JPH0931450A - 冷凍機 - Google Patents

冷凍機

Info

Publication number
JPH0931450A
JPH0931450A JP7181280A JP18128095A JPH0931450A JP H0931450 A JPH0931450 A JP H0931450A JP 7181280 A JP7181280 A JP 7181280A JP 18128095 A JP18128095 A JP 18128095A JP H0931450 A JPH0931450 A JP H0931450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
oil
hfc125
weight ratio
hfc32
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7181280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3612805B2 (ja
Inventor
Koichi Kita
宏一 北
Ryuzaburo Yajima
龍三郎 矢嶋
Shigeji Taira
繁治 平良
Masaya Shigenaga
昌弥 繁永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP18128095A priority Critical patent/JP3612805B2/ja
Publication of JPH0931450A publication Critical patent/JPH0931450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3612805B2 publication Critical patent/JP3612805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/12Inflammable refrigerants

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒充填量を抑えることができ、また、地球
温暖化係数を抑えることができる冷凍機を提供する。 【解決手段】 HFC32とHFC125とHFC13
4aの重量比が70:30:0である点Pと、HFC32
とHFC125とHFC134aの重量比が55:0:4
5である点Qと、HFC32とHFC125とHFC1
34aの重量比が100:0:0である点Cとを結ぶ三角
形領域R2が表す組成になっている冷媒を使用してお
り、かつ、冷凍機油として上記冷媒に対して非相溶であ
るアルキルベンゼン油を使用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷媒量の削減を
実現することができ、地球温暖化係数も減少させること
ができた冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、空調機は長配管化とチャージレス
化とが進行している。これに伴い、冷媒充填量が増加傾
向にある。しかし、冷媒充填量を増やすと、起動時の液
バックによって液圧縮が発生する上に、圧縮機内で冷凍
機油が希釈されるという問題がある。上記液圧縮や冷凍
機油の希釈は、圧縮機の信頼性を低下させる原因にな
る。
【0003】ところで、HCFC22等の塩素を含んで
いる冷媒はオゾンを破壊するので、このHCFC22等
に対する代替候補の冷媒としてHFC系冷媒が用いられ
ている。このHFC系冷媒は、塩素を含んでいないから
オゾン破壊係数が零である。しかし、HFC系の冷媒に
は地球温暖化係数(GWP)がHCFC22よりも大きい
ものがあるから、地球の温暖化を防止するためにも、上
述した冷媒量の増大は望ましくない。
【0004】また、上記HFC系冷媒と一緒に使用され
る冷凍機油のうちで、非相溶性油はキャピラリ詰まりや
油劣化が生じなくて、コンタミ管理,水分管理が容易に
なるというメリットを有する。非相溶性油は、2相分離
する温度が常温域になくて、常温域よりも高い。つま
り、非相溶油は、常温域では2相分離しない。しかし、
この非相溶性油は、非相溶であるがゆえに、圧縮機油溜
まり部に液冷媒が混入したときに、二層分離が発生す
る。この二層分離が起きたときに、R407C冷媒に対
してアルキルベンゼン油を使用した場合のように、冷凍
機油の比重が液冷媒の比重よりも小さいと、圧縮機の摺
動部に液冷媒が供給されて潤滑不良が起こる。したがっ
て、圧縮機の摺動部に液冷媒が供給されないように、冷
媒充填量をできる限り削減することが必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、冷媒充填量を抑えることができ、また、地球温暖
化係数を抑えることができる冷凍機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の冷凍機は、HFC32とHFC1
25とHFC134aの組成を表現する三元系状態図上
で、HFC32とHFC125とHFC134aの重量
比が50:50:0である点Aと、HFC32とHFC
125とHFC134aの重量比が30:0:70であ
