JPH0932465A - 小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置 - Google Patents
小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置Info
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- JPH0932465A JPH0932465A JP20780895A JP20780895A JPH0932465A JP H0932465 A JPH0932465 A JP H0932465A JP 20780895 A JP20780895 A JP 20780895A JP 20780895 A JP20780895 A JP 20780895A JP H0932465 A JPH0932465 A JP H0932465A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターゲットから反射鏡を経てレーザー付セオ
ドライトで照準するために、到達距離が短くなったり、
計測不良になったりする欠点を解消した、小口径シール
ドマシンの孔曲り計測方法及びその装置を提供する。 【構成】 ケーシング本体１内の先端付近でビット駆動
装置及びその他の装置とケーシング内壁１ｂとの隙間に
第１のターゲット８を、ビット駆動装置及びその他の装
置の後部のケーシング１ａの軸心付近に第２のターゲッ
ト１０を設け、通常削孔時は狭い範囲の第１のターゲッ
ト８に、これから外れた場合には、広範囲の第２のター
ゲット１０にレーザー付セオドライト５ａを照準して孔
曲りを測定する。
ドライトで照準するために、到達距離が短くなったり、
計測不良になったりする欠点を解消した、小口径シール
ドマシンの孔曲り計測方法及びその装置を提供する。 【構成】 ケーシング本体１内の先端付近でビット駆動
装置及びその他の装置とケーシング内壁１ｂとの隙間に
第１のターゲット８を、ビット駆動装置及びその他の装
置の後部のケーシング１ａの軸心付近に第２のターゲッ
ト１０を設け、通常削孔時は狭い範囲の第１のターゲッ
ト８に、これから外れた場合には、広範囲の第２のター
ゲット１０にレーザー付セオドライト５ａを照準して孔
曲りを測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は地中に上・下水道管やガ
ス、電話、電力用の管等を敷設するための小口径シール
ドマシンの孔曲り計測方法及びその装置に関するもので
ある。
ス、電話、電力用の管等を敷設するための小口径シール
ドマシンの孔曲り計測方法及びその装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】小口径シールドマシンは、図１、図２に
示すように発進立坑から図示しないジャッキで推進され
つつ、ケーシング本体１の先端部のビット２ａを減速原
動機３で回転給進させ地中に削孔し、削孔された後の孔
にヒューム管４等を図示しないジャッキで押込みつつ発
進立坑５と到達立坑（図示せず）との間に管を敷設する
もので、掘削された排土は水と共に排泥管６で図示しな
い地上の沈殿槽に送って沈殿させ、上澄みは給水管６ａ
で先導管２のシールド壁２ｂからビット２ａ付近に給水
して掘削するものである。但し、排土をスラリーとして
処理せず、スクリューにより排土してもよい。図１及び
２において７は油圧装置である。孔曲りが生じた場合、
図示しないケーシング本体１内のジャッキで先導管２を
ビット２ａと共に傾けて修正するようになっている。
示すように発進立坑から図示しないジャッキで推進され
つつ、ケーシング本体１の先端部のビット２ａを減速原
動機３で回転給進させ地中に削孔し、削孔された後の孔
にヒューム管４等を図示しないジャッキで押込みつつ発
進立坑５と到達立坑（図示せず）との間に管を敷設する
もので、掘削された排土は水と共に排泥管６で図示しな
い地上の沈殿槽に送って沈殿させ、上澄みは給水管６ａ
で先導管２のシールド壁２ｂからビット２ａ付近に給水
して掘削するものである。但し、排土をスラリーとして
処理せず、スクリューにより排土してもよい。図１及び
２において７は油圧装置である。孔曲りが生じた場合、
図示しないケーシング本体１内のジャッキで先導管２を
ビット２ａと共に傾けて修正するようになっている。
【０００３】従来の小口径シールドマシンの孔曲り計測
方法及びその装置は、図２に示すようにケーシング本体
１内の先端付近で減速原動機３等のビット駆動装置及び
其他の装置とケーシング内壁１ｂとの隙間にターゲット
８が設けられ（孔曲りを早く検知するため、ターゲット
は出来るだけ前に設置する）、装置の後部に反射鏡９
ａ，９ｂを設け、ケーシング１ａの軸心上を計測線と
し、発進立坑５のレーザーセオドライト（セオドライト
経緯儀）で直接計測するか、または、図２に示すように
ターゲット８をテレビカメラ８ａで写し、これをモニタ
ー８ｂで地上より計測していた。これは、計測範囲をで
きるだけ広くするため、ケーシング１ａの軸心上にレー
ザー光線をもってきたものである。
方法及びその装置は、図２に示すようにケーシング本体
１内の先端付近で減速原動機３等のビット駆動装置及び
其他の装置とケーシング内壁１ｂとの隙間にターゲット
８が設けられ（孔曲りを早く検知するため、ターゲット
