JPH09318749A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH09318749A
JPH09318749A JP8137052A JP13705296A JPH09318749A JP H09318749 A JPH09318749 A JP H09318749A JP 8137052 A JP8137052 A JP 8137052A JP 13705296 A JP13705296 A JP 13705296A JP H09318749 A JPH09318749 A JP H09318749A
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    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/08Systems determining position data of a target for measuring distance only
    • G01S17/10Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザレーダにおいて、測定可能距離を犠牲
にすることなく、こうしたノイズレベルの変化の影響を
受けないようにする。 【解決手段】 受光素子43の出力電圧を、STC回路
51及び可変利得アンプ53を介してコンパレータ57
に入力してしきい値を越えるときに反射光の到達信号を
発生して発光時刻と受光時刻との時間差に基づいて距離
を算出するレーザレーダ1において、発光を停止した上
で可変利得アンプ53のゲインを最大に設定する(S2
10,S220)。続いて、時間計測回路61に対して
擬似的なスタートパルスを出力して時間計測の契機を与
える(S230)。そして、時間計測回路61において
距離データが算出される場合にはアンプゲインを低下さ
せ(S250)、逆に、距離データが算出されない場合
にはアンプゲインを上昇させる(S260)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波やミリ波等の
電磁波を測定対象方向に発射したときに反射されて来る
電磁波を検出して物体までの距離を測定するようにした
距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザダイオードを断続的に発光
させ、前方の物体からの反射光をフォトセンサで検出
し、発光時刻と受光時刻との時間差に基づいて前方の物
体までの距離を測定する装置(レーザレーダ)が知られ
ている。
【0003】こうしたレーザレーダは、太陽光の影響等
によるバックグラウンドとして存在するノイズを除去す
るために、受光信号としきい値VTHとを比較して、この
しきい値VTHを越える受光信号が得られた時刻を反射光
の受光時刻とするように構成されている(図5(a)参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、太陽光は昼
夜によってその強さが変化し、ノイズの大きさは一定し
ていない。また、その他のノイズ要因であるレーザレー
ダ内の回路の熱雑音も時々刻々と変化している。
【0005】このため、しきい値が低めであると、図5
(b)に示すように、本来の受光信号Aが検出される前
に、ノイズBがしきい値を越えてしまい、距離の測定を
誤るおそれがある。一方、測定対象となる物体からの反
射光の強さは、距離が長くなるほど弱くなるので、しき
い値を高めにしておくと測定可能距離が短くなってしま
い、十分な性能が発揮されなくなる。
【0006】そこで、本発明は、測定可能距離を犠牲に
することなく、こうしたノイズレベルの変化の影響を受
けない距離測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の距離測定装置
は、請求項1に記載した様に、レーザダイオード等の電
磁波発射手段から電磁波を発射した時刻と、フォトセン
サ等の電磁波検出手段を介して得られる判定用信号が所
定のしきい値を越えた時刻との時間差に基づいて、測定
対象方向に存在する物体までの距離を算出するようにし
たものにおいて、前記電磁波発射手段を所定期間に渡っ
て休止させると共に、前記しきい値が、該休止期間中に
生成される判定用信号の最大値とほぼ等しくなる様に、
該判定用信号としきい値との関係を調整する調整手段を
備えたことを特徴とする。
【0008】ここで、電磁波発射手段の休止期間におい
て生成される判定用信号は、ノイズ自体に相当する。従
って、(しきい値)=(ノイズ増幅信号の最大値)であ
れば、ノイズ増幅信号がしきい値を越えることがなく、
ノイズの影響による誤った到達信号が生成されることが
