JPH09318439A - 焦点検出装置および変位検出装置 - Google Patents

焦点検出装置および変位検出装置

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JPH09318439A
JPH09318439A JP8134838A JP13483896A JPH09318439A JP H09318439 A JPH09318439 A JP H09318439A JP 8134838 A JP8134838 A JP 8134838A JP 13483896 A JP13483896 A JP 13483896A JP H09318439 A JPH09318439 A JP H09318439A
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JP
Japan
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light
optical waveguides
optical
reflected light
waveguides
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JP8134838A
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Masaaki Doi
正明 土肥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導波路基板の機械的な加工が不要で、簡単な構
成で小型の焦点検出装置を提供する。 【解決手段】光源11からの光を集光レンズ13により
被検物体14に照射する。反射光の光スポット16の両
脇の位置、同じ方向に傾斜した光導波路2、3を配置し
ておく。被検物体14が集光レンズ13の焦点位置から
ずれると光スポット16も焦点位置からずれ、光導波路
2、3の端面101、102には、波面が曲面の反射光
が到達する。このとき、光導波路2、3が傾斜している
ため、光導波路2に励振される導波光強度と、光導波路
3に励振される導波光強度とに差が生じ、両者の差を求
めることによりフォーカスエラー信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検物体が焦点位
置に存在するかどうかを光導波路を用いて検出する焦点
検出装置に関する。また、被検物体の変位を光導波路を
用いて検出する変位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信や光計測の分野で光導波路
が注目されている。その理由は、光導波路を用いること
により、装置の光学系の小型軽量化を図ることができ、
また、光軸の調整が不要になるという利点を有している
からである。
【0003】光導波路を応用した装置の一つして、光デ
ィスクのピックアップ等に用いられる焦点検出装置が、
例えば特開平2−44554号公報に記載されている。
この装置は、基板上に少なくとも3本の光導波路を形成
し、基板に機械的な加工を施して、基板の一端面を階段
形状にすることにより、3本の光導波路の端面の位置を
光軸方向の異なる位置にしている。この3本の光導波路
には、光源と光検出器がそれぞれ取り付けられている。
【0004】光源から出射された光は、それぞれ3本の
光導波路を通り、それぞれの端面から出射された後、集
光レンズによって被検物体上に集光される。被検物体で
反射した光は、再び集光レンズを通って、3本の光導波
路の各端面に戻り、光導波路を通って、光検出器で光量
が検出される構成である。
【0005】ここで、中央の光導波路からの出射光が、
被検物体上で焦点を結ぶように、基板および集光レンズ
を配置すると、両脇の光導波路からの出射光は、被検物
体150の前方および後方にそれぞれ焦点を結ぶ。光導
波路に入射する反射光の光量は、被検物体が光導波路の
合焦点に位置するときに最大になるため、中央の光導波
路からの出射光が焦点を結ぶ位置を基準(0点)とし
て、被検物体が光軸方向に移動したときの、両脇の光導
波路に入射する反射光の光量差を求めることにより、S
字特性を持つフォーカスエラー信号が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特開平2−44554号公報記載の焦点検出装置は、導
波路を形成する基板に機械的な加工を施し、基板を階段
形状にして、3本の光導波路の端面位置を光軸方向に異
なる位置にする必要がある。そのため、量産に適してい
るとは言えない。
【0007】本発明は、光導波路基板の機械的な加工が
不要で、簡単な構成で小型の焦点検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、下記の焦点検出装置が提供され
る。
【0009】すなわち、被検物体に向けて光を照射する
照明手段と、前記被検物体からの反射光を検出するため
の検出手段と、前記照明手段から照射された光を被検物
体に集光するとともに、前記被検物体からの反射光を検
出手段に集光する集光レンズとを有し、前記検出手段
は、前記被検物体からの反射光を端面から入射させて伝
搬するための2本の光導波路と、前記2本の光導波路を
伝搬してきた光の光量を検出する光量検出手段とを備
え、前記2本の光導波路は、前記反射光の光軸が前記2
本の光導波路の端面の間を通るように配置されている焦
点検出装置が提供される。
【0010】被検物体が、集光レンズの焦点位置からず
れた場合には、2本の光導波路の端面における反射光の
