JPH0930517A - 雨傘の自動套装装置 - Google Patents

雨傘の自動套装装置

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JPH0930517A
JPH0930517A JP17980595A JP17980595A JPH0930517A JP H0930517 A JPH0930517 A JP H0930517A JP 17980595 A JP17980595 A JP 17980595A JP 17980595 A JP17980595 A JP 17980595A JP H0930517 A JPH0930517 A JP H0930517A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
umbrella
piece
bag
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP17980595A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Fukano
深野勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMANE KK
Original Assignee
YAMANE KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製簡易袋で雨傘を自動的に套装する。 【構成】 復帰ばね13の付勢に抗して雨傘aの押圧に
よって自由端側が回動降下する作動枠7を装置本体1に
横設する。上面開口の縦長の袋本体の後面シートに、該
後面シートに重合させた前面シートより上方に突出する
掛止部片を備えた樹脂製簡易袋29を、掛止部片に設け
た取付孔を利用して前記装置本体に横設した受支杆26
に吊設する。また、受支杆26に沿って樹脂製簡易袋2
9を順次押送する押送手段30を装置本体1に設ける。
押送手段30で押送された樹脂製簡易袋の前記前面シー
トに離脱可能に粘着する粘着材15を、前記作動枠の自
由端部に装置し、該粘着材15の直上には、樹脂製簡易
袋の前記前面シートの内面を接離する自由端部片8aを
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄い樹脂フィルムより
成る樹脂製簡易袋で雨傘を套装するようにした雨傘の自
動套装装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】雨傘に付着した雫によ
る室内の汚損を防ぐため、薄い樹脂フィルムより成る樹
脂製簡易袋で雨傘を套装して雫の飛散を防止している
が、樹脂製簡易袋で雨傘を套装するには手作業で行って
おり、その作業が煩雑であり、また、作業中に手先が濡
れるなどの不都合がある。
【0003】本発明は、斯様な点に着目して、雨傘を樹
脂製簡易袋で自動的に套装できる装置を提供することを
目的として創案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】復帰ばねの付勢に抗して
雨傘の押圧によって自由端側が回動降下する作動枠を装
置本体に横設し、上面開口の縦長の袋本体の後面シート
に、該後面シートに重合させた前面シートより上方に突
出する掛止部片を備えた樹脂製簡易袋を、掛止部片に設
けた取付孔を利用して前記装置本体に横設した受支杆に
吊設し、受支杆に沿って樹脂製簡易袋を順次押送する押
送手段を装置本体に設け、該押送手段で押送された樹脂
製簡易袋の前記前面シートに離脱可能に粘着する粘着材
を、前記作動枠の自由端部に装置し、該粘着材の直上に
は、樹脂製簡易袋の前記前面シートの内面を接離する自
由端部片を配設して構成する。
【0005】
【作用】樹脂製簡易袋は、押圧手段によって順次押圧さ
れて作動枠の自由端側に位置し、このため、作動枠に自
由端部に装置した粘着材は、樹脂製簡易袋の前面シート
に離脱可能に粘着する。
【0006】このとき、雨傘先端を作動枠の上面に押し
付けると、作動枠の先端側は回動降下し、このため、雨
傘先端は自由端部片方向に移動する。一方、作動枠の回
動降下によって粘着材に粘着している前記前面シートは
粘着材によって引張られ、後面シートとの間に隙間が形
成される。この隙間に、粘着材の直上に位置する自由端
部片は、雨傘先端の押圧操作の継続によって前面シート
の内側に引掛り、さらに雨傘先端を押圧すると、自由端
部片の引掛りによって前後面シート間がさらに大きく開
口し、雨傘先端は自由端部片より外れ、樹脂製簡易袋内
に挿入され、雨傘の自動套装が行われる。
【0007】そして、套装された雨傘を装置基板間から
外部に取り出すと、次段の樹脂製簡易袋が押圧片によっ
て定位置に移動する一方、復帰ばねの付勢によって作動
枠は原位置に復帰し、次段の套装操作可能状態となる。
【0008】
【実施例】図面は本発明に係る雨傘の自動套装装置の一
実施例を示し、図1は要部の縦断面図、図2は一部欠截
平面図、図3は一部の拡大断面図、図4は作動枠の分解
斜視図、図5は自動套装器と雨傘の関係を示す斜視図で
ある。
【0009】1は装置本体で、本体1は、主体枠2と該
