JPH09317322A - 車両等の自動開閉式ドア又は窓等の挟み込み防止装置 - Google Patents

車両等の自動開閉式ドア又は窓等の挟み込み防止装置

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JPH09317322A
JPH09317322A JP8160656A JP16065696A JPH09317322A JP H09317322 A JPH09317322 A JP H09317322A JP 8160656 A JP8160656 A JP 8160656A JP 16065696 A JP16065696 A JP 16065696A JP H09317322 A JPH09317322 A JP H09317322A
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JP
Japan
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resistance
change speed
value
speed
pressure
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Application number
JP8160656A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Shiraishi
英洋 白石
Akitoshi Teraoka
晃利 寺岡
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Sensor Technology Co Ltd Japan
Original Assignee
Sensor Technology Co Ltd Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 初期の段階で検知でき、それ以上の挟み込み
を防止すると共に、特に自動車のパワーウインドにおい
ては、閉鎖終了段階で強い力が作用するのを防止する自
動開閉装置の挟み込み防止装置を提供する。 【解決手段】 閉鎖終端部近傍、又は移動体の先端部に
配置された感圧センサPSの電気抵抗値Rを測定する抵
抗測定手段1と、抵抗値Rが、所定の第一抵抗閾値Sr
1以下の場合には次の工程への移行信号を出力する第一
抵抗比較器2と、第一抵抗比較器2からの信号に基づ
き、更に所定時間後の抵抗測定手段1で測定された抵抗
値Rを、所定の第二抵抗閾値Sr2と比較して、抵抗値
Rが第二抵抗閾値以上の場合には、移動体を開放方向に
移動させる信号を出力し、抵抗値Rが第二抵抗閾値以下
の場合には、移動体の移動を終了させる信号を出力する
第二抵抗比較器3と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車,鉄道車両
又はエレベータ等のドア或いは窓等の自動開閉装置の挟
み込み防止装置に関するものであり、詳しくは、特に人
体又は衣服その他の物がドア又は窓等に挟まれた場合に
これを検知して開放する様にした自動開閉装置の挟まれ
防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動開閉式のドア,窓等は、鉄道車両の
出入口のドア,自動車のガラス窓,天井窓,エレベータ
のドア等に広く利用されており、その駆動源は、鉄道車
両やエレベータにおいては空圧シリンダ駆動方式が主流
であり、自動車においてはモータ駆動方式である。そし
て、その閉鎖終点確認は、鉄道車やエレベータにおいて
はリミットスイッチ方式が主流であり、自動車において
はモータの電流を監視して、電流値が通常の移動時の電
流値の2〜3倍になると閉鎖終点を確認してモータの駆
動を止める方式を採用している。
【0003】ところで、閉鎖過程において人体や衣服の
一部が挟まれる現象が頻繁に生じるが、その挟まれ防止
対策として、ドア等の先端部を本体に対して進退自在の
構成となし、その先端部が物に当たって後退すると、そ
れをリミットスイッチで検出して閉鎖動作を中断して開
放する方式(エレベータドア等)や、ドア等の先端部に
弾性材を配置して、人が挟まれても怪我をしない様な構