は出来るだけ前に設置する）、装置の後部に反射鏡９
ａ，９ｂを設け、ケーシング１ａの軸心上を計測線と
し、発進立坑５のレーザーセオドライト（セオドライト
経緯儀）で直接計測するか、または、図２に示すように
ターゲット８をテレビカメラ８ａで写し、これをモニタ
ー８ｂで地上より計測していた。これは、計測範囲をで
きるだけ広くするため、ケーシング１ａの軸心上にレー
ザー光線をもってきたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、反射鏡には
反射効率があり、そのたレーザー光の到達距離が短くな
る。更に、反射鏡がくもると（埃、湿気などにより）計
測不良となる等の欠点があった。
反射効率があり、そのたレーザー光の到達距離が短くな
る。更に、反射鏡がくもると（埃、湿気などにより）計
測不良となる等の欠点があった。
【０００５】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、反射鏡を用いないでも従来と同じ性能のあ
る小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置
を提供するものである。
ものであり、反射鏡を用いないでも従来と同じ性能のあ
る小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置
を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の方法は、地盤を削孔し、地中に上・下水道
管やガス、電話、電力用の管等を敷設する削孔機におい
て、通常削孔時には、ケーシング本体内の先端付近で、
ビット駆動装置及び其他の装置とケーシング内壁との隙
間に設けられた第１のターゲットに、発進立坑に設置さ
れたレーザー付セオドライトのレーザー光を照準し、照
準が測定範囲から外れた場合には、前記ビット駆動装置
及び其他の装置の後部のケーシングの軸心付近に設けら
れた第２のターゲットに、発進立坑に設置されたレーザ
ー付セオドライトのレーザー光を照準することを特徴と
する。
め、本発明の方法は、地盤を削孔し、地中に上・下水道
管やガス、電話、電力用の管等を敷設する削孔機におい
て、通常削孔時には、ケーシング本体内の先端付近で、
ビット駆動装置及び其他の装置とケーシング内壁との隙
間に設けられた第１のターゲットに、発進立坑に設置さ
れたレーザー付セオドライトのレーザー光を照準し、照
準が測定範囲から外れた場合には、前記ビット駆動装置
及び其他の装置の後部のケーシングの軸心付近に設けら
れた第２のターゲットに、発進立坑に設置されたレーザ
ー付セオドライトのレーザー光を照準することを特徴と
する。
【０００７】また、本発明の装置は、地盤を削孔し、地
中に上・下水道やガス、電話、電力用の管を敷設する削
孔機において、ケーシング本体内の先端付近で、ビット
駆動装置及び其他の装置とケーシング内壁との隙間に第
１のターゲットを、前記ビット駆動装置及び其他の装置
の後部のケーシングの軸心付近に第２のターゲットを設
けたことを特徴とする。
中に上・下水道やガス、電話、電力用の管を敷設する削
孔機において、ケーシング本体内の先端付近で、ビット
駆動装置及び其他の装置とケーシング内壁との隙間に第
１のターゲットを、前記ビット駆動装置及び其他の装置
の後部のケーシングの軸心付近に第２のターゲットを設
けたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】第１のターゲットのレーザー光はケーシングの
軸心を通らないので、計測範囲は狭いが孔曲りが早く検
知できる。
軸心を通らないので、計測範囲は狭いが孔曲りが早く検
知できる。
【０００９】第１のターゲットの計測範囲から外れた場
合は、第２のターゲットを使用する。
合は、第２のターゲットを使用する。
【００１０】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図１は本発明の一実施例を示す説明図
で、ターゲットの構成以外のシールドマシンの構造は従
来と同じであって従来例で説明した。本発明の装置のタ
ーゲットは従来のターゲットと同一位置の狭範囲用の第
１のターゲット８とビット駆動装置及び其他の装置の後
部のケーシング１ａの軸心付近に配設された広範囲用の
第２のターゲット１０とで構成され、第１ターゲット８
のレーザー光線は第１の位置のレーザー付セオドライト
５ａ（２点鎖線）で照準され、通常削孔時（略直進から
小さい孔曲り位いまで）には、第１の位置のレーザー付
セオドライト５ａ（２点鎖線）が用いられる。
細に説明する。図１は本発明の一実施例を示す説明図
で、ターゲットの構成以外のシールドマシンの構造は従
来と同じであって従来例で説明した。本発明の装置のタ
ーゲットは従来のターゲットと同一位置の狭範囲用の第
１のターゲット８とビット駆動装置及び其他の装置の後
部のケーシング１ａの軸心付近に配設された広範囲用の
第２のターゲット１０とで構成され、第１ターゲット８
のレーザー光線は第１の位置のレーザー付セオドライト
５ａ（２点鎖線）で照準され、通常削孔時（略直進から
小さい孔曲り位いまで）には、第１の位置のレーザー付
セオドライト５ａ（２点鎖線）が用いられる。
【００１１】孔曲りが或程度以上大きくなると照準範囲
からずれるので、第２の位置へレーザー付セオドライト
８ａ（実線）を移動して照準する。第１のターゲット８
