JPH0931450A - 冷凍機 - Google Patents
冷凍機Info
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- JPH0931450A JPH0931450A JP7181280A JP18128095A JPH0931450A JP H0931450 A JPH0931450 A JP H0931450A JP 7181280 A JP7181280 A JP 7181280A JP 18128095 A JP18128095 A JP 18128095A JP H0931450 A JPH0931450 A JP H0931450A
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- refrigerant
- oil
- hfc125
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- hfc32
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/12—Inflammable refrigerants
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
温暖化係数を抑えることができる冷凍機を提供する。 【解決手段】 HFC32とHFC125とHFC13
4aの重量比が70:30:0である点Pと、HFC32
とHFC125とHFC134aの重量比が55:0:4
5である点Qと、HFC32とHFC125とHFC1
34aの重量比が100:0:0である点Cとを結ぶ三角
形領域R2が表す組成になっている冷媒を使用してお
り、かつ、冷凍機油として上記冷媒に対して非相溶であ
るアルキルベンゼン油を使用している。
Description
実現することができ、地球温暖化係数も減少させること
ができた冷凍機に関する。
化とが進行している。これに伴い、冷媒充填量が増加傾
向にある。しかし、冷媒充填量を増やすと、起動時の液
バックによって液圧縮が発生する上に、圧縮機内で冷凍
機油が希釈されるという問題がある。上記液圧縮や冷凍
機油の希釈は、圧縮機の信頼性を低下させる原因にな
る。
いる冷媒はオゾンを破壊するので、このHCFC22等
に対する代替候補の冷媒としてHFC系冷媒が用いられ
ている。このHFC系冷媒は、塩素を含んでいないから
オゾン破壊係数が零である。しかし、HFC系の冷媒に
は地球温暖化係数(GWP)がHCFC22よりも大きい
ものがあるから、地球の温暖化を防止するためにも、上
述した冷媒量の増大は望ましくない。
る冷凍機油のうちで、非相溶性油はキャピラリ詰まりや
油劣化が生じなくて、コンタミ管理,水分管理が容易に
なるというメリットを有する。非相溶性油は、2相分離
する温度が常温域になくて、常温域よりも高い。つま
り、非相溶油は、常温域では2相分離しない。しかし、
この非相溶性油は、非相溶であるがゆえに、圧縮機油溜
まり部に液冷媒が混入したときに、二層分離が発生す
る。この二層分離が起きたときに、R407C冷媒に対
してアルキルベンゼン油を使用した場合のように、冷凍
機油の比重が液冷媒の比重よりも小さいと、圧縮機の摺
動部に液冷媒が供給されて潤滑不良が起こる。したがっ
て、圧縮機の摺動部に液冷媒が供給されないように、冷
媒充填量をできる限り削減することが必要になる。
的は、冷媒充填量を抑えることができ、また、地球温暖
化係数を抑えることができる冷凍機を提供することにあ
る。
め、請求項1の発明の冷凍機は、HFC32とHFC1
25とHFC134aの組成を表現する三元系状態図上
で、HFC32とHFC125とHFC134aの重量
比が50:50:0である点Aと、HFC32とHFC
125とHFC134aの重量比が30:0:70であ
る点Bと、HFC32とHFC125とHFC134a
の重量比が100:0:0である点Cとを結ぶ三角形領
域のうち上記点Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1
が表す組成になっている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に
対して非相溶である冷凍機油を備えていることを特徴と
している。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。この
冷媒量を削減することができる理由は2つ有る。1番目
の理由は、HFC32はHCFC22に比べて冷凍効果
が大きいことに有る。2番目の理由は、冷凍機油として
相溶性油に比べて溶解度が低い非相溶性油を使用してい
るから、この溶解度が低い分だけ冷媒量を削減できるこ
とに有る。
32とHFC125とHFC134aの組成を表現する
三元系状態図上で、HFC32とHFC125とHFC
134aの重量比が70:30:0である点と、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が55:
0:45である点と、HFC32とHFC125とHF
C134aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ
三角形領域が表す組成になっている冷媒を備え、かつ、
上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えているこ
