JPH0932397A - 開閉部材の感震自動ロック装置 - Google Patents

開閉部材の感震自動ロック装置

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JPH0932397A
JPH0932397A JP20518695A JP20518695A JPH0932397A JP H0932397 A JPH0932397 A JP H0932397A JP 20518695 A JP20518695 A JP 20518695A JP 20518695 A JP20518695 A JP 20518695A JP H0932397 A JPH0932397 A JP H0932397A
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Yoshie Uchiyama
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉部材の感震自動ロック装置として、ロッ
ク解除機構を必要とせず簡易にロック解除できるものを
提供する。 【解決手段】 開閉部材13とロックレバー24とスト
ライカ31との相対関係において、収納庫11の開口部
12が開閉部材13で閉じられて、ロックレバー24の
フック25とストライカ31とが掛かり合っているとき
には、フック25とフック止部35との間に遊離間隙G
L が生じるものであり、互いに掛かり合ったフック25
とフック止部35とが相対接触しているときには、開閉
部材13が遊離間隙GL と対応する量だけ収納庫11の
開口面を開放するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地震発生時に収納庫
の開閉部材を自動的にロックするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、本棚、戸棚、箪笥、ロッ
カー、キャビネット、クローゼットなどの収納庫には、
これらの開口部(出入口)に、扉、戸、蓋のような開閉
部材が蝶番で取り付けられている。
【0003】上述した収納庫の開閉部材は、通常、ドア
キャッチを介してこれの閉じ状態が保持されるが、地震
が発生してドアキャッチの保持力を上回る揺さぶりや衝
撃を受けたときに開放されることが多い。このような場
合、収納庫内から勢いよく飛び出す収納物が大きな事故
を惹き起こしかねない。したがって、震度4(25〜8
0Gal)以上のように大きな揺れをともなう地震が発
生したときは、その際の揺れを瞬時に検出して開閉部材
を自動的にロックすることが防災対策上重要である。
【0004】この対策のために開閉部材の感震自動ロッ
ク装置が提供されている。かかる感震自動ロック装置に
よるときは、揺動検出器が所定値以上の震度を検出した
ときにソレノイドが通電(オン)されてプランジャが進
出し、収納庫の内壁に装備されたロックレバーがプラン
ジャと連動して開閉部材裏面のストライカに掛かる。か
くて開閉部材の閉じ状態がロックされると、地震発生時
の揺れや衝撃を受けても開閉部材は開放されない。
【0005】地震のおさまった後に上記ロック状態を解
除するときは、ソレノイドを非通電状態(オフ)にす
る。このようにすると、非通電状態になったソレノイド
のプランジャがバネで旧位に復帰し、ロックレバーがス
トライカから外れるので、開閉部材の閉じ状態がロック
解除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】地震が発生して収納庫
内の棚から落下したり開閉部材側へ転倒したりする収納
物は、これが開閉部材の裏面に凭れ込んだときにその重
みで開閉部材を開放しようとする。これに対しては、既
述のロック状態にあるロックレバーとストライカとが開
閉部材の開放を阻止する。したがって、地震が発生して
も開閉部材が開放されたり収納庫内の収納物が外部へ飛
び出したりすることはない。
【0007】その反面、開閉部材の裏面に加わる収納物
の荷重がロックレバーとストライカとの掛かり合いを強
力にし、これらの相対摩擦力を大きくするので、地震鎮
静後にソレノイドをオフにしてもロックレバーがストラ
