JPH09308567A - 調理鍋 - Google Patents

調理鍋

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JPH09308567A
JPH09308567A JP12986796A JP12986796A JPH09308567A JP H09308567 A JPH09308567 A JP H09308567A JP 12986796 A JP12986796 A JP 12986796A JP 12986796 A JP12986796 A JP 12986796A JP H09308567 A JPH09308567 A JP H09308567A
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cooking
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Taijiro Kasahara
泰次郎 笠原
Takahiro Hayashi
孝宏 林
Takayuki Kibi
孝之 吉備
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来調理鍋の蓋は1方向にしか開放できなか
ったので、例えばコンビニエンスストアに設置したとき
の設置位置によって蓋が開放しずらかった。 【解決手段】 調理鍋の収納容器1には蓋7を連結する
受け金具11を設け、また前記蓋7には、一端9aが前
記蓋7に取り付けられた蝶番9を設け、該蝶番9の他端
9bと前記受け金具11とを着脱自在に連結できるよう
にしたことで、蓋の開閉方向を使用者が自由に選択で
き、蓋開閉動作の制約を無くすことができるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、加熱調理に利用さ
れる調理鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、家庭用の調理鍋は、蓋と食品の収
納容器とが別体になっている。これは、1つの鍋で様々
な調理に使用するため、調理の中には蓋を使用しない場
合が生じてくる。この蓋を使用しない調理の際には、蓋
があれば邪魔になり、使い勝手が悪くなるため、必要な
ときに使用できるように別体となっているのである。
【0003】これに対し、コンビニエンスストアなどで
使用される業務用の調理鍋は、おでん調理専用鍋などの
ように特定の調理専用の鍋が使用されている。従って、
この調理鍋で他の調理を行うことはなく、煮込み調理専
用鍋では必ず蓋が必要である。また、コンビニエンスス
トア内では人の出入りが多いため、ほこりが多く、衛生
的に収納容器内にほこりなどが入らないようにほとんど
の場合、食品の収納容器の開口を蓋で覆う必要がある。
【0004】しかし、家庭用の調理鍋のように蓋を別体
としていると、収納容器内の調理物を取り出すとき、蓋
の置場がなく、またテーブルの上に置いたとしても蓋の
水滴がテーブル上に落ちてテーブルを汚したりして大変
邪魔なものとなる。さらに、誤って触ってしまえば、火
傷する危険もある。
【0005】そのために、蓋は収納容器に蝶番を介して
連結固定されており、蓋を開けるときは、蝶番を一杯に
開放して、その状態で保持させ、収納容器内の食品を取
り出すのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
構成では、1方向にしか蓋は開放できないため、例えば
コンビニエンスストアなどに設置する際、配置場所によ
っては、収納容器内の食品を取り出す人の立つ位置は、
蝶番側となってしまう場合もある。この場合は、蓋は手
前に開放するので、取り出す人から見て蓋が邪魔で、食
品を取り出すのに手間がかかるほか、蓋を触りやすくな
り、取り出す人の火傷の原因となる可能もある。
【0007】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段は、食品を収納する収納容器と、該収納容器
の上面開口を開閉する蓋と、を備えたものにおいて、前
記収納容器には前記蓋を連結する蓋連結受け部を有し、
また前記蓋には、一端が前記蓋に取り取けられた蝶番
と、該蝶番の他端に設けられ前記蓋連結受け部に着脱自
在に連結する蓋連結部とを有した構成である。
【0009】また、前記蓋連結受け部は、前記蓋の開閉
方向を変更可能とするために前記収納容器の側壁のうち
2以上の側壁に設けた構成である。
【0010】また、前記蓋連結受け部は、前記収納容器
の側壁のうち互いに対向する側壁に設けた構成である。
【0011】また、前記蓋連結部は、蝶番側より端部側
の幅を狭くした平板で構成され、また前記蓋連結受け部
は、前記蓋連結部を挿入して連結するためのスリットを
設けた構成である。
【0012】さらに、前記蓋は、蝶番が取り着けられた
側部と対向する側部に取っ手が取り付けられた構成であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、1は食品
を収納する収納容器である。該収納容器1は、上部開口
2を有し、該上部開口2から深さ方向に、深さ全長(上
部から底までの距離)の略3割程度、側壁を外側に張り
出させた構成となっており、具体的には、底壁3、該底
壁3から深さの略7割を占める第1の側壁4(4a、4
b、4c、4d)、該第1の側壁4の上部で外周方向に
張り出している第2の側壁5(5a、5b、5c、5
d)、第1の側壁4と第2の側壁5とを一体的に連結す
る段部6とから構成されている。
【0014】7は略中央部を上部に押し出させた断面形
状を台形とした前記収納容器1の上部開口2を開閉する
蓋、8は該蓋7を開閉するために蓋7に設けられた取っ
手である。
【0015】尚、該収納容器1と蓋7とから構成される
調理鍋は、特に煮込み調理用鍋、例えばコンビニエンス
ストアに配置されるおでん専用鍋が考えられ、前記食品
はおでんの具となる。
【0016】9は蝶番である。該蝶番9の一端9aは、
取っ手8と対向するサイドの蓋7にビス10で固定され
ている。また、蝶番9の他端9bは、図3に示されるよ
