JPH09317630A - 波の力で送水する波力ポンプ - Google Patents

波の力で送水する波力ポンプ

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JPH09317630A
JPH09317630A JP8265028A JP26502896A JPH09317630A JP H09317630 A JPH09317630 A JP H09317630A JP 8265028 A JP8265028 A JP 8265028A JP 26502896 A JP26502896 A JP 26502896A JP H09317630 A JPH09317630 A JP H09317630A
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JP
Japan
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water
ring
ring body
piston
chamber
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JP8265028A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Manabe
安弘 真鍋
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TAIYO PLANT KK
Original Assignee
TAIYO PLANT KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 海洋上で装置が大型化するにつれて、フロー
トの揺動によりチェーンの過大な張力が作用する波力ポ
ンプにおいて、機構上安全でしかも効率良い装置を作る
ためには、シリンダを動揺させる機構すなわち、リング
体の曲げ及びねじりモーメント等を、軽減するように構
成する事と、その管内の脈動流による流体の慣性力を小
さくする事が第一条件とする。 【構成】 そのためにはシリンダ内に水が出入りする部
分を、シリンダ上部蓋板の上面に設け、この蓋板の上面
左右両側に箱状の箱を伏せたような水室と、この左右の
水室の双方の間にリング体のリング管を鋏み込むような
形でしかも、このリング管の外両側に設けたノズルが前
記水室に挿入し回転自在にする事により、シリンダ動揺
機構を構成させる。すなわちリング体のリング管の寸法
を小さくする事により、支持間隔が著しく小さくなる事
で、これらの曲げモーメントやねじりモーメントが小さ
くなるばかりでなく、脈動流による流体の慣性力や管抵
抗等も著しく小さくなる事から、送水量とその性能を大
幅に向上させる事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球温暖化ならび
に地球環境破壊、エネルギー資源の枯渇化等が大きな問
題となっている今日において、クリーンな自然エネルギ
ーである波の力を利用して水を送水することの出来る高
効率の波力ポンプを開発し、海洋や湖沼等の浄化、港湾
の換水、揚水発電、海洋温度差発電、濃度差発電等の揚
水ポンプとして用いると同時に、環境破壊防止と省エネ
ルギー、省資源に役立てる分野に関するものとする。そ
して港湾の換水ならびに海洋や湖沼、水源地を浄化させ
ることにより、人類の生活に欠かすことの出来ない魚介
類や海草類等の水産資源ならびに飲料水等の水資源を確
保する分野にも関するものである。また装置が大型化し
た場合、シリンダを動揺させる機構すなわち、リング体
を出来得る限り小型化した上で機構上、機能上十分な役
割を正確に果たせるものすなわちメカニカル分野にも関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電力や内燃機関を利用したものは別とし
て、本発明と同様に水を送水する方式にも自然エネルギ
ーを利用したもので、太陽電他、風力、波力、潮流など
種々の装置がある。これらの源泉となる太陽光、太陽
熱、風、波、潮流等の何れにおいても希薄性、散逸性で
あって、またその変動幅が大きい。それ故、これらのエ
ネルギーを工業的に利用することは非常に困難であっ
た。しかしながら徐々にではあるが長年の努力によっ
て、近年ようやく経済ベースに乗って来つつある。特に
波力に関しては、既に出願した「波力ポンプ」(特願昭
