JPH09323748A - 緊急用品等の収納容器 - Google Patents

緊急用品等の収納容器

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JPH09323748A
JPH09323748A JP15918996A JP15918996A JPH09323748A JP H09323748 A JPH09323748 A JP H09323748A JP 15918996 A JP15918996 A JP 15918996A JP 15918996 A JP15918996 A JP 15918996A JP H09323748 A JPH09323748 A JP H09323748A
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JP
Japan
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container
lid
light
storage container
container body
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Application number
JP15918996A
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English (en)
Inventor
Kohei Musha
者 廣 平 武
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 照明光の全くない真暗闇の中でも、その
在り場所が一目して判るようにした緊急用品等の収納容
器を提供すること。 【解決手段】 適宜の形状,大きさで、開閉自在な蓋を
具備した箱状容器であって、前記蓋を閉じた容器本体1
とその蓋の合せ目を封止するためのクリップ部材8,9
を、無色又は有色透明の合成樹脂材に蓄光顔料を混練し
た材料によって形成し、該クリップ部材8,9を前記容
器本体1又は蓋体2に連結して取付けて成り、照明光の
ない場所で前記クリップ部材8,9が発光するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震や火災等の緊
急時に持出す物品や、そのような時に使用する物品を収
納しておくためのボックス状の容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、緊急時の持出品や貴重品等を
収容し、家庭等において特定の場所に常備しておくため
の容器として、袋状,バッグ状,リュック状,ボックス
状等をなす様々な容器が知られており、実用に供されて
いるものも多い。
【0003】従来知られている上記のような緊急持出用
の容器において、それが緊急用であることを大きな文字
で表示したものや反射材を貼設したものがあるが、停電
などにより、照明光が全くないような暗闇の中で、その
容器がどこにあるかを視認できるようになったものはな
い。
【0004】しかし乍ら、暗闇の中でも前記のような容
器が何処にあるかを視認できるものでなければ、夜間の
地震や火災等の緊急時には、照明を消していたり、停電
で照明具を点灯できない場合が多いため、緊急用品の有
用性を発揮させることは、殆んど不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、照明光の全くない真暗闇の中でも、その在り場
所が一目して判るようにした緊急用品等の収納容器を提
供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明収納容器の構成は、適宜の
形状,大きさで、開閉自在な蓋を具備した箱状容器であ
って、前記蓋を閉じた容器本体とその蓋の合せ目を封止
するためのクリップ部材を、無色又は有色透明の合成樹
脂材に蓄光顔料を混練した材料によって形成し、該クリ
ップ部材を前記容器本体又は蓋体に連結して取付けて成
り、照明光のない場所で前記クリップ部材が発光するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0007】本発明収納容器は、上記構成に加え、無色
又は有色透明の合成樹脂材に蓄光顔料を混練した材料に
より成形した発光プレ−トを、前記箱状容器の両側面又
は前後面に取付けることにより、より視認性を高めるこ
ともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図に拠り本発明収納容器の具
体例について説明する。図1は本発明収容容器の一例の
正面図、図2は図1の容器の左側面図、図3は容器の内
側構造の一例を示す正面図である。
【0009】図1,図2に於て、1は本発明容器におけ
る容器本体、2は前記容器本体1に対する蓋体で、図示
した例では、容器本体1と蓋体2とを、同一形態に形成
したものを二枚貝状に向い合せ、両者1,2の左右の側
面1a,2aの下端部を、ヒンジ部材3,4により連結する
ことにより、両者1,2が対称な形で水平に展開できる
ように形成されている。
【0010】上記の容器本体1と蓋体2において、両部
材1,2は、合成樹脂の成形品として形成されている
が、材質については他の材質のものであってもよい。ま
た、前記本体1と蓋体2の上部には、同一形状の提げ手
5が形成されている。更に、ヒンジ部材3,4は、無色
透明又は有色透明の合成樹脂材に蓄光材料を混練した材
料によって図示した形状に成形したもので、容器本体1
と蓋体2の左,右側面1a,2aの下端部に、それぞれ軸3
a,3b、同4a,4bにより軸支されることにより、図1,
図2の立ち姿勢から両者1,2を180°開き、水平に展
開した状態で開けることができるように形成されてい
る。
【0011】6,7は、容器本体1と蓋体2における左
右の肩部に形成した封止部で、左,右の封止部6,7
は、図示した例では正面からみて対称的な三角形状をな
し、側面からみて容器本体1と蓋体2の側面幅よりかな
り小さな厚味に形成されている。
【0012】8,9は、上記の左,右封止部6,7に上
から嵌合させて被せ、容器本体1と蓋体2を閉じた状
態、即ち、二枚貝を閉じたような形態にある容器本体1
と蓋体2を開けられないようにロックするクリップ部材
