JPH09307541A - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JPH09307541A
JPH09307541A JP14520496A JP14520496A JPH09307541A JP H09307541 A JPH09307541 A JP H09307541A JP 14520496 A JP14520496 A JP 14520496A JP 14520496 A JP14520496 A JP 14520496A JP H09307541 A JPH09307541 A JP H09307541A
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JP
Japan
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pattern
modulation method
frame synchronization
signal
word pattern
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JP14520496A
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English (en)
Inventor
Masashi Naito
昌志 内藤
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/046Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal using a dotting sequence

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報伝送効率を低下さすことなく、かつ回線
品質が悪いときでも安定なフレーム同期検出を可能とす
るフレーム同期回路を提供する。 【解決手段】 パターン発生器13からは、従来の同期
ワードに最小多値数の変調方式(BPSK)を示す受信
変調情報を追加した同期ワードパターンSw(mT)が
送出されるようにし、複素数相関器12は、この同期ワ
ードパターンSw(mT)と受信直交I,Q信号との間
の複素相関値信号Cw(nT)を得て、これを送出する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、適応変調方式のディ
ジタル無線伝送システム、例えばTDMA−TDD(T
ime Division Multipule Ac
cess−Time Division Duple
x)の受信機で用いられるフレーム同期回路に係り、特
に回線品質が低下した場合でも安定なフレーム同期検出
を行なうのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線通信、例えばTDMA−
TDD通信では、図4の(A)および(B)に示すよう
に、基地局aから移動局bに送られる受信信号Rx(移
動局bにとっての受信信号)と、移動局bから基地局a
に送られる送信信号Tx(移動局bにとっての送信信
号)とは、同一の周波数を交互に使うため、両方向の
(すなわち上り回線および下り回線の)通信信号は、可
逆性の原理により、同じフェージング変動をしている伝
搬路(すなわち回線)を伝搬するとみなせる。従って、
この伝搬路の可逆性を利用すると、受信信号Rxから測
定した伝搬路のC/Noや遅延スプレットを用いて、次
の送信タイミング(すなわち送信信号Txを送出するタ
イミング)における伝搬路状況(すなわち回線品質)を
推定できる。このため、以下のような適応変調を利用し
た送受信が可能となる。すなわち、上記次の送信タイミ
ングにおいては、予じめ設定しておいた多値数の異なる
複数の変調方式(例えば、BPSK、QPSK、8PS
K、16QAM等)の中から、上記推定を基に、誤り率
を予じめ設定した値以下におさえつつ最大情報速度を得
られる変調方式を選び、その変調方式で変調した送信信
号Txを送出する。
【0003】図5(A)は、上記適応変調を利用したT
DMA−TDD通信のフレーム構成の一例を示すもので
ある。同図において各フレームは、3チャネル(すなわ
ちchannel1〜3)の受信バースト(RXで示さ
れている)および送信バースト(TXで示されている)
より構成されている。また図5の(B)は、上記各バー
ストの構成を示すもので、各バーストは次の送信タイミ
ングの変調方式を決定するための10シンボル程度の回
線品質推定用パターンと、今回のそのバースト自身の変
調方式(すなわち多値数)を示すための5〜10シンボ