ないから、距離を実際よりも短く測定してしまうという
不具合が解消される。また、ノイズの最大値よりわずか
に大きい検出信号が得られれば距離を測定することがで
き、測定可能距離を最大限に引き出すことができる。な
お、しきい値が最大値より若干小さいとしても、最大値
が発生する確率を考えると誤計測の問題はほとんどない
ので、(しきい値)≒(最大値)であれば十分に本発明
の目的を達成し得る。
【0009】ところで、かかる調整を行うに当たって
は、具体的な手法として判定用信号としきい値とを比較
する比較回路のしきい値自体を増減する手法が考えられ
るが、この様な手法を採用すると、比較回路の構成が複
雑になり、しきい値を越えたか否かの判定に時間がかか
るという問題がある。
【0010】そこで、請求項2に記載した様に、前記調
整手段を、前記信号増幅手段のゲインを調整する手段と
して構成することが望ましい。この構成によると、しき
い値を固定しておけるので、判定時間の短い比較回路を
採用することが可能になるからである。なお、ゲインの
調整は、信号増幅手段として可変利得アンプ等を用いる
様にすれば簡単に実施できる。
【0011】ここで、より具体的には、請求項3に記載
した様に、前記調整手段を、前記休止期間中に生成され
る判定用信号の中に、前記しきい値を越えるものが存在
するときは前記信号増幅手段のゲインを低下させ、逆
に、前記しきい値を越えるものが存在しないときは前記
信号増幅手段のゲインを上昇させる手段として構成する
ことができる。
【0012】この距離測定装置によれば、休止期間中の
判定用信号の最大値がしきい値を越えるときにはゲイン
が低下され、逆にしきい値を越えないときはゲインが上
昇されるので、挟み打ちにより、ゲインが最適な値に収
束していくことになる。よって、しきい値がノイズの最
大値とほぼ等しくなる状態を実現することができる。
【0013】ここで、請求項4に記載した様に、前記調
整手段を、前記休止期間中に前記距離算出手段に対して
擬似的な電磁波出力情報を与えたときに距離が算出され
るか否かによって前記しきい値を越える判定用信号があ
ったか否かを判定する手段として構成することができ
る。これは、休止期間中に擬似的な電磁波出力情報を距
離算出手段に与えてやることによって、この休止期間中
の判定用信号がしきい値を越えている場合には到達信号
が生成されて距離が算出され、逆に、しきい値を越えて
いない場合には距離が算出されないという現象を利用す
るものである。
【0014】また、本発明の他の具体的な構成態様とし
ては、請求項5に記載した様に、前記調整手段を、前記
休止期間中に生成される判定用信号の最大値を検出し、
該検出された最大値と前記しきい値とを比較して前記信
号増幅手段のゲインを決定する手段として構成すること
ができる。
【0015】既に述べた様に、休止期間中に生成される
判定用信号の最大値はノイズの最大値に対応する。ま
た、判定用信号の最大値は、例えば、ピークホールド回
路等によって計測することができる。そして、この判定
用信号の最大値が分かれば、この最大値としきい値とが
ほぼ等しくなるようなゲインを容易に求めることができ
る。
【0016】より具体的には、請求項6に記載した様
に、前記調整手段を、前記検出された最大値と前記しき
い値の比に従って前記ゲインを更新する手段として構成
するとよい。例えば、(しきい値)/(最大値)を現在
のゲインに乗算してやれば、(最大値)≒(しきい値)
となるゲインが求められる。
【0017】なお、請求項5,6に記載した距離測定装
置は、最大値が見つかれば直ちに最適なゲインを特定で
きるので、最適なゲインの予測がついていない状態にお
いては請求項3,4に記載した距離測定装置よりも速く
ゲインを調整できるという利点がある。
【0018】しかしながら、ノイズ信号は、その立ち上
がり角度が急であったり緩やかであったりするので、ピ
ークホールド回路等で常に精度よくこれを検出するとい
うのは実際上困難である。この点に関しては、請求項
3,4に記載した距離測定装置は、誤った到達信号が生
成されるか否かを基準にしているので、最適なゲインを
精度よく実現することができるという利点がある。
【0019】この様に、請求項3,4記載の装置と請求
項5,6記載の装置は、それぞれに利点を有している。
ここで、請求項7に記載した様に、請求項3又は請求項
4記載の距離測定装置において、前記調整手段を、ゲイ
ンの調整過程において最適なゲインが存在しないという
ことが判明した範囲を除いた残りの範囲の中央値となる
ようにゲインの低下及び上昇を行う手段として構成する
と、ゲインの調整速度を最大限に高速化することができ
る。この装置は、高速化と高精度化とを両立させること
ができる点で優れている。
【0020】また、請求項8に記載した様に、前記調整
