JPH09325290A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
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- JPH09325290A JPH09325290A JP8141413A JP14141396A JPH09325290A JP H09325290 A JPH09325290 A JP H09325290A JP 8141413 A JP8141413 A JP 8141413A JP 14141396 A JP14141396 A JP 14141396A JP H09325290 A JPH09325290 A JP H09325290A
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- rotation
- optical device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリやコンピュータ等の出力機器と
して用いられる走査光学装置において、小型化を実現す
ることを目的とする。 【解決手段】 光源1を光透過性ポリゴンミラー13の
内側に内包し、光透過性ポリゴンミラー13の内面また
は外面に、第1結像光学系2または第2結像光学系6の
一部のレンズ作用を一体化させた構成とすることによ
り、小型化を実現することのできる走査光学装置が得ら
れる。
して用いられる走査光学装置において、小型化を実現す
ることを目的とする。 【解決手段】 光源1を光透過性ポリゴンミラー13の
内側に内包し、光透過性ポリゴンミラー13の内面また
は外面に、第1結像光学系2または第2結像光学系6の
一部のレンズ作用を一体化させた構成とすることによ
り、小型化を実現することのできる走査光学装置が得ら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光学装置の小
型化に関する。
型化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、走査光学装置はファクシミリ
やコンピュータ等の出力機器として用いられ、特に最近
では小型なものに対する要求が高まりつつある。
やコンピュータ等の出力機器として用いられ、特に最近
では小型なものに対する要求が高まりつつある。
【0003】以下に従来の走査光学装置について図14
を参照しながら説明する。図14は従来の走査光学装置
の概略斜視図である。
を参照しながら説明する。図14は従来の走査光学装置
の概略斜視図である。
【0004】図14において、光源1より出射された光
束は第1結像光学系(シリンドリカルレンズなど)2に
より光偏向器であるポリゴンミラー3の反射面4の近傍
に線像として結像される。ポリゴンミラー3はモータに
回転軸、ベアリング等(図示せず)を介して回転可能に
支持され、その回転によって線像位置近傍に反射面4を
順次配置する。次に反射面4により偏向された光束は、
第2結像光学系(fθレンズ)6を経て被走査媒体7の
表面上に点像8(後述図15参照)として結像され、か
つ、ポリゴンミラー3の回転に応じて点像8は走査線9
上を走査する。ここで、点像8の走査線9上の走査を主
走査と称し、主走査と直交する方向すなわち被走査媒体
7の移動方向を副走査と称する。
束は第1結像光学系(シリンドリカルレンズなど)2に
より光偏向器であるポリゴンミラー3の反射面4の近傍
に線像として結像される。ポリゴンミラー3はモータに
回転軸、ベアリング等(図示せず)を介して回転可能に
支持され、その回転によって線像位置近傍に反射面4を
順次配置する。次に反射面4により偏向された光束は、
第2結像光学系(fθレンズ)6を経て被走査媒体7の
表面上に点像8(後述図15参照)として結像され、か
つ、ポリゴンミラー3の回転に応じて点像8は走査線9
上を走査する。ここで、点像8の走査線9上の走査を主
走査と称し、主走査と直交する方向すなわち被走査媒体
7の移動方向を副走査と称する。
【0005】次に、ポリゴンミラー3の面倒れ補正につ
いて図15を参照しながら説明する。図15は従来の走
査光学装置の副走査方向の概略断面図である。図15に
おいて、ポリゴンミラー反射面4が副走査方向に面倒れ
時のポリゴンミラー10のように面倒れを起こした場
合、面倒れを起こさない場合の被走査媒体7の表面上の
点像8が面倒れ時の光路11の光路を経て面倒れ補正無
しの結像点12へずれないように、第2結像光学系6の
副走査方向断面内ではポリゴンミラー反射面4と被走査
媒体7の表面上の点像8とは光学的に共役な関係に保た
れている。
いて図15を参照しながら説明する。図15は従来の走
査光学装置の副走査方向の概略断面図である。図15に
おいて、ポリゴンミラー反射面4が副走査方向に面倒れ
時のポリゴンミラー10のように面倒れを起こした場
合、面倒れを起こさない場合の被走査媒体7の表面上の
点像8が面倒れ時の光路11の光路を経て面倒れ補正無
しの結像点12へずれないように、第2結像光学系6の
副走査方向断面内ではポリゴンミラー反射面4と被走査
媒体7の表面上の点像8とは光学的に共役な関係に保た
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、光源1からポリゴンミラー3に至る空間が
大きく、小型化できないという問題点を有していた。
の構成では、光源1からポリゴンミラー3に至る空間が
大きく、小型化できないという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、光源1をポリゴンミラー3の内側に内包し、ポリゴ
ンミラーの内面及び外面にレンズ作用を持たせること
で、小型化を実現することができる走査光学装置を提供
することを目的としている。
で、光源1をポリゴンミラー3の内側に内包し、ポリゴ
ンミラーの内面及び外面にレンズ作用を持たせること
で、小型化を実現することができる走査光学装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の走査光学装置は、光源を光偏向手段の内側に
内包し、光偏向器の全周を光透過性樹脂で覆うと共に、
第1結像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用