ル程度の受信変調方式情報パターンと、送信すべき送信
データ(50〜300シンボル程度)とから構成されて
いる。
【0004】前述のように、適応変調方式を利用する伝
送システムでは、受信に際して、送られてきた上記回線
品質推定用パターンより伝搬路のC/Noや遅延スプレ
ッドを検出して、その時点の回線品質を推定し、その推
定結果に基づいて、次にこちら側から送信する際の変調
方式を決定するが、上記回線品質推定パターンは、一般
には、この用途だけに利用されるのではなく、フレーム
同期用の同期ワードパターンとしても利用されている。
【0005】上記のような方式すなわち上記回線品質推
定パターンをフレームの位置検出にも用いる方式の従来
のフレーム同期回路の回路構成を図6に示す。同図にお
いてA/D変換器1は、受信直交I,Q信号を入力し、
シンボル速度の2倍以上の周期でサンプリングしてディ
ジタル信号R(nT)に変換する回路部である。また、
同期ワードパターン発生器3は、上記回線品質推定パタ
ーンと同じパターンとなっている前記同期ワードパター
ンS(mT)を発生する回路部である。そして、複素数
相関器2は、上記A/D変換器1からのディジタル信号
R(nT)と同期ワードパターン発生器3からの同期ワ
ードパターンS(mT)を入力し、両者間の複素相関計
算を実行し、時系列に複素相関値信号C(nT)を出力
する回路部である。
【0006】二乗加算器4は、上記複素数相関器2から
の複素相関値信号C(nT)を入力し、相関パワー|C
(nT)|2 を算出し、これを次の相関ピーク位置判定
器5に送出する回路である。相関ピーク位置判定器5
は、送られてきた相関パワー|C(nT)|2 より、同
期ワード位置において相関ピークを検出して、フレーム
同期信号を出力する回路部である。
【0007】上記のように構成されている従来のフレー
ム同期回路において、上記受信直交I,Q信号が下記の
数1で示されるとし、上記同期ワードパターンが下記の
数2で示されるとすると、上記複素数相関器2の出力で
ある複素相関信号C(nT)は数3で示される。
【0008】
【数1】
【数2】
【数3】 なお、数1、数2、数3において、Tはサンプリング間
隔であり、また数3における*の印は複素共役を示す。
【0009】上記複素相関信号C(nT)は、受信直交
I,Q信号が、たまたま同期ワードパターンからなる部
分であるときには、同期位置の前後1シンボル程度の範
囲で鋭い山形波形となり高い相関特性を示すが、同期ワ
ードパターン以外の部分であるときには、無相関となり
極めて小さい値となる。ところで上記複素相関信号C
(nT)には、受信直交I,Q信号R(nT)と同期ワ
ードパターンS(mT)の送受信器間の基準発振子の周
波数差により、相対的な位相差分だけ位相回転がある。
このような複素相関信号C(nT)を入力する二乗加算
器4は、上記位相回転の影響を除去するために、下記の
数4で示される相関パワー|C(nT)|2 を計算し
て、この相関パワー|C(nT)|2 を相関ピーク位置
判定器5に与える。
【0010】
【数4】 相関ピーク位置判定器5は、同期ワードパターン位置、
すなわち相関パワー|C(nT)|2 の値が大きくなる
位置(相関ピーク位置)を検出し、当該検出時にフレー
ム同期信号を送出することになるが、具体的には、相関
パワー|C(nT)|2 が、フレーム中で最大値を取る
位置、あるいは予じめ設定したしきい値(例えば、通常
受信時の相関ピーク最大値の25〜75%の値)を越え
る位置を検出し、その位置をもって同期ワードパターン
位置と推定しフレーム同期信号を送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のフレーム同期回路を陸上移動通信における受信機
に用いた場合には、レイリーフェージングによるレベル
変動のために前述の相関ピーク値も変動するが、相関ピ
ーク値が一定値以下になった場合には、フレーム同期位
置の検出もれが発生する。この検出もれを回避する1つ
の方法としては、相関ピーク検出用の上記しきい値を下
げておくといった方法も考えられるが、当該しきい値を
下げると、逆に雑音を相関ピークと間違え、結果的にフ
レーム同期位置検出を誤る確率も増すことになる。ま
た、上記検出もれを回避する他の方法としては、同期ワ
ード長を長くして、相関ピークそのものを高くしておく
(相関ピーク値を大きいものにしておく)という方法も
考えられるが、これは情報伝送効率から見て得策ではな
い(そもそも同期ワードは、情報伝送効率から見て冗長
な情報である)。
【0012】本願発明は、上述のような事情に鑑みてな
されたものであり、適応変調方式のディジタル無線伝送
システムの受信機で用いられるフレーム同期回路であ
り、情報伝送効率を低下さすことなく、かつ回線品質が