60−95963)(特公平8−6677)が海洋を浄
化する装置の送水ポンプが実用化に向けて、活躍を始め
ている。
【0003】しかしながら(特願昭60−95963)
(特公平8−6677)等の「波力ポンプ」はシリンダ
上部の外側両面に、シリンダを動揺させるためのボスが
出ていることと、このボスから接続される接続管が、リ
ング体のリング管の内側に接続されているために、シリ
ンダの直径に対し、リング体のリング管の互いに向き合
う両管間の面間寸法が大きくならざるを得ない。一方ポ
ンプの揚程、ならびに送水量等の面から装置の性能を上
げるためにはシリンダの直径を大きくするばかりでな
く、フロートを大型化し、チェーン等の張力を大きくせ
ざるを得ない。しかるにこのリング体のリング管の互い
に向き合う両管間の面間寸法が大きくなる事は、装置の
構造上曲げモーメントやねじりモーメントが増大するば
かりでなく、機構上その中を流れる脈動流による水の慣
性力、管抵抗等が増大する事も加わり、大型化の装置と
しては性能、強度面等に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した通
りすでに出願した「波力ポンプ」(特願昭60−959
63)(特公平8−6677)等において、ピストンな
らびにシリンダの直径やチェーン等の張力が大型化した
場合にも、リング体のリング管の互いに向き合う両管間
の面間寸法やこれとシリンダを接続する接続管、ならび
にサドル等があまり大きくならないようにすることと、
シリンダとリング体の接合部等における可動部の回転
が、無理なくスムーズに回転すると同時に、水がシリン
ダから水室、ノズル、リング体と言った具合にシリンダ
とリング体をスムーズに出入りし、しかも水室内の水圧
の変動に対する水室の立壁、ならびにその軸受部の歪み
を防止し、装置全体が正確に作動しなくてはならない問
題があった。また、上記リング体のリング管の外両側に
設けた2本のノズルが、大波時の運転中においても同一
の安定した軸心を保てる事や、フロートとチェーンを固
着する部分の方法等においてもその装置の構成上の事
や、耐久性等の面においても大きな問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は水面に浮上し、水面の上下に伴って上下動
するフロートと、このフロート下方の水底に固定したサ
ドルと、このサドルに揺動自在に軸支されたリング体
と、そのリング体に、リング体の揺動方向と交差する方
向に揺動自在に軸支され、シリンダ上部蓋板の上面左右
両側に水室を設け、この双方の水室間に上記リング体の
リング管を鋏み、しかもこのリング体のリング管の外両
側に設けたノズルが上記水室に挿入すると同時に、ピス
トンがシリンダ内に往復動自在に設けられ、そのピスト
ンの上部にポンプ室を区画形成するシリンダと、その中
のピストンと、上記フロートとピストンとを連結するチ
ェーンと、上記シリンダ内のポンプ室と送水口側とを連
結すると共に、上記ピストンの上昇にてポンプ室内の水
を逆止弁を介して送水口側に送る送水管と、上記シリン
ダ内のポンプ室に連結し、ピストンの下降にて逆止弁を
介してそのポンプ室内に水を吸い込むための給水管に設
けた取水口とを備えてなるものである。
【0006】そして、上記水室内に挿入された上記リン
グ体のリング管の外両側に設けたノズルの部分で、この
ノズルの外周に無数の穴をあけると良い。また、上記ノ
ズルが上記水室の立壁部に設けた水室の軸受を軸支する
部分において、上記ノズルに凹凸部を設けると良い。次
に、上記ノズルの内部にこのノズルの軸受部の軸心とな
り、尚且つ、上記軸心の隔壁部を十字状に設け、その隔
壁部を上記リング体のリング管に固着すると良い。そし
て、上記フロートのほぼ中心部に立設するガイドパイプ
を設け、その中に上記チェーンの長さを調整するネジ棒
を備え、上記ガイドパイプの下方と上記ネジ棒の下方も
しくは上記チェーンに穴を設け、この双方の穴にピンを
挿入する事により、上記フロートの上下動を上記チェー
ンを介して上記ピストンに伝えると良い。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は上述したように構成した
ことから、先ず水面に浮上しているフロートが水面の上
昇、すなわち波の上昇に伴って上昇すると、このフロー
トにチェーンを介して接続されたピストンが上昇してシ
リンダ内のポンプ室を圧縮する方向に動き、これによっ
てポンプ室内の水圧が増大する。すると、このシリンダ
