JPH09320334A - スタンド形照明器具 - Google Patents

スタンド形照明器具

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JPH09320334A
JPH09320334A JP13657996A JP13657996A JPH09320334A JP H09320334 A JPH09320334 A JP H09320334A JP 13657996 A JP13657996 A JP 13657996A JP 13657996 A JP13657996 A JP 13657996A JP H09320334 A JPH09320334 A JP H09320334A
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support
hinge
stand
support shaft
shade
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JP13657996A
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Hidehiko Yamada
秀彦 山田
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、セ−ドの背面に取付けられたヒンジ
と支持ア−ムとの係合が多少緩んでも、セ−ドが下方に
垂れ下がることがないものを提供する。 【解決手段】支持ア−ム55の先端両側に支持軸56を
設け、一方側の支持軸と係合する係合穴部52および他
方側の支持軸の上半分と係合する下方開口した第1の係
合凹部53をヒンジ50に設け、他方側の支持軸の下半
分と係合するとともに内方側に突出形成された係止凸部
33を有する上方開口した第2の係合凹部36を有する
支持金具35を設け、支持金具の一方端をヒンジに固着
するとともに他方端をヒンジを介して止めねじ40で螺
着し、他方側の支持軸をヒンジの第1の係合凹部と支持
金具の第2の係合凹部とで支持し、セ−ド5を略水平状
態にしたき、第2の係合凹部に形成した係止凸部に係合
する係止凹部57を他方側の支持軸に設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば学童用学習
机に備え付けられセ−ドを上下方向に首振りするスタン
ド形照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明器具としては、図8
に示すように、セ−ド5は、内部に図示しない直管形蛍
光ランプが取付けられるとともに、この直管形蛍光ラン
プの光を下方に照らす開口部(図示せず)が長手方向下
方に形成されている。
【0003】前記セ−ド5の背面には、略L字形をした
ヒンジ10がねじ13,13により螺着固定されてい
る。前記ヒンジ10の幅方向両端には一対の支持部1
1,11が対向してそれぞれ形成されている。さらに、
前記一対の支持部11,11には、円形状の支持孔1
2,12が対向してそれぞれ形成されている。
【0004】このヒンジ10に形成された一対の支持部
11,11間には、支持ア−ム20の先端部が係合挿入
され、この支持ア−ム20の先端部には、前記支持孔1
2と同一形状に形成された円形状の貫通孔21が幅方向
に穿設されている。前記支持ア−ム20の後方には、四
角柱状のスライド支持部22が形成されている。
【0005】この支持ア−ム20をセ−ド5に取付けら
れたヒンジ10に組付けるには、支持ア−ム20の先端
部をヒンジ10の支持部11,11間に挿入し、支持ア
−ム20の先端に形成した貫通孔21を支持部11,1
1に形成した支持孔12,12にそれぞれ位置合せした
のち、頭部に摘み部を有するねじ23に形成されたねじ
部23aを前記支持孔12,貫通孔21,支持孔12に
挿入したのち、ねじ部23aの先端にナット24を螺着
固定する。
【0006】つぎに、支柱15への前記セ−ド5のと取
付け方法を説明する。
【0007】支柱15は、学習机(図示せず)の上に設
けられるブックスタンド(図示せず)の背板に取付けら