造となし、閉鎖されていない事を警報灯等で知った操作
員が閉鎖動作を中断して開放する方式(鉄道車両等)が
あるが、自動車のパワーウインドの場合には、電流値に
よる閉鎖終点検知方式が一般的であり、この方式を挟み
込み防止装置として提案しているものもあるが、この場
合には、挟み込みを検出したときに最終的に窓ガラスに
作用する力は、20〜30kgfにもなり、林檎の様な
ものであれば切断してしまう程の力であり、乗員が手や
首を挟まれた場合には、大怪我をする恐れがある。
【0004】そこで、自動車のパワーウインドに対する
挟み込み防止装置として、特開平5−193353号公
報に示されている如く、感圧センサを用いる方法が提案
されている。この方法は、窓ガラスの位置を検知する位
置検知センサと、窓ガラスの閉鎖終端部に配置した感圧
センサとを併用する方式であり、感圧センサが作動し且
つ位置検知センサが終点を検知していない場合には、挟
み込みと判断してモータによる窓ガラスの閉鎖動作を中
止して開放方向に作動させる様にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この特開平
5−193353号で使用されている感圧センサは、オ
ン/オフ式のスイッチ機構であるので、挟み込みを検出
した場合にはオン信号を発する事になるが、その挟み込
みレベルは人体から衣服,ゴミまで種々雑多であり、閉
鎖動作の中断と開放を要する場合とそうでない場合との
判断は、このオン/オフ式の感圧センサでは困難であ
り、感圧センサの感度調整はセンサを取り替えない限り
不可能であった。又、各種の感度の感圧センサを準備し
ておく事はコスト上昇に繋がり、事実上は1種類のセン
サを使用する事になる恐れがある。
【0006】又、鉄道車両に使用されているリミットス
イッチ方式では、薄い衣類が挟まれた場合には検出困難
であり、現実に衣類が挟まれて走行する車両に引きずら
れて死傷する事故すら生じている。
【0007】又、特に自動車用のパワーウインドにおい
ては、閉鎖動作の最終段階で強い力が作用するため、元
々外側に膨らみを持たせているドア部材が、この強い力
でおされる結果、更に外側に膨らむ現象が生じる問題が
あり、ドア部材の強度上、問題となっていた。
【0008】本発明は、係る現状の問題点に鑑み、安価
で且つ容易に挟み込みを初期の段階で検知でき、しかも
それ以上の挟み込みを防止すると共に、特に自動車のパ
ワーウインドにおいては、閉鎖終了段階で強い力が作用
するのを防止して、ドア部材の膨らみを防止する様にし
た自動開閉装置の挟み込み防止装置を提供する事を目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、圧力により電気抵抗値が変化する感圧セ
ンサを用いるものであり、第一の方式はこの感圧センサ
で測定された抵抗値の絶対値を利用して挟み込みを検知
する方式であって、該感圧センサを、ドア又は窓等のド
ア部材又は窓ガラス等の移動体の閉鎖終端部近傍或いは
該移動体の先端部の少なくとも一方に配置された圧力に
より電気抵抗値が変化する感圧センサと、該感圧センサ
の電気抵抗値を測定する抵抗測定手段と、該抵抗測定手
段から送信される抵抗値を所定の第一抵抗閾値と比較
し、該抵抗値が前記第一抵抗閾値以下の場合には次の工
程への移行信号を出力する第一抵抗比較器と、該第一抵
抗比較器からの信号に基づき更に所定時間後の前記抵抗
測定手段で測定された抵抗値を所定の第二抵抗閾値と比
較し、該抵抗値が該第二抵抗閾値以上の場合には、前記
移動体を開放方向に移動させる信号を出力し、該抵抗値
が第二抵抗閾値以下の場合には、前記移動体の移動を終
了させる信号を出力する第二抵抗比較器とを有してなる
ものである。
【0010】更に、第二の方式は、上記感圧センサの圧
力により変化する抵抗値の変化速度の度合いで挟み込み
を検知する方式であって、該感圧センサの抵抗値を測定
する抵抗測定手段と、該抵抗測定手段から出力される抵
抗値信号に基づいて抵抗変化速度を測定する抵抗変化速
度演算装置と、該演算装置から出力される前記抵抗変化
速度を所定の抵抗変化速度閾値と比較して、該記抵変化
速度が該抵抗変化速度閾値以下の場合には、前記移動体
を開放方向に移動させる信号を出力し、該抵抗変化速度
が前記速度閾値を越えた場合には、前記移動体の移動を