内のポンプ室に接続された送水管の逆止弁が開き、ポン
プ室内の水がこの送水管を通過して水面上等に設けられ
た送水口側に送水される。次に、波の降下に伴ってこの
フロートが下降すると、チェーンが弛み、ピストンなら
びにウェートの自重によってピストンが下降してポンプ
室内の圧力が低下しバキューム作用となる。すると、こ
の送水管の逆止弁が閉じて送水口側への送水とその逆流
が停止すると同時に、これに接続された一方の給水管に
設けられた逆止弁が開いて、取水口のサクションストレ
ーナーから水がポンプ室内に流れこんだ後、再びこのフ
ロートが上昇することによって、上述したように、この
ポンプ室内に取り込まれた水が送水管を通過して送水口
側に送水される。そして、このようなフロートの上下動
を繰り返すことによって取水口の水が順次送水口側へ送
水されることになる。
【0008】また、シリンダ上部蓋板の左右両側の上面
に箱状の箱を伏せたような水室が設けられ、この水室と
シリンダ内のポンプ室が接続されているために、箱状の
箱を伏せたような水室のやや上方でしかもこの水室の左
右双方が互いに向き合う方向の立壁と、その反対側の壁
には穴があけられこの穴にリング体のリング管の外方向
両側に突き出したノズルがこれに挿入もしくは貫通さ
れ、この穴に軸受部を設けると共にこの部分で双方が回
転自在になるようになる。この水室の中を通過するリン
グ体のリング管の外方向両側に設けたノズルには無数の
孔があけられ、この孔を通じてシリンダ内のポンプ室内
の水はリング体のリング管に出入り出来るようになる。
【0009】シリンダ上部蓋板の上面左右両側に取り付
けられる箱状の箱を伏せたような水室の立壁に設けた軸
受部の軸心と、リング体のリング管の外方向両側に設け
たノズルの軸心を同じにし、回転自在にすると共に、上
記軸受部の両側もしくはその部分で上記ノズルの軸部に
相当する部分に凹凸部を設けることにより、スラスト軸
支となると同時に水室内の圧力変化によるその立壁面な
らびにそこにある軸受等の歪みを防止することが出来
る。また、上記水室に設けた軸受は例えば左側水室の両
壁、右側水室の両壁に設けるとすると4点支持軸支とな
る事から、リング体のリング管の外方向両側に設けたノ
ズル、言い換えるならば支持軸に無理な曲げモーメント
やねじりモーメントならびに面圧力が生ぜず非常に安定
した装置になる。
【0010】次に、上記ノズルの内側に十字状の隔壁を
設けて、この隔壁を前記リング体のリング管に固着させ
る事により、リング体の製作費の低廉と、大波時の運転
中における歪みを防止する事が出来て耐久性を増す事が
出来る。そして、上記フロートのほぼ中心部に立設する
ガイドパイプの下方と、その中に設けられたネジ棒の下
方もしくはチェーンにあけられた双方の穴にピンを挿入
する事により、比較的簡単な手段でフロートの大きな力
をチェーンに伝える事が出来る。
【0011】またこの軸と平面図上で約90゜の角度で
交差させたリング体のリング管の外両側に設けた支持軸
は、サドルに設けた軸受部で回転自在にすることによ
り、波により揺動するフロートの動力でシリンダ内のピ
ストンは往復動すると同時に動揺するシリンダ内に区画
形成するポンプ室へ、サドル等に固定した管から、水が
管状のリング体を通り上記水室等を介して出入り出来る
ようになる。このときリング体は前述した通り、シリン
ダ上部蓋板の左右両側の上面に箱状の箱を伏せたような
水室を設け、この双方の水室の間にリング体のリング管
が鋏み込まれるような形で、リング体が小さくなる方向
に構成されているために、リング体のリング管の互いに
向き合う両管間の面間寸法が比較的小さくなり、チェー
ンの過大な張力に対しても曲げモーメントやねじりモー
メント等から計算される応力に耐えられるものとなると
同時に、管内流体の脈動流による慣性力や管摩擦抵抗等
も小さくなる。
【0012】
【実施例】以下添付図面を参照にしながら、本発明の好
適実施例を以下に説明する。図1は、本発明の全体の機
構を示す縦断面図である。本図の構成を以下に説明す
る。先ず、波により揺動するフロート1を海面上Sにお
く。このフロートの中心部にはガイドパイプ2が設けら
れ、その中に後述するチェーンの長さを調整する機構す
なわちジャッキのネジ棒3,3′とハンドル4,4′が
設けられている。操作方法、海の条件、運搬条件等によ
ってはネジ棒及びハンドルを、二重または三重に用い
て、チェーンの調整代を長くしてもかまわない。またこ
