JPH09311946A - アニメーション作成方法及びその装置 - Google Patents

アニメーション作成方法及びその装置

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JPH09311946A
JPH09311946A JP12819596A JP12819596A JPH09311946A JP H09311946 A JPH09311946 A JP H09311946A JP 12819596 A JP12819596 A JP 12819596A JP 12819596 A JP12819596 A JP 12819596A JP H09311946 A JPH09311946 A JP H09311946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion
animation
unit
display screen
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP12819596A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Hatori
文雄 羽鳥
Yasushi Yoshimura
康史 吉村
Nobuo Yomo
信夫 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09311946A publication Critical patent/JPH09311946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作の内容を多量の静止画や実演などによらず
簡単に与えることができ、また、短時間でアニメーショ
ンを作成することができるアニメーション作成方法及び
その装置を提供する。 【解決手段】例えば、アニメーションで人間を動作させ
る場合に、まず動作手順を入力部10から入力し、言語
情報で記述する。品詞分解処理部16はこれらの言語情
報を主語、動詞、副詞、形容詞等の品詞構成に分解す
る。そして、記号化処理部18は品詞分解された言語情
報のそれぞれの意味を認識し、足、胴、手の動作条件を
記号(コード)化する。アニメーション合成処理部20
は記憶部22に予めデータベースとして記録されている
足、胴、手の基本動作の基本アニメーションの座標デー
タを参照し、基本動作の繰り返し回数等、動作条件に応
じて基本アニメーションの座標データを変化させる。こ
のようにして作成した足、胴、手のアニメーションを、
コンピュータ画面(表示部14)上で合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアニメーション(動
画)作成方法及びその装置に係り、特に人間等の動作を
アニメーション化する際に使用され、言語情報をもとに
人間の基本的パーツ(手首、腕、頭、胴等)の動作を決
定し、これを組み合わせることでアニメーションを作成
するアニメーション(動画)作成方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のアニメーション作成方法として
は、人間の動作の変化を一枚一枚の静止画で表し、これ
らを連続的に表示することで動作を表す方法があり、T
Vや映画のアニメとして活用されている。しかし、この
方法でアニメーションを作成するためには静止画を描く
能力が必要であることと、一枚の絵が再利用できずに、
大量に静止画を用意しなければならない欠点がある。
【0003】これに対して、動かす位置の座標データを
与え(人を動かすのであれば指、手、足などの位置)座
標を変化させることで動作を表す方法がある。この方法
であれば座標データさえ与えれば人の絵を描く能力は必
要とせず、なおかつ動きのある部分のみの座標データを
変更し、その間を補間することで自動的に大量の静止画
を描いたのと同じような情報が与えられる。最近のコン
ピュータ技術の発展によりこの様な技術の開発が盛んで
座標データを与える際に人間の体にセンサー等を取り付
け人間の動きを細部にわたりトレースすることでより現
実に近い動きをアニメーションとして再現できるような
技術が話題になっている(モーションキャプチャリン
グ)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法でも最初に座標を入力することは絵を描くに近い能力
が必要であり、モーションキャプチャリングにより動作
をトレースする場合には、動作を一通り実演しなければ
ならないこと、データ収集に多大な時間と労力がかかる
こと、実演する際に人が動く範囲は空間的制限があるこ
となどの問題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、動作の内容を多量の静止画や実演などによらず
簡単に与えることができ、また、短時間でアニメーショ
ンを作成することができるアニメーション作成方法及び
その装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、所望の動作手順で動作させる動体を、該動
体の全体の動作を構成する任意の動作要素に分解して前
記各動作要素の基本的な動作の単位となる単位動作を表