終了させる信号を出力する変化速度比較器とを有してな
るものである。
【0011】尚、第二の方式においては、抵抗変化速度
による挟み込みの検知のための演算を開始する時点とし
て、抵抗値が、所定の抵抗値以下にまで下がった後に行
う方式と、抵抗変化速度が所定の値以上になった後に行
う方式がある。又、挟み込み検知の方式としては、前述
の如く1つの変化速度閾値で判断する方式と、2つの速
度変化閾値とで判断する方式とがある。後者の場合に
は、抵抗変化速度演算装置で演算された前記抵抗変化速
度を、先ず所定の第一抵抗変化速度閾値と比較して、該
記抵抗変化速度が該第一抵抗変化速度閾値以上の場合に
は次の工程への移行信号を出力する第一速度変化比較器
と、該第一速度変化比較器からの信号に基づき、更に所
定時間後の抵抗変化速度を所定の第二速度変化閾値と比
較して、該抵抗変化速度が該第二速度変化閾値以下の場
合には、前記移動体を開放方向に移動させる信号を出力
し、該抵抗変化速度が該第二速度変化閾値を越えるの場
合には、前記移動体の移動を終了させる信号を出力する
第二変化速度比較器とを有してなるものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図7(a)は、本発明で使用する
圧力により電気抵抗が変化する感圧センサの展開概略図
であり、同図(b)は、その断面図であって、ルクセン
ブルグ国のインターナショナル エレクトロニクス ア
ンド エンジニアリング社(IEE社)より商標名FS
Rで市販されている感圧センサである。該感圧センサP
Sは、裏側プラスチックフィルム11の片面には一対の
電極12a,12bが櫛歯状に印刷されており、その端
部はコネクタ3に接続されている。一方、表側プラスチ
ックフィルム16の片面には電導性ポリマー14が塗装
されており、この両フィルム11,14を、周囲にスペ
ーサ15a,15bを配して接着してなるものである。
ここで、電導性ポリマー14は、圧力によって電気抵抗
が変化する特性を有しているので、電極12a,12b
間の電気抵抗は、表側フィルムに作用する圧力によって
変化する様になっている。
【0013】図8は、この感圧センサPSの圧力−電気
抵抗特性図の例であり、同図から明らかな様に、該セン
サに作用する圧力が高くなるほど、電気抵抗値は、直線
的に低下している事が分かる。
【0014】次に、係る感圧センサを用いた挟み込み防
止装置について説明する。本発明の対象とする車両等の
ドア又は窓等の自動開閉装置とは、自動車では窓の開
閉,天井窓の開閉の自動開閉装置であり、鉄道車両にお
いては出入口ドアの自動開閉装置であり、又、エレベー
タにおいては出入口ドアの自動開閉装置である。本発明
において係る感圧センサの設置場所は、自動開閉装置の
ドア或いは窓ガラス等の移動体の移動終点近傍、即ち自
動車の窓の場合には窓ガラスの上死点となる上部窓枠の
内側に配置され、片開きドアの場合には、そのドアの先
端部又は移動端部のドア枠内に配置され、更に、両開き
ドアの場合には、該ドアの少なくとも一方の先端部に設
置されるが、いずれの場合にも、人体或いは衣服等を挟
み込んだ場合に前記センサに力が作用する場所であれ
ば、原理的にはどこでも良いといえるが、コスト等を勘
案して適宜設定されるものである。
【0015】次に、前記した感圧センサを用いた挟まれ
防止装置について図面を用いて説明する。図1は、本発
明に係る挟まれ防止装置の1例を示すフローチャートで
あって、感圧センサPSの電気抵抗値の変化をそのまま
利用する場合の例を示している。同図において、感圧セ
ンサPSは抵抗測定装置1に連結されており、ドア或い
は窓等の閉鎖動作が開始されると、抵抗測定装置1から
の出力である抵抗値Rは第一抵抗比較器2に送信され
る。ここで、該抵抗値Rは予め設定されている第一抵抗
閾値Sr1と比較され、該抵抗値Rが、該不第一抵抗閾
値Sr1より大きい場合には、感圧センサPSに圧力が
作用していないか作用していても小さな力である事を示
しているので、ドア,窓等の移動体の閉鎖動作を継続す
る。一方抵抗Rの値が第一抵抗閾値Sr1以下の場合に
は、感圧センサPSに所定値以上の圧力が作用している
事を示しているから、次のステップに移行する信号を発
信する。該信号に基づき、第二抵抗比較器3に前記抵抗
