JPH09323382A - 剥離紙およびその製造方法 - Google Patents

剥離紙およびその製造方法

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JPH09323382A
JPH09323382A JP14560696A JP14560696A JPH09323382A JP H09323382 A JPH09323382 A JP H09323382A JP 14560696 A JP14560696 A JP 14560696A JP 14560696 A JP14560696 A JP 14560696A JP H09323382 A JPH09323382 A JP H09323382A
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JP
Japan
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adhesive
paper
release
base paper
film
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JP14560696A
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English (en)
Inventor
Yozo Tamai
洋三 玉井
Tsugio Sugano
二夫 菅野
Yasuhiko Kashiwabuchi
泰彦 柏淵
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Nippon Kakoh Seishi KK
Original Assignee
Nippon Kakoh Seishi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿度の環境下における伸びの変化率が
極めて小さく、カールや周辺波打ちや巻きぐせが起こら
ず、打ち抜きや断裁時に粕の発生がない剥離紙を容易に
安価に製造できる。 【解決手段】 原紙1の両面に接着剤2を介して延伸ポ
リプロピレンフイルム3を貼合し、且つ、原紙繊維を固
着させるように接着剤2を原紙層内に含浸させ、さら
に、該延伸ポリプロピレンフイルム3の一方の表面に剥
離層4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント回路基板用の剥離紙およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】剥離紙には原紙の片面または両面に設け
た顔料層に剥離剤を塗被し剥離層を形成したもの、原紙
の片面または両面に防湿用のプラスチックフイルム層を
設けこの一方の面に剥離層を形成したもの、プラスチッ
クフイルム単体を用いその一方の面を剥離層としたもの
およびプラスチックフイルムの一方の面に新たに剥離層
を設けたもの等がある。このうちフレキシブルプリント
回路基板用の剥離紙としては、後三者の構成によるもの
が広く用いられている。
【0003】このフレキシブルプリント回路基板用の剥
離紙のうち、原紙の片面または両面に防湿用のプラスチ
ックフイルム層を設けこの一方の面に剥離層を形成した
ものは図2に示すように、原紙1を基材としてこの一方
の面に接着剤2を介して延伸ポリプロピレンフイルム3
を接着して原紙1の表面を防湿し、原紙1の他方の面に
はポリエチレンフイルムのラミネートまたは剥離剤を塗
被して剥離層4を形成したもので、腰もあり機械的な伸
びも少なく高温高湿度(40℃×80%RH程度の温湿度を示
すもので、以下同様に表現する)の環境下における伸び
をかなり抑えることができる。また、プラスチックフイ
ルム単体を用いその一方の面を剥離層としたものおよび
プラスチックフイルムの一方の面に新たに剥離層を設け
たものでは、高温高湿度の環境下における伸びはない
が、腰がなく扱い難く、機械的な伸びが大きく、接着剤
を塗被する時の熱による寸法変化が大きいこと、穴加工
の時の精度が出し難いこと等の理由によって利用の範囲
はやや限定されている。
【0004】ここで、フレキシブルプリント回路基板の
作成方法およびこれに用いる剥離紙の使用方法の一例を
説明すると、まず初めに、ポリエステルフイルムやポリ
イミドフイルム等のプラスチックフイルムの一方の面に
接着剤を介して銅の薄層を設け、この上にフォトレジス
トを塗被した(ドライフイルム)塗被面に、所定の回路
を複数個形成した原板を当てて露光し、現像、エッチン
グおよびメッキの各処理工程を通してフレキシブルプリ
ント回路基板を形成し、打ち抜き機によって所定の回路
の一回路毎にフレキシブルプリント回路基板として打ち
抜いておく。
【0005】次いで、フレキシブルプリント回路基板の
必要な部分を被覆して、ハンダ付けの際の作業性の向上
や電気絶縁性および機械的な保護等を図る目的として、
別のポリエステルフイルムやポリイミドフイルム等のプ
ラスチックフイルムの一方の面に接着剤を塗被し、該塗
被面を前記フレキシブルプリント回路基板用の剥離紙の
