JPH09307617A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH09307617A
JPH09307617A JP11619196A JP11619196A JPH09307617A JP H09307617 A JPH09307617 A JP H09307617A JP 11619196 A JP11619196 A JP 11619196A JP 11619196 A JP11619196 A JP 11619196A JP H09307617 A JPH09307617 A JP H09307617A
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JP
Japan
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telephone
bar code
symbol
optical scanner
handset
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Application number
JP11619196A
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English (en)
Inventor
Pooru Howaito Jiei
ポール ホワイト ジェイ
Shiyuterun Mikurosu
シュテルン ミクロス
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡単で、設置スペースの削減可能な電
話機をベースにしたバーコード情報処理システムを提供
する。 【解決手段】 光学スキャナが、コード付き、コードレ
スまたはセルラ方式の電話の受話器に組み込まれてい
る。受話器の光学スキャナは、バーコード化された電話
番号、住所、クレジットカード番号、出荷方法等のよう
な記号情報を読み取るためのトリガスイッチ、走査モジ
ュール、再充電可能なバッテリ、ディジタイザおよび解
読器を含む。受話器の光学スキャナは、自動ダイヤル、
メールオーダーならびに販売および在庫の追跡に使用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バーコードに関
するデータの読み取りおよび送信のための、電話機と内
蔵スキャナとの新規な組立体に関するものであり、さら
に、そのような電話機とスキャナとの組立体を実現する
バーコード情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】バーコードのような光学的に符号化され
た情報は、広く普及している。バーコード記号は、一連
の、典型的には長方形の形をした、明部と暗部からな
る。暗部すなわちバーの幅、および/またはバーの間の
明るいスペースの幅は、符号化された情報を示す。これ
らのエレメントの特定の数および配置が文字を表す。標
準化された符号化体系列は、各文字のための配置、エレ
メントの許容可能な幅とスペース(間隔)、記号が含ん
でいるであろう文字の数、記号の長さが可変であるかど
うか等を特定する。例えば、UPC/EAN, Cod
e 128,CodabarおよびInterleav
ed 2 of 5がシンボロジとして知られている。
【0003】バーコード記号を解読し、適正なメッセー
ジを抽出するために、バーコード読み取り装置は、バー
コードを照らし、それからの反射光を検出して、バーコ
ードの幅とスペースとを検出し、走査されたバーコード
に対応する電気信号を生成する。この電気信号は、バー
コードが取り付けられた物品やそれについての特性を表
す多数の英数字を提供するために解読される。このよう
な文字は、典型的には、POS処理、在庫管理等におけ
るアプリケーションのためのデータ処理システムへの入
力として、ディジタル形式で表現される。
【0004】バーコード読み取り装置には、いくつかの
異なるタイプがある。第1のタイプは、発光器および検
出器を含む棒型であり、ユーザは、手動で該棒型バーコ
ード読み取り装置をバーコード上で動かす。検出器は、
棒型バーコード読み取り装置によってバーコード上を走
査されたスポットからの反射光を検出し、符号化された
情報を表す電気信号を生成する。例えば、米国特許第
4、654、482号、第4、907、264号および
第4、937、853号に、棒型バーコード読み取り装
置の例が開示されている。
【0005】別のタイプのバーコード読み取り装置に光
学スキャナがある。光学スキャナは、ピストルグリップ
型ハンドルを有する銃形装置として実現されている。軽
量プラスチックハウジングには、レーザ光源と、検出器
と、光学装置と、信号処理回路と、解読器と、バッテリ
ーまたは他の電源とが含まれている。ハウジングの前端
の光透過窓は、光ビームが外部に放射され、反射光が内
部に入射するのを可能にする。例えば、米国特許第4、
251、798号、第4、360、798号、第4、3
69、361号、第4、387、297号、第4、40
9、470号および第4、460、120号に、光学ス
キャナの例が開示されている。
【0006】バーコードは広く普及しているので、米国
特許第4、503、288号、第4、654、482
号、第4、907、264号、第4、937、853
号、第4、947、028号および第4、975、94
8号と、独国特許第3、011、511号とに開示され
ているように、いくつかの電話システムには、バーコー
ド読み取り装置が内蔵されている。例えば、米国特許第
4、654、482号および第4、947、028号に
おいては、バーコード読み取り装置が商品の注文および
支払のための電話システムに取り付けられている。しか
し、従来技術である電話システムではバーコード読み取
り装置と電話機とが分離されているため、電話機にバー
コード読み取り装置を組込むことが可能な電話システム
に比べ、より広い机上の「地所」、すなわち空間が必要