主体枠2一側上部に設けた切欠32に係合自在に係合す
る起伏枠3およびこれらの上面側に載置する蓋枠4とで
構成し、前面側には雨傘aを上部側から挿入して取り出
す凹入部6を備えたものである。
【0010】なお、起伏枠3は、ばね5によって係合方
向に付勢させて前記主体枠2の前記切欠32部に起伏可
能に枢着してある。
【0011】装置本体1の凹入部6の上部(具体的には
蓋枠4に近接する主体枠1の上端部の凹入部6位置)に
は、作動枠7の受圧部片8を配してある。
【0012】作動枠7は、上部枠9と下部枠10を互い
に組付けて構成したもので、前記起伏枠3に相対する装
置本体1の側板1aに突設した支持枠11の垂下部片1
1aに、上部枠9の前記受圧部片8の後端部において蝶
番12によって回動自在に取付け、蝶番12の軸に巻回
した復帰ばね13に抗して自由端側が回動降下するよう
にしてある。
【0013】なお、上部枠9すなわち作動枠7は、支持
枠11の先端部11bと垂下部片11aによってその回
動範囲が規制される。
【0014】上部枠9は、中央部片9aに一対の側部片
9b,9bを相対して連設した溝形枠9′の中央部片9
aの上面に前記受圧部片8の中間部を重合して互いに溶
接して構成し、受圧部片8の先端部を下方に屈曲して先
端部片8aを設けてある。
【0015】前記下部枠10は、先端部片10aに一対
の側部片10b,10bを相対して連設した平面視溝形
体の側部片10b,10bの後部側に窓口14を備えた
上部片10bをわたして構成し、先端部片10aには、
前記先端部片8aの直下に存するようにして粘着材15
を重合取付けたものである。
【0016】なお、先端部片10aを省略して、側部片
10b,10b間に支軸を架設し、該支軸にローラ体を
回動自在に支持させ、このローラ体表面に粘着材を設け
る手段もある。
【0017】粘着材15はポリエステル樹脂又はウレタ
ン樹脂で成る。
【0018】そして、上部枠9の側部片9b,9bに
は、その先端側上部に透孔16,16を、該透孔16,
16の下方に作動枠7の前後方向に長い長孔17,17
を、また、その後端側下方に傾斜長孔18,18をそれ
ぞれ相対して設け、長孔17,17の内側に前記下部枠
10の側部片10b,10bに設けた前側透孔19,1
9を、傾斜長孔18,18の内側には後側透孔20,2
0を配してそれぞれ一致させ、一方の長孔17又は一方
の傾斜長孔18側から、前連結ピン21又は後連結ピン
22を、下部枠10側の前側又は後側それぞれ一対の前
記透孔19,19又は20,20および他の一方の長孔
17又は他の一方の傾斜長孔18に貫通させて、上部枠
9と下部枠10を互いに組付けて作動枠7とし、上部枠
9の側部片9b,9bに設けた前記透孔16,16に係
合して側部片9b,9b間に架設した支持ピン23に一
端を係止した復帰スプリング24の他の一端を前記窓口
14を通じて後連結ピン22に係止して、下部枠10が
上部枠9に対して上部枠9の先端(自由端)方向に付勢
されている。
【0019】なお、図示、8′は作動枠7すなわち受圧
部片8の上面に重合取付けた案内部片である。
【0020】また、図示25は、作動枠7の自由端すな
わち先端部片8aのほぼ直上位置にして前記装置本体1
に垂設した受支板で、この受支板25に、先端部片8a
のほぼ直上位置に存するようにして受支杆26を、前記
起伏枠3側を自由端として横設し、該受支杆26が窓口
27を通じて貫通する押送片28を前記起伏枠3に作動
枠7方向に移動自在に設けてある。
【0021】押送片28は樹脂製簡易袋29の押送手段
30を構成するもので、押送手段30は、樹脂製簡易袋
29の掛止部片29aに設けた取付孔31において簡易
袋29を受支吊設する前記受支杆26、前記押送片2
8、該押送片28の案内杆33および押圧スプリング3
4とで構成したものである。すなわち、起伏枠3の前記
本体側板1a相対する側板3aに先端に受止鍔33aを
備えた一対の前記案内杆33,33の基部を取付けて、
先端の受止鍔33a,33a側を作動枠7側に配するよ
うにして案内杆33,33を横設し、この一対の案内杆
33,33を貫通させるようにして前記押送片28を案
内杆33,33に移動自在に架設し、該押送片28と前
記側板3aとの間には前記押圧スプリング34,34を
案内杆33,33に巻回して介在させ、また、押送片2
8に設けた前記窓口27に係脱可能にして前記受支杆2
6を貫通させて、押送手段30としたものである。
【0022】樹脂製簡易袋29は、上面開口の縦長(雨
傘を挿入できる程度で良い)の袋本体の後面シート29
bに、該後面シート29bに重合させた前面シート29
cより突出する前記掛止部片29aを設けて構成し、常
法により成形したものである。
【0023】しかして、主体枠2の上端側を蓋枠4を操
作して開放し(蓋枠4は主体枠2に蝶着してある)、ば
ね5の付勢に従って起伏枠3を切欠32部から離脱させ
ると、装置本体1に納められていた受支杆が露出され
る。
【0024】この受支杆26に前面シート29cを作動
枠7側に配するようにして掛止部片29aに設けた取付
孔31に受支杆26を貫通させ、多数の樹脂製簡易袋2
9,…を受支杆26に吊設し、起伏枠3および蓋枠4を
原位置に復帰させると、簡易袋29,…は、押圧スプリ
