JPH09324366A - 伸縮性カバー - Google Patents
伸縮性カバーInfo
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- JPH09324366A JPH09324366A JP8140542A JP14054296A JPH09324366A JP H09324366 A JPH09324366 A JP H09324366A JP 8140542 A JP8140542 A JP 8140542A JP 14054296 A JP14054296 A JP 14054296A JP H09324366 A JPH09324366 A JP H09324366A
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Abstract
ン、電話機などの物品を着脱自在に覆って、使用者に快
適感を与えることができる伸縮性カバーを得る。 【解決手段】 少なくとも口径Dが伸縮自在とされた可
撓性筒状10に、帯電防止性材料4、抗菌性材料、消臭
性材料、芳香性材料などの快適機能性材料を付着させ
る。
Description
するものであり、特に多くの人が触れるドアノブ、マイ
クロフォン、電話機などの物品を着脱自在に覆って、使
用者に快適感を与えることができる伸縮性カバーに関す
る。
には握ると冷たく感じられるばかりでなく、手で触れる
と静電気による電撃によって不快感を与える場合があっ
た。この問題に対する対策として、従来は、ドアノブの
冷感を防止するためには毛糸編みなどの袋状の編み物を
装着し、また電撃を防止するためには、ドア前の床面に
除電マットを敷くなど、別個に対応していた。
電話機の受・送話装置(以下、単に「電話機」という)
などは不特定多数の人々が触れるものであり、汗や唾液
なども付着するので不衛生になりがちであり、また臭気
を発生するなど、使用者に不快感を与える。これらの物
品の消毒や消臭は、従来、洗剤やアルコールなどによっ
て時折に払拭することで対応していた。また、これらの
物品は、冬季などには握ると冷たく感じられる不快感が
あった。この冷感を防止するために、電話機などの場
合、従来は、例えば「電話機カバー」と称して、電話機
の形状に合わせて布地を裁断縫製したカバーが取り付け
られていた。
の編みカバーは、冷感を防止することはできても静電気
の電撃を防止することはできず、しかも不衛生になりが
ちであった。除電マットは、電撃を防止することはでき
ても冷感を防止することはできず、しかも高価である。
多数の人々が触れるものであるから時折の清掃では消毒
や消臭が不十分となる場合が少なくない。冷感を防止す
るために装着される電話カバーなどは、複雑な形状に布
地を裁断縫製するので、高価であるばかりでなく、取り
付けや交換が煩雑で、長期間取り付けたまま放置するこ
とが多く、汚れたり不衛生になって、かえって快適性が
損なわれた。
されたものであって、従ってその目的は、作成が容易で
あって、前記の物品などに容易に装着することができ、
しかも装着したとき使用者に快適感を与えることができ
る伸縮性カバーを提供することにある。
も口径が伸縮自在とされた可撓性筒状体に、使用者に快
適感を与える快適機能性材料が付着された伸縮性カバー
を提供することによって解決できる。前記の可撓性筒状
体は、少なくともヨコ糸の一部に弾性糸を用いた筒状織
物であることが好ましい。または前記の可撓性筒状体
は、袋編によって成形された筒状編物であることが好ま
しい。または前記の可撓性筒状体は、発泡ポリウレタン
製であることが好ましい。または前記の可撓性筒状体
は、ゴム製であることが好ましい。
止性材料、抗菌性材料、消臭性材料、または芳香性材料
のいずれか1種以上であることが好ましい。
薄膜、金属繊維、金属フロック、帯電防止性界面活性
剤、またはこれらを含む組成物のいずれか1種以上であ
ることが好ましい。
抗菌性金属またはその酸化物,水酸化物,または塩、β
−ツジャプリシン(ヒノキチオール)、ポリフェノン
類、ティトリーオイル、塩化ベンザルコニウム系,塩化
