JPH09311083A - ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル - Google Patents

ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル

Info

Publication number
JPH09311083A
JPH09311083A JP15315596A JP15315596A JPH09311083A JP H09311083 A JPH09311083 A JP H09311083A JP 15315596 A JP15315596 A JP 15315596A JP 15315596 A JP15315596 A JP 15315596A JP H09311083 A JPH09311083 A JP H09311083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
load
circuit
signal
compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15315596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Onishi
洋司 大西
Motoyuki Adachi
元之 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP15315596A priority Critical patent/JPH09311083A/ja
Publication of JPH09311083A publication Critical patent/JPH09311083A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線化補償するための半導体ゲージを起歪部
に貼着するスペースが存在しないために直線化補償する
ことができなかったロードセルの直線化補償ができるよ
うにすること。 【解決手段】 起歪体に設けられている歪ゲージRA
B で構成されたブリッジ回路1と、このブリッジ回路
1の出力端7、8から出力される起歪体に印加された荷
重と対応する非直線性の荷重信号の出力範囲が複数の出
力範囲に分割されており、これら複数の各出力範囲ごと
に対応して設けられ、対応する出力範囲内の荷重信号が
入力したときにこの非直線性の荷重信号を直線化補償し
て補償済み直線性荷重信号を出力する複数の補償演算回
路3、4と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歪ゲージが設け
られているロードセルから出力される非直線性荷重信号
を補償して直線性荷重信号を出力させるロードセルの直
線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のロードセルは、一般に4枚の歪ゲ
ージによりホイートストンブリッジ回路が構成され、こ
のホイートストンブリッジ回路にブリッジ電源を印加
し、このホイートストンブリッジ回路の出力端から印加
荷重に対応した荷重信号を得るようになっている。図4
(a)は、そのようなロードセルに設けられているホイ
ートストンブリッジ回路の回路構成を示す図である。
【0003】図4(a)において、RA 〜RD は、歪ゲ
ージであり、この4枚の歪ゲージRA 〜RD によってホ
イートストンブリッジ回路が構成されており、歪ゲージ
AとRB 及びRC とRD の両接続点にはブリッジ電源
BVからブリッジ電圧ei が印加されており、また、歪
ゲージRB とRC 及び歪ゲージRA とRD の両接続点か
らは出力電圧e0 が出力されるようになっている。
【0004】ところが、このような歪ゲージにより構成
されたホイートストンブリッジ回路を有するロードセル
は、図5に示すように荷重変換特性が非直線性を有して
いる。この荷重変換特性の非直線性の原因として、起歪
体の機械加工精度、歪ゲージ貼り付け位置のずれや、ポ
アソン比による歪ゲージ感度の差、圧縮又は引っ張り応
力による断面形状の変形等がある。そこで、高精度のロ
ードセルを製作する場合、図4(b)に示すように荷重
変換特性の非直線性を補償するためにブリッジ電圧供給
路に半導体ゲージSGを直列に回路挿入する方法が試み
られている。この半導体ゲージSGは、起歪部であって
歪ゲージRA 〜RD が貼着された箇所の近傍に貼着され
る(特公平7−62627号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4(b)に
示す半導体ゲージSGによって荷重変換特性の非直線性
を補償する方法では、起歪部に半導体ゲージSGを貼着
するスペースが存在しない小型のロードセルには適用で
きないという問題がある。そして、歪検出用の歪ゲージ
A 〜RD が生じる歪量と同一の歪量を生じるように、
歪ゲージRA 〜RD と同一の箇所に半導体ゲージSGを
貼着する必要があるが、同一箇所に貼着することができ
ないような特殊なロードセルには適用できない。
【0006】また、荷重変換特性の直線性を高精度に補
償する場合には、直線化補償特性の異なる多くの種類の
半導体ゲージSGを準備しておき、それらの中から最適
なものを厳しく選別する必要があるが、そのために多数
の半導体ゲージSGを在庫しておかなければならない
し、最適なものを選別する手間が掛かるという問題があ
