JPH09304249A - 溶融金属温度測定試料採取装置 - Google Patents

溶融金属温度測定試料採取装置

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JPH09304249A
JPH09304249A JP8149979A JP14997996A JPH09304249A JP H09304249 A JPH09304249 A JP H09304249A JP 8149979 A JP8149979 A JP 8149979A JP 14997996 A JP14997996 A JP 14997996A JP H09304249 A JPH09304249 A JP H09304249A
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JP
Japan
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cylinder
arm
molten metal
probe
sampling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8149979A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Naoi
幸二 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OJI SEITETSU KK
Oji Steel Co Ltd
Original Assignee
OJI SEITETSU KK
Oji Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by OJI SEITETSU KK, Oji Steel Co Ltd filed Critical OJI SEITETSU KK
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Publication of JPH09304249A publication Critical patent/JPH09304249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度測定試料採取作業を容易にかつ安全に行
う。 【構成】 横架材5に旋回台6を軸7により旋回自在に
支持し、旋回台6には傾動筒11を軸12により傾動自
在に支持する。旋回台6は横架材5に連結したシリンダ
8により駆動し、傾動筒11は旋回台6に連結したシリ
ンダ14により駆動する。傾動筒11にはシリンダ18
を内蔵した摺動筒17を嵌合し、傾動筒11と摺動筒1
7とは摺動筒17のラック17aにモータ19のピニオ
ンを噛合させることにより駆動する。摺動筒17の上部
にアーム21を前後動自在に保持し、アーム21の後端
27aとシリンダ18を連結し、アーム21の前端21
bにプローブを挿着する。精錬中はアーム21を水平に
格納し、温度測定試料採取時にアーム21を旋回、傾
動、前後動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば溶融金属を
精錬する金属精錬炉の炉前において、溶融金属の温度を
測定及び(又は)溶融金属の試料を採取するために使用
する溶融金属温度測定試料採取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電気炉等の精練炉内の溶鋼
に対する操業を最適に行うために実施される温度測定や
試料採取は、炉前において作業者がプローブを取り付け
たホルダを溶鋼中に押し込んで行うことが多い。しか
し、これらの作業は精練炉の扉を開いて行うため、作業
環境に問題がある。
【0003】そこで、機械的な温度測定試料採取装置に
より行う場合もあるが、この種の装置は大型の台車式又
は固定式となっており、必要に応じて精練炉の炉前に運
搬する作業を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
溶融金属温度測定試料採取装置は大型である上に、台車
式又は固定式であるため、精練炉の前に運搬したり固定
したりする作業が極めて煩しい上に、運搬作業や固定作
業の間に、精錬作業を長時間に亘って妨害する、又は原
材料装入作業を妨害するという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、作業者が直接に温度測定及び(又は)試料採取作業
を行うことなく、温度測定や試料採取を安全確実にかつ
簡便に実施できる溶融金属温度測定試料採取装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る溶融金属温度測定試料採取装置は、金属
精錬炉の炉前に設置し前記精錬炉中の溶融金属試料の温
度測定及び(又は)試料採取する装置であって、前記精
錬炉の炉前に設けた横架材に第1の支持部材を旋回自在
に構設し、該第1の支持部材に第2の支持部材を傾動自
在に構設し、該第2の支持部材には、前記溶融金属試料
の温度測定及び(又は)試料採取するプローブを着脱自
在に挿着するアームをその長手方向に沿って前後動自在
に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は一部を切欠した正面図、図2は
平面図であり、精練炉1の炉口1aの前方の作業床2に
は、一対の支柱3、4が炉口1aを間にして立設され、
これらの支柱3、4の上部には、横架材5が操業の妨害
にならない高さに架設されている。