る点Bと、HFC32とHFC125とHFC134a
の重量比が100:0:0である点Cとを結ぶ三角形領
域のうち上記点Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1
が表す組成になっている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に
対して非相溶である冷凍機油を備えていることを特徴と
している。
【0007】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。この
冷媒量を削減することができる理由は2つ有る。1番目
の理由は、HFC32はHCFC22に比べて冷凍効果
が大きいことに有る。2番目の理由は、冷凍機油として
相溶性油に比べて溶解度が低い非相溶性油を使用してい
るから、この溶解度が低い分だけ冷媒量を削減できるこ
とに有る。
【0008】また、請求項2の発明の冷凍機は、HFC
32とHFC125とHFC134aの組成を表現する
三元系状態図上で、HFC32とHFC125とHFC
134aの重量比が70:30:0である点と、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が55:
0:45である点と、HFC32とHFC125とHF
C134aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ
三角形領域が表す組成になっている冷媒を備え、かつ、
上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えているこ
とを特徴としている。
【0009】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を5%以上削減することができ
る。しかも、この請求項2の発明の冷媒組成によれば、
冷媒としてHCFC22を使用した場合に比べて、冷媒
量当たりの地球温暖化係数を30%以上減少させること
ができる。
【0010】また、請求項2の発明の冷媒組成によれ
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にすれば、冷凍機油として用いる非相溶性油と
して比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用したと
きに液バック等によって二層分離が生じても、下層が液
冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもしく
は撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。したが
って、潤滑不良を防ぐことができる。
【0011】また、請求項3の発明の冷凍機によれば、
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶なアルキルベンゼン油を冷凍機油として備
えている。
【0012】また、請求項4の発明の冷凍機によれば、
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも比重が大き
な油を上記冷凍機油として備えている。したがって、冷
媒と冷凍機油との二層分離が生じても、下層が冷凍機油
であるから、圧縮機の摺動部に冷媒が供給されず、圧縮
機の潤滑不良が発生し難い。
【0013】また、請求項5の発明の冷凍機によれば、
請求項4に記載の冷凍機において、上記冷凍機油として
フッソ系油を備えている。
【0014】また、請求項6の発明の冷凍機によれば、
請求項5の発明において、上記フッソ系油として6FT
‐STEまたはRFOH2またはパーフルオロポリエー
テルを備えている。また、請求項7の発明の冷凍機は、
HFC32とHFC125とHFC134aの組成を表
現する三元系状態図上で、HFC32とHFC125と
HFC134aの重量比が50:50:0である点と、
HFC32とHFC125とHFC134aの重量比が
50:0:50である点と、HFC32とHFC125
とHFC134aの重量比が100:0:0である点と
を結ぶ三角形領域が表す組成になっている冷媒を備え、
かつ、上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えて
いることを特徴としている。
【0015】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。
【0016】また、請求項7の発明の冷媒組成によれ
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にできれば、冷凍機油として用いる非相溶性油
として比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用した
ときに液バック等によって二層分離が生じても、下層が
液冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもし
くは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。した
がって、潤滑不良を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施形態