イカから外れない。それに外部から開閉部材を開けるこ
とができないので、ロック解除しようにも手だてが講じ
られない。
【0008】それゆえ既存の感震自動ロック装置にあっ
ては、収納庫内のロックレバーを収納庫外から遠隔操作
してこれをストライカから外すための機構が必要にな
る。しかし、このようなロック解除機構は、ロック装置
の構成を複雑かつ高価にし、収納庫の外観をも損なう。
【0009】[発明の目的]本発明はこのような技術的
課題に鑑み、ロック解除機構を要することなく簡易にロ
ック解除することのできる開閉部材の感震自動ロック装
置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る開閉部材の
感震自動ロック装置は、所期の目的を達成するために下
記の課題解決手段を特徴とする。すなわち添付の図面を
参照して、収納庫11の開口面を開閉部材13で開閉す
るために開閉部材13の取付端部が収納庫11の開口部
12に蝶番14で取り付けられており、感震自動ロック
装置21が対をなすロックレバー24とストライカ3
1、ロックレバー揺動用の支点部材30、プランジャ3
7を有するソレノイド36、揺動検出器41を有するソ
レノイド制御部39を備えており、収納庫11の開口部
12側であって開閉部材13の取付壁を除く収納庫壁の
内面に、ロックレバー24が長さ方向の中間部を支点部
材30で支持されて揺動自在に取り付けられ、かつ、ロ
ックレバー24に近接してソレノイド36が取り付けら
れて、ロックレバー24の後端部とプランジャ37の先
端部とが互いに連結されているとともに、ソレノイド3
6と収納庫11内に装備されたソレノイド制御部39と
が電気的に接続されており、ロックレバー24がその長
さ方向中間部を支点部材30で支持されて収納庫内壁の
開口部12側に揺動自在に取り付けられ、ソレノイド3
6が収納庫内壁の開口部12側に取り付けられ、さらに
ソレノイド制御部39が収納庫11内に装備されて、ロ
ックレバー24の後端部とプランジャ37の先端部とが
互いに連結されているとともに、ソレノイド36とソレ
ノイド制御部39とが電気的に接続されており、ストラ
イカ31が開閉部材13の裏面に取り付けられてロック
レバー24とストライカ31とが掛かり合い自在に対応
しているものにおいて、ロックレバー24が先端部にフ
ック25を形成されたものであること、ストライカ31
がフック受け入れ用の空間部34を内部に有していて、
その空間部34内へフック25を受け入れたときにスト
ライカ先端側のフック止部35がフック25と対面する
ものであること、および、収納庫11と開閉部材13と
ロックレバー24とストライカ31との相対関係におい
て、収納庫11の開口面が開閉部材13で閉じられ、か
つ、ロックレバー24のフック25とストライカ31と
が掛かり合っているときには、フック25とフック止部
35との間に遊離間隙GL が生じるものであり、互いに
掛かり合ったフック25とフック止部35とが相対接触
しているときには、開閉部材13が遊離間隙GL と対応
する量だけ収納庫11の開口面を開放するものであるこ
とを特徴とする。
【0011】上記における一実施形態として、ロックレ
バー24のフック25は、ロックレバー先端からストラ
イカ31のフック止部35に掛かる方向へ折れ曲がった
第一折曲片28と、第一折曲片28の先端からロックレ
バー24の後端側に向けて折れ曲がった第二折曲片29
とで形成されている。より具体的な実施形態においてフ
ック25を含むロックレバー24の先端形状はL字形ま
たはU字形をなしている。
【0012】[作用]本発明装置の作用はつぎのとおり
である。すなわち、地震が発生して揺動検出器41が所
定値以上の震度を検出したときに、ソレノイド36が通
電されてプランジャ37が作動し、プランジャ37と連
動するロックレバー24がストライカ31に掛かる。こ
うして閉じ状態がロックされた後の開閉部材13は、地
震発生時の揺れや衝撃を受けても開放されない。
【0013】上記ロック状態のとき、開閉部材13が収
納物などの影響を受けていないのであれば、ストライカ
31の空間部34内に嵌まり込んだロックレバー24の
