JPH09321772A - Atmセル無線伝送装置 - Google Patents

Atmセル無線伝送装置

Info

Publication number
JPH09321772A
JPH09321772A JP13538196A JP13538196A JPH09321772A JP H09321772 A JPH09321772 A JP H09321772A JP 13538196 A JP13538196 A JP 13538196A JP 13538196 A JP13538196 A JP 13538196A JP H09321772 A JPH09321772 A JP H09321772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
cells
transmission
circuit
quality class
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13538196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3518649B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Satou
嬉珍 佐藤
Masahiro Umehira
正弘 梅比良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP13538196A priority Critical patent/JP3518649B2/ja
Publication of JPH09321772A publication Critical patent/JPH09321772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518649B2 publication Critical patent/JP3518649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATMでは伝送遅延許容量に応じて品質クラ
スが設けられている。バーチャルチャネル毎にFIFO
メモリを設ける従来技術では、すべての品質クラスを満
足する容量のFIFOメモリを設けることが必要であ
り、ハードウェア量が膨大なものになってしまう。 【解決手段】 品質クラス毎にセルを分類し、バッファ
に蓄積する。優先度の高い品質クラスのバッファからセ
ルを読出し、順次、下位に移行することにより、優先度
の高い品質クラスのセルとセルとの隙間に下位の品質ク
ラスのセルを挿入して転送することができる。 【効果】 少ないハードウェア量で、伝送遅延および遅
延ゆらぎに対する要求品質を満たすセル伝送を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronou
s Transfer Mode:非同期転送モード) 通信に利用する。
本発明は無線信号によりセルを伝送する技術に関する。
本発明はセルの伝送遅延および遅延ゆらぎを緩和する技
術に関する。本発明は無線通信に利用するために開発さ
れたものであるが、有線通信その他の一般の通信システ
ムにも広く適用することができる。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信の移動性に着目して、無
線システムによりATM伝送を行い、光ファイバを中心
とする有線系のATMシステムと統合して、シームレス
なマルチメディアサービスを提供する移動通信サービス
の実現を目的とするワイヤレスATMが注目されてい
る。無線通信システムでは有限な周波数資源を有効に利
用するため、入力されるセルのうち、情報を含んでいる
セルのみを抽出し、有意情報を持つセルのみを無線によ
り伝送することが有効である。
【0003】一つの端末は一般に複数のコネクションを
持っており、コネクション毎に要求される品質特性、す
なわちQOS(Quality Of Services) が異なる。一般的
には、CBR(Constant Bit Rate) やVBR(Variable
Bit Rate) については伝送遅延および遅延ゆらぎに対し
て厳しい特性が要求されるが、ABR(Available BitRa
te)やUBR(Unspecified Bit Rate)については伝送遅
延および遅延ゆらぎに対する条件はなく、また、セルレ
ートが時間に応じて動的に変動する場合が多い。ここ
で、伝送遅延とは、伝送ルートをセルが一定の遅延時間
をもって伝送されることをいい、遅延ゆらぎとは、伝送
ルートをセルが不特定の遅延時間をもって伝送されるこ
とをいう。伝送遅延と遅延ゆらぎとを比較すると、遅延
時間が不特定である遅延ゆらぎの方が伝送品質を議論す
る上で問題になる。したがって、以下では、伝送遅延お
よび遅延ゆらぎの双方を含んだ意味として遅延ゆらぎと
いう用語を用いる。
【0004】図12は帯域またはタイムスロットの割当
を説明するための図であり、横軸に時間をとり、縦軸に
セルレートをとる。一般に、ATMにおいては、コネク
ション毎に、伝送速度(セル数/秒)のピーク値(ピー
クセルレート)と平均値(平均セルレート)が申告され
る。ピーク値と平均値が異なる場合は、伝送速度が変動
することを意味している。遅延ゆらぎについても同様に
コネクション毎に許容される遅延ゆらぎ量(秒)が申告
される。
【0005】しかし、あまり多くの品質クラスを設ける
と網内の品質制御が複雑になるため、例えば、遅延ゆら
ぎについては、3ms以下の遅延ゆらぎが要求される品
質クラスと、遅延ゆらぎに対して要求値のない品質クラ
スの二つに分類することが現在検討されている。一般
に、遅延ゆらぎに対して要求値のない品質クラスのコネ
クションでは伝送速度も変動する。
【0006】ここでは、遅延ゆらぎの品質クラスの数が
N=2の場合について説明する。品質クラスは、許容さ