のハンドルは設計条件によっては油圧駆動、もしくは電
気モーター等によるウィンチ等を設けて操作することも
差し支えない。
【0013】一方、海底53にはポンプ本体を支えるサ
ドル5が設置され、このサドルの上部には前述したリン
グ体32の支持軸を支える軸受6が設けられている。こ
の軸受6には前述した通り、リング体のリング管7の支
持軸8が通され、この軸受部で支持軸8が回転自在とな
っているものとする。また一方この支持軸の端部両側に
はサドル5等にサポート等で固定された管9もしくは
9′が接続され、しかもこれに逆止弁10,10′なら
びに給水管30の端部には取水口となるサクションスト
レーナー11、送水管26にはアキュムレーター27等
も接続されている。これら一連のリング体のリング管7
及びその支持軸8ならびに管9もしくは9′、逆止弁1
0,10′、給水管30、サクションストレーナー1
1、送水管26等は配管系類のものとし、逆止弁10は
取水時のみに開き、逆止弁10′は送水時のみに開き、
それ以外は閉じるようになっている。そして、この中を
流れる水がそれ相当にその役目に合った条件で通過出来
る仕組みになっているものとする。
【0014】前述したリング体32にはリング体のリン
グ管7の外方向両側に設けたノズル12,12′と、こ
れに軸支されるシリンダ13の上部に設けられ、蓋板1
4の上面で、しかも中心線に対し左右両側に設けた箱状
の水室15,15′が図の要領で取り付けられている。
シリンダ13内にはピストン16、ウェート17、ピス
トンロッド18等が図のように設けられ、ピストンの上
部にはポンプ室31が区画形成されている。したがって
海面上Sに浮かべたフロートが、このフロートの中心部
にあるジャッキのネジ棒3,3′、ならびにチェーン3
3等を介してピストンロッド18に接続されることにな
る。次に、本図の動作を、以下に説明する。
【0015】今海面上Sのフロート1が波により上から
下に下落したとする。すると海底部に設けたピストン1
6は、ウェート17の作用で下落する。すなわちシリン
ダ13内に区画形成されているポンプ室31内に外部の
水が、給水管30の端部に設けた取水口すなわちサクシ
ョンストレーナー11から逆止弁10、管9もしくは
9′、リング体のリング管7及びその支持軸8、リング
体のリング管7の外方向両側に設けたノズル12,1
2′シリンダ上部蓋板14の上面左右両側に設けた箱状
の水室15,15′等を通り吸い込まれる。次に、波の
山が来て海面上Sのフロート1は上方向に持ち上げられ
たとすると、シリンダ13内のピストン16は上方向に
引き上げられる。するとシリンダ13内のポンプ室31
内の水は圧縮され前述した水路を逆方向に流れるが逆止
弁10,10′の作用により送水管26より送水口側へ
送水する。以上の繰り返しにより本発明の波力ポンプは
稼働するものである。
【0016】図2は、本発明の波力ポンプのピストン、
シリンダ、リング体等の主要部の構成を表す縦断面図で
ある。この図の構成及び動作の概要は図1の説明で説明
を行なった部分もあるが、念のため細部の説明も含めて
もう1度以下に説明する。したがってこの図の構成から
説明する。先ず、シリンダ13の上部に蓋板14を設
け、シリンダ13と蓋板14はボルト20等で固着され
ているものとする。蓋板14の中心部には穴が開けられ
ピストンロッド18が貫通し、この部分に軸受21が設
けられると同時に、この軸受の中にグランドパッキン、
リング環22等が用途に合わせて設けられ、パッキン押
さえ23等で止められるものとする。シリンダ上部蓋板
14の上面左右両側には、箱状の箱を伏せたような水室
15,15′を設け、この双方がピストンロッドの中心
線に対し、互いに向き合う方向の立壁と、その反対側の
壁の上部には穴があけられ、ここに軸受19,19′等
を設けると共に、この中に後述する軸が通され回転自在
にあるものとする。
【0017】一方、リング体のリング管7の前後両側に
は、支持軸8,8′が設けられて、この軸がサドルに固
着された軸受6,6′で支えられ、しかもこの部分で回
転自在にあるものとする。したがって、この軸受6,
6′を利用して支持軸8,8′の軸を軸心とし、P点を
支点としてリング体32は自由に揺動出来るものとす
る。また、リング体のリング管7の外方向両側に設けた
ノズル12,12′は、前述した水室15,15′の中
に挿入状態にある。この水室が水室の立壁に設けた軸受
19,19′部でノズル12,12′の軸を軸心として
揺動自在であるものとする。ノズル12,12′が前述