となる。したがって、例えば、Thies氏の独国特許
第3011511号およびSeiler氏等の米国特許
第4907264号には、バーコード化した電話番号を
読み取った後で電話番号をダイヤルするために受話器に
組込まれた棒型読み取り装置が開示されている。しかし
ながら、受話器は、かさばって、取り扱いにくいため、
ユーザは、バーコードを正確に読み取るために、受話器
に組込まれた棒型読み取り装置をバーコード上で動かす
ことが難しくなる。さらに、Thies氏とSeile
r氏等は、該棒型装置を電話番号をダイヤルするだけの
ために使用しているため、電話番号以外を表すバーコー
ドを読み取り、解読されたバーコード情報を電話回線で
送信するバーコード読み取り装置が要求される電話シス
テムとしては、有用でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来技術が有する問題を解決する電話システムを提供する
ことである。電話機をベースにしたバーコード読み取り
システムは、受話器または電話機本体に組込まれた光学
スキャナを具備する。このような電話型バーコード読み
取りシステムは、机上のスペースを削減し、電話番号を
自動ダイヤルするためにバーコードを読み取り、解読さ
れたバーコード情報を通信システム上で送信する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述およびその他の目的
を達成し、前に議論した問題を解決するために、この発
明による、記号の読み取りが可能な電話機は、通信回線
網上での可聴周波信号の送受信手段と、光学スキャナと
を具備し、光学スキャナは、記号の上を走査する光ビー
ムを出射しかつ自動偏向する手段と、記号から反射して
戻る光ビームを検出し、対応する電気信号を生成する手
段と、電気信号を解読された記号情報に変換する手段と
を具備する。
【0009】さらに、この発明による、通信回線網に接
続される電話機は、受話器であって、可聴周波信号の送
受信手段と、記号を読み取る読み取り装置と、記号を解
読された記号情報に変換するように読み取り装置を作動
する受話器上のトリガ手段とを有するものと、通信回線
網上で可聴周波信号および解読された記号情報とを送信
する手段とを具備する。
【0010】また、この発明は、解読されたバーコード
情報を送信する通信システムを提供する。この通信シス
テムは、複数の電話機で構成される電話システムであっ
て、複数の電話機のそれぞれが、印刷媒体上のバーコー
ドを読み取って、解読されたバーコード情報として送信
する内蔵光学スキャナを有するものと、解読されたバー
コード情報を受信し、電話システムに命令を送信するホ
ストプロセッサと、電話システムとホストプロセッサと
の間の接続を設定する通信回線網とを具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面により詳細に説明する。図1(A)は、受話器に設
けられたスキャナ1を有する電話機6の受話器4の略図
である(電話機のいろいろな構成部品は、簡略化のため
に省かれている)。受話器4は、ユーザによって、光学
スキャナ1がバーコード記号から離れた位置、すなわち
スキャナがバーコード記号2に接触しない位置から、バ
ーコード記号2に照準を合わせられるように設計されて
おり、記号上を手で動かされない。受話器4は、走査モ
ジュール10から光ビームを発生させるトリガスイッチ
8と、光ビーム15が受話器4から出ることを可能にす
る光透過窓5とを有する。光ビームは、バーコード2か
ら反射し、反射光17は、光透過窓5を通って再入射す
る。走査モジュール10は、反射光17を検出し、反射
光の強度に比例して電気信号を発生する。
【0012】スキャナに付属するか含まれるディジタイ
ザ11は、パルス信号を発生するために電気信号を処理
する。ここで、パルスの幅とパルス間の間隔は、バーの
幅とバー間のスペースに対応する。ディジタイザは、エ
ッジ検出器または波形整形回路として働き、ディジタイ
ザによって設定される閾値は、電気信号のどの点がバー
エッジが表すかを決定する。ディジタイザからのパルス
信号は、デコーダ(解読器)12に印加される。解読器
のいろいろな機能は、付属するプログラムメモリおよび
ランダムアクセスデータメモリを備えたCPUによって
実行される。
【0013】解読器12は、ディジタイザからの信号の
パルス幅および間隔を決定する。次いで、解読器12
は、幅および間隔を分析し、適正なバーコードメッセー
ジを解読するが、それは、適切なコード標準によって定
義されたような、適正な文字および順序を認識するため
の分析を含む。またこれは、特定の標準符号化体系の初
期認識をも含む。この標準の認識は、一般に自動識別と
いわれる。
【0014】また、図1(B)は、電話機本体に設けら
れたスキャナ1を有する電話機6の電話機本体の略図で
ある(ここでも、電話機のいろいろな部品は、簡略化の
ために省いてある)。電話機本体に設けられた光学スキ
ャナ1は、受話器に設けられたスキャナと同じ構成部品
を有する。バーコードを読み取るために、ユーザは、バ
ーコード記号2の近くに電話機本体3の光透過窓5を近
づけ、電話機本体のキーパッド58上の押しボタンのよ
うなトリガスイッチ8を作動して、バーコードを読み取
る。
【0015】図2に、図1(A)および図1(B)に示
された光学スキャナの走査モジュール10をより詳細に
示す。走査モジュール10は、図示されたようにモジュ
ールハウジング内に配置された光源と、ミラーと、走査
モータと、検出器とを含む。バーコードを走査するため
に、レーザ光源16は、作動距離において、ある大きさ
のビームスポットを形成するために光学的に変形された
光ビームを発生する。光ビームは、光学部品によって、
作動距離の近傍に配置されたバーコード記号2に向かう
光路に沿って導かれ、バーコード記号2から反射するよ
うにされる。適切な基準面で走査ビームを走査スポット
に集束するために、レンズ22(または多レンズ系)を
