JPH09326017A - 磁気カードの不正使用防止方法及びその方法を利用したカードリーダ - Google Patents

磁気カードの不正使用防止方法及びその方法を利用したカードリーダ

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JPH09326017A
JPH09326017A JP8143944A JP14394496A JPH09326017A JP H09326017 A JPH09326017 A JP H09326017A JP 8143944 A JP8143944 A JP 8143944A JP 14394496 A JP14394496 A JP 14394496A JP H09326017 A JPH09326017 A JP H09326017A
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JP
Japan
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erasing
magnetic
card
magnetic card
head
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JP8143944A
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English (en)
Inventor
Masashi Nakada
昌司 仲田
Mitsuo Yokozawa
満雄 横沢
Yukihiko Takita
幸彦 瀧田
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気使用量を低減して消去ヘッドの発熱を抑
制する。 【解決手段】 カードリーダ内を走行する磁気カード8
の異常を検出した後にこの磁気カード8が抜き取られる
時に該磁気カード8の記録データを消去する消去ヘッド
を備えたカードリーダ9に係る磁気カード8の不正使用
防止方法において、消去ヘッドは磁気カード8のデータ
トラック9に対向し、消去ヘッドのコイルにはデータト
ラック9の磁気情報の少なくとも一部が消去される消去
磁界を発生させる断続電流が流される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードに記録
されたデータを消去する消去ヘッドを備えたカードリー
ダにおける磁気カードの不正使用防止方法及びその方法
を利用したカードリーダに関する。更に詳述すると、本
発明は、消去ヘッドへの通電方法を改良した磁気カード
の不正使用防止方法及びその方法を利用したカードリー
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気を利用して情報の読み書きを行うこ
とができる磁気カードはクレジットカードやプリペイド
カード等として広く利用されているが、それらのカード
の特性を悪用した不正が発生しているのもまた現状であ
る。
【0003】例えば、この磁気カードをCD(現金自動
支払機)やATM(現金自動支払預入機)や自動券売機
等において使用する時に、磁気情報の読み取りの異常等
により磁気カードがCD機等のカードリーダ内に取り込
まれたままになることがある。この場合、その使用者が
CD機より立ち去ってから修理業者が到着するまでの間
に、他人がその磁気カードを強制的に取り出して盗用し
てしまうおそれがある。
【0004】また、カードリーダに細工をして磁気カー
ドを挿入したら戻らなくなるようにし、正規の使用者が
取り出せなくなった磁気カードを抜き取って盗用すると
いった不正行為も考えられる。さらには、プリペイドカ
ードの使用時に、新たなデータが書き込まれる前にカー
ドを抜き取ってカードの減額を回避するという不正行為
も考えられる。
【0005】これらの不正行為を防止する手段の一つと
して、磁気カードの強制的な取り出し時に磁気カードに
書き込まれているデータを消去してしまう方法がある。
即ち、カードリーダにおいて磁気カードの異常読取や異
常停止が検出されると、カードリーダのカード挿入口近
傍に設置された消去ヘッドを作動させ、磁気カードに記
録されているデータを消去してその磁気カードの使用を
不可能にするものである。この消去ヘッドの例として
は、磁性体にコイルを巻いた消去ヘッドを挙げることが
できる。このコイルに通電すると磁性体の端面から消去
