JP2002533847A - コンパクトなバーコード・スキャナ - Google Patents

コンパクトなバーコード・スキャナ

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JP2002533847A JP2000591568A JP2000591568A JP2002533847A JP 2002533847 A JP2002533847 A JP 2002533847A JP 2000591568 A JP2000591568 A JP 2000591568A JP 2000591568 A JP2000591568 A JP 2000591568A JP 2002533847 A JP2002533847 A JP 2002533847A
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Abstract

(57)【要約】 多重機能と、アクチュエータ(36、38)及び表示器(162)の独自の形状及び形態とを有するコンパクトな光学コード読取器(30)が開示される。装置は、走査されたデータに関わる様々なデータ処理機能を実行する能力を持つ受け台(32)、インタフェース、及び、ホストコンピュータを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本出願は、本明細書において参照文献として援用されている、1998年12
月29日に出願された米国特許仮出願シリアル番号第60/114、028号の
優先権を主張するものである。本出願はまた、現米国特許第5、600、121
号である1995年3月30日に出願された米国特許出願シリアル番号第08/
407、577号の分割出願である、現米国特許第5、801、371号である
1996年7月24日に出願された米国特許出願シリアル番号第08/686、
157号の分割出願である、現米国特許第5、744、791号である1997
年3月18日に出願された米国特許出願シリアル番号第08/820、048号
の一部継続出願である1998年4月27日に出願された(本明細書において参
照文献として援用されている)米国特許出願シリアル番号第09/067、12
4号の一部継続出願である。 本発明は、例えばバーコード又はマトリクスアレー記号といった記号を電気光
学的に読み取る方法及び装置に関しており、好ましい実施形態において、複数ユ
ーザ起動可能機能及びフィードバック信号を有するコンパクト携帯用光学コード
読取装置に関する。
【0002】 (背景技術) コード読取器は、ラベル又は物品の表面に記載されるバーコード記号などの様
々な記号を読み取る従来技術として知られている。バーコード記号自体は、様々
な幅の空間の境界を形成するために互いに間隔を空けて置かれた様々な幅の一連
のバーで構成される記号のコード化されたパターンであり、バー及び空間は、異
なる光反射特性を有する。走査装置又は画像装置の読取器は、電気光学式にグラ
フィックな印しを電気信号に変え、電気信号は、通常物品又は何らかの特性を説
明する情報に復号化される。このような特性は、従来、デジタル形式で表され、
POS処理及び在庫管理などの用途に向けたデータ処理装置への入力として使用
される。この一般的な種類の走査装置は、例えば、米国特許第4、251、79
8、4号、第369、361号、第4、387、297号、第4、409、47
0号、第4、760、248号、第4、896、026号、及び、第5、600
、121号に開示されており、その全てが本出願の出願人に譲渡されている。上
記の特許の一部で開示されるように、このような装置は、ユーザが読み取り対象
の記号に装置の、より詳しくは、光ビームの狙いをつけることができるように形
成されるユーザによって保持される手持式携帯レーザ走査装置を使用してもよい
【0003】 レーザ走査バーコード読取器の光源は、通常、半導体レーザである。小型で低
コストであり、また必要な電圧が低いため、光源としての半導体素子の使用が特
に好ましい。レーザビームは、目標距離において特定サイズのビームスポットを
形成するように、通常、光学アセンブリによって光学的に変更される。目標距離
におけるビームスポットの断面は、光の反射率が異なる領域、すなわち記号のバ
ーと空間との間の最小幅とほぼ同一であるのが好ましい。
【0004】 当業者には公知であるレーザビーム走査装置おいて、レーザ光ビームは、レン
ズ又は他の光学構成要素によって光路に沿って表面上のバーコード記号を含む目
標の方に向けられる。移動ビーム式スキャナは、光ビーム経路に配置された光源
自体やミラーなどの走査構成要素移動手段によって記号全体に亘り、線、パター
ン、又は、一連の線を描きながら、反復して光ビームを走査することによって作
動する。走査構成要素は、記号全体に亘ってビームスポットを移動させ、記号の
パターン全体に亘って走査線をたどるか、又は、スキャナの視野を走査するか、
又は、両方を行ってもよい。
【0005】 また、バーコード読取装置は、記号から反射するか又は散乱する光を探知する
センサ又は光検出器を備える。光検出器又はセンサは、スキャナが記号から反射
又は散乱する光の一部の確実に捕らえる視野を有するように、スキャナの光路内
に配置される。この光が検出されて電気信号に変換される。電子回路及びソフト
ウェアは、走査された記号によって表されるデータのデジタル表現に電気信号を
復号化する。例えば、光検出器によって発生するアナログ電気信号は、デジタイ
ザによってパルス又は変調されたデジタル化信号へ変換され、その幅は、バーと
空間との物理的な幅に対応する。次に、このようなデジタル化信号は、記号によ
って使用される特定の記号論に基づいて、記号で暗号化されたデータの2進法表
現に復号化され、その後、その内容を表す情報又は英数字となる。
【0006】 公知のバーコード読取装置の復号化処理は、通常、以下の方法で行われる。復
号器は、デジタイザからパルス幅変調デジタル化信号を受信し、ソフトウェアで
実行されるアルゴリズムによって記号の復号化が試行される。走査において開始
及び停止文字とその間の情報との復号化に成功した場合、復号化処理が終了し、
読取成功の表示(緑灯、及び/又は、ビーという音など)がユーザに与えられる
。読み取りに失敗した場合、復号器は次の走査内容を受け取り、走査内容が満足
に復号化されるまで、又は、走査内容がなくなるまで、その走査内容の復号化を
試行する、といった具合である。 次に、このような信号が、特定の記号論に従って、記号で暗号化されたデータ
の2進法による表現、及び、そのような内容を表す情報又は英数字に復号化され
る。復号化された情報は、記憶してもよいし、又は、データ処理を行ってもよい
【0007】 移動ビーム式レーザスキャナが、バーコード記号を読み取ることができる唯一
の種類の光学機器ではない。別の種類のバーコード読取器は、半導体画像アレー
か電荷結合素子(CCD)技術に基づく検出器を組み込むものである。このよう
な従来技術による読取器において、検出器は、一般に読み取られる記号よりも小
さいものである。従って、アレー又はCCDの前で画像縮小が対物レンズによっ
て行われる。記号は、走査装置の発光ダイオード(LED)などの光源からの光
で照光してもよく、バー又は空間の有無を判断するために各々のアレー・セルが
連続して読みだされる。イメージャ技術を使用するコード読取エンジンは、本発
明の出願人に譲渡された1998年9月1日出願の米国特許出願シリアル番号第
09/096、578号に開示されている。
【0008】 手持ち式光学コード読取器に複数のアクチュエータを設けることは知られてい
る。例えば、米国特許第5、117、098号で開示される装置は、手持ち式レ
ーザスキャナで多重位置トリガスイッチを使用している。スキャナは、照準パタ
ーンが発せられる第1の作動状態中に走査される記号に照準される。一旦ユーザ
が記号の位置に対して適切にスキャナを照準すると、装置を第2の作動状態にす
るために改めてトリガスイッチが起動されて通常の走査又は読取モードで記号全
体に亘ってビームが走査され、記号が復号化される。欧州特許番号035535
5おいて、多重位置トリガを有する実施形態を含む、組み合わせ式バーコード読
取器及びEAS・タグ・デアクチベータが説明されている。
【0009】 本出願人に譲渡された米国特許番号第5、600、121号おいて、とりわけ
、読み取られる記号の方に向ける走査光ビームを発生させるスキャナと、第1の
位置から読取器を照準又は位置決めする第1の光ビームを発生する第2の位置に
手動で置き換え可能な第1のアクチュエータと、第1の位置から記号を読み取る
