JPH09312591A - スペクトラム拡散無線装置 - Google Patents

スペクトラム拡散無線装置

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JPH09312591A
JPH09312591A JP8124265A JP12426596A JPH09312591A JP H09312591 A JPH09312591 A JP H09312591A JP 8124265 A JP8124265 A JP 8124265A JP 12426596 A JP12426596 A JP 12426596A JP H09312591 A JPH09312591 A JP H09312591A
Authority
JP
Japan
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signal
spread
circuit
code
spread spectrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP8124265A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Furukawa
昌一 古川
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペクトラム拡散方式の秘匿性を更に増大さ
せる技術を提供する。 【解決手段】 シリアルディジタル信号S1を、IQ分
離回路1でI信号とQ信号に対応する信号とし、その各
々に拡散符号発生回路6a等と乗算回路2a、2bでス
ペクトラム拡散信号を作る。同信号を乗算回路3a、3
bで搬送波に乗せて受信部に向けて送信する。受信部で
は、局部発振回路19で発生する局部発信周波数と移相
回路18でその位相を90度ずらした周波数を乗算回路
12a、12bで掛けて復調し、乗算回路12a、12
bで送信部と同一拡散符号を発生する拡散符号発生回路
16a等からの拡散符号を再び掛け合わせることによっ
て逆拡散を行い、元のI信号とQ信号に対応する信号を
取り出す。同信号をIQ合成回路11で復号して、元の
シリアルディジタル信号である受信信号S2を得る。拡
散部号は、複数の拡散符号を切り換えて通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信内容の秘匿性
を増大させたスペクトラム拡散無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の直接拡散方式のスペクト
ラム拡散無線装置の1例の(A)送信部、(B)受信部
のブロック図である。送信部では、例えばパソコンなど
からのシリアルディジタル信号S21を、IQ分離回路
27でI信号及びQ信号に対応する信号とし、その各々
にPN(Pseudo Random Noise )符号発生回路等からな
る拡散符号発生回路26で生成する拡散符号を乗算回路
22a、22bで掛け合わせることによってスペクトラ
ム拡散信号を作る。同スペクトラム拡散信号に、搬送波
発生回路29で発信する搬送波及び同搬送波を移相回路
28で位相を90度移相した搬送波を乗算回路23a、
23bで掛けて無線周波数とし、合成回路24で両信号
を加えてアンテナ25から送信する。受信部では、送信
部からの無線信号をアンテナ35で受け、局部発振回路
39で発生する局部発振周波数と移相回路38でその位
相を90度ずらした周波数を乗算回路33a、33bで
かけてスペクトラム拡散信号を復調する。同信号に送信
部と同一拡散符号を発生する拡散符号発生回路36から
の拡散符号を、乗算回路32a、32bで再び掛け合わ
せることによって逆拡散を行い元のI信号とQ信号に対
応する信号を取り出す。同信号をIQ合成回路27で復
号して、元のシリアルディジタル信号である受信信号S
22を得る。このようなスペクトラム拡散方式の特徴と
しては、元々秘匿性が高いことにあるが、一度拡散符号
が露見すると、以後容易に盗聴されるという危険性があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、スペクトラム拡散方式の秘匿性を
更に増大させる技術を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】複数の拡散符号を用意
