JPH09318197A - 冷蔵庫の冷凍サイクル - Google Patents
冷蔵庫の冷凍サイクルInfo
- Publication number
- JPH09318197A JPH09318197A JP8136179A JP13617996A JPH09318197A JP H09318197 A JPH09318197 A JP H09318197A JP 8136179 A JP8136179 A JP 8136179A JP 13617996 A JP13617996 A JP 13617996A JP H09318197 A JPH09318197 A JP H09318197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silencer
- side pipe
- compressor
- chambers
- solid foreign
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷蔵庫の騒音低減と信頼性向上を図るため冷凍
サイクル中に消音器を配設し、冷凍サイクル中の固形異
物を消音器内に捕獲する。 【解決手段】冷凍サイクル中に配設した消音器７を２室
に区画し、下側消音室底面に永久磁石９を挿着して冷凍
サイクル内の固形異物を確実に捕獲する。
サイクル中に消音器を配設し、冷凍サイクル中の固形異
物を消音器内に捕獲する。 【解決手段】冷凍サイクル中に配設した消音器７を２室
に区画し、下側消音室底面に永久磁石９を挿着して冷凍
サイクル内の固形異物を確実に捕獲する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫用冷凍サイク
ルに関する。
ルに関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫への静音化を目的として冷凍サイ
クル配管中に消音器を取り付けることは周知のことであ
り、例えば特開平１−１０７０７７号公報のように冷凍
サイクルの吸込側配管に消音器を取り付けたもの、また
は特開平４−５２４８２のように吸込側，吐出側各々の
配管に消音器を取り付けたもの等の提案がなされてい
る。
クル配管中に消音器を取り付けることは周知のことであ
り、例えば特開平１−１０７０７７号公報のように冷凍
サイクルの吸込側配管に消音器を取り付けたもの、また
は特開平４−５２４８２のように吸込側，吐出側各々の
配管に消音器を取り付けたもの等の提案がなされてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、冷蔵庫では消費
電力量の低減競争力が激しく、使用する圧縮機について
も高効率タイプが要求され、これを達成するために圧縮
機ポンプ部分の高精度化が必須の条件となっている。
電力量の低減競争力が激しく、使用する圧縮機について
も高効率タイプが要求され、これを達成するために圧縮
機ポンプ部分の高精度化が必須の条件となっている。
【０００４】上記の必要項目を満足させ、高効率で信頼
性の高い冷蔵庫を提供するには、冷凍サイクル中にはじ
めから介在する固形異物、および冷蔵庫運転中に圧縮機
摺動部から出る摩擦粉等の生成物等を効率よく一カ所に
捕獲し、冷凍サイクル中を常時清浄な状態に保つことが
必要となる。
性の高い冷蔵庫を提供するには、冷凍サイクル中にはじ
めから介在する固形異物、および冷蔵庫運転中に圧縮機
摺動部から出る摩擦粉等の生成物等を効率よく一カ所に
捕獲し、冷凍サイクル中を常時清浄な状態に保つことが
必要となる。
【０００５】本発明は上記の問題点を解決すべく提案さ
れたものである。
れたものである。
【０００６】即ち、冷凍サイクルの吐出配管中に２つの
部屋を有する消音器を設け、前記消音器の底面部に永久
磁石を挿着し、冷凍サイクル中の固形異物を吸着または
沈殿捕獲させることを目的とした。
部屋を有する消音器を設け、前記消音器の底面部に永久
磁石を挿着し、冷凍サイクル中の固形異物を吸着または
沈殿捕獲させることを目的とした。
【０００７】更に、前記消音器は２室一体形の拡張形消
音器として形成されており、２室を区画する仕切板部の
連通孔の開口部を下向きにすることにより、消音器底部
に捕獲された固形異物が冷凍サイクル内に流出循環する
ことを防止するように配慮した。
音器として形成されており、２室を区画する仕切板部の
連通孔の開口部を下向きにすることにより、消音器底部
に捕獲された固形異物が冷凍サイクル内に流出循環する
ことを防止するように配慮した。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ために、本発明は圧縮機内部、または圧縮機外部の吐出
配管系の途中に冷凍サイクル内固形異物の捕獲と冷蔵庫
の低騒音を合わせて有効ならしめるための２段拡張形消
音器を設け、更に前記固形異物の捕獲をより確実にする
ために、前記消音器の底面部に適当な大きさの凹み部を
設け、その凹み部に永久磁石を挿着具備して構成させ
た。
ために、本発明は圧縮機内部、または圧縮機外部の吐出
配管系の途中に冷凍サイクル内固形異物の捕獲と冷蔵庫
の低騒音を合わせて有効ならしめるための２段拡張形消
音器を設け、更に前記固形異物の捕獲をより確実にする
ために、前記消音器の底面部に適当な大きさの凹み部を
設け、その凹み部に永久磁石を挿着具備して構成させ
た。
【０００９】一方、圧縮機の運転時冷媒ガスとともに霧
