JPH09308554A - 陳列什器 - Google Patents

陳列什器

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JPH09308554A
JPH09308554A JP12812996A JP12812996A JPH09308554A JP H09308554 A JPH09308554 A JP H09308554A JP 12812996 A JP12812996 A JP 12812996A JP 12812996 A JP12812996 A JP 12812996A JP H09308554 A JPH09308554 A JP H09308554A
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JP
Japan
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shelf
board
plate
mdf
columns
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12812996A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kaneki
昭弘 金木
Tetsuya Kobayashi
徹也 小林
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Publication of JPH09308554A publication Critical patent/JPH09308554A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品の多様性に陳列什器を適合させる。 【解決手段】表面をMDF材で形成した支持盤10と、支
持盤10に立設された支柱20と、支柱20に水平に装着され
MDF材で形成された棚板32とからなる。支柱20間に設
けたバックボード23がMDF材で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量販店等で商品の陳列
用として用いられる陳列什器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストア等における商品の
陳列には、上下に棚が配置される陳列什器が多用されて
いる。一般的に陳列什器はその製造コストや耐久性の観
点から金属素材が用いられるが、商品の種類によって他
の素材が用いられることが望ましいことがある。例え
ば、衣料等が配置される場合には、全体的に暖味のある
陳列什器が用いられることが望ましい。
【0003】このような商品の多様性に対応して、陳列
棚として木板の上にポリ板や塩ビシートを貼った化粧木
板が用いられている。しかし、この化粧板はコストが高
いという問題があった。また、木棚を棚ブラケットに装
着する場合は、棚ブラケットにダボをつけてその上に木
棚をのせて固定していた。このため、棚ブラケットに木
棚を取り付けるのに手間と時間がかかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術に係る陳列什器の問題点を解決することにあ
り、コストが低く、組み立てに要する手間と時間を極力
省ける陳列什器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する手段
として、請求項1記載の陳列什器は、外板が中比重繊維
板で形成された支持盤と、支持盤に立設された支柱と、
中比重繊維板で形成され支柱に設けた棚ブラケットを介
して装着された棚板とからなり、該棚板は上下二枚の中
比重繊維板からなるフラッシュ構造に形成され、棚板の
前端面が上下方向断面湾曲形状に形成されたことを特徴
とする。
【0006】請求項2記載の陳列什器は、上記手段に加
えて、左右に設けられた棚ブラケットの端部間に振れ止
めバーが設けられ、該振れ止めバー上面に棚板の下面が
当接するように配置されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。 (陳列什器の全体構成の概略)本発明の実施例に係る陳
列什器の全体構造の概略は図1に示されている。即ち下
部に一定高さ、例えば70mm前後の高さの支持盤10
が配置され、該支持盤10上の中央に支柱20、20が
立設され、該支柱20、20の前後には上下三段に棚板
32・・が配置されている。
【0008】図1はあくまで単一の陳列什器を示すもの
であり、通常はこの陳列什器を直列に数多く並べること
によって商品の陳列に用いられる。また、図1に記載の
実施例では、支柱20、20が左右に設けられた最も簡
単な構成となっているが、支柱20、20間に例えば図
14に示すような1ないし複数本の中間支柱28を設け
るものも実施例として考えられる。
【0009】図2は、図1に示された陳列什器に棚板を
組付ける前の状態を示しており、支持盤10上に支柱2
0、20が立設されて該支柱20、20間にバックボー
ド23が配置され、更にバックボード23に上カバー2
5が設けられている状態を示している。この状態のもの
に棚板32・・を設置することによって陳列什器は完成
することになる。
【0010】(支持盤10について)次に各構成部分に
ついて順次説明する。まず、床に配置される支持盤10
について図3〜図5に従って説明する。
【0011】支持盤10はその表面全体の外板として中