ための走査ビームパターンを開始する第2の位置に手動で置き換え可能な第2の
アクチュエータとを有するバーコード記号などの記号を読み取る装置が開示され
ている。アクチュエータは互いに独立して作動する。検出器は、記号から反射す
る光を受けて記号で表されるデータに対応する電気信号を発生させる。グラフィ
ック・ユーザ・インタフェースによって、装置制御機能が単純化される。
【0010】 しかし、製作が簡単で低コストであり、コンパクトで用途の広いバーコード読
取器に対する必要性がある。更に、そのような読取器であれば、使用しやすくて
、広範囲の機能に対してユーザアクセス及びフィードバックをもたらすであろう
。 従って、製作が簡単で低コストであるコンパクトで用途の広いバーコード読取
器を提供することが本発明の目的である。 アクチュエータ及び表示器の人間工学に基づいて設計された形状及び形態を有
する手持ち式バーコード読取器を提供することは、本発明の別の目的である。 使いやすくて、ユーザにフィードバックをもたらす一方、広範囲のデータ取得
機能、データ検証機能、及び、ダウンロード機能を果たすバーコード読取器を提
供することは、本発明の更なる目的である。 これらと他の対象及び形態とは、以下の概要と好ましい実施形態の説明とから
明らかになるであろう。
【0011】 (発明の開示) 容器、データ処理回路、及び、コード読取モジュールを備える携帯用手持ち式
光学コード読取器が開示される。コード読取モジュールは、容器内に位置する。
容器は、長さ4と3/4インチ又はそれ以下のほぼ細長いバー形状であり、ほぼ
反対側の広い上面及び下面、浅い側面、及び、前端及び後端を有する。容器は、
5インチを超えない円周を有して、側面から見ると、ほぼ楕円形である。上面及
び下面の後端は、上から見ると丸みを帯びている。
【0012】 容器は、更に、少なくとも1つのアクチュエータ、好ましくは2つのアクチュ
エータを備え、アクチュエータは、容器の上面に位置する。読取ウインドウは、
容器の前端面に位置する。容器は、ユーザの手の掌で保持され、ユーザの1つ又
はそれ以上の指で起動されるように寸法を取って形成される。 手持ち式コード読取器は、携帯用データ収集装置の一部であってもよい。 手持ち式読取器は、データ取得及び記憶用電池式携帯装置であってもよい。例
えば統一商品コード(UPC)品目コード、数量データ、電子クーポンデータ、
取り引き概要、復号化回数等を含むデータは、読取器のメモリで記憶してもよい
。優れたデータアクセス能力、及び、計算及び能力を有するホスト端末は、装置
の多機能性及び性能を高めるためにコード読取器と共に使用されてもよい。
【0013】 ドッキングステーションは、ホスト端末とのインタフェースを供給してもよい
。ドッキングステーションは、移動式手持ち読取器を収容して固定するようにな
っている受け台を備えてもよい。検出器は、読取器が受け台に置かれる時期を検
出する。読取器が受け台に置かれた時、読取器が受け取ったデータを選択的にダ
ウンロードしてもよい。読取器のアクチュエータは、読取器が受け台に置かれた
ことを検出器が表示した場合、ホスト端末プロセッサへのデータ転送を開始する
ために使用されてもよい。
【0014】 データインタフェースは、電気的又は光学的でもよい。後者の場合、好ましい
実施形態において、受け台はLEDと光検出器とを備える。LEDは、受け台内
に挿入されると、コード読取器の走査ウインドウを通って光データ信号を投射す
るように配置される。コード読取器からの光データ信号は、コード読取器の1つ
又はそれ以上の表示LEDによって発せられてもよく、光データ信号は、受け台
光検出器によって検出される。
【0015】 好ましい実施形態おいて、携帯用コード読取器は、読み取られる記号の方へ向
けられるビームを発生する光源を備える。検出器は、記号から光を受けて、記号
で表されるデータに対応する電気信号を発生させる。第1のアクチュエータは、
機能的に読取器に接続され、第1の位置から第2の位置へ手動で置き換え可能で
あり、第1のアクチュエータほどはアクセスし易くない第2のアクチュエータは
、機能的に読取器に接続され、第1のアクチュエータから独立して機能し、第1
の位置から第2の位置へ手動で置き換え可能である。
【0016】 より好ましい実施形態おいて、第1及び第2のアクチュエータは、一般に走査
及び削除の機能によって各々が識別される。品目バーコードを走査中に、走査時
間だけ(例えば3秒)適切なアクチュエータを押してそれを保持すると特定の機
能を実行する役目が果たされ、つまり、第1のアクチュエータを押している場合
は品目の計数が1つだけ増え、第2のアクチュエータを押している時は品目の計
数が1つだけ減る。品目を走査している間にアクチュエータの1つを長めに押し
たままにすると、異なる関数を実行してもよい。例えば、第2のアクチュエータ
を走査時間を超して3秒間保持すると、コード読取器にオールクリア機能を実行
させる、つまり、走査された品目の計数をゼロにさせてもよい。
【0017】 前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとをほぼ同時に起動さ
せた後に所定の時間だけ両方のアクチュエータを押したままにすることによって
、読取器の操作モードを変更してもよい。1つの実施形態おいて、コード読取器
は、作動モードと非作動モードとを有し、両方のアクチュエータの起動によって
、例えばコード読取器の更なる作動をロックアウトするために前記作動モードと
前記非作動動モードとの間でコード読取器を切り替える。代わりに、読取器は、
第1及び第2のモードを有し、両方のアクチュエータを起動させると、コード読
取器が第1の作動モードから第2の作動モードに、又は、その逆にと切り替わる
【0018】 移動式又は手持ち式ユニットは、レーザ走査モジュールを備えてもよい。モジ
ュールは、回路基板を含むほぼ円形の平面基部を備える。半導体光源は、読み取
られる記号に対して第1の光路に沿ってレーザビームを発生させるように基部に
よって支持されてもよい。ほぼ平面の往復振動可能な反射器を基部より上方に配
置して、反射器に当たるレーザビームを記号に向けるために第1の光路に位置さ
せてもよい。往復振動運動に対して反射器を支持するために、ばねが反射器に結
合される。基部によって支持される駆動部は、反射器を往復振動させ、該駆動部
は、機能的に反射器に接続された永久磁石、及び、反射器と隣接して置かれた電
磁コイルを含む。交番駆動信号がコイルに加えられると、コイルは、永久磁石に
作用する交番磁場を発生させて磁石を振動させ、その結果、ばねを屈曲させて軸
線を中心にして反射器を往復振動させる。
【0019】 基部に取り付けられた光検出器は、検出された光の強度を示す電気信号を発生
させる。単体光学部材は、前記反射器に伝達する前にレーザビームを折り込むビ
ーム折込区域と、反射器から逆反射する光を受けて前記光検出器に向けるように
配置される収集ミラー部分とを含む。 上記は、好ましい実施形態の適当なまとめとして提供されている。しかし、保
護されるべき本発明は、本明細書の特許請求項及びそれに正しく準じる同等内容
の範囲によって規定される。
【0020】 (発明を実施するための最良の形態) 目次 I. コード読取器実施形態における容器アクチュエータと人間工学 II. 受け台、及び、電気的及び光学的インタフェース III. 単一回路基板と電池端子構造とを備える内部構造 IV. 光学/電子装置 V. コード読取器に関するホスト端末実施内容と用途 VI. 筒状モジュール実施形態のオプトメカニカルな配置
【0021】 本発明の多くの態様は、図1から図3にその外部構造及び外観を示す本発明の
好ましい実施形態に含まれるか又は使用可能である。 この携帯手持ち式光学コード読取器30は、ほぼ細長いバー形状で長さが4と
3/4インチ又はそれ以下であり、ほぼ反対側の幅広い上面及び下面31と浅い
側面33とを有する。最も厚い部分29でのコード読取器の円周部は約5インチ
であり、図3に示すように人間の手に都合よく収まる。前端は、スキャナ出口ウ
インドウ34に対応するような表面を形成するために先端を切られている。後端
35は、一般にテーパ付きであり、受け台32に載置するようになっている。全
体的に読取器は、図1と図3とに示す角度から見ると、ほぼ楕円形である。以下
で説明される本発明の多くの態様が、このコード読取器、並びに、他の手持ち式
又は固定式光学コード読取器で使用するようになっていてもよいことが理解され
るであろう。
【0022】 I. コード読取器実施形態の容器、アクチュエータ、及び、人間工学 図1及び図2は、各々、本発明の好ましい実施形態によって形成された光学コ
ード読取器30と受け台32との描写側面図である。コード読取器30は、図1