測定器1から抵抗値Rの信号が送信され、ここで予め設
定されている第二抵抗閾値Sr2と比較される。ここで
第二閾値Sr2は、前記第一閾値Sr1よりも小さな値
であり、抵抗Rが、これより小さければ、感圧センサP
Sに想到大きな力が作用している事を示しており、これ
は移動体が終端部に達したものと判断して閉鎖動作を終
了する。一方抵抗Rが該第二抵抗閾値Sr2より大きけ
れば、何かを挟んで感圧センサに力が作用している事を
示しているから、閉鎖動作を中止し直ちに開放動作を開
始する。
【0016】上記動作を、図6の閉鎖動作中の抵抗値R
と時間tと関係を示したチャートで説明すると、閉鎖動
作が開始されたt0の時点では、感圧センサの抵抗値R
は無負荷の初期抵抗値R0を示しており、挟み込みがな
ければ窓ガラス等の移動体は時間t4で終点に達し、感
圧センサは該移動体に押圧されて図中aで示している様
に急激にその抵抗値は終点のReにまで下がる。この過
程で、抵抗値Rが第一抵抗閾値Sr1以下になると、第
一抵抗比較器2から次のステップへの移行信号が出さ
れ、続いて第二抵抗比較器3で第二抵抗閾値Sr2と比
較されるが、窓ガラス等の移動体は既に終点に配置され
ている感圧センサに達しているので、感圧センサの抵抗
値Rは該第二抵抗閾値Sr2よりも充分に小さくなって
おり、移動体は終点に達したものと判断されて閉鎖動作
が時間t5で終了する。一方、窓ガラスに乗員の手を挟
み込む等の何らかの挟み込みが生じたときは、終点に達
した場合と異なり、図中bで示している様に、終点に達
する前の時間t1から感圧センサの抵抗値Rが緩やかに
下がり始め、時間t2で第一抵抗閾値Sr1以下とな
り、第一抵抗比較器2の条件を満足し、続いて第二抵抗
比較器3で第二抵抗閾値Sr2と比較される事になる。
抵抗Rは、第二抵抗閾値Sr2よりは大きな値であるの
で、第二抵抗比較器3は、時間t3で直ちに閉鎖動作を
終了させ、開放動作を開始する信号を発信する事にな
る。
【0017】尚、前記第二閾値は、閉鎖状態における抵
抗値Reよりも十分高い値で且つ人体を挟み込んだ場合
にも損傷を与えない程度の値とする事が肝要であって、
具体的には10kgf以下の力に相当する抵抗値に設定
しておく事が好ましい。因みに前記第一抵抗閾値Sr1
は、出来るだけ早い時点で挟み込みを検出するために、
2〜3kgf程度の力に相当する抵抗値に設定しておく
事が好ましい。
【0018】以上の様に、本発明では、窓ガラス等の開
閉部材が終点に達して感圧センサを押圧する際の抵抗の
変化する速度と、人体や衣服等を挟んだ際の感圧センサ
の抵抗の変化する速度とが異なる事に着目して上記の如
く2つの抵抗閾値と比較する事によって挟み込みを防止
する様にしたものである。従って、人体を挟み込んだ場
合でも、比較的小さな挟み込み力の段階でこれを検知
し、開放する事が可能となるので、人体が挟み込まれた
場合でも、人体に傷害を生じる事はない。更に、前述の
パワーウインドの場合にも、最終的に窓ガラスが窓枠に
押し付けられる力は、10kgf以下に容易に抑えられ
るので、ドア部材が外側に膨らむ現象を防止する事も可
能となる。
【0019】次に、図2は本発明の他の方式を示すフロ
ーチャートであり、抵抗値Rの変化速度を指標にした方
式である。同図において、抵抗測定器1から送信された
抵抗信号Rは、フィルタ装置4にて所定の抵抗値Rsよ
り高い抵抗値はカットされ、所定の抵抗値Rs以下とな
った後に以後の演算を行う様にしている。この所定の抵
抗値Rsは図1の場合の第一抵抗閾値Sr1と同様なレ
ベルの値に設定する。この所定の値Rs以下となった時
点で、抵抗変化速度演算装置5にて、その後の一定時間
毎の該抵抗値の変化速度(dR/dt)を演算し、その
値を逐一抵抗変化速度比較器6に送信し、該抵抗変化速
度比較器6にて所定の変化速度閾値Svと比較する。該
変化速度dR/dtが該閾値より大きいと、急速に抵抗
値が下がっている事、即ち、感圧センサPSが強く押し
つけられている事を意味しているので、終端に達したと
判断して閉鎖動作を終了する。一方、抵抗変化速度が前
記閾値以下の場合には、緩やかに抵抗値が下がっている
事、即ち、柔らかな物を挟み込んでいる事を意味してい
るので、直ちに閉鎖動作を停止し、ドア等の移動体を開
放する方向に作動させ様にしている。