れる。この支柱15は略L字状をなし、先端側には四角
柱状のスライドボックス16が学習机(図示せず)と略
水平に形成されている。
【0008】前記セ−ド5を支柱15に組付けるには、
セ−ド5の背面に組付けられた支持ア−ム20のスライ
ド支持部22を支柱15の四角柱状のスライドボックス
16内に挿入嵌合することにより、セ−ド5を支柱15
に取付ける。
【0009】前記セ−ド5の取っ手6を手前に引くと、
支柱15の先端に形成されたスライドボックス16内を
支持ア−ム20のスライド支持部22がスライドし、前
記セ−ド5は手前側に引き出される。反対に、前記セ−
ド5の取っ手6を奥側に押すと、セ−ド5は奥側に引っ
込む。
【0010】前記支持ア−ム20の先端部の幅L1は、
ヒンジ10の支持部12,12間に係合するように形成
されているため、L2(支持部12,12間の幅)より
僅かに小さく形成されている。このため、ヒンジ10は
支持ア−ム20と回転可能に取付けられる。
【0011】ナット24を締付けると、ヒンジ10の支
持部11,11がそれぞれ内側に変形して支持ア−ム2
0の先端部を押圧し、支持ア−ム20に固定される。逆
に、ナット24を緩めると、ヒンジ10の支持部11,
11が元の形状に復元し、支持部11,11と支持ア−
ム20の先端部との間に隙間が出来、ヒンジ10が回転
可能になる。
【0012】このため、前記セ−ド5はナット24を緩
めると、セ−ド5の自重により、ねじ部23aを支点と
して上下方向に首振りする。前記ナット24を締付ける
と、前記セ−ド5は所定角度に固定される。
【0013】他の従来技術を図9に示す。
【0014】支柱15の先端に前後方向に摺動可能に取
付けられてる支持ア−ム29の軸29aを半円状の取付
金具31で押さ、セ−ド5を水平に前後に前記軸29a
を中心として回転するようになっている。
【0015】前記セ−ド5は止めねじ32を締付け、緩
めることにより、固定、回転するようになっている。さ
らに、支持ア−ム29に凸部(図示せず)を設け、この
凸部をセ−ド5の下方へのストツパ−とし、セ−ド5が
水平より上側に向けて上下に回転するのみで、下側に回
転しない構造となっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術では、セ−ド5の背面に取付けたヒンジ10を支持ア
−ム20に上下に首振り可能にねじ23で軸支し、ナッ
ト24の締付け、緩めにより、ヒンジ10を支持ア−ム
20に固定、又は回転可能に取付けられている。このた
め、ナット24の締付力が弱いと、セ−ドの自重で、セ
−ドが下方に垂れ下がるという問題があった。
【0017】一方、他の従来技術では、支持ア−ム29
に凸部(図示せず)を設け、この凸部をセ−ド5の下方
へのストツパ−とし、セ−ドが水平より、下側に回転し
ない構造としていた。
【0018】そこで、学習机の上に設けられるブックス
タンド(図示せず)の背板にスタンド形照明器具を取付
けたとき、セ−ドが前記ブックスタンドの前面より出っ
張って取付けられる。
【0019】このため、スタンド形照明器具をブックス
タンドに組み込んだ状態で、包装箱に梱包して運搬する
際,セ−ドがブックスタンドの前面より出っ張っている
包装箱の面に外力が加わると、直接セ−ドに外力が加わ
り、セ−ドが破損するという問題があった。
【0020】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、セ−ドの背面に取付けられたヒンジと支持ア−ムと
の係合が多少緩んでも、セ−ドが下方に垂れ下がること
がないとともに、ブックスタンドに取付けられたスタン
ド形照明器具のセ−ドを下方に回転させたとき、ブック
スタンド前面より出っ張らないように配置させることを
課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1記載の本発明のスタンド形照明器具は、ラ
ンプを備えたセ−ドの背面に取付けられたヒンジを支柱
の先端に略水平に取付けられた支持ア−ムに上下に首振
可能に取付けられたスタンド形照明器具において、前記
支持ア−ムの先端両側に支持軸をそれぞれ設け、この一