ベンゼトニウム系などの陽イオン界面活性剤、アルキル
ポリアミノエチルグリシン塩酸塩などの両性界面活性
剤、グルコン酸クロルヘキシジン,ポリヘキサメチレン
ビグアニジン塩酸塩などのビグアナイド化合物、2−
(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール、N−(フルオ
ロジクロロメチルチオ)フタルイミド、2,3,5,6
−チトクロロ−4−(メチルスルホニル)−ピリジン、
10,10’−オキシビスフェノキシアルシン、トリメ
トキシシリル−プロピルオクタデシルアンモニウムクロ
ライド、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−
オン、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、
デヒドロ酢酸ナトリウム、サリチル酸、パラオキシ安息
香酸エステル類、N−ココイル−L−アルギニンエチル
エステル・ピロリドンカルボン酸塩、ヘキサクロロフェ
ン、感光素201、またはこれらを含む組成物のいずれ
か1種以上であることが好ましい。
鉄化合物とアスコルビン酸、Fe−またはCo−フタロ
シアニンポリカルボン酸誘導体、ベタイン、テルペノイ
ド、グリコール、フミン酸、木酢酸、クエン酸,コハク
酸などの有機酸、精油類、活性炭、ゼオライト、シリカ
ゲル、ヒドロキシアパタイト、クロロフィル、ラウリル
メタクリレート、グルタルアルデヒド、またはこれらを
含む組成物のいずれか1種以上であることが好ましい。
ロカプセルまたは包摂組成物であることが好ましい。
て、ドアのノブに装着可能な口径と長さとを有するドア
ノブ用伸縮性カバーを提供する。
て、筒型マイクロフォンに装着可能な口径と長さとを有
するマイクロフォン用伸縮性カバーを提供する。
て、電話機の受・送話装置の少なくとも一部分に装着可
能な口径と長さとを有する電話機用伸縮性カバーを提供
する。
例により図面を用いて説明する。 (実施例1)図1に示す本発明の実施例は、帯電防止性
が付与されたドアノブ用伸縮性カバーである。この伸縮
性カバー11は、ヨコ糸に弾性糸を用いた筒状織物10
の表面に、帯電防止性材料の1種である炭素繊維4,
4,…が付着されてなっている。この筒状織物10の口
径Dは、ドアSに取り付けられたドアノブNの頸部nの
直径より小さく、またその長さは、装着したときにドア
ノブの握り部全体を覆うことができるようにされてい
る。
糸に弾性糸が用いられているので口径が伸縮自在とさ
れ、しかも全体として可撓性であるので、ドアノブに着
脱自在に装着することができ、装着したときはドアノブ
の球状面に密着することができる。この伸縮性カバー1
1は、表面に炭素繊維4が付着されているので帯電防止
性を有している。従って、乾燥期にドアノブに手を触れ
ても電撃を感じることがなく、この伸縮性カバー11
は、使用者に快適感を与えることができた。
「ストレッチネット」と称せられる織物であって、図2
に示すように、タテ糸1,1,…としてポリエステル捲
縮フィラメントの嵩高加工糸が筒状に配列され、これに
配するヨコ糸として、ポリウレタン糸にポリエステル糸
を覆い巻きした弾性糸2,2,…が、前記のタテ糸1,
1,…で形成した筒状体の周方向に織り込まれて織成さ
れている。
し、その開口部3から被着対象物を挿入すると、筒状織
物10のタテ糸1,1,…に嵩高加工糸が、またヨコ糸
2,2,…に弾性糸が用いられているので、被着対象物
が屈曲していたり断面形状が変化したりしていても、そ
の任意の部位の屈曲や断面形状に対応して伸縮して被着
することが可能であり、筒状織物10の口径Dより断面
形状が大きいドアノブやマイクロフォンなどにも容易に
装着することができるばかりでなく、電話機の受・送話
装置のように断面形状が機種によって異なり、しかもそ
の断面形状が長さ方向に変化する物品に対しても、密着
させることができる。また、この筒状織物10は、被着
対象物から脱離する際にも、伸縮自在であることから単
に引き抜けばよいので、装着も脱離もきわめて容易であ
る。
層面に、帯電防止性材料として炭素繊維4,4,…が付