を一体化させた構成とするものである。この構成によ
り、小型化を実現することのできる走査光学装置が得ら
れる。
に本発明の走査光学装置は、光源を光偏向手段の内側に
内包し、光偏向器の全周を光透過性樹脂で覆うと共に、
第1結像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用
を一体化させた構成とするものである。この構成によ
り、小型化を実現することのできる走査光学装置が得ら
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光源から出射される光束を偏向する手段と、前記偏
向手段で偏向された前記光束を被走査媒体上に結像させ
る結像光学系とを有する走査光学装置であって、前記光
源が前記偏向手段の内部に内包されていることを特徴と
する走査光学装置としたものであり、これにより第1結
像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用を一体
化させた構成とするという作用を有する。
は、光源から出射される光束を偏向する手段と、前記偏
向手段で偏向された前記光束を被走査媒体上に結像させ
る結像光学系とを有する走査光学装置であって、前記光
源が前記偏向手段の内部に内包されていることを特徴と
する走査光学装置としたものであり、これにより第1結
像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用を一体
化させた構成とするという作用を有する。
【0010】光透過性樹脂の内面形状は球面で、その中
心が結像光学系の光走査断面と同一平面内にある。外面
形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行になるよう
に構成したものであり、これにより光透過性樹脂は第2
結像光学系の第1レンズを兼ねることになり、走査光学
装置の小型化を実現することができるという作用を有す
る。
心が結像光学系の光走査断面と同一平面内にある。外面
形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行になるよう
に構成したものであり、これにより光透過性樹脂は第2
結像光学系の第1レンズを兼ねることになり、走査光学
装置の小型化を実現することができるという作用を有す
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記偏向手段が
光学的に透明な光透過性樹脂で形成されていることを特
徴とする請求項1記載の走査光学装置としたものであ
り、これにより請求項1と同様にして第1結像光学系及
び第2結像光学系の一部のレンズ作用を一体化できると
いう作用を有する。
光学的に透明な光透過性樹脂で形成されていることを特
徴とする請求項1記載の走査光学装置としたものであ
り、これにより請求項1と同様にして第1結像光学系及
び第2結像光学系の一部のレンズ作用を一体化できると
いう作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記光源が前記
偏向手段の回転中心位置に配設され、前記回転中心の回
転軸に垂直方向に一定幅の平行な光束量を、前記回転中
心から前記偏向手段の内面に出射するように形成されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の走
査光学装置としたものであり、これにより光透過性樹脂
により像を結ぶことができるという作用を有する。
偏向手段の回転中心位置に配設され、前記回転中心の回
転軸に垂直方向に一定幅の平行な光束量を、前記回転中
心から前記偏向手段の内面に出射するように形成されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の走
査光学装置としたものであり、これにより光透過性樹脂
により像を結ぶことができるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記光透過性樹
脂の内面形状は球面で、前記球面の中心が前記結像光学
系の光走査断面と同一平面内にあり、外面形状は平面
で、前記平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成
されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
いずれかの項に記載の走査光学装置としたものであり、
これにより光透過性樹脂は第2結像光学系の第1レンズ
を兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現する
ことができるという作用を有する。
脂の内面形状は球面で、前記球面の中心が前記結像光学
系の光走査断面と同一平面内にあり、外面形状は平面
で、前記平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成
されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
いずれかの項に記載の走査光学装置としたものであり、
これにより光透過性樹脂は第2結像光学系の第1レンズ
を兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現する
ことができるという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記光透過性樹
脂の内面形状は円筒面で、前記円筒面の母線が前記偏向
手段の回転軸と平行に配置され、外面形状は平面で、前
記平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成されて
いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
かの項に記載の走査光学装置としたものであり、光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
脂の内面形状は円筒面で、前記円筒面の母線が前記偏向
手段の回転軸と平行に配置され、外面形状は平面で、前
記平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成されて
いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
かの項に記載の走査光学装置としたものであり、光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、前記光透過性樹
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトロイ
ダル面で、前記トロイダル面の頂点の包絡線を含む平面
が前記偏向手段の回転中心軸と直交するように配置さ
れ、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段の回転
中心軸と平行に構成されていることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置
としたものであり、これにより請求項5と同様に光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトロイ
ダル面で、前記トロイダル面の頂点の包絡線を含む平面
が前記偏向手段の回転中心軸と直交するように配置さ
れ、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段の回転
中心軸と平行に構成されていることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置
としたものであり、これにより請求項5と同様に光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、前記光透過性樹
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトーリ
ック面で、前記トーリック面の頂点の包絡線を含む平面
が前記偏向手段の回転中心軸と直交するように配置さ
れ、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段の回転
中心軸と平行に構成されていることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置
としたものであり、これにより請求項6に同じく光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトーリ
ック面で、前記トーリック面の頂点の包絡線を含む平面
が前記偏向手段の回転中心軸と直交するように配置さ
れ、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段の回転
中心軸と平行に構成されていることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置
としたものであり、これにより請求項6に同じく光透過
性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レン
ズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現す
ることができるという作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、前記光透過性樹
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトーリ
ック面で、外面形状は前記偏向手段の回転中心と反対側
に凸のトーリック面で、前記両トーリック面の頂点の包
絡線を含む平面が前記偏向手段の回転中心軸と直交する
ように構成されていることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置としたも
のであり、これにより請求項7と同様に光透過性樹脂は
第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レンズを兼ね
ることになり、走査光学装置の小型化を実現することが
できるという作用を有する。
脂の内面形状は前記偏向手段の回転中心側に凸のトーリ
ック面で、外面形状は前記偏向手段の回転中心と反対側
に凸のトーリック面で、前記両トーリック面の頂点の包
絡線を含む平面が前記偏向手段の回転中心軸と直交する
ように構成されていることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装置としたも
のであり、これにより請求項7と同様に光透過性樹脂は
第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レンズを兼ね
ることになり、走査光学装置の小型化を実現することが
できるという作用を有する。
【0018】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
1による走査光学装置の要部平面図、図2は同副走査方
向AA’断面図(副走査方向の断面図)である。なお、
従来の走査光学装置の概略斜視図の図14及び従来の走
査光学装置の概略断面図の図15の構成と同一の構成に
は同一符号を付して説明を省略する。
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
1による走査光学装置の要部平面図、図2は同副走査方
向AA’断面図(副走査方向の断面図)である。なお、
従来の走査光学装置の概略斜視図の図14及び従来の走
査光学装置の概略断面図の図15の構成と同一の構成に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0019】図1及び図2に示すように本発明では、光
透過性ポリゴンミラー13の内面形状14は球面で、そ
の曲率中心は光源1より第2結像光学系6への光軸上に
配置されている。また、外面形状は平面で、従来のポリ
ゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過性ポ
リゴンミラー13の回転中心軸と平行となるように配置
されている。光源1よりの光束16は主走査方向、副走
査方向共に光透過性ポリゴンミラー13を透過すると発
散した光束となり、第2結像光学系6へと進む。この構
成により、光透過性ポリゴンミラー13は回転すると、
光源1よりの光束16を主走査断面内で走査させるのと