例により詳細に説明する。
【0018】〔第1例〕まず、図1を説明する。この図
1は、HFC32とHFC125とHFC134aとの
3種類の冷媒がどのような重量%で混合されているのか
を表す3元系状態図である。すなわち、図1の三角形内
の所定の点から各辺に下ろした垂線の長さが、この垂線
の反対側の頂点に記されている冷媒の重量%の大きさを
表している。また、図1において、2重括弧内に示した
数字(0.9,0.95,1.0,1.1,1.2,1.6)は、所
定の冷凍能力を発揮するのに必要な冷媒量を、HCFC
22単冷媒を使用した場合に必要な冷媒量で正規化した
値である。この2重括弧内数値が添えられている三角形
内の右下がりの直線が上記2重括弧内数値を実現する条
件を満足している。
【0019】この第1例は、HFC32とHFC125
とHFC134aの3種類の冷媒が混合された3成分混
合冷媒を備えている。この3成分混合冷媒は、図1に示
す点Aと点Bと点Cとを結んだ三角形領域のうち上記点
Aと点Bとを結ぶ線分ABを除いた領域R1が表す範囲
内の組成になっている。点AはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が50:50:0であるこ
とを表している。また、点BはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が30:0:70であるこ
とを表している。また、点CはHFC32とHFC12
5とHFC134aの重量比が100:0:0であるこ
とを表している。
【0020】また、この第1例では、冷凍機油として上
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
【0021】この第1例は、冷媒としてHCFC22に
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
【0022】また、図1の領域R1を参照すれば分かる
ように、この第1例の冷媒組成と重量比は図1の領域R
1にあるから、HCFC22を使用した場合に比べて冷
媒重量を削減することができる。この冷媒量を削減する
ことができる1番目の理由は、HFC32はHCFC2
2に比べて冷凍効果が大きいことに有る。また、2番目
の理由は、冷凍機油として相溶性油に比べて溶解度が低
い非相溶性油を使用しているから、図3に示すように、
同じ圧力(20kgf/cm2)でも、溶解度が低い分だけ冷凍
機油に溶け込む冷媒量が減るからである。
【0023】より具体的には、たとえば図1に示す三角
形の左辺上の点Pは、重量比(HFC32,HFC12
5,HFC134a)が(70,30,0)になっている
ことを表している。この点Pが表す冷媒を使用すれば、
2重括弧《》内の数値0.95が示しているように、H
CFC22単冷媒を使用した場合に比べて、冷凍能力を
低下させることなく冷媒重量を5%削減することができ
る。ただし、この削減率は、図4に示すように、冷凍機
がルームエアコンの場合の方が、冷凍機がパッケージエ
アコンの場合よりも大きい。その理由は、ルームエアコ
ンの方が、パッケージエアコンよりも(冷媒/油)充填量
比が小さくて、非相溶性油の非相溶である性質が大きな
効果を発揮するからである。
【0024】このように、この第1例によれば、従来に
比べて冷媒量を削減できるから、長配管化およびチャー
ジレス化したときの冷媒量の増加を抑制でき、起動時の
液圧縮や冷凍機油の希釈を防止できる。したがって、圧
縮機の信頼性低下を防いで、圧縮性能の信頼性を向上さ
せることができる。
【0025】尚、図1において、点Cで示すように、H
FC単成分の冷媒を使用した場合には、HCFC単成分
の冷媒を使用した場合に比べて、冷媒重量を10パーセ
ントだけ削減することができる。
【0026】〔第2例〕この第2例の冷凍機は、図1に
領域R2で表した範囲内の組成重量比の冷媒を備えてい
る。この領域R2は、点Pと点Qと点Cとを結んだ三角
形領域である。点Pは、前述したように、重量比(HF
C32,HFC125,HFC134a)が(70,3
0,0)になっていることを表している。また、点Q
は、重量比(HFC32,HFC125,HFC134
a)が(55,0,45)になっていることを表してい
る。また、点Cは、重量比(HFC32,HFC125,
HFC134a)が(100,0,0)になっていること
を表している。
【0027】また、この第2例では、冷凍機油として上
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
【0028】この第2例は、冷媒としてHCFC22に
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
【0029】また、図1の領域R2を参照すれば分かる
ように、この第2例の冷媒組成と重量比は図1の領域R
2にあるから、HCFC22を使用した場合に比べて冷
媒量を5%以上削減することができる。
【0030】より具体的には、たとえば図1に示す三角
形の右辺上の点Qは、重量比(HFC32,HFC12
5,HFC134a)が(55,0,45)になっているこ
とを表している。この点Qが表す冷媒を使用すれば、2
重括弧《》内の数値0.95が示しているように、HC
FC22単冷媒を使用した場合に比べて、冷凍能力を低