方側の支持軸と回転係合する係合穴部と当該他方側の支
持軸の上半分と回転係合する下方開口した第1の係合凹
部とを前記ヒンジにそれぞれ設け、前記他方側の支持軸
の下半分と回転係合するとともに内方側に突出形成され
た係止凸部を有する上方開口した第2の係合凹部を有す
る支持金具を設け、この支持金具の一方端を前記ヒンジ
に固着するとともに他方端を前記ヒンジを介して止めね
じで螺着して、前記他方側の支持軸を前記ヒンジの第1
の係合凹部と前記支持金具の第2の係合凹部とで支持
し、前記セ−ドを略水平状態にしたき、前記第2の係合
凹部に形成した係止凸部に係合する係止凹部を前記他方
側の支持軸に設けたことを特徴とするものである。
【0022】請求項2記載の本発明のスタンド形照明器
具は、前記支柱背面を学習机の上に設けられるブックス
タンドの背板に固定する請求項1記載のスタンド形照明
器具において、前記支持軸を支点として前記セ−ドを下
側に回転させたとき、前記ブックスタンド前面より出っ
張らないように前記セ−ドが前記支柱に取付けられてい
ることを特徴とするものである。
【0023】上記請求項1記載の構成において、止めね
じが緩むと、セ−ドを支持している支持金具が下方に移
動し、支持ア−ムの支持軸への締付力が弱くなる。
【0024】しかし、セ−ドが水平状態になっている状
態では、支持ア−ムの他方側の回転軸に形成されている
係止凹部であるV溝と支持金具に形成されている係止凸
部である凸ダボとが係合状態になっているため、止めね
じが多少緩んでも、支持軸の係止凹部であるV溝と支持
金具の係止凸部である凸ダボとの係合状態が維持されて
いる。このため、セ−ドの自重によって、セ−ドが下方
に垂れ下がることはない。
【0025】また、止めねじが軽く締付けられている状
態でも、セ−ドは水平状態を維持され、セ−ドの自重に
よって、セ−ドが下方に垂れ下がることはない。
【0026】請求項2記載の構成において、ブックスタ
ンドにスタンド形照明器具を組込んで包装箱に梱包する
とき、止めねじを緩め、セ−ドを半回転させた状態で
は、セ−ドはブックスタンド前面より出っ張らない構造
になっている。このため、スタンド形照明器具を梱包す
る包装箱を小さくできるとともに、セ−ドの破損を防止
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7を参照して
本発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一
の構成部品は同一番号を付与して説明する。
【0028】図1は第1実施の形態に係るスタンド形照
明器具の全体構成を示す分解斜視図である。
【0029】5は、図3に示すように、長手方向下方に
開口された開口部7を有するセ−ドで、このセ−ド5の
幅方向両端には、側板8,8が図示しない方法でそれぞ
れ取付けられるとともに、これら側板8,8の裏面側に
は、図示しない方法で直管形蛍光ランプ4が取付けられ
るランプソケット3,3が対向してそれぞれ取付けられ
ている。
【0030】さらに、反射板9が図示しない方法で前記
直管形蛍光ランプ4の上方に沿ってセ−ド5内に取付け
られ、前記直管形蛍光ランプ4から出射する光は、直接
又は反射板9などに反射して、セ−ド5の開口部7から
外部に出射し、例えば学習机(図示せず)の上面を照ら
し、学習机の上面を明るくする。前記セ−ド5の手前中
程には、取っ手6が図示しない方法で取付けられてい
る。
【0031】50は一対の支持部51,51が対向して
それぞれ後方に突出形成されたヒンジで、このヒンジ5
0は、前記セ−ド5の背面中央にねじ13,13で螺着
固定されている。
【0032】前記一方側の支持部51aには丸孔52が
形成され、他方側の支持部51bには半円状の切欠き孔
53が前記丸孔52と対向した位置に形成されている。
【0033】前記丸孔52および切欠き孔53には、支
持ア−ム55の先端両側にそれぞれ突出形成された円筒
状の支持軸56,56がそれぞれ挿入係合され、前記支
持ア−ム55は、前記丸孔52および切欠き孔53を支
点として回動する。なお、切欠き孔53は、他方側の支
持軸56の上半分と回転係合するとともに、V字状のV
溝57が他方側の支持軸56の下側頂部に沿って形成さ