フック25とストライカ先端側のフック止部35とは、
これらの間に介在する遊離間隙GL により非接触の状態
を保つ。したがって地震のおさまった後、ソレノイド3
6を非通電状態にしてプランジャ37を復帰させるだけ
で、ロックレバー24のフック25がストライカ31か
ら外れる。
【0014】地震が原因で収納庫11内の収納物が開閉
部材13の裏面に凭れ込んでいるとき、開閉部材13が
収納物の重みを受けて遊離間隙GL だけ開放される。す
なわち開閉部材13は、ロックレバー24のフック25
がストライカ31のフック止部35に当たるまで開放さ
れる。この状態のとき、ロックレバー24とストライカ
31との掛かり合いが強力であるために、ソレノイド3
6を非通電状態にしてもプランジャ37が復帰せず、ロ
ックレバー24のフック25がストライカ31から外れ
ない。
【0015】このような場合は、わずかに開放されてい
る開閉部材13を収納物の重みに抗して完全に閉じる。
こうすることにより、ロックレバー24のフック25と
ストライカ31のフック止部35とが空間部34内にお
いて非接触状態になるから、非通電状態にあるソレノイ
ド36のプランジャ37が復帰してロックレバー24の
フック25がストライカ31から外れる。
【0016】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明に係る開閉部材
の感震自動ロック装置として、図1〜図7に例示された
実施形態のものを説明する。
【0017】図1、図3、図4を参照して、収納庫11
はその前面側に開口部12を有するものである。収納庫
11の開口面を開閉するための開閉部材13は、その取
付端部が蝶番14を介して収納庫11の開口部12に取
りつけられている。
【0018】収納庫11は、本棚、戸棚、箪笥、ロッカ
ー、キャビネット、クローゼットなど、周知のものから
なる。この種の収納庫11には、所望の場所に設置する
ことのできる設置タイプと、建物の一部を利用して構成
されたり固定されたりする造り付けタイプとがある。蝶
番14にて開閉される開閉部材13には、片開き式、両
開き式のほか、下方から上方に向けて開放したり、上方
から下方に向けて開放したりするタイプもある。本発明
で採用される開閉部材13付き収納庫11は上記いずれ
かのタイプであるが、図1、図3、図4に例示されたも
のは収納庫11が設置タイプであって開閉部材13が片
開き式である。これら収納庫11、開閉部材13は、木
製、金属製、合成樹脂製、または、コンクリート製のも
のであるが、木材、金属、合成樹脂、コンクリートなど
が部品ごとに使い分けられることもある。
【0019】図1〜図6において、感震自動ロック装置
21は、ケース22、ロックレバー24、ストライカ3
1、ソレノイド36、および、ソレノイド制御部39
と、これらに関連する部品とで構成されている。
【0020】ケース22は上記の装置部品を組み立て収
納するためのもので、ごく一般的な容器からなる。ケー
ス22は、その一つの面が蓋で構成されていて所定の部
品を組み立てたり組み付けたりした後に蓋を閉じるもの
である。ケース22の一つの壁(前壁)には孔23が形
成されている。ケース22の材質としては、合成樹脂の
ものや金属のものをあげることができる。
【0021】ロックレバー24は、先端部にフック25
を有し、長さ方向の中間部に支点孔26を有し、後端部
に長円形の連結孔27を有するものである。フック25
を含むロックレバー24の先端形状としては、図2
(a)に示された鉤形のほか、図2(b)(c)に示さ
れたL字形やU字形なども採用される。これらL字形、
U字形のロックレバー先端形状は、ロックレバー24の
先端から鉤形に折れ曲がった第一折曲片28と、第一折
曲片28の先端からロックレバー24の後端側に向けて
折れ曲がった第二折曲片29とで形成されている。ロッ
クレバー24の材質としては機械的特性の優れたものが
よく、その代表例として金属製のものが採用される。ロ
ックレバー用の支点部材30は周知の軸ピンからなり、
この支点部材30も一例として金属製である。
【0022】ストライカ31は図3、図4を参照して明
らかなように、コ字形の曲げ形状を有するストッパ32