悪いときでも安定なフレーム同期検出を可能とするフレ
ーム同期回路の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、前記図5の
(B)に示す受信変調方式情報又はこの一部をその前に
位置する同期ワード(前述のように回線品質推定用パタ
ーンでもある)の一部として利用することにより、冗長
なシンボルの新たな追加を避けつつ、実質的に同期ワー
ド長を長くできる点に着目したものである(例えば、同
期ワード長を2倍にすれば、数4より22 すなわち4倍
の相関値が得られる)。
【0014】また、本願発明は、レイリーフェージング
により受信レベルが低下して、相関ピーク値も低下する
のは、回線品質が低下したときだから、相関ピーク値を
改善して、大きいものとする必要があるときには、最も
回線劣化に強い多値数の少ない変調方式が採用されてお
り、上記受信変調方式情報は、当該変調方式を示すもの
になっている可能性が高いという点に着目したものであ
る。すなわち、本願発明は上記2点に着目したものであ
るが、具体的には以下のように構成している。
【0015】請求項1の発明では、回路の品質に応じ
て、バースト毎に多値数の異なる複数種の変調方式のい
ずれかを切換えて使用する適応変調方式を採用し、かつ
送信バーストフォーマットとしては、そのバーストの変
調方式を示す受信変調方式情報パターンが、固定信号パ
ターンである同期ワードパターンの直後に連結して配さ
れているものを採用したディジタル無線伝送システムで
の受信機に用いられるフレーム同期回路を以下のように
構成した。
【0016】すなわち、上記複数種の変調方式のうちで
多値数が最も小さい変調方式を示す受信変調方式情報パ
ターンを上記同期ワードパターンの直後に連結した新た
な同期ワードパターン発生するパターン発生器と、受信
直交検波信号を入力し、当該受信直交検波信号と上記パ
ターン発生器の出力との複素数相関値を計算して相関ピ
ークを求め、当該相関ピークに基づいてフレーム同期信
号を送出するフレーム同期信号発生部とを備える構成と
した。
【0017】請求項2の発明では、回路品質に応じて、
バースト毎に多値数の異なる複数種の変調方式のいずれ
かを切換えて使用する適応変調方式を採用し、かつ送信
バーストフォーマットとしては、そのバーストの変調方
式を示す受信変調方式情報パターンが、固定信号パター
ンである同期ワードパターンの直後に連結して配されて
いるものを採用し、更に、上記複数種の変調方式をそれ
ぞれ示す上記受信変調方式情報パターンとしては、多値
数がある一定値以下の変調方式に係る全ての受信変調方
式情報パターン間では、上位一定個数のシンボルのパタ
ーンが共通となっているものを採用したディジタル無線
伝送システムでの受信機に用いられるフレーム同期回路
を以下のように構成した。
【0018】すなわち、上記上位一定個数のシンボルの
パターンを上記同期ワードパターンの直後に連結した新
たな同期ワードパターンを発生するパターン発生器と、
受信直交検波信号を入力し、当該受信直交検波信号と上
記パターン発生器の出力との複素数相関値を計算して相
関ピークを求め、当該相関ピークに基づいてフレーム同
期信号を送出するフレーム同期信号発生部とを備える構
成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す発明の実施の形
態に基づき、本願発明を具体的に説明する。図1は第1
の実施の形態の構成を示す。ところで、このフレーム同
期回路は、回路の品質に応じて、バースト毎に多値数の
異なる複数種の変調方式のいずれかを切換えて使用する
適応変調方式を採用し、かつ送信バーストフォーマット
としては、そのバーストの変調方式を示す受信変調方式
情報パターンが、固定信号パターンである同期ワードパ
ターンの直後に連結して配されているものを採用したデ
ィジタル無線伝送システムでの受信機に用いられるもの
である。そして、当該伝送システムでは上記複数種の変
調方式として、BPSK、QPSK、8PSK、16Q
AMを用いている。なお、図1において、従来例を示す
図6における回路部と同一符号が付されている回路部
は、図6におけるものと同一の構成および同一の機能を
有する回路部である。
【0020】図1から分かるように、本実施の態様は、
前記図6の従来例と概ね同様の構成となっているが、パ
ターン発生器13および複素数相関器12が、従来のも
のと異なっている。パターン発生器13は、従来例にお
ける同期ワードパターン発生器3と異なり、同期ワード
パターンS(mT)にBPSK(最小変調多値数に係る
変調方式)を示す受信変調方式情報パターンを追加した
パターンすなわちワード長が長くなっているパターンを