れる遅延ゆらぎの時間が短い品質クラス1と、許容され
る遅延ゆらぎの時間が長い品質クラス2の二つとする。
品質クラス1の各コネクションについて申告された最大
セルレート(セル数/秒)の合計値をR1、品質クラス
2の各コネクションについて申告された平均セルレート
の合計値をR2、品質クラス2の各コネクションについ
て申告された最大セルレートの合計値をR3とすると、
R2≦R4≦R3なるセルレートR4とR1との和に相
当する伝送速度に対応したタイムスロットまたは伝送帯
域を割り当てる。R4=R3としR1+R4の帯域を割
り当てた場合には、品質クラスによらず、遅延ゆらぎの
小さなセルの伝達が可能であるが、多くの帯域またはタ
イムスロットが必要になる。一方、R4=R2としR1
+R4の帯域を割り当てた場合には、伝送システムにお
けるタイムスロットまたは帯域の有効利用が可能とな
り、無線通信システムにおいては有限な周波数スペクト
ラムの有効利用が可能となる。しかし、品質クラス2の
コネクションにおいて遅延ゆらぎの変動が発生すると品
質クラス1のコネクションについても遅延ゆらぎが発生
し、品質が劣化する。
【0007】図13は、従来例の入力セルと出力セルの
関係を示す図である。図13では時間T毎に15個のタ
イムスロットが設けられ、品質クラス1および品質クラ
ス2のセルが混在している。品質クラス2のセルが少な
いときには、品質クラス1のセルは遅延なく出力され
る。ところが、品質クラス2のセルが急激に増加する
と、品質クラス1のセルの送信タイミングに品質クラス
2のセルが割り込み、遅延が発生する。
【0008】従来例装置のブロック構成を図14に示
す。図14において、送信部TXは、入力されたセルか
ら空セルを除去し有意な情報を持つセルを抽出するセル
抽出回路91と、抽出されたセルのセルレートの変動を
吸収するための抽出されたセルが蓄積される送信バッフ
ァ回路92と、送信回路93とから構成され、入力セル
から抽出された有意な情報を持つセルのみが一定速度で
送信される。この有意な情報を持つセルの識別は、セル
のヘッダに含まれるコネクション識別子であるVPI(V
irtual Path Identifier: 仮想パス識別子) およびまた
はVCI(VirtualChannel Identifier:仮想チャネル識
別子) をアイドルセルを示す固定のVPIおよびまたは
VCIと比較し、不一致であることを検出することによ
り行われる。
【0009】受信部RXでは、受信回路94において受
信されたセルをインタフェース速度に応じて出力する。
最も簡単な方法としては、各コネクション毎、すなわち
VPIおよびまたはVCI毎にFIFO(First-In-Firs
t-Out)メモリ961 〜96nを具備し、これを各コネク
ションの平均速度に応じて読出しを行うリーキーバケッ
ト方式がある。この読出制御方法としては、各FIFO
メモリ961 〜96nに順番にアクセスして、読出すべ
きセルがあれば出力し、なければ順次、次のFIFOメ
モリの読出しを行う方法、いわゆるラウンドロビン方式
と呼ばれる方法などがある。ラウンドロビン方式の場合
の受信部RXは、受信回路94において受信されたセル
をVPIおよびまたはVCIに応じてコネクション毎に
分離するセル分離回路95、このセル分離回路95に接
続されるn個のFIFOメモリ961 〜96n 、このF
IFOメモリ961 〜96n の読出制御を行うFIFO
読出制御回路97から構成される。FIFO読出制御回
路97のセル読出速度は、網または端末とのインタフェ
ース速度に依存し、送受信部間の伝送速度はインタフェ
ース速度と同じか、これより低くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、受信側
に、コネクション毎に個別のFIFOメモリが必要であ
り、個別のFIFOメモリは1コネクションに許容され
る最大伝送速度に対応した容量を持つ必要がある。この
ため受信側において、非常に大きな容量のFIFOメモ
リが必要となり、ハードウェア量の増大を招く。
【0011】また、ハードウェア量を軽減するにはコネ
クション毎にFIFOメモリを持たず、共通のメモリを
配置しておき、当該メモリのアドレス制御により実現す
る方法が考えられるが、メモリのアドレス制御が極めて
複雑になり、実現が困難になる。さらに、この方法では
送信部および受信部の双方において、遅延ゆらぎに対す
る要求品質特性の厳しいコネクションのメモリより先
に、遅延ゆらぎに対する要求品質のないコネクションの
メモリの読出しが行われる場合があるため、遅延ゆらぎ
が増大する場合がある。
【0012】これは、遅延ゆらぎに対する要求品質特性
のないコネクションのセルレートは変動する場合が多い
ため、図12に示した平均セルレートR2より大きなセ
ルレートが入力されると、遅延ゆらぎに対する要求品質
特性の厳しいコネクションのセルの送信が遅れることに
なり、このために遅延ゆらぎを増大させることになる。
これは、受信部のバッファ容量を増大させ、平均遅延ゆ
らぎを大きくすれば改善できるが、FIFOメモリの所
要バッファ容量がさらに大きくなる。
【0013】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、簡易で規模の小さいハードウェアにより遅延
時間および遅延ゆらぎに対する要求品質特性を満たすこ
とができるATMセル無線伝送装置を提供することを目
的とする。本発明は、無線周波数のスペクトラムの有効
利用を図ることができるATMセル無線伝送装置を提供
することを目的とする。本発明は、割当られた帯域また
はタイムスロットの有効利用を図ることができるATM
セル無線伝送装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されたセ
ルを品質クラス毎に分離することを第一の特徴とする。
本発明の第二の特徴は、その品質クラス毎に分離された