とを特徴としている。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を5%以上削減することができ
る。しかも、この請求項2の発明の冷媒組成によれば、
冷媒としてHCFC22を使用した場合に比べて、冷媒
量当たりの地球温暖化係数を30%以上減少させること
ができる。
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にすれば、冷凍機油として用いる非相溶性油と
して比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用したと
きに液バック等によって二層分離が生じても、下層が液
冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもしく
は撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。したが
って、潤滑不良を防ぐことができる。
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶なアルキルベンゼン油を冷凍機油として備
えている。
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも比重が大き
な油を上記冷凍機油として備えている。したがって、冷
媒と冷凍機油との二層分離が生じても、下層が冷凍機油
であるから、圧縮機の摺動部に冷媒が供給されず、圧縮
機の潤滑不良が発生し難い。
請求項4に記載の冷凍機において、上記冷凍機油として
フッソ系油を備えている。
請求項5の発明において、上記フッソ系油として6FT
‐STEまたはRFOH2またはパーフルオロポリエー
テルを備えている。また、請求項7の発明の冷凍機は、
HFC32とHFC125とHFC134aの組成を表
現する三元系状態図上で、HFC32とHFC125と
HFC134aの重量比が50:50:0である点と、
HFC32とHFC125とHFC134aの重量比が
50:0:50である点と、HFC32とHFC125
とHFC134aの重量比が100:0:0である点と
を結ぶ三角形領域が表す組成になっている冷媒を備え、
かつ、上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えて
いることを特徴としている。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にできれば、冷凍機油として用いる非相溶性油
として比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用した
ときに液バック等によって二層分離が生じても、下層が
液冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもし
くは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。した
がって、潤滑不良を防ぐことができる。
例により詳細に説明する。
1は、HFC32とHFC125とHFC134aとの
3種類の冷媒がどのような重量%で混合されているのか
を表す3元系状態図である。すなわち、図1の三角形内
の所定の点から各辺に下ろした垂線の長さが、この垂線
の反対側の頂点に記されている冷媒の重量%の大きさを
表している。また、図1において、2重括弧内に示した
数字(0.9,0.95,1.0,1.1,1.2,1.6)は、所
定の冷凍能力を発揮するのに必要な冷媒量を、HCFC
22単冷媒を使用した場合に必要な冷媒量で正規化した
値である。この2重括弧内数値が添えられている三角形
内の右下がりの直線が上記2重括弧内数値を実現する条
件を満足している。
とHFC134aの3種類の冷媒が混合された3成分混
合冷媒を備えている。この3成分混合冷媒は、図1に示
す点Aと点Bと点Cとを結んだ三角形領域のうち上記点
Aと点Bとを結ぶ線分ABを除いた領域R1が表す範囲
内の組成になっている。点AはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が50:50:0であるこ
とを表している。また、点BはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が30:0:70であるこ
とを表している。また、点CはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が100:0:0であるこ
とを表している。
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
ように、この第1例の冷媒組成と重量比は図1の領域R
1にあるから、HCFC22を使用した場合に比べて冷
媒重量を削減することができる。この冷媒量を削減する
ことができる1番目の理由は、HFC32はHCFC2
2に比べて冷凍効果が大きいことに有る。また、2番目
の理由は、冷凍機油として相溶性油に比べて溶解度が低
い非相溶性油を使用しているから、図3に示すように、
同じ圧力(20kgf/cm2)でも、溶解度が低い分だけ冷凍
機油に溶け込む冷媒量が減るからである。
形の左辺上の点Pは、重量比(HFC32,HFC12
5,HFC134a)が(70,30,0)になっている