【0020】この状況を図6を用いて説明する。閉鎖動
作が時間t0で開始され、挟み込みがあると時間t1で
図中bで示されている様に抵抗が下がり始めるが、この
時点では、未だ所定の抵抗Rs以上であるので、そのま
ま閉鎖動作が継続される。時間t2で抵抗値Rが所定の
抵抗値Rs以下になると、この時点から抵抗変化速度演
算装置5に抵抗測定器1から送信される抵抗値Rに基づ
いて所定時間毎の抵抗変化速度dR/dtの演算が開始
され、その値dR/dtは、抵抗変化速度比較器6で所
定の閾値Svと比較される。この閾値Svは、移動体が
終点に達した後に生じる際の急激な抵抗の変化速度(図
中a)よりも低い速度に設定されているので、計測され
た抵抗変化速度dR/dtが、前記閾値Svに達する前
に挟み込みを検知して閉鎖動作を停止し、開放動作を開
始する事になる。尚、挟み込みがなければ、移動体が終
点に達した時点t4直後から前記抵抗変化速度の演算が
開始され、その変化速度は図中aで示している様に急激
に変化するから、直ちに閉鎖動作は終了する。この結
果、図1の場合と同様にパワーウインドの場合にも窓ガ
ラスの閉鎖端部において余分な力が作用する前に閉鎖を
検知して終了すので、ドア部材が外側に膨らむのを防止
できる。
【0021】尚、前記抵抗変化速度閾値Svの値は、感
圧センサの特性によって異なるのでその特性から適宜設
定されるが、基本的には、挟まれた物に大きな力が作用
する前に開放する様なレベルに設定される事が肝要であ
る。
【0022】次に、図3により、図2に示した方式の変
形例を説明する。同図において図2の場合と同様に、所
定の抵抗値Rs以下の抵抗値Rが抵抗変化速度演算装置
5に入力さて、所定時間の抵抗変化速度dR/dtを演
算し、その値を第一抵抗変化速度比較器7に入力し、こ
こで予め設定されている第一抵抗変化速度閾値Sv1と
比較され、抵抗変化速度dR/dtが該閾値Sv1より
小さければ、感圧センサに大きな力が作用していないと
判断して閉鎖動作を継続する。一方、該変化速度が前記
閾値Sv1より大きければ、大きな力が作用する可能性
が高いと判断して、次に第二抵抗変化速度比較器8に移
行する。ここでは、時々刻々演算された抵抗変化速度の
値が入力されて第二抵抗変化速度閾値Sv2と比較さ
れ、該変化速度が閾値Sv2よりも大きければ、移動体
の終端に達したと判断して閉鎖動作を終了する。一方、
該閾値Sv2よりも低い場合には、終端には達していな
いが何かを挟み込んだと判断して、閉鎖動作を中断し、
開放動作を開始する。
【0023】この動作を、前記図6によって説明する
と、時間t2で所定の抵抗値Rs以下になると、抵抗変
化速度の演算を開始し、第一抵抗変化速度比較器7で閾
値Sv1と、その傾きが比較され、傾きが大きければ第
二抵抗変化速度比較器8で、第二抵抗変化速度閾値Sv
2と比較される。このSv2は、前記図2の方式におけ
る閾値Svと同程度の値が選定される。この結果、抵抗
変化速度が大きくなる前に挟み込みを判断して閉鎖動作
を中断して開放する様になっている。
【0024】以上の例は、初期に抵抗値がある値以下に
低下した後に、所定の判断回路を作動させる様にしたも
のであるが、以下に、本発明の他の方式について説明す
る。図4は、抵抗変化速度dR/dtのみを判断指標に
用いて判断する場合の1例を示すもので、抵抗測定器1
から送信される抵抗信号Rは、抵抗変化速度演算装置5
にて抵抗変化速度dR/dtとして出力され、この値が
フィルタ装置9に入力されて、所定の変化速度S0以上
の場合にのみ、以後のステップに進む様になっている。
これは経時変化によるノイズの発生や外部ノイズ等によ
る影響をカットするものである。該所定の抵抗変化速度
S0以上になると、抵抗変化速度比較器6に入力され、
図2の場合と同様の判断がなされる。
【0025】これを図6を用いて説明すると、時間t2
で抵抗変化速度dR/dtは所定の傾きS0以上になる
ので、この時点から挟み込みの判断を開始する。そし
て、抵抗変化速度が、抵抗変化速度閾値Svを越えると
終了と判断し、以下であれば挟み込みと判断する事は前
記図2について説明したのと同一である。尚、抵抗変化
速度S0は、図3の場合の第一抵抗変化速度閾値Sv1
よりは小さな値が選定される事になる。
【0026】次に、図5は、初期の演算開始の判定を抵