で、このクリップ部材8,9も前述のヒンジ部材3,4
と同じ材料によって成形したものである。
【0013】このクリップ部材8,9は、図示の例で
は、前記封止部6,7を前後から弾力的に挟持できる前
後の挟持片8a,9aと、この挟持片8a、同9aの側端面を塞
ぐ側片8b,9bとにより、大略帽体状に形成され、前記封
止部6,7に、上方又は側方から被せるようにして、閉
じた状態の容器本体1を蓋体2をロックする。
【0014】11,12は、前記クリップ部材8,9の挟持
片8a,9aと封止部6,7を貫通して形成した閂穴で、こ
の穴11,12に閂として作用する棒状のピン13,14を挿込
むことにより、前記クリップ部材8,9がそれぞれの封
止部6,7から外力等によって離脱するのを防ぐように
している。なお、前記クリップ部材8,9とピン13,14
は、図に表われないが紐,鎖などによって容器本体1又
は蓋体2に連繋しておくことにより、これらの部材8,
9、13,14が散逸することを防止することが望ましい。
【0015】上記のように構成される本発明収納容器B
は、その内部を収納物を収容し易い区画や仕切りを設け
て、個々の物品の収容部に形成するが、その形態は収納
する具体的な物品に応じて適切な形態にすればよい。図
3は、上記容器Bの中を各サイズの乾電池と非常用のロ
−ソク又は懐中電灯の収容部に形成した例の正面図であ
る。
【0016】図3の収容部Cは、一例として合成樹脂の
発泡体、或は、合成樹脂の成形体により、単一型〜単四
型までの乾電池U1〜U4の収容部b1〜b4を規則的に凹設す
ると共に、中央部に、図の例では非常用のロ−ソクRと
マッチ(図に表われず)による非常用照明具の収容部a1
を設けたものである。本発明収納容部Bにおける収容部
Cの形態は、上記例は一例であって、どのような形態と
するか、そして、どのような物品を収容するかは全く任
意である。
【0017】本発明収納容器Bは、上記のように非常用
の所要物品、或は、常備すべき所要の物品を収容して、
家庭等において所定の位置に配置しておき、停電時にお
いてもその在り場所を容易に視認できるようにしたもの
である。
【0018】即ち、上記容器Bは、そのヒンジ部材3,
4、及び、クリップ部材8,9が、この容器Bの外面四
隅にあり、かつ、それらが自然光又は人工光を受光して
いれば長時間の発光をする蓄光材料を混練した材料によ
る成形品であることにより、仮に、停電等によって屋内
が暗闇となっても、前記ヒンジ部材3,4、及びクリッ
プ部材8,9が長時間に亘り発光するので、容易かつ迅
速にこの容器Bを視認することができる。
【0019】しかも、蓄光材料を含んだヒンジ部材3,
4とクリップ部材8,9とは本発明収納容器Bのどの面
から見ても、見る方向に対向した面をもっているので、
この容器Bの向きによって、発光部位が見えたり、見え
なかったりすることはないので、きわめて眼に付き易
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、非常用或
は緊急用の物品、若しくは、常備すべき物品を収容する
蓋付き容器を、蓄光材料を混練した透明な合成樹脂材を
成形したクリップ部材によってこの容器本体と蓋体とを
封止するように形成したので、この容器が暗闇の中に置
かれていても、前記クリップ部材の発光によってその在
り場所を容易に視認することができ、停電時等の暗闇の
中でこの容器をきわめて容易に捜し出すことができる。
従って、本発明容器は、照明光のない緊急時や停電時な
どにおける必要な物品を収納しておく容器としてきわめ
て有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明収容容器の一例の正面図。
【図2】図1の容器の左側面図。
【図3】容器の内側構造の一例を示す正面図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3,4 ヒンジ部材 3a,3b 軸 4a,4b 軸 5 提げ手 6,7 封止部 8,9 クリップ部材 8a,9a 挟持片 11,12 閂穴 13,14 ピン B 本発明収納容器 C 収容部 a1 照明具収容部 b1〜b4 乾電池収容部 U1〜U4 乾電池 R ロ−ソク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の形状,大きさで、開閉自在な蓋を
    具備した箱状容器であって、前記蓋を閉じた容器本体と
    その蓋の合せ目を封止するためのクリップ部材を、無色
    又は有色透明の合成樹脂材に蓄光顔料を混練した材料に
    よって形成し、該クリップ部材を前記容器本体又は蓋体
    に連結して取付けて成り、照明光のない場所で前記クリ
    ップ部材が発光するようにしたことを特徴とする緊急用
    品等の収納容器。
  2. 【請求項2】 無色又は有色透明の合成樹脂材に蓄光顔
    料を混練した材料により形成した発光プレ−トを、前記
    箱状容器の両側面又は前後面に取付けた請求項1の緊急
    用品等の収納容器。
  3. 【請求項3】 クリップ部材又は発光プレ−トは、合成
    樹脂で成形し、その外表面に蓄光顔料を混練したフィル
    ム状部材又はシ−ト状部材を積層することにより、前記
    クリップ部材又は発光プレ−トを照明光のない場所で発
    光させるようにした請求項1又は2の緊急用品等の収納
    容器。
JP15918996A 1996-05-31 1996-05-31 緊急用品等の収納容器 Pending JPH09323748A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004063041A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Uni-Charm Corporation 蓋付き容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004063041A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Uni-Charm Corporation 蓋付き容器
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