使用してもよい。
【0016】半導体レーザダイオードのようなレーザ光
源16は、光ビームをレンズ22の軸内に導き、ビーム
は、半透ミラー24と、他のレンズ、または必要とする
ビーム整形構造とを通過する。光ビームは、トリガスイ
ッチ8が引かれたときに作動させられる走査モータ28
に接続されている振動ミラー26から反射される。ミラ
ー26の振動は、出射光ビーム15を所望のパターンで
往復して走査する。または、そのかわりに、レーザ光源
16は、出射光ビーム15の走査のために振動され得
る。
【0017】いろいろなミラーおよびモータの構成を、
所望の走査パターンでビームを動かすために使用するこ
とができる。例えば、米国特許第4、251、798号
には、各側面に平面ミラーを有する回転多角形が開示さ
れており、各ミラーは、記号を横切る走査線を追跡す
る。米国特許第4、387、297号および第4、40
9、470号は、ミラーが取り付けられている駆動シャ
フトの周りに、円周方向に交互に、反復往復して駆動さ
れる平面ミラーを採用している。米国特許第4、81
6、660号には、ほぼ凹面のミラー部分とほぼ平面の
ミラーの部分からなる多ミラー構造が開示されている。
多ミラー構造は、多ミラー構造が取り付けられている駆
動シャフトの周りに、円周方向に交互に、繰り返し往復
して駆動される。
【0018】バーコード記号2によって反射して戻る反
射光17は、検出器30に当たるように、窓20を通過
して戻る。図1(A)および図1(B)に示された典型
的な走査モジュール10においては、光17は、ミラー
26と半透ミラー24で反射し、光検出装置30に当た
る。バーコード記号2を横切り、そして少しはみ出して
延びる視野を有する光学センサまたは光検出装置のよう
な検出器30は、バーコード記号2から反射される可変
強度の光を検出し、検出光を表す電気信号を発生する。
【0019】適切な走査モジュールの他の例が、199
2年に出願され、共に譲渡された同時係属出願第07/
952、414号に開示されている。さらに、共に譲渡
された同時係属出願第07/745、776号に記載さ
れているように、走査モジュールは、ディジタイザおよ
び解読回路があるとないとにかかわらず、適切なマイク
ロマシン技術を使って、単一基板の上に形成され得る。
両出願の開示を、ここに援用する。
【0020】例示のために、ディジタイザ11および解
読器(CPU)12は、図3の制御装置39に含まれて
いるように図示されている。しかしながら、図1(A)
および図1(B)に示されているように、ディジタイザ
11および解読器(デコーダ)12は、コントローラ
(制御装置)39から分離されてもよい。理解できるよ
うに、受話器4は、走査モジュール10と、トリガスイ
ッチ8と、再充電可能なバッテリ14とを組込むことが
でき、電話機本体35は、ディジタイザ11および解読
器12を制御装置39とともに組込むことができる。送
信機(マイクロフォン)40と受信機(スピーカ)42
は、可聴周波信号の送受信のために、音声回路44に接
続されている。音声回路44は、また、ネットワーク
(通信回線網)インターフェース45および通信ネット
ワーク(通信回線網)46への、またはこれらからの通
信信号の送受信のために、制御装置39に接続されてい
る。
【0021】走査モジュール10、トリガスイッチ8お
よび再充電可能なバッテリ14は、制御装置39に接続
されている。トリガスイッチ8が操作されるとき、制御
装置39は、バーコードを読み取るために走査モジュー
ル10を作動させる。制御装置39は、また、解読され
たバーコード情報を、電話線52で送信するための通信
信号に変換するために、パルス発生器48およびトーン
発生器50に接続されている。スイッチ54が、パルス
発生器48およびトーン発生器50の一方または他方を
作動させるために設けられている。パルス発生器48
は、解読されたバーコード情報をダイヤルパルスとして
電話線52に送信させるのに対し、トーン発生器50
は、同じ情報をトーン信号として送信する。
【0022】RAM,ROM,EPROMおよびEEP
ROMの任意の組合せでありうるメモリ56も、制御装
置39に接続されている。メモリ56は、通信信号への
変換および通信回線網46への送信のための読み取られ
たバーコード化された情報とともに、自動ダイヤルのた
めの電話番号を記憶する。または、そのかわりに、制御
装置39は、メモリ56を迂回でき、読み取られたバー
コード化された情報を電話線52上に直接送信できる。
さらに、メモリ56は、自動ダイヤル、メールオーダ
ー、支払い、販売・在庫管理等のようないろいろな機能
を実行するためのプログラムルーチンを記憶する。
【0023】キーパッド58は、制御装置39への入力
を与え、ディスプレイ60は、ディスプレイ駆動装置
(図示せず)とともに、電話機、光学スキャナの状態お
よびその他のいろいろな情報を表示する。キーパッド5
8は、手で数字を入力するための、および自動ダイヤル
のための押しボタンを含む。自動ダイヤルの押しボタン
が押されたとき、制御装置は、メモリ56に記憶された
電話番号に対応する数字の別の手入力、または解読する
ための走査モジュール10からの電気信号を待ち、パル
ス発生器48またはトーン発生器50を用いて適切な電
話番号をダイヤルする。また、ディスプレイ60は、自
動ダイヤル中、ダイヤルされつつある番号を表示する。
【0024】キーパッド58は、解読されたバーコード
情報の入力および取消のための、入力押しボタンおよび
取消押しボタンをさらに含む。例えば、入力押しボタン
が押されたとき、制御装置39は、解読されたバーコー
ド情報をメモリ内に記憶するか、または解読されたバー
コード情報を、パルス発生器48またはトーン発生器5
0を用いて、電話線52に送信する。取消押しボタンが
押されたとき、制御装置39は、走査モジュールからの
電気信号を無視する。ディスプレイ60は、走査された
バーコードが入力されるべきか取消されるべきかを表示