及び図3に示すようにほぼ楕円形であり、わずかに丸みを帯びた上端及び下端を
有する。図2は、コード読取器の右側面図である。左側面図は図2の鏡像である
。 スキャナ出口ウインドウ34は、読取器の一端(図1及び図3おいて上端)に
位置する。アクチュエータは、走査ボタン36及び削除ボタン38を備える。ユ
ーザへのフィードバックは、LEDウインドウ40越しに見える3色LED表示
によって行われる。着脱式電池カバー42は、読取器のボタンとLEDウインド
ウとの反対側に位置する。
【0023】 図3は、受け台32から取り外してユーザの手で保持されている状態で示す図
1及び図2の光学コード読取器30の描写図である。図は、他にもあるがとりわ
け、コード読取器の大体の大きさを示す。図はまた、コード読取器の片手での収
まり具合を示し、コード読取器は、容易で正確に照準することができる。走査ボ
タン36は、親指で押して走査を開始してもよい。削除ボタン38へのアクセス
は、盛り上がったケース部分44に一部邪魔されるが、これによって、削除ボタ
ン38を不意に起動させる可能性が少なくなる。
【0024】 II. 受け台、及び、電気的及び光学的インタフェース 引き続き図3を参照すると、コード読取器30はまた、プラグ48を挿入し得
る装置の後端に通信コネクタソケット46を備えてもよい。プラグ及びソケット
は、収集された光学コードデータをパーソナルコンピュータ又は他の適当なデー
タ処理端末に電子的に転送するのに使用してもよい。 更に好ましい実施形態おいて、プラグ48は、受け台32内に位置する小型ス
テレオ電話プラグである。このような受け台とプラグとの構造を、図4(a)の
断面図に更に詳細に示す。本構造は、予め製作した小型電話プラグとケーブルア
センブリ50とから容易に製作することができる。プラグ部52は、受け台32
の対応する壁56に着脱される成型されたケーシング54を有してもよい。本構
造は、単独又は受け台32と共にのいずれかで通信用にストックケーブルを使用
できるという利点を有する。プラグの挿入を検出し、また、プラグがコード読取
器に挿入されるとレーザスキャナを無効にするために、ソケット46内のスイッ
チを使用してもよい。
【0025】 また、適切な受け台又はドッキングステーションを使用して、随意選択の光学
インタフェースを都合よく設置してもよい。このような受け台60の構造を断面
で図4(b)に示す。好ましい実施形態のコード読取器30を受け台60に挿入
された状態で示す。このように挿入されると、読取器のLED表示ウインドウ4
0は、光検出器62に隣接して位置する。発光素子すなわちLED64は、スキ
ャナ出口ウインドウ34を通ってコード読取器30へ光路に沿って光学信号を投
射するために、コード読取器30の光路上に位置する。
【0026】 作動において、読取器30のRS232出力ポートを、LED表示及び読取器
の走査モジュールに使用される光検出器に電気的に接続してもよい。データは、
信号ライン66によって示されるように、LED64によって読取器30内に入
力してもよい。LED64によって発生される光は、通常の走査作動中のスキャ
ナの光学入力経路と共線的であり得る光学入力経路に沿って投射される。検出入
力データは、デジタル化して読取器のマイクロ制御装置のデータ受容器ラインに
適用してもよい。有利なことに、入力データは、バーコード走査時に発生する光
信号に付随する周波数帯に近似する約9600バンドレートで送信することがで
きる。従って、読取器の入力電子品は、バーコード走査と光学インタフェース信
号入力との両方に共通の1つの周波数帯に最適化されてもよい。 データは、表示LEDを使用してコード読取器30から光学的に出力してもよ
い。例えば赤色表示LEDである表示LEDによって発生する光は、LED表示
ウインドウ40を通過して光検出器62によって探知されてもよく、光は電気信
号が変換されて、信号ライン68によって示すように、ホスト又は端末に伝達さ
れる。
【0027】 読取器30は、2つの接続性のモード、つまり、電気モード及び光学モードを
備えてもよいことが上記から理解されるであろう。電気通信モードの方が実行時
の経費が安くて済み、また、特に読取器のホストが家庭用パーソナルコンピュー
タである場合、電気通信モードの方が家庭での使用に適切であると考えられる。
光学受け台において、LED64用の電力が必要である。多くのコード読取器と
データをやり取りし、常にサービスを提供するコード読取器からデータを受け入
れる体勢にある店の中央集中ホスト「キオスク」などの使用量に大きい環境おい
て、電気通信モードの方がより適切であり得る。光学インタフェース受け台又は
ドックの方が製作費用は高くなり得るが、例えば電気接触の品質低下による磨耗
の影響を受けにくいことがわかるであろう。 更なる他の種類の受け台又はドックには、上記の電気的インタフェース又は光
学的インタフェースのいずれかを使用してもよいが、電話、ケーブル、又は、イ
ンターネット回線に直接アクセスして通信できる更なる回路を含んでもよい。
【0028】 III. 内部構造 図1から図3の光学コード読取器30の内部構造をここで説明する。光学コー
ド読取器の容器2分割上部分100を図5に上面図で示すが、前出の図の実施形
態との同様の形態は、同一番号で識別される。容器2分割上部分100の裏面を
図6に上面図で示す。柔軟なボタンパッド部材102が104で容器2分割部分
100に装着される。パッドアセンブリ102は、細長い柔軟な曲がりくねった
部分110によって一体的に互いに接続された走査ボタン部106と削除ボタン
部108とを備える。ボタン部のフランジ部112及び114は、図7及び図8
に示すその下にある回路基板アセンブリ152上に置かれる内部突起柱116に
よって一般に容器2分割部分100に対して保持される。起動ピラー118及び
120は、各々の対応するボタン部106及び108に一体的に形成される。 作動おいて、走査ボタン106を押すと、図7に示すその下にある回路基板ア
センブリ152に位置する電気スイッチ150が起動される。同様に、削除ボタ
ン108を押すと、やはり回路基板アセンブリ152に位置する電気スイッチ1
54が起動される。
【0029】 ここで、図7及び図8に関連して回路基板アセンブリ152について詳細に説
明する。回路基板アセンブリは、容器2分割下部分156に配置され、いずれも
容器2分割下部分156に支持される柱157及び圧力タブ159によって所定
の位置に保持された状態で図7に示されている。スキャナ出口ウインドウは、1
58に位置する。スキャナモジュール又はエンジン160は、回路基板アセンブ
リ152の裏面に位置し、158で出口ウインドウを通過して外方にレーザ走査
ビームを向ける。本発明のコード読取器おいて有用なスキャナモジュールは、矩
形固体の形で組み立てられて、SE900スキャナモジュールとして知られてい
る。このようなスキャナモジュールは、本明細書において参照文献として援用さ
れている、1999年3月24日に出願された米国特許出願シリアル番号第09
/275、858号に開示されている。代わりに、スキャナモジュールは、本明
細書において参照文献として援用されている、1998年12月10日に出願さ
れた米国特許出願シリアル番号第09/209、243号に開示されるような「
チップ上のスキャナ」であってもよい。更なる代案として、スキャナモジュール
は、図13に関連して以下で論じるような筒状タイプであってもよい。最終的に
は、光の検出は、本明細書において参照文献として援用されている、1998年
9月1日に出願された米国特許出願シリアル番号第09/096、578号に開
示されるようなイメージャ技術を使用したコード読取エンジンによって行っても
よい。
【0030】 回路基板アセンブリ152は、スイッチ150及び154、表示LED162
、超小型プロセッサチップ164、メモリチップ166、及び、入出力通信チッ
プ168を含む電気構成要素が装着される単一の主回路基板161を備える。有
利なことに、表示LEDは、赤色光、緑色光、及び、黄色光(黄色光は、赤色光
と青色光とを組み合わせて発生させる)を発生することができる従来型2色LE
D(赤及び緑)である。通信コネクタソケット170及びスキャナモジュールは
、図8に示すように、回路基板161の裏面に取り付けてもよい。
【0031】 図9は、電池182及び184、電池室側壁、及び、ばね接点の位置を明らか
にするために、電池室180の上壁を切り欠いた状態で光学コード読取器の容器
2分割下部分を示す。好ましい実施形態おいて電池はAAA型電池である。 電池室の外側側壁186は、電池を取り囲む側壁を形成する。内側端部壁18
