JPH09326165A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH09326165A
JPH09326165A JP16366496A JP16366496A JPH09326165A JP H09326165 A JPH09326165 A JP H09326165A JP 16366496 A JP16366496 A JP 16366496A JP 16366496 A JP16366496 A JP 16366496A JP H09326165 A JPH09326165 A JP H09326165A
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佳秀 中島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ蓄積装置へのデータ転送レートを減殺
することなく、記録データの信頼性を確保することがで
きる情報記録装置を提供する。 【解決手段】 記録データの待ち行列長さを検出する検
出手段12と、検出手段により検出された待ち行列長さが
所定の値14を超えたかどうかを判定する判定手段13と、
待ち行列長さが所定の値を超えたと判定手段が判定した
ときに、記録データの記録領域を変更する変更手段15と
を備える。記録媒体上の記録領域の劣化が進行して、デ
ータ蓄積装置の記録リトライやセクタ交替が増加し、そ
の結果、記録データの待ち行列が所定量より長くなる
と、それが検出され、記録領域の再割り当てを行なう措
置が取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ蓄積装置に
画像や音声などの記録を行なう、光ディスクレコーダ等
の情報記録装置に関し、特に、記録データの信頼性を確
保するための措置を講じたものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録に使用する記録媒体は、欠陥の
拡大・わき出し、温度湿度環境下に長期間置くことによ
る経年変化、記録繰り返しに伴う記録膜の物理的変化な
どにより、劣化が進行する。これら原因により、媒体上
に記録されるデータは、その信頼性が低下して行く。
【0003】このような問題を解決するため、従来、光
ディスク等の媒体への情報記録装置において、媒体劣化
を予め検出する第1の方法として、特開平1―1829
74号に記載された方法が知られている。この方法は、
媒体から再生したデータのエラー訂正量を、予め設定し
た限界値と比較し、限界値を超えた時に当該装置の後続
の処理系へ警報信号を発するものである。
【0004】また、従来の第2の方法として、ごく一般
的な方法であるライト・アンド・ベリファイが知られて
いる。この方法は、記録データを一定単位で区切り、逐
次、記録直後のベリファイを行なうことにより、記録デ
ータすべてに対してデータエラーがなく記録されている
ことを確認しながら記録動作を進めるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記第1の方
法を実施する従来の情報記録装置では、実際の記録デー
タの信頼性を確保する措置を、情報記録装置の外部処理
系(上位処理系)において実施する必要があり、情報記
録装置だけではその信頼性を確保することができなかっ
た。
【0006】また、第2の方法を実施する情報記録装置
では、ディスク装置を例に取れば、1回転記録→1周前
へシークで0〜1回転待ち→1回転ベリファイと、1回
転分の記録を行なうために2〜3回転分の時間を必要と
する。従って、実質の平均記録転送レートは、記録媒体
へ記録する瞬時転送レートの1/2〜1/3が利用でき
るに止まるという問題点があった。
【0007】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、データ蓄積装置へのデータ転送レートを
減殺することなく、記録データの信頼性を確保すること
ができる情報記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、記
録領域内に一様な頻度で記録を行なうとき、媒体劣化の
進行に伴いデータ蓄積装置の記録リトライやセクタ交替
が増加することを利用して媒体の劣化を検出している。
つまり、記録リトライやセクタ交替が増加するとデータ
蓄積装置への記録が一時的に保留され、その結果、記録
データの待ち行列が長くなる。この待ち行列の長さを検
出し、待ち行列長さが所定の値を超えたときに使用中の
媒体の記録領域の劣化と判断して、記録領域全体を新た
な領域へ交替するように構成している。
【0009】そのため、データ蓄積装置のデータ転送レ
ートを減殺することなく、記録データの信頼性を確保す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録データの待ち行列長さを検出する検出手段と、
検出手段により検出された待ち行列長さが所定の値を超
えたかどうかを判定する判定手段と、判定手段により待
ち行列長さが所定の値を超えたと判定されたときに、記
録データの記録領域を変更する変更手段とを備える情報
記録装置であり、記録媒体上の記録に使用している領域
の劣化が進行して、データ蓄積装置の記録リトライやセ
クタ交替が増加し、その結果、記録データの待ち行列が
所定量より長くなると、それが検出され、記録領域の再
割り当てを行なう措置が取られる。
【0011】請求項2に記載の発明は、記録データをバ
ッファリングするバッファを設け、検出手段がバッファ
内のデータ量を検出し、判定手段がバッファ内のデータ
量とバッファ使用量の基準値とを比較し、変更手段が比
較手段の比較結果に基づいて記録データのデータ蓄積装
置における記録領域を変更するように構成したものであ
り、データ蓄積装置の記録媒体の劣化が進行すると、デ
ータ蓄積装置での記録再試行(リトライ)やセクタ交替
が増加するので、その結果として、記録データを一時保
持するバッファのデータ量が増加する現象を検出して、