比重繊維板(Medium Density FiberBoard.以下「MD
F」と略称する)からなる部材が配置されており、上面
には床板11、前面及び後面にはキックプレート12、
そして両側面にはサイドカバー13が設けられた状態と
なっている。なお、支持盤10の下面は開放状態となっ
ている。
【0012】MDFは、木材を細かい繊維にして特殊な
接着剤で固めて板体としたもので、均質でバラツキが少
ない、物性に優れる、加工性、塗装性がよい等の特徴が
ある。また、MDFを造作材に使用した場合には下記の
特徴がある。 1、比重は合板より高めなので、やや重い。 2、表面は硬く平滑なので、化粧面の仕上がりがよく傷
がつきにくい。 3、切断や釘打ち等は容易であり、施工性がよい。 4、強度は合板と大差ないが、たわみ易い傾向がある。 5、水分に対する動きが合板より大きい。 6、価格の変動が少なく、供給が安定している。
【0013】支持盤10は金属素材からなる基材14・
・によって骨格が形成され、この基材14・・の上面、
前後及び側面の外面に一定幅の床板11、キックプレー
ト12及びサイドカバー13が配置されていることにな
る。また、基材14・・の下端面には高さ調節具15・
・が回転・固定自在に設けられ、回転操作によって高さ
調整具15を上下動して支持盤10を水平にする。
【0014】支持盤10の骨格を構成する左右の基材1
4、14の中央部には、図4に示すように後述の支柱2
0、20の下端部が取り付けられる。したがって、支柱
20、20の立設部分の床板11には支柱20、20を
挿通させる孔が穿設されることになる。換言すれば、支
柱20、20を中心としてその両側に基材14、14を
取付け、この基材14、14の外面にMDF材からなる
枠体を設けたということができる。
【0015】(支柱20について)支柱20、20は上
記のように支持盤10上に対向して立設される。支柱2
0、20自体はスチール等の素材により形成されてお
り、図4に示すように水平断面パイプ状に形成され、支
柱20、20の対向面の中央部には上下に縦溝20a、
20aが形成される。
【0016】左右の両縦溝20a、20a間には、方形
状でMDF材からなるバックボード23が支柱20、2
0の長さ方向に沿って上下に鉛直状態で装着されてい
る。バックボード23の取付けは単に両縦溝20a、2
0aに着脱自在に嵌合させるだけでも良いが、締付け具
(図示せず)等により固定しても良い。
【0017】なお、上記MDF材からなり方形状のバッ
クボード23に代えて金属素材、合成樹脂等の線条物か
らなるネットを用いて製造コストの低廉化を図っても良
い。支柱20、20の両側面には、図2、3に示すよう
に後述の棚ブラケット31・・装着用の係止孔21・・
・が左右対称に穿設されている。係止孔21・・は上下
に長い長方形状に形成されており、1つの棚ブラケット
31に対して3つの係止孔21・・が係合するように構
成されている。
【0018】支柱20、20の上端部は両支柱20、2
0の間隔を保持させるために、図6ないし図8に示され
る連結板22によって一体的に連結されている。即ち、
連結板22の両端部にはそれぞれ引掛け金具22a、2
2aが付設されており、引掛け金具22a、22aに設
けられたスリット22b、22bが支柱20の上端に係
合されて両支柱20、20は一定の間隔でもって固定さ
れている。
【0019】連結板22の両側面部にはMDF材からな
る上枠24が両側の支柱20、20間に亘って連結板2
2と並行して配置されており、この上枠24の上面及び
両側面には垂直断面略逆U型の上カバー25が設けられ
ている。上カバー25はダボ孔26が形成されており、
ダボによって上枠24に固定されている。
【0020】(棚部30について)棚部30は支柱2
0、20の両側面に突出して配置されている棚ブラケッ
ト31、31・・・、左右の両棚ブラケット31、31
の先端部間に架設される振れ止めバー33、及び棚ブラ
ケット31、31・・・の上面に載置される棚板32・
・とから構成されている。
【0021】振れ止めバー33は、図13に示すように
断面方形状に形成され、その両端部には係合凹部33
a、33aが形成され、左右の両棚ブラケット31、3
1の先端部間に該係合凹部33a、33aを介して架設
される。そしてこの振れ止めバー33の上面に棚板32
が載置されることになる。
【0022】棚板32はMDF材から形成されている。
すなわち棚板32は、図9〜11に示すように、MDF
材からなる上板部材32aと下板部材32bとが、中間
支持材32cを介して間隔を設けてフラッシュ構造に形
成され、棚板32の前端面が上下方向断面において湾曲
形状32eに形成され、比較的軽量でコストの低い木質
板を構成している。
【0023】また、この棚板32の下方には係止杆32
dが配置される。この係止杆32dもMDF材から構成
されている。そしてこの棚板32の係止杆32dは前記
棚ブラケット31を構成する部材に係合するように配置
されている。この係合状態は図12に示されている。
【0024】(実施例の作用効果について)本発明の実
施例は以上のように構成されているので、基本的な骨組
み構造は金属素材で形成され構造的な強度を維持させた
まま、支持盤10及び棚部30の外表面部分はMDF材
から構成されているので、支柱20を除いて全体的に外
部から金属素材が視認されず意匠性のよいものがえら
れ、且つ軽量でコストが低く構造的に強固な陳列棚が得
られる。
【0025】(その他の実施例について)MDF部材の