8及び190は、標準1.5ボルト電池に使用される突出接点194(プラス端
子)よりも僅かに大きい小開口部192を備えて形成される。作動おいて、接点
194は、開口部192を貫通し、伝導性螺旋状ばね196及び198に電気的
に接触する。 電池の反対側の端部(マイナス端子)199は、実質的に平坦に形成され、大
きい方の開口部204を通って内壁188と190に突出する螺旋状ばね200
及び202に対して置かれる。
【0032】 螺旋状ばね196及び200は、互いに電気的に接続される。螺旋状ばね19
8及び202は、各々、ばね付勢アーム206及び207で終端する。回路基板
アセンブリ152が容器2分割下部分156に置かれると、ばねアームは、それ
ら自身を図8に示す回路基板161裏面の導電性ランド部208との加圧接触状
態に維持する。それにより、電池は、光学コード読取器の回路部材に適切な電圧
(通常直流3ボルト)を供給するために直列に接続される。
【0033】 電池をうっかり後ろ向きに(すなわち、プラス端子とマイナス端子とが逆の状
態)取り付けた場合に回路を損傷しないように、手持ち式電池式スキャナ及び他
の電池式装置の電源回路に少なくとも1つのダイオードを備えるのが従来式であ
る。図9の構造によって、このような対策を講じなくても済む。電池のプラス端
子用接点ばねは、電池の突出端子194が小さい開口部192に挿入された場合
に限りアクセス可能であるということが容易にわかるであろう。これらの同じ接
点ばねは、電池の幅の広い平坦なマイナス端子にはアクセスできない。従って、
電池が後ろ向きに挿入された場合、回路は完成しない。
【0034】 IV. 光学/電子装置 図10は、本発明の光学コード読取装置の好ましい実施形態の概略ブロック図
である。図10の装置の各部分は、米国特許番号第5、801、371号で説明
されており、本明細書においてその内容が参照文献として援用されている。一般
に、点線209によって囲まれた装置の部材は、手持ち式光学コード読取器21
0に収めてもよいが、線209の外の装置は、上記で説明するような通信リンク
を通して読取器と通信する外部コンピュータ又は端末にあってもよい。 手持ち式コード読取器210は、従来の構造又は以下で詳細に説明する種類の
イメージャ又はレーザ走査モジュールであり得る光学コード読取モジュール21
1を備える。読み取られるバーコードは212で示されている。
【0035】 モジュールは、マイクロプロセッサで実行し得る制御装置214によって制御
される。制御装置は、走査キースイッチ216、削除キースイッチ218、及び
、ドッキングスイッチ220から少なくとも3つのユーザ信号を受信する。キー
は、ユーザの指で起動してもよいし、ドッキングスイッチは、ドッキングスイッ
チに通信プラグ222を挿入して起動させてもよい。 光学コード読取器210は、少なくとも2つの方法で、つまり、1つ又はそれ
以上の可聴エナンシエータ224によって発生させる可聴信号を通じて、及び、
1つ又はそれ以上の発光ダイオード226によって発生させる視覚信号を通じて
、直接ユーザにフィードバックを行う。好ましい実施形態おいて、コード読取器
は、2つの異なる周波数の短い又は長いビープ音、及び、震音のビープ音の形で
可聴フィードバックを行う。視覚フィードバックは、LEDからの連続(間断の
ない)又は点滅する赤色光信号、琥珀色光信号、及び/又は、緑色光信号を含ん
でもよい。可聴エナンシエータとLEDとは、制御装置214に対応して作動す
る。ユーザにフィードバックを行う好ましい手法を以下に説明する。
【0036】 モジュール211からの信号は、信号プロセッサ228で処理して、復号器2
30で復号化してもよい。復号化された信号は、例えば、最大500の走査品目
(UPCコード)の情報を記憶する能力を持ち得るメモリ232に記憶するよう
に供給してもよい。クーポン(以下で論じる)に関する情報は、好ましくは、別
途のメモリ又は既存のメモリの異なる部分に記憶される。この分離は、複数回の
走査又はショッピング期間の継続中、それが使用されるまでクーポンデータが保
存されてもよいという事実を反映している。メモリ内の情報は、通信ユニット2
36、プラグ222、及び、ケーブル238を通して外部端末234と通信して
もよい。 コード読取器の回路にクロック240を備えてもよい。クロックは、例えばデ
ータダウンロードのために、予定された時間に又は予定された間隔を置いて、定
期的にコード読取器を覚醒させるために使用してもよい。また、クロックは、読
取器を時計として使用することができるように、表示器(図示しない)に接続し
てもよい。
【0037】 V. コード読取器に関するホスト端末実施内容と用途 引き続き図10を参照すると、光学コード読取器210は、上記の方法で端末
234と連絡してもよい。コード読取器と併用する端子及び通信の種類は、コー
ド読取器の使用環境により異なる。いくつかの例をここに挙げる。 説明する各種のバーションの光学コード読取器は、製作費用が非常に安いと考
えられるということがわかるであろう。製作費用が非常に安いので、店内で購入
品を計算するのに使用する、及び/又は、買い物リストを作成する際に家庭で使
用するなどのために、店の顧客に装置を販売することが実現可能となる。代案と
して、コード読取器を顧客に賃貸することができるであろう。賃貸料は、時間(
例えば、月極めのレンタル料金)を基本とすることができる。更に好ましくは、
顧客によって装置で行われた復号化の回数を基本としてもよい。復号化の回数又
は累積レンタル料金は、コード読取器、又は、コード読取器が定期的に通信する
店内端末のソフトウェア及びハードウェアによって計数することができる。この
方式において、賃貸料は、使用量を基本としており、便利よく計算されて、コー
ド読取器が装置端子と通信する時に自動的に集金することができる。
【0038】 1つの好ましい実施形態おいて、装置端末は、パーソナルコンピュータであっ
てもよい。通信ユニット236とケーブル接続とを適切に選択することによって
、読取器は、直接パーソナルコンピュータのシリアルポートと通信することがで
きる。コード読取器及び受け台を費用のかからない好ましい構成要素として供給
してもよい。コンピュータにインストールするアプリケーションソフトウェアに
より、コード読取器からコンピュータデータをアップロードすることができる。
このようなソフトウェアは、例えば、磁気媒体、CD、又は、インターネット上
でコンピュータに提供することができる。
【0039】 適切なアプリケーションソフトウェアを用いて、パーソナルコンピュータは、
コード読取器が受け台にドッキングされた時を認識することができる。パーソナ
ルコンピュータは、例えば、ドッキングされた読取器からの情報を所定の時間に
ダウンロードすることができる。ドッキングにより自動的にコード読取器の走査
モードが使用不可能となってもよい。他の好ましい実施形態おいて、装置端末は
、高度な能力を有するPOS端末であってもよい。POS端末は、顧客や従業員
の手持ち式光学コード読取器以外の様々な供給装置から入力やデータを共に取り
込んでもよい。このような供給装置には、ペン・タブレット、指紋認識パッド、
磁気片読取器(例えば、クレジットカード検証用)、スマートカードリーダ(接
点の有無を問わず)、音声認識装置、全地球位置発見装置(GPS)、RF送受
信機、着脱可能メモリカード又はディスク、アナログ入出力、IrDAデータ、
又は、暗号化/復号化装置が含まれる。端末の出力装置は、表示器、スピーカ装
置、及び、プリンタを含んでもよい。
【0040】 ショッピング環境おいて、本装置は、顧客のショッピングリストのために通路
選別をする、又は、リスト品目の価格範囲を提供するなどの追加機能を準備して
もよい。このような情報は、商店主が売るために持っている品目に関して、製品
、価格、及び/又は、位置データを取得するために商店主データサーバにコード
読取器を接続することによって得ることができる。 有利なことに、コード読取器の内部記憶装置の一部は、走査された品目に関す
る店頭販売用情報以外の様々なアプリケーションに割り当てることができる。例
えば、128バイトのメモリをアプリケーションメモリに割り当てることができ
るであろう。アプリケーションメモリに記憶できるデータには、顧客名、顧客電
話番号、発行店又はスキャナ所有者の識別番号、及び、店の電話番号などがある
。顧客及び店の認識番号や電話番号は、ホスト端末がコード読取器のユーザに挨
拶や識別をしたり、また、該当する発行者又は店舗を表示してアクセスすること
ができる便利な手段を提供する。代わりに、又は、更には、各々のコード読取器
は、例えば、顧客の身元や発行店を調べるためにホスト端末が使用してもよい独