れている。
【0034】35は前記切欠き孔53が形成されたヒン
ジ50の下方にねじ39で螺着固定される支持金具で、
この支持金具35の中央には、下方に向けて半円状に突
出する支持軸支え部36が形成されるとともに、支持軸
56の下側頂部に形成されたV溝57と係合する凸ダボ
33が、前記支持軸支え部36の半円状頂部に内方に向
けて突出形成されている。前記支持軸支え部36は、支
持軸56の下半分と回転係合する。
【0035】さらに、この支持軸支え部36の両端から
は、相反方向に取付面部37,37がそれぞれ延出形成
され、これら取付面部37,37には、ねじ39が取付
けられる取付孔38と止めねじ40のねじ部41を螺着
するねじ孔34がそれぞれ形成されている。
【0036】切欠き孔53が形成されるヒンジ50上面
には、止めねじ40を取付けるための取付孔54が形成
されている。
【0037】支持ア−ムのヒンジへの組立て方法を説明
する。
【0038】最初に、支持ア−ム55をヒンジ50の下
方に配置する。それから、前記支持ア−ム55に形成さ
れた一方側の支持軸56をヒンジ50に形成された丸孔
52に斜め方向から挿入しつつ、支持ア−ム55の他方
側の支持軸56をヒンジ50に形成された切欠き孔53
に下方から挿入しつつ、支持軸56の後側に形成された
縊れ部49の両端が、支持部51,51間に配置される
ように支持ア−ム55をヒンジ50に取付ける。
【0039】つぎに、支持金具35に形成された支持軸
支え部36を他方側の支持軸56の下方に当接させて取
付けるとともに、支持金具35の取付孔38の下方から
ねじ39を挿入し、図3に示すように、ヒンジ50に支
持金具35を螺着固定する。
【0040】この状態では、支持金具35は一端がねじ
39でヒンジ50に固着された片持ち梁であるので、セ
−ド5の自重は、支持軸56を介して支持金具35を下
方に押す力が作用する。このため、支持金具35は、ね
じ39を支点として他方側が下方に移動・変形する。
【0041】しかし、支持金具35の他方側に形成され
たねじ孔34と対向するヒンジ50上面に形成された取
付孔54に、止めねじ40を挿入する。それから、支持
金具35のねじ孔34に止めねじ40のねじ部41を螺
着させる。
【0042】止めねじ40の頭部42に突出形成された
つまみ部43を締付け方向に回転させると、頭部42が
ヒンジ50上面に当接する。さらに、つまみ部43を締
付け方向に回転させると、支持金具35が上方に締め上
げられ、支持金具35の支持軸支え部36が支持軸56
を上方に移動圧接する。
【0043】上記に記載したように、止めねじ40を締
付けると、支持金具35の半円状の支持軸支え部36が
支持ア−ム55の支持軸56を強く咥えて、ヒンジ50
に固定され、セ−ド5は任意の位置で固定できる。
【0044】このため、セ−ド5を支持ア−ム55に対
して水平にセットしたときには、支持ア−ム55の一方
側の支持軸56に形成されたV溝57が、支持金具35
に形成された凸ダボ33と係合状態になるので、止めね
じ40の締付けが多少緩くても、凸ダボ33とV溝57
との係合状態は外れないので、セ−ド5の支持ア−ム5
5への水平状態は維持され、セ−ド5の自重で下方に垂
れ下がることはない。
【0045】略L字形をした支柱15は、それぞれ断面
略コ字状をした支柱(前)15aと支柱(後)15bと
からなり、支柱(前)15aと支柱(後)15bとを図
示しない方法でねじで固定され、上部略水平に形成され
ている支柱15内は、略四角柱状空間からなるスライド
ボックス16を形成している。
【0046】このスライドボックス16には、支持ア−
ム55の後方に形成されている略四角柱状のスライド支
持部22が挿入嵌合される。
【0047】スタンド形照明器具のブックスタンドへの
取付方法を説明する。
【0048】図5、図6に示すブックスタンド60は、
図示しない学習机の上に設けられるもので、後部に配置
される背板63とこの背板63の両側にそれぞれ取付け
られる側板61,61およびこの側板61,61間に配
置される棚板62とから構成されている。
【0049】前記ブックスタンド60の背板64に、前
