JPH09313780A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH09313780A
JPH09313780A JP8132099A JP13209996A JPH09313780A JP H09313780 A JPH09313780 A JP H09313780A JP 8132099 A JP8132099 A JP 8132099A JP 13209996 A JP13209996 A JP 13209996A JP H09313780 A JPH09313780 A JP H09313780A
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JP
Japan
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tub
tank
washing machine
washing
fine particles
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Application number
JP8132099A
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English (en)
Inventor
Kenji Sato
憲司 佐藤
Tadanori Domoto
忠憲 道本
Mitsuo Iimura
満男 飯村
Eiji Takahata
栄治 高畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内槽と外槽からなる二重槽を備えた洗濯機に
おいて、内槽の外側面及び外槽の内側面等に付着した汚
れや石鹸成分等の有機物によるカビの発生を防止できる
洗濯機を提供する。 【解決手段】 一槽タイプの洗濯機において、洗濯兼脱
水槽12及び貯水兼排水槽11のそれぞれを、厚さ1m
mのステンレス製の槽本体のサンドブラスト処理によっ
てその平均表面粗度(Rz)が12μmにされた内側面
と外側面に、厚み7μmのプライマー層を形成し、この
プライマー層上に粒径0.02μmのアナターゼ型光触
媒酸化チタン微粒子を含むPTFE層を形成してなるも
のにし、貯水兼排水槽11の上端の洗濯兼脱水槽12側
に折り返された部分の内面側に紫外光(波長310〜4
00nm)を発する円環状のブラックライト13を設置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関し、特に
洗濯槽とは別に脱水槽である内槽が排水槽である外槽の
内部空間内に収容された二重槽を有する二槽タイプの洗
濯機、または洗濯槽と脱水槽を兼ねる内槽が貯水槽と排
水槽を兼ねる外槽の内部空間内に収容された二重槽を有
する一槽タイプの洗濯機であって、前記外槽及び内槽の
表面にカビが発生するのを防止する防カビ機能を有する
洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に使用されている洗濯機と
しては、洗濯槽と脱水槽が分かれた二槽タイプと、洗濯
槽と脱水槽を1つの槽で兼用した一槽タイプとがある。
一槽タイプは衣類等の洗濯物の洗濯作業から脱水作業ま
でを機械が自動的に行う、所謂、全自動洗濯機で主に使
用されている。通常、一槽タイプの洗濯機では洗濯槽と
脱水槽を兼ねる洗濯兼脱水槽である内槽が、貯水槽と排
水槽を兼ねる貯水兼排水槽である外槽の内部空間内に配
置されており、洗濯兼脱水槽に洗濯物が投入されると貯
水兼排水槽に水が溜められてこの状態で洗濯作業が行わ
れ、洗濯作業の終了後、貯水兼排水槽から水が排水され
た状態で脱水作業が行われるようになっている。かかる
一槽タイプの洗濯機では洗濯作業時は、洗濯兼脱水槽は
回転せず、洗濯兼脱水槽内の底部に設けられたスクリュ
ー部材が回転することにより、貯水兼排水槽内(洗濯兼
脱水槽内)に溜められた水が渦巻き状の流れを作って洗
濯作業がなされるようになっており、脱水作業時は洗濯
兼脱水槽そのものが回転して洗濯兼脱水槽内に収容され
ている衣類等の洗濯物に含まれた水分を洗濯兼脱水槽の
壁に形成された穴から洗濯兼脱水槽の周りに飛散させ、
この飛散した水を貯水兼排水槽が受け、外部に排水する
ようになっている。一方、二槽タイプの洗濯機では、洗
濯槽と脱水槽が個別に設けられており、洗濯槽に水が溜
められて洗濯作業が行われた後、人間が洗濯槽から洗濯