し、走査されたバーコードの入力および取消を確認す
る。
【0025】ディスプレイ60は、また、いろいろな他
の情報を表示するために使用される。例えば、電話機6
が到来した電話信号を受信すると、ディスプレイは、リ
ンガ62とともに、電話の呼び出しをユーザに知らせ
る。到来する電話信号が受信されるときに光学スキャナ
1が使用されているならば、ユーザは、光学スキャナの
走査ができないようにするために、キーパッド58上の
押しボタンを押して、電話の呼び出しに応答する。また
は、そのかわりに、制御装置39は、後に使用するため
にメモリ56に解読されたバーコード情報を記憶した
後、ユーザが電話の呼び出しに応答することができるよ
うに、自動的に切り替えることができる。
【0026】理解できるように、受話器4または電話機
本体内に、電話機6のいろいろな部品および光学スキャ
ナを配置することができる。図1(A)の好ましい実施
形態において、走査モジュール10と、ディジタイザ1
1と、検出器12と、トリガスイッチ8と、再充電可能
なバッテリー14は、受話器4内に配置されており、電
話機6の部品は、受話器4および電話機本体3内に分配
されることができる。さらに、追加の出力装置64を制
御装置39に接続することができる。
【0027】一般的に、ユーザは、コード66が受話器
4および本体3に取り付けられている間に、光学スキャ
ナを操作する。しかし、光学スキャナ1は、コード66
が取り外されていても、携帯モードとして使用すること
ができる。このモードでは、ユーザはコード66を受話
器4または電話機本体3から取り外し、再充電可能なバ
ッテリー14が受話器4内の部品に通電する。ユーザ
は、バーコード2に受話器4の窓5を照準し、バーコー
ド2を読み取るためにトリガスイッチ8を押す。コード
66が受話器4または電話機本体3から取り外されてい
るのを制御装置39が検出すると、制御装置39は、読
み取られたバーコード情報をメモリ56に記憶する。
【0028】コード66が受話器4または電話機本体3
に再度取り付けられると、ユーザは、電話線52上で、
記憶された情報の送信を開始するために、キーパッド上
の押しボタンを押す。または、そのかわりに、コード6
6が受話器4または電話機本体3に再び取り付けられて
いるのを制御装置39が検出すると、制御装置39は、
記憶された情報を自動的に送信する。
【0029】また、別の実施形態において、光学スキャ
ナは、コードレス電話の受話器に組み込まれている。コ
ードレス電話は、当該技術分野において知られており、
例えば米国特許第4、481、382号、第4、50
8、935号および第4、661、659号に開示され
ている。図4(A)、(B)に、コードレス電話68の
受話器4に組込まれた光学スキャナ1を示す。コード付
き電話と違って、コードレス電話68は、受話器4内に
ワイヤレス(無線)回路WC1およびアンテナA1を、
電話機本体3内にワイヤレス(無線)回路WC2および
アンテナA2を含む。さらに電話機本体3は、パルス発
生器48と、トーン発生器50と、第2のコントローラ
(制御装置)70とを含む。点線で表されたように、キ
ーパッド58、ディスプレイ60、メモリ56、リンガ
62および追加の出力装置64は、受話器4もしくは電
話機本体3、または両方に組み込まれている。しかしな
がら、図1(A)の好ましい実施形態のように、トリガ
スイッチ8、走査モジュール10、ディジタイザ11、
解読器12および再充電可能バッテリ14は、バーコー
ドを読み取るために受話器4に組み込まれている。
【0030】コードレス電話68の光学スキャナ1は、
コード付き電話と同様な方法で操作される。しかしなが
ら、コードレス電話68では、解読されたバーコード情
報は、受話器4の無線回路WC1およびアンテナA1を
介して、電話機本体3のアンテナA2および無線回路W
C2に送信され、制御装置70と、パルス発生器48ま
たはトーン発生器50と、電話線52へのネットワーク
(通信回線網)インターフェース45とによって処理さ
れる。制御装置39および70は、受話器4または電話
機本体3内のメモリを迂回して、解読されたバーコード
情報を電話線52に送信することができるか、または所
定の時間後に電話線52上に送信するために、解読され
たバーコード情報をメモリ内に記憶することができる。
【0031】あるいは、受話器4の光学スキャナ1が電
話機本体から遠いバーコードを走査するために使用され
るとき、および/またはユーザが制御装置39を記憶モ
ードにすることを望むときは、ユーザはボタンを押すこ
とができるか、または制御装置が弱いアンテナ送信信号
を検出すると記憶操作モードとなり、解読されたバーコ
ード情報をメモリ内に記憶する。記憶された情報の送信
を可能とするためにユーザが送信ボタンを押すとき、お
よび/または制御装置39が強いアンテナ信号を検出す
るとき、記憶された情報は、電話線52上への送信のた
めに電話機本体3に送信される。さらに、制御装置39
が電話接続を終了する前に、ユーザが電話機本体3の受
話器台(図示せず)に受話器4を置いて、接続端子72
Aおよび72Bを介して受話器4と電話機本体3とが直
接接続されると、記憶された情報は、電話線52に送信
されることができる。
【0032】理解できるように、コードレス電話は、セ
ルラ方式電話に光学スキャナを組込むためにスペクトラ
ム拡散のような無線技術を取り入れてもよい。通信にお
けるスペクトラム拡散の使用は、例えば、米国特許第
4、222、115号、第4、672、658号、第
4、888、788号、第4、918、707号、第
4、943、975号、第4、964、138号、第
4、984、247号、第5、016、255号および
第5、022、047号に開示されている。
【0033】図5は、呼出人/ユーザによって呼び出さ
れる当事者の電話番号を自動ダイヤルする流れをを示す
フローチャートである。電話機は、待機モード(S1)
に初期設定され、制御装置は、自動ダイヤルボタンが押
されるまで待機する(S2)。もし呼出人が自動ダイヤ
