JPH09318606A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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Publication number
JPH09318606A
JPH09318606A JP8133495A JP13349596A JPH09318606A JP H09318606 A JPH09318606 A JP H09318606A JP 8133495 A JP8133495 A JP 8133495A JP 13349596 A JP13349596 A JP 13349596A JP H09318606 A JPH09318606 A JP H09318606A
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JP
Japan
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wedge
wave
shape
angle
shoe
Prior art date
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Pending
Application number
JP8133495A
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English (en)
Inventor
Tasuku Shirai
翼 白井
Akihiro Kiritou
章浩 切東
Toshiyuki Murakami
俊行 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8133495A priority Critical patent/JPH09318606A/ja
Publication of JPH09318606A publication Critical patent/JPH09318606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/07Analysing solids by measuring propagation velocity or propagation time of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/269Various geometry objects
    • G01N2291/2695Bottles, containers

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  • Acoustics & Sound (AREA)
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、肉厚が薄く、曲率半径の小さい複雑
な形状のシール溶接部の探傷も可能な超音波探触子を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る超音波探触子は、直接接触
形探触子において、(A)振動子1と、シュー2と、く
さび3と、ホルダー4を有し、(B)前記ホルダー4
は、くさび3を保持し、(C)前記振動子1は、板波を
発生させるためのくさび3に接着し、(D)前記くさび
3には、接触面に倣う形状のシュー2を付加し、(E)
前記くさび3の角度iは、被検体への入射角度iに等し
く、板波が発生する角度としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状の複雑な薄肉
溶接部の探傷試験に利用できる超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、図3〜図8および図10
に基づいて説明する。図3は、原子炉圧力容器上蓋管台
のシール溶接部の上面図(その1)、図4は、原子炉圧
力容器上蓋管台のシール溶接部の上面図(その2)、図
5は、原子炉圧力容器上蓋管台のシール溶接部の上面図
(その3)、図6は、原子炉圧力容器上蓋管台のシール
溶接部の上面図(その4)、図7は、従来の局部水浸形
探触子の断面図、図8は、従来の探触子による超音波の
拡散の説明図、図10は、波動モードの説明図である。
【0003】原子力発電所の定期検査において、主要機
器の溶接部には超音波探傷試験が行われている。このよ
うな検査対象箇所の1つに原子炉圧力容器上蓋管台のシ
ール溶接部がある。
【0004】図3および図5に原子炉圧力容器上蓋管台
のシール溶接部の形状を示す。図4および図6は、それ
らの拡大図である。図4および図6において、11、1
2はシール溶接部である。
【0005】溶接部の母材の肉厚t1 、t2 は2mm程
度と薄く、曲率半径R1 、R2 は3mmと小さい。通常
の超音波探傷では、直接接触法による斜角法が用いら
れ、屈折角は一般的に横波45゜が用いられている。
【0006】しかし、前記シール溶接部のように、曲率
半径の小さな形状の検査対象に対して、通常の直接接触
法による斜角法を適用する場合、図8に示すように被検
体21の曲面のレンズ効果のために超音波ビーム23の
著しい拡散が生じるため、不適切であった。
【0007】これを改善するために、図7に示すように
局部水浸法による超音波探傷が適用されていた。図7に
おいて、12は検査対象となるシール溶接部、5は検査
対象欠陥である。欠陥5を検出するために探触子13
は、水16で満たされたホルダー15により固定されて
いる。
【0008】探触子13には、曲面に入射した際の超音
波の拡散を防止するために、レンズ14が取り付けら
れ、これにより被検面近傍で超音波ビーム18が細く絞
られるようになっている。
【0009】また、超音波が入射する被検面近傍のホル
ダーには、可撓性膜17が取り付けられ、曲面に沿って
密着するようになっている。そして、屈折角θ2 は横波
45゜が保持されるようになっている。
【0010】「横波45゜」とは、波動モードが横波で
あり、屈折角が45゜となる波をいう。「波動モード」
には、図10に示すような種類がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の局部水浸法を適用する場合、ホルダーの形
状、寸法が比較的大きくなることから、図7のように周
囲に十分なスペースがある場合には適用できるが、シー
ル溶接部の近傍に図4のように干渉物があり、そのため
に十分なスペースがない場合には、適用が容易でないと
いう問題がある。
【0012】また、可撓性膜が破損し、水が漏洩する
等、耐久性に難点があり、可撓性膜の交換に時間を要す
る等、メンテナンスにも難点があった。本発明は、これ
らの問題を解決し、肉厚が薄く曲率半径の小さい複雑形
状のシール溶接部を、狭隘な空間においても、探傷可能
な超音波探触子を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係る超音波探触子は、直接接触
形探触子において、(A)振動子と、シューと、くさび
と、ホルダーを有し、(B)前記ホルダーは、くさびを
保持し、(C)前記振動子は、板波を発生させるための
くさびに接着し、(D)前記くさびには、接触面に倣う
形状のシューを付加し、(E)前記くさびの角度iは、
被検体への入射角度iに等しく、板波が発生する角度と
したことを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係る超音波探触子は、第1の手