セルの出力制御であって、例えば、要求品質特性の厳し
い品質クラスのセルから出力を行い、順次、要求品質特
性の緩い品質クラスのセルの出力に移行するように制御
したり、あるいは、要求品質特性の厳しい品質クラスの
セルを均等な間隔で送出できるように出力を行い、その
セルとセルとの隙間に要求品質特性の緩い品質クラスの
セルを埋め込んで送出するように制御することもでき
る。
【0015】このように、要求される品質に応じて優先
度の高いセル毎に分類され、蓄積されていることを利用
した様々な制御方法が考えられる。例えば、遅延ゆらぎ
について要求される品質が高い順に、品質クラス1〜N
のN個のクラスにセルを分離して蓄積する。蓄積された
セルを品質クラス1からNの順に優先して読出しセルを
送信する。これにより、遅延ゆらぎについて要求される
品質が高い品質クラスのセルから順に送信されていくこ
とになる。
【0016】すなわち、本発明はATMセル無線伝送装
置であって、無線回線に一定速度でセルを送信する送信
回路を含む送信部と、無線回線からセルを受信する受信
回路およびこの受信回路に受信したセルを一時蓄積する
受信バッファ回路を含む受信部とを備え、そのセルには
あらかじめ複数種類の品質クラスが設定されたATMセ
ル無線伝送装置である。本発明の特徴とするところは、
前記送信部は、品質クラス別にセルを振り分けるセル分
離回路と、このセル分離回路により振り分けられたセル
を品質クラス毎に蓄積する送信バッファ回路と、この送
信バッファ回路からセルを読出し前記送信回路に与える
送信読出制御回路とを備え、この送信読出制御回路は、
送信タイミングT1 毎に品質クラス1の送信バッファ回
路からセルを読出すとともに、前記送信タイミングT1
の隙間のタイミングでは、前記一定速度を維持するよう
に順次品質クラス2〜Nのセルを蓄積する送信バッファ
回路からセルを読出し、この品質クラス2〜Nのセルを
蓄積する送信バッファ回路にセルがないときにはダミー
セルを挿入する手段を含むところにある。前記品質クラ
スは、許容される遅延ゆらぎの時間により区分されるこ
とが望ましい。
【0017】このように、セルをその品質クラス毎に分
離することにより、品質クラス毎に適当なセル出力制御
を行うことができる。品質クラス1のセルから順に読出
すことができるため、品質クラス2〜Nのセルが増加し
ても常に品質クラス1のセルを優先的に送出することが
できる。さらに、品質クラス1のセルとセルとの隙間に
品質クラス2〜Nのセルを挿入して送出することができ
るため、品質クラス1のセルの遅延ゆらぎの許容時間を
保証しながらも品質クラス2〜Nのセルの遅延ゆらぎを
低減させることができる。また、送出する有効セルがな
いときには、ダミーセルを挿入することにより、無線回
線の伝送速度を一定に保つことができる。
【0018】前記セル分離回路には、VPIおよびまた
はVCIに対応して品質クラスの区分があらかじめ記録
されたテーブルと、到来するセルから読出されたVPI
およびまたはVCI毎にこのテーブルを参照してそのセ
ルの品質クラスを区分する手段とを含むことが望まし
い。VPIおよびまたはVCI毎に定められる品質クラ
スは、通信の接続設定時に上位レイヤにおいて定められ
る。
【0019】前記送信部は、観測時間T内に前記送信バ
ッファ回路に到着する前記品質クラス1のセル数を計数
しこの計数結果および前記一定速度にしたがって前記品
質クラス1のセルの送信タイミングT1 を設定する手段
を含む構成とすることもできる。
【0020】すなわち、品質クラス1のセルを送信部か
ら無線回線に送信するときに、その無線回線にあらかじ
め定められている一定速度と、送信バッファ回路に到着
するセル数との関係から送信タイミングT1 を設定す
る。この送信タイミングT1 にしたがって送信部からセ
ルを送信することにより、品質クラス1のセルとセルと
の間隔が均等に設定される。この間隔に上述したよう
に、品質クラス2〜Nのセルを挿入することができる。
また、品質クラス2〜Nのセルがないときには、ダミー
セルが挿入される。
【0021】あるいは、前記送信部は、前記送信バッフ
ァ回路に到着する前記品質クラス1のセル間隔を検出し
この検出結果および前記一定速度にしたがってその品質
クラス1のセルをそのセル間隔に比例した新たな間隔を
設定する手段を含む構成とすることもできる。
【0022】すなわち、品質クラス1のセルを送信部か
ら無線回線に送信するときに、その無線回線にあらかじ
め定められている一定速度と、送信バッファ回路に到着
するセルの間隔との関係から無線回線にセルを送信する
ときの新たなセルの間隔を設定する。この間隔に上述し
たように、品質クラス2〜Nのセルを挿入することがで
きる。また、品質クラス2〜Nのセルがないときには、
ダミーセルが挿入される。
【0023】前記受信部は、観測時間T′内に前記受信
バッファ回路に到着するセル数を計数しこの計数結果お
よび出力速度にしたがってセルを時間間隔T2 に1セル
ずつ読出す手段を備えることが望ましい。これにより、
セルがバースト的に偏って送出されることを回避するこ
とができるため、本発明のATMセル無線伝送装置の後
段に続く端末または網において、トラヒック制御を行う
上で都合のよい均等なセル分布とすることができる。
【0024】あるいは、前記受信部は、前記受信バッフ
ァ回路に到着するセル間隔を検出しこの検出結果および
出力速度にしたがってセルをそのセル間隔に比例した新
たな間隔によりこの受信バッファ回路から読出す手段を
備える構成とすることもできる。これにより、受信部に
到着したセル間隔の情報を保持してセルを出力すること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1を参照して説
明する。図1は本発明第一実施例装置のブロック構成図
である。
【0027】本発明はATMセル無線伝送装置であっ
て、無線回線に一定速度でセルを送信する送信回路14