同時に、第2結像光学系6の第1レンズをも兼ねること
ができる。なお、この構成は光透過性ポリゴンミラー1
3の面倒れが無い場合に用いる方がよい。このように本
実施の形態において、光透過性樹脂の内面形状は球面
で、その中心が結像光学系の光走査断面と同一平面内に
ある。外面形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行
になるように構成したものであり、この構成により光透
過性樹脂は第2結像光学系の第1レンズを兼ねることに
なり、走査光学装置の小型化を実現することができる。
透過性ポリゴンミラー13の内面形状14は球面で、そ
の曲率中心は光源1より第2結像光学系6への光軸上に
配置されている。また、外面形状は平面で、従来のポリ
ゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過性ポ
リゴンミラー13の回転中心軸と平行となるように配置
されている。光源1よりの光束16は主走査方向、副走
査方向共に光透過性ポリゴンミラー13を透過すると発
散した光束となり、第2結像光学系6へと進む。この構
成により、光透過性ポリゴンミラー13は回転すると、
光源1よりの光束16を主走査断面内で走査させるのと
同時に、第2結像光学系6の第1レンズをも兼ねること
ができる。なお、この構成は光透過性ポリゴンミラー1
3の面倒れが無い場合に用いる方がよい。このように本
実施の形態において、光透過性樹脂の内面形状は球面
で、その中心が結像光学系の光走査断面と同一平面内に
ある。外面形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行
になるように構成したものであり、この構成により光透
過性樹脂は第2結像光学系の第1レンズを兼ねることに
なり、走査光学装置の小型化を実現することができる。
【0020】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図3は本発明の実施の形態
2による走査光学装置の要部平面図、図4は同副走査方
向BB’断面図(副走査方向の断面図)である。
施の形態について説明する。図3は本発明の実施の形態
2による走査光学装置の要部平面図、図4は同副走査方
向BB’断面図(副走査方向の断面図)である。
【0021】図3及び図4に示すように本発明では、光
透過性ポリゴンミラー13の内面形状17は円筒面で、
その母線が光透過性ポリゴンミラー13の回転軸と平行
になるように配置する。また、外面形状18は平面で、
従来のポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、
光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行となる
ように配置されている。光源1よりの光束19は光透過
性ポリゴンミラー13を透過すると、主走査方向では発
散した光束となり、副走査方向では屈折作用を受けず
に、第2結像光学系6へと進む。この構成により、光透
過性ポリゴンミラー13は回転すると、光源1よりの光
束19を主走査断面内で走査させるのと同時に、第2結
像光学系6の第1レンズをも兼ねることができる。な
お、この構成は光透過性ポリゴンミラー13の面倒れが
無い場合に用いる方がよい。このように本実施の形態に
おいて、光透過性樹脂の内面形状は円筒面で、その母線
が偏向手段の回転軸と平行に配置されている。外面形状
は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行になるように構
成したものであり、この構成により光透過性樹脂は第2
結像光学系の第1レンズを兼ねることになり、走査光学
装置の小型化を実現することができるという作用を有す
る。
透過性ポリゴンミラー13の内面形状17は円筒面で、
その母線が光透過性ポリゴンミラー13の回転軸と平行
になるように配置する。また、外面形状18は平面で、
従来のポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、
光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行となる
ように配置されている。光源1よりの光束19は光透過
性ポリゴンミラー13を透過すると、主走査方向では発
散した光束となり、副走査方向では屈折作用を受けず
に、第2結像光学系6へと進む。この構成により、光透
過性ポリゴンミラー13は回転すると、光源1よりの光
束19を主走査断面内で走査させるのと同時に、第2結
像光学系6の第1レンズをも兼ねることができる。な
お、この構成は光透過性ポリゴンミラー13の面倒れが
無い場合に用いる方がよい。このように本実施の形態に
おいて、光透過性樹脂の内面形状は円筒面で、その母線
が偏向手段の回転軸と平行に配置されている。外面形状
は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行になるように構
成したものであり、この構成により光透過性樹脂は第2
結像光学系の第1レンズを兼ねることになり、走査光学
装置の小型化を実現することができるという作用を有す
る。
【0022】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施の形態について説明する。図5は本発明の実施の形態
3による走査光学装置の要部平面図、図6は同副走査方
向CC’断面図(副走査方向の断面図)、図7は同副走
査方向DD’断面図(副走査方向の断面図)である。
施の形態について説明する。図5は本発明の実施の形態
3による走査光学装置の要部平面図、図6は同副走査方
向CC’断面図(副走査方向の断面図)、図7は同副走
査方向DD’断面図(副走査方向の断面図)である。
【0023】図5、図6及び図7に示すように本発明で
は、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状20は光透
過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトロイダル
面で、その凸のトロイダル面の頂点の包絡線を含む平面
が光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と直交する