手段として、前記休止期間中に生成される判定用信号の
最大値を検出し、該検出された最大値と前記しきい値と
を比較して前記信号増幅手段のゲインを決定する第1の
手段と、前記休止期間中に生成される判定用信号の中
に、前記しきい値を越えるものが存在するときは前記信
号増幅手段のゲインを低下させ、逆に、前記しきい値を
越えるものが存在しないときは前記信号増幅手段のゲイ
ンを上昇させる第2の手段とを備えるようにすること
で、やはり、高速化と高精度化とを両立させることがで
きる。
【0021】より具体的には、最初に第1の手段で大ざ
っぱにゲインを調整した後、第2の手段でより精度よく
ゲインを調整するといったゲインの調整方法が実施可能
となるからである。なお、距離測定装置としての高速化
を図るには、請求項9に示した様に、前記判定手段とし
てロジックICを備えるようにするとよい。こうしたロ
ジックICを備えることができるのは、ゲイン調整によ
ってしきい値を見かけ上で増減するという手段を採用し
たことによる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、実施の形態としてのレーザレ
ーダ1を表す概略構成図である。なお、レーザレーダ1
は、自動車に搭載されて前方の障害物(反射物体)等を
検出するためのものである。
【0023】レーザレーダ1は、送受信部31と演算部
33とを主要部として次のように構成されている。図1
に示すように、送受信部31は、パルス状のレーザ光H
を、スキャンミラー35および発光レンズ37を介して
前方に発射する半導体レーザダイオード(以下、単にレ
ーザダイオードと記載)39と、前方の障害物に反射さ
れたレーザ光Hを受光レンズ41を介して受光し、その
強度に対応する電圧を出力する受光素子43とを備えて
いる。
【0024】レーザダイオード39は駆動回路45を介
して演算部33に接続され、演算部33からの駆動信号
によりレーザ光Hを発光する。また、スキャンミラー3
5にはミラー47が鉛直軸を中心に回動可能に設けら
れ、演算部33からの駆動信号がモータ駆動部49を介
して入力されると、このミラー47は図示しないモータ
の駆動力により回動する。すると、レーザ光Hは車両の
前方において、水平面内の所定角度に渡りスキャンニン
グされながら照射される。
【0025】一方、受光素子43の出力電圧は、STC
(Sensitivity Time Control)回路51を介して所定
レベルに増幅された後、可変利得アンプ53に入力され
る。STC回路51について補足説明しておく。受信信
号強度は目標物までの距離の4乗に反比例するため、近
距離にリフレクタ等の反射率の高いものがあり受光強度
がきわめて強くなった場合を補償するためにこのSTC
回路51は設けられている。
【0026】また、可変利得アンプ53はD/A変換器
55を介して演算部33に接続され、演算部33により
指示されたゲイン(利得)に応じて入力電圧を増幅して
コンパレータ57に出力する。コンパレータ57には、
インバータとトランジスタで高速処理可能に構成したロ
ジックICが採用されており、可変利得アンプ53の出
力電圧Vをしきい値電圧VTHと比較し、V>VTHとなっ
たとき所定の反射光到達信号を時間計測回路61へ入力
する。
【0027】時間計測回路61には、演算部33から駆
動回路45へ駆動信号を出力したことを意味するスター
トパルスPAも入力されている。そして、時間計測回路
61は、上記反射光到達信号をストップパルスPBと
し、2つのパルスPA,PB間の位相差(すなわち入力
時間差)を2進デジタル信号に符号化して、その値を演
算部33へ入力するように構成されている。
【0028】この時間計測回路61としては、例えば入
力信号を反転して出力するインバータゲートディレイ回
路を奇数個リング状に連結し、そのリング上でパルスエ
ッジを周回させる奇数段リングオシレータを利用したも
のが考えられる。上記2つのパルスPA,PB間の位相
差(すなわち入力時間差)は以下のようにして計測され
る。すなわち、スタートパルスPAが入力されたときに
上記リングオシレータ上にパルスエッジを周回させ、ス
トップパルスPBが入力されたときに、スタートパルス
PAによって起動されたパルスエッジがリングオシレー
タ上の何れのインバータゲートディレイ回路まで到達し
たかを検出することにより、2つのパルスPA,PB間
の位相差が計測される。
【0029】また、本時間計測回路61は、正確な時間
測定を行うために時間分解能の補正機能も備えている。
ここでは、基準信号(例えば水晶発振クロック)を用い
ることによって、完全デジタル回路によるデジタル演算
補正を行っている。演算部33は、時間計測回路61か
らの入力時間差と、そのときのミラー47の回動角に基