波面が傾く。よって、2本の光導波路に励振される導波
光強度を検出手段により検出することで、被検物体が焦
点位置にあるかどうかを検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0012】まず、本発明の第1の実施の形態の焦点検
出装置について図1を用いて説明する。
【0013】第1の実施の形態の焦点検出装置は、図1
のように、2本の光導波路2、3が形成された基板1
と、基板1と被検物体14との間の光軸103上に順に
配置されたハーフミラー12および対物レンズ13とを
有している。ハーフミラー12により、分岐された光軸
104上には、光源11が配置される。光導波路2、3
は、基板1の側面15にそれぞれの入射端101、10
2と出射端を露出するように形成されている。また、光
導波路2、3は、それぞれ曲がり部201、202を有
している。光導波路2、3のうち、曲がり部201、2
02よりも入射端101、102側の部分は、光の伝搬
方向が光軸103に対して角度θだけ傾斜するように形
成されている。傾斜する向きは、光導波路2、3のいず
れも光源11が配置されている側あるいはその逆側であ
る。また、光導波路2、3のうち、曲がり部201、2
02よりも先の部分は、光軸103に平行に形成され、
基板1の反対側の側面に取り付けられた光検出器22、
23にそれぞれ光を導く構成である。光検出器22、2
3は、差動増幅器204に接続され、検出した光量の差
が出力される。
【0014】光導波路2、3は、少なくとも入射端10
1、102の部分がシングルモード導波路となるように
形成する。
【0015】なお、基板1は、光導波路2の入射端面1
01と光導波路3の入射端面102との間の中点に、光
軸103が位置するように配置する。しかも、被検物体
14が対物レンズ13の焦点に位置するときに、その反
射光が基板1の側面15上で焦点を結ぶように、基板1
を配置する。
【0016】基板1に光導波路2、3を形成する方法と
しては、例えば、基板1としてニオブ酸リチウム基板を
用い、光導波路2、3の領域をプロトン交換する方法や
Tiを熱拡散する方法等を用いることができる。また、
基板1として、半導体基板を用い、光導波路2、3を半
導体材料で構成することもできる。例えば、GaAs基
板を用い、AlGaAsをクラッドにしてGaAsによ
り光導波路2、3を形成することができる。この場合、
半導体基板1上に光導波路2、3と光検出器22、23
とを集積することができる。
【0017】このような構成の焦点検出装置では、光源
11から発せられた光は、ハーフミラー12で反射した
後、対物レンズ13によって被検物体14上に集光され
る。被検物体14で反射した光は、再び対物レンズ13
を通り、ハーフミラー12を透過して基板1の側面15
に集光され、光スポット16をつくる。光スポット16
は、基板1の側面15上の、光導波路2、3の入射端面
101、102の間に形成される。光導波路2、3にそ
れぞれ入射した反射光は、光導波路2、3を伝搬して光
検出器22、23によって検出され、その光量差が差動
増幅器204によって出力される。
【0018】ここで、光導波路2、3に励振される導波
光の強度について図2を用いて説明する。
【0019】光導波路2、3を伝搬する導波光の電界分
布4、5は、図2のように、導波路の幅方向に分布して
いる。
【0020】被検物体14が対物レンズ13の焦点位置
にあるときには、図2(a)のように、基板1の側面1
5上に集光される光スポット16は回折限界まで絞られ
ている。このため、光導波路2、3の入射端面101、
102では、導波光はほとんど励振されない。よって、
光導波路2、3を伝搬する導波光はほとんどない。
【0021】被検物体14が焦点位置から前側(対物レ
ンズ13に近い側)にずれているときには、光スポット
16は、その波面21は、図2(b)のように光軸10
3を中心とした曲面になる。このとき、波面21の傾斜
は、導波路2側では、導波光の電界分布4の方向と平行
に近いため、導波路2の入射端面101における光スポ
ット16の波面21と、導波光の電界分布4との整合性
が良い。よって、導波路2の入射端面101では、反射
光によって、導波光が強く励振される。
【0022】一方、導波路3側では、反射光の波面21
の傾斜が、導波光の電界分布5の方向から大きくずれて
いるため、導波光3の入射端面102における光スポッ
ト16の波面21と、導波光の電界分布5との整合性が
良くない。よって、導波路3においては、励振される導
波光の強度は、導波路2よりも小さい。
【0023】逆に、被検物体14が焦点位置から後ろ側
(対物レンズ13から遠い側)にずれているときには、
光スポット16は広がり、基板1の側面15における波
面22は、図2(c)のような曲面になる。曲面の傾斜
は、図2(b)の場合とは逆向きになる。よって、波面
22の傾斜は、導波路3側では、導波光の電界分布5の
方向と平行に近いため、反射光の光スポット16の波面
と導波光の電界分布5の整合性が良く、導波路3におい
ては、導波光が強く励振される。
【0024】一方、導波路2側では、反射光の波面の傾
斜が、導波光の電界分布4の方向から大きくずれている
ため、励振される導波光の強度は、導波路3よりも小さ
い。
【0025】したがって、被検物体14が前側(対物レ
ンズ13側に近い側)および後ろ側(対物レンズ側に遠
い側)にずれているときには、検出器22の出力I2
と、検出器23の出力I3は、図3(a)のようにな
る。よって、差動増幅器204によって両者の差をとる
ことにより、図3(b)ようにS字特性をもつフォーカ
スエラー信号が得られる。
