JPH09322832A - 引出しの仕切部材 - Google Patents

引出しの仕切部材

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JPH09322832A
JPH09322832A JP8144687A JP14468796A JPH09322832A JP H09322832 A JPH09322832 A JP H09322832A JP 8144687 A JP8144687 A JP 8144687A JP 14468796 A JP14468796 A JP 14468796A JP H09322832 A JPH09322832 A JP H09322832A
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JP
Japan
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drawer
documents
plate
partition plate
storage space
Prior art date
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Pending
Application number
JP8144687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Takeda
芳秋 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP8144687A priority Critical patent/JPH09322832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手に優れる引出しの仕切板を提供する
こと。 【解決手段】 仕切板1として、固定板2に2個のコイ
ルバネ3を介して可動板4を取り付けた構造とした。可
動板4は、コイルバネ3によって固定板2から離れる方
向に付勢されている。引出し15に書類等16を収納し
てから、仕切り板1をスリット21、22に合わせて取
り付ける。一部の書類等16を取り出した場合には、可
動板4が移動して空きスペースを吸収する。このため、
引出し15内部は常に整理された状態で保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机の引出しの内部
を区画形成するための仕切板に関する。
【0002】
【従来の技術】机の引出し内部に収納空間を区画するた
めの構造として図6、7に示すものがあった。簡単に説
明すると、引出し15内部には両側面に一対のスリット
21が等間隔で設けられている。また、下面には左右一
対のスリット22が両側面の各スリット21の位置に合
わせて設けられている。一方、仕切板23の左右両側縁
および下縁には、引き出し側のスリット21、22に対
応してそれぞれ二個ずつ突起24、突起25が突出して
いる。
【0003】仕切板23の突起24、25をそれぞれ対
応するスリット21、22に合わせて係合させると、引
出し内部が所望の大きさの収納空間に区画される。収納
したい書類、ノート、フォルダ等(以下では書類等と省
略する。)の量に合わせて仕切板23をスリット21、
22に合わせて移動することにより、適当な収納空間を
得ることができる。その収納空間に書類等を収納すれ
ば、引き出し内を整然とした状態に保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、適当な
収納空間を決定して書類等を収納した後に、ここから一
部の書類等を取り出すとその部分に空きスペースができ
てしまう。すると、残りの書類等は整列を乱して倒伏
し、書類等が折れ曲がったりすることがあった。
【0005】また、取り出した一部の書類等を再度収納
する場合には、引出し15内部の整列を乱した残りの書
類等を整理した後にしなければならない。このため、非
常に煩わしい作業を行わなければならず、使い勝手の悪
いものであった。なお、一部の書類等を取り出すごとに
仕切板23の位置を付け替えることもできるが、毎回こ
のような作業を行うのは非常に面倒である。本発明は上
記した問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的
とするところは、使い勝手に優れる仕切部材を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、机の引出し内部に収納空間を区
画形成し、引出しの前後方向に適当なピッチをもって着
脱可能に取付けられることで、机の引き出し内部を任意
の大きさの収納空間に区画する仕切部材であって、引出
し内の前後の面に平行に取付けられる支持部材と、この
支持部材に対して前後方向へ変位可能に設けられかつ前
記収納空間を縮小させる方向に付勢する付勢部材とから
なることを特徴とする引出しの仕切部材である。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
するものであって、前記支持部材は板材により形成され
る一方、前記付勢部材は、前記支持部材の前面に対向し