ルボタンを押さずに電話番号をダイヤルすれば、制御装
置が入力電話番号をダイヤルし(S3)、接続する(S
9,S10)。もし自動ダイヤルボタンが押されて、自
動ダイヤルコマンドが選択されたならば、制御装置は、
呼出人/ユーザが、キーパッドからの入力の適当な組合
せを選択するか、またはトリガスイッチを作動するまで
待機する。制御装置がキーパッドからの入力を検出する
とき、制御装置は、メモリ内に予め記憶された電話番号
を検索して、ダイヤル(S5,S9)し、呼出人と呼び
出される当事者との間のコネクション(接続)を確立す
る(S10)。
【0034】光学スキャナを使って電話番号を自動ダイ
ヤルするために、呼び出し人/ユーザは、バーコード化
された電話番号に受話器の窓を照準する。バーコード化
された電話番号は、電話帳、名刺、クレジットカードま
たはバーコード化された電話番号を有する利用可能ない
かなる媒体にもプリントできる。呼出人/ユーザがトリ
ガスイッチを作動するとき、バーコード化された電話番
号は、走査モジュールによって走査され、検出される
(S6)。ディジタイザおよび解読器は、それぞれ、解
読された電話番号をダイヤルし(S6,S9)、接続確
立する(S10)ために、走査モジュールからの電気信
号をディジタル化し、解読する。
【0035】キーパッドからの入力が、予め記憶された
いかなる番号にも対応しないとき、あるいは、バーコー
ドの走査の間にエラーが生じるとき、ディスプレイは、
エラーの発生を表示する。制御装置は、キーパッドから
の再入力か、バーコードの再走査(S7)をユーザに指
示する。制御装置は、またエラーの発生件数を追跡し、
所定の件数のエラーが発生した後で、制御装置は自動ダ
イヤル機能を終了して、電話番号を手で入力するように
(S8)、呼出人/ユーザに指示する。あるいは、その
かわりに、呼出人/ユーザは、いつでも自動ダイヤル機
能を終了して、手で番号をダイヤルできる。
【0036】図6は、解読されたバーコード情報を電話
システム75によってメールオーダーシステム76に送
信するための通信システム74を示している。電話シス
テムは、複数の電話機6A−6C(図には、例示のため
に3台のみが示されている)を具備し、電話機6A−6
Cのそれぞれは、受話器4または電話機本体3に組込ま
れている光学スキャナ1を有する。通信ネットワーク
(通信回線網)46は、電話システム75とメールオー
ダーシステム76とを接続している。
【0037】図7に示すように、呼出人は、品目94を
注文するために、例えば受話器4に組み込まれた光学ス
キャナ1を使って、カタログ78におけるバーコード化
された情報を走査する。カタログ78は、名前、住所お
よび電話番号のような、呼出人を明らかにするバーコー
ド化された情報80を有する。さらに、カタログ78
は、バーコード化されたアイテム番号82、数量84、
色86、寸法88またはその品目を明らかにするその他
の情報90を含む。カタログ78はまた、バーコード化
された配送方法92および支払方法93を含む。
【0038】図8は、図7に示されたカタログ78と、
図6に示された通信システム74における電話システム
75の電話機6A−6Cとを使って品目を注文する手順
を示すフローチャートである。電話機は、待機モードに
初期設定されている(S1)。図5に示された方法の部
分D(点線)は、メールオーダー会社の電話番号を手で
ダイヤルするかまたは自動ダイヤルするために使用され
る。自動ダイヤルのために、呼出人/ユーザは、カタロ
グ上のバーコード化された電話番号を走査することによ
って、メールオーダー会社の自動メールオーダーシステ
ムと接続することが可能となる。
【0039】接続されると、自動システムは、呼出人/
ユーザに、カタログ78上に印刷された、呼出人の名
前、住所およびその他の情報を示すバーコード化された
識別記号を入力するように指示する(S11)。そのよ
うな情報は、運転免許証、名刺等に印刷されていること
もあろう。次に、メールオーダーシステム76は、呼出
人/ユーザに、カタログ上のバーコード化された品目番
号82、数量84、色86、寸法88およびその品目を
明らかにするその他の情報90の走査を指示する(S1
2)。
【0040】解読されたバーコード情報が受信された
後、メールオーダーシステム76は、注文が完了したか
どうかを指示する(S13)。もし呼出人/ユーザが他
の品目を注文することを希望するならば、呼出人/ユー
ザは、他の品目のバーコード化された情報を走査し(S
12)、呼出人/ユーザが注文が完了したことを自動シ
ステムに指示するまで、手順が繰り返される。その後、
自動システムは、呼出人/ユーザに、例えば空路または
陸路のような、バーコード化された配送方法92の入力
を指示し(S14)、配送あて先がユーザ識別情報と同
じであるかかどうかをたずねる(S15)。もし同じで
ないならば、自動システムは、配送あて先の手での入
力、またはバーコード化された配送あて先の走査を指示
する(S16)。
【0041】その後、自動コンピュータは、購入品の総
額を送信し、呼出人/ユーザに、カタログ78上のバー
コード化された支払方法93の走査を指示する。もしユ
ーザが小切手(S18)もしくは代金引換え払い(S1
9)による支払を走査するならば、自動システムは、そ
のようなタイプの購入のために必要な指示を送り(S2
0,S21)、購入は終了する(S27)。もしユーザ
がクレジットカードによる支払を選択するならば、自動
システムは、ユーザに、クレジットカード上のバーコー
ド化された口座番号の走査を指示する(S22)。解読
された口座番号が受信されると、自動システムは、口座
番号を確認する(S23)。確認されたならば、ユーザ
は、電話を切って購入を終了することができ(S2
7)、注文は、支払後に注文品を配達するためにメール
オーダー会社によって処理される。
【0042】もしエラーが発生すれば(S24)、自動
システムは、ユーザに、口座番号を再走査すること、ま
たは希望するならば、電話機のキーパッド上で口座番号