自の通し番号のメモリを搭載してもよい。このような識別情報は、認可された顧
客だけが認可された店において、又は、認可された購入についてスキャナを使用
することができるキー及びロック装置で使用してもよい。
【0041】 割り当てられたアプリケーションメモリはまた、取り引き関連のデータを記憶
するのに使用されてもよい。例えば、メモリは、上記のように請求書作成用に復
号化の回数を記憶するか、又は、購入品総額の店舗単位の記録(例えば、数量割
引又はお得意様割引の計算用に)を記憶してもよい。 コード読取器内部の他のメモリは、クーポンデータの記憶に使用してもよい。
例えば、電子クーポンは、印刷されたクーポンのバーコードを走査することによ
って、又は、ウェブサイトからクーポンを電子的にダウンロードすることによっ
て、又は、コード読取器が商店主ホスト端末に接続された時に単にコード読取器
にクーポンを入力することによって、アップロードすることができる。例えば、
クーポン価値、満了日、及び、有効性に関するデータを含む、200枚又は30
0枚のクーポン用のメモリを搭載しても良いであろう。
【0042】 クーポン償却処理の操作の例は、以下の通りである。顧客は、1つ又はそれ以
上の上記で説明した方法で読取器に電子クーポンをロードすることができ、また
、コード読取器で購入した品目を走査することができるであろう。購入された品
目と電子クーポンとの両方に関するデータは、商店主ホスト端末によってダウン
ロードすることができ、商店主ホスト端末によって有効なクーポンに対応する購
入品が組み合わせられることになるであろう。ホスト端末は、満期となったクー
ポンを廃棄し、使用済みクーポンを削除し、満期になっていない未使用のクーポ
ンをコード読取器のメモリに返却することになるであろう。
【0043】 他の好ましい実施形態おいては、コンピュータネットワークを利用して、買い
手と複数の商店主又は売り手のうちの少なくとも1人との間での製品又はサービ
スの取り引きを容易にするためにバーコード読取器を使用する方法が提供される
。その方法によれば、バーコード記号を走査して得られる製品又はサービス識別
番号は、バーコード読取器に入力される。バーコード読取器には、顧客識別子が
供給されている(例えば、バーコード読取器に永久的に記憶される独自の通し番
号)。バーコード読取器は、例えばコード読取器をホスト端末にドッキングする
ことによって、手動でコンピュータネットワークとリンクした取引端末に結びつ
けられる。製品を供給できるネットワーク上の潜在的納入業者が決められる。そ
の製品又はサービスの価格及び利用率を判断するために、ネットワーク上で複数
の売り手に引き合いが送信される。株取り引きなどの一部の環境おいては価格及
び利用率が急激に変動するため、本方法であれば、時機を得て営業取り引きを行
うことができることがわかるであろう。また、売り手は、営業を完了する時期及
び条件を判断するのに顧客の身元を利用することができる。販売オファーを含め
、1人又はそれ以上の売り手のからホスト端末で回答が受信されると、前記販売
オファーの1つに対応して受諾が送信され、取引端末によって送信される支払い
識別子を使用することによって売り手に支払いが行われる。このように、ネット
ワークは、売買取引を容易にするためにバーコード読取器によってアクセスされ
る。
【0044】 他の好ましい実施形態おいて、製品又はサービスの特定納入業者又は代理店、
例えば後援商店主、の識別子を持つカスタム設計されたスキャナが使用される。
後援商店主自身は、自店舗のバーコード読取器を顧客又は潜在的な顧客に配布し
てもよい。この場合、顧客と、納入業者からの製品又はサービスの価格及び利用
率を判断するために引き合いがコンピュータネットワーク上で送信される特定納
入業者との間での取り引きを容易にするために、バーコード読取器を使用しても
よい。顧客は、コンピュータネットワーク上で納入業者から、時価を含む回答を
受領してもよい。受領後、顧客は、コンピュータネットワークで納入業者へ受諾
識別子を送信してもよい。
【0045】 更に好ましい実施形態おいて、コード読取器は、買い手と売り手との間の取り
引きを容易にするために、無線送受信機ユニットと一体化される。例えば、本発
明のバーコードスキャナは、携帯電話と一体化してもよい。このような場合、デ
ータをアップロード又はダウンロードするために、スキャナをホスト端末又は家
庭用パーソナルコンピュータとドッキングさせる必要がなくなると考えられる。
このような装置のユーザは、注文又は入札依頼を入力して、直接納入業者へ注文
又は入札依頼を送信してもよい。該ユニットの顧客又は納入業者識別子は、例え
ば後援商店主に顧客を向けるためや、使用、支払い、又は、受諾を確認する目的
で顧客を識別するために、上記で説明した目的に使用し得ることが理解されるで
あろう。
【0046】 VI. アクチュエータの状態、タイミング、表示器、及び、機能性 図11は、本発明の好ましい実施形態の光学コード読取器/パーソナルコンピ
ュータ装置の様々な機能の調整を示す状態遷移図である。図において、走査、ド
ッキング、及び、削除などの様々なコード読取器の作動を円で表わす。装置の状
態は、正方形として表される。記憶された品目のリストを見るというパーソナル
コンピュータの作動は、「ドッキング」作動からアクセスできる、丸みを帯びた
正方形の形で示される。図は、とりわけ、満載時のメモリ又は容量低下時の電池
に対する様々な選択肢つまり応答を示している。
【0047】 上記で注記の通り、好ましい実施形態のコード読取器は、2つのユーザ起動式
キーと、いくつかの視聴覚フィードバック能力とを有する。これらの入出力は、
少なくとも5つの基本的な機能、つまり、走査(例えば、品目入力)、品目削除
、メモリクリア、ホスト端末との連絡、及び、ロックアウトの起動によって調整
される。実行される機能及び視聴覚フィードバックとユーザの行動との関係を下
表Iに示す。
【0048】 (表I)コード読取器機能−ユーザの行動/フィードバック
【0049】 表Iの「走査」機能の下に、品目バーコードの走査、使用可能パラメータ・バ
ーコードの走査、及び、使用不可能パラメータ・バーコードの走査の3つの可能
性及びユーザフィードバックが注記されている。パラメータ・バーコードは、U
PCコードの方法による特定品目の同一性を示すよりはむしろ、コード読取器の
挙動又は基本的な機能性を変更するバーコードである。従って、パラメータ・バ
ーコードは、例えばコード読取器をレーザポインタに変換するなどの更にレベル
の高い作動を達成するか、又は、トグル式に切り替えるために使用してもよい。
【0050】 表Iの「削除」機能の下に、先にメモリに入力した品目バーコードの走査、メ
モリ内にないバーコードの走査、及び、パラメータ・バーコードの走査の3つの
可能性が注記されている。削除機能が使用可能になると、先にメモリに入力され
た品目バーコードの走査によって、メモリから品目の1つが削除される。その項
目のメモリ内の数量フィールドを1回に1ユニットずつ区分的に減らすためにこ
の削除機能を繰り返し使用してもよい。削除キーを押して保持している間にメモ
リ内の現在の計数がゼロである品目のバーコードを走査すると、ユーザに削除不
能というフィードバック信号が出される。削除機能及びオールクリア機能を使用
可能又は使用不可能にするために、パラメータ・バーコードを走査してもよい(
以下に説明される)。
【0051】 表Iのオールクリア機能の下に、オールクリア機能が使用可能になった時、又
は、オールクリア機能が使用不可能になった時の2つの可能性が注記されている
。オールクリア機能が使用可能になると、品目バーコードを走査中に削除キーを
押して保持し、更に走査時間を超えて3秒間削除キーを保持すると、品目メモリ
の全てが削除され(品目計数をゼロに減らす)、表示されたユーザフィードバッ
クがもたらされる。このように、メモリは、品目の全てについてクリアすること
ができ、必要に応じて、その後に品目バーコードの走査機能を使用して1つ又は
それ以上の品目を再入力してもよい。有利なことに、コード読取器のデフォルト
設定は、オールクリア機能と削除機能との両方が使用可能な時のものである。
【0052】 表Iに示すように、ロック・トグルがコード読取器に設けられる。無断使用を
封じるため、又は、うっかりしてレーザ光に目を晒さないように本装置を使用し
てもよい。表Iに示すように、この機能は、走査キーと削除キーとの両方を押し
て1秒間保持することによって実行される。2つのキーの位置と削除キー周りの
阻止隆起部44の位置とのために、偶発的なロック切り替えが最小限に抑えられ
る。
【0053】 図12は、ロック・トグル機能のスイッチタイミング図である。例において、