し、1シンボル毎あるいは所定の周期で拡散符号を切り
換えることにより、スペクトラム拡散方式の秘匿性を増
大させる。
【0005】
【発明の実施の形態】スペクトラム拡散方式無線装置の
送信側及び受信側に複数の拡散符号の発生手段と同拡散
信号の切換手段を設けて、送信側から同拡散符号を所定
の周期で切り換えて伝送し、受信側では、前記送信側と
同期して拡散符号を切り換えて原信号を復調する。
【0006】拡散符号の切換順序の制御手段を設けて、
拡散符号の切換順序を時間とともに変化させて通信をす
る。
【0007】予め同期用信号と同期用信号を伝送する拡
散符号を定めておき、同期用信号を伝送する拡散符号で
同期用信号を受信することにより、その信号を予め定め
た拡散符号の切換順序の最初の信号として、以下順次予
め定めた拡散符号の切換順序で切り換えて受信する。
【0008】拡散符号の切り換えは、伝送信号の1シン
ボル毎に行う。あるいは、拡散符号の切り換えは、予め
定めた疑似ランダムな周期で切り換えて行う。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるスペクトラム拡散無線
装置の1実施例の(A)送信部、(B)受信部のブロッ
ク図である。上記と同様に送信部では、例えばパソコン
などからのシリアルディジタル信号S1を、IQ分離回
路1でI信号とQ信号に対応する信号に分解して、その
各々にPN符号発生回路等からなる拡散符号発生回路6
a等で生成する拡散符号を乗算回路2a、2bで掛け合
わせることによってスペクトラム拡散信号を作る。同ス
ペクトラム拡散信号に、搬送波発生回路9で発信する搬
送波及び同搬送波を移相回路8で位相を90度移相した
搬送波を乗算回路3a、3bで掛けて無線周波数とし、
合成回路4で両信号を加えてアンテナ5から送信する。
【0010】受信部では、送信部からの無線信号をアン
テナ15で受け、局部発振回路19で発生する局部発振
周波数と移相回路18でその位相を90度ずらしたもの
を乗算回路13a、13bで掛けて元のスペクトラム拡
散信号を得る。同信号に乗算回路12a、12bで送信
部と同一PN符号等からなる拡散符号を発生する拡散符
号発生回路16a等からの拡散符号を再び掛け合わせる
ことによって逆拡散を行い、元のI信号とQ信号に対応
する信号を取り出す。同信号をIQ合成回路11で復号
して、元のシリアルディジタル信号である受信信号S2
を得る。
【0011】送信部の拡散符号発生回路は、複数の異な
る拡散符号を発生する拡散符号発生回路6a、6b、・
・からなる。各拡散符号発生回路6a、6b、・・から
の出力信号を、一定の周期で切り換える切換制御回路1
0で制御される符号切換回路7で、例えば1シンボル毎
に順次切り換えて、1シンボル毎に異なった拡散符号の
スペクトラム拡散信号を得る。
【0012】受信部では同様に、複数の異なるPN信号
を発生する拡散符号発生回路16a、16b、・・から
の出力信号を、送信部と同一周期で切り換える切換制御
回路20で制御される符号切換回路17で順次切り換え
て、元のIQ信号を得る。
【0013】送信部及び受信部の拡散符号発生回路6
a、6b、・・及び16a、16b、・・を切り換える
順序は、一定の順番で繰り返して切り換えることもでき
るが、一巡毎に切換の順番を、切換制御回路10、20
に設けた記憶部に記憶された予め定めた順番に従って入
れ替えて切り換えることも可能である。さらに、拡散符
号の切り換えは、切換回路10、20に設けた疑似ラン
ダム周期発生部からの切り換え周期に応じて、疑似ラン
ダムな周期で行うこともできる。
【0014】拡散符号の同期の1例としては、送信部か
ら予め定めた同期用の信号を伝送し、同信号を送信部と
同じ拡散符号で受信することによって行うことができ
る。例えば拡散符号発生回路6aで発生する拡散符号
を、同期信号伝送用の拡散符号として同期信号を伝送す
る。受信側では、同拡散符号と同一拡散符号を発生する
拡散符号発生回路16aで発生する拡散符号で受信し、
同期検出回路14で同同期信号を受信した後、切換制御
回路20で、符号切換回路17を予め定めた順番に従っ
て順次切り換えて、送信側の拡散符号と同一の拡散符号
を発生する拡散符号発生回路16a、16b、・・の出
力を選択して、同拡散符号により送信信号を復調するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0016】スペクトラム拡散方式無線装置の送信側及