着されている。この伸縮性カバー11は、アクリロニト
リル系の炭素繊維の短繊維(1d×6mm)45重量%
とバインダー65重量部とからなる混合物をミキサーを
用いて均一化したスラリーを、図1に示した筒状織物1
0の外面に塗布し、乾燥して作成したものである。
験したところ、摩擦帯電圧は33V、表面漏洩抵抗は
2.5×105 Ω以下であり、15000Vの静電気
が、半減期0秒で瞬時に中和して除電された。この伸縮
性カバー11をドアノブに装着し、乾燥期の日常使用に
供したが、電撃を感ずることはなく、また冷感もなく、
快適に使用できた。
に、可撓性筒状体として、銅メッキまたはニッケルメッ
キを施した紡績糸を用いて袋編にした筒状編物を用い、
ドアノブの握り部全体を覆うに十分な長さに切断し、開
口縁部にほつれ止めを施して実施例2のドアノブ用伸縮
性カバーを作成した。
れているので口径方向にも長さ方向にも伸縮自在であ
り、ドアノブに着脱自在に装着することができ、装着し
たときはドアノブの球状面に密着することができた。こ
の伸縮性カバーは、表面に金属メッキが施されているの
で帯電防止性を有し、乾燥期にこの伸縮性カバーが装着
されたドアノブに手を触れても、電撃を感じることがな
かった。
に、可撓性筒状体として、帯電防止性カチオン界面活性
剤であるアルキルトリメチルアンモニウムクロライドを
含浸させた厚さ1mmの発泡ポリウレタン製の筒状成形
物を用い、実施例3のドアノブ用伸縮性カバーを作成し
た。
ウレタン製であるので、口径方向にも長さ方向にも伸縮
自在であり、ドアノブに着脱自在に装着することがで
き、装着したときはドアノブの球状面に密着することが
できた。この伸縮性カバーは、帯電防止性界面活性剤が
含浸されているので帯電防止性を有し、乾燥期にこの伸
縮性カバーが装着されたドアノブに手を触れても、電撃
を感じることがなかった。
面活性剤の例としては、例えば、アルキルサルフェート
類、アルキルアリールサルフェート類、アルキルホスフ
ェート類、アルキルアミンサルフェート類などのアニオ
ン界面活性剤、第四級アンモニウム塩類、第四級アンモ
ニウム樹脂類、イミダゾリン類などのカチオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンソルビタン類、ポリオキシエチ
レンエーテル類、ポリオキシエチレンアミンまたはアミ
ド類、エタノールアミド類などの非イオン界面活性剤、
およびベタイン類などの両性界面活性剤などを挙げるこ
とができる。また、例えば炭素繊維や金属などと帯電防
止性界面活性剤とを併用すれば、更に良好な帯電防止性
能が得られる。
れたマイクロフォン用伸縮性カバーを示している。図3
において、この伸縮性カバー12は、実施例1に用いた
ものと同様な筒状織物に、抗菌性材料として銀が付着さ
れてなっている。
状マイクロフォンMに装着し得るように、マイクロフォ
ンMの被着対象部位の最小断面径より小さい口径Dと、
装着したときにマイクロフォンの握り部gと集音部sの
周面を覆うに十分な長さとを有していて、これをマイク
ロフォンMの周面に装着したとき、握り部gと集音部s
の周面に着脱自在に密着できるようになっている。
装着し、10人の使用者がカラオケに使用した後に、伸
縮性カバー12が装着された握り部gを寒天培地に押し
つけ、培養器中30℃で48時間培養したところ、菌の
コロニーを認めなかった。この結果から、伸縮性カバー
12には抗菌性があり、これを装着することによってマ
イクロフォンが常に清潔に保持されたことがわかる。
イクロフォンは、握ったときの冷感が緩和され、しかも
音響特性に変化なく、風防効果があるので風や息による
雑音を軽減することができ、快適性が向上した。
して銀が付着されている。すなわち、この伸縮性カバー
12は、銀をゼオライトに担持させた微粒子組成物をバ
インダー中に分散した分散液を、図2に示した筒状織物
に含浸し、乾燥し、所定寸法に切断して作成したもので
ある。銀の担体としては、ゼオライトの他にヒドロキシ
アパタイト、シリカゲル、シリカ・アルミナ、リン酸ジ
ルコニウムなどを用いることもできる。
イトに担持させた銀の代わりに、銅,亜鉛などの抗菌性