ように配置する。また、外面形状21は平面で、従来の
ポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過
性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるように
配置されている。内面形状20の凸のトロイダル面は光
透過性ポリゴンミラー13の円周上のどの副走査方向断
面でも同じ曲率形状をしている。まとめると、光源1よ
りの光束22は光透過性ポリゴンミラー13を透過する
と、主走査方向では発散した光束となって、第2結像光
学系6へ進み、副走査方向では内面形状20により外面
形状21の表面近傍に線像23として結像されて、第2
結像光学系6へ進む。この時、線像23と被走査媒体7
の表面上の点像8とは光学的に共役な関係となってい
る。この構成により、光透過性ポリゴンミラー13は回
転すると、光源1よりの光束22を主走査断面内で走査
させるのと同時に、第1結像光学系及び第2結像光学系
6の第1レンズをも兼ねることができる。なお、この構
成は光透過性ポリゴンミラー13に面倒れが有る場合に
も有効に用いることができる。このように本実施の形態
において、光透過性樹脂の内面形状は偏向手段の回転中
心側に凸のトロイダル面で、その頂点の包絡線を含む平
面が偏向手段の回転中心軸と直交するように配置されて
いる。外面形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行
になるように構成したものであり、この構成により光透
過性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レ
ンズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現
することができる。
は、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状20は光透
過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトロイダル
面で、その凸のトロイダル面の頂点の包絡線を含む平面
が光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と直交する
ように配置する。また、外面形状21は平面で、従来の
ポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過
性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるように
配置されている。内面形状20の凸のトロイダル面は光
透過性ポリゴンミラー13の円周上のどの副走査方向断
面でも同じ曲率形状をしている。まとめると、光源1よ
りの光束22は光透過性ポリゴンミラー13を透過する
と、主走査方向では発散した光束となって、第2結像光
学系6へ進み、副走査方向では内面形状20により外面
形状21の表面近傍に線像23として結像されて、第2
結像光学系6へ進む。この時、線像23と被走査媒体7
の表面上の点像8とは光学的に共役な関係となってい
る。この構成により、光透過性ポリゴンミラー13は回
転すると、光源1よりの光束22を主走査断面内で走査
させるのと同時に、第1結像光学系及び第2結像光学系
6の第1レンズをも兼ねることができる。なお、この構
成は光透過性ポリゴンミラー13に面倒れが有る場合に
も有効に用いることができる。このように本実施の形態
において、光透過性樹脂の内面形状は偏向手段の回転中
心側に凸のトロイダル面で、その頂点の包絡線を含む平
面が偏向手段の回転中心軸と直交するように配置されて
いる。外面形状は平面で、偏向手段の回転中心軸と平行
になるように構成したものであり、この構成により光透
過性樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レ
ンズを兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現
することができる。
【0024】(実施の形態4)次に、本発明の第4の実
施の形態について説明する。図8は本発明の実施の形態
4による走査光学装置の要部平面図、図9は同副走査方
向EE’断面図(副走査方向の断面図)、図10は図8
のFF’方向の断面図(副走査方向の断面図)である。
施の形態について説明する。図8は本発明の実施の形態
4による走査光学装置の要部平面図、図9は同副走査方
向EE’断面図(副走査方向の断面図)、図10は図8
のFF’方向の断面図(副走査方向の断面図)である。
【0025】図8、図9及び図10に示すように本発明
では、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状24は光
透過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトーリッ
ク面で、その凸のトーリック面の頂点の包絡線を含む平
面が光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と直交す
るように配置する。また、外面形状25は平面で、従来
のポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透
過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるよう
に配置されている。内面形状24の凸のトーリック面
は、光透過性ポリゴンミラー13の外面形状25までの
光透過距離に応じて副走査方向断面での曲率形状が連続
的に変化する。すなわち、光透過距離が短ければ曲率半
径が小さくなり、逆に光透過距離が長ければ曲率半径が
大きくなる。まとめると、光源1よりの光束26は光透
過性ポリゴンミラー13を透過し、主走査方向で発散し
た光束となって、第2結像光学系6へ進み、副走査方向
では内面形状24により外面形状25の表面上に線像2
7として結像されて、第2結像光学系6へ進む。この
時、線像27と被走査媒体7の表面上の点像8とは光学
的に共役な関係となっている。この構成により、光透過
性ポリゴンミラー13は回転すると、光源1よりの光束
26を主走査断面内で走査させるのと同時に、第1結像