段において、(A)シュー(2)の形状は、板波を効率
よく発生させるために、3次元的に被検面の形状に倣う
ような形状にし、(B)シュー(2)の材質は、くさび
材の材質と同じにしたことを特徴とする。
【0014】従って、次のように作用する。測定対象
は、シール溶接部の薄肉であるが、肉厚が薄くなり、被
検体中において屈折波が相互に干渉するようになると、
板波が発生する。
【0015】本発明の超音波探触子は、直接接触形と
し、シューの形状を接触面に倣うように付加し、振動子
の角度を板波が発生するように配置しているので、複雑
な形状の曲面において板波が発生する。そのため、この
板波により欠陥を検出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図
1、図2および図9にに基づいて説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る超音波探触子の縦断面
図、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る超音波探
触子の上面図、図9は、アクリルくさびの角度iと、板
波のモード、板厚、探傷周波数の関係を示す図である。
【0017】「板波」とは、波動モードが板波であり、
薄肉の板で発生する波をいう。「板波モード」には、図
10の(d)または(e)に示す種類がある。図1にお
いて振動子1は、板波を発生させるためのくさび3に接
着されている。
【0018】くさび3には、接触面に倣う形状のシュー
2を付加してある。くさびの角度iは、被検体への入射
角度iに等しく、板波が発生する角度である。
【0019】くさびの角度iは、くさび材の音速vw
被検体の板波音速vから式(1)により求められる。 sin(i)=(vw /v) (1) ここで、「くさび材の音速vw 」とは、くさび材の中を
音が伝播する速度をいい、「板波音速v」とは、板波の
伝播速度をいう。
【0020】例えば、くさび材として、アクリルを用い
るとき、くさび材の音速は、vw =2730m/se
c、であり、板波音速vは、板波のモード、板厚、探傷
周波数によって決まり、理論的に計算できる。
【0021】図9は、その関係を示したもので、例え
ば、 板波のモード=S4 モード 板厚=2mm 探傷周波数=5MHz(=5Mc) とするとき、 アクリルくさびへの入射角度i=約20゜ となる。
【0022】なお、S4 モードは縦波の成分が多いた
め、水中でも減衰が少ないという特徴がある。シュー2
の形状は、図2に示したように、板波を効率よく発生さ
せるために、3次元的に被検面の形状に倣うような形状
にしている。
【0023】シュー2の材質は、くさび材の材質と同じ
にする。このような形状の探触子では、振動子1から発
信された縦波は、被検体中で屈折するとき板波(前記の
例ではS4 モード)に効率よく変換される。
【0024】この板波により、複雑な形状の薄板被検体
の欠陥も、容易に検出することができる。また、前述の
ような構造になっていることから、ホルダー4の形状も
小さくすることができ、図1のような狭隘な空間におい
ても、適用可能になる。
【0025】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)本発明によれば、直接接触形探触子において、接
触面に倣うシューを付加し、入射角が板波を発生するよ
うな角度となるように、くさびと振動子を配置している
ことにより、 (2)肉厚が薄く、曲率半径の小さい複雑な形状のシー
ル溶接部の探傷も可能な超音波探触子を得ることができ
る。 (3)前述のような構造になっていることから、ホルダ
ー4の形状も小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る超音波探触子
の断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る超音波探触子
の上面図。
【図3】原子炉圧力容器上蓋管台のシール溶接部の上面
図(その1)。
【図4】原子炉圧力容器上蓋管台のシール溶接部の上面
図(その2)。
【図5】原子炉圧力容器上蓋管台のシール溶接部の上面
図(その3)。
【図6】原子炉圧力容器上蓋管台のシール溶接部の上面
図(その4)。
【図7】従来の局部水浸形探触子の断面図。
【図8】従来の探触子による超音波の拡散の説明図。
【図9】アクリルくさびの角度iと、板波のモード、板
厚、探傷周波数の関係を示す図。
【図10】波動モードの説明図。
【符号の説明】
1…振動子 2…シュー 3…くさび 4…ホルダー 5…欠陥 6…配線 11…シール溶接部 12…シール溶接部 13…探触子 14…レンズ 15…ホルダー 16…水 17…膜 18…超音波ビーム 21…被検体 22…探触子 23…超音波ビーム i…入射角 θ2 …屈折角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直接接触形探触子において、(A)振動子
    (1)と、シュー(2)と、くさび(3)と、ホルダー
    (4)を有し、(B)前記ホルダー(4)は、くさび
    (3)を保持し、(C)前記振動子(1)は、板波を発
    生させるためのくさび(3)に接着し、(D)前記くさ
    び(3)には、接触面に倣う形状のシュー(2)を付加
    し、(E)前記くさび(3)の角度iは、被検体への入
    射角度iに等しく、板波が発生する角度としたことを特
    徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】(A)シュー(2)の形状は、板波を効率
    よく発生させるために、3次元的に被検面の形状に倣う
    ような形状にし、(B)シュー(2)の材質は、くさび
    材の材質と同じにしたことを特徴とする請求項1記載の
    超音波探触子。
JP8133495A 1996-05-28 1996-05-28 超音波探触子 Pending JPH09318606A (ja)

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JP8133495A JPH09318606A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 超音波探触子

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JP8133495A JPH09318606A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 超音波探触子

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ID=15106111

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JP (1) JPH09318606A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276437A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 超音波探触子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276437A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 超音波探触子

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010515