抗変化速度の値で判断し、挟み込みの判断は、図3と同
様に、第一抵抗変化速度閾値Sv1と第二抵抗変化速度
閾値Sv2の2つの閾値を用いて行う様にしたものであ
るので、その詳細説明は省略する。
【0027】
【発明の効果】以上の様に、本発明の挟み込み防止装置
は、圧力により電気抵抗値が変化するタイプの感圧セン
サを用い、その特性を有効に活用した挟み込み防止装置
であるので、以下の如き特有の顕著な効果が期待され
る。即ち、該センサを、ドア窓等の移動体の閉鎖終端部
近傍或いは該移動体の先端部のいずれか一方に配置して
おけば、挟み込みが生じた場合に容易にセンサに作用す
る力が検出されるので、従来の各種スイッチ機構を用い
る方式に比べて、設備が簡易化されてコスト低減が可能
となる。
【0028】又、センサに作用する圧力によって、その
電気抵抗値が変化するので、該抵抗値を測定し、その抵
抗値からセンサに作用している力を求める事が可能とな
り、抵抗値の前記閾値を適宜選定する事によって、人体
の挟み込みが生じた場合においても、人体に大きな力が
作用する前に、挟み込みを検知してこれを開放する事が
でき、この結果、挟み込みによる人身事故や損傷を未然
に防止する事が可能となる。
【0029】又、移動体が閉鎖終端に達した後は、感圧
センサに作用する力は急速に大きくなる特性を有してお
り、人体や衣服等の挟み込みの場合とは大きくその抵抗
変化速度が異なるので、該抵抗変化速度を一定時間毎に
演算する事により、その変化速度のレベルから挟み込み
か終点かを判断でき、この場合も、変化速度のレベルを
適当に選定する事により、人体の挟み込みが生じた場合
でも、人体に大きな力が作用する前に挟み込みを検知し
て開放する様にでき、この結果、挟み込みによる人身事
故や損傷を未然に防止する事が可能となる。
【0030】更に、従来の自動車のパワーウインドの場
合において、従来のモータの電流値で終端検知及び挟み
込み検知を行う方式では、窓の閉鎖時に窓枠に強い押し
上げ力が作用してドア部材を外側に膨らませる現象が生
じていたが、本発明の方式を適用すれば、最終でも10
kgf以下の小さなる力しか作用しない様にする事が可
能であり、該ドア部材の膨らみが防止され、ドア強度の
低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挟み込み防止装置の一例を示すフロー
チャートである。
【図2】本発明の挟み込み防止装置の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の挟み込み防止装置の更に他の例を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の挟み込み防止装置の更に他の例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の挟み込み防止装置の更に他の例を示す
フローチャートである。
【図6】図1〜5の本発明の装置における感圧センサの
電気抵抗値の経時変化を示すチャートである。
【図7】本発明で使用する感圧センサの一例を示す展開
概念図である。
【図8】本発明で使用する感圧センサの圧力−電気抵抗
の特性図である。
【符号の説明】
1 抵抗測定器 2 第一抵抗比較器 3 第二抵抗比較器 4 抵抗フィルタ部材 5 抵抗変化速度演算装置 6 抵抗変化速度比較器 7 第一抵抗変化速度比較器 8 第二抵抗変化速度比較器 9 抵抗変化速度フィルタ部材 PS 感圧センサ R 感圧センサの電気抵抗値 Rs 所定の電気抵抗値 Sr1 第一抵抗閾値 Sr2 第二抵抗閾値 Sv 抵抗変化速度閾値 Sv1 第一抵抗変化速度閾値 Sv2 第二抵抗変化速度閾値 S0 所定の抵抗変化速度値 dR/dt 抵抗変化速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 3/06 H02P 3/06 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車又は鉄道車両等におけるドア又は
    窓等の自動開閉装置の挟み込み防止装置であって、 該ドア又は窓等のドア部材又は窓ガラス等の移動体の閉
    鎖終端部近傍、或いは該移動体の先端部の少なくとも一
