JPH09318657A - 加速度計 - Google Patents

加速度計

Info

Publication number
JPH09318657A
JPH09318657A JP13932796A JP13932796A JPH09318657A JP H09318657 A JPH09318657 A JP H09318657A JP 13932796 A JP13932796 A JP 13932796A JP 13932796 A JP13932796 A JP 13932796A JP H09318657 A JPH09318657 A JP H09318657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pressure
cylinder
fluid
accelerometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13932796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzaburo Osumi
雄三郎 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP13932796A priority Critical patent/JPH09318657A/ja
Publication of JPH09318657A publication Critical patent/JPH09318657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】測定精度を向上させるとともに、微振動から大
型の振動までの測定が可能な加速度計を提供する。 【解決手段】ピストンをシリンダー内に遊嵌して移動自
在となし、上記シリンダーには前記ピストンにより分割
されるシリンダー内の2つの加圧室の圧力を制御する圧
力調整部と、上記加圧室内の圧力を測定する圧力検出手
段、およびピストンの変位量を検出する位置検出手段を
具備させるともに、該位置検出手段からの信号に基づい
て上記圧力調整部を制御する制御部とを配置して加速度
計を構成し、上記ピストンとシリンダーの間隙に流体を
噴出してピストンを静圧支持するとともに、この噴出流
体を上記2つの加圧室に導入し、両加圧室内の圧力を上
記圧力調整部でもって制御することにより外部からの振
動に対してピストンがシリンダー内の所定位置に常に位
置決めされるように自動追従させるとともに、この時の
加圧室内の圧力変化を上記圧力検出手段により検出する
ことで加速度を測定するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震、建築物の振
動解析、移動体の加速度測定など、緩やかな微振動から
震度6以上の烈震まで精度の高い測定が可能な加速度計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地震、建築物の振動解析、移動体
の加速度測定などの測定においては加速度計が使用され
ている。
【0003】例えば、図6に示す加速度計は、一端がピ
ポット軸受101 にて支持されるとともにダンパ104 によ
り水平面上で保持された円柱状の振り子102 と、該振り
子102 に固着された円筒状のセンサコイル105 と、該セ
ンサコイル105 の内孔に挿通されたマグネット106 とか
らなり、振り子102 の他端には固定バネ103 が配置され
振り子102 の振動を抑制するようになっていた。そし
て、外部からの振動に対しピポット軸受101 を中心に振
動する振り子102 の速度をマグネット106 から電気信号
として取り出して加速度を測定するようになっていた。
【0004】また、図7に示す加速度計は、コイル204
を取着した振り子202 をバネ203 を介して支持部材201
に吊るしたものであり、上下方向の振動に対して振り子
202が上下動することによりコイル204 が下方に配置す
るヨーク205 を横切る時に流れる誘導起電力を測定する
ことで加速度を測定するようになっていた(特開昭57
−166526号公報参照)。
【0005】さらに、図8に示す加速度計は、センサ部
分に圧電素子を用いたものであり、振動板301 に板状の
圧電材料302 を張り合わせ、上記圧電材料302 の表面に
電極305 を設けてリード線303 を取着するとともに、上
記振動板301 の中心に振り子304 を固着したもので、振
動板301 の外周を固定した状態で振動(速度)を与える
ことにより振り子304 の振動に伴って撓みを生じる振動
板301 および圧電材料302 の撓み量を電気信号として取
り出すことにより加速度を測定するようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6乃至図
8に示す加速度計では次のような課題があった。
【0007】加速度計に使用されているバネ103,203 、
振動板301 、圧電材料302 の撓み量には限界があり、ま
た、ピポット軸受101 では摺動抵抗が変動し易いことか
ら、測定誤差が指示値に対して±5%程度もあり、測定
精度をこれ以上高めることは難しいものであった。
【0008】しかも、バネ103,203 、振動板301 、圧電
材料302 等は経年変化を生じるために耐用年数が短いと
いった課題もあった。
【0009】また、加速度計に使用されている振り子10
2,202,304 の重さやバネ103,203 のバネ定数は使用状況
