JPH09310390A - ホース引出式水栓のヘッド保持具 - Google Patents

ホース引出式水栓のヘッド保持具

Info

Publication number
JPH09310390A
JPH09310390A JP8166591A JP16659196A JPH09310390A JP H09310390 A JPH09310390 A JP H09310390A JP 8166591 A JP8166591 A JP 8166591A JP 16659196 A JP16659196 A JP 16659196A JP H09310390 A JPH09310390 A JP H09310390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
holder
discharge head
mounting base
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8166591A
Other languages
English (en)
Inventor
Sasagu Horimoto
奉 堀本
Takashi Kojima
孝志 小島
Yukio Hashimoto
幸男 橋本
Hirotoshi Ito
弘利 伊藤
Fumihiko Kawamura
文彦 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP8166591A priority Critical patent/JPH09310390A/ja
Publication of JPH09310390A publication Critical patent/JPH09310390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャワー水栓において、吐出ヘッドを使用者
が持たなくても、洗髪をするのに適当な位置に保持す
る。 【解決手段】 吐出ヘッド2を取付基部4から所定長さ
だけ引き出した状態でホース3に保持具10を装着す
る。保持具10両端の嵌合部11,12はそれぞれ取基
部4と吐出ヘッド2の接続部2aへ嵌着する。これによ
り、吐出ヘッド2の高さ位置及びシャワー水の吐出方向
が洗髪するのに適当となるように保持されるので、片手
だけでも洗髪を良好に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】洗面カウンターに取り付けら
れるシャワー水栓など、吐出ヘッドに接続した可撓性の
ホースを、カウンター等の基材表面に取着した取付基部
に対して引き出し・収納が自在であるように構成したも
のがある。本発明は、このようなホース引出式水栓の使
い勝手を向上させることを目的とするものであって、特
に、片手の機能に障害を持つ身障者や負傷者が、適切な
吐出ヘッドの位置で水栓を使用できるようにすることを
目的する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す如く、洗髪用洗面器等に設置
されるシャワー水栓1は、洗面器等の基材S表面に中空
の取付基部4を取着し、該取付基部4に可撓性のホース
3を挿通し、該ホース3の一端3aを湯水の供給源と連
絡するバルブ部5に接続すると共に他端に吐出ヘッド2
を接続するという構成を有している。
【0003】このように構成されたシャワー水栓1は、
吐出ヘッド2を持ってホース3を引き出し・収納するこ
とが可能であるから、洗髪時、所望する位置まで使用者
が吐出ヘッド2を引き出すことにより、頭の洗浄を容易
に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種のシャ
ワー水栓は、ホース全体を取付基部に収納させた状態が
手洗い位置となるように設定されている。従って洗髪を
する場合には、片方の手で吐出ヘッドを取付基部から所
望長さだけ引き出し、洗面器に向かって上半身を屈めた
状態で頭上に吐出ヘッドを保持してシャワー水を吐出さ
せながら、もう片方の手で頭髪を洗浄するという動作を
通常行っている。
【0005】ところで、前述の洗髪作業は、両手が使え
る健常者には困難ではなくとも、片手の機能に障害を持
つ身障者や負傷者にとっては、単独では片手に吐出ヘッ
ドを持って頭髪にシャワー水をかけることしかできない
ものであり、適切な洗髪作業を実行しようとするには介
助者の存在が不可欠である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来のホー
ス引出式水栓の欠点に鑑み創案したものであって、その
特徴とするところは、ホースの取付基部からの引き出し
長さを所定寸法に規定するヘッド保持具を、吐出ヘッド
近くにおいてホースに外装することにある。
【0007】なお前記ヘッド保持具は、変形可能とする
こともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明が対象とするホース引出式
水栓の例としては、洗面器や洗面カウンターなどに設置
されるシャワー水栓が代表的である、一般にシャワー水
栓1(図7参照)は、洗面器の上縁面あるいはカウンタ
ー表面等の基材Sに取着された中空の取付基部4に、可
撓性のホース3が出入り自在に挿通され、該ホース3の
基端側は湯水の供給源と連絡するバルブ部5に接続さ
れ、先端側に吐出ヘッド2が取り付けられるている。そ
して、洗面や手洗浄を行う際には、吐出ヘッド2を取付
基部4へ直に装着した収納状態で使用し、洗髪を行う際
には、使用者が吐出ヘッド2を持って、ホース3を取付
基部4から所望長さだけ引き出すことができるよう構成
されている。
【0009】本発明に係るヘッド保持具は、吐出ヘッド
2を所定の高さ位置に固定するためのものである。保持
具を取付基部4から適当長さだけ引き出したホース3へ
外装することにより、使用者が吐出ヘッド2を持たなく
ても、シャワー水の吐出位置及び方向が洗髪をするのに
適切となる状態に保持される。依って、片手の機能に障
害を持つ使用者であっても、少なくとも片手を頭髪の洗
浄に使用することができるから、満足できる洗髪の実行
が可能となる。
【0010】なおヘッド保持具は、シャワー水栓1で洗
面や手洗浄を行う際には吐出ヘッド2を収納位置へ戻す
ことができるよう、原則としてホース3に対し着脱自在
であることが必要である。