光学系及び第2結像光学系6の第1レンズをも兼ねるこ
とができる。なお、この構成は光透過性ポリゴンミラー
13に面倒れが有る場合にも有効に用いることができ
る。このように本実施の形態において、光透過性樹脂の
内面形状は偏向手段の回転中心側に凸のトーリック面
で、その頂点の包絡線を含む平面が偏向手段の回転中心
軸と直交するように配置されている。外面形状は平面
で、偏向手段の回転中心軸と平行になるように構成した
ものであり、この構成により光透過性樹脂は第1結像光
学系及び第2結像光学系の第1レンズを兼ねることにな
り、走査光学装置の小型化を実現することができる。
では、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状24は光
透過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトーリッ
ク面で、その凸のトーリック面の頂点の包絡線を含む平
面が光透過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と直交す
るように配置する。また、外面形状25は平面で、従来
のポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透
過性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるよう
に配置されている。内面形状24の凸のトーリック面
は、光透過性ポリゴンミラー13の外面形状25までの
光透過距離に応じて副走査方向断面での曲率形状が連続
的に変化する。すなわち、光透過距離が短ければ曲率半
径が小さくなり、逆に光透過距離が長ければ曲率半径が
大きくなる。まとめると、光源1よりの光束26は光透
過性ポリゴンミラー13を透過し、主走査方向で発散し
た光束となって、第2結像光学系6へ進み、副走査方向
では内面形状24により外面形状25の表面上に線像2
7として結像されて、第2結像光学系6へ進む。この
時、線像27と被走査媒体7の表面上の点像8とは光学
的に共役な関係となっている。この構成により、光透過
性ポリゴンミラー13は回転すると、光源1よりの光束
26を主走査断面内で走査させるのと同時に、第1結像
光学系及び第2結像光学系6の第1レンズをも兼ねるこ
とができる。なお、この構成は光透過性ポリゴンミラー
13に面倒れが有る場合にも有効に用いることができ
る。このように本実施の形態において、光透過性樹脂の
内面形状は偏向手段の回転中心側に凸のトーリック面
で、その頂点の包絡線を含む平面が偏向手段の回転中心
軸と直交するように配置されている。外面形状は平面
で、偏向手段の回転中心軸と平行になるように構成した
ものであり、この構成により光透過性樹脂は第1結像光
学系及び第2結像光学系の第1レンズを兼ねることにな
り、走査光学装置の小型化を実現することができる。
【0026】(実施の形態5)次に、本発明の第5の実
施の形態について説明する。図11は本発明の実施の形
態5による走査光学装置の要部平面図、図12は同副走
査方向のGG’断面図(副走査方向の断面図)、図13
は同副走査方向HH’断面図(副走査方向の断面図)で
ある。
施の形態について説明する。図11は本発明の実施の形
態5による走査光学装置の要部平面図、図12は同副走
査方向のGG’断面図(副走査方向の断面図)、図13
は同副走査方向HH’断面図(副走査方向の断面図)で
ある。
【0027】図11、図12及び図13に示すように本
発明では、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状28
は光透過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトー
リック面で、外面形状29は光透過性ポリゴンミラー1
3の回転中心と反対側に凸のトーリック面で、両トーリ
ック面の頂点の包絡線を含む平面が光透過性ポリゴンミ
ラー13の回転中心軸と直交するように配置されてい
る。また、外面形状25の主走査断面は平面で、従来の
ポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過
性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるように
配置されている。内面形状28の凸のトーリック面は、
光透過性ポリゴンミラー13の外面形状29までの光透
過距離に応じて副走査方向断面での曲率形状が連続的に
変化する。すなわち、光透過距離が短ければ曲率半径が
小さくなり、逆に光透過距離が長ければ曲率半径が大き
くなる。また、外面形状29の凸のトーリック面は、光
透過性ポリゴンミラー13の多角形形状の角部に行くほ
ど主走査断面内で外側に凸となる形状をしている。この
形状をとることにより、光透過性ポリゴンミラー13が
回転する時に、光源1よりの光束30を主走査断面内で
走査させる角度を増加させることができる。まとめる
と、光源1よりの光束30は光透過性ポリゴンミラー1
3を透過すると、主走査方向では発散した光束となっ
て、第2結像光学系6へ進み、副走査方向では内面形状
28により外面形状29の表面上に線像31として結像
されて、第2結像光学系6へ進む。この時、線像31と
被走査媒体7の表面上の点像8とは光学的に共役な関係
となっている。この構成により、光透過性ポリゴンミラ
ー13は回転すると、光源1よりの光束30を主走査断
面内で走査させるのと同時に、第1結像光学系及び第2
結像光学系6の第1レンズをも兼ねることができる。な
お、この構成は光透過性ポリゴンミラー13に面倒れが
有る場合にも有効に用いることができる。
発明では、光透過性ポリゴンミラー13の内面形状28
は光透過性ポリゴンミラー13の回転中心側に凸のトー
リック面で、外面形状29は光透過性ポリゴンミラー1
3の回転中心と反対側に凸のトーリック面で、両トーリ
ック面の頂点の包絡線を含む平面が光透過性ポリゴンミ
ラー13の回転中心軸と直交するように配置されてい
る。また、外面形状25の主走査断面は平面で、従来の
ポリゴンミラーと同様の多角形形状をしており、光透過
性ポリゴンミラー13の回転中心軸と平行になるように
配置されている。内面形状28の凸のトーリック面は、
光透過性ポリゴンミラー13の外面形状29までの光透
過距離に応じて副走査方向断面での曲率形状が連続的に