磁界が発生して、この消去磁界により磁気カードのデー
タの消去を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た消去ヘッドによる消去方法では、磁気カードの異常読
取や異常停止の検出と同時に消去ヘッドに通電されるの
で、遠隔地等のATMや自動券売機等において磁気カー
ドの異常読取等が検出された場合は、修理業者が到着す
るまでの長い間連続して通電が行われてしまう。磁気カ
ードのデータの消去を行うには強い消去磁界を発生させ
なければならない。強い消去磁界を発生させるには、コ
イル巻数を大きくするか、流す電流を大きくする必要が
ある。コイル巻数が限定され巻数を増やせない場合に
は、大電流を流して対処せざるを得ない。この場合、長
期間にわたる大電流の通電により、多大な電気使用量を
必要としてしまう。
【0007】また、磁気カードの異常読取や異常停止の
検出により消去ヘッドに通電された状態で万一放置さ
れ、長期間にわたるとコイルが発熱してコイルの断線や
消去ヘッドの損傷等を生じてしまうおそれもある。
【0008】そこで本発明は、電気使用量を低減して消
去ヘッドの発熱を抑制する磁気カードの不正使用防止方
法及びカードリーダを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め請求項1の発明は、カードリーダ内を走行する磁気カ
ードの異常を検出した後にこの磁気カードが抜き取られ
る時に該磁気カードの記録データを消去する消去ヘッド
を備えたカードリーダに係る磁気カードの不正使用防止
方法において、消去ヘッドは磁気カードのデータトラッ
クに対向し、消去ヘッドのコイルにはデータトラックの
磁気情報の少なくとも一部が消去される消去磁界を発生
させる断続電流が流される。
【0010】したがって、記録データを消去するための
電流は断続的に通電されるので、連続的に通電される場
合に比べて電気使用量及びコイルの発熱量が低減され
る。なお、データトラックの磁気情報の少なくとも一部
が消去されることにより、この磁気カードについてカー
ドリーダで読み取りを行ってもデータ異常が検出される
ので、カードを使用することができなくなる。すなわ
ち、磁気情報の全部を消去しなくてもカードは使用不可
能とされる。
【0011】また、請求項2の磁気カードの不正使用防
止方法は、消去ヘッドを対向する二つの消去コア面を備
えたものとし、これら消去コア面間の間隔が磁気カード
の厚さよりも大きくしている。二つの消去コア面の間で
消去磁界が発生し、この消去磁界中を磁気カードが通過
するので、磁気カードの記録データは確実に消去され
る。
【0012】さらに、請求項3の磁気カードの不正使用
防止方法では、消去ヘッドのコイルに通電される断続電
流では通電時間が非通電時間より短く、且つ、磁気カー
ドのデータトラックに少なくとも1箇所のデータ消去区
間を形成する。したがって、消去ヘッドのコイルへの通
電時間は短いものとなるので、電力使用量とコイルの発
熱量とは確実に低減される。
【0013】また、請求項4の発明は、カードリーダ内
を走行する磁気カードの異常を検出した後にこの磁気カ
ードが抜き取られる時に該磁気カードの記録データを消
去する消去ヘッドを備えたカードリーダにおいて、消去
ヘッドは磁気カードのデータトラックに対向し、消去ヘ
ッドのコイルにはデータトラックの磁気情報の少なくと
も一部が消去される消去磁界を発生させる断続電流が流
される。したがって、記録データを消去するための電流
は断続的に通電されるので、連続的に通電される場合に
比べて電気使用量及びコイルの発熱量が低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を示す図面に
基づいて実施の形態例を詳細に説明する。
【0015】図2に示すように、本実施形態のカードリ
ーダは、コイル3を巻き付けたC字形状の磁性体2から
なる消去ヘッド1と、磁気カード8の挿入口10と、磁
気カード8のカードリーダ内への挿入を検出する検出ヘ
ッド11と、該検出ヘッド11と対向するパットローラ
12と、磁気カード8を搬送する搬送トレイ13と、磁
気カード8のデータトラック9に磁気情報の読み書きを
行うヘッド14と、磁気カード8の存在を検出する位置
センサ15,16,17とを備えている。
【0016】そして、本発明の磁気カード8の不正使用
防止方法は、消去ヘッド1は磁気カード8のデータトラ
ック9に対向し、消去ヘッド1のコイル3にはデータト