とその取付板33とからなり、ストッパ32の両端が周
知の手段で取付板33の表面に固着されている。取付板
33の表面とストッパ32の内面とで囲われたストライ
カ31の内部には空間部34が介在している。ストッパ
32の一部分(先端部)はフック25の掛かるフック止
部35となる。ストッパ32は、これがフック止部35
を有するものであるかぎり、L字形、V字形、U字形、
円弧形などの任意形状でよい。L字形ストッパ32の場
合は、その一端部のみが取付板33に支持され、その他
端部が取付板33から遊離するので、空間部34を囲う
ループの一部が開放される。ストライカ31の材質とし
てはロックレバー24と同じく機械的特性の優れたもの
が採用される。
【0023】図3などに示されたソレノイド36は、通
電されたときに作動(出動)するプランジャ37と、非
通電のときにプランジャ37を復帰(退動)させるため
のコイル巻き型バネ38とを有する。プランジャ37の
周囲に嵌め込まれたバネ38は、ソレノイド先端とプラ
ンジャ先端との間に保持されている。ソレノイド36と
しては、通電時にプランジャ37がソレノイド36内へ
没入し、非通電時にプランジャ37がバネの力でソレノ
イド36外へ突出するものであってもよい。このような
ソレノイド36はいずれも周知である。
【0024】図3〜図5に例示されたソレノイド制御部
39は、タイマ回路部40、揺動検出器41、電源47
などを含むものであり、これに前記ソレノイド36が組
み込まれている。タイマ回路部40は、一例として、ソ
レノイド駆動用の電界効果型トランジスタ(FET)、
時間調整用のコンデンサ、バイアス抵抗などで構成され
る。
【0025】揺動検出器41は、図5、図6に一例が示
されているように、円形の面状電極42、円筒形の周囲
電極43、導電球44、磁石45、スイッチ48などで
構成されるものである。ソレノイド制御部用のプリント
基板46には、面状電極42や周囲電極43、その他の
電気部品が実装される。これらのうち、面状電極42は
プリント基板46上の所定位置に配置され、周囲電極4
3は面状電極42との絶縁間隙を介在してこれの周囲を
取り囲んでいる。導電球44は、周囲電極43で囲われ
た面状電極42上の中心部に転がり自在に置かれてい
る。さらに、磁石45は、揺動検出器44の裏面側にお
いてその裏面中央と対応する位置に配置されている。こ
うして配置された磁石45は、面状電極42上の導電球
44に対する吸引力を調整するために、揺動検出器44
の裏面側に向けて接近したりその裏面側から離遠したり
することのできる調整手段で支持される。かかる調整手
段は図示されていないが、磁石45を所定の方向へ往復
動させることのできる機構であれば、いずれの慣用手段
も採用できる。その調整手段の一例として、磁石45を
取りつけるためのロッドと、ロッドをこれの軸線方向へ
案内するためのガイドと、ロッドを所定位置で止めるた
めの止具との組み合わせがあげられる。なお、電源47
としては商用電源であってもよいが、通常は電池(バッ
テリを含む)が用いられる。
【0026】上記における面状電極42は外形が多角形
であってよく、周囲電極43も多角形の筒形であってよ
い。また、揺動検出器44としては、たとえば一定震度
以上の揺れによりロックピンが外れて電気接点が閉じら
れるもの(公知ないし周知のもの)であってもよい。
【0027】図5を参照して明らかなように、ソレノイ
ド制御部39においてはソレノイド36、タイマ回路部
40、揺動検出器41、電源47、スイッチ48が電気
的に接続される。この場合の揺動検出器41には、回路
の一端子が面状電極42に接続され、回路の他の一端子
が周囲電極43に接続される。
【0028】上述した感震自動ロック装置21におい
て、ロックレバー24は、図3のごとくケース22の孔
23よりケース内外にわたって配置され、その長さ方向
中間部が支点部材30を介してケース22に取り付けら
れる。かくて揺動自在に支持されたロックレバー24
は、フック25側の部分がケース22の孔23からケー
ス外へ突出する。ソレノイド36は、ケース22内にお
いてロックレバー24の後端部側に接近して取り付けら
れるとともに、そのプランジャ37の先端部が連結ピン