び受信側に複数の拡散符号の発生手段と同拡散信号の切
換手段を設け、送信側から同拡散符号を所定の周期で切
り換えて伝送し、受信側では、前記送信側と同期して拡
散符号を切り換えて原信号を復調することで、ある時点
の拡散符号が露見しても以後の拡散符号が異なるため、
通信の秘匿性を増大させることができる。
【0017】拡散符号の切換順序の制御手段を設け、拡
散符号の切換順序を時間とともに変化させて通信をする
ことで、外部からの拡散符号の取得がさらに困難となる
結果、秘匿性がさらに増大する。
【0018】予め同期用信号と同期用信号を伝送する拡
散符号を定めておき、同期用信号を伝送する拡散符号で
同期用信号を受信することにより、その信号を予め定め
た拡散符号の切換順序の最初の信号として、以下順次予
め定めた拡散符号の切換順序で切り換えて受信すること
で、送信側と、受信側の拡散符号の同期が確実となる。
【0019】拡散符号の切り換えは、伝送信号の1シン
ボル毎に行うことで、切換タイミングの制御回路が簡単
となる。あるいは、拡散符号の切り換えは、予め定めた
疑似ランダムな周期で切り換えて行うことで、秘匿性が
更に増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスペクトラム拡散無線装置の1実
施例の(A)送信部、(B)受信部のブロック図であ
る。
【図2】従来の直接拡散方式のスペクトラム拡散無線装
置の1例の(A)送信部、(B)受信部のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 IQ分離回路 2a、2b 乗算回路 3a、3b 乗算回路 4 合成回路 5 アンテナ 6a、6b、・・ 拡散符号発生回路 7 符号切換回路 8 移相回路 9 搬送波発生回路 10 切換制御回路 11 IQ合成回路 12a、12b 乗算回路 13a、13b 乗算回路 14 同期検出回路 15 アンテナ 16a、16b、・・ 拡散符号発生回路 17 符号切換回路 18 移相回路 19 局部発振回路 20 切換制御回路 S1 シリアルディジタル信号 S2 受信信号 22a、22b 乗算回路 23a、23b 乗算回路 24 合成回路 25 アンテナ 26 拡散符号発生回路 27 IQ分離回路 28 移相回路 29 搬送波発生回路 32a、32b 乗算回路 33a、33b 乗算回路 35 アンテナ 36 拡散符号発生回路 37 IQ合成回路 38 移相回路 39 局部発振回路 S21 シリアルディジタル信号 S22 受信信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送信号を疑似ランダム信号等からなる
    拡散符号で周波数を拡散して伝送する直接拡散方式のス
    ペクトラム拡散無線装置において、同無線装置の送信側
    及び受信側に複数の前記拡散符号の発生手段と同拡散信
    号の切換手段を設け、送信側から同拡散符号を所定の周
    期で切り換えて伝送し、受信側では、前記送信側と同期
    して拡散符号を切り換えて原信号を復調することを特徴
    としたスペクトラム拡散無線装置。
  2. 【請求項2】 前記拡散符号の切換順序の制御手段を設
    け、拡散符号の切換順序を時間とともに変化させて通信
    をすることを特徴とした請求項1記載のスペクトラム拡
    散無線装置。
  3. 【請求項3】 予め同期用信号と同同期用信号を伝送す
    る拡散符号を定め、同同期用信号を同拡散符号で受信す
    ることにより予め定めた拡散符号の切換順序の最初の信
    号とし、以下順次予め定めた拡散符号の切換順序で切り
    換えて受信することを特徴とした請求項1記載のスペク
    トラム拡散無線装置。
  4. 【請求項4】 前記拡散符号の切り換えは、伝送信号の
    1シンボル毎に行うことを特徴とした請求項1記載のス
    ペクトラム拡散無線装置。
  5. 【請求項5】 前記拡散符号の切り換えは、予め定めた
    疑似ランダムな周期で切り換えて行うことを特徴とした
    請求項1記載のスペクトラム拡散無線装置。
JP8124265A 1996-05-20 1996-05-20 スペクトラム拡散無線装置 Pending JPH09312591A (ja)

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