ラック9の磁気情報の少なくとも一部が消去される消去
磁界を発生させる断続電流が流される。
【0017】消去ヘッド1はC字形状の磁性体2にコイ
ル3が巻き付けられた構造になっている。磁性体2は、
コ字形状の上部材と下部材とからなり、これら上部材と
下部材との端面同士が突き合わされている。そして、一
方の端面同士は接触して、他方の端面同士は少なくとも
磁気カード8が通過できる間隔を有している。この間隔
を有する端面は、消去コア面4,4を構成している。ま
た、消去ヘッド1は、消去コア面4,4の間に磁気カー
ド8が通過し、かつ消去コア面4,4と通過する磁気カ
ード8とが平行となる位置に配設されている。
【0018】磁性体2の上部材と下部材とが接触される
端面には、段差のついた切り込み7が形成されている。
そして、上部材と下部材とは、磁気カード8の搬送方向
(X方向)にずれて接合される。このため、各消去コア
面4,4は磁気カード8の搬送方向に互いにずれて対向
する。
【0019】そして、コイル3に通電することにより、
消去コア面4,4の間に磁界5が発生する。各消去コア
面4,4は磁気カード8の搬送方向に互いにずれている
ので、発生する消去磁界には垂直(Z方向)成分のみな
らず水平(X方向)成分6も含まれている。このため、
X方向の成分が主である磁気情報に対して、消去磁界の
X方向成分6が有効に作用する。これにより、消去ヘッ
ド1自体を大きくすることなく、データトラック9の磁
気情報の消去の効率を向上させることができる。
【0020】また、本実施形態のように、消去コア面
4,4を磁気カード8の搬送方向に互いにずらして対向
させることにより、データトラック9の幅方向(Y方
向)への消去可能範囲も増大される。これは、一方の消
去コア面4のY方向の端部から発生される磁力線がY方
向に大きく湾曲して他方の消去コア面4に達するため、
結果的に消去磁界がY方向にも広がるからであると考え
られる。
【0021】また、図3に示すように、消去ヘッド1は
プラスチック製の収納ケース18に収容されている。収
納ケース18は、磁性体2のほぼ全体を覆う形状とされ
ている。そして、消去コア面4,4の間には、磁気カー
ド8が通過可能な間隔を有して摺接面19が形成されて
いる。また、各摺接面19,19の磁気カード8の搬送
方向の両端部は面取りされて、傾斜面20,20を構成
している。したがって、消去コア面4,4と磁気カード
8とが直接接することはないので、消去ヘッド1の摩耗
を防止することができる。また、収容ケースはプラスチ
ック製であるので、磁気カード8が摺接面に接しても磁
気カード8が損傷されることはない。さらに、磁気カー
ド8は傾斜面20により案内されるので、磁気カード8
の摩耗が防止される。なお、本実施形態では消去ヘッド
1を収容する収納ケース18を設けているが、これに限
らず収納ケース18を設けなくても構わない。この場
合、消去コア面4,4と磁気カード8との距離をより小
さくすることができるので、消去磁界をより強くするこ
とができる。
【0022】また、図4に示すように、コイル3,3に
断続電流を流す回路は、電源21とパルス発生器22と
MOS−FET23とを備えている。カードリーダ内で
磁気カード8の異常状態が検出されると、図示しない検
出装置からパルス発生器22に信号が送られる。これに
より、パルス発生器22が作動され、該パルス発生器2
2からMOS−FET23にパルス波によるベース電圧
が与えられる。そして、MOS−FET23はベース電
圧が加えられる間は導通状態となるので、コイル3,3
に電源21からの電圧が印加され、磁気カード8を抜き
取ると磁気データが消去されることになる。
【0023】また、パルス発生器22によるパルス発生
の間隔は、抜き取られる磁気カード8が消去コア面4,
4の間を通過する際に消去磁界をデータトラック9上に
少なくとも1回以上与える必要がある。磁気カード8の
一部分でも磁気情報が消去されていれば、この磁気カー
ド8はカードリーダにより使用不可能と判断される。
【0024】なお、本実施形態ではコイル3,3に断続
電流を流す回路を図4に示すような構成としているが、
これに限らずコイル3,3に断続電流を流す回路であれ
ば他の構成であっても構わない。また、本実施形態の回
路ではパルス波形の断続電流を発生させているが、これ
に限らず断続的な通電を行う回路であれば構わない。例
えば、通電のオンオフを一定なまたは一定でない短い時
間ごとに切り換える回路としても構わない。本実施形態
では断続する直流電流を流す回路を使用しているが、断