金属またはその酸化物,水酸化物,または塩、β−ツジ
ャプリシン(ヒノキチオール)、ポリフェノン類、ティ
トリーオイル、塩化ベンザルコニウム系,塩化ベンゼト
ニウム系などの陽イオン界面活性剤、アルキルポリアミ
ノエチルグリシン塩酸塩などの両性界面活性剤、グルコ
ン酸クロルヘキシジン,ポリヘキサメチレンビグアニジ
ン塩酸塩などのビグアナイド化合物、2−(4−チアゾ
リル)ベンズイミダゾール、N−(フルオロジクロロメ
チルチオ)フタルイミド、2,3,5,6−チトクロロ
−4−(メチルスルホニル)−ピリジン、10,10’
−オキシビスフェノキシアルシン、トリメトキシシリル
−プロピルオクタデシルアンモニウムクロライド、2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ビス
(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、デヒドロ酢
酸ナトリウム、サリチル酸、パラオキシ安息香酸エステ
ル類、N−ココイル−L−アルギニンエチルエステル・
ピロリドンカルボン酸塩、ヘキサクロロフェン、または
感光素201の1種以上を、可撓性筒状体に含浸して、
または担体に担持させた組成物をバインダーを用いて付
着させて用いても実質的に同様な結果が得られる。
わりに、直径8mmの透孔を多数形成して網状にした厚
さ0.5mmのゴム板で可撓性筒状体を成形し、ゼオラ
イトに担持した銀を塗布し、乾燥して実施例5のマイク
ロフォン用伸縮性カバーを作成した。
いゴム板で成形されているので、口径方向にも長さ方向
にも伸縮自在であり、マイクロフォンに着脱自在に装着
することができ、装着したときは断面径が変化するマイ
クロフォンの握り部gと集音部sの周面を密着して覆う
ことができた。
が付着されているので、実施例4の場合と同様な抗菌性
があり、これを装着することによってマイクロフォンを
常に清潔に保つことができた。また、ゴム製であるの
で、マイクロフォンの表面に対する密着性が高く、不用
意に抜け落ちることがなく、使用感も良好であった。
能性とが共に付与された電話機用伸縮性カバーを示して
いる。図4において、この伸縮性カバー13は、実施例
1に用いたものと同様な筒状織物に、消臭性材料として
フラボノイドを含むマイクロカプセルが、また芳香性材
料としてヒノキ油を含むマイクロカプセルが付着されて
なっている。
状織物10に、フラボノイドを含むマイクロカプセルと
ヒノキ油を含むマイクロカプセルとをバインダー中に分
散した分散液を含浸し、乾燥し、電話機(受・送話装
置)Pに着脱自在に装着し得るように、少なくとも送話
部pと握り部hとを覆うに十分な長さに切断して作成さ
れている。
pと握り部hとを覆うように装着したとき、この電話機
Pは、使用時にヒノキ油に由来する芳香が感知され、ま
たフラボノイドが含まれているので、口臭などが消臭さ
れ、快適に使用することができた。
ボノイドの代わりに、硫酸第一鉄などの二価鉄化合物と
アスコルビン酸、Fe−またはCo−フタロシアニンポ
リカルボン酸誘導体、ベタイン、テルペノイド、グリコ
ール、フミン酸、木酢酸、クエン酸,コハク酸などの有
機酸、精油類、活性炭、ゼオライト、シリカゲル、ヒド
ロキシアパタイト、クロロフィル、ラウリルメタクリレ
ート、グルタルアルデヒドなどを用いても同様な結果が
得られる。これらの消臭性材料は、そのまま筒状織物の
繊維間に含浸させて用いてもよいが、マイクロカプセル
またはゼオライトなどに包摂させて用いてもよい。
に知られている精油類、バルサム類、エステル類、合成
香料、調合香料などを用いることができる。精油類の例
としては、前記ヒノキ油の他に、ユーカリ油、ヒバ油、
ショウノウ油、ライム油、ティトリー油、スパイクラベ
ンダー油、ジャスミン油、シトロネラ油、シダーウッド
油、サンダルウッド油、グレープフルーツ油、オレンジ
油、オリガナム油、ハッカ油、レモン油、スペアミント
油、などを挙げることができる。バルサム類としては、
スチラックス、ペルーバルサム、トルーバルサム、安息
香などを用いることができる。また、これらの精油類や