と第２のターゲット１０の視野が一部重なる場合には、
第２のターゲット１０を可動式とし、軸心から少しずら
しても良い。
からずれるので、第２の位置へレーザー付セオドライト
８ａ（実線）を移動して照準する。第１のターゲット８
と第２のターゲット１０の視野が一部重なる場合には、
第２のターゲット１０を可動式とし、軸心から少しずら
しても良い。
【００１２】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば下記
のような効果を奏するものである。 (1) 従来のように反射鏡が用いていないので、レーザー
光の到達距離が短くなったりしない。
のような効果を奏するものである。 (1) 従来のように反射鏡が用いていないので、レーザー
光の到達距離が短くなったりしない。
【００１３】(2) また、埃や湿気等の影響がないので、
安定かつ正確に計測することができる。
安定かつ正確に計測することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図２】従来の計測方法及びその装置の説明図である。
１ ケーシング本体 １ａ ケーシング １ｂ ケーシング内壁 ３ 減速原動機 ５ 発進立坑 ５ａ レーザー付セオドライト ８，１０ ターゲット
Claims (2)
- 【請求項１】 地盤を削孔し、地中に上・下水道管やガ
ス、電話、電力用の管等を敷設する削孔機において、 通常削孔時には、ケーシング本体内の先端付近で、ビッ
ト駆動装置及び其他の装置とケーシング内壁との隙間に
設けられた第１のターゲットに、発進立坑に設置された
レーザー付セオドライトのレーザー光を照準し、照準が
測定範囲から外れた場合には、前記ビット駆動装置及び
其他の装置の後部のケーシングの軸心付近に設けられた
第２のターゲットに、発進立坑に設置されたレーザー付
セオドライトのレーザー光を照準することを特徴とする
小口径シールドマシンの孔曲り計測方法。 - 【請求項２】 地盤を削孔し、地中に上・下水道やガ
ス、電話、電力用の管を敷設する削孔機において、 ケーシング本体内の先端付近で、ビット駆動装置及び其
他の装置とケーシング内壁との隙間に第１のターゲット
を、前記ビット駆動装置及び其他の装置の後部のケーシ
ングの軸心付近に第２のターゲットを設けたことを特徴
とする小口径シールドマシンの孔曲り計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20780895A JPH0932465A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20780895A JPH0932465A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932465A true JPH0932465A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16545849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20780895A Pending JPH0932465A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 小口径シールドマシンの孔曲り計測方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932465A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008034A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Rasa Ind Ltd | 小口径管埋設用先導体 |
| CN105953771A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-09-21 | 西安中科光电精密工程有限公司 | 一种主动式经纬仪系统及测量方法 |
| CN111113550A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-08 | 奥士康科技股份有限公司 | 一种pcb板钻孔机校准定位装置 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP20780895A patent/JPH0932465A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008034A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Rasa Ind Ltd | 小口径管埋設用先導体 |
| CN105953771A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-09-21 | 西安中科光电精密工程有限公司 | 一种主动式经纬仪系统及测量方法 |
| CN111113550A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-08 | 奥士康科技股份有限公司 | 一种pcb板钻孔机校准定位装置 |
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