て配置されて前記引出しの前後方向に沿って移動可能に
設けられている可動仕切板と、前記支持部材と可動仕切
板の間に介在されて可動仕切板を押し出し方向に付勢す
る付勢手段とからなることを特徴とする引出しの仕切部
材である。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、付
勢部材を配した仕切部材を所望位置にセットすること
で、引出しの内部は所望とする大きさの収納空間に区画
される。このとき、付勢部材は収納空間を縮小させるよ
うに付勢しているため、引出し内部に収納されている書
類等の一部を抜き取ると、これに伴う空きスペースを埋
めるようにして付勢部材が変位するため、残りの書類等
は倒れることなく起立姿勢のまま保持され、もって引き
出し内部が整然とした収納状態に保持される。
【0009】請求項2の発明によれば、支持部材より奥
側の収納空間の大きさは固定的であるのに対し、手前側
は可動仕切板によって収納空間の大きさが変更可能とな
っている。つまり、引き出し内のスペースでも使用頻度
の低い奥側は、固定的な収納空間となるが、使用頻度の
高い手前側は書類等の収納量に応じて変化する可変の収
納空間とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>以下、本発明の仕切板を具体化した第
一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。ま
ず、机の引出し15側の構成を説明すると、引出し15
の両側面の上部には外方へ張り出す段部26が形成さ
れ、かつこの段部26にはこれより下側の部分にかけて
複数のスリット21が貫通して形成されている。各スリ
ット21は引出し15の左右両側面で対をなすようにし
てあるとともに、引出し15の長さ方向に沿って等ピッ
チ毎に配されている。また、各スリット21は上記段部
26によって引き出し15の両側面との干渉を避けつ
つ、後述する固定板2両側縁の突起5を受け入れて係合
させうるようになっている。
【0011】さらに、引出し15の底面には左右で対を
なすスリット22が、長さ方向に沿って等ピッチ間隔、
つまり側面側のスリット21と対応したピッチで貫通し
て形成されている。これらスリット22は、固定板2下
部の両突起6と選択的に係合する。したがって、引出し
15の両側面と底面のスリット21、22は、四個が一
組となって一平面が形成されるようになっており、さら
にはこの平面は引出し15内における前後の壁面とほぼ
平行な面をなす。このため、これら四個一組のスリット
21、22によって、固定板2すなわち仕切板1が固定
可能となる。さて、図1には引出し15内部に取付けら
れて収納空間を区画形成する仕切板1(本発明の仕切部
材に該当する。)の構成を示した。同図によれば、仕切
板1は選択される4つのスリット21、22に差し込み
可能な固定板2(支持部材に該当する。)と、この固定
板2に対して接離する方向に変位可能な可動板4(付勢
部材に該当する。)と、これら両板2、4との間に介在
される二個のコイルバネ3とから構成されている。
【0012】固定板2は、平板状で鉄板等を打ち抜き加
工して成形されている。その大きさは、机の引出し15
の内部空間よりも少し小さい方形状に設定されている。
固定板2における両側縁の上部には左右一対の突起5が
張り出し状に形成されており、スリット21に係合可能
に形成されている。また、固定板2の下縁にも二つの突
起6が突出しており、底面側のスリット22にそれぞれ
係合可能である。固定板2には両コイルバネ3の座巻部
を固定するために、片側3個ずつの切り起こし7が二箇
所に設けられている。それぞれの箇所では、各切り起こ
し7はほぼ等角度毎に環状に配されている。両コイルバ
ネ3はこれら切り起こし7をそれぞれかしめ付けること
によって固定がなされ、可動板4を前方へ押し出すよう
に付勢している。なお、本実施形態では、両コイルバネ
3のストロークはせいぜい10cm程度に想定されてい
るが、これは使用条件に応じて適宜変更すればよい。
【0013】可動板4は鉄板等を打ち抜き加工して成形
されており、前記固定板2よりもやや小さめに形成され
ている。可動板4の中央付近には、コイルバネ3を取り
付けるための片側3個ずつの切り起こし8が二カ所に設
けられ、それぞれ固定板2側の切り起こし7に対応して
配置されている。また、それぞれの箇所において、各切
り起こし8は上記と同様、等角度毎に環状に貫通して形
成されており、コイルバネ3の反対側の座巻部分をかし
め付けることができる。次に、上記のように構成された
本実施形態の作用効果を具体的に説明する。引出し15
内に収納すべき書類等16の分量に応じて仕切板1のセ
ット位置が選択される。すなわち、書類等16の分量に
応じて固定板2の位置を調整しつつ固定板2の各突起
5,6を対応するスリット21,22に係合させる。こ
れにより、仕切板1が位置決めされる。
【0014】書類等16は可動板4と引出しの壁面との
間に収納される。このとき、コイルバネ3は圧縮した状
態となっているため、書類等はコイルバネ3の弾発力に
よって可動板4を介して押さえ付けられているため、自
立性の低い書類等16でも整列姿勢で収納される。この
ように収納空間に整理された書類等16のなかから一部