ことを表している。この点Pが表す冷媒を使用すれば、
2重括弧《》内の数値0.95が示しているように、H
CFC22単冷媒を使用した場合に比べて、冷凍能力を
低下させることなく冷媒重量を5%削減することができ
る。ただし、この削減率は、図4に示すように、冷凍機
がルームエアコンの場合の方が、冷凍機がパッケージエ
アコンの場合よりも大きい。その理由は、ルームエアコ
ンの方が、パッケージエアコンよりも(冷媒/油)充填量
比が小さくて、非相溶性油の非相溶である性質が大きな
効果を発揮するからである。
比べて冷媒量を削減できるから、長配管化およびチャー
ジレス化したときの冷媒量の増加を抑制でき、起動時の
液圧縮や冷凍機油の希釈を防止できる。したがって、圧
縮機の信頼性低下を防いで、圧縮性能の信頼性を向上さ
せることができる。
FC単成分の冷媒を使用した場合には、HCFC単成分
の冷媒を使用した場合に比べて、冷媒重量を10パーセ
ントだけ削減することができる。
領域R2で表した範囲内の組成重量比の冷媒を備えてい
る。この領域R2は、点Pと点Qと点Cとを結んだ三角
形領域である。点Pは、前述したように、重量比(HF
C32,HFC125,HFC134a)が(70,3
0,0)になっていることを表している。また、点Q
は、重量比(HFC32,HFC125,HFC134
a)が(55,0,45)になっていることを表してい
る。また、点Cは、重量比(HFC32,HFC125,
HFC134a)が(100,0,0)になっていること
を表している。
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
ように、この第2例の冷媒組成と重量比は図1の領域R
2にあるから、HCFC22を使用した場合に比べて冷
媒量を5%以上削減することができる。
形の右辺上の点Qは、重量比(HFC32,HFC12
5,HFC134a)が(55,0,45)になっているこ
とを表している。この点Qが表す冷媒を使用すれば、2
重括弧《》内の数値0.95が示しているように、HC
FC22単冷媒を使用した場合に比べて、冷凍能力を低
下させることなく冷媒重量を5%削減することができ
る。このように、この第2例によれば、従来に比べて冷
媒量を削減でき、長配管化およびチャージレス化したと
きの冷媒量の増加を抑制でき、起動時の液圧縮や冷媒寝
込みによる冷凍機油の希釈を防止できる。したがって、
圧縮機の信頼性低下を防いで、圧縮性能の信頼性を向上
させることができる。
すれば、HCFC22単冷媒を使用した場合に比べて、
地球温暖化係数を小さくすることができる。このこと
を、図2に示す。この図2では、図2に示した各組成の
冷媒の(冷媒重量×地球温暖化係数)の値をHCFC2
2使用時の(冷媒重量×地球温暖化係数)の値で除した
値が2重括弧《》内に記載されている。図2を見れば分
かるように、上記点Qが表している冷媒を使用すれば、
HCFC22を使用した場合に比べて、(冷媒重量×地
球温暖化係数)の値を2分の1にすることができる。す
なわち、冷媒重量当たりの地球温暖化係数を、HCFC
22を使用した場合に比べて、50%減少させることが
できる。
C32,HFC125,HFC134a)が(60,40,
0)になっていることを表している。そして、この点Z
と点Yとを結ぶ線分ZY上の点が表している冷媒組成で
あれば、《》内に記した値が1.0であるから、(冷媒重
量×地球温暖化係数)の値が、HFCF22を使用した
場合と同じになる。そして、上述の点Qから上記線分Z
Yに平行に延びており三角形左辺上の点Wに達している
線分QW上の点が表している冷媒組成であれば、《》内
に記した値が0.5であるから、(冷媒重量×地球温暖化
係数)の値は、HFCF22を使用した場合に比べて2
分の1になる。
1の領域R2の冷媒を使用しているから、図5を参照す
れば分かるように、50℃の液冷媒の比重が0.95以
下になる(図5の三角形内に描かれている左下に向かっ
てカーブしている曲線に添えるようにして記載されてい
る2重括弧《》内の数値が50℃での液冷媒の比重を示
している。)。そして、液冷媒の比重が0.95以下で
あれば、比重が0.86のアルキルベンゼン油を冷凍機
油として使用していても、液バックにより二層分離が生
じたときに、下層を油リッチ層にすることができるかも
しくは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にすることが
できる。したがって、圧縮機の潤滑不良を防ぐことがで
きる。
領域R3で表した範囲内の組成重量比の冷媒を備えてい
る。この領域R3は、点Aと点Eと点Cとを結んだ三角
形領域である。点Aは、前述したように、重量比(HF
C32,HFC125,HFC134a)が(50,50,
0)になっていることを表している。また、点Eは重量
比(HFC32,HFC125,HFC134a)が(5
0,0,50)になっていることを表している。また、
点Cは、重量比(HFC32,HFC125,HFC13
4a)が(100,0,0)になっていることを表して
いる。
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
るように、図5の領域R3は、図1の領域R1に包含さ
れている。したがって、この第3例によれば、第1例と
同様に、HCFC22を使用した場合に比べて冷媒量を
削減することができる。