下させることなく冷媒重量を5%削減することができ
る。このように、この第2例によれば、従来に比べて冷
媒量を削減でき、長配管化およびチャージレス化したと
きの冷媒量の増加を抑制でき、起動時の液圧縮や冷媒寝
込みによる冷凍機油の希釈を防止できる。したがって、
圧縮機の信頼性低下を防いで、圧縮性能の信頼性を向上
させることができる。
【0031】しかも、この点Qが表している冷媒を使用
すれば、HCFC22単冷媒を使用した場合に比べて、
地球温暖化係数を小さくすることができる。このこと
を、図2に示す。この図2では、図2に示した各組成の
冷媒の(冷媒重量×地球温暖化係数)の値をHCFC2
2使用時の(冷媒重量×地球温暖化係数)の値で除した
値が2重括弧《》内に記載されている。図2を見れば分
かるように、上記点Qが表している冷媒を使用すれば、
HCFC22を使用した場合に比べて、(冷媒重量×地
球温暖化係数)の値を2分の1にすることができる。す
なわち、冷媒重量当たりの地球温暖化係数を、HCFC
22を使用した場合に比べて、50%減少させることが
できる。
【0032】尚、図2において、点Zは、重量比(HF
C32,HFC125,HFC134a)が(60,40,
0)になっていることを表している。そして、この点Z
と点Yとを結ぶ線分ZY上の点が表している冷媒組成で
あれば、《》内に記した値が1.0であるから、(冷媒重
量×地球温暖化係数)の値が、HFCF22を使用した
場合と同じになる。そして、上述の点Qから上記線分Z
Yに平行に延びており三角形左辺上の点Wに達している
線分QW上の点が表している冷媒組成であれば、《》内
に記した値が0.5であるから、(冷媒重量×地球温暖化
係数)の値は、HFCF22を使用した場合に比べて2
分の1になる。
【0033】また、この第2例は、上記したように、図
1の領域R2の冷媒を使用しているから、図5を参照す
れば分かるように、50℃の液冷媒の比重が0.95以
下になる(図5の三角形内に描かれている左下に向かっ
てカーブしている曲線に添えるようにして記載されてい
る2重括弧《》内の数値が50℃での液冷媒の比重を示
している。)。そして、液冷媒の比重が0.95以下で
あれば、比重が0.86のアルキルベンゼン油を冷凍機
油として使用していても、液バックにより二層分離が生
じたときに、下層を油リッチ層にすることができるかも
しくは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にすることが
できる。したがって、圧縮機の潤滑不良を防ぐことがで
きる。
【0034】〔第3例〕この第3例の冷凍機は、図5に
領域R3で表した範囲内の組成重量比の冷媒を備えてい
る。この領域R3は、点Aと点Eと点Cとを結んだ三角
形領域である。点Aは、前述したように、重量比(HF
C32,HFC125,HFC134a)が(50,50,
0)になっていることを表している。また、点Eは重量
比(HFC32,HFC125,HFC134a)が(5
0,0,50)になっていることを表している。また、
点Cは、重量比(HFC32,HFC125,HFC13
4a)が(100,0,0)になっていることを表して
いる。
【0035】また、この第3例では、冷凍機油として上
記冷媒に対して非相溶であるアルキルベンゼン油を備え
ている。
【0036】この第3例は、冷媒としてHCFC22に
替えてHFC系冷媒を使用しているから、オゾン破壊係
数を零にすることができる。
【0037】また、図5と図1とを対比参照すれば分か
るように、図5の領域R3は、図1の領域R1に包含さ
れている。したがって、この第3例によれば、第1例と
同様に、HCFC22を使用した場合に比べて冷媒量を
削減することができる。
【0038】また、この第3例によれば、50℃におい
て冷媒の比重を0.95以下にすることができるから、
冷凍機油として用いる非相溶性油として比重が0.86
のアルキルベンゼン油を使用していても、液バック等に
よって二層分離が生じたときに、下層が油リッチ層にな
るかもしくは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にでき
る。したがって、潤滑不良を防ぐことができる。
【0039】なお、上記第1,第2,第3例では、冷凍機
油としてアルキルベンゼン油を備えたが、このアルキル
ベンゼン油に替えて、使用冷媒よりも比重が大きなフッ
ソ系油を備えてもよい。このフッソ系油の具体例として
は、図6に示すように、デムナム(登録商標,パーフル
オロポリエーテル)や、6FT‐STEや、RFOH2
を使用してもよい。上記6FT‐STEとは、1,1,1,2
‐テトラフルオロ‐3‐(1′,2′,2′,2′‐テトラフル
オロ‐1′‐トリフルオロメチルエチル)‐2‐トリフル
オロメチル‐4‐トリフルオロメチル‐5‐オキサ‐3‐
トリコセンと、1,1,1,2,2,3,3‐ヘプタフルオロ‐5‐
(1′,2′,2′,2′‐テトラフルオロ‐1′‐トリフルオ
ロメチルエチル)‐4‐トリフルオロメチル‐6‐オキサ
‐4‐テトラコセンとの混合物である。また、上記RH
OH2とは、1,4‐ジクロロメチル‐9,9,10,10,11,11,1
2,12,13,13,14,14,15,15,16,16,17,17,18,18,18‐ヘプ
タデカフルオロ‐3,6‐ジオキサ‐1‐オクタデカノー