に合わせて予め定められた一定値のものしか使用できな
いために測定範囲に限界があった。その為、地震測定の
ように火山性微振動の測定で使用されている加速度計で
は、震度6以上の烈震に耐えられず装置が破損する恐れ
があり、逆に、大型地震の測定で使用されている加速度
計では、測定精度が低いために地震の前兆で示すような
微振動を測定することができなかった。
【0010】例えば、最大500ガル(980ガル=1
G重力加速度:マグニチュード6.0=約400ガル)
の大型地震に対応した加速度計では、測定分解能が5ガ
ル程度で測定誤差が±25ガルもあるために、10ガル
以下の微振動を測定することができなかった。その為、
地震測定では測定範囲の異なった複数の加速度計が必要
であり、経済性の悪いものであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、ピストンをシリンダー内に遊嵌して移動自在
となし、上記シリンダーには前記ピストンにより分割さ
れるシリンダー内の2つの加圧室の圧力を制御する圧力
調整部と、上記加圧室内の圧力を測定する圧力検出手
段、およびピストンの変位量を検出する位置検出手段を
有するとともに、該位置検出手段からの信号に基づいて
上記圧力調整部を制御する制御部とを備えてなり、上記
ピストンとシリンダーの間隙に流体を噴出してピストン
を静圧支持するとともに、この噴出流体を上記2つの加
圧室に導入し、両加圧室内の圧力を上記圧力調整部でも
って制御することにより外部からの振動に対してピスト
ンがシリンダー内の所定位置に常に位置決めされるよう
に自動追従させるとともに、この時の加圧室内の圧力変
化を上記圧力検出手段により検出することで加速度を測
定する加速度計を構成したものである。
【0012】また、本発明は、上記加圧室内の圧力変化
から加速度を測定する代わりに、制御部から送られる信
号より加速度を測定する加速度計を構成したものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0014】図1は本発明に係る加速度計を示す斜視
図、図2は図1のX−X線断面図でありあり、ピストン
1をシリンダー2内に遊嵌して移動自在となし、上記シ
リンダー2のピストン1側面と対向する一方の壁面に
は、ピストン1とシリンダー2との間隙に流体を噴出す
るための流体噴出孔12を設けるとともに、シリンダー
2の他方の壁面には検出ヘッド9を設置し、これと対向
するピストン1側面にリニアスケール10を設けること
により位置検出手段としての位置エンコーダ11を構成
し、ピストン1の位置を検出するようにしてある。
【0015】また、シリンダー2の両端部にはピストン
1により分割される2つの加圧室3、4内の圧力を制御
するための圧力調整部5、6を設けるとともに、上記各
加圧室3、4内の圧力を測定するための圧力検出手段と
して圧力センサ7、8をそれぞれ配設してある。
【0016】上記圧力調整手段5、6は、加圧室3、4
と連通するノズル51、61と、該ノズル51、61の
噴出側に配置した圧力調整体としての圧力調整板52、
62と、該圧力調整板52、62を駆動させてノズル5
1、61との距離d1 、d2を可変にするための圧電ア
クチュエータ53、63を備えるとともに、上記ノズル
51、61の周囲に流体を供給するための流体供給孔5
4、64と、供給された流体を逃がすための排出孔5
5、65を備えている。ただし、上記圧電アクチュエー
タ53、63は多数の圧電素子を積層した構造をしたも
のであり、電圧を印加することで積層方向(矢印)に微
小に伸縮運動させるようにしてある。
【0017】その為、この圧力調整部5、6では、加圧
室3、4内の流体がノズル51、61から噴出し、流体
供給孔54、64からの流体と合わさって圧力調整板5
2、62により抵抗を受けながら排出孔55、65より
排出されることになる。そして、圧電アクチュエータ5
3、63を伸ばしてノズル51、61と圧力調整板5
2、62との距離d1 、d2 を小さくすると、ノズル5
1、61の開口度が小さくなるために噴出流体に対する
抵抗が大きくなり、加圧室3、4の圧力を高くすること
ができ、逆に、圧電アクチュエータ53、63を縮めて
上記距離d1 、d2 を大きくすると、ノズル51、61
の開口度が大きくなるために噴出流体に対する抵抗が小
さくなり、加圧室3、4の圧力を低くすることができ
る、というように圧電アクチュエータ53、63への通
電を制御して伸縮駆動させることにより、加圧室3、4
内の圧力を制御するようになっている。なお、図示して
いないが、圧電アクチュエータ53、63の直線性を向
上させるために、バネ等を用いて圧電アクチュエータ5
3、63の収縮方向に予圧を加えておいても良い。
【0018】次に、図1、2に示す加速度計の動作につ
いて説明する。まず、流体供給孔12よりピストン1と
シリンダー2との間隙に流体を噴出させてピストン1を
シリンダ2内で静圧支持させる。この噴出流体は2つの
加圧室3、4内にそれぞれ流れ込み、両加圧室3、4の
圧力を高めるように作用するが、各圧力調整部5、6に
よって一定圧となるように調整される。その為、ピスト
ン1はシリンダー2の中央に位置決めされることにな
る。
【0019】即ち、ピストン1の位置決めは図3に示す
ように、位置エンコーダ11を構成する検出ヘッド9よ
り検知した信号を制御部20を構成するデバイダ21で
高密度のパルス列に分解して位置カウンタ22により絶
対位置情報とし、予め設定したパルスカウンタ23の位