る。更に、直線化補償特性を変更するために、起歪体に
貼着されている半導体ゲージSGを別の補償特性を有す
る半導体ゲージSGに貼り替える場合、その貼り替えの
ための手間が掛かるという問題がある。そして、起歪体
を分解及び組み立てのできないケース等に収容する必要
がある場合は、半導体ゲージSGを貼り替えるために起
歪体を収容するケース等を解体する必要があるが、その
場合、ケース等を新たに製作し直す必要があり、その費
用と手間が掛かるという問題がある。
【0007】そして、半導体ゲージSGは、感度が高く
抵抗値が小さいので、荷重変換特性の直線化補償を行う
ゲージとしては優れているが、温度特性が悪いという問
題がある。つまり、温度変化が原因して荷重変換特性の
直線性を高精度に補償することができないという問題が
ある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するロードセ
ルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明のロードセル
の直線化補償方法は、起歪体に設けられている歪ゲージ
で構成されたブリッジ回路の出力端から出力される上記
起歪体に印加された荷重と対応する非直線性の荷重信号
の出力範囲が複数の出力範囲に分割されており、これら
複数の各出力範囲ごとに対応して設けられている各補償
演算回路に上記荷重信号が入力したときに、その荷重信
号が属する上記出力範囲と対応する上記補償演算回路が
上記非直線性の荷重信号を直線化補償して補償済み直線
性荷重信号を出力することを特徴とするものである。
【0010】第2の発明の直線化補償機能付きロードセ
ルは、起歪体に設けられている歪ゲージで構成されたブ
リッジ回路と、このブリッジ回路の出力端から出力され
る上記起歪体に印加された荷重と対応する非直線性の荷
重信号の出力範囲が複数の出力範囲に分割されており、
これら複数の各出力範囲ごとに対応して設けられ、対応
する上記出力範囲内の上記荷重信号が入力したときにこ
の非直線性の荷重信号を直線化補償して補償済み直線性
荷重信号を出力する複数の補償演算回路と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0011】第3の発明の直線化補償機能付きロードセ
ルは、第2の発明において、上記複数の各補償演算回路
が出力するそれぞれの補償済み荷重信号は、対応する出
力範囲内での最大荷重信号及び最小荷重信号が上記荷重
と上記荷重信号の関係を表す基準直線上、又はその近傍
に位置する曲線であることを特徴とするものである。
【0012】第4の発明の直線化補償機能付きロードセ
ルは、第2又は第3の発明において、上記複数の補償演
算回路をプリント基板に設けたことを特徴とするもので
ある。
【0013】第5の発明の直線化補償機能付きロードセ
ルは、第2、第3、又は第4の発明において、上記ブリ
ッジ回路の出力端から出力される非直線性荷重信号、又
は上記各補償演算回路から出力される直線性荷重信号、
を増幅する増幅回路を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0014】第6の発明の直線化補償機能付きロードセ
ルは、第2、第3、第4、又は第5の発明において、上
記複数の補償演算回路は、温度変化によって抵抗値の変
化が比較的小さい抵抗器が使用されていることを特徴と
するものである。
【0015】第1乃至第6の各発明によると、起歪体に
荷重が印加された際に、ブリッジ回路の出力端から出力
されるその荷重と対応する非直線性の荷重信号を補償演
算回路により直線化補償して、この補償演算回路がその
荷重と対応する直線性荷重信号を出力する。詳しくは、
ブリッジ回路の出力端から出力される荷重信号の出力範
囲が複数の出力範囲に分割されており、荷重信号がその
荷重信号と対応する補償演算回路に入力したときに、そ
の補償演算回路がその入力した非直線性の荷重信号を直
線化補償して補償済み直線性荷重信号を出力する。
【0016】第5の発明によると、増幅器は、ブリッジ
回路の出力端から出力される非直線性荷重信号、又は各
補償演算回路から出力される直線性荷重信号、を増幅し
ており、各補償演算回路から出力されるその増幅された
荷重信号を中間配線部を介して指示計等に送信すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るロードセルの直線化
補償方法及び直線化補償機能付きロードセルの一実施形
態を各図を参照して説明する。図1はその直線化補償方
法を使用する直線化補償機能付きロードセルの回路図、
図2(a)は同ロードセルの正面図、図3は直線化補償
前、及び直線化補償後の荷重信号を示す図である。各図
に示す1はホイートストンブリッジ回路、2は切換回
路、3、4は補償演算回路である。ホイートストンブリ
ッジ回路1は、図1に示す4枚の歪ゲージRA 〜RD
より構成されており、これら歪ゲージRA 〜RD は、図
2(a)に示す起歪体5の起歪部6に貼着されている。
そして、歪ゲージRA とRB 及びRC とRD の両接続点
にはブリッジ電源BVからブリッジ電圧ei が印加され
ており、また、歪ゲージRB とRC 及び歪ゲージRA
D の両接続点の出力端子7、8からは出力電圧e0
出力されるようになっている。この出力端子7、8は、
差動増幅回路9を構成するオペアンプOP1、OP2の
各非反転入力端子にそれぞれ接続されている。