した水室15,15′の中を通過する部分には、無数の
孔24,24′があけられ、この孔を通じて水室内の水
がリング体のリング管7に出入りできるものとする。
【0018】したがって、シリンダ13内でポンプ室3
1内の水は水室15,15′、ノズル12,12′、リ
ング体のリング管7及びその支持軸8,8′を通じて図
1の説明で行なった管9もしくは9′に行き来出来るも
のとする。次に、前述した水室15,15′とリング体
のリング管7の外方向両側に設けたノズル12,12′
は図のように挿入され軸支される関係から、リング体の
リング管7の互いに向き合う両管間の面間寸法は比較的
小さく設定されているものとする。また、リング体のリ
ング管7には補強リブ25等も設けられている。
【0019】後述するがこの図から見ても明らかなごと
く、前述したリング体のリング管7の前後両側に設けた
支持軸8,8′と、リング管の左右両側に設けたノズル
12,12′は平面図上において約90゜の角度で交差
し、この両軸もしくはその軸受が回転することにより、
シリンダ13は上下方向は拘束されるものの、P点を支
点として円周方向には自由に揺動することが出来るもの
とする。当然のことながらこの両回転部にはメタル、も
しくは樹脂カップリングの挿入等摩擦減少機構が設けら
れると共に、軸受19,19′とノズル12,12′
が、また、支持軸8,8′とサドルに固定した管9もし
くは9′が、回転方向の摺動部等においても液漏れ対策
等の手段も講じられているものとする。次に、この図の
動作を以下に説明する。
【0020】図1の説明でも説明を行ったが、波の力で
フロートが揺動し、この動作をチェーンがシリンダ13
内のピストン16に伝え、ピストン16が往復運動をし
た場合には、このシリンダの中にポンプ室31が区画形
成されている事から、ポンプ室31には伸縮作用が生じ
る。そうすると給水管30の端部に設けた取水口、すな
わちサクションストレーナー11からその外部の水は、
逆止弁10,10′の作用により管9もしくは9′を通
り、支持軸8,8′、リング管7からノズル12,1
2′、水室15,15′を通ってP点を支点として揺動
するシリンダ13へ吸い込まれる。また、次にシリンダ
13内の水は揺動するシリンダ13からこれとは逆に流
れ、前述したサドルに固定された管9もしくは9′を通
り、逆止弁10,10′の作用により送水管26に送水
出来るものである。次の説明は、図3により説明する。
【0021】図3は、図2における“A”−“A”の矢
視図すなわちこの場所から見た平面図である。この図の
構成を以下に説明する。リング体のリング管7の左右両
側に、リング体のリング管7の外方向両側に設けたノズ
ル12,12′を包み込むように箱状の水室15,1
5′が設けられている。このノズル12および12′の
軸心と約90゜の方向で交差した方向でリング体のリン
グ管7の支持軸8,8′が設けられると共に、この軸が
サドル5に固着された軸受6,6′で支えられこの軸が
回転自在となっているものとする。
【0022】次に、支持軸8,8′の端部には管9もし
くは9′のエルボ等が接続され、そのエルボが前述した
サドル5等に固定されているものとする。この支持軸
8,8′と管9もしくは9′のエルボは突き合わせ状態
で同心をなし、この部分で回転方向が摺動自在となって
いるものとする。設計条件によってはこの部分にカバー
28,28′等を設けて回転方向の摺動や、ガイドの役
目をさせたり、この双方が分離するのを防止するための
対策も考えているものとする。また、この双方のどちら
かが他の一方の中に挿入する等して液漏れ防止の対策
や、回転に対する摺動効果を良くする事も考えているも
のとする。次に、この図の動作を以下に説明する。
【0023】先ず、前述したシリンダ13を支えている
リング体32が、波の変動でリング体32の前後に設け
た支持軸8,8′とサドル5に固着した軸受6,6′の
作用により、これらの軸方向を軸として回転揺動する。
一方、管9もしくは9′は前述したサドル5等にサポー
ト等で固定されている。したがって、この軸の回転によ
る双方の相対的摺動動作をカバー28,28′等に備え
た回転方向が摺動出来る機構で吸収する。リング体のリ
ング管7の外方向両側に設けたノズル12,12′と、
水室15,15′の関係の説明は図4により説明する。
【0024】図4は、図2における“B”−“B”の矢
視図である。この図の構成および動作を以下に説明す