剥離面に貼り合わせてカバーフイルムシートを形成し、
該カバーフイルムシートを打ち抜き機によって、前記同
様に所定の回路の一回路毎に打ち抜きを行い、打ち抜い
たカバーフイルムシートの剥離紙を剥がして、前記フレ
キシブルプリント回路基板に積層し、加圧加熱処理して
充分に接着させ、穴開け機による穴加工やハンダ付けを
行った後、各種精密機器の組み立てに供している。
【0006】このようにフレキシブルプリント回路基板
用の剥離紙は、カバーフイルムシートの作成において使
用するもので、環境温湿度の変化による伸びが小さいこ
と、カールや波打ちの発生による寸法の変化が起きない
こと、打ち抜きによって粕の発生がないこと、剥離面に
一定の剥離強度を保持すること等の厳しい品質が要求さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特に厳しい精度が要求
されるフレキシブルプリント回路基板用の剥離紙では、
従来型の原紙を基材ベースとしてその一方の面に防湿用
のプラスチックフイルム層を他方の面に剥離層を形成し
た剥離紙では、高温高湿度の環境下における紙の横方向
(CD方向)の伸びの変化率が0.23%程度生ずるの
で、剥離紙と剥離紙に張り合わせたカバーフイルムとに
ずれが生じて接着剤がはみ出したり、カールや巻きぐせ
および周辺の波打ちによって打ち抜き寸法変化が発生し
たり、打ち抜きによって粕が発生したり、出来上がった
製品にカールや巻きぐせや周辺の波打ちの状態が移って
製品の品位を損なったりして問題が生じている。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、高温高湿度の環境下でも極めて伸びの変化率が小さ
く、カールや周辺の波打ちや巻きぐせ等が起こらない、
打ち抜きで粕が発生しない剥離紙およびその製造方法を
容易に安価に提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、第1に、原紙の両面に接着剤を介して延伸ポリ
プロピレンフイルムを貼合し、且つ、原紙繊維を固着さ
せるように接着剤を原紙層内に含浸させ、さらに、該延
伸ポリプロピレンフイルムの一方の表面に剥離層を設け
ること、第2に、厚さ15〜40μmの延伸ポリプロピレン
フイルムの一方の面に接着剤を3〜5g/m2 塗被し、
該塗被面を坪量25〜40g/m2 の原紙の一方の面に貼合
し、該原紙の他方の面にも、同様にして厚さ15〜40μm
の延伸ポリプロピレンフイルムに接着剤を3〜5g/m
2 塗被して原紙をサンドイッチ状に貼合し、接着剤が原
紙層内に含浸して原紙繊維を固着させ、さらに、該延伸
ポリプロピレンフイルムの一方の表面にポリエチレンフ
イルムで12〜25μmの厚さに押し出しラミネートして剥
離層を形成することを要旨とするものである。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、原紙の両
面に防湿性の高いフイルムを接着剤で貼合し、且つ、接
着剤で原紙繊維を固着させたので、高温高湿度の環境下
における伸びの変化率が原紙の縦方向(MD方向)、横
方向(CD方向)のいずれも0.04%以下と極めて小
さく、剥離紙と剥離紙に貼り合わせたカバーレイフイル
ムとにずれが生じて接着剤がはみ出したり、打ち抜き作
業における見当違いを生ずることがない。
【0011】さらに、剥離紙にカールや周辺の波打ちや
巻きぐせが起きず、打ち抜きや断裁時に粕の発生がな
く、打ち抜きや断裁作業性が良く作業を安定して行うこ
とができ、剥離紙にカールや周辺の波打ちや巻きぐせが
ないので出来上がったカバーレイフイルムシートがフラ
ットで品位がある。また、剥離層の剥離面には一定の剥
離強度を自由に設定できる。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、剥離紙全
体における原紙の占める割合をできるだけ小さくし、原
紙の両面に防湿性の高いフイルムを接着剤で貼合し、且
つ、接着剤で原紙繊維を固着させたので、高温高湿度の
環境下において伸びの極めて少ない剥離紙を容易に安価
に製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の剥離紙およびその
製造方法を実施例により説明する。図1は本発明の剥離
紙の縦断側面図、図2は従来型の剥離紙の縦断側面図で
ある。
【0014】本発明の剥離紙の構成は、図1に示すよう
に基材である原紙1の両面に接着剤2を介して延伸ポリ
プロピレンフイルム3を貼合し、さらに、該延伸ポリプ
ロピレンフイルム3の一方の表面に剥離層4を形成した
6層体構造である。
【0015】その製造方法は、初めに厚さ15〜40μmの
延伸ポリプロピレンフイルム3の一方の面に接着剤2を
3〜5g/m2 塗被し、該塗被面を坪量が25〜40g/m
2 の原紙1の一方の面に貼合する。次いで該原紙1の他
方の面にも、同様にして厚さ15〜40μmの延伸ポリプロ
ピレンフイルム3の一方の面に接着剤2を3〜5g/m
2 塗被して原紙1をサンドイッチするように貼合する。