49を介してロックレバー24の後端部(連結孔27を
有する部分)と連結される。したがってロックレバー2
4は、ソレノイド36のプランジャ37を介してそのレ
バー後端部を押引することができる。その他、揺動検出
器41を含むソレノイド制御部39、電源47などは、
ケース22内の残余の空所を利用してケース22内に装
填され、スイッチ48はリード線を利用して介してケー
ス22外に置かれる。なお、図1、図3、図4の実施形
態では、ロックレバー24として図2(b)に例示され
たものが採用されているが、図2(a)(c)のロック
レバー24が採用される場合も、上記と実質的に同じ組
み立て構造になる。
【0029】上述した感震自動ロック装置21は、ケー
ス22とこれに内装されたものとが収納庫11内に装着
され、ストライカ31が開閉部材13側に装着される。
具体的一例として示された図1、図3、図4の場合は、
収納庫11の右側壁(開閉部材13の取付壁)、左側壁
のうち、左側壁の内面にケース22が取り付けられ、ス
トライカ31が開閉部材13の裏面に取り付けられる。
この場合に、揺動検出器41の面状電極42が水平に保
持されるので、面状電極42の中央部に置かれる導電球
44は磁石45により吸引されてその位置を保持する。
また、ロックレバー24のフック25が収納庫11の開
口部12側にあり、ストライカ31が開閉部材13の開
閉端側にあるので、これらロックレバー24、ストライ
カ31は互いに掛かり合う上で都合のよい位置を保持す
る。ケース22外のスイッチ48は、たとえば、収納庫
の内面または外面の適当なところに取り付けられる。
【0030】上記におけるロックレバー24は、ケース
22が収納庫壁の内面に取り付けられたことにより、支
点部材30を介して収納庫壁の内面に直接取り付けられ
た場合と実施的に同じになる。ロックレバー24やその
他を含むケース22は、開閉部材13の取付壁を除く他
の壁であれば、収納庫11の任意の壁の内面に取り付け
ることができる。開閉部材13に対するストライカ31
の取付位置は、ロックレバー24の取付位置に応じて変
更される。複数対のロックレバー24とストライカ31
とで所定のロック状態を得る場合は、各内装部品を含む
ケース22が収納庫11の一つの壁の内面に複数取り付
けられたり、複数のケース22が収納庫11の複数の壁
の内面に分散して取り付けられたりする。これと対応
し、開閉部材13の裏面にも複数のストライカ31が取
り付けられる。ケース22が省略される場合は、ケース
22に内装されていた各部品が収納庫11の壁の内面に
直接取り付けられて、関連のある部品相互が組み立てら
れる。
【0031】図1〜図6に例示された実施形態のものに
おいて、収納庫11の開口部12は収納物を出し入れす
るときを除き殆ど閉じられている。収納庫11の開口部
12が開閉部材13で閉じられているとき、ロックレバ
ー24とストライカ31とは図3、図4、図7(a)の
ごとく互いに掛かり合うことのできる態勢になってい
る。また、感震自動ロック装置21のスイッチ48は地
震の発生にそなえてオンされている。
【0032】収納庫11がこのような状況にあるときに
所定震度以上の地震が発生すると、面状電極42上の中
心部にある導電球44が磁石45の吸引力を振り切って
周囲電極43に衝突する。すなわち、面状電極42と周
囲電極43とが導電球44を介して導通状態になる。こ
れと同時、タイマ回路40を備えたソレノイド制御部3
9が通電状態になり、ソレノイド36も通電状態にな
る。
【0033】ソレノイド36が通電状態になると、バネ
38に抗して作動(出動)するプランジャ37が、ロッ
クレバー24の後端部を図3において下方へ引く。これ
にともない、ロックレバー24の先端側にあるフック2
5がストライカ31の空間部34内に嵌まり込んで、ロ
ックレバー24とストライカ31とが図7(b)のごと
き掛かり合い状態になり、かつ、ロックレバー24のフ
ック25とストライカ31のフック止部35との間に
は、図7(b)に示す遊離間隙GL が生じる。したがっ
て、地震が原因で収納庫11内の棚から落下したり開閉
部材13側へ転倒したりする収納物の重みが開閉部材1