る。先ず、前述した通りサドル5の上部に設けた軸受6
に、軸支されたリング体のリング管7の外方向両側に設
けてあるノズル12′が箱状の箱を伏せたような水室1
5′に包み込まれるように差し込まれ、この水室が軸受
19′部でP点を支点として回転自在になっている。そ
してこの水室15′はフランジ29′の部分で上下に分
かれるものとする。また、この上下の水室はフランジ部
でパッキン等が当てられ後、ボルト等でしっかりと強固
に締め付けられるものとする。したがって、シリンダ1
3はリング体32のリング管7に設けたノズル12′
に、水室15′に設けた軸受19′と、シリンダ上部蓋
板14を介して吊り下げられた状態にある。すなわち、
シリンダ13はノズル12′の中心であるP点を支点と
して揺動出来るものとする。
【0025】また、ノズル12′の円周には無数の孔2
4′が図のように設けられることで、シリンダ13内で
ポンプ室31内の水は水室15′を通り、ノズル12′
からリング体32のリング管7に出入りする事が出来
る。したがって図3の説明と図4の説明を整理すると、
シリンダ13はサドル5に固着した軸受6,6′にリン
グ体32を介して吊り下げられ、上下方向は拘束される
もののP点を支心として円周方向には自由に揺動する事
が出来る。
【0026】図5は、図2で説明を行ったリング体32
の部分が別型式の本発明の波力ポンプのピストン、シリ
ンダ、リング体等の主要部の構成を表す縦断面図であ
る。この図の説明のほとんどは図2の説明で説明を行っ
てあるために、構成とその動作における本図との相違点
のみを説明する。図2の説明でリング体32に相当する
ものが本図ではリング体34、リング体のリング管7に
相当するものがリング体のリング管35、ノズル12,
12′に相当するものがノズル36,36′である。こ
れらは形状に多少の相違はあるものの機能、機構的には
両者共全く同じものである。
【0027】次に、ノズル36,36′の内部には図の
ように十字状の隔壁37,37′すなわちこのノズルの
軸心となるものが通され、その一方がリング体のリング
管35,35′の角パイプ状の内部に溶接等で十分に固
着されている。したがって、このノズル36,36′の
内側でしかも十字状の隔壁37,37′部との隙間より
シリンダ13内の水が、リング体のリング管35に出入
り出来るような構成及び動作になっているものとする。
このリング体のリング管35を角パイプ状にし、これに
十字状で隔壁形状のノズルの軸心を固着させるための製
作上の作業は、前述した図2におけるリング体32のも
のに比べて比較的に簡単であり、その上運転中の大波時
においても、曲げ、たわみ等の大きな歪みが生ぜず耐久
性のある装置となる。次の説明は図6により説明する。
【0028】図6は、図1の本発明におけるフロート1
とは別型式のフロートの図面であるが、チェーンの取付
け部の詳細な説明を除けば、それ以外の機能上、機構上
の説明は図1の説明と全く同じでありその説明の繰り返
しはしない。チェーンの取付け部の詳細な説明に関して
は図7により行う。図7は、別型式で図6に表したフロ
ートの型式におけるチェーン取付け部の詳細な説明を表
す縦断面図である。この図の構成及び動作を以下に説明
する。
【0029】先ず、海面上Sに浮べたフロート38のほ
ぼ中心部にガイドパイプ39を立設させる。このガイド
パイプ39の最上部にはプラットホーム40等も設けら
れている。一方、上記ガイドパイプ39の中には本発明
のフロートとピストンとを連結するためのチェーン41
の長さを調整するためのネジ棒42と43が二重管型式
にて設けられている。そして、その上端は上記プラット
ホーム40の上面でこのネジ棒を上下動させるためのウ
ィンチ44と45が設けられ、ウィンチ44はガイドパ
イプ39ならびにプラットホーム40に固着され、ウィ
ンチ44を作動させればネジ棒42ならびに43が同時
に上下動する構成になっているものとする。
【0030】また、ウィンチ45はネジ棒42の上端に
固着され、ウィンチ45を作動させればネジ棒43のみ
が上下動出来る構成になっているものとする。次に、ガ
イドパイプ39の内面にはガイドレール46が、ネジ棒
42の内面にはガイドレール47がほぼ上から下まで全
長にわたり設けられると共に、ネジ棒42の下方にはガ
イドピン48が、ネジ棒43の有効ネジ部の下端付近に
はガイドピン49が設けられ、この双方のガイドピンは
それぞれその双方のガイドレールに案内されて、二本の
ネジ棒は上下動は出来るものの円周方向の回転は出来な