ここで原紙1の両面に延伸ポリプロピレンフイルム3を
貼合することは防湿性をより一層向上させるためであ
る。また、延伸ポリプロピレンフイルム3と原紙1とは
単に貼合し接着させるだけでなく、接着剤2を原紙1の
層内に含浸させて水分による原紙繊維の動きを止めるよ
うに原紙繊維を固着させる。
【0016】次いで延伸ポリプロピレンフイルム3の一
方の表面に剥離層4として、ポリエチレンフイルムの12
〜25μm厚さのラミネート、または、ポリエステルメラ
ミン系樹脂を3〜5g/m2 塗被し剥離面を形成して本
発明の剥離紙は得られる。
【0017】一般に原紙1を用いた剥離紙の高温高湿度
の環境下における伸びは、原紙繊維の水分による伸びで
あることが知られており、本発明ではこの伸びを抑える
ために原紙1の坪量を低くして、剥離紙全体における原
紙1の占める割合をできるだけ小さくした。
【0018】原紙1としては、坪量25〜40g/m2 の上
質紙が好ましく用いられ、しわや部分的に伸びたところ
がなく、表面が均一に平坦であることが要求される。
【0019】接着剤2としては、ポリウレタン樹脂やア
クリル樹脂等が用いられ、塗被量は3〜5g/m2 が好
ましく、前述のように接着剤2の塗被によって原紙1と
延伸ポリプロピレンフイルム3とを接着させると共に、
接着剤2によって原紙1の原紙繊維を固定して水分によ
る原紙繊維の動きをできるだけ小さくする。
【0020】延伸ポリプロピレンフイルム3としては、
厚さ15〜40μm程度が好ましく、ポリプロピレン樹脂と
しては重量平均重合度9,000 〜9,500 、重量平均分子量
380,000 〜400,000 程度が好ましく用いられる。ここで
ポリプロピレンフイルムを延伸としたことは機械的強度
面の確保や腰の確保から選定したものである。また、延
伸ポリプロピレンフイルム3の表面に剥離層4としてポ
リエチレンフイルムをラミネートする場合には、その表
面をポリエチレン系組成物等で処理したものを用いるこ
とは、より接着性が向上して好ましい。
【0021】また、剥離層4として設けるポリエチレン
フイルムとしては、厚さ15〜25μmのラミネートが好ま
しく、ポリエチレン樹脂としては重量平均分子量110,00
0 〜120,000 程度が好ましく用いられ、押し出しラミネ
ーション等によってフイルム層を形成する。
【0022】次に本発明の製造方法によって得た剥離紙
の性能試験については次の項目および試験方法により確
認する。
【0023】<寸法変化試験および寸法変化率の算出>
各試験試料(剥離紙)を紙の縦方向に長くとって、A4
サイズ(297mm×210mm)に6枚断裁し、縦方向には正確に
210mm 間隔で、横方向には正確に180mm 間隔で直径6mm
のパンチ穴をあける。この内の3枚の試料を20℃×50%
RHの環境下に1〜3日間置いて、3枚それぞれのパンチ
穴の間隔(Amm)を物差しで実測し平均値を求め、残
りの3枚の試料は40℃×80%RHの高温高湿度の環境下に
1〜3日間置いて、3枚それぞれのパンチ穴の間隔(B
mm)を物差しで実測し平均値を求める。実測値をもと
に次式により寸法変化率(%)を求める。実測は紙の縦
方向および横方向に対して行い、各方向の寸法変化率
(%)を求める。 寸法変化率(%)=(B−A)/A×100
【0024】<カール試験>各試験試料を紙の縦方向に
長くとって、A4サイズ(297mm×210mm)に3枚断裁し、
それぞれ40℃×80%RHの高温高湿度の環境下に吊し、測
定時に平坦なテーブルの上に置いて、各試料の端部のカ
ール度合い(mm)を物差しで測定し平均値を求める。
なお、物差しで測定不能な時にはその状態を言葉で表現
する。
【0025】
【実施例】次に、実施例および比較例によって本発明を
詳細に説明するが、これは本発明の効果を具体的に説明
するためのものであって、これによって本発明が限定さ
れるものではない。 <実施例1>厚さ20μmの延伸ポリプロピレンフイルム
(商品名:アルファンSS-121、本州製紙社製)の一方の
面にポリウレタン樹脂系接着剤(商品名:AD-308A 、溶
剤型、東洋モートン社製)を4g/m2 塗被し、該塗被
面を坪量が30g/m2 の市販の上質紙の一方の面に貼合
し、該上質紙の他方の面にも、同様にして厚さ20μmの
ポリエチレン系組成物で表面処理済みの延伸ポリプロピ
レンフイルム(商品名:アルファンMS-231、本州製紙社
製)の一方の面にポリウレタン樹脂系接着剤(商品名:
AD-308A 、溶剤型、東洋モートン社製)を4g/m2
被して上質紙をサンドイッチ状に貼合する。次いで、該
延伸ポリプロピレンフイルムの一方の表面に剥離層とし
てポリエチレン(商品名:ペトロセン205 、東ソー社
製)を15μmの厚さに押し出しラミネートし剥離面を形
成して本発明の剥離紙を得た。
【0026】<実施例2>厚さ30μmの延伸ポリプロピ
レンフイルム(商品名:アルファンSS-121、本州製紙社
製)の一方の面にポリウレタン樹脂系接着剤(商品名:
AD-308A 、溶剤型、東洋モートン社製)を5g/m2
被し、該塗被面を坪量が35g/m2 の市販の上質紙の一
方の面に貼合し、該上質紙の他方の面にも、同様にして