物を脱水槽に移し、脱水槽で前記と同様の脱水作業が行
われる。かかる二槽タイプの洗濯機では、脱水作業によ
って脱水槽の壁面の穴から脱水槽の周りに飛散する水を
受けて排水するために脱水槽が排水槽である外槽の内部
空間に配置されている。
【0003】なお、洗濯作業は、洗剤を含む水の渦巻き
状の流れによって洗濯槽内に収容された衣類等の洗濯物
から汚れを洗い出す洗い出し作業と、かかる洗い出し作
業の後に洗剤を含む水を洗剤を含まない水に交換し、こ
の洗剤を含まない水の渦巻き状の流れにより衣類等の洗
濯物から洗剤成分を濯ぎ出す濯ぎ作業とからなり、一槽
タイプの洗濯機では、一般に、衣類等の洗濯物から洗剤
成分がより速く除去されるように、洗い出し作業と濯ぎ
作業の間で脱水作業が行われるようになっている。二槽
タイプの洗濯機においても、前記と同様の目的で、洗い
出し作業後、人間が洗濯槽から衣類等の洗濯物を脱水槽
に移して脱水作業を行ってから、再度人間が洗濯槽に洗
濯物を戻して濯ぎ作業を行うことがある。
【0004】一般に、洗濯機の前記各槽(一槽タイプの
洗濯機における洗濯兼脱水槽及び貯水兼排水槽、二槽タ
イプの洗濯機における洗濯槽、脱水槽及び排水槽)は、
ABS樹脂などの硬質のプラスチックやステンレスなど
の金属でできている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一槽タイプ
の洗濯機における洗濯兼脱水槽の周辺部である洗濯兼脱
水槽の外側面と貯水兼排水槽の内側面との間の空間や、
二槽タイプの洗濯機における脱水槽の周辺部である脱水
槽の外側面と排水槽の内側面との間の空間には、安全性
を考慮して人間の手が入りにくくなっており、一槽タイ
プの洗濯機では貯水兼排水槽の内側面及び洗濯兼脱水槽
の外側面を容易に洗浄することができず、二槽タイプの
洗濯機では排水槽の内側面及び脱水槽の外側面を容易に
洗浄することができない。このため、洗濯機を長期間使
用するとこれらの面に衣類等から洗い出された汚れや汚
れを含んだ石鹸成分が残留して付着し、洗濯兼脱水槽
(脱水槽)の外側周辺の空間が常に湿った雰囲気にある
ことからカビを発生することがある。そして、カビが発
生すると悪臭を発したり、きれいに洗ったはずの衣類に
カビによる黒っぽい汚れが付着するといった不具合を生
じる。このような洗濯兼脱水槽(脱水槽)の外側面及び
貯水兼排水槽(排水槽)の内側面に発生したカビを除去
するためには、洗濯機を分解する必要があり、専門の業
者に依託するしか手立てがなかった。
【0006】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たものであり、二重槽を備えた洗濯機において、少なく
とも内槽の外側面及び外槽の内側面に付着した汚れや石
鹸成分等の有機物によるカビの発生を防止できる洗濯機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機は、少なくとも排水槽として機能す
る外槽の内部空間内に少なくとも脱水槽として機能する
内槽を設けてなる二重槽を備えた洗濯機において、前記
外槽の内側面及び前記内槽の外側面を波長400nm以
下の光の照射により活性化して有機物を分解する光触媒
微粒子を含有するフッ素樹脂層で被覆するとともに、少
なくとも前記外槽の内側面と前記内槽の外側面との間の
空間内に波長400nm以下の光を発する光源を設けた
ことを特徴とする。このような構成により、内槽の外側
面及び外槽の内側面を被覆する光触媒微粒子を含有する
フッ素樹脂層の表面には、フッ素樹脂が有する非粘着性
及び撥水性によって洗濯物から洗い出された汚れや石鹸
成分等の有機物が付着しにくく、しかも、たとえ付着し
たとしても、当該表面に露出している光触媒微粒子に波
長400nm以下の光を発する光源からの光が照射され
ることによって生ずる光触媒反応の強い酸化力によって
付着した有機物が分解されることとなる。従って、内槽
の外側面及び外槽の内側面へのカビの発生が防止され、
悪臭や衣類等の洗濯物が黒く汚れるといった不具合を解
消することができる。
【0008】前記本発明の洗濯機においては、内槽の内
側面が更に光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層で被覆
されているのが好ましい。このような構成により、洗濯
作業及び脱水作業を含む一連の洗濯に要する作業が終了
した後、内槽の開口に対向して設けられている内槽の開
口を覆う洗濯機の蓋材を開放しておくと、室内灯の光
(通常、波長400nm以下の光を含んでいる。)が、
内槽の内側面となった光触媒微粒子を含有するフッ素樹
脂層の表面に照射されて、光触媒反応が起こるので、内
槽の内側面においてもある程度の防カビ効果を得ること
ができる。
【0009】また前記本発明の洗濯機においては、内槽
の開口に対向して設けられた蓋材の前記内槽の開口側表
面に波長400nm以下の光を発する光源が更に設置さ
れているのが好ましい。このような構成により、内槽の
内側面に波長400nm以下の光を発する光源からの光
が照射されることにより、内槽の内側面にも優れた防カ
ビ効果が得られる。
【0010】また前記本発明の洗濯機においては、外槽
の内側面及び内槽の外側面を、または、外槽の内側面、
内槽の内側面、及び内槽の外側面を粗面化し、かつプラ
イマー層で覆い、前記プライマー層上に光触媒微粒子を
含有するフッ素樹脂層を形成するのが好ましい。このよ
うな構成により、外槽の内側面及び内槽の外側面の粗面
化(外槽の内側面、内槽の内側面、及び内槽の外側面の
粗面化)と、プライマー層を設けたこととの相乗作用に
より、外槽の内側面及び内槽の外側面(外槽の内側面、
内槽の内側面、及び内槽の外側面)への光触媒微粒子を
含有するフッ素樹脂層の接着力が高くなり、洗濯機の信
頼性が向上する。
【0011】また前記本発明の洗濯機においては、プラ
イマー層と光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層との間
にフッ素樹脂層が設けられているのが好ましい。このよ
うな構成により、光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層
のプライマー層への結合力が高くなり、その結果、外槽
の内側面及び内槽の外側面への光触媒微粒子を含有する
フッ素樹脂層の接着力が一層高くなり、洗濯機の信頼性
がより一層向上する。
【0012】また前記本発明の洗濯機においては、光触
媒微粒子を含有するフッ素樹脂層が非多孔性であるのが
好ましい。このような構成により、フッ素樹脂層表面と
洗濯物からの汚れや石鹸成分等の有機物との接触面積が
小さくなり、フッ素樹脂層表面への有機物の付着がより
起こりにくくなる。ここで、「非多孔性」とは、層内に
孔が実質的に存在せず(孔が存在したとしても層全体で
の気孔率が1%以下の極微量)、層を構成する光触媒微
粒子及びフッ素樹脂が緻密に詰まった状態である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、前記従来技術で説明し
た洗濯槽と脱水槽が分かれた二槽タイプの洗濯機にも、
洗濯槽と脱水槽を1つの槽(洗濯兼脱水槽)で兼用した
一槽タイプの洗濯機にも使用できる。
【0014】すなわち、二槽タイプの洗濯機では、すく
なくとも二重槽の内槽である脱水槽の外側面と、外槽で
ある排水槽の内側面を、光触媒微粒子を含有するフッ素
樹脂層で被覆し、内槽である脱水槽の外側面と外槽であ
る排水槽の内側面との間の空間内にブラックライト等の
波長400nm以下の光を発する光源を設置する。そし
て、脱水作業が複数回(一般に2〜5回)行われた後、
または、脱水作業が1回終了する度毎に光源を所定時間
点灯させることにより、脱水槽の実質的な外側面となっ
た光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層の表面と、排水
槽の実質的な内側面となった光触媒微粒子を含有するフ
ッ素樹脂層の表面とに付着している衣類等の洗濯物から
洗い出された汚れや石鹸成分等の有機物が分解され、脱
水槽の外側面及び排水槽の内側面が清浄化される。
【0015】一方、一槽タイプの洗濯機では少なくとも
洗濯兼脱水槽の外側面と洗濯兼脱水槽をその内部空間に
収容する貯水兼排水槽の内側面を光触媒微粒子を含有す
るフッ素樹脂層で被覆し、洗濯兼脱水槽の外側面と貯水
兼排水槽の内側面との間の空間内にブラックライト等の
波長400nm以下の光を発する光源を設置する。そし
て、洗濯作業と脱水作業とからなる一連の洗濯作業が所
定の複数回(一般に2〜5回)行われた後、または、一
連の洗濯作業が1回終了する度毎に光源を所定時間点灯
させることにより、洗濯兼脱水槽の実質的な外側面とな
った光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層の表面と、貯
水兼排水槽の実質的な内側面になった光触媒微粒子を含
有するフッ素樹脂層の表面とに付着した衣類等の洗濯物
から洗い出された汚れや石鹸成分等の有機物が分解さ
れ、洗濯兼脱水槽の外側面及び貯水兼排水槽の内側面が
清浄化される。
【0016】前記において、脱水作業が終了する度毎に
光源を所定時間点灯させると、常に外槽の内側面及び内
槽の外側面が清浄化された状態で洗濯を行うことができ
るので、洗濯物を極めて清潔な状態に洗濯することがで
きる。
【0017】なお、一槽タイプの洗濯機における洗濯兼
脱水槽の内側面及び二槽タイプの洗濯機における洗濯槽
及び脱水槽の内側面は、人間の手作業でさほど困難を伴
うことなく洗浄することができるが、これらの槽(洗濯
兼脱水槽、洗濯槽、脱水槽)の内側面を光触媒微粒子を
含有するフッ素樹脂層で被覆しておくことにより、洗濯
作業または脱水作業の終了後、槽の開口を覆う洗濯機の
蓋材を空けておくと、室内灯の光(通常、波長400n
m以下の光を含んでいる。)が槽(洗濯兼脱水槽、洗濯
槽、脱水槽)の実質的な内側面となった光触媒微粒子を
含有するフッ素樹脂層の表面に照射されて光触媒反応が
起こるので、槽(洗濯兼脱水槽、洗濯槽、脱水槽)の内
側面についてもある程度の防カビ効果を得ることができ
る。また、槽の開口に対向して設けられ、槽の開口を覆
う洗濯機の蓋材の二重槽の開口側の表面に更にブラック
ライト等の波長400nm以下の光を発する光源を設置
し、この光源を前記の二重槽の内槽の外側面と外槽の内
側面との間の空間内に設置した光源の点灯時に同時に点
灯させることにより、槽(洗濯兼脱水槽、洗濯槽、脱水
槽)の内側面についても優れた防カビ効果を得ることが
できる。
【0018】図1(a)〜図1(f)は本発明の洗濯機
における二重槽(内槽及び外槽)に使用される槽の構成
を示した断面図である。図1(a)〜図1(c)の槽
は、硬質プラスチックやステンレスからなる槽本体1の
一方側の表面(内側面または外側面)が400nm以下
の光の照射により活性化して有機物を分解する光触媒微
粒子を含むフッ素樹脂層で被覆されたもので、図1
(a)は槽本体1の一方側の表面(内側面または外側
面)が直接光触媒微粒子を含むフッ素樹脂層4で被覆さ
れたものであり、図1(b)は槽本体1の一方側の表面
(内側面または外側面)がプライマー層2を介して光触
媒微粒子を含むフッ素樹脂層4で被覆されたものであ
り、図1(c)は槽本体1の一方側の表面(内側面また
は外側面)がプライマー層2及びフッ素樹脂層3を介し
て光触媒微粒子を含むフッ素樹脂層4で被覆されたもの
である。これらの槽は槽の外側面に光触媒微粒子を含む
フッ素樹脂層4を設けたものが内槽(洗濯兼脱水槽、脱
水槽)として使用され、槽の内側面に光触媒微粒子を含
むフッ素樹脂層4を設けたものが外槽(貯水兼排水槽、
排水槽)として使用される。一方、図1(d)〜図1
(f)の槽は、硬質プラスチックやステンレスからなる
槽本体1の両側の表面(内側面及び外側面)が400n
m以下の光の照射により活性化して有機物を分解する光
触媒微粒子を含むフッ素樹脂層で被覆されたもので、図
1(d)は槽本体1の両側の表面(内側面及び外側面)
が直接光触媒微粒子を含むフッ素樹脂層4で被覆された
ものであり、図1(b)は槽本体1の両側の表面(内側
面及び外側面)がプライマー層2を介して光触媒微粒子
を含むフッ素樹脂層4で被覆されたものであり、図1
(c)は槽本体1の両側の表面(内側面及び外側面)が
プライマー層2及びフッ素樹脂層3を介して光触媒微粒
子を含むフッ素樹脂層4で被覆されたものである。これ
らの槽は内槽(洗濯兼脱水槽、脱水槽)として使用され
る。
【0019】硬質プラスチックやステンレスからなる槽
本体1の厚みは一般に1〜5mmである。また、かかる
硬質プラスチックやステンレスの表面はこれの上に形成
される層(プライマー層2、光触媒微粒子を含むフッ素
樹脂層4)との接着力を高めるためにサンドブラスト処
理等によって粗面化しておくのが好ましく、JIS−B
0601の測定法による平均表面粗度(Rz)で一般に
1〜10μm、好ましくは3〜7μmにするのがよい。
また、ステンレスからなる場合、槽本体を400℃以上
の温度で焼成して、吸蔵ガスや有機不純物を除去するの
が好ましい。
【0020】フッ素樹脂層4に含まれる400nm以下
の光の照射により活性化して有機物を分解する光触媒微
粒子の具体例としてはTiO2 、ZnO、Fe2 3
CdS、CdSe、SrTiO3 等の微粒子を挙げるこ
とができ、これらのうちの1種または2種以上を使用す
ることができるが、他のものに比べて優れた光触媒作用
を示す点からTiO2 (酸化チタン)微粒子を使用する
のが好ましい。TiO 2 (酸化チタン)微粒子としては
アナターゼ型、ルチル型、含水型等の各種酸化チタンの
微粒子があるが、このうち最も優れた光触媒作用を示す
アナターゼ型酸化チタンの微粒子を使用するのが好まし
い。かかる光触媒微粒子の粒子径は一般に0.001〜
10μm、好ましくは0.07〜0.2μmである。フ
ッ素樹脂層4を構成するフッ素樹脂の具体例としては、
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(F
EP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリクロロトリ
フルオロエチレン(PCTFE)、ポリビニリデンフル
オライド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PV
F)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(E
TFE)等のそれ自体公知のフッ素樹脂を挙げることが
でき、これらの1種または2種以上が使用される。これ
らのうち、傑出した非粘着性及び撥水性を有するポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)を用いるのが好まし
い。光触媒微粒子とフッ素樹脂の配合比は重量比(光触
媒微粒子:フッ素樹脂)で、一般に1:9〜6:4、好
ましく3:7〜5:5である。光触媒微粒子の配合量が
前記配合比の下限よりも少なくなると、光触媒微粒子を
層表面に充分に露出させることが困難になり、前記配合
比の上限よりも多くなるとフッ素樹脂層そのものの強度
が低下するとともに、フッ素樹脂層のこれの被形成面
(槽本体1の表面等)への接着力が低下する傾向とな
る。かかる光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層4はこ
れの被形成面に対して一般に1〜50g/m2、好まし
くは10〜30g/m2 の付着量で付着させ、一般に
0.5〜24μm、好ましくは5〜15μmの厚みに形
成される。このフッ素樹脂層4は、例えば、光触媒微粒
子及びフッ素樹脂粉末を含むエナメルを槽本体1の表面
等の被形成面に塗布し、得られた塗膜を風乾し更に加熱
乾燥した後、焼成炉にて370〜400℃の温度で焼成
することにより形成される。このような焼成工程を経て
得られた光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層は、非多
孔性、すなわち、層内に孔が実質的に存在しない状態
(孔が存在したとしても層全体での気孔率が1%以下の
極微量)になって、層表面と有機物の接触面積が小さく
なり、層表面への有機物の付着がより起こりにくいもの
となる。
【0021】プライマー層2を構成するプライマーとし
ては油ワニスと防錆顔料を混和したオイルプライマー、
透明ラッカーに防錆顔料を混和したラッカープライマ
ー、フタル酸プライマー、メラミンアルキドプライマ
ー、ビニルプライマー、エポキシプライマー、ウレタン
プライマー、ジンクロロメートプライマー、ジンクリッ
チトプライマー、及びウオッシュプライマー等のそれ自
体公知のプライマーが使用される。プライマー層2の厚
みは一般に0.5〜24μm、好ましくは5〜15μm
である。プライマー層2は前記のプライマーを槽本体1
の表面に塗布して塗膜を形成した後、塗膜を加熱乾燥
し、必要に応じて焼成することにより形成される。この
プライマー層2は槽本体1表面(内側面または外側面)
と、光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層4(またはフ
ッ素樹脂層3)との間に介在することにより両者間の接
着力を高めるものであり、使用するプライマーは、槽本
体1の材質及びフッ素樹脂層4(またはフッ素樹脂層
3)の樹脂種を考慮して、槽本体1の表面及びフッ素樹
脂層4(またはフッ素樹脂層3)に対して優れた密着性
が得られる樹脂を含有するものが選択される。
【0022】フッ素樹脂層3は光触媒粒子を含まない実
質的にフッ素樹脂のみから構成される層であり、かかる
層を構成するフッ素樹脂の具体例としては、前記光触媒
微粒子を含有するフッ素樹脂層4を構成するフッ素樹脂
のそれと同じである。フッ素樹脂層3の厚みは一般に
0.5〜24μm、好ましくは5〜15μmである。こ
のフッ素樹脂層3は、プライマー層2と光触媒微粒子を
含有するフッ素樹脂層4との間に介在して両者間の接着
力を高めるものであり、通常、フッ素樹脂層4を構成す
るフッ素樹脂と同一種のフッ素樹脂が使用される。
【0023】図2は本発明の好適な実施形態による一槽
タイプの洗濯機の断面の概略構成を模式的に示した図で
あり、図において、10は洗濯機の筐体、11は円筒状
の貯水兼排水槽、12は円筒状の洗濯兼脱水槽、13は
貯水兼排水槽11の上端の洗濯兼脱水槽12側に折り返
された部分の内面側(下面側)に設置された、紫外光
(波長310〜400nm)を発する円環状のブラック
ライト、14は洗濯兼脱水槽12及び貯水兼排水槽11
からなる二重槽の開口に対向して設けられた蓋、13
a,13bは蓋14の下面に設置された紫外光(波長3
10〜400nm)を発する直線状のブラックライト、
15は図示しないモータの駆動により回転する回転軸
で、その一端が洗濯兼脱水槽の底板に連結されている。
16は洗濯兼脱水槽12の内部の底面上にて回転する円
盤状のスクリュー部材、17は排水バルブ、20は水で
ある。ここで、貯水兼排水槽11は前記図1(d)〜図
1(f)に示された槽のうちのいずれかであり、その内
側面及び外側面の最外層が光触媒微粒子を含有するフッ
素樹脂層で構成されている。また、洗濯兼脱水槽14は
前記図1(a)〜図1(c)に示された槽のうちのいず
れかであり、その内側面の最外層が光触媒微粒子を含有
するフッ素樹脂層で構成されている。図中の点線は洗濯
作業時に貯水兼排水槽11に溜められていた水20の水
面を表わしている。なお、この図は洗濯作業の終了後の
脱水作業に以降する段階の、貯水兼排水槽11の排水バ
ルブ17が空けられて洗濯作業時に貯水兼排水槽11に
溜められていた水20が外部に排水されていく状態を示
している。
【0024】この洗濯機では、貯水兼排水槽11に洗剤
を含む水が溜められ、かかる水のスクリュー部材16の
回転による渦巻き状の流れによって洗濯兼脱水槽12内
に投入された衣類等の洗濯物から汚れが洗い出され、洗
剤を含む水が排水された後、貯水兼排水槽11に洗剤を
含まない水が溜められて、かかる水の渦巻き状の流れに
よる衣類等の洗濯物からの洗剤成分の濯ぎ出しが行わ
れ、この後、貯水兼排水槽11から完全に水が排出され
た状態で洗濯兼脱水槽12が回転して、脱水作業が行わ
れ、脱水作業が終了した段階で一定時間ブラックライト
13、13a、13bが点灯する。なお、図ではブラッ
クライト13を洗濯兼脱水槽12の外側面と貯水兼排水
槽11の内側面の間の空間内の上部に設置されている
が、ブラックライト13の設置位置はこれに限定される
ものではなく、洗濯兼脱水槽12の外側面と貯水兼排水
槽11の内側面の間の空間内の中間部でも下部でも構わ
ない。ブラックライト13、13a、13bが発する光
の強度は槽の大きさ(容量)によっても異なるが、一般
に0.1〜3mW/cm2 、好ましくは0.5〜2mW
/cm2 である。また、ブラックライト13、13a、
13bの点灯時間は一般に5〜60分、好ましくは10
〜30分である。
【0025】このような洗濯機では、脱水作業が終了す
る度毎に、洗濯兼脱水槽12の外側面と貯水兼排水槽1
1の内側面の間の空間に設置されたブラックライト13
と蓋14の下面に設置されたブラックライト13a,1
3bが一定時間点灯し、光触媒微粒子を含有するフッ素
樹脂層表面にされた、洗濯兼脱水槽12の内側面と外側
面、及び貯水兼排水槽11の内側面に紫外光(波長31
0〜400nm)が一定時間照射されて、これらの面に
付着した有機物が光触媒微粒子の光触媒反応による強い
酸化力によって分解されるので、洗濯兼脱水槽12の内
側面と外側面、及び貯水兼排水槽11の内側面が清浄化
され、洗濯機の内部を衛生的な状態に半永久的に保つこ
とができる。従って、常にカビの発生による悪臭や洗濯
物の汚染を生じることなく、洗濯を行うことができる。
【0026】
【実施例】
(実施例1)一層タイプの洗濯機において、貯水兼排水
槽の槽本体となる厚さ1mmのステンレス槽(容積:約
100l)を作製し、これを約400℃以上の焼成温度
で空焼して吸蔵ガス、有機不純物を除去した後、槽本体
の内側面に60〜120メッシュの砂を吹き付けてサン
ドブラスト処理し、この後、水洗いなどでサンドダスト
を良く洗い流し乾燥した。このサンドブラスト処理され
た内側面は、JIS−B0601の測定法による平均表
面粗度(Rz)が12μmの粗面であった。次に前記粗
面化された内側面に、プライマー(ダイキン工業社製、
EK−1783)を塗布し、100℃の乾燥炉に投入し
て10分間乾燥させ、厚み7μmのプライマー層を形成
した。次に、前記プライマー層上にPTFE粉末及び粒
径0.02μmのアナターゼ型光触媒酸化チタン微粒子
を含むエナメルを塗布し、得られた塗膜を風乾し、更に
80℃の乾燥炉で30分間乾燥した後、380℃の焼成
炉に投入して10分間焼成して、光触媒酸化チタン微粒
子を含む厚さ12μmのPTFE層を形成して、貯水兼
排水槽を完成させた。このアナターゼ型光触媒酸化チタ
ン微粒子を含むPTFE層のアナターゼ型光触媒酸化チ
タン微粒子とPTFEの重量比は4:6であた。
【0027】前記のアナターゼ型光触媒酸化チタン微粒
子を含むPTFE層形成用のエナメルは、PTFE粉末
濃度が41重量%のエナメル(ダイキン工業社製、EK
−4108)147重量部中に、アナターゼ型光触媒酸
化チタン微粒子(石原産業社製、商品名ST−21)を
40重量部を攪拌しながら分散せしめ、更にこの混合物
の全体量に対して1重量部のシリコーン系界面活性剤
(日本ユニカー社製、商品名L−77)を攪拌しながら
加えることによって調整した。
【0028】次に、洗濯兼脱水槽の槽本体となる厚さ1
mmのステンレス槽(容積:約70l)を作製した後、
前記貯水兼排水槽の製造工程と同様にして、その内側面
と外側面がアナターゼ型光触媒酸化チタン微粒子を含む
PTFE層の表面とされた洗濯兼脱水槽を完成させた。
【0029】次に、前記貯水兼排水槽及び洗濯兼脱水槽
を用いて、図2に示す、貯水兼排水槽の上端を洗濯兼脱
水槽側に折り返し、この折り返した部分の内面側に光強
度1mW/cm2 の紫外線を発する直管状のブラックラ
イトを設置し、蓋の下面に光強度1mW/cm2 の紫外
線を発する直管状のブラックライトを設置した構成の洗
濯機を組み立た後、洗濯試験を実施した。かかる洗濯試
験は1回の洗濯作業(洗い出し作業、濯ぎ出し作業、及
び脱水作業)が終了した後、ブラックライトによる光照
射を10分間行うものとして、500回/年の洗濯作業
を行うものである。試験終了後、洗濯機を分解して、洗
濯兼脱水槽の内側面と外側面、及び貯水兼排水槽の内側
面におけるカビの発生状況を調査したところ、カビの発
生は認められなかった。
【0030】(比較例1)前記実施例1の貯水兼排水槽
と同一容積のその表面が光触媒微粒子を含むフッ素樹脂
層で被覆されていないABS樹脂製の貯水兼排水槽と、
前記実施例1の洗濯兼脱水槽と同一容積のその表面が光
触媒微粒子を含むフッ素樹脂層で被覆されていないステ
ンレス製の洗濯兼脱水槽を有し、かつ、ブラックライト
を設けていない一槽タイプの洗濯機を用いて、前記実施
例1と同様の洗濯試験を実施した。洗濯試験終了後、洗
濯機を分解して洗濯兼脱水槽の内側面と外側面、及び貯
水兼排水槽の内側面におけるカビの発生状況を調査した
ところ、カビの発生が認められた。特に、洗濯兼脱水槽
の外側面と貯水兼排水槽の内側面にはカビの発生の程度
が激しかった。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の洗濯機によれ
ば、少なくとも排水槽として機能する外槽の内部空間内
に少なくとも脱水槽として機能する内槽を設けてなる二
重槽を備えた洗濯機において、前記外槽の内側面及び前
記内槽の外側面を波長400nm以下の光の照射により
活性化して有機物を分解する光触媒微粒子を含有するフ
ッ素樹脂層で被覆するとともに、少なくとも前記外槽の
内側面と前記内槽の外側面との間の空間内に波長400
nm以下の光を発する光源を設置したので、波長400
nm以下の光を発する光源を点灯させることにより、外
槽及び内槽の表面に付着する汚れや洗剤成分を除去して
清浄化することができ、その結果、半永久的に外槽及び
内槽の表面にカビが発生することのない、衛生的な洗濯
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜図1(f)は本発明の洗濯機にお
ける二重槽(内槽及び外槽)に使用される槽の構成を示
した断面図である。
【図2】本発明の好適な実施形態による一槽タイプの洗
濯機の断面の概略構成を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 槽本体 2 プライマー層 3 フッ素樹脂層 4 光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層 10 洗濯機の筐体 11 貯水兼排水槽 12 円筒状の洗濯兼脱水槽 13 ブラックライト 14 蓋 13a,13b 棒状のブラックライト 15 回転軸 16 スクリュー部材 17 排水バルブ 20 水
フロントページの続き (72)発明者 高畠 栄治 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも排水槽として機能する外槽の
    内部空間内に少なくとも脱水槽として機能する内槽を設
    けてなる二重槽を備えた洗濯機において、前記外槽の内
    側面及び前記内槽の外側面を波長400nm以下の光の
    照射により活性化して有機物を分解する光触媒微粒子を
    含有するフッ素樹脂層で被覆するとともに、少なくとも
    前記外槽の内側面と前記内槽の外側面との間の空間内に
    波長400nm以下の光を発する光源を設置したことを
    特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 外槽の内側面及び内槽の外側面が粗面化
    され、かつプライマー層で覆われ、前記プライマー層上
    に光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層が形成されてい
    る請求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 外槽の内側面及び内槽の外側面のJIS
    −B0601の測定法による平均表面粗度(Rz)が1
    〜10μmである請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 内槽の内側面が更に光触媒微粒子を含有
    するフッ素樹脂層で被覆されている請求項1に記載の洗
    濯機。
  5. 【請求項5】 内槽の開口に対向して設けられた蓋材の
    前記内槽の開口側表面に波長400nm以下の光を発す
    る光源が更に設置されている請求項4に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 内槽の内側面が粗面化され、かつプライ
    マー層で覆われ、前記プライマー層上に光触媒微粒子を
    含有するフッ素樹脂層が形成されている請求項4または
    5に記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 内槽の内側面のJIS−B0601の測
    定法による平均表面粗度(Rz)が1〜10μmである
    請求項6に記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 プライマー層と光触媒微粒子を含有する
    フッ素樹脂層との間にフッ素樹脂層が設けられている請
    求項2、3、6、7のいずれかに記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 光触媒微粒子を含有するフッ素樹脂層が
    非多孔性である請求項1〜8のいずれかに記載の洗濯
    機。
  10. 【請求項10】 光触媒微粒子がアナターゼ型酸化チタ
    ン微粒子であり、フッ素樹脂がポリテトラフルオロエチ
    レンである請求項1〜9のいずれかに記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 脱水作業が終了する度毎に光源が一定
    時間点灯する請求項1〜10のいずれかに記載の洗濯
    機。
  12. 【請求項12】 一槽タイプの洗濯機であって、内槽が
    洗濯槽としても機能する洗濯兼脱水槽であり、外槽が貯
    水槽としても機能する貯水兼排水槽である請求項1〜1
    1のいずれかに記載の洗濯機。
  13. 【請求項13】 二槽タイプの洗濯機であって、内槽が
    脱水槽であり、外槽が排水槽である請求項1〜11のい
    ずれかに記載の洗濯機。
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