3に加わるとしても、ロックレバー24とストライカ3
1とが上記の掛かり合い状態にあるために開閉部材13
の開放は阻止される。
【0034】図7(c)は収納物の荷重F1 を受けた開
閉部材13が遊離間隙GL の分だけ開放された状態を示
している。この状態のときはロックレバー24のフック
25とストライカ31のフック止部35とが強い力で接
触しているので、ソレノイド36を非通電状態にしてプ
ランジャ37をバネ38で復帰させようとしても、これ
が行なえない。とくに図2(b)(c)のようなロック
レバー24では、第二折曲片29がフック止部35に衝
突するので、プランジャ37が復帰できない。
【0035】ソレノイド36は地震のおさまった後に非
通電状態になる。これはタイマ回路40による設定時間
が経過してソレノイド制御部39が非通電状態になるか
らである。したがって、ソレノイド36のプランジャ3
7はバネ38で復帰しようとする。しかし、収納庫11
内が図7(c)のような状況にあるためにプランジャ3
7は復帰することができない。このような場合は、遊離
間隙GL の分だけ開放されている開閉部材13を図7
(d)のようにF2 の力で押し込む。すなわち、前記F
1 を上回るF2 の力を開閉部材13の表面側から加えて
収納庫11の開口部12を開閉部材13で完全に閉じ
る。このようにすると、フック25とフック止部35と
の間に再び遊離間隙GL が生じ、プランジャ37がバネ
38の力で復帰するので、図7(e)のロック解除状態
が得られる。以下は開閉部材13をこれの開き方向へ回
動させて収納庫11を図7(f)のごとく開放する。
【0036】つぎに、本発明に係る開閉部材の感震自動
ロック装置として、図8、図9に例示された実施形態の
ものを説明する。
【0037】図8、図9において、収納庫11の開口面
を開閉するための対をなす開閉部材13は、これらの取
付端部が蝶番14を介して収納庫11の開口部12に両
開き式に取り付けられている。なお説明の便宜上、一方
の開閉部材には前記の符号にaを付し、他方の開閉部材
には前記の符号にbを付す。
【0038】図8、図9において、感震自動ロック装置
21はケース22、二つのロックレバー24、二つのス
トライカ31、ソレノイド36、および、ソレノイド制
御部39と、これらに関連する部品とで構成されてい
る。この図示例の感震自動ロック装置21は、ロックレ
バー、ストライカがそれずれ一対である点を除けば、前
述したものと実質的に同じである。したがって以下にお
いては、二つのロックレバー24、二つのストライカ3
1を中心に説明する。また説明の便宜上、両ロックレバ
ー、両ストライカやこれらに関連する部分などにも前記
の各符号にa、bを付す。
【0039】二つのロックレバー24a、24bは平行
間隔を保持して支点部材30の外周面に取り付けられ、
支点部材30はケース22内において周知の軸受手段で
回転自在に両端支持される。こうしてケース22内に組
み付けられた両ロックレバー24a、24bの先端部
(フック25a、25b)は、ケース22の前壁内面側
にあってその前壁の孔23に面している。
【0040】電気的に接続されるソレノイド36、ソレ
ノイド制御部39、電源47なども前記とほぼ同様にケ
ース22内に組み付けられる。これらのうち、ロックレ
バー24aに接近してケース22内に固定されたソレノ
イド36の場合は、そのプランジャ37の先端部が連結
ロッド50を介してロックレバー24の後端部と連結さ
れる。したがってロックレバー24は、ソレノイド36
のプランジャ37を介してそのレバー後端部を押引する
ことができる。
【0041】図8を参照して明らかなように、感震自動
ロック装置21は収納庫11の上側壁内面の前端側中央
に装着され、二つのストライカ31a、31bは各開閉
部材13a、13bの裏面においてその開閉端側の上部
にそれぞれ取り付けられる。この場合においても、揺動
検出器41の面状電極42が水平に保持されるので、面
状電極42の中央部に置かれる導電球44は磁石45で
吸引されてその位置を保持する。また、両ロックレバー
24a、24bのフック25a、25bが収納庫11の
開口部12側にあって、両ストライカ31a、31bが