状で放出される潤滑油が前記消音器内に滞留するのを防
止するために、消音器の底面に小孔をあけ、細管を介し
て前記消音器出口側配管に戻入される構成となってい
る。
状で放出される潤滑油が前記消音器内に滞留するのを防
止するために、消音器の底面に小孔をあけ、細管を介し
て前記消音器出口側配管に戻入される構成となってい
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【００１１】本発明の冷凍サイクルは図１および図２の
ように構成されている。即ち、圧縮機１と凝縮器３を吐
出配管２で接続し、凝縮器３以降はキャピラリチューブ
４、蒸発器５、吸込配管６からなる閉回路で構成され、
本発明の消音器７は図１に示す実施例では圧縮機の外部
に配設しているが、別の実施例では圧縮機容器の内部に
設置することも可能である。
ように構成されている。即ち、圧縮機１と凝縮器３を吐
出配管２で接続し、凝縮器３以降はキャピラリチューブ
４、蒸発器５、吸込配管６からなる閉回路で構成され、
本発明の消音器７は図１に示す実施例では圧縮機の外部
に配設しているが、別の実施例では圧縮機容器の内部に
設置することも可能である。
【００１２】図２は図１に示した消音器の詳細図であ
り、消音器本体７は内部に圧入挿着された仕切板１０で
上下２室に区画され、消音器の入口側パイプ２ａは下側
消音室に、出口側パイプ２ｂは上側消音室に連通されて
２段拡張形消音器として作用する。
り、消音器本体７は内部に圧入挿着された仕切板１０で
上下２室に区画され、消音器の入口側パイプ２ａは下側
消音室に、出口側パイプ２ｂは上側消音室に連通されて
２段拡張形消音器として作用する。
【００１３】一方、本消音器の下側室底面は凹み部８を
設け凹み部８に略円筒状の永久磁石９を挿着している。
なお、仕切板１０における上下室連通孔１０ａは下側に
端面がくるようなバーリング孔をもって形成されてい
る。
設け凹み部８に略円筒状の永久磁石９を挿着している。
なお、仕切板１０における上下室連通孔１０ａは下側に
端面がくるようなバーリング孔をもって形成されてい
る。
【００１４】消音器７は、圧縮機運転時に生じる振動音
の減衰に対し有効であることは勿論であるが、更に冷凍
サイクル中にはじめから混入していた固形異物、圧縮機
運転中に発生する摩擦粉等の固形異物を適確に捕獲でき
る。なお、圧縮機運転中に冷凍サイクル中を循環する冷
媒ガスと共に、圧縮機内に貯留された潤滑油（図示せ
ず）が微量ではあるが圧縮機外に排出され消音器の底部
に滞留する可能性があるが、これを防止するために下側
消音室の底面に細孔１１ａを設け、これに接続させる細
管１１の先端を出口側パイプ２ｂの接続部１１ｂに連通
させて、潤滑油を冷媒サイクル中に戻入れることが可能
であり、消音器内の潤滑油の滞留は防止できる。
の減衰に対し有効であることは勿論であるが、更に冷凍
サイクル中にはじめから混入していた固形異物、圧縮機
運転中に発生する摩擦粉等の固形異物を適確に捕獲でき
る。なお、圧縮機運転中に冷凍サイクル中を循環する冷
媒ガスと共に、圧縮機内に貯留された潤滑油（図示せ
ず）が微量ではあるが圧縮機外に排出され消音器の底部
に滞留する可能性があるが、これを防止するために下側
消音室の底面に細孔１１ａを設け、これに接続させる細
管１１の先端を出口側パイプ２ｂの接続部１１ｂに連通
させて、潤滑油を冷媒サイクル中に戻入れることが可能
であり、消音器内の潤滑油の滞留は防止できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明で提案された消音器を使用するこ
とにより、冷蔵庫の騒音低減と相俟って、冷凍サイクル
内部が常時清浄な状態に保持されることになり、信頼性
の高い冷蔵庫を供給することが可能となる。
とにより、冷蔵庫の騒音低減と相俟って、冷凍サイクル
内部が常時清浄な状態に保持されることになり、信頼性
の高い冷蔵庫を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の冷蔵庫用冷凍サイクルの系統図。
【図２】本発明の消音器の説明図。
２ａ…入口側パイプ、２ｂ…出口側パイプ、７…消音
器、８…凹み部、９…永久磁石、１０…仕切板、１０ａ
…連通孔、１１…細管、１１ａ…細孔、１１ｂ…接続
部。
器、８…凹み部、９…永久磁石、１０…仕切板、１０ａ
…連通孔、１１…細管、１１ａ…細孔、１１ｂ…接続
部。
Claims (2)
- 【請求項１】圧縮機、凝縮器、キャピラリチューブ、蒸
発器を直列閉回路に配設した冷凍サイクルに於いて、吐
出側配管部に２室に区画形成された消音器を有し、前記
消音器の底部に凹みを設け、その凹み部に略円筒の永久
状磁石を挿着したことを特徴とする冷蔵庫用冷凍サイク
ル。 - 【請求項２】前記消音器の入口側パイプを上下２段に区
画された二室の下側室まで延在させ、出口側パイプを上
側室に連結し、前記二室の仕切板に設けられた連通孔を
下側に端面ができるようなバーリング加工孔とし、前記
消音器の底面に細孔を設け、前記細孔と出口側パイプを
細管で接続させた請求項１に記載の冷蔵庫の冷凍サイク