【0008】炉口1aの斜め上方の横架材5には、一方
の支持部材5aが水平方向に張り出され、この支持部材
5aには旋回台6が軸7を介して旋回自在に支持されて
いる。また、横架材5には他方の支持部材5bが一方の
支持部材5aの右方に張り出され、この支持部材5bに
は旋回台6を旋回駆動するためのシリンダ8が軸9を介
して回動自在に支持されている。シリンダ8のロッド8
aの先端は旋回台6に軸10を介して連結され、シリン
ダ8は旋回台6を方向Aに約90度の範囲で任意の位置
に旋回できるようになっている。
【0009】旋回台6には、傾動筒11が軸12を介し
て傾動自在に支持されており、旋回台6の上面には支持
部材13が立設され、この支持部材13にはシリンダ1
4が軸15を介して回動自在に連結されている。シリン
ダ14のロッド14aは、旋回台6のスリット6aを通
して傾動筒11に軸16を介して連結されている。これ
により、シリンダ14はスリット6a内を移動しなが
ら、傾動筒11を方向Bに約45度の範囲で任意の位置
に傾動させるようになっている。
【0010】傾動筒11には摺動筒17が前後動自在に
嵌合され、摺動筒17にはシリンダ18が内蔵されてい
る。摺動筒17の下面にはモータ19が支持枠20によ
り支持され、モータ19には摺動筒17の下面のラック
ギア17aに噛合する図示しないピニオンギアが取り付
けられている。これにより、モータ19は摺動筒17を
傾動筒11に対して方向Cの任意の位置に摺動させるよ
うになっている。
【0011】摺動筒17の上部には、シリンダ18と平
行に例えば鋼管から成るアーム21がガイド17bを介
して前後動自在に嵌合されている。アーム21の後端2
1aはシリンダ18のロッド18aに連結部材22を介
して連結され、シリンダ18はアーム21を方向Dの任
意の位置に前後動させるようになっている。アーム21
の前端21b側には図3に示す温度測定及び(又は)試
料採取用の紙管から成るプローブ30が挿着し得るよう
にされており、プローブ30の先端30aには温度測定
ユニット及び(又は)採取ユニットが取り付けられてい
る。また、アーム21内には温度測定ユニットに接続さ
れる温度補償用電線が通線されている。
【0012】そして、シリンダ8、14、18とモータ
19を制御するための図示しない制御盤が、遠隔操作が
可能に設けられている。この制御盤には、手動操作用の
スイッチ、自動操作用のスイッチ、時間を規制するタイ
マ等が設けられている。
【0013】手動操作用のスイッチとして、シリンダ1
4の作動により傾動筒11を傾動させる傾動スイッチ、
アーム21を上昇又は降下させる昇降スイッチ、シリン
ダ8の作動により旋回台6を旋回させアーム21を右又
は左に旋回させる旋回スイッチ、モータ19の作動によ
り摺動筒17の初期位置を傾動筒11に対して調節する
調節スイッチ、シリンダ18の作動によりアーム21を
進退させることにより、プローブ30を溶融金属内に前
進又は後退させる温度測定採取スイッチ等が設けられて
いる。
【0014】一方、自動操作用にスイッチには、手動操
作における下降、旋回、前進の各スイッチ機能を自動的
に行わせ、アーム21をプローブ着脱位置から初期位置
に自動的に移動させる自動初期位置スイッチと、手動操
作における温度測定試料採取、旋回の各スイッチ機能を
自動的に行わせ、アーム21を初期位置から精練炉1内
に進退させ、その後にプローブ着脱位置に戻す温度測定
及び(又は)試料採取スイッチとが設けられている。そ
して、プローブ着脱位置では自動から手動に切換えら
れ、アーム21の前端21bが手動により最適な位置に
設定されるようになっている。
【0015】このような構成により、精練炉1内の溶融
金属の温度測定及び(又は)試料採取する際には、次の
ような工程で行われる。
【0016】(1) 制御盤の降下スイッチを押すと、図4
に示すようにシリンダ14が作動して傾動筒11が軸1
2を中心として約45度以内の範囲で傾動する。これに
より、アーム21の前端21bが支柱4の内側に移動し
作業床2に接近したプローブ着脱位置で停止する。ここ
で、プローブ30をアーム21に押し込んで挿着する。
プローブ30の先端に温度測定ユニットが取り付けられ
ている場合には、プローブ30の挿着と同時に温度測定
ユニットとアーム21内の電線は接続される。なお、こ
のプローブ30の挿着は前回の温度測定、試料採取操作
等の最終工程において予め挿着しておいてもよい。
【0017】(2) 旋回スイッチを押すと、アーム21は
一旦上昇した後に、図5に示すようにシリンダ8が作動
して旋回台6が軸7を中心として約90度右方向に旋回
する。これにより、アーム21に挿着されたプローブ3
0が精練炉1の炉口1aの前方の初期位置に移動する。
【0018】(3) 初期位置が最適でない場合には、昇降
スイッチ及び調節スイッチによりアーム21を上下及び
前後に移動させ、プローブ30の先端30aが溶融金属
内の最適の深さに進出し得る初期位置に設定する。な
お、この調節は予め設定により調節しておくことが好ま
しい。
【0019】(4) 温度測定及び(又は)試料採取スイッ
チを押すと、シリンダ18が作動して図6に示すように
プローブ30の先端30aが溶融金属M中の最適位置ま
で進入し、タイマによる所定時間中にプローブ30の温
度測定ユニット及び(又は)採取ユニットにより温度測
定及び(又は)試料採取がなされる。タイマによる所定
時間が経過した後にアーム21は初期位置に戻り、更に
左に旋回して図4に示すプローブ着脱位置に戻る。
【0020】(5) プローブ着脱位置において、作業者は
アーム21からプローブを取り外し、試料を採取した場
合には試料調整を行い分析装置に送る。