開閉部材13の開閉端側にあるので、これらロックレバ
ー24a、24b、ストライカ31a、31bは、互い
に掛かり合う上で都合のよい位置を保持する。
【0042】図8、図9の実施形態において説明を省略
した事項は、図1〜図7の実施形態で述べた事項と実質
的に同じかそれに準ずる。また、図1〜図7の実施形態
で述べた事項は、互換性の範囲内や設計変更の範囲内で
あれば図8、図9の実施形態においても採用することが
できる。
【0043】図8、図9に例示された実施形態のものに
おいても、収納庫11の開口部12は既述のとおり閉じ
られている。収納庫11の開口部12が開閉部材13で
閉じられているとき、両ロックレバー24a、24bと
両ストライカ31a、31bとは互いに掛かり合うこと
のできる態勢になっている。したがって、所定以上の震
度をともなう地震が発生して面状電極42上の中導電球
44が周囲電極43に衝突したとき、その導電球44を
介して面状電極42と周囲電極43とが導通状態にな
り、ソレノイド制御部39さらにはソレノイド36が通
電状態になる。
【0044】通電状態にあるソレノイド36のプランジ
ャ37がバネ38に抗して両ロックレバー24a、24
bの後端部を図9の左方へ引くと、両ロックレバー24
a、24bのフック25a、25bが両ストライカ31
a、31bの空間部34a、34b内に嵌まり込んでこ
れらが図9のごとき掛かり合い状態になる。この場合
も、フック25aとフック止部35a、フック25bと
フック止部35bとの間には既述の遊離間隙GL が生じ
る。したがって、収納庫11内にある収納物の重みが両
開閉部材13a、13bに加わっても、両ロックレバー
24a、24bと両ストライカ31a、31bとが上記
の掛かり合い状態にあるために、両開閉部材13a、1
3bは遊離間隙GL の分だけ開放されるにとどまる。
【0045】地震がおさまった後、ソレノイド36がタ
イマ回路40にて非通電状態になったときは、遊離間隙
L の分だけ開放されている開閉部材13を前記と同様
に押し込んで収納庫11の開口部12を両開閉部材13
a、13bで完全に閉じる。このようにすると、フック
25aとフック止部35a、フック25bとフック止部
35bとの間に再び遊離間隙GL が生じ、プランジャ3
7がバネ38の力で復帰するので、両ロックレバー24
a、24bが両ストライカ31a、31bからはずれ
る。したがって、図8、図9に例示された実施形態のも
のも、前記と同様に両開閉部材13a、13bを開ける
ことができる。
【0046】本発明において採用される収納庫11に
は、上下および/または左右に並んだ複数の収納室をも
つものがあり、これら収納室の開口部にも既述の開閉部
材が取りつけられている。このような収納庫11の場合
は、感震自動ロック装置21が各収納室ごとに装備され
る。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る開閉部材の感震自動ロック
装置はつぎのようなものである。すなわち、収納庫の開
口面が開閉部材で閉じられてロックレバーのフックとス
トライカとが掛かり合っているときにはフックとフック
止部との間に遊離間隙が生じ、互いに掛かり合ったフッ
クとフック止部とが相対接触しているときには開閉部材
が遊離間隙と対応する量だけ収納庫の開口面を開放す
る。したがって、開閉部材が開き方向の荷重を受けてロ
ックレバーとストライカとが強力に接触し、これらを外
すのが困難なときでも、遊離間隙の分だけ開閉部材を閉
じるだけでロックレバーがストライカから外れるように
なる。また、このようにして開閉部材の閉じ状態のロッ
クを解除することができる場合は、かかるロック解除機
構が不要となるために装置構成が簡潔となり、装置のコ
ストダウウンもはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施形態を例示した斜視図であ
る。
【図2】本発明装置に用いられるロックレバーについて
各種のものを例示した正面図である。
【図3】図1に例示した本発明装置の要部縦断側面図で
ある。
【図4】図1に例示した本発明装置の要部横断平面図で
ある。
【図5】図1に例示した本発明装置の電気回路図であ