【0026】この差動増幅器204の出力するフォーカ
スエラー信号が、正か負かを調べ、これが0となるよう
に、被検物体14を移動させることにより、焦点検出装
置が構成できる。また、差動増幅器204の出力と、デ
フォーカス量との関係を予め測定しておき、測定すべき
被検物体14における差動増幅器204の出力に対応す
るデフォーカス量を、この関係から求めることにより、
被検物体14の変位量を検出する変位検出装置が構成で
きる。
【0027】このように、本実施の形態の構成により、
基板に機械加工を施す必要がなく、簡単な構成で、量産
に適した焦点検出装置および変位検出装置を得ることが
できる。
【0028】なお、本実施の形態では、導波路2、3を
シングルモード導波路としたが、マルチモード導波路で
あっても、上述と同様に励振される導波光の強度差が生
じる。よって、同様に焦点検出装置および変位検出装置
が構成できる。
【0029】また、本実施の形態では、導波路2、3の
端面101、102の部分の光の伝搬方向を、光源11
側に傾斜させているが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。例えば、光導波路2、3の光の伝搬方向を反
射光の光軸と平行にする構成や、導波路2、3の光の伝
搬方向がハの字型や逆ハの字型になるような向きに傾斜
させる構成にすることができる。これらの構成の場合に
は、被検物体の焦点からずれると、ある位置をピークと
して導波光の強度が変化する。よって、導波路2、3に
励振される導波光強度そのものを検出することにより、
焦点からのずれを検出することができる。ただし、被検
物体が焦点の前側にずれている場合にも後側にずれてい
る場合にも、同じように導波光強度が変化するため、ず
れている方向は検出することができない。
【0030】また、第1の実施の形態では、光軸103
に対する導波路2の傾斜角度と導波路3の傾斜角度を同
じ角度にしているが、必ずしも同じ角度でなくともよ
い。また、光スポット16が、端面101と端面102
との中点からずれていてもよい。これらの場合には、図
3(b)のフォーカスエラー信号の形状が、正側の最大
振幅の絶対値と、負側の最大振幅の絶対値とが一致しな
い形状になるが、予めフォーカスエラー信号の形状を測
定しておき、それを用いることにより、焦点検出や変位
検出を行うことをができる。また、本発明の第2の実施
の形態の焦点検出装置の構成を図4を用いて説明する。
【0031】第2の実施の形態では、光源211を基板
1の側面に取り付け、光源211から出射された光を伝
搬する照明用光導波路4を基板1に形成している。照明
用光導波路4の出射端面404は、基板1の側面15上
に配置される。出射端面404の位置は、光導波路2の
入射端面101と光導波路3の入射端面102との中点
である。
【0032】このような第2の実施の形態の焦点検出装
置において、光源211から発せられた光は、基板1上
の光導波路4を通って出射端面404から出射され、対
物レンズ13によって被検物体14上に集光される。被
検物体14で反射された光は、対物レンズ13を通り、
基板1の側面15に集光され、光スポット16を作る。
【0033】基板1には、第1の実施の形態と同様に、
光軸103から所定の角度θ傾いた2本の光導波路2、
3が形成されているため、反射光は、第1の実施の形態
と同様に光導波路2、3の導波光を励振する。これによ
り、第1の実施の形態と同様に焦点検出や変位検出を行
うことができる。
【0034】第2の実施の形態では、光源211を基板
1に取り付けることができるため、ハーフミラーが不要
であり、照明光の光軸と反射光の光軸との光軸調整が不
要である。また、被検物体14からの反射光の光スポッ
ト16の位置は、照明用光導波路4の出射端面404の
位置に一致するため、光導波路2、3、4を形成する際
に、出射端面404の位置が入射端面2、3の中点に位
置するように形成することにより、光スポット16の位
置と入射端面2、3の位置とを位置合わせすることが不
要になる。また、装置を構成する光学系の部品数を少な
くすることができる。
【0035】なお、第2の実施の形態の構成では、基板
1として半導体基板を用いることにより、光導波路2、
3、4、光検出器22、23、光源211を集積するこ
とが可能である。
【0036】また、第2の実施の形態の構成では、反射
光の光スポット16が、光導波路4の出射端面404上
に形成されるため、反射光が光源211への戻り光とな
るのを防止するための構成を加えることが望ましい。例
えば、照明光と反射光の偏光方向を異なる方向にするた
めの1/4波長板を基板1と被検物体14との間に配置
し、導波路4の途中に反射光を吸収する金属クラッドを
配置する構成用いることができる。
【0037】つぎに、本発明の第3の実施の形態の焦点
検出装置について、図5を用いて説明する。
【0038】第3の実施の形態では、基板1の一辺に平
行に2本の直線導波路302、303を形成したもので
ある。そして、基板1を光軸103に対して傾けること
により、直線導波路302、303を傾斜させる。他の
構成および動作は、第1の実施の形態と同じである。
【0039】第3の実施の形態の構成では、基板1上に
導波路302、303を形成する工程が非常に容易であ
る。また、傾斜角度を、容易に任意の角度にすることが
できるという利点もある。
【0040】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、導波
路基板の機械的な加工が不要で、簡単な構成で小型の焦