【0018】差動増幅回路9は、一般に知られているイ
ンスツルメンテーション形の増幅回路で、3つのオペア
ンプOP1、OP2、OP3と、これらの各入出力端子
に接続された7つの抵抗器R1 乃至R7 とによって構成
されている。即ち、各オペアンプOP1、OP2の反転
入力端子は、抵抗器R1 を介して互いに接続されている
と共に、それぞれが抵抗器R2 、R3 を介して各々の出
力端子に接続されている。更に、オペアンプOP1、O
P2の各出力端子は、それぞれ抵抗器R4 、R5 を介し
てオペアンプOP3の反転入力端子、及び非反転入力端
子に接続されている。そして、オペアンプOP3の非反
転入力端子は、抵抗器R7 を介して接地され、その反転
入力端子は、抵抗器R6 を介してこのオペアンプOP3
の出力端子に接続されている。オペアンプOP3の出力
端子は、差動増幅回路9の出力端子10となる。この差
動増幅回路9の増幅率は、抵抗器R1 乃至R7 の抵抗値
によって決定される。
【0019】この差動増幅回路9により増幅されたブリ
ッジ回路1の出力荷重信号VK は、後述する切換回路
2、低出力用補償演算回路3及び高出力用補償演算回路
4にそれぞれ供給されて、この低出力用補償演算回路
3、又は高出力用補償演算回路4から出力される荷重信
号は、マルチプレクサ15及び中間配線を介して指示計
(図示せず)に供給される。つまり、この差動増幅回路
9は、ブリッジ回路1の出力端子7、8から出力される
約20mv(10〜30mv)の荷重信号を約2ボルト
に増幅しているので、低出力用補償演算回路3等により
出力される直線化補償済み荷重信号も約2ボルト程度で
あり、これによって中間配線で電圧低下やノイズの影響
があっても指示計に正確な荷重を指示させることができ
る。この差動増幅回路9は、中間配線で電圧低下等があ
っても指示計に正確な荷重を指示させることができる増
幅率のものを採用すべきである。例えば、中間配線に供
給される荷重信号の電圧が約1ボルト以上となるものを
採用すると良い。
【0020】切換回路2は、オペアンプOP4を備える
比較回路(コンパレータ)12と、スイッチングトラン
ジスタ13を用いた反転回路(インバータ)14とによ
って構成されており、この切換回路2に供給された荷重
信号(差動増幅回路9の出力信号)VK は、まず、オペ
アンプOP4の反転入力端子に入力される。このオペア
ンプOP4は、入力された荷重信号VK と、非反転入力
端子に抵抗器R8 を介して与えられている基準電圧VTH
とを比較するもので、荷重信号VK の絶対値が基準電圧
TH(定格電圧V2 の1/2の電圧)を越えるときに、
ハイレベル(Hレベル)信号を出力し、荷重信号VK
基準電圧VTH以下のときに、ローレベル(Lレベル)信
号を出力するよう構成されている。なお、上記基準電圧
THは、可変抵抗器VR1 により調整可能とされてい
る。また、上記比較動作にヒステリシス特性を持たせる
ために、オペアンプOP4の非反転入力端子と出力端子
とは、抵抗器R9 を介して接続されており、これにより
正帰還が掛けられている。そして、この比較回路12の
出力は、反転回路14に供給されると共に、例えばマル
チプレクサ15により形成された切換回路の切換制御信
号入力端子CNT1にも供給される。
【0021】反転回路14は、比較回路12の出力を反
転させた信号を出力するものである。つまり、比較回路
12の出力がローレベル(Lレベル)のときにハイレベ
ル(Hレベル)の信号を出力し、比較回路12の出力が
ハイレベル(Hレベル)のときにローレベル(Lレベ
ル)の信号を出力するものであり、この反転回路14の
出力はマルチプレクサ15の切換制御信号入力端子CN
T2に供給される。なお、同図における抵抗器R10、R
11は、比較回路12の出力をスイッチングトランジスタ
13のスイッチング動作に適した所定の電圧レベルにま
で引き下げるための分圧抵抗器で、抵抗器R12は、スイ
ッチングトランジスタ13の負荷抵抗である。
【0022】低出力用補償演算回路3は、オペアンプO
P5を用いた反転増幅回路により構成されている。この
オペアンプOP5の反転入力端子には、差動増幅回路9
から出力される荷重信号VK が抵抗器R13を介して入力
し、このオペアンプOP5の反転入力端子と出力端子と
の間に設けられた可変抵抗器VR2 により荷重信号VK
が必要なレベルにまで増幅され(詳しくは抵抗器R13
可変抵抗器VR2 との抵抗値の比率に応じた増幅率で増
幅され)、マルチプレクサ15の入力端子Aに入力され
る。なお、オペアンプOP5の非反転入力端子と接地間
に設けられた抵抗器R14は、バイアス電流補償用の抵抗
器である。
【0023】高出力用補償演算回路4は、オペアンプO
P6を用いた減算回路16、オペアンプOP7を用いた
可変増幅回路17、オペアンプOP8を用いた加算回路
18によって構成されており、この高出力用補償演算回
路4に供給された出力端子10の荷重信号VK は、抵抗
器R15を介してまず減算回路16のオペアンプOP6
の非反転入力端子に入力される。このオペアンプOP6
の非反転入力端子には、抵抗器R16を介して減算電圧
d も与えられており、オペアンプOP6は、出力端子
10の荷重信号から減算電圧Vd を差し引いた電圧を出
力し、これを可変増幅回路17に供給する。なお、減算
電圧Vd は、可変抵抗器VR3 により調整可能とされて
いる。
【0024】可変増幅回路17は、これを構成する抵抗