置決め情報と比較して、サーボ増幅器24により直流電
源25から圧力調整部5、6を構成する圧電アクチュエ
ータ53、63への通電を制御するようにしてある。そ
して、位置カウンタ22と入力パルスカウンタ23の位
置決め情報が同一または両者の差がある範囲の中に入れ
ば、圧電アクチュエータ53、63への通電と同一とし
てピストン1を静止させ位置決めすることができる。な
お、シリンダー2内におけるピストン1の静止位置は各
圧力調整部5、6の流体供給孔54、64に供給する流
体圧を調整することで適宜設定することができる。
【0020】次に、この状態で加速度計に振動を与える
と、相対的にピストン1がシリンダー2内を移動しよう
とするが、位置エンコーダ11からピストン1の位置ず
れに相当する信号が制御部20に送られ、該制御部20
からの信号に基づいて各圧力調整部5、6を調整してピ
ストン1をシリンダー2の中央に常に位置決めするよう
に自動追従させることができる。
【0021】即ち、外部から振動に対してシリンダー2
が右方向に移動すると、相対的にピストン1が左方向に
移動することになるため、検出ヘッド9から信号が送ら
れて位置カウンタ22の差圧分が負になり、加圧室3側
の圧力を高めるように圧力調整部5の圧電アクチュエー
タ53が駆動し、シリンダー2の移動に対しピストン1
を自動追従させてシリンダー2内の中央に位置めし、逆
に、外部から振動に対してシリンダー2が左方向に移動
すると、相対的にピストン1が右方向に移動することに
なるため、検出ヘッド9から信号が送られて位置カウン
タ22の差圧分が正になり、加圧室4側の圧力を高める
ように圧力調整部6の圧電アクチュエータ63が駆動
し、シリンダー2の移動に対しピストン1を自動追従さ
せてシリンダー2内の中央に位置決めする、というよう
にシリンダー2の移動に対してピストン1を自動追従さ
せるようになっている。なお、サーボ増幅器24は追従
応答要素(比例P、積分I、微分D)を内包する増幅器
で、位置カウンタ22の差分を電圧作動型の圧電アクチ
ュエータ53、63駆動用に電圧を高めるためのもので
ある。
【0022】そして、外部からの振動時における加圧室
3、4内の圧力を圧力センサ7、8により測定して圧力
差Pを算出し、この圧力差Pならびにピストン1の質量
mと受圧面1aの面積Sを以下に示す数1に代入するこ
とで外部振動に対する加速度を測定することができる。
【0023】
【数1】
【0024】このように、本発明に係る加速度計は、外
部振動を該外部振動に対して移動しようとするピストン
1を所定位置に位置決めするために加圧室3、4に供給
する圧力に置き換えて測定するようにしたものであり、
簡単に加速度を測定することができる。
【0025】また、本発明に係る加速度計は、各加圧室
3、4内の圧力を調整することにより広範囲にわった測
定が可能で、例えば、地震測定のように従来微振動用と
大型震度用の2種類以上の加速度計が必要であったもの
を一つの加速度計で微振動から震度6以上の烈震まで測
定することができる。
【0026】しかも、ピストン1をシリンダー2内で静
圧支持する構造としてあるために動作抵抗や動作反力が
極めて小さく、また、摺動や屈曲部分がないことから経
年変化もないことから測定誤差を極力抑えることができ
るとともに、長期間にわたって優れた位置決め再現性
(繰り返し性)が得られることから高精度の測定が可能
である。
【0027】その為、図4に示すように、本発明に係る
加速度計を3軸に配置し、それぞれの情報をコンピュー
タ等に接続することで、南北方向(X)と東西方向
(Y)、上下方向(Z)の振動をリアルタイムに検知し
て地震等の振動をベクトルスカラ量として把握、解析す
ることができるため、地盤に内在する断層の規模・方位
等の観測や地盤の密度分布、あるいは地中の断層や地
質、地下水の状態、さらには建造物における欠陥構造の
チェック等に好適に使用することができる。
【0028】なお、本発明に係る加速度計はピストン1
および圧力調整板52、62の追従性を高める上で比重
が小さく、かつ高剛性を有する材質により形成すること
が好ましく、表層部にアルマイト処理を施したアルミニ
ウムやステンレスなどの金属、さらにはアルミナ、ジル
コニア、炭化珪素、窒化珪素などを主成分とするセラミ
ックスで形成すれば良い。
【0029】また、本発明に係る加速度計は、必ずしも
圧力センサ7、8を必要とするものではなく、例えば、
制御部20からの信号より加速度を測定することもでき
る。
【0030】即ち、制御部20からの信号は外部振動に
対して移動しようとするピストン1を所定位置に位置決
めするように圧力調整部5、6に送られる信号であるた
め、外部振動における加速度と制御部20から送られる
信号との間には比例関係がある。その為、予め振動と該
振動に対する制御部20から信号との間の関係を求めて
おくことにより外部振動に対する加速度を容易に測定す
ることができる。
【0031】
【実施例】図1、2の本発明に係る加速度計を用い、性
能特性について実験を行った。
【0032】本発明に係る加速度計は、ピストン1、シ
リンダー2および圧力調整板52、62をアルミナ純度
が99.0%のアルミナセラミックスにより形成すると
ともに、ピストン1は受圧面積sが6cm2 の角柱体とし
た。なお、上記ピストン1の質量mを測定したところ
0.012kgであった。そして、この加速度計を振動試
験器にかけて加速度の測定を行った。
【0033】結果は図5に示す通りである。
【0034】この結果、1〜1000〔ガル〕の測定範