うに、平板形状となっており、かつ蝶番9の折曲部9c
側から端部方向に幅が狭まる形状をなしている。尚、該
蝶番9の他端9bは、前記各請求項の蓋連結部の作用も
かねている。本発明は、蝶番9の他端9bに蓋連結部が
一体に形成されている必要はなく、他端9bに別体の蓋
連結部を取り付けても構わない。。
【0017】このように、蝶番9の他端9bの形状を先
細り形状とすることで、後述する受け金具への連結、即
ち受け金具のスリットへの挿入を容易としているのであ
る。
【0018】11は前記各請求項の蓋連結受け部に相当
する受け金具である。該受け金具11は断面コ字形状を
なしており、本実施例では第2の側壁5bの両サイド部
に2個配置されている。本発明ではこれに限らず、第2
の側壁5bの中央部に1つ配置したり、また第2の側壁
5bに3つ以上配置してもよい。
【0019】12は、前記受け金具11の対向する側壁
11a及び11bに設けられたスリットである。該スリ
ット12は、前記蝶番9の他端9bを貫通させて、収納
容器1と蓋7を連結させるためのものである。従って、
スリット12の寸法は、前記蝶番9の他端9bが貫通で
きるように幅と長さが決められている。
【0020】13は、蝶番9の一端9aの下方に蓋7の
蝶番側サイド全幅にわたって位置し、蓋7の裏面から下
方に垂下させた水滴受けリブである。該水滴受けリブ1
3は、蓋7を蝶番9を支点にして開放したとき、蓋7の
裏面に結露した水滴が裏面を伝って蝶番9側へ流れて収
納容器1から外部に流れ出ようとするのを受け止めて収
納容器内1に戻す働きをする。このリブ13を設けるこ
とで、水滴がこぼれて調理鍋周囲が水浸しになることを
防ぎ、清掃の手間をなくし衛生的にしたり、調理鍋を加
熱する調理器本体の漏電を防止することができる。
【0021】14は、取っ手8の下方に蓋7の取っ手側
サイド全幅にわたって位置し、蓋7の裏面から下方に垂
下させたリブである。該リブ14は、蓋7を閉じて煮込
み調理中、蓋7の裏面に結露した水滴が蓋7の端部方向
に伝って流れたとき、リブ14を伝わせて再び収納容器
1内に戻す働きをする。尚、この働きは前述の水滴受け
リブ13も有している。
【0022】15は、蝶番9の一端9aと他端9bにそ
れぞれ固定され、蓋7を閉塞方向に付勢するバネであ
る。
【0023】以上のことより、使用者は、受け金具11
のスリット12に蓋7の蝶番9の他端9bを貫通させ
て、調理鍋を組立てた後、図4に示すように調理器16
上に載置しておでんなどの煮込み調理に使用する。蓋7
は、バネ15により閉塞方向に付勢されているので、使
用者はこの付勢力より勝る力で蓋7を開放し、完全に開
放仕切った状態(約120°開放した状態)で蓋7の開
放状態を保持させ、この間に収納容器1から食品を取り
出すのである。
【0024】尚、前述の説明では受け金具11を第2の
側壁5bに配置することについて説明したが、本発明は
これに限らず、例えば第2の側壁5bに対向する第2の
側壁5dにも受け金具11を取り付けておくと、スリッ
ト12に挿入する側の選択のみで、蓋7の開放方向を使
用者は2通りの中から選択することができる。
【0025】また、互いに隣り合う第2の側壁5aと5
b、または第2の側壁5cと5dとに受け金具11を設
けてもよい。
【0026】さらに、第2の側壁5b及び5dに設ける
ほかに、第2の側壁5aや5cにも受け金具11を設け
ることで、開放方向が3方向以上のうちから選択できる
ようにすることで、使用者の選択の幅が増えることにな
る。尚、受け金具11を第2の側壁5のうち3以上の側
壁に配置する場合は、収納容器1の上面開口2の形状は
正方形でなければならない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、蓋の開閉方向を使用者
が選択できるようになるので、設置の際の蓋開放動作の
制約を受けず、使い勝手が向上するものである。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の調理鍋の縦断面図である。
【0030】
【図2】本発明の調理鍋の蓋を取ったときの収納容器を
上部から見た図である。
【0031】
【図3】蝶番部分の要部拡大図である。
【0032】
【図4】調理鍋を調理器上に設置したときの外観図であ
る。
【0033】
【符号の説明】
1 調理容器 7 蓋 9 蝶番 11 受け金具 12 スリット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納する収納容器と、該収納容器
    の上面開口を開閉する蓋と、を備えたものにおいて、前
    記収納容器には前記蓋を連結する蓋連結受け部を有し、
    また前記蓋には、一端が前記蓋に取り取けられた蝶番
    と、該蝶番の他端に設けられ前記蓋連結受け部に着脱自
    在に連結する蓋連結部とを有したことを特徴とする調理
    鍋。
  2. 【請求項2】 前記蓋連結受け部は、前記蓋の開閉方向
    を変更可能とするために前記収納容器の側壁のうち2以
    上の側壁に設けたことを特徴とする請求項1に記載の調
    理鍋。
  3. 【請求項3】 前記蓋連結受け部は、前記収納容器の側
    壁のうち互いに対向する側壁に設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の調理鍋。
  4. 【請求項4】 前記蓋連結部は、蝶番側より端部側の幅
    を狭くした平板で構成され、また前記蓋連結受け部は、
    前記蓋連結部を挿入して連結するためのスリットを設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1
    つに記載の調理鍋。
  5. 【請求項5】 前記蓋は、蝶番が取り着けられた側部と
    対向する側部に取っ手が取り付けられたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の調理
    鍋。
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