JPH09308002A - 集電装置 - Google Patents
集電装置Info
- Publication number
- JPH09308002A JPH09308002A JP11456696A JP11456696A JPH09308002A JP H09308002 A JPH09308002 A JP H09308002A JP 11456696 A JP11456696 A JP 11456696A JP 11456696 A JP11456696 A JP 11456696A JP H09308002 A JPH09308002 A JP H09308002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- conductive part
- current collector
- trenches
- covers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】非常用の接地スイッチによる部材からの騒音の
発生を低減する。 【解決手段】導電ケーブルヘッド１０の上部に水平に設
置した導電体２０を設け、これを覆うカバー２１を設
け、導電体２０とカバー２１とに、非常用の接地スイッ
チのアーム２６が入る溝を設け、このカバー２１の溝に
可撓性のカバー２３を設け、カバー２３は通常は溝を閉
鎖しているかまたは溝を狭めている。
発生を低減する。 【解決手段】導電ケーブルヘッド１０の上部に水平に設
置した導電体２０を設け、これを覆うカバー２１を設
け、導電体２０とカバー２１とに、非常用の接地スイッ
チのアーム２６が入る溝を設け、このカバー２１の溝に
可撓性のカバー２３を設け、カバー２３は通常は溝を閉
鎖しているかまたは溝を狭めている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速鉄道車両の集
電装置に係わり、特に高速電車に好適な集電装置に関す
るものである。
電装置に係わり、特に高速電車に好適な集電装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、新幹線等の高速電車の走行速度の
向上（２７０から３００ｋｍ／ｈ〜３５０ｋｍ／ｈ）に
伴い、環境騒音基準値（目標値７５ｄＢ）を厳守するた
めに、車外騒音の低減が要望されている。
向上（２７０から３００ｋｍ／ｈ〜３５０ｋｍ／ｈ）に
伴い、環境騒音基準値（目標値７５ｄＢ）を厳守するた
めに、車外騒音の低減が要望されている。
【０００３】この種のものは、特開平Ｐ６−３１５２０
２号公報に示すように、架線に接触するすり板と、これ
を覆う翼型集電体と、該集電体を絶縁支持する碍子と、
該碍子を上下に駆動する上下駆動機構と、前記碍子と前
記上下駆動機構とに並列に設けた導電ケーブルヘッド
と、該導電ケーブルヘッドと前記すり板と接続する導電
体と、前記導電ケーブルヘッドの下端に接続したケ−ブ
ルと、前記上下駆動機構から下方を覆うカバーと、から
成る。
２号公報に示すように、架線に接触するすり板と、これ
を覆う翼型集電体と、該集電体を絶縁支持する碍子と、
該碍子を上下に駆動する上下駆動機構と、前記碍子と前
記上下駆動機構とに並列に設けた導電ケーブルヘッド
と、該導電ケーブルヘッドと前記すり板と接続する導電
体と、前記導電ケーブルヘッドの下端に接続したケ−ブ
ルと、前記上下駆動機構から下方を覆うカバーと、から
成る。
【０００４】また、集電装置は非常時に短絡させるため
の接地スイッチを備えている。
の接地スイッチを備えている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、細長い
すり板を翼型の集電体で覆い、下部をカバーで覆ってい
るので、それなりの低騒音化が図れている。
すり板を翼型の集電体で覆い、下部をカバーで覆ってい
るので、それなりの低騒音化が図れている。
【０００６】しかし、非常接地スイッチの接地について
は低騒音化が考慮されていない。
は低騒音化が考慮されていない。
【０００７】本発明の目的は、非常接地スイッチを備え
た低騒音集電装置を提供することにある。
た低騒音集電装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的は、導電ケーブ
ルヘッドの上部に水平に設置した導電部と、これを覆う
カバーと、導電部とカバーに設けられ、非常用接地スイ
ッチのアームが入る溝と、カバーの溝に設けた可撓性の
第２のカバーと、から構成することによって、達成でき
る。
ルヘッドの上部に水平に設置した導電部と、これを覆う
カバーと、導電部とカバーに設けられ、非常用接地スイ
ッチのアームが入る溝と、カバーの溝に設けた可撓性の
第２のカバーと、から構成することによって、達成でき
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に一実施例を図１か
ら図６により説明する。図１において、集電装置は、架
線１に接触集電するすり板２、すり板２を支持する翼型
集電体３、翼型集電体３を絶縁支持する碍子４、碍子４
を上下動駆動装置としてのシリンダ装置１２、碍子４と
シリンダ装置１２との間に設置した圧力センサ１２、碍
子４に対して、車両の長手方向、車両の幅方向にそれぞ
れオフセットして配置した導電用ケーブルヘッド１０、
ケービルヘッド１０の上端と集電体３すなわちすり板２
と接続する可撓体６、シリンダ装置１２とケーブルヘッ
ド１０とを支持した架台１３からなる。
ら図６により説明する。図１において、集電装置は、架
線１に接触集電するすり板２、すり板２を支持する翼型
集電体３、翼型集電体３を絶縁支持する碍子４、碍子４
を上下動駆動装置としてのシリンダ装置１２、碍子４と
シリンダ装置１２との間に設置した圧力センサ１２、碍
子４に対して、車両の長手方向、車両の幅方向にそれぞ
れオフセットして配置した導電用ケーブルヘッド１０、
ケービルヘッド１０の上端と集電体３すなわちすり板２
と接続する可撓体６、シリンダ装置１２とケーブルヘッ
ド１０とを支持した架台１３からなる。
【００１０】圧力センサ１２の検出値によって、シリン
ダ装置１２は作動し、すり板２を架線１に所定値で押し
つける。ケーブルヘッド１０は碍子の中央を導電体を貫
通させたものであり、下端には可撓性のケーブルを接続
している。
ダ装置１２は作動し、すり板２を架線１に所定値で押し
つける。ケーブルヘッド１０は碍子の中央を導電体を貫
通させたものであり、下端には可撓性のケーブルを接続
している。
【００１１】架台１３はねじ棒１５に沿って移動する一
対のリンク１４に支持されている。ねじ棒１５はモータ
１６によって回転される。リンク１４の下端はねじ棒１
５に噛んだナットを有する。架台１３とリンク１４，１
４と連結するそれぞれの軸にリンク１７，１７が固定さ
れ、リンク１７，１７同士はリンク１８で連結してい
る。モータ１６の回転によって架台は水平に昇降する。
対のリンク１４に支持されている。ねじ棒１５はモータ
１６によって回転される。リンク１４の下端はねじ棒１
５に噛んだナットを有する。架台１３とリンク１４，１
４と連結するそれぞれの軸にリンク１７，１７が固定さ
れ、リンク１７，１７同士はリンク１８で連結してい