【0011】ヘッド保持具の実施形態については、その
取付対象に基づき、大きく分けて次の3つの態様が考え
られる。すなわち、(1)ホースに保持具を取着する形
態、(2)取付基部とホースとに保持具を取着する形
態、(3)取付基部と吐出ヘッドとに保持具を取着する
形態、である。
【0012】さらに、(1)〜(3)の各態様それぞれ
につき、保持具が剛体である場合と変形可能な場合とが
考えられる。
【0013】
【実施例】
〔第1実施例〕図1に、本発明に係る保持具10の一実
施例を示す。図示する保持具10は、プラスチック・ス
テンレス鋼等の若干の弾性と耐水性とを備えた材質から
成る筒状の部材であって、側面にホース挿入用のスリッ
ト13を形成してある。当該保持具10の内径は、取付
対象となるホース3の外径とほぼ等しく設定され、従っ
て、取付基部4から適当長さだけ引き出したホース3の
外面へスリット13を通じて無理嵌めすることにより、
上記保持具10をホース3へ装着することができる。
【0014】保持具10は、その一端に取付基部4との
嵌合部11を設けておくのが望ましく、さらに他端にも
吐出ヘッド2との嵌合部12を設けておくことが望まし
い。本実施例では、保持具本体10aの一端に取付基部
4とホース3との間へ嵌挿し得る嵌合部11を設けると
共に、他端に吐出ヘッド2とホース3との接続部2aの
外周面へ装着される嵌合部12を設けた。保持具10の
両端部を吐出ヘッド2とホース3との接続部2a及び取
付基部4へ嵌合させることにより、引き出した可撓性の
ホース3が変形するのを阻止して、吐出ヘッド2の姿勢
を安定させることができる。
【0015】なお、保持具10の外装を取付基部4又は
吐出ヘッド2の外面と同一又は類似に形成しておくこと
により、保持具10をホース3へ装着したときに外観上
の統一感を得ることができる。
【0016】当該保持具10の長さ寸法は、吐出ヘッド
2の位置が洗髪をするのに適切となるよう設定される。
具体的には、保持具10をホース3へ装着して吐出ヘッ
ド2を取付基部4から引き出した状態に保持したときの
吐出ヘッド2の高さ位置及びシャワー水の吐出方向が、
洗髪を実行する上で良好となればよい。
【0017】ところで、吐出ヘッド2の最適保持位置
は、使用者の体格や頭髪の長短等により、必ずしも一定
になるとは限らない。そこで、長さ寸法の違う保持具1
0を複数種類用意しておき、使用者の所望に応じて吐出
ヘッド2の保持位置を変更できるようにしてもよい。ま
た長さばかりでなく、図2に示すような湾曲する保持具
14を用いることで、シャワー水の吐出位置を変更する
ことも可能である。
【0018】〔第2実施例〕図3の実施例は、保持具2
0の一端に、取付基部4へ外嵌される嵌合部21を設け
たものである。このように嵌合部の構造は、取付基部4
や吐出ヘッド2の形状に応じて、適当に変更されるもの
である。
【0019】〔第3実施例〕図4に示す保持具30は、
その両端部に吐出ヘッド2とホースとの接続部2a2a
及び取付基部4へ外嵌される嵌着部31,32を設けた
ものであり、中間の本体部30aは剛性を備えた棒材か
ら成っている。
【0020】当該保持具30は、両端の嵌着部31,3
2を取付基部4及び接続部2aそれぞれへ外嵌すること
により、吐出ヘッド2を所定長さだけ引き出した状態に
保持するものである。
【0021】なお本実施例において、図5に例示する如
く、保持具30の本体部33を塑性変形可能とし、使用
者の所望に応じて湾曲させることにより、シャワー水の
吐出状態が最適となるよう調整し得る構成を採用するこ
ともできる。
【0022】〔第4実施例〕図6に示す保持具40は、
ホース3の半周面へ密接し得る本体部40aの下面に、
適宜間隔をおいて先端が球状の係止突起44を複数対形
成したものであり、両端部それぞれに、吐出ヘッド2の
接続部及び取付基部4との嵌合部41,42が設けられ
ている。0023】図示するように、ホース3をこれら
係止突起44で抱持することにより、保持具40をホー
ス3へ外装することができ、このときホース3は、保持
具本体40aの内面に倣った形状に変形させることがで
きる。
【0024】〔その他の実施例〕本発明の実施例は前述
の態様に限定されるものではない。例えば、保持具の一
端部を吐出ヘッドの接続部へ嵌着させるのに代え、保持
具の一端をホースへ嵌着させればよい。その他、実施の
状況に応じた適宜の変更を妨げない。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る保持具は、これをホース引
出式水栓のホースへ外装することにより、吐出ヘッドを
洗髪等を行い易い位置に保持することができる。従っ
て、片手の機能が不自由な使用者でも、満足のいく洗髪
を実行することが可能となる。
【0026】勿論、両手の機能が正常な健常者にとって
も、吐出ヘッドを所望の位置に保持することができるか
ら、洗髪等を行うのが容易になることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであって、図
(A)はシャワー水栓へ本発明に係る保持具を装着した
状態の部分断面側面図、図(B)は本発明に係る保持具
の斜視図、図(C)は図(B)のC−C線における断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例の変形例を示す部分断面側
面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すものであって、図
(A)はシャワー水栓へ本発明に係る保持具を装着した
状態の部分断面側面図、図(B)は本発明に係る保持具
の斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すものであって、図
(A)はシャワー水栓へ本発明に係る保持具を装着した
状態の部分断面側面図、図(B)は本発明に係る保持具
の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例の変形例を示す側面図であ
る。
【図6】本発明の第4実施例を示すものであって、図
(A)はシャワー水栓へ本発明に係る保持具を装着した
状態の部分断面側面図、図(B)は本発明に係る保持具
の斜視図である。
【図7】従来のシャワー水栓を設置した洗面化粧台を示