を含む送信部TXと、無線回線からセルを受信する受信
回路15およびこの受信回路15に受信したセルを一時
蓄積する受信バッファ回路16を含む受信部RXとを備
え、そのセルにはあらかじめ複数種類の品質クラスが設
定されたATMセル無線伝送装置である。
【0028】ここで、本発明の特徴とするところは、送
信部TXは、品質クラス別にセルを振り分けるセル分離
回路11と、このセル分離回路11により振り分けられ
たセルを品質クラス毎に蓄積する送信バッファ回路11
〜1N と、この送信バッファ回路11 〜1N からセルを
読出し送信回路14に与える送信読出制御回路13とを
備え、この送信読出制御回路13は、送信タイミングT
1 毎に最上位の品質クラスの送信バッファ回路11 から
セルを読出すとともに、前記送信タイミングT1 の隙間
のタイミングでは、前記一定速度を維持するように順次
低い品質クラスのセルを蓄積する送信バッファ回路12
〜1N からセルを読出し、この低い品質クラスのセルを
蓄積する送信バッファ回路12 〜1N にセルがないとき
にはダミーセルを挿入する。前記品質クラスは、許容さ
れる遅延ゆらぎの時間により区分されている。ここで、
許容される遅延ゆらぎの時間が最も短い品質クラスを最
上位の品質クラスと定義し、これを品質クラス1とい
う。さらに、許容される遅延ゆらぎの時間の短い順番
に、品質クラス2〜Nという。
【0029】セル分離回路11には、VPIおよびまた
はVCIに対応して品質クラスの区分があらかじめ記録
されたテーブルTBLを備え、到来するセルから読出さ
れたVPIおよびまたはVCI毎にこのテーブルを参照
してそのセルの品質クラスを区分する。
【0030】すなわち、送信部TXは、入力されるセル
から空きセルを除去し、有意情報を持つセルをN個の品
質クラス1〜Nに分離するセル分離回路11と、このセ
ル分離回路11により分離された品質クラス1〜Nのセ
ルがそれぞれ蓄積されるN個の送信バッファ回路11
N と、送信タイミングにおいて当該N個の送信バッフ
ァ回路11 〜1N に蓄積されたセルを1からNの順に優
先して読出し、セルを送信する送信読出制御回路13
と、送信回路14とから構成される。
【0031】セル分離回路11では、入力セル流から抽
出されたセルから、セルのヘッダに含まれるコネクショ
ン識別子であるVPIおよびまたはVCIを検出し、空
セルを示す固定のVPIおよびまたはVCIを持つセル
を除去する。また、VPIおよびまたはVCIと、申告
された品質クラス1〜Nの対応が書込まれたテーブルT
BLを参照してセルの品質クラスを判定し、品質クラス
1〜Nに応じた送信バッファ回路11 〜1N にセルを入
力する。これにより、品質クラス毎に分類されたセル
が、この送信バッファ回路11 〜1N に蓄積される。
【0032】送信回路14から送信読出制御回路13へ
は、あらかじめ定められている無線回線の送信タイミン
グが送られる。送信読出制御回路13はこの送信タイミ
ングにしたがって、N個の送信バッファ回路11 〜1N
のうち、いずれを読出すかを制御する。具体的には、送
信バッファ回路11 に送信すべきセルがあるかどうか検
索し、セルがあればこれを読出す。なければ、次の優先
順位を持つ送信バッファ回路12 に送信すべきセルがあ
るかどうかを検索し、セルがあればこれを読出す。これ
を順次繰り返し、最後の優先順位を持つ送信バッファ回
路1N にも送信すべきセルがない場合には、ダミーセル
を挿入する。ダミーセルは空セルと同じビットパターン
を用いることができる。送信すべきセルがない場合に、
ダミーセルを挿入することにより、無線回線の伝送速度
を一定に保つことができる。読出されたセルは送信回路
14に送られ無線回線に送信される。これにより、品質
クラス1〜Nの順に、送信部TXにおけるセルの滞留は
発生しにくくなる。
【0033】受信部RXは、受信回路15と、受信され
たセル流からダミーセルを除去した後にセルを蓄積する
受信バッファ回路16と、受信読出制御回路17と、端
末または網にセルを出力するタイミングを生成する出力
タイミング生成回路18により構成される。出力タイミ
ング生成回路18では、端末または網にセルを送出する
ためのフレームとセルを出力するタイミングを生成し、
セルを出力するタイミングを受信読出制御回路17に送
出する。
【0034】本発明第一実施例の送信読出制御回路13
および受信読出制御回路17の動作を図2および図3を
参照して説明する。図2は本発明第一実施例の送信読出
制御回路13の動作を示すフローチャートである。図3
は本発明第一実施例の受信読出制御回路17の動作を示
すフローチャートである。図2に示すように送信読出制
御回路13は、品質クラス1〜Nのセルがそれぞれ蓄積
される送信バッファ回路11 〜1N を送信バッファ回路
1 から1N の順に優先して読出す。すなわち、送信バ
ッファ回路11 (i=1)から読出しを開始する(S
1)。送信バッファ回路11 にセルがあれば(S2)、
送信バッファ回路11 からのセルの読出しを行う(S
3)。送信バッファ回路11 が空ならば(S2)、送信
バッファ回路12 (i=2)から読出しを開始する(S
4→S5→S2→S3)、送信バッファ回路1N からの
読出しが終了したらダミーセルを挿入する(S6)。こ
れにより、遅延ゆらぎについて要求される品質が高いセ
ルから順に受信部RXを介して網または端末へ送出され
ていくことになる。
【0035】図3に示すように受信読出制御回路17
は、読出タイミングならば(S11)、受信バッファ回
路16の読出しを行う(S13)。一つのセルを読出し
たら読出アドレスkを一つ繰り上げ(S14)、入力セ
ル数Mにkの値が達していなければ(S15)、再び読
出タイミングでセルの読出しを行う。また、読出タイミ
ングでない時間には、空セルを挿入する(S12)。本
発明第一実施例における読出タイミングは一定周期が設
定される。この一定周期は出力先のATM通信網の伝送
