JPH09314660A - 管継手の製造方法 - Google Patents

管継手の製造方法

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Publication number
JPH09314660A
JPH09314660A JP13699996A JP13699996A JPH09314660A JP H09314660 A JPH09314660 A JP H09314660A JP 13699996 A JP13699996 A JP 13699996A JP 13699996 A JP13699996 A JP 13699996A JP H09314660 A JPH09314660 A JP H09314660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
diameter
stopper ring
pipe
pipe joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13699996A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takayama
慎児 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP13699996A priority Critical patent/JPH09314660A/ja
Publication of JPH09314660A publication Critical patent/JPH09314660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原管を拡径して所望の形状に賦形する工程
と、ストッパーリングを固着する工程とが同時に1工程
で能率よく行え、且つ、構造が簡単でコストが掛からな
い金型を用いた管継手の製造方法を提供する。 【解決手段】 中央部の内周にストッパーリングが嵌合
され、両端より直管が接続される管継手の製造方法であ
って、中央部より両端に向かって拡径されたテーパー1
2を有し、円周方向に縮径可能に複数に分割された分割
金型13、14よりなる金型1に、拡径状態でそのほぼ
中央にストッパーリング15を保持させ、この金型1を
加熱された原管の一端より挿入するとともに拡径して原
管を賦形し、冷却後、上記金型1を縮径して抜去するこ
とにより、中央部にストッパーリング15が固着された
管継手となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ビニル樹脂等
の合成樹脂よりなる、特に直管用の管継手の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂より
なる、特に直管用の管継手の製造用の金型や、その製造
方法に関しては、当社よう既に特願平7−144348
号においてその発明を出願済みのものがある。上記考案
は、加熱軟化された原管の両開口端より、それぞれに挿
入させ、ほぼ中央部で突き合わせるようにして、原管を
拡径し、冷却固化させた後、上記金型を抜き去り、続い
てストッパーリングを加工された管のほぼ中央に挿入し
て接着する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記出
願済みの管継手の製造方法においては、原管に金型を挿
入して、拡径することにより所望の形状に賦形する工程
と、ほぼ中央にストッパーリングを挿入、固着する工程
が2段階に分かれており、工数がかかるといった問題が
ある。又、拡径して所望の形状に賦形する金型の構造
が、かなり複雑なものとなり、コストがかかるといった
問題も残されている。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、原管を拡径して所望の形状に賦
形する工程と、ストッパーリングを固着する工程とが同
時に1工程で能率よく行え、且つ、構造が簡単でコスト
が掛からない金型を用いた管継手の製造方法を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手の製造方
法においては、中央部の内周にストッパーリングが嵌合
され、両端より直管が接続される管継手の製造方法であ
って、中央部より両端に向かって拡径されたテーパーを
有し、円周方向に縮径可能に複数に分割された分割金型
よりなる金型を用い、拡径状態でそのほぼ中央にストッ
パーリングを保持させ、この金型を加熱された原管の一
端より挿入するとともに拡径して原管を賦形し、冷却
後、上記金型を縮径して抜去することにより、中央部に
ストッパーリングが固着された管継手となすことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明の管継手の製造方法においては、中央部
より両端に向かって拡径されたテーパーを有し、円周方
向に縮径可能に複数に分割された分割金型よりなる金型
に、拡径状態でそのほぼ中央にストッパーリングを保持
させ、この金型を加熱された原管の一端より挿入すると
ともに拡径して原管を賦形した後、冷却させて管継手と
する工程において、ストッパーリングに隣接する金型の
拡径状態の外径とストッパーリングの外径とがほぼ同一
に設定されていることにより、上記金型を縮径して抜去
すると、原管のほぼ中央にストッパーリングが密着、固
着された状態となるので、原管を拡径してテーパーを付
けて所望の形状に賦形する工程と、ストッパーリングを
固着する工程とが同時に1工程で能率よく行え、生産性
を向上させるとともに、コストダウンを図ることが可能
である。又、金型の構造を単純にして、コストを安価に
上げることができ、更にメンテナンスを殆ど不要とする
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の管継手の製造方
法において用いられる金型の一例を示す側面図であり、
図2は図1の軸方向の断面図である。図1、及び図2に
おいて、本実施例の金型1は、中央部より両端に向かっ
て拡径されたテーパー部12を有し、コア11を中心と
して、円周方向に縮径可能に複数に分割され、等間隔で
配列された分割金型13、13、・・グループと、その
間に配列された分割金型14、14、・・グループより
構成されている。
【0008】この金型1は、縮径状態で、そのほぼ中央
にストッパーリング15が挿入された上、図3、及び図
4に示すように、上記分割金型13グループと分割金型
14グループとが、一様に所定の最大径まで拡径され
る。
【0009】よりなる金型に、拡径状態でそのほぼ中央
にストッパーリングを保持させ、この金型を加熱された