器R17を介して減算回路16からの出力をオペアンプ
OP7の反転入力端子に入力し、この入力をこのオペア
ンプOP7の反転入力端子と出力端子との間に設けられ
ている可変抵抗器VR4 により必要なレベルにまで増幅
(詳しくは抵抗器R17と可変抵抗器VR4 との抵抗値
の比率に応じた増幅率で増幅)した後、加算回路18に
供給する。なお、オペアンプOP7の非反転入力端子と
接地間に設けられた抵抗器R18は、バイアス電流補償用
の抵抗器である。
【0025】加算回路18は、これを構成する抵抗器R
19を介して可変増幅回路17からの出力をオペアンプO
P8の非反転入力端子に入力する。このオペアンプOP
8の非反転入力端子には、抵抗器R20を介して加算電圧
a も与えられており、オペアンプOP8は、可変増幅
回路17からの出力に加算電圧Va を加算した電圧を出
力し、これをマルチプレクサ15の入力端子Bに入力す
る。なお、上記加算電圧Va は、可変抵抗器VR5 によ
り調整可能とされている。
【0026】マルチプレクサ15は、低出力用補償演算
回路3及び高出力用補償演算回路4からそれぞれ入力さ
れた信号のうちの一方を出力するもので、どちらを出力
させるかについては、切換制御信号入力端子CNT1、
CNT2に入力された信号のレベルに応じて切り換え
る。ここでは、切換制御信号入力端子CNT1にローレ
ベルの信号が供給されたときに(CNT2にハイレベル
の信号が供給されたときに)低出力用補償演算回路3か
らの信号を出力させ、切換制御信号入力端子CNT1に
ハイレベルの信号が供給されたときに(CNT2にロー
レベルの信号が供給されたときに)高出力用補償演算回
路4からの信号を出力させるように構成されている。即
ち、上記回路構成によれば、ロードセルに掛かる荷重W
の出力の絶対値が小さいときには、この荷重信号VK
低出力用補償演算回路3で増幅した荷重信号VK1がマル
チプレクサ15から出力され、被計量物の重量が重くロ
ードセルの出力の絶対値が大きいときには、この荷重信
号VK を高出力補償演算回路4で増幅した荷重信号VK4
がマルチプレクサ15から出力される。
【0027】なお、図1に示す差動増幅回路9、切換回
路2、低出力用補償演算回路3、高出力用補償演算回路
4、及びマルチプレクサ15に使用されている各抵抗器
には、半導体ゲージを使用する必要がなく、温度特性の
比較的良好な抵抗器(半導体ゲージ以外の抵抗器)であ
り、このような抵抗器を使用したことにより温度変化に
よっては直線化補償特性が殆ど変化しない、即ち温度変
化による出力誤差が比較的小さい直線化補償機能付きロ
ードセルを提供することができる。
【0028】次に、低出力用補償演算回路3と高出力用
補償演算回路4の調整手順を説明する。図3に示すAD
は、ロードセルに加えられた荷重Wと出力端子10の荷
重信号VK (差動増幅回路9により増幅されたブリッジ
回路1の出力荷重信号VK )の関係を示す荷重変換特性
曲線、BDは、荷重Wと出力端子CH1(低出力用補償
演算回路3の出力端子)の荷重信号VK1の関係を示す荷
重変換特性曲線、CDは、荷重Wと出力端子CH3(可
変増幅回路17の出力端子)の荷重信号VK3の関係を示
す荷重変換特性曲線、EDは、荷重Wと出力端子CH4
(加算回路18の出力端子)の荷重信号VK4の関係を示
す荷重変換特性曲線である。
【0029】まず、このロードセルの定格荷重がW2
したときに、荷重W2 /2をロードセルに掛けた状態
で、低出力用補償演算回路3の出力荷重信号VK1がマル
チプレクサ15の出力電圧Vとして現れるように、オペ
アンプOP4のスレショルド電圧の調整をおこなう。こ
の調整は、可変抵抗器VR1 によって行う。この調整に
より、ロードセルにW2 /2以下の荷重が掛かったとき
には、その荷重信号VK(出力端子10に現れる荷重信
号)が低出力用補償演算回路3により直線化補償されて
マルチプレクサ15の出力電圧Vとして現れ、ロードセ
ルにW2 /2を越える荷重が掛かったときには、その荷
重信号VK が高出力用補償演算回路4により直線化補償
されてマルチプレクサ15の出力電圧Vとして現れる。
【0030】ロードセルへの外乱により、差動増幅回路
9の出力荷重信号VK が変化して、マルチプレクサ15
の切換制御信号入力端子CNT1、2に入力する切替え
信号がチャタリングを起こさないように、抵抗器R9に
よりヒステリシス機能を持たせている。このヒステリシ
スの幅は、抵抗器R9の抵抗値により変化させることが
できる。
【0031】次に、定格荷重W2 がロードセルに掛かっ
たときの出力電圧V=V2 とすると、ロードセルにW2
/2の荷重を掛けた状態で、低出力用補償演算回路3の
出力端子CH1の出力荷重信号VK1の電圧がV2 /2と
なるように、可変抵抗器VR2 を調整してオペアンプO
P5による増幅率を設定する。この調整により、低出力
用補償演算回路3の調整を終了する。このように調整さ
れた低出力用補償演算回路3によると、ロードセルにW
2 /2以下の荷重が掛かったときに、図3に示す非直線
性の荷重変換特性曲線ADを直線化補償を行って荷重変
換特性曲線BDで示す補償済み直線性荷重信号VK1を出
力することができる。
【0032】次に、ロードセルにW2 /2の荷重を掛け
た状態で、減算回路16の出力端子CH2の出力荷重信
号VK2の電圧が0となるように、可変抵抗器VR3 を調
整してオペアンプOP6による減算電圧を設定する。
【0033】更に、ロードセルに定格荷重W2 を掛けた