て冷媒の比重を0.95以下にすることができるから、
冷凍機油として用いる非相溶性油として比重が0.86
のアルキルベンゼン油を使用していても、液バック等に
よって二層分離が生じたときに、下層が油リッチ層にな
るかもしくは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にでき
る。したがって、潤滑不良を防ぐことができる。
油としてアルキルベンゼン油を備えたが、このアルキル
ベンゼン油に替えて、使用冷媒よりも比重が大きなフッ
ソ系油を備えてもよい。このフッソ系油の具体例として
は、図6に示すように、デムナム(登録商標,パーフル
オロポリエーテル)や、6FT‐STEや、RFOH2
を使用してもよい。上記6FT‐STEとは、1,1,1,2
‐テトラフルオロ‐3‐(1′,2′,2′,2′‐テトラフル
オロ‐1′‐トリフルオロメチルエチル)‐2‐トリフル
オロメチル‐4‐トリフルオロメチル‐5‐オキサ‐3‐
トリコセンと、1,1,1,2,2,3,3‐ヘプタフルオロ‐5‐
(1′,2′,2′,2′‐テトラフルオロ‐1′‐トリフルオ
ロメチルエチル)‐4‐トリフルオロメチル‐6‐オキサ
‐4‐テトラコセンとの混合物である。また、上記RH
OH2とは、1,4‐ジクロロメチル‐9,9,10,10,11,11,1
2,12,13,13,14,14,15,15,16,16,17,17,18,18,18‐ヘプ
タデカフルオロ‐3,6‐ジオキサ‐1‐オクタデカノー
ルである。また、さらなるフッソ系油の具体例として
は、上記6FT‐STEを構成する1つの化合物である
1,1,1,2‐テトラフルオロ‐3‐(1′,2′,2′,2′‐テ
トラフルオロ‐1′‐トリフルオロメチルエチル)‐2‐
トリフルオロメチル‐4‐トリフルオロメチル‐5‐オキ
サ‐3‐トリコセンがある。
明の冷凍機は、HFC32とHFC125とHFC13
4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
0である点Aと、HFC32とHFC125とHFC1
34aの重量比が30:0:70である点Bと、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が10
0:0:0である点Cとを結ぶ三角形領域のうち上記点
Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1が表す組成にな
っている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶で
ある冷凍機油を備えている。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。この
冷媒量を削減することができる理由は2つ有る。1番目
の理由は、HFC32はHCFC22に比べて冷凍効果
が大きいことに有る。2番目の理由は、冷凍機油として
相溶性油に比べて溶解度が低い非相溶性油を使用してい
るから、この溶解度が低い分だけ冷媒量を削減できるこ
とに有る。
32とHFC125とHFC134aの組成を表現する
三元系状態図上で、HFC32とHFC125とHFC
134aの重量比が70:30:0である点と、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が55:
0:45である点と、HFC32とHFC125とHF
C134aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ
三角形領域が表す組成になっている冷媒を備えており、
かつ、上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えて
いる。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を5%以上削減することができ
る。しかも、この請求項2の発明の冷媒組成によれば、
冷媒としてHCFC22を使用した場合に比べて、冷媒
量当たりの地球温暖化係数を30%以上減少させること
ができる。
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にすれば、冷凍機油として用いる非相溶性油と
して比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用したと
きに液バック等によって二層分離が生じても、下層が液
冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもしく
は撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。したが
って、潤滑不良を防ぐことができる。
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶なアルキルベンゼン油を冷凍機油として備
えている。
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも比重が大き
な油を上記冷凍機油として備えている。
が生じても、下層が冷凍機油であるから、圧縮機の潤滑
不良が発生し難い。
請求項4に記載の冷凍機において、上記冷凍機油として
フッソ系油を備えている。
請求項5の発明において、上記フッソ系油として6FT
‐STEまたはRFOH2またはデムナムを備えてい