を手で入力することを指示する(S22)。さらに、ユ
ーザは、支払方法の変更が可能である(S17)。所定
のエラー発生数の後(S24)、自動システムは、ユー
ザに、ユーザが代表者と話したいか、または注文を取り
消したいかどうかを尋ねる(S25)。もし代表者が注
文処理の支援が可能ならば(S25A)、注文の完了が
可能となり(S27)、接続が終了する。もしユーザが
代表者との会話を希望しない場合、または代表者が支援
できない場合には、ユーザは、電話を切って注文を終了
することができる(S26)。
【0043】理解できるように、注文処理全体の間に、
制御装置は、電話機の受信器および/またはディスプレ
イを用いて、ユーザに自動システムの指示を伝える。さ
らに、走査され解読されたバーコード情報が、確認のた
めに表示されうる。また、注文のハードコピーを印刷す
る追加出力装置として、プリンタを取り付けることがで
きる。さらに、キーパッド上の入力ボタンおよび取消ボ
タンは、自動システムに走査情報を送リ、訂正するため
に使用することができる。また、そのかわりに、自動シ
ステムは、解読されたバーコード情報を送る前に、走査
情報を確認することをユーザに指示することができる。
【0044】受話器内の光学スキャナは、在庫の所在の
追跡に使用できる。事務員は、受話器の光学スキャナを
用いて、各在庫品上のバーコード化された連続番号を走
査することによって在庫を「読み取」って、各在庫品の
所在および状態を入力することができる。(別個のコン
ピュータシステムを使うよりはむしろ、在庫の所在およ
び状態は、独自のコンピュータシステムを有するPBX
によって処理されることができる。) この発明は、業務上、在庫および販売の追跡を行うため
に使用することができる。例えば、小売店においては、
別個のバーコード読み取り装置が、購入中に商品のバー
コード化されたラベルを入力するために設けら、別個の
コンピュータシステムが、在庫および販売を追跡するた
めに用いられるであろう。この発明によれば、電話機を
キャッシュレジスタに接続し、バーコード化されたラベ
ルを受話器の光学スキャナによって走査することができ
る。さらに、ローカルPBXコンピュータを、販売と在
庫の追跡に使用してもよい。一日の業務の終りに、ロー
カルPBXコンピュータは、販売および在庫に関する情
報を、小売店の本部のメインコンピュータに送信でき
る。
【0045】図9は、図4に略図が示されたコードレス
電話68を示す。アンテナA1は、走査モジュール10
によって発生させられた該光ビーム15がバーコード記
号2から反射されるように受話器から外に出る光透過窓
5から離れて、受話器4から上方に延びる。反射された
光17は、窓5を通って受話器4に再入射する。前に述
べたように、走査モジュール10は、反射光を検出し、
検出光の強度に比例して電気信号を発生する。ディジタ
イザ11は、ディジタル化された信号を発生し、そのパ
ルスは、記号2のバーの幅と、バーの間の間隔に対応す
る。解読器12は、その幅と間隔とを分析し、読み取ら
れている記号に対応するデータを表す解読された信号を
発生する。
【0046】本体ユニット3に設けられているキーパッ
ド58に加えて、またはそのかわりに、キーパッド5
8’が受話器4に直接設けられている。本体ユニット3
に設けられているディスプレイ60に加えて、またはそ
のかわりに、ディスプレイ60’が受話器4に直接設け
られている。図9は、また、受話器の両端部にスピーカ
42およびマイクロフォン40を示す。再充電可能バッ
テリパック14は、ディスプレイ60’の後方の受話器
の裏側に取り付けられ、取扱いが容易なような形をして
いる。
【0047】この発明によれば、さらに、PCMCIA
スロット100が、選択されたPCMCIAカード10
2を受けるために受話器に設けられている。カード10
2は、データの読取りまたは書込みが可能なメモリーを
有するメモリーカードであってもよい。カード102
は、ファクシミリ送信によってデータを送信できるファ
クシミリカードであってもよい。カード102は、他の
多くの機能を有することができ、受話器にカードを組み
込むと、それに応じてコードレス電話68の作用を構成
することができる。
【0048】この明細書中で引用したすべての参考文献
およびそれらの参考文献は、追加事項もしくはかわりの
詳細、特徴および/または技術背景の適切な教示のため
に、適切な箇所で援用されている。この発明は、その特
定の実施形態において説明されているが、多くの代替
例、変更例および変形例が当業者にとって自明であるこ
とは明らかである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、操作が簡単で、設置スペースの削減できる、電話機
をベースにしたバーコード情報処理システムを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明による、光学スキャナが組込
まれた電話機の受話器を示し、(B)はこの発明によ
る、光学スキャナが組込まれた電話機本体を示す。
【図2】図1(A)および図1(B)に示された光学ス
キャナの走査モジュールの詳細を示す。
【図3】光学スキャナを有する電話機のブロック図を示
す。
【図4】コードレス電話の受話器に組込まれた光学スキ
ャナを示す。
【図5】自動ダイヤルの処理フローチャートを示す。
【図6】解読されたバーコード情報をメールオーダーシ
ステムに送信する通信システムを示す。
【図7】受話器内の光学スキャナによって走査されてい
るカタログのバーコード化された情報を示す。
【図8】図6の通信システム上の、図7のカタログ内の
品目の自動メールオーダーの処理フローチャートを示
す。
【図9】この発明による、読み取り装置内蔵のコードレ
ス電話の斜視図を示す。
【符号の説明】