いものとする。
【0031】次に、上記ガイドパイプ39の上方は肉厚
を薄めの材料を用いて経済的な設計を行うが、その下方
は厚めの形状とし、これにピン50を挿入するための穴
51を多数設ける。また、ネジ棒42は図のように下端
付近で途中止まりにするのが良いが、ネジ棒43の下方
には図のようにピン50を挿入するための穴52が多数
設けられて、穴51と穴52は通し穴であけられている
ものとする。したがって、この双方の穴の位置を調整し
つつ多数のピン50を挿入する事により、チェーン41
の長さの調整が出来るのは当然であるが、台風時等の過
大なチェーンの張力にも耐えることが出来る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく本発明に
よれば、次のような優れた効果を発揮する。 (1)請求項1に記載の発明によれば、シリンダ上部蓋
板の上面左右両側に水室を設ける事により、シリンダ側
壁部に管等が突き出ない構造となる事から、シリンダを
大きくする事が可能となり送水量とその性能を大幅に上
昇させる事が出来る。
【0033】(2)請求項2に記載の発明によれば、リ
ング体のリング管の外両側に設けたノズルが4点支持軸
支となる事から、軸受やその部分の軸に集中的な作用、
反作用等の力が生ぜず、分散した力となるために、装置
の寿命を延長させる事が出来ると同時に、水室内の水を
比較的簡単な手段でリング管に出入りさせる事が出来
る。
【0034】(3)請求項3に記載の発明によれば、上
記ノズルに凹凸部を設けて水室の立壁部に設けた軸受を
スラスト軸支とし、軸受を水平方向に移動させないよう
に拘束する事により、水室内の水圧の変化等による立壁
部の繰り返し作用に対する歪みを防止する事が出来て、
装置の寿命を延長させる事が出来る。
【0035】(4)請求項4に記載の発明によれば、上
記ノズルの中に十字状の隔壁を設ける事により、リング
体の製作費の低廉と運転中の大波時における曲げ、たわ
み等の歪みを防止する事が出来て耐久性を増す事が出来
る。
【0036】(5)請求項5に記載の発明によれば、台
風時等においてフロートの浮力や波圧力による過大な力
を非常に簡単な手段でフロートとチェーンを接続させる
事が出来る事から、装置の簡略化と製作費の低廉に大き
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の機構を示す縦断面図である。
【図2】本発明のピストン、シリンダ、水室、リング体
等の主要部の構成を表す縦断面図である。
【図3】図2における“A”−“A”の矢視図である。
【図4】図2における“B”−“B”の矢視図である。
【図5】本発明のピストン、シリンダ、水室、リング体
等の主要部の構成を表す別型式の縦断面図である。
【図6】図1に表すフロート1とは別型式のフロート3
8の外形図面である。
【図7】図6に表すフロート38の型式におけるチェー
ン取付け部の詳細な説明を表す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フロート 2 ガイドパイプ 5 サドル 6,6′ 軸受 7 リング管 8,8′ 支持軸 9,9′ 管 10,10′ 逆止弁 11 サクションストレーナ 12,12′ ノズル 13 シリンダ 14 蓋板 15,15′ 水室 16 ピストン 17 ウェート 18 ピストンロッド 19,19′ 軸受 24,24′ 孔 25 補強リブ 26 送水管 27 アキュムレーター 30 給水管 31 ポンプ室 32 リング体 33 チェーン 34 リング体 35 リング管 36,36′ ノズル 37,37′ 隔壁 38 フロート 39 ガイドパイプ 40 プラットホーム 41 チェーン 42,43 ネジ棒 44,45 ウィンチ 46,47 ガイドレール 48,49 ガイドピン 50 ピン 51,52 穴 53 海底 S 海面 P 支点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水面に浮上し、水面の上下に伴って上下
    動するフロートと、このフロート下方の水底に固定した
    サドルと、このサドルに揺動自在に軸支されたリング体
    と、そのリング体に、リング体の揺動方向と交差する方
    向に揺動自在に軸支され、シリンダ上部蓋板の上面左右
    両側に水室を設け、この双方の水室間に上記リング体の
    リング管を鋏み、しかもこのリング体のリング管の外両