状態で、可変増幅回路17の出力端子CH3の出力荷重
信号VK3の電圧がV2 /2となるように、可変抵抗器V
4を調整してオペアンプOP7による増幅率を設定す
る。この調整によって、ロードセルにW2 /2を越える
荷重が掛かったときに、図3に示す荷重変換特性曲線A
Dを荷重変換特性曲線CDで示す荷重信号VK3を出力す
ることができる。
【0034】次に、ロードセルに定格荷重W2 を掛けた
状態で、加算回路18の出力端子CH4の出力荷重信号
K4の電圧が定格電圧V2 となるように、可変抵抗器V
5を調整してオペアンプOP8による加算電圧を設定
する。この調整によって、図3に示す荷重変換特性曲線
CDを荷重変換特性曲線EDで示す荷重信号VK4を出力
することができる。
【0035】このように調整された高出力用補償演算回
路4によると、ロードセルにW2 /2を越える荷重が掛
かったときに、図3に示す非直線性の荷重変換特性曲線
ADを直線化補償を行って荷重変換特性曲線EDで示す
補償済み直線性荷重信号VK4を出力することができる。
これによって、低出力用補償演算回路3及び高出力用補
償演算回路4が出力するそれぞれの補償済み荷重信号V
K1、VK4は、図3に示すように対応する各出力範囲(0
以上V2 /2以下)、(V2 /2を越えてV2以下)内
での最大荷重信号及び最小荷重信号(0、V2 /2、V
2 )が荷重Wと荷重信号(出力電圧V)の関係を表す基
準直線FD上に位置させることができる。
【0036】次に、上記直線化補償方法を使用するロー
ドセル、即ち直線化補償機能付きロードセルによる直線
性の改善の程度について説明する。今、図1に示す出力
端子10に現れる補償前の非直線性荷重信号VK が図3
に示す荷重変換特性曲線ADで表される。そして、この
曲線が VK =aW2 +bW ・・・・(1) の二次曲線の式で表すことができる。ただし、VK は出
力端子10の出力電圧、Wは荷重、a、bは係数とす
る。ここで、定格荷重が2t(トン)、出力電圧VK
定格出力電圧が2ボルトとする。なお、ホイートストン
ブリッジ回路1の出力端7、8の定格出力電圧は20m
vとし、差動増幅回路9の増幅率を100倍とする。そ
して、式(1)の曲線と基準直線FDとの隔たりが最大
である荷重1tでの直線性出力誤差Gが0.2%とする
と、式(1)は、 VK =−0.04W2 +10.08W ・・・・(2) で表すことができる。なお、直線性出力誤差Gは、 G=(ΔVL /V2 )×100(%) ・・・・(3) で計算される。ただし、ΔVL は、図3に示すように出
力電圧VK と基準直線FDとの差の最大値であり、V2
は定格出力電圧である。
【0037】次に、本発明の低出力用補償演算回路3及
び高出力用補償演算回路4により、非直線性荷重信号V
K を直線化補償すると、図3に示す荷重変換特性曲線B
D、EDで表される荷重信号VK1、VK4となる。荷重変
換特性曲線BDは、二次曲線であり、 VK1=(10×10.04)×(−0.04W2 +10.08W) ・・・・(4) で表すことができる。この曲線BDと基準直線FDとの
差が最大となる荷重は、0.5t(トン)のときであ
り、この荷重W=0.5tのときの荷重信号VK1は約
0.501ボルトである。従って、直線性出力誤差G
は、 G=(0.501−0.5)/2=0.05% ・・・・(5) となり、補償前の直線性出力誤差Gが0.2%であるの
で、約1/4に縮小することができる。なお、荷重変換
特性曲線EDは、曲線BDと同様に直線性出力誤差Gが
0.05%であり、補償前の約1/4に縮小することが
できる。その詳細な説明は省略する。
【0038】ただし、図3では、荷重変換特性曲線A
D、BD、EDを上に凸の二次曲線として説明したが、
下に凸の二次曲線である場合でも同様の効果が得られ、
その詳細な説明を省略する。
【0039】そして、上記実施形態では、荷重W=0、
2 /2、W2 の3点を基準直線FD上に一致させる補
償方法としたが、これ以外に、例えば荷重W=0、W2
/3、2W2 /3、W2 の4点を基準直線FD上に一致
させる補償方法、又は荷重W=0、W2 /4、W2
2、3W2 /4、W2 の5点等の4点以上の複数点を基
準直線FD上に一致させる補償方法等を採用することが
できる。例えば4点を基準直線FD上に一致させる補償
方法を採用する場合は、出力端子10の定格出力電圧V
2 を3つの出力範囲(0〜V2 /3、V2 /3〜2V2
/3、2V2 /3〜V2 )に分割し、これら複数の各出
力範囲ごとに対応して低出力用補償演算回路、中出力用
補償演算回路、及び高出力用補償演算回路を設け、切換
回路が出力端子10の出力荷重信号VK が上記3つの出
力範囲のうちのどの出力範囲に該当するかを判定し、該
当する出力範囲と対応する補償演算回路に出力荷重信号
Kを送信する構成とすればよい。ただし、0、V2
3、2V2 /3、V2 の4点を基準直線FD上に一致さ
せてある。5点以上の複数点を基準直線FD上に一致さ
せる補償方法も同様に補償演算回路(減算回路、可変増
幅回路、加算回路からなる回路)を1回路ずつ増やせば
よい。
【0040】また、上記実施形態では、低出力用補償演
算回路3、及び高出力用補償演算回路4の動作の確実性
を高めるために、図1に示すように、ホイートストンブ
リッジ回路1の出力端子7、8から出力される出力電圧
0 を差動増幅回路9によって増幅し、しかる後に低出
力用補償演算回路3、又は高出力用補償演算回路4によ
って直線化補償を行う構成としたが、ホイートストンブ