記支柱15背面が図示しない方法で取付けられている。
この状態では、支柱15のスライドボックス16は、ブ
ックスタンド60の前面に向けて開口している。
【0050】つぎに、セ−ド5の背面に配置されている
支持ア−ム55のスライド支持部22を前記スライドボ
ックス16に挿入嵌合して、図5および図6に示すよう
にスタンド形照明器具はブックスタンドに取付けられ
る。
【0051】上記実施の形態の作用を説明する。
【0052】図2はセ−ド5をブックスタンド60に対
して略水平状態に取付けた斜視図で、取っ手6を持って
手前に引くと、支持ア−ム55のスライド支持部22が
支柱15のスライドボックス16内を手前側にスライド
し、セ−ド5は手前側(矢印A方向)に引き出される。
【0053】反対に、取っ手6を持って奥側に押すと、
支持ア−ム55のスライド支持部22が支柱15のスラ
イドボックス16内をスライドし、セ−ド5は後方(矢
印B方向)に移動する。このように、セ−ド5は、前後
方向に移動可能な構造になっている。
【0054】図3はセ−ド5を水平状態にセットした断
面図を示すもので、この状態では、セ−ド5を支持する
支持軸56に形成されたV溝57は下側に形成され、こ
のV溝57には、前記支持軸56を支持する支持軸支え
部36に突出形成されている凸ダボ33と係合状態にな
っている。
【0055】このため、支持金具35を上方に規制して
いる止めねじ40の締付けが、多少緩んで、支持金具3
5が多少下方向に移動しても、支持金具35の凸ダボ3
3と支持軸56のV溝57との係合状態は維持されてい
る。そこで、止めねじ40の締付けが多少緩んでも、セ
−ドは水平状態を保ち、セ−ドの自重によって、セ−ド
が下方に垂れ下がることはない。また、止めねじが軽く
締付けている状態でも、前記と同様に、セ−ドは水平状
態を保ち、セ−ドの自重によって、セ−ドが垂れ下がる
ことはない。
【0056】図4に示すように、セ−ドを略垂直方向に
垂れ下らせる場合には、支持金具35の凸ダボ33と支
持軸56のV溝57との係合状態が解除される程度に、
止めねじ40を緩めてから、セ−ド5を下方向に押す
と、支持軸56を支点としてセ−ド5が反時計方向に回
転する。
【0057】セ−ド5の回転に伴い、支持金具35も反
時計方向へ回転する。支持金具35の回転に伴い凸ダボ
33もV溝57内を移動し、凸ダボ33とV溝57との
係合は解除する。
【0058】セ−ド5を所定角度回転させた状態で、止
めねじ40を締付けると、支持金具35が支持軸56を
強く締付け、セ−ド5が支持軸56に固定される。
【0059】図5はブックスタンドにスタンド形照明器
具を組込んだ状態を示すもので、図5(B)に示すよう
に、セ−ドを奥側に押込んで支柱に略水平状態に取付け
た場合を示すもので、この状態では、セ−ド5はブック
スタンド60の前面である側板61の前端より出っ張っ
た状態で支柱15に取付けられている。
【0060】しかし、セ−ド5を下方に約1/4回転さ
せ支柱に固定した場合には、図7に示すように、セ−ド
5はブックスタンド60の前面である側板61の前端よ
り引込んだ状態で支柱15に取付けられている。
【0061】この状態で、包装箱65に収めた場合に
は、運送中などに外部から包装箱65に外圧が加わって
も、ブックスタンド60の側板61や棚板62でセ−ド
5が保護されているので、セ−ド5に直接外力が作用す
ることがなく、セ−ドの破損を防止することができる。
【0062】さらに、ブックスタンド前面よりセ−ド部
分が出っ張らないので、梱包箱を小さくできる。
【0063】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1の発明によ
れば、使用状態において、セ−ドを水平にしたとき、支
持ア−ムの支持軸に形成した係止凹部であるV溝と支持
金具に形成した係止凸部である凸ダボとが係合している
ので、止めねじが多少緩んでも、セ−ドの自重によっ
て、セ−ドが下方に垂れ下がることはない。
【0064】請求項2の発明によれば、スタンド形照明
器具をブックスタンドに組込んだ状態で、セ−ドを下方
に回転させると、セ−ドはブックスタンド前面より出っ
張らない状態でブックスタンドに収納される。この状態