厚さ30μmのポリエチレン系組成物で表面処理済みの延
伸ポリプロピレンフイルム(商品名:アルファンMS-23
1、本州製紙社製)の一方の面にポリウレタン樹脂系接
着剤(商品名:AD-308A 、溶剤型、東洋モートン社製)
を5g/m2 塗被して上質紙をサンドイッチ状に貼合す
る。次いで、該延伸ポリプロピレンフイルムの一方の表
面に剥離層としてポリエステルメラミン系樹脂(商品
名:サーモディックB 大日本インキ化学工業社製)を
4g/m2 塗被し剥離面を形成して本発明の剥離紙を得
た。
【0027】<比較例1>厚さ20μmの延伸ポリプロピ
レンフイルム(商品名:アルファンSS-121、本州製紙社
製)の一方の面にポリウレタン樹脂系接着剤(商品名:
AD-308A 、溶剤型、東洋モートン社製)を4g/m2
被し、該塗被面に坪量が63g/m2 の市販の上質紙を貼
合し、該上質紙の他方の面には剥離層としてポリエチレ
ン(商品名:ペトロセン205 、東ソー社製)を17μmの
厚さに押し出しラミネートし剥離面を形成して比較用の
剥離紙を得た。
【0028】<試験の結果>前記実施例1〜2および比
較例1によって得た各試料を用いて、前記試験項目およ
び試験方法によって測定した試験結果を表1および表2
にまとめた。
【0029】
【表1】(表の中のデーターで+表示は伸びが生じてい
ることを示す)
【0030】
【表2】 表1,表2の試験結果から判読できるように本発明の剥
離紙は従来型の剥離紙に比較して環境温湿度の変化の影
響を受けることが極めて小さい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明の剥離紙は、原
紙の両面に防湿性の高いフイルムを接着剤で貼合し、且
つ、接着剤で原紙繊維を固着させたので、高温高湿度の
環境下における伸びの変化率が原紙の縦方向、横方向の
いずれも0.04%以下と極めて小さく、剥離紙と剥離
紙に貼り合わせたカバーフイルムとにずれが生じて接着
剤がはみ出したり、打ち抜き作業における見当違いを生
ずることがない。
【0032】さらに、剥離紙にカールや周辺の波打ちや
巻きぐせが起きず、打ち抜きや断裁時に粕の発生がな
く、打ち抜きや断裁作業性が良く作業を安定して行うこ
とができ、剥離紙にカールや周辺の波打ちや巻きぐせが
ないので出来上がったカバーフイルムシートがフラット
で品位がある。また、剥離層の剥離面には一定の剥離強
度を自由に設定できる。
【0033】また、本発明の剥離紙の製造方法によれ
ば、剥離紙全体における原紙の占める割合をできるだけ
小さくし、原紙の両面に防湿性の高いフイルムを接着剤
で貼合し、且つ、接着剤で原紙繊維を固着させたので、
高温高湿度の環境下において伸びの極めて少ない剥離紙
を容易に安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剥離紙の縦断側面図である。
【図2】従来型の剥離紙の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…原紙 2…接着剤 3…延伸ポリプロピレンフイルム 4…剥離層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙の両面に接着剤を介して延伸ポリプ
    ロピレンフイルムを貼合し、且つ、原紙繊維を固着させ
    るように接着剤を原紙層内に含浸させ、さらに、該延伸
    ポリプロピレンフイルムの一方の表面に剥離層を設ける
    ことを特徴とする剥離紙。
  2. 【請求項2】 厚さ15〜40μmの延伸ポリプロピレンフ
    イルムの一方の面に接着剤を3〜5g/m2 塗被し、該
    塗被面を坪量25〜40g/m2 の原紙の一方の面に貼合
    し、該原紙の他方の面にも、同様にして厚さ15〜40μm
    の延伸ポリプロピレンフイルムに接着剤を3〜5g/m
    2 塗被して原紙をサンドイッチ状に貼合し、接着剤が原
    紙層内に含浸して原紙繊維を固着させ、さらに、該延伸
    ポリプロピレンフイルムの一方の表面にポリエチレンフ
    イルムで12〜25μmの厚さに押し出しラミネートして剥
    離層を形成することを特徴とする剥離紙の製造方法。
JP14560696A 1996-06-07 1996-06-07 剥離紙およびその製造方法 Pending JPH09323382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107025842A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 富士施乐株式会社 粘贴标签和贴合制品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107025842A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 富士施乐株式会社 粘贴标签和贴合制品

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