リッジ回路1の出力端子7、8から出力される出力電圧
0 を低出力用補償演算回路3、又は高出力用補償演算
回路4によって直線化補償を行い、しかる後にこの直線
化補償された荷重信号を増幅回路によって増幅する構成
としてもよい。
【0041】次に、直線化補償回路の取り付け例を図2
を参照して説明する。直線化補償回路は、図1に示す差
動増幅回路9、切換回路2、低出力用補償演算回路3、
高出力用補償演算回路4、及びマルチプレクサ15を含
む回路であり、これら各回路はプリント基板19上に実
装されている。図2(a)は、上記実施形態のロバーバ
ル型ロードセルの側面に直線化補償回路が実装されてい
るプリント基板19をネジ止めして取り付けた例を示
す。図2(b)は、ケース20内に設けた起歪体21に
プリント基板19をネジ止めして取り付けた例を示す。
起歪体21は、圧縮型、引っ張り型、圧縮及び引っ張り
共用型等のいずれの型式のものでも取り付けることがで
きる。図2(c)は、圧膜型起歪体22の内部にプリン
ト基板19をネジ止めして取り付けた例を示す。このよ
うに、起歪体22がケースとしての機能を有するものに
も取り付けることができる。
【0042】そして、図には示さないが、起歪体を分解
及び組み立てのできないケース等の内部に収容する必要
がある場合には、このプリント基板19をその分解不能
なケース等の外部に取り付けることができるし、ケース
から引き離して別のケース内に取り付けることもでき
る。
【0043】そして、直線化補償回路をプリント基板1
9上に実装したが、フレキシブルサーキットボード上に
実装し、このフレキシブルサーキットボードを図2に示
すように取り付けてもよい。
【0044】
【発明の効果】第1乃至第6の各発明は、ブリッジ回路
の出力端から出力される荷重信号の出力範囲を複数の出
力範囲に分割して、これら複数の各出力範囲に対応させ
て複数の各補償演算回路を割り当ててあり、各補償演算
回路はこれら割り当てられた出力範囲内の非直線性の荷
重信号が入力したときに、この入力した荷重信号を荷重
と荷重信号の関係を表す基準直線に沿うように直線化補
償して補償済み荷重信号を出力する構成である。従っ
て、各補償演算回路より出力される補償済み直線性荷重
信号と基準直線との間の最大誤差は、ブリッジ回路の出
力端から出力される非直線性荷重信号と基準直線との間
の最大誤差よりも小さくすることができるという効果が
ある。
【0045】また、各発明によると、各補償演算回路
を、図4(b)に示す従来の半導体ゲージSGを使用し
て補償する方法のように歪が生じる起歪部に貼着する必
要がないので、小型のロードセルにも適用することがで
きるという効果がある。そして、このように各補償演算
回路を起歪部に貼着する必要がないので、従来では半導
体ゲージSGをブリッジ回路の歪検出用歪ゲージRA
D と同一の箇所に貼着することができないという理由
で直線化補償することができなかった特殊なロードセル
にも適用して直線化補償することができるという効果が
ある。
【0046】また、補償演算回路は、例えば内部に可変
抵抗器を設けてこの可変抵抗器を調整することにより直
線化補償特性を連続的に変更することができるので、従
来のように直線化補償特性の異なる多くの種類の半導体
ゲージSGを準備する必要がなく、従って、最適な半導
体ゲージSGを選別する手間と費用を削減することがで
きるという効果がある。更に、従来では、直線化補償特
性を変更するために起歪体に貼着されている半導体ゲー
ジSGを別の補償特性を有する半導体ゲージに変更する
場合は、半導体ゲージを貼り替える必要があるが、本発
明の補償演算回路では、例えば上記のように内部に設け
た可変抵抗器を調整して直線化補償特性を変更すること
ができるので、直線化補償特性の変更を容易に行うこと
ができるし、別の補償演算回路に取り替える場合でも起
歪体に貼着されていないので、容易に取り替えることが
できる。
【0047】そして、補償演算回路は、起歪体から引き
離して設けることができるので、起歪体を分解及び組み
立てのできないケース等の内部に収容する必要がある場
合に、この補償演算回路をその分解不能なケース等の外
部に取り付けることができ、これによって、補償演算回
路の調整、交換を手間と費用を掛けずに容易に行うこと
ができる。
【0048】また、各発明によると、従来のようにブリ
ッジ回路の励磁側に半導体ゲージSGや調整用並列抵抗
を接続しないでよいから、その分、ブリッジ電圧ei
降下せず、比較的高い出力電圧e0 が得られる。つま
り、従来では、ブリッジ電圧ei の降下分を補うために
起歪部の歪を大きくする必要があり、これにより起歪体
の疲労寿命が短縮するし、破壊安全率も低下するが、本
発明によると、起歪部の歪を大きくする必要がないの
で、起歪体の疲労寿命が短縮しないし、破壊安全率も低
下しない。
【0049】第3の発明によると、複数の各補償演算回
路より出力されるそれぞれの補償済み荷重信号は、対応
する出力範囲内での最大荷重信号及び最小荷重信号が荷
重と荷重信号の関係を表す基準直線上、又はその近傍に
位置する曲線としたので、各補償演算回路の出力荷重信
号が基準直線上に沿うようにする調整が容易であり、各
補償演算回路より出力される補償済み荷重信号と基準直
線との間の誤差を比較的小さくすることができるという
効果がある。
【0050】第4の発明によると、補償演算回路をプリ
ント基板上に設けた構成としたことにより、この補償演