囲において測定が可能であることが判った。また、当初
予定した最小分解能1ガルに対して0.1ガル以下の微
振動での測定も可能であった。
【0035】これらより本発明に係る加速度計を用いれ
ば、非常に広範囲の測定が可能であることが判る。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る加速度計
は、ピストンをシリンダー内に遊嵌して移動自在とな
し、上記シリンダーには前記ピストンにより分割される
シリンダー内の2つの加圧室の圧力を制御する圧力調整
部と、上記加圧室内の圧力を測定する圧力検出手段、お
よびピストンの変位量を検出する位置検出手段を有する
とともに、該位置検出手段からの信号に基づいて上記圧
力調整部を制御する制御部とを備えてなり、上記ピスト
ンとシリンダーの間隙に流体を噴出してピストンを静圧
支持するとともに、この噴出流体を上記2つの加圧室に
導入し、両加圧室内の圧力を上記圧力調整部でもって制
御することにより外部からの振動に対してピストンがシ
リンダー内の所定位置に常に位置決めされるように自動
追従させるとともに、この時の加圧室内の圧力変化を上
記圧力検出手段により検出することで加速度を測定する
か、あるいは制御部から送られる信号より加速度を測定
するようにしたことにより、非常に緩やかな微振動から
震度6以上の烈震までの幅広い測定が可能であり、ま
た、ピストンをシリンダー内で静圧支持する構造として
あるために動作抵抗や動作反力が極めて小さく、また、
摺動や屈曲部分がないことから経年変化もないことから
高精度の測定が可能である。その為、本発明に係る加速
度計を用いれば、移動体の加速度測定や建築物の振動解
析から地震測定まで様々な用途での利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加速度計を示す斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の加速度計に備えるピストンの制御部を
説明するための図である。
【図4】本発明に係る加速度計を用いた振動測定システ
ムを示す模式図である。
【図5】本発明に係る加速度計の性能特性を示すグラフ
である。
【図6】従来の加速度計を示す斜視図である。
【図7】従来の加速度計を示す正面図である。
【図8】従来の加速度計を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ピストン 2 ・・・シリンダ 3、4・・・加圧室 5、6・・・圧力調整部 7、8・・・圧力センサ 9 ・・・検出ヘッド 10 ・・・リニアスケール 11 ・・・位置エンコーダ 12 ・・・流体噴出孔 20 ・・・制御部 21 ・・・デバイダ 22 ・・・位置カウンタ 23 ・・・設定カウンタ 24 ・・・サーボ増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンをシリンダー内に遊嵌して移動自
    在となし、上記シリンダーには前記ピストンにより分割
    されるシリンダー内の2つの加圧室の圧力を制御する圧
    力調整部と、上記加圧室内の圧力を測定する圧力検出手
    段、およびピストンの変位量を検出する位置検出手段を
    有するとともに、該位置検出手段からの信号に基づいて
    上記圧力調整部を制御する制御部とを備えてなり、上記
    ピストンとシリンダーの間隙に流体を噴出してピストン
    を静圧支持するとともに、この噴出流体を上記2つの加
    圧室に導入し、両加圧室内の圧力を上記圧力調整部でも
    って制御することにより外部からの振動に対してピスト
    ンがシリンダー内の所定位置に常に位置決めされるよう
    に自動追従させるとともに、この時の加圧室内の圧力変
    化を上記圧力検出手段により検出することで加速度を測
    定するようにしたことを特徴とする加速度計。
  2. 【請求項2】ピストンをシリンダー内に遊嵌して移動自
    在となし、上記シリンダーには前記ピストンにより分割
    されるシリンダー内の2つの加圧室の圧力を制御する圧
    力調整部と、上記ピストンの変位量を検出する位置検出
    手段を有するとともに、該位置検出手段からの信号に基
    づいて上記圧力調整部を制御する制御部とを備えてな
    り、上記ピストンとシリンダーの間隙に流体を噴出して
    ピストンを静圧支持するとともに、この噴出流体を上記
    2つの加圧室に導入し、両加圧室内の圧力を上記圧力調
    整部でもって制御することにより外部からの振動に対し
    てピストンがシリンダー内の所定位置に常に位置決めさ
    れるように自動追従させるとともに、この時に制御部か
    ら送られる信号より加速度を測定するようにしたことを
    特徴とする加速度計。