【0021】(6) 上昇スイッチを押すと、アーム21が
上昇し、シリンダ14が作動して傾動筒11が水平に戻
り、アーム21は格納された状態になり、シリンダ8に
よりアーム21は旋回し横架材5と平行となり、作業の
邪魔にならない位置に固定される。
【0022】このように、実施例では温度測定試料採取
装置を精練炉1の前方上部に常設したので、溶融金属を
容易に温度測定及び(又は)試料採取を容易に行うこと
ができると共に、従来のように危険な作業や時間の掛か
る作業を省略することができ、温度測定と試料採取の作
業の能率を向上させることができる。
【0023】また、アーム21の前端21bの位置を旋
回台6とシリンダ8により左右に旋回させ、傾動筒11
とシリンダ14により上下に傾動させ、摺動筒17とモ
ータ19により前後に昇降させることができるので、ア
ーム21つまりプローブ30の先端30aの初期位置を
最適に設定することが可能になり、プローブ30を溶融
金属内の最適の位置に速やかに進退させることができ
る。
【0024】なお、横架材5は支柱3、4により架設し
たが、操業に支障がある場合には上方から吊設してもよ
い。また、昇降スイッチ、旋回スイッチ、調節スイッ
チ、温度測定及び(又は)試料採取スイッチ等は、上
昇、降下、左旋回、右旋回、前進、後進、投入、引上げ
等のスイッチに分割することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る溶融金
属温度測定試料採取装置は、精錬炉の前方上部に常設し
たので、溶融金属の温度測定及び(又は)試料採取が容
易にできると共に、従来のように運搬作業や固定作業を
省略することができるので、精錬作業を長時間に渡って
妨害することはなく、温度測定及び(又は)試料採取の
作業を能率良く安全に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠した正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】プローブの側面図である。
【図4】アームの傾動時の作用説明図である。
【図5】アームの旋回時の作用説明図である。
【図6】溶融金属の温度測定試料採取時の作用説明図で
ある。
【符号の説明】
1 精錬炉 5 横架材 6 旋回台 8、14、18 シリンダ 11 傾動筒 17 摺動筒 19 モータ 21 アーム 30 プローブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属精錬炉の炉前に設置し前記精錬炉中
    の溶融金属試料の温度測定及び(又は)試料採取する装
    置であって、前記精錬炉の炉前に設けた横架材に第1の
    支持部材を旋回自在に構設し、該第1の支持部材に第2
    の支持部材を傾動自在に構設し、該第2の支持部材に
    は、前記溶融金属試料の温度測定及び(又は)試料採取
    するプローブを着脱自在に挿着するアームをその長手方
    向に沿って前後動自在に設けたことを特徴とする溶融金
    属温度測定試料採取装置。
  2. 【請求項2】 前記アームの初期位置を前記第2の支持
    部材に対して調整可能にした請求項1に記載の溶融金属
    温度測定試料採取装置。
JP8149979A 1996-05-21 1996-05-21 溶融金属温度測定試料採取装置 Pending JPH09304249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8149979A JPH09304249A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 溶融金属温度測定試料採取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8149979A JPH09304249A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 溶融金属温度測定試料採取装置

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JPH09304249A true JPH09304249A (ja) 1997-11-28

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ID=15486821

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JP8149979A Pending JPH09304249A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 溶融金属温度測定試料採取装置

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JP (1) JPH09304249A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101975679A (zh) * 2010-09-20 2011-02-16 河北省首钢迁安钢铁有限责任公司 一种钢水精确测温取样系统及其方法
JP2015200453A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 大同特殊鋼株式会社 アーク炉の測温サンプリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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