続する交流電流を流す回路を使用してもよい。
【0025】したがって、カードリーダ内で磁気カード
8の異常状態が検出されると、図1に示すように、コイ
ル3,3に断続的な電流が与えられ、消去コア面4,4
の間に断続的な消去磁界が発生される。この時、消去コ
ア面4,4の間を磁気カード8が通過すると、消去磁界
が発生した時に消去コア面4,4の間に位置するデータ
トラック9の部分(消去区間)で磁気データの消去がな
される。また、消去磁界が発生しない時に消去コア面
4,4の間に位置するデータトラック9の部分(非消去
区間)では磁気データはそのまま残される。
【0026】本実施形態の磁気カード8の情報消去方法
によれば、消去磁界を発生させるためにコイル3,3に
電圧を断続的に印加するので、連続的に印加する場合に
比べて電気使用量及び発熱量を低減することができる。
【0027】上述したカードリーダを使用する際は、図
2に示すように、カード挿入口10から磁気カード8を
挿入する。そして、検出ヘッド11が磁気カード8の挿
入を検出し、パットローラ12が駆動されて磁気カード
8がカードリーダ内部へ搬送される。磁気カード8は搬
送の際に消去ヘッド1の消去コア面4,4の間を通過す
るが、この時消去ヘッド1のコイル3には通電されてお
らず、消去ヘッド1は磁気カード8の磁気情報を消去す
る磁界を発生していない。
【0028】消去ヘッド1の消去コア面4,4間を通過
した磁気カード8は搬送トレイ13に載置され、さらに
カードリーダ内部へ搬送される。磁気カード8のデータ
トラック9は読み書き用ヘッド14と摺接し、磁気デー
タの読み書きが行われる。読み書きが終わり、磁気カー
ド8に異常が無ければ磁気カード8は逆方向に搬送さ
れ、挿入口10から排出される。
【0029】上述した動作中、磁気カード8の磁気情報
の読み書きに異常が検出された場合は、磁気カード8は
カードリーダの奥部の回収箱に収容される。また、挿入
された磁気カード8が何らかの理由で挿入口10に戻ら
なくなるといった異常事態が発生した場合には、磁気カ
ード8の搬送機構が停止される。そして、これらの事態
が発生した場合には、パルス発生器22が作動してコイ
ル3に断続的な通電がなされる。また、他の磁気カード
の挿入を防止するため、挿入口10は閉鎖される。
【0030】これにより、搬入口10を破壊して磁気カ
ード8を強制的に取り出したとしても、データトラック
9が断続的な消去磁界を通過して少なくとも一部の磁気
情報が消去されているため、取り出された磁気カード8
は使用不可能となっている。これにより、磁気カード8
の盗用による不正使用を防止することができる。なお、
カードリーダ内部に取り残された磁気カード8は、その
後に到着した専門の作業者により取り出される。これと
共に、パルス発生器22の作動が停止されて、カードリ
ーダが再び正常に使用可能となる。
【0031】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。例えば、本実施形態では、消去ヘッド1の磁性
体2をほぼC字形状として磁気カード8の両面の近傍か
ら消去磁界を発生させているが、これに限らず棒形状の
磁性体として磁気カード8の片面の近傍から消去磁界を
発生させても構わない。この場合、消去ヘッド1を小型
化することができる。
【0032】
【発明の効果】上述したように、本発明の請求項1の磁
気カードの不正使用防止方法は、消去ヘッドのコイルに
データトラックの磁気情報の少なくとも一部を消去する
消去磁界を発生させる断続電流を流すだけでよいので、
大きな電流を流したとしても連続的に通電される場合に
比べて電気使用量及びコイルの発熱量を低減することが
できる。したがって、消去ヘッドのコイル巻数を増やす
必要がなく、比較的大きな電流を流すことで確実な消去
磁界を発生させることができる。このため、磁気カード
の異常読取や移動停止が生じた場合のランニングコスト
を削減すると共に、消去ヘッドの寿命を長期化すること
ができる。
【0033】また、請求項2の磁気カードの不正使用防
止方法は、消去ヘッドを対向する二つの消去コア面を備
えたものとし、これら消去コア面間の間隔が磁気カード
の厚さよりも大きくしているので、磁気カードがコア間
を走行すると、発生している消去磁界によりデータトラ
ックの磁気情報の確実な消去を行うことができる。
【0034】さらに、請求項3の磁気カードの不正使用
防止方法では、消去ヘッドのコイルに通電される断続電