バルサム類から単離したシトロネロール、シトロネラー
ル、ゲラニオール、テルピネオール、メントール、ボル
ネオール、イソボルネオール、1,8−シネオール、α
−ピネン、β−ピネン、リモネン、ジペンテン、テルピ
ノーレン、リナロール、ネロール、チモール、オイゲノ
ール、イソオイゲノール、サフロール、イソサフロー
ル、その他のテルペノイド類や香料原料として知られて
いる各種エステル類、および合成香料、調合香料など
も、単独で、または2種以上を混合して用いることがで
きる。
イドなどのように芳香性であって、しかも消臭効果と抗
菌効果とを併せ持つものや、一般に「フィトンチッド効
果」と称せられる一種の精神鎮静効果を有するものもあ
る。従って、これらを用いれば芳香、消臭、抗菌の各効
果に加えて、更に鎮静効果を付与することもできて、快
適機能性付与の観点から好都合である。例えば、テルペ
ノイドなどの精油成分と有機酸、木酢酸などを配合した
水溶性の芳香、消臭、抗菌剤であって、フィトンチッド
効果を併せ持つものが市販されている(例えば、イカリ
薬品社製「スーパークリン6BOC」)。これらを前記
の可撓性筒状体に含浸し、またはマイクロカプセルまた
はゼオライトなどに包摂させた後にバインダーを用いて
可撓性筒状体に付着させ、乾燥すれば芳香、消臭、抗
菌、鎮静効果を複合して有する伸縮性カバーが得られ
る。
バーは、いずれも、用途や使用状況によって、帯電防止
性、抗菌性、消臭性、芳香性などの快適機能性を複合し
て付与することができる。例えば、実施例1のドアノブ
用伸縮性カバーにおいては、帯電防止性材料の他に抗菌
性材料、芳香性材料などが付着されていれもよい。ま
た、例えば実施例4のマイクロフォン用伸縮性カバーに
おいても、抗菌性材料の他に帯電防止性材料、消臭性材
料などが付着されていれもよい。
が伸縮自在とされた可撓性筒状体を用いて作成されてい
るので、ドアノブ、マイクロフォン、電話機などの被着
対象物に対する装着、脱離が容易であり、汚れたり、一
定期間経過後には、容易に取り外して洗濯したり交換し
たりすることができる。しかもこれらの伸縮性カバーは
安価であり、可燃性であるから廃棄するにも支障がな
い。
径が伸縮自在とされた可撓性筒状体に、帯電防止性材
料、抗菌性材料、消臭性材料、または芳香性材料などの
快適機能性材料が付着されてなるものであるので、ドア
ノブ、マイクロフォン、電話機などの物品に簡単に着脱
することができ、不特定多数の人々に触れられる物品で
あっても、これらを常に衛生的かつ快適に維持すること
ができる。
面図。
す斜視図。
縦断面図。
示す縦断面図。
Claims (13)
- 【請求項1】 少なくとも口径が伸縮自在とされた可撓
性筒状体に、使用者に快適感を与える快適機能性材料が
付着された伸縮性カバー。 - 【請求項2】 可撓性筒状体が、少なくともヨコ糸の一
部に弾性糸を用いた筒状織物である請求項1に記載の伸
縮性カバー。 - 【請求項3】 可撓性筒状体が、袋編によって成形され
た筒状編物である請求項1に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項4】 可撓性筒状体が、発泡ポリウレタン製で
ある請求項1に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項5】 可撓性筒状体が、ゴム製である請求項1
に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項6】 快適機能性材料が、帯電防止性材料、抗
菌性材料、消臭性材料、または芳香性材料のいずれか1
種以上である請求項1に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項7】 帯電防止性材料が、炭素繊維、金属薄
膜、金属繊維、金属フロック、帯電防止性界面活性剤、
またはこれらを含む組成物のいずれか1種以上である請
求項6に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項8】 抗菌性材料が、銀,銅,亜鉛などの抗菌
性金属またはその酸化物,水酸化物,または塩、β−ツ