速度にしたがって、あらかじめ設定される。
【0036】図12を用いて説明したように、品質クラ
ス1の各コネクションについて申告された最大セルレー
ト(セル数/秒)の合計値をR1、品質クラス2の各コ
ネクションについて申告された平均セルレートの合計値
をR2、品質クラス2の各コネクションについて申告さ
れた最大セルレートの合計値をR3とし、R2≦R4≦
R3なるセルレートR4とR1との和に相当する伝送速
度に対応したタイムスロットまたは伝送帯域を割当てた
とする。この場合、本発明によれば、送信部TXにおい
ては、品質クラス1のセルが品質クラス2以降のセルに
優先して送信される。
【0037】したがって、例えば無線通信システムにお
いて、1送信フレームがT秒であった場合、品質クラス
2以降において送信するセルがどのように変動しようと
も、必ず品質クラス1が優先して送信されるため、品質
クラス1のセルは送信部TXにおけるT秒以上の滞留は
発生しない。そこで、送信部TXで発生する遅延ゆらぎ
はT秒以上は発生しないことになる。
【0038】(第二実施例)本発明第二実施例を図4お
よび図5を参照して説明する。図4は本発明第二実施例
装置のブロック構成図である。図5は本発明第二実施例
の受信読出制御回路17の動作を示すフローチャートで
ある。本発明第二実施例は、受信部RXに読出タイミン
グ生成回路29を備えたことを特徴とする。読出タイミ
ング生成回路29は、受信バッファ回路16に入力され
るセル流を観測時間T内に観測した結果にしたがって、
受信読出制御回路17の読出タイミングを生成する。
【0039】本発明第一実施例の場合には、読出タイミ
ング生成回路29を備えていないので、受信バッファ回
路16からは常に一定周期でセルが読出される。したが
って、受信バッファ回路16にセルが蓄積されていると
きは連続してセルが読出され、受信バッファ回路16が
空になると、受信読出制御回路17は連続して空セルを
挿入することになる。これを出力側でみると、ある時間
には有意情報を含むセルばかりが連続して送出され、あ
る時間には空セルばかりが連続して送出される。このた
め、有意情報を含むセルがバースト的に偏ることにな
り、本発明のATMセル無線伝送装置の後段に続く、端
末または網におけるトラヒック制御を考慮したときに好
ましくない。本発明第二実施例では、読出タイミング生
成回路29を設けることによって、このようなセルの偏
りを解消している。
【0040】本発明第二実施例では、品質クラス1と、
品質クラス2の二つである場合の構成を示す。しかし、
本発明第一実施例で示したNクラスに分離する構成につ
いても同様に適用することができる。送信部TXの動作
はN=2とすると本発明第一実施例と同様に説明するこ
とができるので、ここでは受信部RXの動作について説
明する。
【0041】受信回路15において、受信されたセル流
からダミーセルを除去し、受信バッファ回路16に入力
する。出力タイミング生成回路18では、端末または網
にセルを送出するためのフレームとセルを出力するタイ
ミングを生成し、セルを出力する送出タイミングを受信
読出制御回路17に送出する。受信読出制御回路17は
この送出タイミングでセルを出力タイミング生成回路1
8に出力する。また、受信読出制御回路17において
は、読出タイミング生成回路29により決定される読出
タイミングにしたがって受信バッファ回路16に蓄積さ
れたセルを読出し、受信バッファ回路16から読出すべ
きセルがない場合には空セルを挿入する。
【0042】読出タイミング生成回路29は、観測時間
T内の入力セル数Mにしたがって読出タイミングを生成
する。この読出タイミングは、受信バッファ回路16か
ら読出されるセル間隔が一定となるように生成される。
読出されたセルは出力タイミング生成回路18に送ら
れ、端末または網に送出される。すなわち、後段に続く
端末または網の伝送速度に依存する出力速度は、あらか
じめ所定のレートに設定されている。この出力速度に対
し、読出タイミング生成回路29は、受信バッファ回路
16に入力されるセル数をカウントし、その結果から出
力速度を満足しつつ均等な間隔でセルを送出できる読出
タイミングを生成する。例えば、受信バッファ回路16
に入力されるセル数が出力速度に対して少ないと判断さ
れるときには、読出タイミングの生成間隔は長くなり、
逆に、受信バッファ回路16に入力されるセル数が出力
速度に対して多いと判断されるときには、読出タイミン
グの生成間隔は短くなる。
【0043】図5は受信読出制御回路17の動作を示す
フローチャートである。図5に示すように、読出タイミ
ング生成回路29においてある観測時間T内に、受信バ
ッファ回路16に入力されるセルの数をカウントし、受
信読出制御回路17で読出セルが均等な間隔になるよう
に読出タイミングを生成する。観測時間Tが長くなると
品質クラス1の遅延ゆらぎのピーク値は大きくなる。ま
た観測時間Tを品質クラス1のセル間隔のピーク値とす
ることも可能である。
【0044】すなわち、読出タイミングの生成を行い
(S31)、読出タイミングならば(S32)、受信バ
ッファ回路16の読出しを行う(S34)。一つのセル
を読出したら読出アドレスkを一つ繰り上げ(S3
5)、入力セル数Mにkの値が達していなければ(S3
6)、再び読出タイミングでセルの読出しを行う。ま
た、読出タイミングでない出力タイミングでは、空セル
を挿入する(S33)。読出タイミング時に送出すべき
セルがない場合には、空セルを挿入しインタフェース速
度を調整する。
【0045】(第三実施例)本発明第三実施例を図6な
いし図8を参照して説明する。図6は本発明第三実施例
装置のブロック構成図である。図7は本発明第三実施例
の送信読出制御回路13の動作を示すフローチャートで
ある。図8は本発明第三実施例における入力セルと出力
セルの関係を示す図である。
【0046】本発明第三実施例では、送信部TXにも受
信部RXと同様に、読出タイミング生成回路29′を設