ルである。また、さらなるフッソ系油の具体例として
は、上記6FT‐STEを構成する1つの化合物である
1,1,1,2‐テトラフルオロ‐3‐(1′,2′,2′,2′‐テ
トラフルオロ‐1′‐トリフルオロメチルエチル)‐2‐
トリフルオロメチル‐4‐トリフルオロメチル‐5‐オキ
サ‐3‐トリコセンがある。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の冷凍機は、HFC32とHFC125とHFC13
4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
0である点Aと、HFC32とHFC125とHFC1
34aの重量比が30:0:70である点Bと、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が10
0:0:0である点Cとを結ぶ三角形領域のうち上記点
Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1が表す組成にな
っている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶で
ある冷凍機油を備えている。
【0041】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。この
冷媒量を削減することができる理由は2つ有る。1番目
の理由は、HFC32はHCFC22に比べて冷凍効果
が大きいことに有る。2番目の理由は、冷凍機油として
相溶性油に比べて溶解度が低い非相溶性油を使用してい
るから、この溶解度が低い分だけ冷媒量を削減できるこ
とに有る。
【0042】また、請求項2の発明の冷凍機は、HFC
32とHFC125とHFC134aの組成を表現する
三元系状態図上で、HFC32とHFC125とHFC
134aの重量比が70:30:0である点と、HFC
32とHFC125とHFC134aの重量比が55:
0:45である点と、HFC32とHFC125とHF
C134aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ
三角形領域が表す組成になっている冷媒を備えており、
かつ、上記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えて
いる。
【0043】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を5%以上削減することができ
る。しかも、この請求項2の発明の冷媒組成によれば、
冷媒としてHCFC22を使用した場合に比べて、冷媒
量当たりの地球温暖化係数を30%以上減少させること
ができる。
【0044】また、請求項2の発明の冷媒組成によれ
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にすれば、冷凍機油として用いる非相溶性油と
して比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用したと
きに液バック等によって二層分離が生じても、下層が液
冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもしく
は撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。したが
って、潤滑不良を防ぐことができる。
【0045】また、請求項3の発明の冷凍機によれば、
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶なアルキルベンゼン油を冷凍機油として備
えている。
【0046】また、請求項4の発明の冷凍機によれば、
請求項1または2に記載の冷凍機において、上記冷媒に
対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも比重が大き
な油を上記冷凍機油として備えている。
【0047】したがって、冷媒と冷凍機油との二層分離
が生じても、下層が冷凍機油であるから、圧縮機の潤滑
不良が発生し難い。
【0048】また、請求項5の発明の冷凍機によれば、
請求項4に記載の冷凍機において、上記冷凍機油として
フッソ系油を備えている。
【0049】また、請求項6の発明の冷凍機によれば、
請求項5の発明において、上記フッソ系油として6FT
‐STEまたはRFOH2またはデムナムを備えてい
る。また、請求項7の発明の冷凍機は、HFC32とH
FC125とHFC134aの組成を表現する三元系状
態図上で、HFC32とHFC125とHFC134a
の重量比が50:50:0である点と、HFC32とH
FC125とHFC134aの重量比が50:0:50
である点と、HFC32とHFC125とHFC134
aの重量比が100:0:0である点とを結ぶ三角形領
域が表す組成になっている冷媒を備えており、かつ、上
記冷媒に対して非相溶である冷凍機油を備えている。
【0050】このような組成と重量比にすれば、冷媒と
してHCFC22を使用した場合と異なり、オゾン破壊
係数を零にすることができる上に、HCFC22を使用
した場合に比べて冷媒量を削減することができる。
【0051】また、請求項7の発明の冷媒組成によれ
ば、冷媒の比重が0.95以下になる。冷媒の比重を0.