データ蓄積装置の媒体の記録領域を再割り当てする。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0013】本発明の実施形態の情報記録装置は、図1
に示すように、データ蓄積装置を外部装置として有する
とともに、このデータ蓄積装置に転送する記録データを
一時的に記憶するデータバッファ11と、データバッファ
11に記憶されている記録データの量を示すデータポイン
タ12と、データ蓄積媒体の記録領域劣化を判断する際の
閾値となる検出基準値14と、データポインタ12の示す値
と検出基準値14とを比較するコンパレータ13と、コンパ
レータ13の比較結果に基づいて、データ蓄積媒体におけ
る記録データの記録領域を割り当てる記録領域指定手段
15とを備えている。
【0014】この情報記録装置のデータバッファ11は、
記録データを、データ蓄積装置の記録タイミングと同期
させるために、一時的に記憶する。初期状態のデータバ
ッファ11は空であり、データポインタ12はゼロを示して
いる。データ蓄積装置の媒体への記録を開始するには、
まず記録データをデータバッファ11に、データポインタ
12で示される位置(アドレス)から順次書き込む。デー
タポインタ12は、書き込んだデータの数だけ加算する。
データバッファにデータがある場合、データ蓄積装置の
記録可能なタイミングを待って、記録データをデータバ
ッファ11から読み出し、データ蓄積装置へ送る。このと
きデータポインタ12は、読み出したデータの数だけ減算
する。データ蓄積装置は、媒体上の割り当てられた記録
領域に、データバッファ11から読み出した記録データを
記録する。
【0015】こうしてデータポインタ12の値は、データ
バッファ11に記憶している記録データの数を表すことに
なる。これは、データ蓄積装置での記録を待つ記録デー
タの待ち行列の長さを表している。
【0016】ここで、データ蓄積装置の動作について説
明する。媒体が劣化していない状態では、データ蓄積装
置は、データバッファ11から転送されたデータの記録を
直ちに終了し、次の記録ができる状態になるが、媒体の
劣化が進むと、記録データエラー、記録トラックへのサ
ーボエラーなどのライトエラーが発生し、劣化の進行と
ともに、その頻度が増していく。その都度、データ蓄積
装置では記録の再試行を行なうので、記録動作の実行に
長い時間を要するようになる。
【0017】このように媒体の劣化が進むと、データバ
ッファ11には、記録を一時的に保留された記録データが
累積する。そのためデータポインタ12は大きな値を示す
ようになる。コンパレータ13は、データポインタ12の値
と、検出基準値14の値とを比較し、 データポインタ12の値 > 検出基準値14の値 である場合に、記録領域劣化が一定以上進んだと判断
し、記録領域指定手段15へ指示信号を出力する。これを
受けて、記録領域指定手段15は、データ蓄積装置に対
し、使用中の記録領域の使用終了と、新たな記録領域確
保の指示をする。
【0018】このように、この実施形態の情報記録装置
では、データバッファ11に検出基準値14を超える数のデ
ータが滞留する現象を検出することによって、使用中の
記録領域の劣化を知り、記録領域を交替することによっ
て、記録データの信頼性を確保している。この場合、劣
化検出のためにデータ蓄積装置に対して何らかの動作を
追加することがないため、データ蓄積装置のデータ転送
レートに近い、速い記録スピードが確保できる。
【0019】なお、以上の説明では、データポインタ12
はデータバッファ11の使用量をそのまま示すものとして
説明したが、データバッファをリングバッファとし、デ
ータポインタは、書き込み位置を示すライトポインタ、
読み出し位置を示すリードポインタの2つで管理し、ラ
イトポインタとリードポインタとの差をデータバッファ
使用量とする場合にも、同様に実施可能である。
【0020】また、データポインタ12とコンパレータ13
との間に、移動平均などの前処理手段を挿入しても、同
様に実施可能である。この場合には、上述の効果に加
え、データ蓄積装置に振動や衝撃などが加わる等の媒体
劣化以外の原因で、データバッファに一時的に多くデー
タが滞留するときの誤検出を軽減することができるとい
う効果を有する。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の情報記録装置は、データ蓄積装置の媒体の劣化を的確
に検出して、記録領域を新たな領域に交替することによ
り、記録データの信頼性を確保することができる。ま
た、この信頼性の確保に当たって、データ蓄積装置のデ
ータ転送レートを減殺することが無いため、データ蓄積
装置の本来のデータ転送レートに近い、速いスピードで
の記録が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における情報記録装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 データバッファ 12 データポインタ 13 コンパレータ 14 検出基準値 15 記録領域指定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データの待ち行列長さを検出する検
    出手段と、前記検出手段により検出された待ち行列長さ
    が所定の値を超えたかどうかを判定する判定手段と、前
    記判定手段により、待ち行列長さが所定の値を超えたと
    判定されたときに、記録データの記録領域を変更する変
    更手段とを備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録データをバッファリングするバ
    ッファを備え、前記検出手段が、前記バッファ内のデー
    タ量を検出し、前記判定手段が、前記バッファ内のデー
    タ量とバッファ使用量の基準値とを比較し、前記変更手
    段が、前記比較手段の比較結果に基づいて記録データの
    データ蓄積装置における記録領域を変更することを特徴
    とする請求項1に記載の情報記録装置。
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