第1のキーが押された状態(走査キー又は削除キー)を線250で示す。もう一
方のキーの状態を線252で示す。Tの遅れが発生し、この間に装置の電源が入
り254で第1のキーが押されるのが認識される。更に、ロックアウト機能を切
り替えるためにもう一方のキーを押すまでに最大200ミリ秒の間合いが設けら
れる。第2のキーをこの間合いの間で押した場合(それが256にある時のよう
に)、そして、両方のキーがその1秒間の間合いの残りの間で押されたままであ
る場合、ロックが切り替わる。両方のキーの起動が200ミリ秒以内に検出され
るという条件は、ユーザが同時に両方のボタンを押す意志があった状況を除き、
ロックアウト切り替えを防止するのに結果的に役立つ。
【0054】 コード読取器はまた、MEMORY LOW(読取器メモリがほぼ容量いっぱ
い)、MEMORY FULL、BATTERY LOW、LOCK ENAB
LED AND ON、及び、UNEXPECTED FAILUREなど、あ
る特別な状態を通信することができる。(BATTERY DEAD状態は、電
池が切れると装置が全く反応しなくなるため、暗に通信される。)ユーザの行動
、特別な状態、及び、視聴覚フィードバックの関係を下表IIに示す。
【0055】 (表II)コード読取器機能−ユーザの行動/フィードバック(特別な場合)
【0056】 上記の実施形態のコード読取器は、多くの機能を実行し、搭載表示画面を必要
とせずにユーザにフィードバックをもたらすことができ、その結果、コード読取
器の費用及び複雑さが低減されることが理解されるであろう。
【0057】 VI. 筒状モジュール実施形態のオプトメカニカルな配置 図13は、ほぼ筒状の容器で使用されるレーザ走査モジュールの実施形態を示
す。図13のモジュールには、重ね板ばねに装着されるミラーが使用される。代
替実施形態において、らせんテープばねが使用されてもよく、らせんテープばね
を周りに包み込んだ軸に関するミラーの枢転を可能にする。 図13おいて、レーザ走査モジュール500は、ほぼ円形の平面基部502を
含む。それは、501で示されているもののようなほぼ円筒形の容器に収容され
るようになっている。代わりに、本モジュールは、図8に示すようにコード読取
器主回路基板に置かれてもよい。レーザダイオード506とレンズ508などの
半導体光源504とは、基部502に位置してもよい。光源504は、矢印51
0で示す第1の光路に沿って投射される光ビームを発生させる。
【0058】 ほぼ平面の往復振動する反射器又はミラー512は、基部上方に置かれ、第1
の光路510内に位置する。反射器により、矢印514で示す領域に位置するコ
ード記号の方に反射器に当たるレーザビームが向けられる。反射器512に結合
されたばねは、振動運動に対して反射器を枢転自在に支持する。図13の実施形
態おいて、ばねは、518でモジュールに固定される重ね板ばね516である。 駆動機構はまた、反射器512を往復振動させるために基部502で支持され
る。駆動部は、反射器に接続されて電磁コイル522に結合される永久磁石52
0を含んでもよい。交番駆動信号がコイル522に加えられると、永久磁石を振
動させ、その結果でばねを屈曲させ、図の平面にほぼ垂直な軸線を中心にして反
射器を往復振動させるように作用する交番磁場ができる。
【0059】 半導体フォトダイオードなどの光検出器524はまた、反射器の下の円形基部
に装着される。光検出器は、目標コード記号から反射される光を示す電気信号を
発生させる。単体光学部材526は、ビーム折込区域(ほぼ平面な区域528)
と収集ミラー部(曲面部分530など)とを含む。光学部材526は、反射器か
ら逆反射する光を受けて、それを光検出器524の方に向けるように設計される
。 本発明の態様は好ましい実施形態及び実施例に関して説明されたが、保護され
るべき本発明は、添付特許請求項及びその同等内容の文字通りの正確な言語によ
って規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態による光学コード読取器及び受け台の描写図である
【図2】 図1のコード読取器及び受け台の側面図である。
【図3】 受け台から取り外されてユーザの手の掌に保持される図1の光学コード読取器
の描写図である。
【図4a】 本発明の好ましい実施形態で使用される2つの受け台のうちの1つの断面側面
図である
【図4b】 本発明の好ましい実施形態で使用される2つの受け台のうちの1つの側面断面
図である
【図5】 本発明の好ましい実施形態の光学コード読取器容器の2分割上部分の上面図で
ある。
【図6】 本発明の好ましい実施形態の光学コード読取器容器の2分割上部分の底面図で
ある。
【図7】 本発明の好ましい実施形態で使用される回路基板アセンブリの上面図である。
【図8】 本発明の好ましい実施形態で使用される回路基板アセンブリの底面図である。
【図9】 本発明の好ましい実施形態の光学コード読取器容器の2分割下部分の一部切り
欠き上面図である。
【図10】 本発明の態様に従うデータ収集装置に使用可能である様々な電子サブ装置を示
す概略ブロック図である。
【図11】 本発明の好ましい実施形態の状態遷移図である。
【図12】 本発明の好ましい実施形態のロック・トグル機能のタイミング図である。
【図13】 本発明の好ましい実施形態で使用されるレーザ走査モジュールの側面断面図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーカン エドワード アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11764 ミラー プレイス エンシャンテッド ウッズ コート 3 (72)発明者 ファン リサ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11725 コマック タイラン ストリート 23 (72)発明者 ジョーンズ グレゴリー アメリカ合衆国 ワシントン州 98115 シアトル トゥエンティース プレイス ノースイースト 7038 (72)発明者 ヘットフィールド マーガレット アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11731 イースト ノースポート ローレル ロ ード 269 (72)発明者 ジオーダノ ジョセフ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11709 ベイヴィル ベイヴィル アベニュー 231 (72)発明者 ゴーフマン ユーリ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11716 ボヘミア ピーオーボックス 184 (72)発明者 サンダース ロバート アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11780 セント ジェイムズ エクアイン アベ ニュー 4 (72)発明者 ストラティエンコ ダニエラ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11789 サウンド ビーチ ヒルサイド ロード 12 Fターム(参考) 5B072 CC24 DD02 DD23 JJ14 MM11

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータを有し、異
    なる品目の光学コードを読み取って、異なる品目の各々の計数を内部メモリに記
    憶する手持ち式光学コード読取器と、 前記コード読取器を収容するようになっており、前記コード読取器によって記
    憶されたデータをダウンロードするドッキングステーションと、 を含み、 前記コード読取器は、品目バーコードを走査する機能と、前記品目を走査し、
    前記品目に付随する記号を読み取って削除及びクリア機能のうちの目標とする機
    能を開始するのに十分な時間だけ前記第2のアクチュエータを押すことに応答し
    て品目の1つの計数を削除するか又は品目の前記計数をクリアする機能を実行す
    る間に、前記第1のアクチュエータを押すたびにそれに応答して前記走査された
    品目のうちの1つの計数を記憶する機能とを実行する、 ことを特徴とする、光学コード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記ドッキングステーションは、受け台と、前記光学コード