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136179A JPH09318197A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 冷蔵庫の冷凍サイクル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136179A JPH09318197A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 冷蔵庫の冷凍サイクル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09318197A true JPH09318197A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15169189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8136179A Pending JPH09318197A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 冷蔵庫の冷凍サイクル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09318197A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004008050A1 (ja) * | 2002-07-10 | 2004-01-22 | Daikin Industries, Ltd. | 冷凍装置 |
| JP2008057829A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8136179A patent/JPH09318197A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004008050A1 (ja) * | 2002-07-10 | 2004-01-22 | Daikin Industries, Ltd. | 冷凍装置 |
| AU2003280987B2 (en) * | 2002-07-10 | 2006-02-23 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration apparatus |
| US7104086B2 (en) | 2002-07-10 | 2006-09-12 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigeration apparatus |
| CN100417878C (zh) * | 2002-07-10 | 2008-09-10 | 大金工业株式会社 | 冷冻装置 |
| JP2008057829A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4946340B2 (ja) | 両頭ピストン式圧縮機 | |
| US5531078A (en) | Low volume inlet reciprocating compressor for dual evaporator refrigeration system | |
| EP1394480A3 (en) | Refrigerator with switching valve switching flow of refrigerant to one of refrigerant passages | |
| CA2350367A1 (en) | High speed evaporator defrost system | |
| CN101178272A (zh) | 一种空调器回油系统 | |
| JPH09318197A (ja) | 冷蔵庫の冷凍サイクル | |
| EP1598620A3 (en) | Vibration reduction type refrigerator | |
| JP2005127655A (ja) | 冷蔵庫 | |
| US3302424A (en) | Refrigerating apparatus | |
| JPH05195975A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
| US6612122B1 (en) | Expansion valve | |
| JP2018004220A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP3847493B2 (ja) | 二段圧縮冷凍冷蔵装置 | |
| KR20010059259A (ko) | 체크밸브 겸용 소음기 | |
| JP2008089238A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPS5842838Y2 (ja) | 冷凍機 | |
| JPH08110103A (ja) | 冷蔵庫用冷凍サイクル | |
| KR100520055B1 (ko) | 냉장고용 어큐뮬레이터 | |
| CN100585176C (zh) | 双头活塞式压缩机 | |
| JPH07218009A (ja) | 冷蔵庫用冷凍サイクル | |
| KR20000016461U (ko) | 냉각장치용 소음기 | |
| JPH08271094A (ja) | アキュムレータ | |
| KR100676763B1 (ko) | 냉장고의 증발기용 기액분리기 | |
| KR100283285B1 (ko) | 에어컨 압축기용 소음기 | |
| KR900010004Y1 (ko) | 압축기의 흡입 머플러 |