2 バーコード記号 6 電話機 8 トリガスイッチ 10 走査モジュール 11 ディジタイザ 12 デコーダ(解読器) 14 バッテリ 39 コントローラ(制御装置) 40 送信機 42 受信機 44 音声回路 45 ネットワークインタフェース 46 ネットワーク 48 パルス発生器 50 トーン発生器 52 電話線 54 スイッチ 56 メモリ 58 キーパッド 60 ディスプレイ 62 リンガ 64 出力装置

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記号の読み取りを可能とする電話機であ
    って、 (a)通信回線網上で可聴周波信号を送信し、および受
    信する手段と、 (b)前記記号上を走査するために光ビームを出射し、
    自動的に偏向させる手段と、前記記号から反射して戻る
    光ビームを検出し、対応する電気信号を生成する手段
    と、前記電気信号を解読された記号情報に変換する手段
    とを有する光学スキャナとを具備したことを特徴とする
    電話機。
  2. 【請求項2】 前記光学スキャナが前記電話機の受話器
    内にあり、該受話器が、前記記号を読み取るように前記
    光学スキャナを作動させるトリガ手段を含むことを特徴
    とする請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記光学スキャナが前記電話機の本体ユ
    ニット内にあり、該電話機が、前記記号を読み取るよう
    に前記光学スキャナを作動させるボタンを具備すること
    を特徴とする請求項1記載の電話機。
  4. 【請求項4】 前記光学スキャナに電力を供給する手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電話
    機。
  5. 【請求項5】 通信回線網上で送信するために、前記光
    学スキャナによって読み取られた記号を入力し、および
    取消すための手動制御装置をさらに含むことを特徴とす
    る請求項1記載の電話機。
  6. 【請求項6】 解読された記号情報、電話番号、または
    前記電話機に入力された指令を実行するプログラムを記
    憶するメモリと、 前記電話番号および前記指令を受けるキーパッドと、 前記可聴周波信号および前記解読された記号情報を送信
    し、前記通信回線網から通信信号を受信する手段とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項1記載の電話機。
  7. 【請求項7】 前記出射手段および前記検出手段が走査
    モジュールに組込まれており、この走査モジュールが、 前記光ビームを放射するレーザ光源と、 前記光ビームを集束するためのレンズ系と、 前記レンズ系によって集束された光ビームを前記記号に
    向けるミラーと、 前記光ビームが前記記号上を走査するように、前記レー
    ザ光源または前記ミラーを振動するモータと、 前記記号から反射された光ビームを検出する検出器とを
    有することを特徴とする請求項1記載の電話機。
  8. 【請求項8】 前記出射手段および前記受光手段が、前
    記走査モジュールと検出手段との間を光が通過するため
    の窓をさらに具備することを特徴とする請求項7記載の
    電話機。
  9. 【請求項9】 前記変換手段が、 前記電気信号をディジタル化する手段と、 前記ディジタル化手段によってディジタル化された前記
    電気信号を解読して、解読された記号情報にする手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の電話機。
  10. 【請求項10】 前記電話機が、コード付き、コードレ
    スまたはセルラ方式であることを特徴とする請求項1記
    載の電話機。
  11. 【請求項11】 通信回線網に接続される電話機であっ
    て、(a)可聴周波信号を受信し、および送信する手段
    と、記号を読み取る読み取り装置と、前記記号を解読さ
    れた記号情報に変換するために前記読み取り装置を作動
    させるための前記受話器上のトリガ手段とを有する受話
    器と、(b)さらに、前記通信回線網上で前記可聴周波
    信号および前記解読された記号情報を送信する手段とを
    具備することを特徴とする電話機。
  12. 【請求項12】 前記読み取り装置が光学スキャナであ
    って、この光学スキャナが、 前記記号上を走査するために光ビームを出射し、自動的
    に偏向させる手段と、前記記号から反射して戻る光ビー
    ムを検出し、対応する出力電気信号を生成する手段と、 前記電気信号を解読された記号情報に変換する手段とを
    含むことを特徴とする請求項11記載の電話機。
  13. 【請求項13】 前記受話器が、該受話器の携帯操作中
    に前記バーコード読み取り装置に電力を供給する再充電
    可能なバッテリーをさらに含むことを特徴とする請求項
    11記載の電話機。
  14. 【請求項14】 前記バーコード読み取り装置が走査モ
    ジュールを含み、この走査モジュールが、 前記光ビームを出射するレーザ光源と、 前記光ビームを集束するためのレンズ系と、 前記レンズ系によって集束された光ビームを前記記号に
    向けるミラーと、 前記光ビームが前記記号上を走査するように、前記レー
    ザ光源または前記ミラーを振動するモータと、 前記記号から反射された光ビームを検出する検出器とを
    有することを特徴とする請求項11記載の電話機。
  15. 【請求項15】 解読された記号情報、電話番号、また
    は前記電話機に入力された指令を実行するプログラムを
    記憶するメモリと、 前記電話番号および前記指令を受けるキーパッドと、 前記可聴周波信号および前記解読された記号情報を前記
    通信回線網に送信し、前記通信回線網から通信信号を受
    信する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項
    11記載の電話機。