点検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の焦点検出装置の構
成を示すブロック図。
【図2】(a),(b),(c)本発明の第1の実施の形態の焦点
検出装置において、反射光と導波光との整合性を説明す
るための説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の焦点検出装置にお
ける(a)導波光の強度、(b)フォーカスエラー信号のグラ
フ。
【図4】本発明の第2の実施の形態の焦点検出装置のブ
ロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の焦点検出装置のブ
ロック図。
【符号の説明】
1…基板、2、3、302、303…光導波路、4…照
明用光導波路、11…光源、12…ハーフミラー、13
…対物レンズ、14…被検物体、22、23…光検出
器、101、102…入射端面、204…差動増幅器、
404…出射端面。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検物体に向けて光を照射する照明手段
    と、前記被検物体からの反射光を検出するための検出手
    段と、前記照明手段から照射された光を被検物体に集光
    するとともに、前記被検物体からの反射光を検出手段に
    集光する集光レンズとを有し、 前記検出手段は、前記被検物体からの反射光を端面から
    入射させて伝搬するための2本の光導波路と、前記2本
    の光導波路を伝搬してきた光の光量を検出する光量検出
    手段とを備え、 前記2本の光導波路は、前記反射光の光軸が前記2本の
    光導波路の端面の間を通るように配置されていることを
    特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記2本の光導波路
    は、少なくとも前記端面部分の光の伝搬方向が、前記反
    射光の光軸に対して傾いていることを特徴とする焦点検
    出装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記2本の光導波路が
    傾いている方向は、前記反射光の光軸に対して同じ方向
    であり、 前記検出手段は、前記2本の光導波路伝搬してきた光の
    光量差を検出する手段をさらに備えることを特徴とする
    焦点検出装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、前記2本の光
    導波路の前記反射光の光軸に対する傾斜角度は、同じ角
    度であることを特徴とする焦点検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記2本の光導波路
    は、前記集光レンズの反射光の焦点が前記2本の光導波
    路の端面を結ぶ面上に位置するように配置されているこ
    とを特徴とする焦点検出装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記2本の光導波路
    は、途中で曲がった曲がり導波路であることを特徴とす
    る焦点検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記2本の光導波路
    は、基板上に形成され、前記2本の光導波路の端面は、
    前記基板の側面上に露出されていることを特徴とする焦
    点検出装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記2本の光導波路
    は、前記基板の一辺に平行な直線導波路であり、 前記基板は、前記2本の光導波路の光の伝搬方向が前記
    反射光の光軸から予め定めた角度だけ傾くように、傾け
    て配置されることを特徴とする焦点検出装置。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記2本の光導波路
    は、前記反射光の光軸が、前記2本の光導波路の端面の
    間の中点を通るように配置されることを特徴とする焦点
    検出装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記照明手段は、光
    源と、該光源からの光を伝搬して、端面から前記被検物
    体に向けて出射する照明用光導波路とを有し、 前記照明用光導波路は、前記基板上に形成され、 前記照明用光導波路の端面は、前記基板の側面上の、前
    記検出手段の2本の光導波路の端面の間に配置されるこ
    とを特徴とする焦点検出装置。
  11. 【請求項11】被検物体に向けて光を照射する照明手段
    と、前記照明手段から前記被検物体からの反射光を検出
    するための検出手段と、前記照明手段から照射された光
    を被検物体に集光するとともに、前記被検物体からの反
    射光を検出手段に集光する集光レンズとを有し、 前記検出手段は、前記被検物体からの反射光を端面から
    入射させて伝搬するための、2本の光導波路と、前記2
    本の光導波路を伝搬してきた光の光量差を検出する光量
    差検出手段とを備え、 前記2本の光導波路は、前記反射光の光軸が前記2本の
    光導波路の端面の間を通るように配置され、 前記2本の光導波路は、少なくとも前記端面部分の光の
    伝搬方向が、前記反射光の光軸に対して同じ方向に傾い
    ていることを特徴とする変位検出装置。
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