づき、障害物までの距離および方向を算出する。また、
可変利得アンプ53の出力電圧Vはピークホールド回路
63へも入力され、ピークホールド回路63は出力電圧
Vの最大ピーク値を演算部33へ入力している。
【0030】また、演算部33には車速センサからの車
速信号も入力している。次に、このように構成されたレ
ーザレーダ1の作動について説明する。演算部33は、
図2のフローチャートに示す様に、駆動回路45に駆動
信号を出力してレーザダイオード39を発光させる(S
100)。ここでは、一定期間T1に渡って断続的なパ
ルス光を発光させる様に駆動信号が出力される。また、
この期間T1に渡って、モータ駆動回路49に駆動信号
を出力してミラー47を所定速度で回動させる(S11
0)。この結果、レーザレーダ1から、前方所定角度範
囲の領域に向かってレーザパルス光が発射されることに
なり、この範囲内に障害物が存在すれば、このパルス光
が反射されて返って来る。
【0031】この反射光は受光レンズ41を介して受光
素子43に入力され、反射光の強度に対応する電圧信号
に変換された後、STC回路51及び可変利得アンプ5
3を通過して判定用信号Vとなってコンパレータ57に
入力される。コンパレータ57では判定用信号Vとしき
い値VTHが比較され、V>VTHのとき反射光到達信号を
時間計測回路61へ入力する。時間計測回路61は、発
光時刻と受光時刻の時間差(距離データ)を計測して演
算部33に入力する。時間差測回路61から入力された
距離データは、演算部33の図示しないRAMに記憶さ
れる。
【0032】測定範囲のスキャンニングが終了したら
(S120)、距離データが存在するか否か判断する
(S130)。距離データが一つもない場合には問題と
なる障害物がないという情報だけを記憶して、距離デー
タは出力しない(S140)。一方、距離データが存在
する場合には、その距離データを距離に応じてグループ
化する(S150)。この「距離に応じてグループ化す
る」について説明する。レーザレーダ1では、レーザダ
イオード39はミラー47が所定角度回動する毎に発光
するので、レーザ光Hの発射方向も所定角(例えば0.
5度)毎に不連続に設定される。そのため、発射方向の
異なるレーザ光Hに対応する距離データとして区別さ
れ、そのままでは本来は同一の対象物からの反射光に基
づく距離データであっても別のデータとして処理される
こととなる。したがって、近接する距離データ同士をグ
ループ化することで、以降の処理を簡便化する。
【0033】なお、「近接」とは、種々の条件によって
定義することが考えられるが、レーザ光Hの発射方向も
加味し、隣合う発射方向に対応して非常に近い距離デー
タがある場合には、グループ化することが好ましい。な
ぜなら、レーザ光Hが先行車両の後部に反射して戻って
きた場合には、所定角度毎に発射されるレーザ光Hの内
の複数が同じ車両に反射することは大いに考えられるこ
とだからである。
【0034】こうして距離データがグループ化できたら
結果を出力する(S160)。そして、ゲイン調整処理
(S170)、ミラー戻し処理(S180)を実施して
からこのルーチンを抜ける。このゲイン調整処理は、レ
ーザ発光がなされていない期間T2内において実行され
る。
【0035】ゲイン調整処理は図3に示す様に構成され
ている。この処理では、まず、発光を停止し(S21
0)、可変利得アンプ53のゲインを最大に設定する
(S220)。ここで、D/A変換器55は、可変利得
アンプ53のゲインを0〜255の256段階に設定す
る機能を有している。従って、S220では、D/A変
換器55に対して「255」が出力されることになる。
【0036】続いて、時間計測回路61に対して擬似的
なスタートパルスを出力して時間計測の契機を与える
(S230)。そして、時間計測回路61において距離
データが算出されたか否かを判断し(S240)、距離
データが算出されている場合にはアンプゲインを低下さ
せ(S250)、逆に、距離データが算出されていない
場合にはアンプゲインを上昇させる(S260)。
【0037】ここで、アンプゲインは、最適なゲインが
存在する可能性がある範囲の中央値へ低下及び上昇され
る。具体例を示すと、当初、「255」レベルのゲイン
を設定したときに距離データが存在した場合には、最適
なゲインは「255」未満であることが判明するので、
「0」〜「254」の中央値である「127」にゲイン
が低下される。この状態でもなお距離データが算出され
た場合には、「0」〜「126」の中央値である「6
3」に低下される。このときに今度は距離データが算出
されなかったとすると、これまでの調整過程から、最適
値は「64」〜「127」の範囲内にあると判明するの
で、次に「96」にゲインを設定する。これでもまだ距