算回路の取付け場所の選択の範囲を拡げることができ
る。例えば、ロードセルのケースに取り付けたり、起歪
体に直接取り付けることもできる。
【0051】第5の発明によると、ブリッジ回路の出力
端から出力される荷重信号、又は各補償演算回路から出
力される荷重信号を増幅器により増幅して出力する構成
であるので、この増幅した荷重信号を中間配線部を介し
て指示計に送信することができる。これにより、ロード
セルと指示計との中間配線部において荷重信号の電圧低
下やノイズの影響があっても指示誤差を少なくすること
ができるという効果がある。つまり、ブリッジ回路の出
力端から出力される荷重信号の電圧は、通常10〜30
mvであるので、この電圧ではロードセルと指示計との
間の中間配線部分での電圧低下やノイズの影響により誤
計量することがあった。そこで、本発明は、このような
誤計量を防止することができるようにした。
【0052】第6の発明によると、直線化補償を行うた
めに、従来のように半導体ゲージSGを使用する必要が
なく、補償演算回路に温度特性の優れた抵抗器を使用す
ることができるので、温度変化の影響を受けることが少
ない補償演算回路を提供することができる。即ち、温度
変化があっても正確に荷重を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る直線化補償機能付
きロードセルの回路図である。
【図2】(a)は同実施形態の直線化補償機能付きロー
ドセルの外観正面図、(b)は同発明の他の実施形態に
係る直線化補償機能付きロードセルの縦断面図、(c)
は同発明の更に他の実施形態に係る直線化補償機能付き
ロードセルの縦断面図である。
【図3】直線化補償前の荷重信号を表す荷重変換特性曲
線、及び同実施形態の補償演算回路により直線化補償し
た直線性荷重信号を表す荷重変換特性曲線を示す図であ
る。
【図4】(a)は従来のロードセルに貼着された歪ゲー
ジで構成されるホイートストンブリッジ回路を示す図、
(b)は(a)に示すホイートストンブリッジ回路に直
線化補償用の半導体ゲージを回路挿入した図である。
【図5】図4(a)に示すホイートストンブリッジ回路
の出力端に現れる直線化補償前の荷重信号を表す荷重変
換特性曲線である。
【符号の説明】
1 ホイートストンブリッジ回路 2 切換回路 3 低出力用補償演算回路 4 高出力用補償演算回路部 5 起歪体 9 差動増幅回路 19 プリント基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起歪体に設けられている歪ゲージで構成
    されたブリッジ回路の出力端から出力される上記起歪体
    に印加された荷重と対応する非直線性の荷重信号の出力
    範囲が複数の出力範囲に分割されており、これら複数の
    各出力範囲ごとに対応して設けられている各補償演算回
    路に上記荷重信号が入力したときに、その荷重信号が属
    する上記出力範囲と対応する上記補償演算回路が上記非
    直線性の荷重信号を直線化補償して補償済み直線性荷重
    信号を出力することを特徴とするロードセルの直線化補
    償方法。
  2. 【請求項2】 起歪体に設けられている歪ゲージで構成
    されたブリッジ回路と、このブリッジ回路の出力端から
    出力される上記起歪体に印加された荷重と対応する非直
    線性の荷重信号の出力範囲が複数の出力範囲に分割され
    ており、これら複数の各出力範囲ごとに対応して設けら
    れ、対応する上記出力範囲内の上記荷重信号が入力した
    ときにこの非直線性の荷重信号を直線化補償して補償済
    み直線性荷重信号を出力する複数の補償演算回路と、を
    具備することを特徴とする直線化補償機能付きロードセ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の直線化補償機能付きロ
    ードセルにおいて、上記複数の各補償演算回路が出力す
    るそれぞれの補償済み荷重信号は、対応する出力範囲内
    での最大荷重信号及び最小荷重信号が上記荷重と上記荷
    重信号の関係を表す基準直線上、又はその近傍に位置す
    る曲線であることを特徴とする直線化補償機能付きロー
    ドセル。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の直線化補償機能
    付きロードセルにおいて、上記複数の補償演算回路をプ
    リント基板に設けたことを特徴とする直線化補償機能付
    きロードセル。
  5. 【請求項5】 請求項2、3、又は4に記載の直線化補
    償機能付きロードセルにおいて、上記ブリッジ回路の出
    力端から出力される非直線性荷重信号、又は上記各補償
    演算回路から出力される直線性荷重信号、を増幅する増
    幅回路を設けたことを特徴とする直線化補償機能付きロ
    ードセル。
  6. 【請求項6】 請求項2、3、4、又は5に記載の直線
    化補償機能付きロードセルにおいて、上記複数の補償演
    算回路は、温度変化によって抵抗値の変化が比較的小さ
    い抵抗器が使用されていることを特徴とする直線化補償
    機能付きロードセル。