示画面上において実行させるために予め作成した単位動
作データをデータベースとして記録する記憶手段と、前
記動体を表示画面上で所定の動作手順で動作させるアニ
メーションを作成する際に、前記所定の動作手順で動作
させるための前記各動作要素の動作内容を設定する動作
内容設定手段と、前記各動作要素の動作内容を表示画面
上において実行させるための動作データを前記記憶手段
に記録された単位動作データに基づいて作成する動作デ
ータ作成手段と、前記動作データに基づいて前記各動作
要素の動作を表示画面上で合成するアニメーション合成
手段と、から構成されたことを特徴としている。
【0007】本発明によれば、所望の動作手順で動作さ
せる動体を、この動体の全体の動作を構成する任意の動
作要素に分解し、前記各動作要素の基本的な動作の単位
となる単位動作を表示画面上において実行させるための
単位動作データをデータベースとして作成する。そし
て、前記動体を表示画面上で所定の動作手順で動作させ
るアニメーションを作成する際に、前記所定の動作手順
から前記各動作要素の動作内容を設定し、前記各動作要
素の動作内容を表示画面上において実行させるための動
作データを前記単位動作データに基づいて作成する。そ
して、この動作データに基づいて前記各動作要素の動作
内容を表示画面上で合成する。
【0008】これにより、静止画を多量に描く必要がな
く、また、動作の実演も必要ないため空間的制限も受け
ず、従来より容易に且つ短時間で動作アニメーションを
作成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るアニメーション作成方法及びその装置の好ましい実施
の形態を詳説する。図1は本発明に係るアニメーション
作成装置の一実施の形態を示した構成図である。
【0010】同図に示すように、アニメーション作成装
置は、入力部10、演算部12、表示部14、記憶部2
2から構成される。入力部10は、キーボードやマイク
等の入力装置から成り、作成したいアニメーションの動
作手順を入力する。演算部12は、品詞分解処理部1
6、記号化処理部18、アニメーション合成処理部20
からなり、入力部10から入力したアニメーションの動
作手順を示すデータを解析し、記憶部22に記録されて
いるデータベースを参照して、アニメーションを作成す
る。尚、詳細は後述する。
【0011】表示部14は、演算部12によって作成さ
れたアニメーションを表示する。次に上記アニメーショ
ン作成装置の作用について説明する。図2は上記アニメ
ーション作成装置におけるアニメーション作成方法の手
順を示したフローチャートである。動作手順を入力部1
0から文字、又は、音声で入力し、動作手順を言語情報
として記述する(ステップS1)。尚、既存に動作手順
が書かれたものが記憶部22に記録されている場合に
は、それを利用することも可能である。
【0012】これらの言語情報は品詞分解処理部16に
入力され、品詞分解処理部16はこれらの言語情報をア
ニメーション用の画像に置き換えるために、主語、動
詞、副詞、形容詞等の品詞構成を推論する(ステップS
2)。尚、この方法としては、日本語を英語に翻訳する
時に利用されるような方法(エキスパートシステム等)
を用いる。
【0013】品詞分解処理部16によって品詞分解され
た言語情報は、記号化処理部18に入力され、記号化処
理部18は、分解された言語情報のそれぞれの意味を認
識し、人間の動作に対応させる。人間の動作に対応させ
る方法の一例として動作を記号(コード)化する(ステ
ップS3)。ここで、動作の記号化について説明する
と、まず、図3に示すように人間の基本動作として足と
胴と手の3つの動作要素(人間等の動体の全体動作を各
構成要素の動作の合成とした場合の各構成要素)に分解
し、キーワード(Foot、Body、Grasp等)
で表す。そして、入力した言語情報からそれぞれの動作
要素の動作条件を認識し、これを記号化する。例えば、
動作条件「10歩東へ歩く」は10Eのように記号化さ
れる。
【0014】このように、記号化処理部18によって動
作要素と各動作要素の動作条件が記号化される。そし
て、この記号化された情報はアニメーション合成処理部
20に入力される。ところで、図4に示すような各キー
ワードに相当する動作(基本動作)の単位当たりの基本
アニメーションが上述したモーションキャプチャリング
技術などで作成されて記憶部22のデータベースに座標
データとして予め用意されている(尚、基本動作は、歩
くや走る等の基本的な動作を示し、これらの基本動作に
数量的な単位を与える動作(例えば、1歩歩く等)を単
位動作と称す)。
【0015】アニメーション合成処理部20は、このデ
ータベースを参照し、基本動作(単位動作)の繰り返し
回数(歩行数など)や変化させる度合い(Xcmのばす
など)等、動作条件に応じて基本アニメーションの座標
データを変化させる(ステップS4)。このようにして
作成したデータをもとに各動作要素のアニメーション
を、コンピュータ画面(表示部14)上で合成する(ス
テップS5)。尚、詳細な条件の無い部分のデータ(頭
の向きなど)はデフォルト値を用意しておき、それに基
づいて表示する。
【0016】以上、表示画面に表示されたアニメーショ
ンを見ながら次に動作情報の不足やデフォルト値の確認