形状については、軽量化を図るために上下2枚の板部材
32a、32bによって形成したけれども、これは一枚
の板でもよい。また、MDF材に代えてMDF材と近い
物性を有する合成樹脂で構成してもよい。図14に示さ
れた実施例は基本的には図1の実施例と同じであるが、
支柱20、20間を比較的長いスパンで形成したもので
あり、そのため中間位置に中間支柱28を配置すること
によって陳列什器を長いものとしたものである。このた
めには支持盤10の基材14を中間支柱28の下部に配
置する必要がある。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、下記の効果を奏する。 1.請求項1記載の発明によれば、棚板として表面に化
粧板を用いない低価格の中比重繊維板を用いたことによ
り、陳列什器全体としてのコストを押さえることができ
た。また、棚板をフラッシュ構造として形成したことに
より、軽量化をはかり、更にフラッシュ構造にしたとき
問題となる張り合わせ面の線は棚板の前面部をアール形
状としたことにより、意匠的に違和感のない陳列什器を
得ることができた。
【0027】2.請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加えて、棚ブラケット間に振れ止
めを架設し、その上に木棚をのせるだけで棚板の取付が
可能となり、取付けが簡単になると同時に振れ止めに木
棚を補強する役割を持たせることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る陳列什器の斜視図。
【図2】図1において棚部取付前の斜視図。
【図3】同実施例の支持盤の正面から見た縦断面図。
【図4】同実施例の支持盤の水平断面図。
【図5】同実施例の支持盤の側面から見た部分縦断面
図。
【図6】同実施例の連結板の部分側面図。
【図7】同連結板の部分平面図。
【図8】同連結板の正面図。
【図9】同実施例の棚板の平面図。
【図10】同実施例の棚板の正面からの部分縦断面図。
【図11】同実施例の棚板の側面からの縦断面図。
【図12】同実施例の棚部の側面からの縦断面図。
【図13】同実施例の振れ止めバーの斜視図。
【図14】同第2実施例の支持盤の正面から見た部分縦
断面図。
【符号の説明】
10・・・支持盤 11・・・床板 12・・・キックプレート 13・・・サイドカバー 14・・・基材 15・・・高さ調整具 16・・・ビス 20・・・支柱 20a・・・縦溝 21・・・係止孔 22・・・連結板 22a・・・引掛け金具 22b・・・スリット 23・・・バックボード 24・・・上枠 25・・・上カバー 26・・・ダボ孔 27・・・バックネット 28・・・中間支柱 30・・・棚部 31・・・棚ブラケット 32・・・棚板 32a・・・上板部材 32b・・・下板部材 32c・・・中間支持材 32d・・・係止杆 32e・・・湾曲形状 33・・・振れ止めバー 33a・・・係合凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外板が中比重繊維板で形成された支持盤
    と、支持盤に立設された支柱と、中比重繊維板で形成さ
    れ支柱に設けた棚ブラケットを介して装着された棚板と
    からなり、該棚板は上下二枚の中比重繊維板からなるフ
    ラッシュ構造に形成され、棚板の前端面が上下方向断面
    湾曲形状に形成されたことを特徴とする陳列什器。
  2. 【請求項2】左右に設けられた棚ブラケットの端部間に
    振れ止め板が設けられ、該振れ止めバー上面に棚板の下
    面が当接するように配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の陳列什器。
JP12812996A 1996-05-23 1996-05-23 陳列什器 Withdrawn JPH09308554A (ja)

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JP12812996A JPH09308554A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 陳列什器

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JP12812996A JPH09308554A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 陳列什器

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JP (1) JPH09308554A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292873A (ja) * 2000-04-13 2001-10-23 Tanahashi Kogyo Kk 陳列棚のキックプレート
JP2002223908A (ja) * 2001-02-07 2002-08-13 Okamura Corp 商品陳列棚

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292873A (ja) * 2000-04-13 2001-10-23 Tanahashi Kogyo Kk 陳列棚のキックプレート
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