離データが算出されない場合は、「97」〜「127」
の範囲の中央値「112」にゲインが上昇される。こう
して次第に範囲をしぼり込みながらゲインを調整してい
くのである。この例では、ゲインを8回変更すれば最適
なゲインを求めることができることになる。
【0038】こうしてアンプゲインを下降又は上昇させ
た後、終了条件になったら本ルーチンを抜ける(S27
0)。終了条件はアンプゲインの調整が8回実施された
ときに成立する。こうして終了条件が成立したら、前回
のアンプゲイン調整結果Gn-1 と今回の調整結果Gn と
から、下記式に従ってなまし処理した値を今回の調整結
果Gn として記憶し、次の距離測定タイミングのための
アンプゲインの設定を行う(S280,S290)。
【0039】
【数1】Gn =0.1Gn +0.9Gn-1 以上の様にしてアンプゲインを絞り込む結果、距離測定
タイミングにおいて設定されるアンプゲインは、ノイズ
として現れる太陽光の影響や熱雑音の影響による信号の
ピーク値がしきい値VTHを越えず、距離の計測を誤るこ
とがない。しかも、ノイズをわずかに越える反射光が得
られれば、これはしきい値VTHを越えることとなり、距
離データを算出することが可能になる。従って、距離を
誤って計測することをなくすと共に、計測可能距離を最
大限にすることができる。
【0040】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態におけるレーザレーダのハー
ド構成は上述の実施の形態と同様である。また、距離計
測のメインルーチンの構成も同じである。上述の実施の
形態と異なるのは、ゲイン調整処理の内容である。
【0041】ゲイン調整処理は、図4に示す様に、発光
回路を停止した後(S310)、アンプゲインを最大値
Gmax に設定し(S320)、ピークホールド回路63
をリセットする(S330)。最大値Gmax に設定する
のは、以後の処理の感度をよくするためである。
【0042】そして、所定のゲート時間経過後にピーク
ホールド回路にホールドされた最大ノイズレベルVNmax
を入力し(S340)、しきい値VTHとの比P=VTH/
VNmaxを演算する(S350)。そして、この比Pを現
在の設定値Gmax に乗算した値Gn =PGmax を算出し
(S360)、数1に従って前回の設定値Gn-1 でなま
し処理した値Gn =0.1Gn +0.9Gn-1 を今回の
調整結果Gn として記憶し、次の距離測定タイミングの
ためのアンプゲインの設定を行う(S370,S38
0)。
【0043】この実施の形態においても、距離計測を誤
ることなく最大限の計測可能距離をとることが可能にな
っている。以上、本発明のいくつかの実施の形態につい
て説明したが、本発明はこれらに限らず、さらに種々の
形態にて実施することが可能である。
【0044】例えば、ゲイン調整処理において、まず第
2の実施の形態の手法でピーク値からゲインを大ざっぱ
に調整し、その後、この大ざっぱな調整結果を出発条件
として第1の実施の形態の手法によってゲイン調整を行
うようにして、第2の実施の形態の特徴である高速化と
第1の実施の形態の特徴である高精度化とを両立させる
ようにしても構わないのである。
【0045】また、第1の実施の形態では、最適値の存
在し得る範囲の中央値へとゲインを増減することによっ
て迅速なしぼり込みを狙ったが、上述の様に第2の実施
の形態と組み合わせる場合には、ゲイン指令を1ずつイ
ンクリメントしたりデクリメントしたりする構成を採用
してもそこそこの速度でゲインを調整できることから、
第1の実施の形態において採用したしぼり込み方法に限
るものでもない。
【0046】さらに、実施の形態はレーザダイオードを
用いたレーダについてであったが、ミリ波等を用いたレ
ーダであっても、熱雑音の問題や、環境中の電磁波の影
響などを受ける場合が考えられることから、本発明をそ
のまま適用することができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態としてのレーザレーダを表
す概略構成図である。
【図2】 第1の実施の形態における距離測定のメイン
ルーチンを表すフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態におけるゲイン調整ルーチ
ンを表すフローチャートである。
【図4】 第2の実施の形態におけるゲイン調整ルーチ
ンを表すフローチャートである。
【図5】 従来の問題を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・レーザレーダ、31・・・送受信部、33・・
・演算部、35・・・スキャンミラー、37・・・発光
レンズ、39・・・レーザダイオード、41・・・受光