流では通電時間が非通電時間より短く、且つ、磁気カー
ドのデータトラックに少なくとも1箇所のデータ消去区
間を形成するので、消去ヘッドのコイルへの通電時間は
短いものとなり、電力使用量とコイルの発熱量とをさら
に低減することができる。
【0035】また、請求項4のカードリーダは、消去ヘ
ッドを磁気カードのデータトラックに対向させ、消去ヘ
ッドのコイルにはデータトラックの磁気情報の少なくと
も一部が消去される消去磁界を発生させる断続電流を流
しているので、連続的に通電する場合に比べて電気使用
量及びコイルの発熱量を低減することができる。また、
コイル巻数も小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発生した消去磁界の強さとデータトラックの磁
気情報の消去状態との関係を示す図である。
【図2】カードリーダの消去ヘッド並びにその周辺を示
す斜視図である。
【図3】消去ヘッド及び収納ケースを示す図で、(A)
は正面図を、(B)は側面図を示す。
【図4】断続する電流を発生させる回路を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 消去ヘッド 3 コイル 4 消去コア面 8 磁気カード 9 データトラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードリーダ内を走行する磁気カードの
    異常を検出した後にこの磁気カードが抜き取られる時に
    該磁気カードの記録データを消去する消去ヘッドを備え
    たカードリーダに係る磁気カードの不正使用防止方法に
    おいて、前記消去ヘッドは前記磁気カードのデータトラ
    ックに対向し、前記消去ヘッドのコイルには前記データ
    トラックの磁気情報の少なくとも一部が消去される消去
    磁界を発生させる断続電流が流されることを特徴とする
    磁気カードの不正使用防止方法。
  2. 【請求項2】 前記消去ヘッドは対向する二つの消去コ
    ア面を備え、これら消去コア面間の間隔が前記磁気カー
    ドの厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1記載の
    磁気カードの不正使用防止方法。
  3. 【請求項3】 前記消去ヘッドのコイルに通電される断
    続電流では通電時間が非通電時間より短く、且つ、前記
    磁気カードのデータトラックに少なくとも1箇所のデー
    タ消去区間を形成することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の磁気カードの不正使用防止方法。
  4. 【請求項4】 カードリーダ内を走行する磁気カードの
    異常を検出した後にこの磁気カードが抜き取られる時に
    該磁気カードの記録データを消去する消去ヘッドを備え
    たカードリーダにおいて、前記消去ヘッドは前記磁気カ
    ードのデータトラックに対向し、前記消去ヘッドのコイ
    ルには前記データトラックの磁気情報の少なくとも一部
    が消去される消去磁界を発生させる断続電流が流される
    ことを特徴とするカードリーダ。
JP8143944A 1996-06-06 1996-06-06 磁気カードの不正使用防止方法及びその方法を利用したカードリーダ Pending JPH09326017A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901092A2 (en) * 1997-09-05 1999-03-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Card reader

Cited By (2)

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EP0901092A2 (en) * 1997-09-05 1999-03-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Card reader
EP0901092A3 (en) * 1997-09-05 2000-05-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Card reader

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