る。モータ１６の回転によって架台は水平に昇降する。
【００１２】集電装置は車両の屋根に設置され、カバー
１５，１６によって覆われている。カバー１５は架台１
３に設置している。
１５，１６によって覆われている。カバー１５は架台１
３に設置している。
【００１３】ケーブルヘッド１０の上部の導電部には水
平に導電体２０およびこれを覆うカバー２１を設置して
いる。非常時には、架台１３に設置したアーム２６（非
常時の接地スイッチのためのものである。）が上方に向
けて回転して、導電体２０に接触する。導電体２０およ
びカバー２１は上方から見るとＵ状である。つまり、先
端側が開放した溝がある。この溝を覆うカバー２３をカ
バー２１の上下面に設置している。カバー２３は可撓性
であり、通常は溝を閉鎖または溝の間隔を狭めている。
カバー２３は伸縮性のあるゴムあるいは、硬質のブラシ
を突き合わせたものである。なお、溝は下面側にのみ設
けてもよい。
平に導電体２０およびこれを覆うカバー２１を設置して
いる。非常時には、架台１３に設置したアーム２６（非
常時の接地スイッチのためのものである。）が上方に向
けて回転して、導電体２０に接触する。導電体２０およ
びカバー２１は上方から見るとＵ状である。つまり、先
端側が開放した溝がある。この溝を覆うカバー２３をカ
バー２１の上下面に設置している。カバー２３は可撓性
であり、通常は溝を閉鎖または溝の間隔を狭めている。
カバー２３は伸縮性のあるゴムあるいは、硬質のブラシ
を突き合わせたものである。なお、溝は下面側にのみ設
けてもよい。
【００１４】カバー１５にはアーム２６が通過する開口
を設けている。この開口にもカバー２３と同様のものを
設置できる。
を設けている。この開口にもカバー２３と同様のものを
設置できる。
【００１５】また、カバー２１は車体の長手方向に対し
てα（例えば、５度）の角度で設置している。また、可
撓体６は車体の長手方向に対してβ（例えば、１２度）
の角度で設置している。
てα（例えば、５度）の角度で設置している。また、可
撓体６は車体の長手方向に対してβ（例えば、１２度）
の角度で設置している。
【００１６】かかる構成によれば、接地スイッチによる
部材からの騒音の発生を低減できるものである。
部材からの騒音の発生を低減できるものである。
【００１７】図７に示す実施例は、カバー２３ａをその
長手方向に沿って多分割したゴムで構成したものであ
る。
長手方向に沿って多分割したゴムで構成したものであ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、接地スイッチによる部
材からの騒音の発生を低減できるものである。
材からの騒音の発生を低減できるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す集電装置の側面図であ
る。
る。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１の要部の縦断面図である。
【図４】本発明の他の実施例の要部の平面図である。
１…架線、２…すり板、３…集電体、４…碍子、１０…
導電用ケーブルヘッド、１２…シリンダ装置、１３…架
台、１５，１６，２１，２３，２３ａ…カバー、２０…
導電体、２６…非常接地スイッチアーム。
導電用ケーブルヘッド、１２…シリンダ装置、１３…架
台、１５，１６，２１，２３，２３ａ…カバー、２０…
導電体、２６…非常接地スイッチアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 俊昭 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 寺田 勝之 山口県下松市大字東豊井794番地 日立笠 戸エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大谷 巌太郎 山口県下松市大字東豊井794番地 笠戸機 械工業 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】架線に接触するすり板と、これを覆う翼型
集電体と、該集電体を絶縁支持する碍子と、該碍子を上
下に駆動する上下駆動機構と、前記碍子と前記上下駆動
機構とに並列に設けた導電ケーブルヘッドと、該導電ケ
ーブルヘッドの上部と前記すり板と接続する導電体と、
非常用接地スイッチのアームと、からなる集電装置にお
いて、 前記導電ケーブルヘッドの上部に水平に設置した導電部
と、これを覆うカバーと、前記導電部と前記カバーに設
けられ、前記アームが入る溝と、前記カバーの溝に設け
た可撓性の第２のカバーと、 を備える集電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11456696A JPH09308002A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11456696A JPH09308002A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 集電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308002A true JPH09308002A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14641031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11456696A Pending JPH09308002A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 集電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308002A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018153983A1 (de) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Stromabnehmer für mehrpoliges fahrleitungssystem |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP11456696A patent/JPH09308002A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018153983A1 (de) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Stromabnehmer für mehrpoliges fahrleitungssystem |
| US11285816B2 (en) | 2017-02-24 | 2022-03-29 | Siemens Mobility GmbH | Current collector for multi-pole contact line system |
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