レンズ、43・・・受光素子、45・・・駆動回路、4
7・・・ミラー、49・・・モータ駆動部、51・・・
STC回路、53・・・可変利得アンプ、55・・・D
/A変換器、57・・・コンパレータ、61・・・時間
計測回路、63・・・ピークホールド回路、H・・・レ
ーザ光。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を測定対象方向に発射する電磁波
    発射手段と、 前記測定対象方向から入射する電磁波の強さに応じた検
    出信号を出力するように配置される電磁波検出手段と、 該検出信号を所定のゲインに従って増幅した判定用信号
    を生成する信号増幅手段と、 該判定用信号が所定のしきい値を越えたときに反射波の
    到達を知らせる到達信号を出力する判定手段と、 前記電磁波発射手段が電磁波を発射してから前記到達信
    号が得られるまでの時間的な遅れに基づいて前記測定対
    象方向に存在する物体までの距離を算出する距離算出手
    段とを備えた距離測定装置において、 前記電磁波発射手段を所定期間に渡って休止させると共
    に、前記しきい値が、該休止期間中に生成される判定用
    信号の最大値とほぼ等しくなる様に、該判定用信号とし
    きい値との関係を調整する調整手段を備えたことを特徴
    とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の距離測定装置において、 前記調整手段を、前記信号増幅手段のゲインを調整する
    手段として構成したことを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の距離測定装置において、 前記調整手段を、前記休止期間中に生成される判定用信
    号の中に、前記しきい値を越えるものが存在するときは
    前記信号増幅手段のゲインを低下させ、逆に、前記しき
    い値を越えるものが存在しないときは前記信号増幅手段
    のゲインを上昇させる手段として構成したことを特徴と
    する距離測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の距離測定装置において、 前記調整手段を、前記休止期間中に前記距離算出手段に
    対して擬似的な電磁波出力情報を与えたときに距離が算
    出されるか否かによって前記しきい値を越える判定用信
    号があったか否かを判定する手段として構成したことを
    特徴とする距離測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の距離測定装置において、 前記調整手段を、前記休止期間中に生成される判定用信
    号の最大値を検出し、該検出された最大値と前記しきい
    値とを比較して前記信号増幅手段のゲインを決定する手
    段として構成したことを特徴とする距離測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の距離測定装置において、 前記調整手段を、前記検出された最大値と前記しきい値
    の比に従って前記ゲインを更新する手段として構成した
    ことを特徴とする距離測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項3又は請求項4記載の距離測定装
    置において、前記調整手段を、ゲインの調整過程におい
    て最適なゲインが存在しないということが判明した範囲
    を除いた残りの範囲の中央値となるようにゲインの低下
    及び上昇を行う手段として構成したことを特徴とする距
    離測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の距離測定装置において、 前記調整手段として、 前記休止期間中に生成される判定用信号の最大値を検出
    し、該検出された最大値と前記しきい値とを比較して前
    記信号増幅手段のゲインを決定する第1の手段と、 前記休止期間中に生成される判定用信号の中に、前記し
    きい値を越えるものが存在するときは前記信号増幅手段
    のゲインを低下させ、逆に、前記しきい値を越えるもの
    が存在しないときは前記信号増幅手段のゲインを上昇さ
    せる第2の手段とを備えることを特徴とする距離測定装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項2〜請求項8のいずれか記載の距
    離測定装置において、前記判定手段としてロジックIC
    を備えていることを特徴とする距離測定装置。
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