で、ブックスタンドを包装箱に梱包すると、ブックスタ
ンド前面よりセ−ドが出っ張らず梱包箱を小さくでき
る。さらに、セ−ドがブックスタンド前面で保護され、
セ−ドが破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るスタンド形照明
器具の全体構成を示すを示す分解斜視図。
【図2】同実施の形態におけるスタンド形照明器具を示
す斜視図。
【図3】同実施の形態におけるスタンド形照明器具のセ
−ドを水平状態に維持した状態を示す側面断面図。
【図4】同実施の形態におけるスタンド形照明器具のセ
−ドを下方に半回転した状態を示す側面断面図。
【図5】同実施の形態におけるスタンド形照明器具を学
習机の上に設けられるブックスタンドに取付けた状態を
示すもので、(A)は正面図。 (B)は側面図。
【図6】同実施の形態におけるスタンド形照明器具を学
習机の上に設けられるブックスタンドに取付けた状態を
示す斜視図。
【図7】同実施の形態におけるスタンド形照明器具をブ
ックスタンドに取付け梱包した状態を示す側面図。
【図8】従来技術に係るスタンド形照明器具の全体構成
を示す分解斜視図。
【図9】他の従来技術に係るスタンド形照明器具を示す
全体構成図。
【符号の説明】
4…ランプ(直管形蛍光ランプ), 5…セ−ド, 15…支柱, 33…係止凸部(凸ダボ), 35…支持金具, 36…第2の係合凹部(支持軸支え部), 40…止めねじ, 50…ヒンジ, 52…係合穴部(丸孔), 53…第1の係合凹部(切欠き孔), 55…支持ア−ム, 56…支持軸, 57…係止凹部(V溝), 60…ブックスタンド, 63…背板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプを備えたセ−ドの背面に取付けられ
    たヒンジを支柱の先端に略水平に取付けられた支持ア−
    ムに上下に首振可能に取付けられたスタンド形照明器具
    において、 前記支持ア−ムの先端両側に支持軸をそれぞれ設け、 この一方側の支持軸と回転係合する係合穴部と当該他方
    側の支持軸の上半分と回転係合する下方開口した第1の
    係合凹部とを前記ヒンジにそれぞれ設け、 前記他方側の支持軸の下半分と回転係合するとともに内
    方側に突出形成された係止凸部を有する上方開口した第
    2の係合凹部を有する支持金具を設け、 この支持金具の一方端を前記ヒンジに固着するとともに
    他方端を前記ヒンジを介して止めねじで螺着して、前記
    他方側の支持軸を前記ヒンジの第1の係合凹部と前記支
    持金具の第2の係合凹部とで支持し、 前記セ−ドを略水平状態にしたき、前記第2の係合凹部
    に形成した係止凸部に係合する係止凹部を前記他方側の
    支持軸に設けたことを特徴とするスタンド形照明器具。
  2. 【請求項2】前記支柱背面を学習机の上に設けられるブ
    ックスタンドの背板に固定する請求項1記載のスタンド
    形照明器具において、 前記支持軸を支点として前記セ−ドを下側に回転させた
    とき、前記ブックスタンド前面より出っ張らないように
    前記セ−ドが前記支柱に取付けられていることを特徴と
    するスタンド形照明器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052524A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Kurogane Kosakusho Ltd 照明器具
JP2006318681A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Itoki Corp 照明装置

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JP2006318681A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Itoki Corp 照明装置

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