    方に配置された圧力により電気抵抗値(R)が変化する
    感圧センサ(PS)と、 該感圧センサ(PS)の電気抵抗値(R)を測定する抵
    抗測定手段(1)と、 該抵抗測定手段(1)から送信される抵抗値(R)を、
    所定の第一抵抗閾値(Sr1)と比較し、該抵抗値
    (R)が前記第一抵抗閾値(Sr1)以下(R≦Sr
    1)の場合には次の工程への移行信号を出力する第一抵
    抗比較器(2)と、 該第一抵抗比較器(2)からの信号に基づき、更に所定
    時間後の前記抵抗測定手段(1)で測定された抵抗値
    (R)を、所定の第二抵抗閾値(Sr2)と比較して、
    該抵抗値(R)が該第二抵抗閾値以上(R≧Sr2)の
    場合には、前記移動体を開放方向に移動させる信号を出
    力し、該抵抗値(R)が第二抵抗閾値以下(R≦Sr
    2)の場合には、前記移動体の移動を終了させる信号を
    出力する第二抵抗比較器(3)と、 を有してなる事を特徴とする自動開閉装置の挟み込み防
    止装置。
  2. 【請求項2】 前記第二抵抗閾値(Sr2)は、前記感
    圧センサ(PS)への押圧力に換算して10kgf以下
    の力に相当する抵抗値である請求項1に記載の自動開閉
    装置の挟み込み防止装置。
  3. 【請求項3】 前記第一抵抗閾値(Sr1)は、前記感
    圧センサ(PS)への押圧力に換算して2〜3kgfの
    力に相当する抵抗値である請求項1又は2に記載の自動
    開閉装置の挟み込み防止装置。
  4. 【請求項4】 自動車又は鉄道車両等におけるドア又は
    窓等の自動開閉装置の挟み込み防止装置であって、 該ドア又は窓等のドア部材又は窓ガラス等の移動体の閉
    鎖終端部近傍、或いは該移動体の先端部の少なくとも一
    方に配置された圧力により電気抵抗値(R)が変化する
    感圧センサ(PS)と、 該感圧センサ(PS)の電気抵抗値(R)を測定する抵
    抗測定手段(1)と、 該抵抗測定手段(1)から出力される抵抗値(R)が、
    所定の抵抗値(Rs)以下(R≦Rs)となった後の一
    定時間毎の抵抗変化速度(dR/dt)を測定する抵抗
    変化速度演算装置(5)と、 該演算装置(5)から出力される前記抵抗変化速度(d
    R/dt)を、所定の抵抗変化速度閾値(Sv)と比較
    して、該抵抗変化速度(dR/dt)が前記抵抗変化速
    度閾値(Sv)以下(dR/dt≦Sv)の場合には、
    前記移動体を開放方向に移動させる信号を出力し、該抵
    抗変化速度(dR/dt)が前記速度閾値(Sv)を越
    えた場合(dR/dt>Sv)には、前記移動体の移動
    を終了させる信号を出力する変化速度比較器(6)と、 を有してなる事を特徴とする自動開閉装置の挟み込み防
    止装置。
  5. 【請求項5】 自動車又は鉄道車両等におけるドア又は
    窓等の自動開閉装置の挟み込み防止装置であって、 該ドア又は窓等のドア部材又は窓ガラス等の移動体の閉
    鎖終端部近傍、或いは該移動体の先端部の少なくとも一
    方に配置された圧力により電気抵抗値(R)が変化する
    感圧センサ(PS)と、 該感圧センサ(PS)の電気抵抗値(R)を測定する抵
    抗測定手段(1)と、該抵抗測定手段(1)から出力さ
    れる抵抗値(R)が所定の抵抗値(Rs)以下(R≦R
    s)となった後の一定時間毎の抵抗変化速度(dR/d
    t)を測定する抵抗変化速度演算装置(5)と、 該演算装置(5)から出力される前記抵抗変化速度(d
    R/dt)を、所定の第一抵抗変化速度閾値(Sv1)
    と比較して、該抵抗変化速度(dR/dt)が前記第一
    抵抗変化速度閾値(Sv1)以上(dR/dt≧Sv
    1)の場合には次の工程への移行信号を出力する第一速
    度変化比較器(7)と、 該第一速度変化比較器(7)からの信号に基づき、更に
    所定時間後の抵抗変化速度(dR/dt)を所定の第二
    速度変化閾値(Sv2)と比較して、該抵抗変化速度
    (dR/dt)が該第二速度変化閾値以下(dR/dt
    ≦Sv2)の場合には、前記移動体を開放方向に移動さ