す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】 1 シャワー水栓 2 吐出ヘッド 2a 接続部 3 ホース 4 取付基部 10 ヘッド保持具 10a 保持具本体 11 嵌合部 12 嵌合部 13 スリット S 基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘利 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 川村 文彦 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面に取着された取付基部に可撓
    性のホースが挿通され,該ホースの先端に吐出ヘッドが
    接続されて成るホース引出式水栓に装着されるものであ
    って、吐出ヘッド近くにおいてホースに外装して該ホー
    スの取付基部からの引き出し長さを所定寸法に規定する
    ことを特徴とするホース引出式水栓のヘッド保持具。
  2. 【請求項2】 前記保持具は変形可能である請求項1に
    記載のホース引出式水栓のヘッド保持具。
JP8166591A 1996-05-22 1996-05-22 ホース引出式水栓のヘッド保持具 Pending JPH09310390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8166591A JPH09310390A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 ホース引出式水栓のヘッド保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8166591A JPH09310390A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 ホース引出式水栓のヘッド保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09310390A true JPH09310390A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15834127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8166591A Pending JPH09310390A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 ホース引出式水栓のヘッド保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09310390A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170056011A (ko) * 2014-09-23 2017-05-22 에이에스 아이피 홀드코 엘엘씨 수도꼭지용 스프레이 헤드를 위한 자동 인입 메커니즘
CN111642888A (zh) * 2020-06-09 2020-09-11 鲁永雪 一种测量、自动定位、取料、涂抹、贴附的装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170056011A (ko) * 2014-09-23 2017-05-22 에이에스 아이피 홀드코 엘엘씨 수도꼭지용 스프레이 헤드를 위한 자동 인입 메커니즘
US10745895B2 (en) 2014-09-23 2020-08-18 As America, Inc. Auto-retracting mechanism for faucet spray head
CN111642888A (zh) * 2020-06-09 2020-09-11 鲁永雪 一种测量、自动定位、取料、涂抹、贴附的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5462378A (en) Soapsock
US6276022B1 (en) Backscrubber with removable washing element
US20020127044A1 (en) Hand-held body washing device
US20060085905A1 (en) Shower curtain holder
US6887007B2 (en) Hand-held body washing device
KR101762851B1 (ko) 세면기용 목과 머리 받침장치
JPH09310390A (ja) ホース引出式水栓のヘッド保持具
US5809607A (en) Long handled bath towel and washcloth holder
US6305032B1 (en) Toilet seat lifting device
US6123691A (en) Female urinating aid
US20020166187A1 (en) Permanently mountable back brush
US20020117185A1 (en) Wall mounted bath brush
US20050160548A1 (en) Personal hygiene wiping and scrubbing device and method for using the device
KR200230103Y1 (ko) 샤워기를 부착할 수 있고 물튀김 방지부를 갖는머리감기는 보조대
JPH11164791A (ja) 携帯型臀部および局部洗浄器
US20240164594A1 (en) Body Scrubbing Device
JP4031663B2 (ja) シャワー装置
JP2000064380A (ja) 蛇 口
JP2578883B2 (ja) シャワー装置
JPH0337475Y2 (ja)
US20230404330A1 (en) Hygienic brush
JPH036681Y2 (ja)
CA2207693A1 (en) Back washing and massaging device for mounting on a shower wall
JPH069655Y2 (ja) ノズルアタッチメント
KR200289309Y1 (ko) 목욕 타월