JP13932796A 1996-05-31 1996-05-31 加速度計 Pending JPH09318657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13932796A JPH09318657A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 加速度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13932796A JPH09318657A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 加速度計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09318657A true JPH09318657A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15242739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13932796A Pending JPH09318657A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 加速度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09318657A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129821A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Ngk Insulators, Ltd. 物体の通過検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129821A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Ngk Insulators, Ltd. 物体の通過検出装置
US7707887B2 (en) 2005-05-31 2010-05-04 Ngk Insulators, Ltd. Passage detection apparatus of object
US8100013B2 (en) 2005-05-31 2012-01-24 Ngk Insulators, Ltd. Passage detection apparatus of object
JP4863993B2 (ja) * 2005-05-31 2012-01-25 日本碍子株式会社 物体の通過検出装置
US8528408B2 (en) 2005-05-31 2013-09-10 Ngk Insulators, Ltd. Passage detection apparatus of object

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0338688B1 (en) Accelerometer
JPH06183561A (ja) 移動ステージ装置
Polk et al. Recommended practices in thrust measurements
US20080276706A1 (en) Rotation Speed Sensor
Suzuki et al. Semiconductor capacitance-type accelerometer with PWM electrostatic servo technique
Aktakka et al. A microactuation and sensing platform with active lockdown for in situ calibration of scale factor drifts in dual-axis gyroscopes
JP2000074616A (ja) 表面追従型測定機
EP2286110B1 (en) A vibration sensor and a system to isolate vibrations
US7600429B2 (en) Vibration spectrum sensor array having differing sensors
Aktakka et al. A six-axis micro platform for in situ calibration of MEMS inertial sensors
EP1794598B1 (en) Methods and apparatus for reducing vibration rectification errors in closed-loop accelerometers
JP3089399B2 (ja) 3成分地震計
TWI797364B (zh) 基板固持器總成以及具有基板高度位置控制的噴墨印表機
DeVoe et al. A fully surface-micromachined piezoelectric accelerometer
JPH09318657A (ja) 加速度計
EP2555038A1 (en) Variable spectral element
JP3398244B2 (ja) 非接触型測長器
US6622114B1 (en) Method for determining the weight of a probe of a coordinate measuring machine
JP2788162B2 (ja) 非接触型測長器
JP4301914B2 (ja) アクティブ制御パルス推力測定装置
Tirole et al. Three-dimensional silicon electrostatic linear microactuator
JPH08267329A (ja) 位置決め装置
JP3523510B2 (ja) 直線案内装置
JP3243524B2 (ja) 変位量計測装置及び落下式衝撃試験装置の変位量計測装置
CN215833180U (zh) 一种移动式建筑结构检测机器人