ジャプリシン(ヒノキチオール)、ポリフェノン類、テ
ィトリーオイル、塩化ベンザルコニウム系,塩化ベンゼ
トニウム系などの陽イオン界面活性剤、アルキルポリア
ミノエチルグリシン塩酸塩などの両性界面活性剤、グル
コン酸クロルヘキシジン,ポリヘキサメチレンビグアニ
ジン塩酸塩などのビグアナイド化合物、2−(4−チア
ゾリル)ベンズイミダゾール、N−(フルオロジクロロ
メチルチオ)フタルイミド、2,3,5,6−チトクロ
ロ−4−(メチルスルホニル)−ピリジン、10,1
0’−オキシビスフェノキシアルシン、トリメトキシシ
リル−プロピルオクタデシルアンモニウムクロライド、
2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ビ
ス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、デヒドロ
酢酸ナトリウム、サリチル酸、パラオキシ安息香酸エス
テル類、N−ココイル−L−アルギニンエチルエステル
・ピロリドンカルボン酸塩、ヘキサクロロフェン、感光
素201、またはこれらを含む組成物のいずれか1種以
上である請求項6に記載の伸縮性カバー。 - 【請求項9】 消臭性材料が、フラボノイド、二価鉄化
合物とアスコルビン酸、Fe−またはCo−フタロシア
ニンポリカルボン酸誘導体、ベタイン、テルペノイド、
グリコール、フミン酸、木酢酸、クエン酸,コハク酸な
どの有機酸、精油類、活性炭、ゼオライト、シリカゲ
ル、ヒドロキシアパタイト、クロロフィル、ラウリルメ
タクリレート、グルタルアルデヒド、またはこれらを含
む組成物のいずれか1種以上である請求項6に記載の伸
縮性カバー。 - 【請求項10】 芳香性材料が芳香性成分のマイクロカ
プセルまたは包摂組成物である請求項6に記載の伸縮性
カバー。 - 【請求項11】 請求項1に記載の伸縮性カバーであっ
て、ドアのノブに装着可能な口径と長さとを有するドア
ノブ用伸縮性カバー。 - 【請求項12】 請求項1に記載の伸縮性カバーであっ
て、筒型マイクロフォンに装着可能な口径と長さとを有
するマイクロフォン用伸縮性カバー。 - 【請求項13】 請求項1に記載の伸縮性カバーであっ
て、電話機の受・送話装置の少なくとも一部分に装着可
能な口径と長さとを有する電話機用伸縮性カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140542A JPH09324366A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 伸縮性カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140542A JPH09324366A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 伸縮性カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09324366A true JPH09324366A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15271104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140542A Pending JPH09324366A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 伸縮性カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09324366A (ja) |
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-
1996
- 1996-06-03 JP JP8140542A patent/JPH09324366A/ja active Pending
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