る。
【図6】本発明装置において用いられる揺動検出器の縦
断面図である。
【図7】図1に例示した本発明装置においてロックレバ
ーをストライカから外すときの動作説明図である。
【図8】本発明装置の他の一実施形態を例示した斜視図
である。
【図9】図8に例示した本発明装置の要部平面斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 収納庫 12 開口部 13 開閉部材 14 蝶番 21 感震自動ロック装置 24 ロックレバー 25 フック 28 第一折曲片 29 第二折曲片 30 支点部材 31 ストライカ 34 空間部 35 フック止部 36 ソレノイド 37 プランジャ 39 ソレノイド制御部 41 揺動検出器 GL 遊離間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫(11)の開口面を開閉部材(13)で開
    閉するために開閉部材(13)の取付端部が収納庫(11)の開
    口部(12)に蝶番(14)で取り付けられており、 感震自動ロック装置(21)が対をなすロックレバー(24)と
    ストライカ(31)、ロックレバー揺動用の支点部材(30)、
    プランジャ(37)を有するソレノイド(36)、揺動検出器(4
    1)を有するソレノイド制御部(39)を備えており、 収納庫(11)の開口部(12)側であって開閉部材(13)の取付
    壁を除く収納庫壁の内面に、ロックレバー(24)が長さ方
    向の中間部を支点部材(30)で支持されて揺動自在に取り
    付けられ、かつ、ロックレバー(24)に近接してソレノイ
    ド(36)が取り付けられて、ロックレバー(24)の後端部と
    プランジャ(37)の先端部とが互いに連結されているとと
    もに、ソレノイド(36)と収納庫(11)内に装備されたソレ
    ノイド制御部(39)とが電気的に接続されており、 ストライカ(31)が開閉部材(13)の裏面に取り付けられて
    ロックレバー(24)とストライカ(31)とが掛かり合い自在
    に対応しているものにおいて、 ロックレバー(24)が先端部にフック(25)を形成されたも
    のであること、 ストライカ(31)がフック受け入れ用の空間部(34)を内部
    に有していて、その空間部(34)内へフック(25)を受け入
    れたときにストライカ先端側のフック止部(35)がフック
    (25)と対面するものであること、および、 収納庫(11)と開閉部材(13)とロックレバー(24)とストラ
    イカ(31)との相対関係において、収納庫(11)の開口面が
    開閉部材(13)で閉じられ、かつ、ロックレバー(24)のフ
    ック(25)とストライカ(31)とが掛かり合っているときに
    は、フック(25)とフック止部(35)との間に遊離間隙(GL)
    が生じるものであり、互いに掛かり合ったフック(25)と
    フック止部(35)とが相対接触しているときには、開閉部
    材(13)が遊離間隙(GL)と対応する量だけ収納庫(11)の開
    口面を開放するものであることを特徴とする開閉部材の
    感震自動ロック装置。
  2. 【請求項2】 ロックレバー(24)のフック(25)が、ロッ
    クレバー先端からストライカ(31)のフック止部(35)に掛
    かる方向へ折れ曲がった第一折曲片(28)と、第一折曲片
    (28)の先端からロックレバー(24)の後端側に向けて折れ
    曲がった第二折曲片(29)とで形成されている請求項1記
    載の開閉部材の感震自動ロック装置。
  3. 【請求項3】 フック(25)を含むロックレバー(24)の先
    端形状がL字形をなしている請求項2記載の開閉部材の
    感震自動ロック装置。
  4. 【請求項4】 フック(25)を含むロックレバー(24)の先
    端形状がU字形をなしている請求項2記載の開閉部材の
    感震自動ロック装置。
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