
    を固定し、ポンプケース(1)内に燃料噴射カム軸(3)を
    架設し、ポンプケース(1)のケース端壁(4)に接続部
    (5)を設け、この接続部(5)の中心に沿って燃料噴射カ
    ム軸(3)のカム軸入力端部(6)を挿通し、このカム軸入
    力端部(6)に燃料噴射カムギヤ(7)を特定姿勢で固定で
    きるようにし、ポンプケース(1)を接続部(5)でエンジ
    ンの調時伝動ギヤケース(8)に接続した際に、燃料噴射
    カム軸(3)の中心軸線(9)を中心としてポンプケース
    (1)の姿勢を回動調節できるようにするとともに、ポン
    プケース(1)を回動不能な状態で調時伝動ギヤケース
    (8)に固定できるようにした、ディーゼルエンジンの燃
    料噴射装置において、 ポンプケース(1)に仮止め手段(10)を設け、この仮止
    め手段(10)で燃料噴射カム軸(3)を回転不能な状態で
    ポンプケース(1)に仮止めできるようにした、ことを特
    徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したディーゼルエンジン
    の燃料噴射装置において、仮止め手段(10)としてポン
    プケース(1)のケース壁(11)を貫通させた一対のオネ
    ジ杆(37a)・(37b)を用い、この一対のオネジ杆
    (37a)・(37b)の先端を燃料噴射カム軸3の一対の
    箇所(38a)・(38b)に接当させ、燃料噴射カム軸
    (3)の正逆回転(3a)・(3b)のうち、一方の回転(3
    a)を一方のオネジ杆(37a)で受け止めるとともに、
    他方の回転(3b)を他方のオネジ杆(37b)で受け止め
    るようにした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの
    燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したディーゼルエンジン
    の燃料噴射装置において、仮止め手段(10)としてポン
    プケース(1)のケース壁(11)を貫通させたオネジ杆
    (12)を用い、このオネジ杆(12)の先端が接当する燃
    料噴射カム軸(3)の周面にすべり止め(13)を形成し
    た、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装
    置。
JP11136596A 1995-05-12 1996-05-02 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 Pending JPH0932691A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11136596A JPH0932691A (ja) 1995-05-12 1996-05-02 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置
JP09326697A JP3700991B2 (ja) 1996-05-02 1997-04-11 燃料噴射装置をエンジンに装着する方法と燃料噴射装置
DE69709977T DE69709977T2 (de) 1996-05-02 1997-04-24 Verfahren zum Befestigen einer Kraftstoffeinspritzvorrichtung an einen Motor
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KR1019970016529A KR100383486B1 (ko) 1996-05-02 1997-04-30 연료분사장치를엔진에장착하는방법과연료분사장치
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JP11414295 1995-05-12
JP7-114142 1995-05-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5961294A (en) * 1996-05-02 1999-10-05 Kubota Corporation Method for attaching a fuel injection device to an engine and fuel injection device

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US5961294A (en) * 1996-05-02 1999-10-05 Kubota Corporation Method for attaching a fuel injection device to an engine and fuel injection device

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