けたことを特徴とする。本発明第二実施例で説明した受
信部RXの読出タイミング生成回路29と同様に、送信
部TXに設けられた読出タイミング生成回路29′は、
送信バッファ回路11 に入力するセル流を観測時間T内
に観測し、その観測した結果にしたがって送信読出制御
回路13が品質クラス1のセルを均等な間隔で読出すよ
うに読出タイミングを生成する。すなわち、無線回線の
送信速度は、あらかじめ所定のレートが設定されてい
る。この送信速度に対し、読出タイミング生成回路2
9′は、送信バッファ回路11 に入力される品質クラス
1のセル数をカウントし、その結果から送信速度を満足
しつつ均等な間隔で品質クラス1のセルを送出できる読
出タイミングを生成する。例えば、送信バッファ回路1
1 に入力される品質クラス1のセル数が要求されるセル
速度に対して少ないと判断されるときには、読出タイミ
ングの生成間隔は長くなり、逆に、送信バッファ回路1
1 に入力される品質クラス1のセル数が要求されるセル
速度に対して多いと判断されるときには、読出タイミン
グの生成間隔は短くなる。
【0047】図7に示すように、読出タイミング生成回
路29′においてある観測時間T内に送信バッファ回路
1 および12 に入力されるセルの数をカウントし、送
信バッファ読出制御回路13で読出セルが等間隔になる
ように読出タイミングを制御する。すなわち、読出タイ
ミングの生成を行い(S41)、品質クラス1および2
のセルがそれぞれ蓄積される送信バッファ回路11 およ
び12 を送信バッファ回路11 から12 の順に優先して
読出す。すなわち、送信バッファ回路11 (i=1)の
読出タイミングであれば、送信バッファ回路11 からセ
ルを読出す(S43)。送信バッファ回路11 の読出タ
イミング以外の時間には(S42)、送信バッファ回路
2 (i=2)からの読出しを行う(S44→S45→
S42→S43)。送信バッファ回路12 からの読出し
が終了したらダミーセルを挿入する(S46)。これに
より、品質クラス1のセルから順に受信部RXを介して
端末または網へ送出されていく。
【0048】受信部RXの読出タイミング生成回路29
は、本発明第二実施例と同様に説明することができるの
でその説明は省略する。
【0049】図8に示すように、入力セルは品質クラス
1、品質クラス2、空セルの3種類が存在し、品質クラ
ス1は一定のセルレート、品質クラス2は変動するセル
レートとし、品質クラス1と2の平均セルレートは同一
とした。送信セルは6セル/T(秒)である。これから
わかるように、図13に示した従来例においては、品質
クラス2のセルが瞬間的に増大すると、送信部TXにお
いて、品質クラス1のセルについて長時間の滞留が発生
するため、受信部RXにて再生されたセルは大きな遅延
ゆらぎが発生する。この遅延ゆらぎはR1≪R2の場合
にさらに大きくなる。一方、本発明によれば品質クラス
2のセルが瞬間的に増大しても品質クラス1の遅延ゆら
ぎは一定とすることができる。
【0050】(第四実施例)本発明第四実施例を図9な
いし図11を参照して説明する。図9はセル間隔の変換
例を示す図である。図10は本発明第四実施例の送信読
出制御回路の動作を示すフローチャートである。図11
は本発明第四実施例の受信読出制御回路の動作を示すフ
ローチャートである。本発明第四実施例装置のブロック
構成は図6に示した本発明第三実施例装置と同様であ
る。本発明第四実施例では、読出タイミング生成回路2
9′および29における読出タイミングの生成理論が本
発明第三実施例と異なる。本発明第四実施例の送信部T
Xの読出タイミング生成回路29′は、送信バッファ回
路11 に入力される品質クラス1のセルのセル間隔を検
出している。この検出したセル間隔の比をそのまま無線
回線の伝送速度に変換して用いる。すなわち、図9に示
すように、4個の品質クラス1のセルが送信部TXに入
力される以前の伝送速度(Ta)において、それぞれ2
A、2B、2Cというセル間隔を有していたとする。こ
の場合には、無線回線の伝送速度(Tb)にセル間隔を
変換すると、それぞれセル間隔はA、B、Cとなる。ま
た、受信部RXの読出タイミング生成回路29は、受信
バッファ回路16に入力されるセルのセル間隔を検出し
ている。この検出したセル間隔の比をそのまま出力速度
に変換して用いる。すなわち、図9に示すように、4個
のセルが受信部RXに入力される以前の無線回線の伝送
速度(Tb)において、それぞれA、B、Cというセル
間隔を有していたとする。この場合には、出力速度(T
a)にセル間隔を変換すると、それぞれセル間隔は2
A、2B、2Cとなる。
【0051】図10および図11に示すように、読出タ
イミングの生成(S31およびS41)において、この
ような論理を用いることが本発明第四実施例の特徴であ
る。図10および図11の以降の動作は、本発明第三実
施例と同様なので説明は省略する。このように、本発明
第四実施例によれば、セル間隔の情報を送信部TXの入
力側から受信部RXの出力側まで保持することができ
る。
【0052】(実施例まとめ)本発明第一ないし第三実
施例では、送信部TXと受信部RXとの間は無線回線で
あると説明したが、これを光ファイバケーブルその他の
有線回線に置き換え、送信回路14および受信回路15
をそれぞれ有線回線に対応する回路に置き換えることに
より、本発明を有線回線に適用することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易で規模の小さいハードウェアにより遅延ゆらぎに対
する要求品質特性を満たすことができる。これにより、
無線周波数のスペクトラムの有効利用を図ることができ
る。さらに、割当られた帯域またはタイムスロットの有
効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置のブロック構成図。
【図2】本発明第一実施例の送信読出制御回路の動作を