    側に設けたノズルが上記水室に挿入すると同時に、ピス
    トンがシリンダ内に往復動自在に設けられ、そのピスト
    ンの上部にポンプ室を区画形成するシリンダと、その中
    のピストンと、上記フロートとピストンとを連結するチ
    ェーンと、上記シリンダ内のポンプ室と送水口側とを連
    結すると共に、上記ピストンの上昇にてポンプ室内の水
    を逆止弁を介して送水口側に送る送水管と、上記シリン
    ダ内のポンプ室に連結し、ピストンの下降にて、逆止弁
    を介してそのポンプ室内に水を吸い込むための給水管に
    設けた取水口とを備えてなることを特徴とする波の力で
    送水する波力ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記水室の内部に上記リング体のリング
    管の外両側に設けたノズルを挿入すると共に、この水室
    内の挿入部において上記ノズルの外周に孔をあけ、上記
    水室と上記ノズル、リング体のリング管の内部を連通す
    ると同時に、上記ノズルが上記水室を軸支した事を特徴
    とする請求項1記載の波の力で送水する波力ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記水室の内部に上記リング体のリング
    管の外両側に設けたノズルを挿入すると共に、この水室
    に上記ノズルが挿入される立壁部に設けた軸受の両側な
    らびにその部分で、上記ノズルに凹凸部を設けると同時
    に、上記ノズルが上記水室を軸支した事を特徴とする請
    求項1記載の波の力で送水する波力ポンプ。
  4. 【請求項4】 上記水室の内部に上記リング体のリング
    管両側に設けたノズルを挿入し、このノズルの内部に隔
    壁状の軸心を設けると共に、上記軸心の隔壁部と上記ノ
    ズルの隙間より、上記水室内の水が上記リング体のリン
    グ管に出入りする事を特徴とする請求項1記載の波の力
    で送水する波力ポンプ。
  5. 【請求項5】 水面に浮上し、水面の上下に伴って上下
    動するフロートと、このフロート下方の水底に固定した
    サドルと、このサドルに揺動自在に軸支されたリング体
    と、そのリング体に、リング体の揺動方向と交差する方
    向に揺動自在に軸支されたシリンダと、ピストンが上記
    シリンダ内に往復動自在に設けられ、そのピストン上部
    にポンプ室を区画形成するピストンと、上記フロートと
    ピストンとを連結するチェーンと、上記シリンダ内のポ
    ンプ室と送水口側とを連結すると共に、上記ピストンの
    上昇にてポンプ室内の水を逆止弁を介して送水口側に送
    る送水管と、上記シリンダ内のポンプ室に連結し、ピス
    トンの下降にて逆止弁を介してポンプ室内に水を吸い込
    むための取水口と、上記フロートのほぼ中心部に立設す
    るガイドパイプを設け、その中に上記チェーンの長さを
    調節するネジ棒を備え、上記ガイドパイプの下方と上記
    ネジ棒の下方もしくは上記チェーンに穴を設け、この双
    方の穴にピンを挿入する事により、上記フロートの上下
    動を上記チェーンを介して上記ピストンに伝える事を特
    徴とする波の力で送水する波力ポンプ。
JP8265028A 1996-03-26 1996-08-29 波の力で送水する波力ポンプ Pending JPH09317630A (ja)

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JP11003196 1996-03-26
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101493463B1 (ko) * 2005-08-17 2015-02-13 케토 아이피 피티와이 리미티드 파에너지 변환장치
CN110848074A (zh) * 2019-10-16 2020-02-28 汕头大学 一种波浪能发电装置

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CN110848074A (zh) * 2019-10-16 2020-02-28 汕头大学 一种波浪能发电装置
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