の書類等16を取り出すことがある。この場合には、取
り出された書類等16の占める空間が空きスペースとな
るため、自立性が低い書類等16の場合には姿勢が崩れ
ようとする。しかし、可動板4はコイルバネ3によって
前方に押し出され、空きスペース分が吸収される。これ
により、残りの書類等16は正立姿勢のまま保持され
る。
【0015】取り出した書類等16を再度収容する場合
には、整列している書類等16をコイルバネ3の押圧力
に抗しながらスペースを確保しつつ行う。このような操
作の後では、机の中は、一部の書類等16を取り出す前
の整然とした状態に保たれる。以上のように、本実施形
態によれば引出し15内部の書類等16は仕切板1に押
圧力を受け、整然とした状態に保たれている。このた
め、引出し15内部は常に整理されている状態にあり、
書類等16の破損や紛失を防止でき、作業性が向上され
る。また、第一実施形態では固定板2の前方に可動板4
配置したため仕切板1より後方が固定の収納空間とな
り、前方が可変の収納空間となる。引き出し15の奥側
は使用頻度が低いものが収納され、手前側は使用頻度が
高いものが収納されるのが一般的であるため、第一実施
形態のように手前側に可変の収納スペースが設定される
ものは、特に使い勝手がよいものとなる。なお、抜き取
られる書類等16の全体の厚みが、可動板4のストロー
クを上回る場合には、仕切板1全体を移動させて他の対
応するスリット21、22に係合させればよい。
【0016】<第二実施形態>第一実施形態では、付勢
部材としてコイルバネ3と可動板4を用いたが、本実施
形態では図4、図5に示すように付勢部材としてウレタ
ンフォーム11と可動板12を使用している。ウレタン
フォーム11の大きさは可動板12よりも一回り小さ
く、その幅はコイルバネ3の長さと同程度に設定されて
いる。ウレタンフォーム11と固定板10およびウレタ
ンフォーム11と可動板12との間は接着剤で接着され
ている。他の構成は第一実施形態と同様であり、第一実
施形態と同様の作用および効果を示す。
【0017】なお、本発明はさらに種々の変更が可能で
あり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれ
る。 付勢部材を固定板の前後両面に設けても良い。 一つの引出しを複数個の仕切部材で区分けしても良
い。 本実施形態では支持部材として平板状の固定板を用い
たが、これに拘わらず、例えば複数の細い棒状体をクロ
スさせたものを用いても良い。同様に、可動板にもその
ようなものを用いても良い。 付勢部材として空気圧を利用した風船状のものを用い
ることもできる。この場合には、可動板を用いない実施
形態でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕切板の分解斜視図(第一実施形態)
【図2】コイルバネと切り起こしの加絞め状態を示す図
(第一実施形態)
【図3】仕切板の使用状態を示す引出しの側断面図(第
一実施形態)
【図4】仕切板の斜視図(第二実施形態)
【図5】仕切板の側面図(第二実施形態)
【図6】引出しと仕切板の分解斜視図(従来例)
【図7】仕切板の正面図(従来例)
【符号の説明】
1…仕切板 2…固定板 3…コイルバネ 4…可動板 5…突起(両側縁部) 6…突起(下縁部) 10…固定板 11…ウレタンフォーム 12…可動板 16…書類等 21…スリット(両側面) 22…スリット(下面) 26…段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の引出し内部に収納空間を区画形成
    し、引出しの前後方向に適当なピッチをもって着脱可能
    に取付けられることで、机の引き出し内部を任意の大き
    さの収納空間に区画する仕切部材であって、 引出し内の前後の面に平行に取付けられる支持部材と、
    この支持部材に対して前後方向へ変位可能に設けられか
    つ前記収納空間を縮小させる方向に付勢する付勢部材と
    からなることを特徴とする引出しの仕切部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するものであって、前記
    支持部材は板材により形成される一方、 前記付勢部材は、前記支持部材の前面に対向して配置さ
    れて前記引出しの前後方向に沿って移動可能に設けられ
    ている可動仕切板と、前記支持部材と可動仕切板の間に
    介在されて可動仕切板を押し出し方向に付勢する付勢手
    段とからなることを特徴とする引出しの仕切部材。
JP8144687A 1996-06-06 1996-06-06 引出しの仕切部材 Pending JPH09322832A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100954143B1 (ko) * 2010-02-04 2010-04-20 (주)예공포럼 건축사사무소 건축물 발코니 천정 수납구조
CN102052816A (zh) * 2009-10-29 2011-05-11 泰州乐金电子冷机有限公司 一种电冰箱抽屉

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