  16. 【請求項16】 前記受話器が、該受話器とバーコード
    との間を光が通過するための窓を含むことを特徴とする
    請求項11記載の電話機。
  17. 【請求項17】 解読されたバーコード情報を送信する
    通信システムであって、 解読されたバーコード情報と
    して送信するために印刷媒体上のバーコードを読み取る
    内蔵光学スキャナをそれぞれ有する複数の電話機を具備
    する電話システムと、 前記解読されたバーコード情報
    を受信し、 前記電話システムに命令を送信するホストプロセッサ
    と、 前記電話システムと前記ホストプロセッサとの間の接続
    を確立する通信回線網とを具備することを特徴とする通
    信システム。
  18. 【請求項18】 前記光学スキャナが、 バーコード上を走査するために光ビームを出射し、自動
    的に偏向させる手段と、 前記バーコードから反射して戻る該光ビームを検出し、
    対応する電気信号を生成する手段と、 前記電気信号を解読されたバーコード情報に変換する手
    段とを具備することを特徴とする請求項17記載の通信
    システム。
  19. 【請求項19】 各電話機について、前記光学スキャナ
    が前記電話機の受話器内にあり、該受話器が、前記バー
    コードを読み取るために前記光学スキャナを作動させる
    トリガ手段を含むことを特徴とする請求項17記載の通
    信システム。
  20. 【請求項20】 各電話機について、前記光学スキャナ
    が前記電話機の本体ユニット内にあり、該本体ユニット
    が、前記バーコードを読み取るために前記光学スキャナ
    を作動させるボタンを含むことを特徴とする請求項17
    記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 各電話機が、前記光学スキャナに電力
    を供給する手段をさらに具備することを特徴とする請求
    項17記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 各電話機が、前記通信回線網上で送信
    するために前記光学スキャナによって読み取られたバー
    コードを入力し、および取り消すボタンをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項17記載の通信システム。
  23. 【請求項23】 各電話機が、 解読されたバーコード情報、電話番号、または前記電話
    機に入力された指令を実行するプログラムを記憶するメ
    モリと、 前記電話番号および前記指令を受けるキーパッドと、 前記可聴周波信号および前記解読されたバーコード情報
    を前記通信回線網に送信し、前記通信回線網から通信信
    号を受信する手段とをさらに具備することを特徴とする
    請求項17記載の通信システム。
  24. 【請求項24】 前記変換手段が、 前記電気信号をディジタル化する手段と、 前記ディジタル化手段によってディジタル化された前記
    電気信号を解読して、解読されたバーコード情報にする
    手段とを具備することを特徴とする請求項18記載の通
    信システム。
  25. 【請求項25】 各電話機が、コード付き、コードレス
    またはセルラ方式であることを特徴とする請求項17記
    載の通信システム。
  26. 【請求項26】 前記光学スキャナが走査モジュールを
    含み、この走査モジュールが、前記光ビームを出射する
    レーザ光源と、 前記光ビームを集束するためのレンズ系と、 前記レンズ系によって集束された光ビームを前記バーコ
    ードに向けるミラーと、 前記光ビームが前記バーコード上を走査するように、前
    記レーザ光源または前記ミラーを振動するモータと、 前記バーコードから反射された光ビームを検出する検出
    器とを有することを特徴とする請求項17記載の通信シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 前記電話機が、前記光学スキャナと前
    記バーコードとの間を光が通過するための窓を含むこと
    を特徴とする請求項17記載の通信システム。
  28. 【請求項28】 前記印刷媒体が、バーコード化された
    電話番号、ユーザ識別記号、ユーザ住所、品目情報、配
    送方法、配送あて先および支払方法の少なくとも1つを
    有するカタログであることを特徴とする請求項17記載
    の通信システム。
  29. 【請求項29】 前記印刷媒体が、バーコード化された
    口座番号を有するクレジットカードであることを特徴と
    する請求項17記載の通信システム。
  30. 【請求項30】 前記記号がバーコード記号であること
    を特徴とする請求項1記載の電話機。
  31. 【請求項31】 前記記号がバーコード記号であること
    を特徴とする請求項11記載の電話機。
  32. 【請求項32】 電話ベースの情報処理システムであっ
    て、(a)電話回線網上で無線遠隔測定によって可聴周
    波信号を受信し、および送信する手段を有する受話器
    と、(b)前記受話器に内蔵された符号化記号読み取り
    装置であって、読み取るべき符号化された記号上で、光
    源によって放射された光ビームと、検出器の視野との少
    なくとも一方を走査することによって、前記符号化され
    た記号を光電的に読み取るように作動するものと、
    (c)選択されたPCMCIAカードを受けるための前
    記受話器上のPCMCIAスロットを含み、前記システ
    ムを選択的に構成するための前記受話器上の手段とを具
    備することを特徴とする電話ベースの情報処理システ
    ム。
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