95以下にできれば、冷凍機油として用いる非相溶性油
として比重が0.86のアルキルベンゼン油を使用した
ときに液バック等によって二層分離が生じても、下層が
液冷媒リッチ層にならず下層が油リッチ層になるかもし
くは撹拌によって冷媒と油とを混合状態にできる。した
がって、潤滑不良を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の冷凍機の実施形態例による冷媒量
の削減を説明するための三元系状態図である。
【図2】 上記実施形態例による(冷媒量×地球温暖化
係数)の低減を説明するための三元系状態図である。
【図3】 相溶性油と非相溶性油との溶解度を比較した
特性図である。
【図4】 非相溶性油による冷媒量の削減率を説明する
特性図である。
【図5】 上記実施形態例による液冷媒比重分布を説明
する三元系状態図である。
【図6】 冷凍機油としての各非相溶性油の比重を示す
一覧図である。
【符号の説明】
R1,R2,R3…領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平良 繁治 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 繁永 昌弥 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HFC32とHFC125とHFC13
    4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
    HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
    0である点Aと、HFC32とHFC125とHFC1
    34aの重量比が30:0:70である点Bと、HFC
    32とHFC125とHFC134aの重量比が10
    0:0:0である点Cとを結ぶ三角形領域のうち上記点
    Aと点Bとを結ぶ線分を除いた領域R1が表す組成にな
    っている冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶で
    ある冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。
  2. 【請求項2】 HFC32とHFC125とHFC13
    4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
    HFC125とHFC134aの重量比が70:30:
    0である点と、HFC32とHFC125とHFC13
    4aの重量比が55:0:45である点と、HFC32
    とHFC125とHFC134aの重量比が100:
    0:0である点とを結ぶ三角形領域が表す組成になって
    いる冷媒を備え、かつ、上記冷媒に対して非相溶である
    冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の冷凍機におい
    て、 上記冷媒に対して非相溶なアルキルベンゼン油を上記冷
    凍機油として備えていることを特徴とする冷凍機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の冷凍機におい
    て、 上記冷媒に対して非相溶であり、かつ、上記冷媒よりも
    比重が大きな油を上記冷凍機油として備えていることを
    特徴とする冷凍機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の冷凍機において、 上記冷凍機油としてフッソ系油を備えていることを特徴
    とする冷凍機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の冷凍機において、 上記フッソ系油として6FT‐STEまたはRFOH2
    またはパーフルオロポリエーテルを備えていることを特
    徴とする冷凍機。
  7. 【請求項7】 HFC32とHFC125とHFC13
    4aの組成を表現する三元系状態図上で、HFC32と
    HFC125とHFC134aの重量比が50:50:
    0である点と、HFC32とHFC125とHFC13
    4aの重量比が50:0:50である点と、HFC32
    とHFC125とHFC134aの重量比が100:
    0:0である点とを結ぶ三角形領域が表す組成になって
    いる冷媒を備えており、かつ、上記冷媒に対して非相溶
    である冷凍機油を備えていることを特徴とする冷凍機。
JP18128095A 1995-07-18 1995-07-18 冷凍機 Expired - Lifetime JP3612805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18128095A JP3612805B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18128095A JP3612805B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0931450A true JPH0931450A (ja) 1997-02-04
JP3612805B2 JP3612805B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=16097937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18128095A Expired - Lifetime JP3612805B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3612805B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029490A1 (en) * 1999-10-18 2001-04-26 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating device
WO2002023100A1 (en) * 2000-09-11 2002-03-21 Daikin Industries, Ltd. Multiple refrigerating device
EP1243877A4 (en) * 1999-12-28 2005-04-13 Daikin Ind Ltd REFRIGERATING DEVICE
JP2009523859A (ja) * 2006-01-13 2009-06-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー パーフルオロポリエーテルを含有する冷媒添加剤組成物
KR101104108B1 (ko) * 2009-10-21 2012-01-12 인하대학교 산학협력단 R22 대체를 위한 R32와 R134a로 구성된 혼합냉매
WO2013146208A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 東芝キヤリア株式会社 冷凍サイクル装置
JP2016044856A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機
JP2016056340A (ja) * 2014-02-20 2016-04-21 旭硝子株式会社 熱サイクルシステム用組成物および熱サイクルシステム