    読取器の関連電気コネクタに接触する関連電気コネクタとを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の光学コード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記受け台に付随する前記電気コネクタは、前記受け台にス
    ナップ式に嵌合されるプラグであることを特徴とする請求項2に記載の光学コー
    ド読取装置。
  4. 【請求項4】 前記プラグは、前記手持ち式コード読取器のソケットによっ
    て収容され、 前記プラグの前記ソケットへの前記挿入は、前記コード読取器を走査に使用不
    可能にするスイッチと係合する、 ことを特徴とする請求項3に記載の光学コード読取装置。
  5. 【請求項5】 前記手持ち式光学コード読取器は、ユーザに可視フィードバ
    ックをもたらす少なくとも1つのLED表示器を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の光学コード読取装置。
  6. 【請求項6】 前記ドッキングステーションは、 受け台と、 前記手持ち式コード読取器にデータを供給するためにコード読取器に光信号を
    向ける光エミッタと、 前記手持ち式コード読取器からデータをダウンロードするために前記LED表
    示器からの光信号を検出する光検出器と、 を含むことを特徴とする請求項5に記載の光学コード読取装置。
  7. 【請求項7】 前記走査された品目の1つの計数は、前記品目の走査中に前
    記第2のアクチュエータを押す段階に応答して削除され、 前記走査された品目の前記計数は、前記品目を走査する段階と、前記品目の前
    記走査中に前記品目の前記走査後の所定の時間間隔だけ前記第2のアクチュエー
    タを押す段階とに応答してクリアされる、 ことを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置。
  8. 【請求項8】 前記ユーザに3色の異なるフィードバック信号を生成するL
    ED光学表示器と、 複数の区別可能な可聴信号を生成する可聴エナンシエータと、 を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置。
  9. 【請求項9】 前記光学表示器及び可聴エナンシエータは、異なる組み合わ
    せのユーザフィードバック信号を生成し、前記ユーザが品目を走査する段階、メ
    モリに存在しない品目を削除しようとする品目を削除する段階、及び、品目の全
    てをメモリからクリアする段階を区別することを可能にすることを特徴とする請
    求項8に記載の光学コード読取装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2のアクチュエータの前記ほぼ同時の起動
    とその後の所定の間隔の両方のアクチュエータの連続作動は、前記読取器の作動
    モードを変えることを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置。
  11. 【請求項11】 前記読取器は、作動モードと、走査が実行できないロック
    アウト・モードとを有することを特徴とする請求項10に記載の光学コード読取
    装置。
  12. 【請求項12】 前記読取器の作動モードの前記変更は、前記作動モードと
    前記ロックアウト・モードとの間で行われることを特徴とする請求項11に記載
    の光学コード読取装置。
  13. 【請求項13】 前記読取器は、バーコードスキャナとしての第1の作動モ
    ードとレーザポインタとしての第2の作動モードとを持ち、 前記変更モードは、前記第1及び第2の作動モードの間で行われる、 ことを特徴とする請求項10に記載の光学コード読取装置。
  14. 【請求項14】 (a)基部と、 (b)基部で支持され、読み取られる記号に対して第1の光路に沿ってレーザ
    ビームを生成する半導体光源と、 (c)前記第1の光路に位置し、衝突する前記レーザビームを前記記号に向け
    るように働くほぼ平面の往復振動自在な反射器と、 (d)前記反射器に結合され、前記反射器を往復振動運動自在なように支持装
    着するばねと、 (e)前記反射器と機能的に接続された永久磁石と、前記反射器に隣接して置
    かれ、交番駆動信号がコイルに加えられる時、前記磁石を振動させ、その結果で
    前記ばねを屈曲させて軸線に関して前記反射器を往復振動させるように作用する
    交番磁場を生成するように機能する電磁コイルとを含み、前記基部に支持されて
    前記反射器を往復振動させる駆動装置と、 (f)検出光の強度を示す電気信号を発生する、前記基部に装着される光検出
    器と、 (g)前記反射器へ伝達される前に前記レーザビームを折り込むビーム折込区
    域と、前記反射器から逆反射する光を受けてそれを前記光検出器に向けるように
    配置される収集ミラー部分とを含む単体光学部材と、 を含むことを特徴とする、レーザ走査モジュール。
  15. 【請求項15】 光パルスでデータを記号化し、前記反射器が振動していな
    い時間中に前記光検出器に前記光パルスを向けることにより、装置ドッキングス
    テーションから前記モジュールへデータが入力されることを特徴とする請求項1
    4に記載のレーザ走査モジュール。
  16. 【請求項16】 バーコードから得られるデータのボーレートに近似するボ
    ーレートでデータが入力されることを特徴とする請求項15に記載のレーザ走査
    モジュール。
  17. 【請求項17】 読み取られる記号の方に向けられるビームを発生させる光
    源と、 前記記号によって表されるデータに対応する電気信号を生成するために記号か
    らの反射光を受ける検出器と、 前記読取器と機能的に接続され、第1の位置から第2の位置へ手動で置換可能
    な第1のアクチュエータと、 前記第1のアクチュエータから独立して作動し、第1の位置から第2の位置へ
    手動で置換可能な、前記読取器と機能的に接続される第2のアクチュエータと、
    を含み、 前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータの前記ほぼ同時の起
    動とその後の両方のアクチュエータの所定時間の連続作動は、前記読取器の操作
    モードを変更する、 ことを特徴とする、バーコード読取器。
  18. 【請求項18】 前記読取器は、作動モード及び非作動モードを持ち、 モードの変更は、前記作動モードと前記非作動モードとの間で行われる、 ことを特徴とする請求項17に記載のバーコード読取器。
  19. 【請求項19】 前記読取器は、第1及び第2作動モードを持ち、 モードの変更は、前記第1及び第2作動モードの間で行われる、 ことを特徴とする請求項17に記載のバーコード読取器。
  20. 【請求項20】 データを取得して記憶する電池式携帯ユニットと、 前記携帯ユニットを収容して固定するようになっている受け台を含むドッキン
    グステーションと、 を含み、 前記携帯ユニットが前記受け台に置かれた時を検出する検出器、前記携帯ユニ
    ットが前記受け台に置かれた時に前記携帯ユニットからデータをダウンロードす
    る手段、及び、前記携帯ユニットが前記受け台に置かれていることを前記検出器
    が表示した場合に限り前記プロセッサにデータ転送を開始する前記携帯ユニット
    上のアクチュエータを有する、 ことを特徴とする、プロセッサのためのデータを収集する携帯用装置。
  21. 【請求項21】 前記受け台は、 前記携帯ユニットの端部が容器に入れ子状に収まるように前記携帯ユニットを
    収容するようになっている容器と、 プラグが前記容器に形成される係合手段にスナップ式に嵌合される、プラグ及び
    ケーブルの組み合わせと、 を含むことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記プラグは、前記ケーブル上に成形され、データをダウ
    ンロードするために前記プラグと前記ケーブルとの組み合わせを前記受け台から
    独立して使用できるように前記容器の前記係合手段によって解除自在に係合され
    ることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記電池式携帯ユニットは、前記装置への電力供給に使用
    される前記電池のプラス及びマイナス端子の一方のみにアクセスできる導電性接
    点を含むことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記接点がアクセスできる前記電池端子は、前記電池本体