    せる信号を出力し、該抵抗変化速度が該第二速度変化閾
    値を越えるの場合(dR/dt>Sv2)には、前記移
    動体の移動を終了させる信号を出力する第二変化速度比
    較器(8)と、 を有してなる事を特徴とする自動開閉装置の挟み込み防
    止装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の電気抵抗値(Rs)が、前記
    感圧センサ(PS)への押圧力に換算して2〜3kgf
    の力に相当する抵抗値である請求項4又は5に記載の自
    動開閉装置の挟み込み防止装置。
  7. 【請求項7】 自動車又は鉄道車両等におけるドア又は
    窓等の自動開閉装置の挟み込み防止装置であって、 該ドア又は窓等のドア部材又は窓ガラス等の移動体の閉
    鎖終端部近傍、或いは該移動体の先端部の少なくとも一
    方に配置された圧力により電気抵抗値(R)が変化する
    感圧センサ(PS)と、 該感圧センサ(PS)の電気抵抗値(R)を測定する抵
    抗測定手段(1)と、 該抵抗測定手段(1)から出力される抵抗値信号に基づ
    いて抵抗変化速度(dR/dt)を演算する抵抗変化速
    度演算装置(5)と、 該抵抗変化速度演算装置(5)から出力される抵抗変化
    速度が所定の変化速度(S0)以上(dR/dt≧S
    0)となった後の抵抗変化速度を、所定の抵抗変化速度
    閾値(Sv)と比較して、該抵抗変化速度(dR/d
    t)が前記抵抗変化速度閾値(Sv)以下(dR/dt
    ≦Sv)の場合には、前記移動体を開放方向に移動させ
    る信号を出力し、該抵抗変化速度(dR/dt)が前記
    速度閾値(Sv)を越えた場合(dR/dt>Sv)の
    場合には、前記移動体の移動を終了させる信号を出力す
    る変化速度比較器(6)と、 を有してなる事を特徴とする自動開閉装置の挟み込み防
    止装置。
  8. 【請求項8】 自動車又は鉄道車両等におけるドア又は
    窓等の自動開閉装置の挟み込み防止装置であって、 該ドア又は窓等のドア部材又は窓ガラス等の移動体の閉
    鎖終端部近傍、或いは該移動体の先端部の少なくとも一
    方に配置された圧力により電気抵抗値(R)が変化する
    感圧センサ(PS)と、 該感圧センサ(PS)の電気抵抗値(R)を測定する抵
    抗測定手段(1)と、 該抵抗測定手段(1)から出力される抵抗値信号に基づ
    いて抵抗変化速度(dR/dt)を演算する抵抗変化速
    度演算装置(5)と、 該抵抗変化速度演算装置(5)から出力される抵抗変化
    速度が所定の変化速度(S0)以上(dR/dt≧S
    0)となった後の抵抗変化速度を、所定の第一抵抗変化
    速度閾値(Sv1)と比較して、該抵抗変化速度(dR
    /dt)が前記第一抵抗変化速度閾値(Sv1)以上
    (dR/dt≧Sv1)の場合には次の工程への移行信
    号を出力する第一速度変化比較器(7)と、 該第一速度変化比較器(7)からの信号に基づき、更に
    所定時間後の抵抗変化速度(dR/dt)を所定の第二
    速度変化閾値(Sv2)と比較して、該抵抗変化速度
    (dR/dt)が該第二速度変化閾値以下(dR/dt
    ≦Sv2)の場合には、前記移動体を開放方向に移動さ
    せる信号を出力し、該抵抗変化速度が該第二速度変化閾
    値を越える(dR/dt>Sv2)の場合には、前記移
    動体の移動を終了させる信号を出力する第二変化速度比
    較器(8)と、 を有してなる事を特徴とする自動開閉装置の挟み込み防
    止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100682521B1 (ko) * 2005-08-30 2007-02-15 한국철도기술연구원 고무차륜 경량전철에 적용된 플러그 타입 도어의 개폐장치 및 방법
TWI695792B (zh) * 2017-11-22 2020-06-11 日商納博特斯克股份有限公司 車門防夾檢測裝置及門開關裝置

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