変化する。すなわち、光透過距離が短ければ曲率半径が
小さくなり、逆に光透過距離が長ければ曲率半径が大き
くなる。また、外面形状29の凸のトーリック面は、光
透過性ポリゴンミラー13の多角形形状の角部に行くほ
ど主走査断面内で外側に凸となる形状をしている。この
形状をとることにより、光透過性ポリゴンミラー13が
回転する時に、光源1よりの光束30を主走査断面内で
走査させる角度を増加させることができる。まとめる
と、光源1よりの光束30は光透過性ポリゴンミラー1
3を透過すると、主走査方向では発散した光束となっ
て、第2結像光学系6へ進み、副走査方向では内面形状
28により外面形状29の表面上に線像31として結像
されて、第2結像光学系6へ進む。この時、線像31と
被走査媒体7の表面上の点像8とは光学的に共役な関係
となっている。この構成により、光透過性ポリゴンミラ
ー13は回転すると、光源1よりの光束30を主走査断
面内で走査させるのと同時に、第1結像光学系及び第2
結像光学系6の第1レンズをも兼ねることができる。な
お、この構成は光透過性ポリゴンミラー13に面倒れが
有る場合にも有効に用いることができる。
【0028】以上のように本実施の形態では、光源1よ
りの光を主走査断面内で走査させるのと同時に、第1結
像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用を兼ね
ることができる。すなわち、このように本実施の形態に
おいて、光透過性樹脂の内面形状は偏向手段の回転中心
側に凸のトーリック面で、外面形状は偏向手段の回転中
心と反対側に凸のトーリック面で、両トーリック面の頂
点の包絡線を含む平面が偏向手段の回転中心軸と直交す
るように構成したものであり、この構成により光透過性
樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レンズ
を兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現する
ことができる。
りの光を主走査断面内で走査させるのと同時に、第1結
像光学系及び第2結像光学系の一部のレンズ作用を兼ね
ることができる。すなわち、このように本実施の形態に
おいて、光透過性樹脂の内面形状は偏向手段の回転中心
側に凸のトーリック面で、外面形状は偏向手段の回転中
心と反対側に凸のトーリック面で、両トーリック面の頂
点の包絡線を含む平面が偏向手段の回転中心軸と直交す
るように構成したものであり、この構成により光透過性
樹脂は第1結像光学系及び第2結像光学系の第1レンズ
を兼ねることになり、走査光学装置の小型化を実現する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光源を光
透過性ポリゴンミラーの内側に内包し、光透過性ポリゴ
ンミラーの内面及び外面に種々のレンズ作用を持たせる
ことで、第1結像光学系及び第2結像光学系の光路の距
離を著しく短小にして、小型化を実現する走査光学装置
が得られるという、特段の効果をそうすることができ
る。
透過性ポリゴンミラーの内側に内包し、光透過性ポリゴ
ンミラーの内面及び外面に種々のレンズ作用を持たせる
ことで、第1結像光学系及び第2結像光学系の光路の距
離を著しく短小にして、小型化を実現する走査光学装置
が得られるという、特段の効果をそうすることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態1による走査光学装置の要
部平面図
部平面図
【図2】本発明の実施の形態1による走査光学装置の副
走査方向AA’断面図
走査方向AA’断面図
【図3】本発明の実施の形態2による走査光学装置の要
部平面図
部平面図
【図4】本発明の実施の形態2による走査光学装置の副
走査方向BB’断面図
走査方向BB’断面図
【図5】本発明の実施の形態3による走査光学装置の要
部平面図
部平面図
【図6】本発明の実施の形態3による走査光学装置の副
走査方向CC’断面図
走査方向CC’断面図
【図7】本発明の実施の形態3による走査光学装置の副
走査方向DD’断面図
走査方向DD’断面図
【図8】本発明の実施の形態4による走査光学装置の要
部平面図
部平面図
【図9】本発明の実施の形態4による走査光学装置の副
走査方向EE’断面図
走査方向EE’断面図
【図10】本発明の実施の形態4による走査光学装置の
副走査方向FF’断面図
副走査方向FF’断面図
【図11】本発明の実施の形態5による走査光学装置の
要部平面図
要部平面図
【図12】本発明の実施の形態5による走査光学装置の
副走査方向GG’断面図
副走査方向GG’断面図
【図13】本発明の実施の形態5による走査光学装置の
副走査方向HH’断面図
副走査方向HH’断面図
【図14】従来の走査光学装置の概略斜視図
【図15】従来の走査光学装置の副走査方向の概略断面
図
図
1 光源 2 第1結像光学系(シリンドリカルレンズなど) 3 ポリゴンミラー 4 反射面 5 モータ 6 第2結像光学系(fθレンズ) 7 被走査媒体 8 点像 9 走査線 10 面倒れ時のポリゴンミラー 11 面倒れ時の光路 12 面倒れ補正無しの結像点 13 光透過性ポリゴンミラー 14 球面の内面形状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 博規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 都留 哲浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】光源から出射される光束を偏向する手段
と、前記偏向手段で偏向された前記光束を被走査媒体上
に結像させる結像光学系とを有する走査光学装置であっ
て、前記光源が前記偏向手段の内部に内包されているこ
とを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項2】前記偏向手段が光学的に透明な光透過性樹
脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載の走
査光学装置。 - 【請求項3】前記光源が前記偏向手段の回転中心位置に
配設され、前記回転中心の回転軸に垂直方向に一定幅の
平行な光束量を、前記回転中心から前記偏向手段の内面