    から突出した端子であり、 前記端子は、前記導電性接点に達するように類似のサイズの開口の中に突出し
    、 前記開口は、サイズが大きい方の反対極性の電池端子を収容しないことになる
    、ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 容器、及び、前記容器に設けられているコード読取モジュ
    ールを含み、 前記容器は、5インチ未満の長さを持ち、ほぼ反対側の幅の広い上面及び下面
    、浅い側面、及び、前端及び後端を持ち、5インチを超えない円周を持つ細長い
    形状であり、 前記容器は、側面から見るとほぼ楕円形の形状であり、 前記上面及び下面の前記後端は、上から見ると、丸みを帯びており、 前記容器は、前記容器がユーザの掌に保持されるようにサイズを取って形成さ
    れ、前記アクチュエータが前記ユーザの指で作動されるような、 前記容器の前記上面に位置する少なくとも1つのアクチュエータ、及び、 前記容器の前記前端面に位置するコード読取ウインドウ を含む、 ことを特徴とする、携帯用手持ち式光学コード読取器。
  26. 【請求項26】 前記コード読取器を内部に挿入し得る受け台を更に含み、 前記受け台は、前記コード読取器が前記受け台に入れ子状に収まっている時に
    前記コード読取器からデータをダウンロードするための電気接点を含む、 ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記光学コード読取器が通信するホスト端末を更に含み、 前記ホスト端末及び前記コード読取器のうちの少なくとも1つは、前記コード
    読取器使用に対するレンタル料金を判断するのに使用される、前記コード読取器
    によって実行される復号化の回数を計数する、 ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  28. 【請求項28】 期間中に走査される各種類の品目の計数を記憶する第1の
    メモリと、電子クーポンに対応するデータを記憶する第2のメモリとを含む、異
    なる種類の品目に対応する異なる製品バーコードを走査する携帯用手持ち式光学
    コード読取器と、 前記読取器メモリから走査された品目の種類及び計数に関するデータと、電子
    クーポンに対応するデータとを受信するようになっている、走査された品目に対
    して前記クーポンを償却するホストコンピュータと、 を含むことを特徴とする、電子クーポンを利用する売買取引装置。
  29. 【請求項29】 走査されて購入された製品に対応する電子クーポンを処理
    する方法であって、 手持ち式光学コード読取器のメモリの中に前記電子クーポンを読み込む段階と
    、 前記製品上の製品識別コードを走査して前記手持ち式光学コード読取器の前記
    メモリに前記コードを記憶する段階と、 前記手持ち式光学コード読取器の前記メモリからホスト端末の中に前記電子ク
    ーポン及び購入される前記製品コードをダウンロードする段階と、 前記クーポンを償却するために前記ダウンロードされた電子クーポンが前記製
    品コードと一致するか前記ホスト端末において電子的に調べる段階と、 を含むことを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 前記電子クーポンは、前記クーポンに対応する印刷された
    バーコードを走査することによって読み取られることを特徴とする請求項29に
    記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記電子クーポンは、インターネットから前記手持ち式光
    学コード読取器の前記メモリの中にデジタルデータをアップロードすることによ
    って読み取られることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記電子クーポンは、ホスト端末から前記手持ち式光学コ
    ード読取器の前記メモリの中にデジタルデータをアップロードすることによって
    読み取られることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記電子クーポンに付随する失効データはまた、前記手持
    ち式光学コード読取器の前記メモリの中に読み取られることを特徴とする請求項
    29に記載の方法。
  34. 【請求項34】 複数の購入製品に対応する複数の電子クーポンが処理され
    ることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  35. 【請求項35】 各電子クーポンに付随する失効日付は、前記手持ち式光学
    コード読取器の前記メモリの中に読み取られることを特徴とする請求項34に記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 全ての購入製品、全ての電子クーポン、及び、失効日付の
    コードは、前記ホスト端末にダウンロードされ、 前記クーポンを償却するために、前記ホスト端末は、前記購入製品がいかなる
    失効していないダウンロードされた電子クーポンとも一致するかどうかを調べ、 前記ホスト端末は、いかなる未使用の失効していない電子クーポンをも前記手
    持ち式光学コード読取器の前記メモリにアップロードする、 ことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 コンピュータネットワークを利用して、買い手と製品又は
    サービスの複数の売り手のうちの少なくとも1つとの間の取引を容易にするため
    にバーコード読取器を使用する方法であって、 前記バーコード読取器の中にバーコード記号を走査して引き出された製品又は
    サービス識別を入力する段階と、 前記バーコード読取器に顧客識別子を供給する段階と、 前記バーコード読取器をコンピュータネットワークとリンクした取引端末に手
    動で関連づける段階と、 前記製品又はサービスを提供できる前記ネットワーク上の潜在的納入業者を判
    断する段階と、 前記製品又はサービスの価格及び入手可能性を判断するために、前記複数の売
    り手に前記ネットワーク上で引き合いを送信する段階と、 販売見積を含む1つ又はそれ以上の売り手からの回答を前記端末で受信する段
    階と、 前記販売見積のうちの1つに応える受諾を送信する段階と、 前記取引端末によって送信される支払い識別子を使用することにより前記1つ
    の売り手に支払いを準備する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 コンピュータネットワークを利用して買い手と製品又はサ
    ービスの納入業者又は代理店との間の取り引きを容易にするためにバーコード読
    取器を使用する方法であって、 前記バーコード読取器の中にバーコード記号を走査して引き出された製品又は
    サービス識別を入力する段階と、 前記バーコード読取器に顧客識別子、支払い識別子、及び、納入業者識別子を
    供給する段階と、 前記製品又はサービスの現在価格及び入手可能性を判断するために、前記納入
    業者に前記ネットワーク上で引き合いを送信する段階と、 前記現在価格を含む前記ネットワーク上の前記納入業者からの回答を受信する
    段階と、 前記ネットワーク上で前記納入業者に受諾識別子を送信する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 コンピュータネットワークで製品又はサービスの買い手と
    売り手との間の取り引きを容易にするために、一体式バーコード読取器及び無線
    通信送受信機ユニットを使用する方法であって、 前記ユニットの中にバーコード記号を走査して引き出された製品又はサービス
    識別を入力する段階と、 前記ユニットに顧客識別子を供給する段階と、 売り手が前記製品又はサービスを提供できるかどうかを判断するために無線通
    信によって前記ネットワークにアクセスする段階と、 前記製品又はサービスの現在価格を判断するために前記ネットワーク上で引き
    合いを送信する段階と、 販売見積を含む1つ又はそれ以上の売り手からの回答を前記ユニットで受信す
    る段階と、 前記販売見積のうちの1つに応える受諾を送信する段階と、 を含むことを特徴とする方法。
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