JP15315596A 1996-05-23 1996-05-23 ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル Withdrawn JPH09311083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15315596A JPH09311083A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15315596A JPH09311083A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09311083A true JPH09311083A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15556238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15315596A Withdrawn JPH09311083A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09311083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195895A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Yamato Scale Co Ltd ロードセル
JP2013516611A (ja) * 2009-12-31 2013-05-13 クレーン ニュークリア,インコーポレイテッド 構成部品内の歪みの測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195895A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Yamato Scale Co Ltd ロードセル
JP2013516611A (ja) * 2009-12-31 2013-05-13 クレーン ニュークリア,インコーポレイテッド 構成部品内の歪みの測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3251081B2 (ja) 計量装置
US4734873A (en) Method of digital process variable transmitter calibration and a process variable transmitter system utilizing the same
JP3399953B2 (ja) 圧力センサ
US5220971A (en) Shear beam, single-point load cell
US7478001B2 (en) Systems and methods for temperature-compensated measuring of a load
KR970001610B1 (ko) 로오드셀식 전자저울의 하중검출회로
US6308577B1 (en) Circuit and method of compensating for membrane stress in a sensor
US5134885A (en) Circuit arrangement for measuring a mechanical deformation, in particular under the influence of a pressure
US7194922B2 (en) Modular force-measuring cell for a weighing scale, and weighing scale
EP0178368B1 (en) Process variable transmitter and method for correcting its output signal
JP3802029B2 (ja) 計量器に用いる荷重計測セル及び計量器
JPS58114199A (ja) 2線式圧力差圧伝送器
JP3222367B2 (ja) 温度測定回路
JPH09311083A (ja) ロードセルの直線化補償方法及び直線化補償機能付きロードセル
US20240003991A1 (en) Sensor output compensation circuit
US5031463A (en) Load cell output correction circuitry
JP5967803B2 (ja) ひずみゲージ式変換器
WO1991007713A1 (en) Transducer power supply
US4475608A (en) Weight detection circuit for a load cell scale
JPH0531729B2 (ja)
JPH11211544A (ja) 荷重測定方法およびロードセル
Moghimi Bridge-type sensor measurements are enhanced by autozeroed instrumentation amplifiers with digitally programmable gain and output offset
JPH0368830A (ja) 半導体圧力センサの温度補償回路
RU2165602C2 (ru) Полупроводниковый датчик давления
JPH11271158A (ja) 圧力検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805