ング34によって案内杆33の先端受止鍔33a方向に
移動付勢された押送片28によって押送され、移動方向
の先頭に位置する簡易袋29の前面シート29cに、作
動枠7の自由端部、具体的には作動枠7を構成する下部
枠10の先端部片10aに取付けた粘着材15が離脱可
能に粘着し、雨傘aの套装操作の準備作業が完了する。
【0025】案内部片8′の切欠部8′aに雨傘aの先
端を係合して前記受圧部片8を押圧すると、作動枠7は
蝶番12軸を中心にして復帰ばね13に抗して回動降下
し、雨傘a先端は作動枠7すなわち受圧部片8の先端側
の降下により先端部片8a位置に移動し、これと同時
に、受圧部片8を備えた上部枠9と共に作動枠7を構成
する下部枠10は回動降下し、下部枠10の先端部片1
0aに装置した粘着材15は、合成樹脂製29の前面シ
ート29cに上部に粘着しているので、該前面シート2
9cを引張り、この結果、前面シート29cと後面シー
ト29b間に隙間が瞬時に生じる(このとき、上部枠9
に対して下部枠10は復帰スプリング24の付勢に抗し
てわずかに後退する)。
【0026】前記の押圧操作を継続すると、上部枠9側
に設けた先端部片8aが、前記隙間の存在により前面シ
ート29cの上端部の内面側に接する位置に回動降下し
て前面シート29cを押下し、前後のシート29b,2
9c間はより大きく開口し、これと同時に先端部片8a
より雨傘a先端が外れて前後のシート29b,29c間
に挿入され、押圧操作の継続により袋29内に雨傘a全
体が完全に挿入され套装作業を終え、装置本体1の凹入
部6より引き出し操作することにより、図5で示す通
り、合成樹脂袋29は受支杆26より強制的に離脱さ
れ、携帯状態となるのである。
【0027】そして、次段の合成樹脂袋が押送片28に
よって、次の套装操作位置に送られ、各部材は原位置に
復帰し、次の套装操作を行うことができる。
【0028】なお、図示35は前記凹入部6を部分的に
塞ぐ開閉板で、開閉板35は、ばね36によって閉塞状
態位置を保持するようにして装置本体1に枢着され、雨
傘aの套装操作方向を間接的に示すものである。また、
37は蓋枠4に設けた凹入部6に沿うようにして設けた
案内壁である。
【0029】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
雨傘を自動的に、かつ、確実に套装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の縦断面図。
【図2】一部欠截平面図。
【図3】一部の拡大断面図。
【図4】作動枠の分解斜視図。
【図5】自動套装器と雨傘の関係を示す斜視図。
【符号の説明】
1 装置本体 7 作動枠 13 復帰ばね 15 粘着材 26 受支杆 29 樹脂製簡易袋 29a 掛止部片 29b 後面シート 29c 前面シート 30 押送手段 31 取付孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復帰ばねの付勢に抗して雨傘の押圧によ
    って自由端側が回動降下する作動枠を装置本体に横設
    し、上面開口の縦長の袋本体の後面シートに、該後面シ
    ートに重合させた前面シートより上方に突出する掛止部
    片を備えた樹脂製簡易袋を、掛止部片に設けた取付孔を
    利用して前記装置本体に横設した受支杆に吊設し、受支
    杆に沿って樹脂製簡易袋を順次押送する押送手段を装置
    本体に設け、該押送手段で押送された樹脂製簡易袋の前
    記前面シートに離脱可能に粘着する粘着材を、前記作動
    枠の自由端部に装置し、該粘着材の直上には、樹脂製簡
    易袋の前記前面シートの内面を接離する自由端部片を配
    設した、雨傘の自動套装装置。
  2. 【請求項2】 作動枠を上部枠と下部枠とで構成し、上
    部枠に下部枠をコイルスプリングの付勢に抗して後退可
    能に組付けると共に、上部枠には自由端部片を、下部枠
    には粘着材を装置した、請求項1記載の雨傘の自動套装
    装置。
JP17980595A 1995-07-17 1995-07-17 雨傘の自動套装装置 Pending JPH0930517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104223636A (zh) * 2013-10-28 2014-12-24 杭州天堂伞业集团有限公司 伞用菊花顶自动成型机及其成型方法
JP2019104538A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 山田 直 袋詰め装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104223636A (zh) * 2013-10-28 2014-12-24 杭州天堂伞业集团有限公司 伞用菊花顶自动成型机及其成型方法
CN104223636B (zh) * 2013-10-28 2016-01-06 杭州天堂伞业集团有限公司 伞用菊花顶自动成型机及其成型方法
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