示すフローチャート。
【図3】本発明第一実施例の受信読出制御回路の動作を
示すフローチャート。
【図4】本発明第二実施例装置のブロック構成図。
【図5】本発明第二実施例の受信読出制御回路の動作を
示すフローチャート。
【図6】本発明第三実施例装置のブロック構成図。
【図7】本発明第三実施例の送信読出制御回路の動作を
示すフローチャート。
【図8】本発明第三実施例における入力セルと出力セル
の関係を示す図。
【図9】セル間隔の変換例を示す図。
【図10】本発明第四実施例の送信読出制御回路の動作
を示すフローチャート。
【図11】本発明第四実施例の受信読出制御回路の動作
を示すフローチャート。
【図12】帯域またはタイムスロットの割当を説明する
ための図。
【図13】従来例の入力セルと出力セルの関係を示す
図。
【図14】従来例装置のブロック構成図。
【符号の説明】
1 〜1N 、92 送信バッファ回路 11、95 セル分離回路 13 送信読出制御回路 14、93 送信回路 15、94 受信回路 16 受信バッファ回路 17 受信読出制御回路 18 出力タイミング生成回路 29、29′ 読出タイミング生成回路 91 セル抽出回路 961 〜96n FIFOメモリ 97 FIFO読出制御回路 TBL テーブル TX 送信部 RX 受信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線に一定速度でセルを送信する送
    信回路を含む送信部と、無線回線からセルを受信する受
    信回路およびこの受信回路に受信したセルを一時蓄積す
    る受信バッファ回路を含む受信部とを備え、そのセルに
    はあらかじめ複数種類の品質クラスが設定されたATM
    セル無線伝送装置において、 前記送信部は、品質クラス別にセルを振り分けるセル分
    離回路と、このセル分離回路により振り分けられたセル
    を品質クラス毎に蓄積する送信バッファ回路と、この送
    信バッファ回路からセルを読出し前記送信回路に与える
    送信読出制御回路とを備え、 この送信読出制御回路は、送信タイミングT1 毎に最上
    位の品質クラスの送信バッファ回路からセルを読出すと
    ともに、前記送信タイミングT1 の隙間のタイミングで
    は、前記一定速度を維持するように順次低い品質クラス
    のセルを蓄積する送信バッファ回路からセルを読出し、
    この低い品質クラスのセルを蓄積する送信バッファ回路
    にセルがないときにはダミーセルを挿入する手段を含む
    ことを特徴とするATMセル無線伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記品質クラスは、許容される伝送遅延
    および遅延ゆらぎの時間により区分された請求項1記載
    のATMセル無線伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記セル分離回路には、VPIおよびま
    たはVCIに対応して品質クラスの区分があらかじめ記
    録されたテーブルと、到来するセルから読出されたVP
    IおよびまたはVCI毎にこのテーブルを参照してその
    セルの品質クラスを区分する手段とを含む請求項1また
    は2記載のATMセル無線伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記送信部は、観測時間T内に前記送信
    バッファ回路に到着する前記最上位の品質クラスのセル
    数を計数しこの計数結果および前記一定速度にしたがっ
    て前記最上位の品質クラスのセルの送信タイミングT1
    を設定する手段を含む請求項1ないし3のいずれかに記
    載のATMセル無線伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記送信部は、前記送信バッファ回路に
    到着する前記最上位の品質クラスのセル間隔を検出しこ
    の検出結果および前記一定速度にしたがってその最上位
    の品質クラスのセルをそのセル間隔に比例した新たな間
    隔を設定する手段を含む請求項1ないし3のいずれかに
    記載のATMセル無線伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記受信部は、観測時間T′内に前記受
    信バッファ回路に到着するセル数を計数しこの計数結果
    および出力速度にしたがってセルを時間間隔T2 に1セ
    ルずつ読出す手段を備えた請求項1ないし5のいずれか
    に記載のATMセル無線伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記受信部は、前記受信バッファ回路に
    到着するセル間隔を検出しこの検出結果および出力速度
    にしたがってセルをそのセル間隔に比例した新たな間隔
    によりこの受信バッファ回路から読出す手段を備えた請
    求項1ないし5のいずれかに記載のATMセル無線伝送
    装置。
JP13538196A 1996-05-29 1996-05-29 Atmセル無線伝送装置 Expired - Fee Related JP3518649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13538196A JP3518649B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 Atmセル無線伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13538196A JP3518649B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 Atmセル無線伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09321772A true JPH09321772A (ja) 1997-12-12