のために動作チェックを行う(ステップS6)。もし、
不足する動作があれば、不足する言語情報を追加入力
し、ステップS2からの処理を繰り返して希望する動作
アニメーションに仕上げていく。以上により、本実施の
形態によれば言語情報をコンピュータで処理し、基本ア
ニメーションを作成しておけば、これらの組み合わせに
より試行錯誤的ではあるが言語情報のみで動作のアニメ
ーションを作成できる。
【0017】尚、上記実施の形態においては、動作要素
を足、胴、手の3つの動作要素に分解したが、これに限
らず任意の動作要素に分解することができる。また、ア
ニメーションで動作させる物体が上記実施の形態のよう
に人体以外の場合でも、本発明は適用できる。更に、上
記実施の形態においては、空間の情報は与えず、言語情
報のみで動作を全て記述する方法としたが、実際の動作
においては対象物(道具や動かすものなど)や周りの空
間の条件(対象物が高いところにある、歩行中に段差が
あるなど)によって動作が影響を受けることが多い。こ
れに対し、CADにより動作する周りの条件を与えれば
対象物の位置などから限定される動作条件も自動的に推
論できるようになる(本人の身長より高いところにある
対象物には背伸びをしてつかむ、段差があるところでは
階段を昇る際の基本動作を用いるなどのルールを与えれ
ば良い)。この時、空間情報も事前に色々な空間をCA
Dのデータベースに持っているか若しくは簡単なレイア
ウトを前述した言語認識と同様にして(「〜を〜に配
置」等の情報を与える)容易に設定できる。
【0018】このようにすれば、対象物や空間の情報を
細かく記述する手間が省け自動的に考慮できるのでより
簡単、且つ短時間でアニメーションが作成できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るアニメ
ーション作成方法及びその装置によれば、静止画を多量
に描く必要がなく、また、動作の実演も必要ないため空
間的制限も受けず、従来より容易に且つ短時間で動作ア
ニメーションを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るアニメーション作成装置
の構成を示した図である。
【図2】図2は、本発明に係るアニメーション作成方法
を示したフローチャートである。
【図3】図3は、言語情報から動作への対応方法を説明
するために用いた図である。
【図4】図4は、動作要素の基本アニメーションパーツ
を示した図である。
【符号の説明】
10…入力部 12…演算部 14…表示部 16…品詞分解処理部 18…記号化処理部 20…アニメーション合成処理部 22…記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の動作手順で動作させる動体を、該
    動体の全体の動作を構成する任意の動作要素に分解して
    前記各動作要素の基本的な動作の単位となる単位動作を
    表示画面上において実行させるための単位動作データを
    データベースとして作成し、 前記動体を表示画面上で所定の動作手順で動作させるア
    ニメーションを作成する際に、前記所定の動作手順から
    前記各動作要素の動作内容を設定し、 前記各動作要素の動作内容を表示画面上において実行さ
    せるための動作データを前記単位動作データに基づいて
    作成し、 前記動作データに基づいて前記各動作要素の動作内容を
    表示画面上で合成することを特徴とするアニメーション
    作成方法。
  2. 【請求項2】 所望の動作手順で動作させる動体を、該
    動体の全体の動作を構成する任意の動作要素に分解して
    前記各動作要素の基本的な動作の単位となる単位動作を
    表示画面上において実行させるために予め作成した単位
    動作データをデータベースとして記録する記憶手段と、 前記動体を表示画面上で所定の動作手順で動作させるア
    ニメーションを作成する際に、前記所定の動作手順で動
    作させるための前記各動作要素の動作内容を設定する動
    作内容設定手段と、 前記各動作要素の動作内容を表示画面上において実行さ
    せるための動作データを前記記憶手段に記録された単位
    動作データに基づいて作成する動作データ作成手段と、 前記動作データに基づいて前記各動作要素の動作を表示
    画面上で合成するアニメーション合成手段と、 から構成されたことを特徴とするアニメーション作成装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001034776A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Fujitsu Ltd アニメーション編集システムおよびアニメーション編集プログラムを記録した記憶媒体
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JP2019139336A (ja) * 2018-02-07 2019-08-22 一成 伊藤 図形処理装置、図形処理方法及び図形処理のためのコンピュータプログラム

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