原管の一端より挿入するとともに拡径して原管を賦形
し、冷却後、上記金型を縮径して抜去することにより、
中央部にストッパーリングが固着された管継手となす。
【0010】続いて、ポリエチレングリコール等の加熱
液の槽(オイルバス)にほぼ3分間浸漬され、150℃
程度に加熱され、軟化された原管2に、図5に示すよう
に、拡径され、ストッパーリング15が挿入されて保持
された状態の金型1を挿通する。
【0011】上記原管2が所定の形状に賦形された後、
冷却を行う。この時、金型1のほぼ中央に挟持されたス
トッパーリング15の外径は、隣接する分割金型13、
14の外径とほぼ一致して設けられているので、ストッ
パーリング15は原管2の内周に密着された状態とな
る。
【0012】続いて、図7に示すように、再度、金型1
を縮径させると、ストッパーリング15は、金型1より
容易に外れるとともに、原管2の内周に固着された状態
で残され、ストッパーリング15がその内周のほぼ中央
部に固着された管継手2Aが完成する。
【0013】本実施例においては、原管2の加熱には、
リエチレングリコールが用いられているが、オーブンを
用いた加熱も可能であり、又、その他の手段であって
も、迅速に均一な加熱ができればよく、上記に限定され
るものではない。
【0014】本発明の管継手の製造方法においては、原
管に金型を挿入する方法と、固定保持された金型に原管
を挿入する方法、いずれを用いても、同等の工数で、同
等の品質が確保された管継手を得ることが可能である。
【0015】上記説明のように固定されたストッパーリ
ングの固着強度を更に強固にする手段として、その用途
等により、後工程で接着材をその固着部分に注入するこ
とも可能である。
【0016】本発明の管継手の製造方法において用いら
れる上記金型の原管の挿入される表面(テーパー部)に
は、その滑りをよくするために、鏡面仕上げの後に、ク
ロームメッキ等が施されることが好ましく、又、防錆効
果があり、耐久性を向上させる上においても好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の管継手の製造方法においては、
中央部より両端に向かって拡径されたテーパーを有し、
円周方向に縮径可能に複数に分割された分割金型よりな
る金型に、拡径状態でそのほぼ中央にストッパーリング
を保持させ、この金型を加熱された原管の一端より挿入
するとともに拡径して原管を賦形した後、冷却させて管
継手とする工程において、ストッパーリングに隣接する
金型の拡径状態の外径とストッパーリングの外径とがほ
ぼ同一に設定されていることにより、上記金型を縮径し
て抜去すると、原管のほぼ中央にストッパーリングが密
着、固着された状態となるので、原管を拡径してテーパ
ーを付けて所望の形状に賦形する工程と、ストッパーリ
ングを固着する工程とが同時に1工程で能率よく行え、
生産性を向上させるとともに、コストダウンを図ること
が可能である。又、金型の構造を単純にして、コストを
安価に上げることができ、更にメンテナンスを殆ど不要
とすることができる。従って、管継手の製造方法として
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の製造方法において用いられる
金型の一例を示す側面図。
【図2】図1の金型の軸方向の断面図。
【図3】図1に示す金型の拡径状態の側面図。
【図4】図3の金型の軸方向の断面図。
【図5】管継手の製造工程を示す断面図。
【図6】管継手の製造工程を示す断面図。
【図7】管継手の製造工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 金型 2 原管 2A 管継手 11 コア 12 テーパー部 13、14 分割金型 15 ストッパーリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部の内周にストッパーリングが嵌合
    され、両端より直管が接続される管継手の製造方法であ
    って、中央部より両端に向かって拡径されたテーパーを
    有し、円周方向に縮径可能に複数に分割された分割金型
    よりなる金型を用い、拡径状態でそのほぼ中央にストッ
    パーリングを保持させ、この金型を加熱された原管の一
    端より挿入するとともに拡径して原管を賦形し、冷却
    後、上記金型を縮径して抜去することにより、中央部に
    ストッパーリングが固着された管継手となすことを特徴
    とする管継手の製造方法。
JP13699996A 1996-05-30 1996-05-30 管継手の製造方法 Pending JPH09314660A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13699996A JPH09314660A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 管継手の製造方法

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JP13699996A JPH09314660A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 管継手の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH09314660A true JPH09314660A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15188433

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JP13699996A Pending JPH09314660A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 管継手の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104669651A (zh) * 2013-12-02 2015-06-03 江西昌河航空工业有限公司 一种封闭截面管套的加压装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104669651A (zh) * 2013-12-02 2015-06-03 江西昌河航空工业有限公司 一种封闭截面管套的加压装置
CN104669651B (zh) * 2013-12-02 2017-01-25 江西昌河航空工业有限公司 一种封闭截面管套的加压装置

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