JP3518649B2 JP3518649B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=15150385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13538196A Expired - Fee Related JP3518649B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 Atmセル無線伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3518649B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3518649B2 (ja) 2004-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0961522B1 (en) Novel method and apparatus for traffic shaping in a broadband fiber-based access system
CA2043600C (en) Serving constant bit rate traffic in a broadband data switch
KR100329911B1 (ko) 다중 큐 가상경로를 갖는 트래픽 제어장치
US5936958A (en) ATM exchange for monitoring congestion and allocating and transmitting bandwidth-guaranteed and non-bandwidth-guaranteed connection calls
US7103063B2 (en) Apparatus and method for facilitating data packet transportation
EP0763915B1 (en) Packet transfer device and method adaptive to a large number of input ports
US5499238A (en) Asynchronous transfer mode (ATM) multiplexing process device and method of the broadband integrated service digital network subscriber access apparatus
EP0673138B1 (en) Connection admission control method for ATM network
US5166675A (en) Communication system carrying out polling for request and data simultaneously and in parallel
US6587437B1 (en) ER information acceleration in ABR traffic
US6477168B1 (en) Cell/frame scheduling method and communications cell/frame scheduler
US6212196B1 (en) Multiple access communication system and method for multiple access communication
US6188697B1 (en) ATM cell transport system for wireless communications
US6888849B2 (en) Method for evaluating capacity utilization of a terminus in a communication system
US20020114042A1 (en) Optical multiple branching communicate system, parent station device used therefore, child station device, optical multiple branching communication band control method
JP3537991B2 (ja) Atmセル伝送装置
JPH09321772A (ja) Atmセル無線伝送装置
US6496513B1 (en) Traffic priority control system for a concentration-type ATM switch
US7130267B1 (en) System and method for allocating bandwidth in a network node
JPH0310543A (ja) 広帯域isdn用宅内系構成方式
JP3070019B2 (ja) 衛星通信方式
JPH09214499A (ja) セル流量制御装置
JPH11136252A (ja) Atmスイッチ及びシェーピング方法
EP0992144A1 (en) Communications network end station
JP2002247064A (ja) 親局装置、子局装置及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040121

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20040121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees