JPH09313032A - 消火培養土 - Google Patents

消火培養土

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JPH09313032A
JPH09313032A JP8157643A JP15764396A JPH09313032A JP H09313032 A JPH09313032 A JP H09313032A JP 8157643 A JP8157643 A JP 8157643A JP 15764396 A JP15764396 A JP 15764396A JP H09313032 A JPH09313032 A JP H09313032A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、植物栽培用の培養基材に粉末消火
剤を配合することにより、植物の栽培に悪影響を与える
ことがなく、その成長を促進し、従って、鉢植等により
室内の美観を向上するのであり、しかも火災の発生時に
はその火災発生現場に投入するだけで、瞬時に消火でき
る上、再燃防止効果が良好で、しかも廉価に製造できる
消火培養土を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、植物栽培用の培養基材に粉末消火
剤を配合してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉢土や園芸用培土
等として、特に室内での観葉植物や花の育成に好適に用
いられ、しかも火災の発生時にはその場所に投下して消
火を行う消火培養土に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末消火剤としては、重炭酸アル
カリ金属塩を主剤とする粉末消火剤およびリン酸二水素
アンモニウムおよび/または硫酸アンモニウムを主剤と
する粉末(ABC)消火薬剤が用いられている。そして
このうちA(木材火災)、B(油火災)、C(電気設備
火災)火災用に有効とされている、リン酸二水素アンモ
ニウムおよび/または硫酸アンモニウムを主剤とする粉
末(ABC)消火薬剤が主に使用されており、重炭酸ア
ルカリ金属塩を主剤とする粉末(Na)消火薬剤、粉末
(K)消火薬剤は、B(油火災)、C(電気設備火災)
に適用されるものである。
【0003】従来の粉末消火剤がB、C火災に有効であ
るのは、アルカリ金属やアンモニウム基が燃焼の連鎖反
応を抑制するためと解釈されている。又、リン酸二水素
アンモニウムや硫酸アンモニウムがA火災に有効なのは
薬剤を可燃物に噴射した際に熱分解を起こし、その時生
成するリン酸や硫酸が、木材の構成成分であるセルロー
スリグニンに作用して脱水作用をなし、それを炭化させ
て可燃性の炭化水素の発生を阻止する上、脱水作用によ
り生成した水分が、冷却効果をもたらすためであると解
釈されている。特にリン酸二水素アンモニウムは木材の
燃焼の際に炭素の生成を触媒的に促進し、更にリン酸二
水素アンモニウムから縮合リン酸、五酸化リンに分解が
進んで木材の表面にガラス状被膜を形成し、断熱作用を
発現するといわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の粉末消火剤を装
填した粉末消火器は充分な消火能力を持っているが、そ
の取り扱いが慣れていない人には面倒であり、人、特に
子供や老人更に女性が火災を発見した場合、その恐怖感
から、気が動転し、冷静に粉末(ABC)消火器を使用で
きなくなる状態に陥ることが多々有る。
【0005】又、粉末(ABC)消火器は高価で、全室内
に設置することが困難である上、設置場所にも問題が生
じるのであり、しかもこの粉末(ABC)消火器を全室内
に設置すると、室内の美観に悪影響を与える。
【0006】そこで、本発明者は、人、特に子供や老人
更に女性が火災を発見したとき、簡単に取り扱うことが
できる上、室内に設置しても当該室内の美観の向上に役
立つ消火剤について鋭意検討を重ねてきた。
【0007】その結果、本発明者は、住居や事業所等に
おいて、暮らしや生活インテリアの向上、更に快適空間
の確保等の観点から、住居や事業所等の各部屋や玄関更
にベランダ等において、観葉植物や花の育成が行われて
いる点に着目した。
【0008】そして、植物栽培用の培養基材に粉末消火
剤を配合して得た培養土は、驚くべきことに、植物の栽
培に悪影響を与えることがなく、その成長を促進し、従
って、鉢植等により室内の美観を向上するのであり、し
かも火災の発生時にはその火災発生現場に投入すると、
瞬時に消火できる上、再燃防止効果が良好であることを
見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0009】即ち、本発明は、前記技術的課題に鑑み完
成されたものであって、植物栽培用の培養基材に粉末消
火剤を配合することにより、植物の栽培に悪影響を与え
ることがなく、その成長を促進し、従って、鉢植等によ
り室内の美観を向上するのであり、しかも火災の発生時
にはその火災発生現場に投入するだけで、瞬時に消火で
きる上、再燃防止効果が良好で、しかも廉価に製造でき
る消火培養土を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の消火培養土は、
前記目的を達成するために、植物栽培用の培養基材に粉
末消火剤を配合してなることを特徴とするものである。
【0011】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明の消火培養土は、植物栽培用の培養基材に粉末消火剤
を配合してなるものであり、この粉末消火剤による前述
の消火機能の発現、更に培養基材が保持している水分や
培養基材が熱分解する際に生成する炭酸ガス等に起因す
る消火機能の相乗効果によって効果的な消火を実現でき
るのである。
【0012】本発明において、植物栽培用の培養基材と
しては植物を栽培するための母材となるものであれば特
に限定されるものではない。
【0013】この植物栽培用の培養基材の好ましい具体
例としては土壌、腐食、堆肥資材又はコンポストから選
ばれた少なくとも1種からなるものが挙げられる。
【0014】つまり、本発明で用いられる植物栽培用の
培養基材としては、培養基材が、土壌のみからなるも
の、腐食のみからなるもの、堆肥資材のみからなる
もの又はコンポストのみからなるもの、或いはこの
〜の任意の組み合わせからなるものの他、更にこれ
らに、後述する成分を配合させたものが挙げられるが、
これらのうち、土壌を20〜60重量%、特に30〜5
0重量%を含む培養基材が、製造コスト、栄養のバラン
ス、栄養素の固定化及び培養基材の安定性等の観点から
有益である。
【0015】しかしながら、植物栽培用の培養基材とし
ては植物を栽培するための母材となるものであれば、特
に厳格な条件が要求されるものではない。
【0016】前記土壌としては天然土壌及び/又は人口
土壌が挙げられる。この天然土壌としては自然界に存在
する土壌であれば特に限定されるものではないが、具体
的には、例えば砂丘未熟土、黒ボク土、多湿黒ボク土、
褐色森林土、灰色台地土、グライ台地土、赤色土、黄色
土、褐色低地土、灰色低地土、グライ土、黒泥土又は泥
炭土等の農耕地土壌、或いは鹿沼土、まつち又はあらき
だ等の特殊土壌、粘土の粉粒体、埴土、埴壌土、砂壌土
或いは腐植土等が挙げられるのであり、これらは単独或
いは2以上を混合したものが挙げられる。
【0017】又、人口土壌としては天然資材を人口的に
加工して形成した培土、或いは人口資材で形成した培土
であれば特に限定されるものではなく、具体的には、例
えば公知のものが挙げられる。
【0018】本発明で用いられる腐食としては、粗腐植
やムルなどの陸成腐食、泥炭や黒泥などの半陸成腐食又
は腐泥などの水成腐食が挙げられる。
【0019】本発明において、堆肥資材としては普通堆
肥(水積み堆肥)、速成堆肥又は特殊堆肥が挙げられる。
【0020】堆肥は稲わら、麦わら、落葉、野草などの
有機物を堆積腐熟させたものの総称であるが、この堆肥
において、普通堆肥(水積み堆肥)は窒素成分を添加せず
に堆積したものであり、速成堆肥は堆積物の発酵を早め
るために、硫安、石灰窒素、下肥などを添加したもので
あり、特殊堆肥は養分以外に特殊な微生物を堆積物に添
加して発酵させたものである。
【0021】本発明で用いられるコンポストとしては汚
泥コンポスト、都市ごみコンポスト又は製紙スラッジコ
ンポストが挙げられる。
【0022】本発明の消火培養土においては、バーク堆
肥及び/又はピートモスなどの資材を配合してなるもの
も有益である。
【0023】このバーク堆肥とは、広葉樹或いは針葉樹
の樹皮の細片物に、鶏ふんや尿素などの窒素源を加え、
長期間発酵腐熟させたものであり、樹種や添加物の種類
や量、堆積期間などによって種々のものが挙げられる。
【0024】又、ピートモスとは水ごけ泥炭(草炭)を
水洗いし乾燥、粉砕したものであるが、そのままでは、
強酸性なので、本発明においては、消石灰を用いて中和
されたものが配合される。
【0025】これらの資材の配合割合は特に限定される
ものではないが、一般に、植物栽培用の培養基材全体に
対し、当該資材が3〜35重量%、特に5〜15重量%
の範囲とするのが望ましく、資材の配合割合が3重量%
未満では効果が乏しく加える意味がなく、一方、35重
量%を超えると他の成分とのバランスが悪くなるので好
ましくない。
【0026】本発明の消火培養土においては、所望によ
り、粘土粉末、遠赤外線放射性資材、イナわら、ムギわ
ら、籾殻、米糠、保水材、キレート化合物、魚カス、油
カス、製造カス、おが屑、籾殻、樹皮細片物、鶏糞、馬
糞又は骨粉から選ばれた少なくとも1種の資材が配合さ
れてもよいのである。
【0027】この場合、これらの資材は、一般に、植物
栽培用の培養基材に配合されるが、この場合、培養基材
を製造する際、その原料にそのまま配合して製造しても
良く、或いは培養基材にそのまま配合した後、これを堆
積、腐熟させても良く、更に、資材を堆積、腐熟させた
後、培養基材に配合しても良く、これは、用いる用途、
成育する植物、更に使用される時期によって適宜、選択
決定すれば良いのである。
【0028】そして、これらの資材の配合割合は、培養
基材に対し、当該資材が0.1〜30重量%、特に2〜
20重量%の範囲とするのが望ましく、資材の配合割合
が0.5重量%未満では効果が乏しく加える意味がな
く、一方、30重量%を超えると植物の成育に必要な栄
養のバランスが悪くなるだけでなく、保水性が低下する
場合があるなどの理由より、好ましくない。
【0029】ところで、この資材は培養基材に、植物の
成育に必要な栄養のバランスを配慮しつつ配合しても良
いのである。
【0030】前記遠赤外線放射性資材としては、金属の
酸化物や炭化物或は窒化物、更に炭酸塩等が挙げられる
が、これらは単体として用いても良く、或いは複合体と
して用いてもよいのである。前記金属としては、Na、
Mg、Al、Be、Fe、Y、Co、Cu、Ni、S
i、Sn、Ti、Cr、Ce、Zr、Ca、Ta、Nb
等が挙げられる。
【0031】この遠赤外線放射性資材の形状としては特
に限定されるものではないが、一般に、粉粒状、塊状、
球状又は楕円状等のものが挙げられる。
【0032】又、本発明で用いられる樹皮細片物として
は、広葉樹或いは針葉樹の樹皮の細片物が挙げられる。
【0033】更に、保水材としては有機質保水材及び/
又は無機質保水材が挙げられる。前記有機質保水材とし
ては、例えばデンプン・アクリル酸グラフト重合体、ポ
リアクリル酸塩系樹脂、酢酸ビニル・アクリル酸塩共重
合体、アクリル酸メチル・酢酸ビニル共重合体、ポリア
クリル酸架橋樹脂、ポリビニルアルコール・アクリルエ
ステル樹脂、アクリル酸ビニルアルコール系樹脂、イソ
ブチレン・無水マレイン酸共重合体、PVA・無水マレ
イン酸共重合体、デンプン・アクリロニトリルグラフト
重合体、ポリエチレンオキサイド系樹脂、デンプン・ア
クリル酸グラフト重合体、ポリアクリロニトリル加水分
解物、カルボキシメチルセルロース架橋物等が挙げられ
る。
【0034】前記無機質吸水剤としては特に限定される
ものではないが、例えばバーミキュライト、シリカ粉、
クレー、タルク、ベントナイト、パーライト又はゼオラ
イト等が挙げられる。
【0035】この無機質保水材には窒素、リン酸、カリ
リウム等の肥効成分を担持させても良いのである。
【0036】本発明で用いられるキレート化合物として
はキレート結合を発現するものであれば特に限定される
ものではないが、特にポリアミノカルボン酸類が無機質
栄養素を固定し、その流亡を防ぐので望ましい。
【0037】このポリアミノカルボン酸類の具体的な代
表例としては、エチレンジアミン四酢酸やそのカルシウ
ム塩、鉄塩、マグネシウム塩又はカリウム塩等の金属
塩、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンジアミン二
酢酸、3,6−ジオキサ−1,6−オクタンジアミン四
酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン
三酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸、
トリエチレンテトラミン六酢酸或いはそれらのカルシウ
ム塩、鉄塩、マグネシウム塩又はカリウム塩等の金属塩
が挙げられるのである。
【0038】本発明においては、油カスを配合しても良
いが、この油カスとしては植物の種子から採油した残滓
であり、具体的には、例えばヤシ油カス、ツバキ油カ
ス、大豆油カス又はナタネ油カス等が挙げられる。
【0039】又、本発明で用いられる製造カスとして
は、食品の製造或いは醸造更に加工で生じる残滓が挙げ
られる。
【0040】本発明の消火培養土においては、上述の培
養基材に、更に繊維資材、パルプ又は陽イオン界面活性
剤、陰イオン界面活性剤又は非イオン界面界面などの界
面活性剤から選ばれた少なくとも1種の資材を配合して
も良いのである。
【0041】この場合、これらの資材は、培養基材を製
造後、そのまま配合しても良く、或いは、培養基材を製
造する際、その原料と混合し、堆肥にしても良く、これ
は、用いる用途、成育する植物、更に使用される季節等
によって適宜、選択決定すれば良いのであるが、通常、
堆肥にしたものが望ましい。
【0042】そして、これらの資材の配合割合は、培養
基材に対し、当該資材が0.1〜10重量%、特に1〜
5重量%の範囲とするのが望ましく、この資材の配合割
合が0.1重量%未満では効果が乏しく加える意味がな
く、一方、10重量%を超えると植物の成育に必要な栄
養のバランスが悪くなる虞れがあるので好ましくない。
【0043】本発明においては、繊維資材を配合しても
良いが、この繊維資材としては、天然繊維又は人造繊維
が挙げられるのであり、又、この天然繊維には植物繊
維、動物繊維又はロックウール又は石綿等の鉱物繊維が
挙げられる。
【0044】前記植物繊維や動物繊維の具体例として
は、例えば木綿、カポック、マニラ麻、サイザル麻、
絹、ラクダ、アルパカ、羊毛、モヘア又はカシミヤなど
が挙げられる。
【0045】又、人造繊維としては再生繊維、半合成繊
維又は合成繊維が挙げられるが、このうち、再生繊維と
しては、例えばビスコースレーヨン又は銅アンモニアレ
ーヨン等が挙げられるのであり、又、半合成繊維として
は、例えばアセテートが挙げられるのであり、更に、合
成繊維としては、例えばポリアミド系合成繊維、ポリエ
ステル系合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊維、
ポリ塩化ビニル系合成繊維、ポリ塩化ビニリデン系合成
繊維、アクリル系合成繊維、モダクリル系合成繊維、ポ
リオレフィン系合成繊維、フルオロカーボン系合成繊維
又はポリウレタン系合成繊維等が挙げられる。
【0046】本発明で用いられるパルプとしては特に限
定されるものではなく、具体的には、例えば古紙、紙
屑、パルプ残滓又はパルプ屑等が挙げられる。
【0047】ところで、前記界面活性剤は堆肥資材に親
水性を付与し、保水性を改善させるためのものである。
【0048】本発明の消火培養土においては、植物の成
長に必要な栄養素を含む肥効物質などの資材を配合して
なるものも有益である。
【0049】本発明で用いられる肥効物質としては、肥
料取締法で定められている普通肥料や特殊肥料が挙げら
れる。
【0050】これらの資材の配合割合は、培養基材に対
し、当該資材が0.1〜10重量%、特に0.25〜7重
量%の範囲とするのが望ましく、この資材の配合割合が
0.1重量%未満では効果が乏しく加える意味がなく、
一方、10重量%を超えると他の成分とのバランスが悪
くなる上、植物の栽培にとって悪影響を与える虞れがあ
るから好ましくない。
【0051】本発明の消火培養土においては、土壌改良
資材を、培養基材に対し、0.5〜15重量%、特に1
〜10重量%の範囲で配合しても良く、この資材の配合
割合が0.5重量%未満では効果が乏しく加える意味が
なく、一方、15重量%を超えると他の成分とのバラン
スが悪くなるので好ましくない。
【0052】この土壌改良資材としては、泥炭、草炭、
亜炭或いは化石類等の植物物質、培養微生物、天然鉱
物、鉱滓、微粉炭燃焼灰、焼成岩石又は石膏などの鉱物
物質、合成化合物、りん鉱石又は石灰岩等が挙げられ
る。
【0053】本発明においては、前記植物栽培用の培養
基材を公知の方法で造粒しても良く、この場合、保水性
や栄養分の保持や取扱性等の観点から、培養基材の粒径
が0.1〜25mmの範囲に調整されているものが望ま
しい。
【0054】本発明においては、前述の培養基材には粉
末消火剤が配合されていることを特徴とする。
【0055】この植物栽培用の培養基材と粉末消火剤の
配合割合は、用いられる培養基材と粉末消火剤の種類や
組み合わせによっても異なるので特に限定されるもので
はないが、一般に、植物栽培用の培養基材100重量部
に対し、粉末消火剤5〜200重量部の範囲とするのが
望ましく、粉末消火剤が5重量部未満と少なすぎると所
要の消火効果が得られない場合があり、一方、粉末消火
剤が200重量部を超えると植物の成長に必要な栄養バ
ランスを崩す虞れがあり、従って、これらの観点より、
植物栽培用の培養基材100重量部に対し、粉末消火剤
15〜150重量部の範囲、特に30〜100重量部の
範囲とするのが望ましい。
【0056】又、本発明で用いられる粉末消火剤として
は、粉末状で消火機能を有するものであれば特に限定さ
れるものではなく、具体的には、例えば重炭酸塩、リン
酸二水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、ピロリン酸
メラミン又はポリリン酸アンモニウムから選ばれた少な
くとも1種が挙げられるのであり、これらのうち、植物
の育成等の観点から、重炭酸塩の1種である重炭酸カリ
ウムや重炭酸アンモニウム、リン酸二水素アンモニウ
ム、硫酸アンモニウム、ピロリン酸メラミン又はポリリ
ン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1種が望まし
い。
【0057】前記重炭酸塩としては、熱分解によって炭
酸ガスを発生するものであれば特に限定されるものでは
ないが、具体的には、例えば重炭酸アルカリ金属塩、重
炭酸遷移金属塩又は重炭酸アンモニウムが挙げられる。
【0058】前記重炭酸アルカリ金属塩としては重炭酸
ナトリウムや重炭酸カリウムが挙げられる。
【0059】又、前記ポリリン酸アンモニウムとしては
ピロリン酸アンモニウム、トリリン酸アンモニウム、ト
リメタリン酸アンモニウム又はテトラメタリン酸アンモ
ニウムが挙げられる。
【0060】本発明においては、粉末消火剤が重炭酸ナ
トリウム、重炭酸カリウム又は重炭酸アンモニウムから
選ばれた少なくとも1種とポリリン酸アンモニウム及び
/又はピロリン酸メラミンの組み合わせからなるものが
消火効果が大きいので望ましい。
【0061】この場合、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリ
ウム又は重炭酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1
種(A)とポリリン酸アンモニウム及び/又はピロリン酸
メラミン(B)の配合割合は、消火効果の向上や植物の育
成の向上等の観点から、前記(A)100重量部に対し、
前記(B)が0.1〜150重量部の範囲、特に1〜10
0重量部の範囲とするのが望ましい。
【0062】又、ポリリン酸アンモニウム(C)とピロリ
ン酸メラミン(D)を混合して用いる場合、消火効果の向
上更に植物の育成の向上等の観点から、その配合割合
は、前記(C)100重量部に対し、前記(D)が0.1〜
100重量部の範囲、特に1〜75重量部の範囲とする
のが望ましい。
【0063】この粉末消火剤(A+B)には、消火能力を
拡大し、しかも植物の育成を良好にするため、更にリン
酸二水素アンモニウムおよび/または硫酸アンモニウム
(E)を配合したものが一層消火効果が大きくなるので特
に好ましい。
【0064】この場合、粉末消火剤(A+B)とリン酸二
水素アンモニウムおよび/または硫酸アンモニウム(E)
の配合割合は、消火能力の向上更に植物の育成向上等の
観点から、前記(A+B)100重量部に対し、前記(E)
が10〜100重量部の範囲、特に25〜85重量部の
範囲とするのが望ましい。
【0065】又、リン酸二水素アンモニウム(F)と硫酸
アンモニウム(G)を混合して用いる場合、消火効果の向
上や植物の育成向上等の観点から、その配合割合は、前
記(F)100重量部に対し、前記(G)が20〜100重
量部の範囲、特に25〜85重量部の範囲とするのが望
ましい。
【0067】本発明の消火培養土は、植物栽培用の培養
基材に粉末消火剤を単に混合して製造できるのであり、
この混合装置としては特殊なものが要求されるものでは
なく、公知の混合機が用いられる。
【0068】かくして植物の育成に悪影響を与える事な
く、その成長を促進し、しかも火災の発生時にはその火
災発生現場に投入するだけで、瞬時に消火できる上、再
燃防止効果が良好で、しかも低コストで製造できる消火
(ABC)培養土が得られる。
【0069】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1
【0070】植物栽培用の培養基材として乾燥畑地用土
壌50.5重量%、乾燥腐葉土15重量%、稲わら、野
草及び鷄ふんなどの有機物を堆積し、更に硫安を加えて
形成した乾燥堆肥資材32重量%、肥効物質として窒
素、リン酸及びカリからなる複合肥料2.5重量%から
なるものを用いた。
【0071】この植物栽培用の培養基材の水分は5.5
重量%であった。
【0072】一方、粉末消火剤として、平均粒径80μ
の重炭酸カリウム100重量部と平均粒径25μのピロ
リン酸アンモニウム15重量部及び市販されているピロ
リン酸メラミン3重量部をバーチカルブレンダーで1時
間混合して粉末消火剤を製造した。
【0073】前記植物栽培用の培養基材100重量部に
対し、前記粉末消火剤35重量部をリボンブレンダーで
1時間混合して消火培養土を得た。
【0074】この消火培養土を用い、以下に述べるA・
B火災試験を行ったところ、A単位の火災試験の結果は
残炎はなく余燼(木材が赤くなる)も見られず完全消火
で、5分後も再燃しなかった。木材表面には炭化被覆物
が見られ、手で触れても熱さを全く感じなかった。又、
B単位の火災試験を実施した結果は消火時間が2秒程度
であった。
【0075】前記植物栽培用の培養基材のみからなる培
養土と前記消火培養土を用い、すみれを育てたところ、
消火培養土を用いても枯れや成長不良の問題はなく、何
等遜色は無かった。
【0076】実施例2 実施例1において、粉末消火剤における重炭酸カリウム
に代えて、重炭酸ナトリウムを用いた以外は、実施例1
と同様にして消火培養土を得た。
【0077】この消火培養土を用い、以下に述べるA・
B火災試験を行ったところ、A単位の火災試験の結果は
残炎はなく余燼(木材が赤くなる)も見られず完全消火
で、5分後も再燃しなかった。木材表面には炭化被覆物
が見られ、手で触れても熱さを全く感じなかった。又、
B単位の火災試験を実施した結果は消火時間が2秒程度
であった。
【0078】実施例1における植物栽培用の培養基材の
みからなる培養土と実施例2の消火培養土を用い、すみ
れを育てたところ、消火培養土を用いても枯れや成長不
良の問題はなく、何等遜色は無かった。
【0079】実施例3 実施例1において、粉末消火剤における重炭酸カリウム
に代えて、重炭酸アンモニウムを用いた以外は、実施例
1と同様にして消火培養土を得た。
【0080】この消火培養土を用い、以下に述べるA・
B火災試験を行ったところ、A単位の火災試験の結果は
残炎はなく余燼(木材が赤くなる)も見られず完全消火
で、5分後も再燃しなかった。木材表面には炭化被覆物
が見られ、手で触れても熱さを全く感じなかった。又、
B単位の火災試験を実施した結果は消火時間が2秒程度
であった。
【0081】実施例1における植物栽培用の培養基材の
みからなる培養土と実施例2の消火培養土を用い、すみ
れを育てたところ、消火培養土を用いても枯れや成長不
良の問題はなく、何等遜色は無かった。
【0082】実施例4 実施例1において、その粉末消火剤100重量部に対
し、更に、リン酸二水素アンモニウム20重量部をバー
チカルブレンダーで1時間混合して粉末消火剤を製造し
た。
【0083】実施例1の培養基材を用い、この培養基材
100重量部に対し、前記粉末消火剤20重量部をリボ
ンブレンダーで1時間混合して消火培養土を得た。
【0084】この消火培養土を用い、以下に述べるA・
B火災試験を行ったところ、A単位の火災試験の結果は
残炎はなく余燼(木材が赤くなる)も見られず完全消火
で、5分後も再燃しなかった。木材表面には炭化被覆物
が見られ、手で触れても熱さを全く感じなかった。又、
B単位の火災試験を実施した結果は消火時間が2秒程度
であった。
【0085】前記植物栽培用の培養基材のみからなる培
養土と前記消火培養土を用い、すみれを育てたところ、
消火培養土を用いても枯れや成長不良の問題はなく、何
等遜色は無かった。
【0086】比較例 市販されている粉末(ABC)消火器(粉末消火剤2.0
Kg入り)を用い、以下に述べるA・B火災試験を行っ
たところ、A単位の火災試験の結果は残炎はなく余燼
(木材が赤くなる)も見られず完全消火で、5分後も再
燃しなかった。木材表面には炭化被覆物が見られ、手で
触れても熱さを全く感じなかった。又、B単位の火災試
験を実施した結果は消火時間が5秒程度であった。
【0087】火災試験 尚、実施例及び比較例の火災試験は次のように行った。
【0088】A火災試験:燃焼架台上に杉の角材(縦3
cm×横3.5cm×長さ40cm)を5本5本、4本
4本を単位とし井桁状に50本積み上げ、これにガソリ
ン1.5リットルを散布して点火し、2分後に各実施例
の消火培養土2.5kgを散布、投入し、消火の状態を
測定した。
【0089】A火災試験:燃焼架台上に杉の角材(縦3
cm×横3.5cm×長さ40cm)を5本5本、4本
4本を単位とし井桁状に50本積み上げ、これにガソリ
ン1.5リットルを散布して点火し、2分後に比較例の
消火器を用いて消火し、消火の状態を測定した。
【0090】B火災試験:鉄製オイルパン(縦80cm
×横80cm×深さ30cm)に水を12cmの深さに
入れ、その上にガソリンを3cmの深さに入れて点火
し、1分後に各実施例の消火培養土2.5kgを散布、
投入し、消火に要した時間を測定した。
【0091】B火災試験:鉄製オイルパン(縦80cm
×横80cm×深さ30cm)に水を12cmの深さに
入れ、その上にガソリンを3cmの深さに入れて点火
し、1分後に比較例の消火器を用い粉末消火剤を噴射し
て消火に要した時間を測定した。
【0092】前述のとおり、本発明の消火培養土は、植
物の栽培に悪影響を与えることがなく、その成長を促進
し、従って、鉢植等により室内の美観を向上するのであ
り、しかも火災の発生時には単にその火災発生現場に投
入するだけで、瞬時に消火できるから、何人も簡単に消
火活動ができる上、再燃防止効果が良好で極めて実用的
であることが認められる。
【0093】
【発明の効果】本発明の消火培養土は、植物栽培用の培
養基材に粉末消火剤を配合してなるものであり、植物の
栽培に悪影響を与えることがなく、その成長を促進し、
従って、鉢植等により、暮らしや生活インテリアの向
上、更に快適空間の確保や室内の美観を向上できるので
あり、しかも火災の発生時には単にその火災発生現場に
投入するだけで、瞬時に消火できるから、何人も簡単に
消火活動ができる上、再燃防止効果が良好で極めて実用
的で、しかも廉価に製造できる効果を有するのである。
【0094】又、本発明の消火培養土によれば、植物栽
培用の培養基材と粉末消火剤との相乗作用によって、A
火災だけでなく、B、C火災の消火能力も良好であるな
どの効果を奏するのである。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物栽培用の培養基材に粉末消火剤を配
    合してなることを特徴とする消火培養土。
  2. 【請求項2】 培養基材が土壌、腐食、堆肥資材又はコ
    ンポストから選ばれた少なくとも1種からなる請求項1
    又は2に記載の消火培養土。
  3. 【請求項3】 土壌が天然土壌及び/又は人口土壌であ
    る請求項1又は2に記載の消火培養土。
  4. 【請求項4】 腐食が陸成腐食、半陸成腐食又は水成腐
    食である請求項2又は3に記載の消火培養土。
  5. 【請求項5】 堆肥資材が普通堆肥(水積み堆肥)、速成
    堆肥又は特殊堆肥である請求項2ないし4のいずれかに
    記載の消火培養土。
  6. 【請求項6】 コンポストが汚泥コンポスト、都市ごみ
    コンポスト又は製紙スラッジコンポストである請求項2
    ないし5のいずれかに記載の消火培養土。
  7. 【請求項7】 バーク堆肥及び/又はピートモスが配合
    されている請求項1ないし6のいずれかに記載の消火培
    養土。
  8. 【請求項8】 粘土粉末、遠赤外線放射性資材、保水材
    又はキレート化合物から選ばれた少なくとも1種が配合
    されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の消
    火培養土。
  9. 【請求項9】 保水材が有機質保水材及び/又は無機質
    保水材である請求項8に記載の消火培養土。
  10. 【請求項10】 肥効物質を配合してなる請求項1ない
    し9のいずれか1項に記載の消火培養土。
  11. 【請求項11】 土壌改良資材を配合してなる請求項1
    ないし10のいずれか1項に記載の消火培養土。
  12. 【請求項12】 土壌改良資材が鉱物物質、合成化合
    物、鉱滓、りん鉱石又は石灰岩である請求項11に記載
    の消火培養土。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の培養基材を造粒してなる消火培養土。
  14. 【請求項14】 培養基材の粒径が0.1〜25mmの
    範囲に調整されている請求項13に記載の消火培養土。
  15. 【請求項15】 粉末消火剤が重炭酸塩、リン酸二水素
    アンモニウム、硫酸アンモニウム、ピロリン酸メラミン
    又はポリリン酸アンモニウムから選ばれた少なくとも1
    種を含むものである請求項1ないし14のいずれか1項
    に記載の消火培養土。
  16. 【請求項16】 重炭酸塩が重炭酸アルカリ金属塩、重
    炭酸遷移金属塩又は重炭酸アンモニウム塩である請求項
    15に記載の消火培養土。
  17. 【請求項17】 ポリリン酸アンモニウムがピロリン酸
    アンモニウム、トリリン酸アンモニウム、トリメタリン
    酸アンモニウム又はテトラメタリン酸アンモニウムであ
    る請求項15又は16に記載の消火培養土。
  18. 【請求項18】 粉末消火剤が重炭酸ナトリウム、重炭
    酸カリウム又は重炭酸アンモニウムから選ばれた少なく
    とも1種とポリリン酸アンモニウム及び/又はピロリン
    酸メラミンである請求項15ないし17のいずれか1項
    に記載の消火培養土。
  19. 【請求項19】 リン酸二水素アンモニウムおよび/ま
    たは硫酸アンモニウムが配合されている請求項18に記
    載の消火培養土。
  20. 【請求項20】 植物栽培用の培養基材100重量部に
    対し、粉末消火剤5〜200重量部を配合してなる請求
    項1ないし19のいずれか1項に記載の消火培養土。
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