同期ワードパターンSw(mT)として送出する回路部
になっている。また、複素数相関器12は、A/D変換
器1からの受信直交I,Q信号R(nT)と上記パター
ン発生器13からの同期ワードパターンSw(mT)と
の間の複素相関計算を行ない複素相関信号Cw(nT)
を送出する回路部である(すなわちこの複素数相関器1
2は、ワード長が長い同期ワードパターンSW(mT)
を用いた複素相関計算を行なうので、従来例における複
素数相関器2に比較してタップ数が増えている)。
【0021】以上のように構成された本実施の形態にお
いては、前述の従来例と概ね同様の動作がなされ、各回
路部の出力も、前記数1〜数4で示されるものとなる
(ただし、上記のように同期ワードパターンSw(m
T)がワード長の長いものとなったので、複素数相関器
12の出力はこの影響を受け、BPSKで変調されたバ
ーストを受信したときには、相関ピーク値が大きいもの
になる)。
【0022】図2は、本実施の形態における二乗加算器
4から出力される相関パワー波形|Cw(nT)|2
従来のフレーム同期回路の二乗加算器4から出力される
相関パワー波形|C(nT)|2 との比較で示すもので
ある。なお、同図は、同図の(A)に示すようにフレー
ム同期位置f1からf7に着目したものであり、これら
のフレーム同期位置における各フレーム(正確にはバー
スト)での受信信号の変調方式は同図の(B)に示すよ
うなものになっている(回線品質が最も劣っているタイ
ミングすなわちフレーム同期位置f3〜f5、f7で
は、前述のように、予じめ設定されている複数種の変調
方式のうちで最も変調多値数が小さいBPSKが用いら
れている)。
【0023】図2の(C)から分かるように、上記回線
品質が最も劣っているタイミングの中でもフレーム同期
位置f4およびf5では、特に回線品質が悪く、従来の
フレーム同期回路での相関パワー波形|C(nT)|2
での相関ピークはしきい値以下にレベルが落ち込んでい
る(すなわちフレーム位置検出もれが発生している)。
しかし、同図(D)から分かるように、本実施の形態に
係るフレーム同期回路での相関パワー波形|Cw(n
T)|2 では、回線品質が劣っており、変調方式として
BPSKを用いているときの相関ピークは、いずれも改
善されて高いものとなっている。そして、上記従来例で
は、しきい値以下になっている上記フレーム同期位置f
4およびf5における相関ピークも、しきい値以上とな
っている。このため、従来例におけるように当該フレー
ム同期位置f4およびf5においてフレーム位置検出も
れが発生するということはなくなる。なお、上記BPS
K以外の変調方式で変調されたフレーム(バースト)で
は、受信変調方式情報パターンが、当然にBPSKを示
す受信変調方式情報パターンと無相関になるパターンと
なっているので、上記相関ピークのピーク値は、従来の
ものと何等変わらないものとなる(図2のフレーム同期
位置f1、f2、f6の相関ピーク参照)。
【0024】以上のように、本実施の形態に係るフレー
ム同期回路では、同期ワードパターン発生器のワード長
を長くするだけ(即ち、従来のものに最小多値数に係る
変調方式であるBPSKの受信変調情報パターンを追加
するだけ)で回線品質が劣化したタイミングにおいても
フレーム同期用相関ピークのレベルを安定的に出力でき
る。
【0025】次に本願発明の第2の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、図3に示すように、回線
品質に応じて、変調方式を16QAM、8PSK、QP
SK、BPSKの4種の中のいずれかに切換えて利用
し、かつ回線品質が最も劣悪なときのBPSKと二番目
に劣悪なときのQPSKとの受信変調方式情報の上位4
シンボルは共通しているTDMA−TDDのディジタル
無線伝送システムで用いられる受信機に内蔵されるフレ
ーム同期回路である。なお、上記図3に示す各受信変調
方式情報は互いに直交しており、QPSKとBPSKと
の受信変調方式情報も全体的に見ると直交している。
【0026】この実施の形態の回路構成は、図1で示さ
れる前述の第1の実施の形態と概ね同様である。ただ
し、パターン発生器13から送出される同期ワードパタ
ーンSw(nT)が、若干、異なっている。すなわち第
1の実施の形態においてパターン発生器13から送出さ
れる同期ワードパターンSw(nT)は、回線品質推定
用パターンと兼用される同期ワードパターンにBPSK
を示す受信変調方式情報(全シンボルパターン)を追加
したものであったが、この第2の実施の形態では上記同
期ワードパターンに上述の上位4シンボル(図3に示す
共通パターン)を追加したものになっている。
【0027】この第2の実施の形態においては、同期ワ