に出射するように形成されていることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の走査光学装置。 - 【請求項4】前記光透過性樹脂の内面形状は球面で、前
記球面の中心が前記結像光学系の光走査断面と同一平面
内にあり、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段
の回転中心軸と平行に構成されていることを特徴とする
請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光
学装置。 - 【請求項5】前記光透過性樹脂の内面形状は円筒面で、
前記円筒面の母線が前記偏向手段の回転軸と平行に配置
され、外面形状は平面で、前記平面は前記偏向手段の回
転中心軸と平行に構成されていることを特徴とする請求
項1ないし請求項3のいずれかの項に記載の走査光学装
置。 - 【請求項6】前記光透過性樹脂の内面形状は前記偏向手
段の回転中心側に凸のトロイダル面で、前記トロイダル
面の頂点の包絡線を含む平面が前記偏向手段の回転中心
軸と直交するように配置され、外面形状は平面で、前記
平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成されてい
ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
の項に記載の走査光学装置。 - 【請求項7】前記光透過性樹脂の内面形状は前記偏向手
段の回転中心側に凸のトーリック面で、前記トーリック
面の頂点の包絡線を含む平面が前記偏向手段の回転中心
軸と直交するように配置され、外面形状は平面で、前記
平面は前記偏向手段の回転中心軸と平行に構成されてい
ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
の項に記載の走査光学装置。 - 【請求項8】前記光透過性樹脂の内面形状は前記偏向手
段の回転中心側に凸のトーリック面で、外面形状は前記
偏向手段の回転中心と反対側に凸のトーリック面で、前
記両トーリック面の頂点の包絡線を含む平面が前記偏向
手段の回転中心軸と直交するように構成されていること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項に
記載の走査光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141413A JPH09325290A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141413A JPH09325290A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 走査光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325290A true JPH09325290A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15291433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8141413A Pending JPH09325290A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325290A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1513096A2 (en) | 2003-09-05 | 2005-03-09 | Ncr International Inc. | Barcode scanner with dual-surface polygon |
US7387819B2 (en) | 2005-01-10 | 2008-06-17 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method and apparatus for repairing bed-liner coatings |
US20200292674A1 (en) * | 2019-01-04 | 2020-09-17 | Blackmore Sensors & Analytics, Llc | Systems and methods for refractive beam-steering |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP8141413A patent/JPH09325290A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1513096A2 (en) | 2003-09-05 | 2005-03-09 | Ncr International Inc. | Barcode scanner with dual-surface polygon |
EP1513096A3 (en) * | 2003-09-05 | 2006-01-25 | Ncr International Inc. | Barcode scanner with dual-surface polygon |
US7073716B2 (en) * | 2003-09-05 | 2006-07-11 | Ncr Corporation | Barcode scanner with dual-surface polygon |
US7387819B2 (en) | 2005-01-10 | 2008-06-17 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method and apparatus for repairing bed-liner coatings |
US20200292674A1 (en) * | 2019-01-04 | 2020-09-17 | Blackmore Sensors & Analytics, Llc | Systems and methods for refractive beam-steering |
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