る。また、請求項7の発明の冷凍機は、HFC32とH
FC125とHFC134aの組成を表現する三元系状
態図上で、HFC32とHFC125とHFC134a
の重量比が50:50:0である点と、HFC32とH
FC125とHFC134aの重量比が50:0:50
である点と、HFC32とHFC125とHFC134
aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ三角形領
域が表す組成になっている冷媒を備えており、かつ、上
記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えている。
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にできれば、冷凍機油として用いる非相溶性油
として比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用した
ときに液バック等によって二層分離が生じても、下層が
液冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもし
くは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。した
がって、潤滑不良を防ぐことができる。
の削減を説明するための三元系状態図である。
係数)の低減を説明するための三元系状態図である。
特性図である。
特性図である。
する三元系状態図である。
一覧図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 HFC32とHFC125とHFC13
4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
0である点Aと、HFC32とHFC125とHFC1
34aの重量比が30:0:70である点Bと、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が10
0:0:0である点Cとを結ぶ三角形領域のうち上記点
Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1が表す組成にな
っている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶で
ある冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。 - 【請求項2】 HFC32とHFC125とHFC13
4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
HFC125とHFC134aの重量比が70:30:
0である点と、HFC32とHFC125とHFC13
4aの重量比が55:0:45である点と、HFC32
とHFC125とHFC134aの重量比が100:
0:0である点とを結ぶ三角形領域が表す組成になって
いる冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶である
冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の冷凍機におい
て、 上記冷媒に対して非相溶なアルキルベンゼン油を上記冷
凍機油として備えていることを特徴とする冷凍機。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の冷凍機におい
て、 上記冷媒に対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも
比重が大きな油を上記冷凍機油として備えていることを
特徴とする冷凍機。 - 【請求項5】 請求項4に記載の冷凍機において、 上記冷凍機油としてフッソ系油を備えていることを特徴
とする冷凍機。 - 【請求項6】 請求項5に記載の冷凍機において、 上記フッソ系油として6FT‐STEまたはRFOH2
またはパーフルオロポリエーテルを備えていることを特
徴とする冷凍機。 - 【請求項7】 HFC32とHFC125とHFC13
4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
0である点と、HFC32とHFC125とHFC13
4aの重量比が50:0:50である点と、HFC32
とHFC125とHFC134aの重量比が100:
0:0である点とを結ぶ三角形領域が表す組成になって
いる冷媒を備えており、かつ、上記冷媒に対して非相溶
である冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18128095A JP3612805B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18128095A JP3612805B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0931450A true JPH0931450A (ja) | 1997-02-04 |
JP3612805B2 JP3612805B2 (ja) | 2005-01-19 |
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