ードパターンSw(nT)を上記のように構成したの
で、拡張したシンボル数(具体的には、この場合は4シ
ンボル)に応じた相関ピークの改善が、最も回線品質が
悪いときのBPSKの場合だけでなく、回線品質が二番
目に悪いときのQPSKの場合にも実行されることにな
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本願発明によれ
ば、情報伝送効率を低下さすことなく、かつ回線品質が
悪いときでも安定なフレーム同期検出を可能とするフレ
ーム同期回路の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態の回路構成を示す
図である。
【図2】上記第1の実施の形態での相関ピークを従来例
におけるものと比較して示した図である。
【図3】本願発明の第2の実施の形態を説明するための
図である。
【図4】TDMA−TDD通信を説明するための図であ
る。
【図5】TDMA−TDD通信でのフレームおよびバー
ストの構成を示す図である。
【図6】従来のフレーム同期回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
a 基地局 b 移動局 c フェージングチャネル Rx 受信信号 Tx 送信信号 1 A/D変換器 2 複素数相関器 3 同期ワードパターン発生器 4 二乗加算器 5 相関ピーク位置判定器 12 複素数相関器 13 パターン発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路の品質に応じて、バースト毎に多値
    数の異なる複数種の変調方式のいずれかを切換えて使用
    する適応変調方式を採用し、かつ送信バーストフォーマ
    ットとしては、そのバーストの変調方式を示す受信変調
    方式情報パターンが、固定信号パターンである同期ワー
    ドパターンの直後に連結して配されているものを採用し
    たディジタル無線伝送システムでの受信機に用いられる
    フレーム同期回路であり、 上記複数種の変調方式のうちで多値数が最も小さい変調
    方式を示す受信変調方式情報パターンを上記同期ワード
    パターンの直後に連結した新たな同期ワードパターン発
    生するパターン発生器と、 受信直交検波信号を入力し、当該受信直交検波信号と上
    記パターン発生器の出力との複素数相関値を計算して相
    関ピークを求め、当該相関ピークに基づいてフレーム同
    期信号を送出するフレーム同期信号発生部とを備えるこ
    とを特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 回路品質に応じて、バースト毎に多値数
    の異なる複数種の変調方式のいずれかを切換えて使用す
    る適応変調方式を採用し、かつ送信バーストフォーマッ
    トとしては、そのバーストの変調方式を示す受信変調方
    式情報パターンが、固定信号パターンである同期ワード
    パターンの直後に連結して配されているものを採用し、
    更に、上記複数種の変調方式をそれぞれ示す上記受信変
    調方式情報パターンとしては、多値数がある一定値以下
    の変調方式に係る全ての受信変調方式情報パターン間で
    は、上位一定個数のシンボルのパターンが共通となって
    いるものを採用したディジタル無線伝送システムでの受
    信機に用いられるフレーム同期回路であり、 上記上位一定個数のシンボルのパターンを上記同期ワー
    ドパターンの直後に連結した新たな同期ワードパターン
    を発生するパターン発生器と、 受信直交検波信号を入力し、当該受信直交検波信号と上
    記パターン発生器の出力との複素数相関値を計算して相
    関ピークを求め、当該相関ピークに基づいてフレーム同
    期信号を送出するフレーム同期信号発生部とを備えるこ
    とを特徴とするフレーム同期回路。
JP14520496A 1996-05-15 1996-05-15 フレーム同期回路 Pending JPH09307541A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001040983A1 (fr) * 1999-11-29 2001-06-07 Nec Corporation Correlateur de nombre complexe et procede de fonctionnement arithmetique de correlation de nombre complexe
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