EP1243876B1 (en) * 1999-12-28 2017-10-11 Daikin Industries, Ltd. Method of setting a pipe diameter of a refrigerating device
WO2017199516A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JPWO2022079763A1 (ja) * 2020-10-12 2022-04-21

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1223389A4 (en) * 1999-10-18 2005-05-25 Daikin Ind Ltd COOLING DEVICE
JP2001194016A (ja) * 1999-10-18 2001-07-17 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
WO2001029490A1 (en) * 1999-10-18 2001-04-26 Daikin Industries, Ltd. Refrigerating device
US6591631B1 (en) 1999-10-18 2003-07-15 Daiken Industries, Ltd. Refrigerating device
EP1243876B1 (en) * 1999-12-28 2017-10-11 Daikin Industries, Ltd. Method of setting a pipe diameter of a refrigerating device
EP1243877A4 (en) * 1999-12-28 2005-04-13 Daikin Ind Ltd REFRIGERATING DEVICE
US7021069B2 (en) 2000-09-11 2006-04-04 Daikin Industries, Ltd. Multiple refrigerating device
EP1326057A4 (en) * 2000-09-11 2005-06-08 Daikin Ind Ltd MULTIPLE REFRIGERATION DEVICE
JP2002089978A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Daikin Ind Ltd ペア型の冷凍装置およびマルチ型の冷凍装置
WO2002023100A1 (en) * 2000-09-11 2002-03-21 Daikin Industries, Ltd. Multiple refrigerating device
JP2009523859A (ja) * 2006-01-13 2009-06-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー パーフルオロポリエーテルを含有する冷媒添加剤組成物
KR101104108B1 (ko) * 2009-10-21 2012-01-12 인하대학교 산학협력단 R22 대체를 위한 R32와 R134a로 구성된 혼합냉매
WO2013146208A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 東芝キヤリア株式会社 冷凍サイクル装置
JP2016056340A (ja) * 2014-02-20 2016-04-21 旭硝子株式会社 熱サイクルシステム用組成物および熱サイクルシステム
JP2016044856A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機
WO2017199516A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JP6271102B1 (ja) * 2016-05-17 2018-01-31 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JPWO2022079763A1 (ja) * 2020-10-12 2022-04-21
WO2022079763A1 (ja) * 2020-10-12 2022-04-21 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置、空気調和機、及び熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3612805B2 (ja) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234310B2 (en) Very low temperature refrigeration system having a scroll compressor with liquid injection
US11345840B2 (en) Refrigerant with lubricating oil for replacement of R22 refrigerant
JPH0931450A (ja) 冷凍機
US5702632A (en) Non-CFC refrigerant mixture
WO2014134821A1 (en) Low gwp heat transfer compositions including co2
US5062985A (en) Refrigerant composition containing dichloromonofluoromethane
WO1999020718A1 (fr) Huile de lubrification pour refrigerateur a compression et refrigerateur ou conditionneur d'air utilisant cette huile
WO1997024415A1 (en) Refrigerating machine oil and refrigerator using same
JP3571296B2 (ja) 超低温用冷媒
JPH0925480A (ja) 作動流体
JPH10130685A (ja) 冷凍装置
JPH06220430A (ja) 冷媒組成物
JPH0959611A (ja) 冷媒組成物
JP4874466B2 (ja) 密閉型圧縮機
KR19990053764A (ko) 냉동/공기조화기용 혼합냉매 조성물
JPH07208819A (ja) 冷媒循環システム
JP2001181660A (ja) 作動流体および冷凍装置
WO2006071965A2 (en) Refrigerant for low temperature applications
JPH08210712A (ja) 冷凍装置
JP2803625B2 (ja) 冷媒圧縮機及び冷蔵庫及び冷凍空調装置
WO2007102815A1 (en) Replacement refrigerant for r22-based refrigeration systems
JPH09208941A (ja) 作動流体
JP2000044938A (ja) 空気調和機用作動媒体組成物及び該組成物を用いた空気調和機
JPH05117682A (ja) 圧縮式冷凍システムの潤滑方法
KR19990053763A (ko) 냉동/공기조화기용 혼합냉매 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041018

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term