JPH09303999A - 爆薬の装填方法及び装置 - Google Patents

爆薬の装填方法及び装置

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JPH09303999A
JPH09303999A JP11400796A JP11400796A JPH09303999A JP H09303999 A JPH09303999 A JP H09303999A JP 11400796 A JP11400796 A JP 11400796A JP 11400796 A JP11400796 A JP 11400796A JP H09303999 A JPH09303999 A JP H09303999A
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hole
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水が存在する装薬孔においても爆薬が吸水し
て不爆が生じたり、孔荒れした装薬孔において計画外の
箇所に爆薬が装填されるおそれを防止できる爆薬の装填
方法及び装置を提供する。 【解決手段】 装薬孔21への爆薬27の装填装置は、
爆薬27を装填するための袋状収容体16と、その袋状
収容体16内に挿入され、袋状収容体16を装薬孔21
の奥部まで押圧して挿入するための管状体15と、袋状
収容体16内に爆薬27を装填するための装填装置とを
備えている。そして、袋状収容体16を、その袋状収容
体16内に挿入した管状体15により装薬孔21の奥部
まで挿入した後、挿通孔26から空気を吹き出して袋状
収容体16を膨張させる。次に、その管状体15を引き
抜いて、袋状収容体16内に爆薬27を装填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば採石場で
の鉱石の採掘やトンネル工事での発破において、装薬孔
に爆薬を装填するための爆薬の装填方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】採石場などでの屋外における発破、いわ
ゆる明かり発破において、バルク状爆薬を装薬孔に装填
する装置としては、例えば次のような装置が知られてい
る。すなわち、トラックに硝安油剤爆薬(ANFO)な
どの原材料をそれぞれタンクに貯蔵しておき、それが使
用される発破現場において両者を混和装置により混和
し、バルク状爆薬を製造し、それを予め穿孔された発破
孔に流し込む装置を備えた移動式の装置である。
【0003】一方、鉱山や土木トンネルなどの坑内発破
においてバルク状爆薬を装薬孔に装填する装置として
は、例えばANFOの自動装填機が一般的である。これ
は通常、圧縮空気を用いてANFO爆薬粒子を装填ホー
スにより吹き出し、装薬孔に装填するものであり、車両
搭載の有り無し両方の形式がある。
【0004】さらに、爆薬を収容するための包袋を錘に
よって装薬孔内へ挿入し、この包袋内に空気加圧によっ
て爆薬を装填する装置が提案されている(米国特許第5
192819号明細書)。そして、ANFOのような粒
状爆薬が、包袋を錘によって孔内へ挿入する装置によ
り、装薬孔内に装填される。この装置は、ANFOのよ
うな低比重、低耐水性の爆薬に好適に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ANF
OのトラックやANFOの自動装填機は、いずれも爆薬
をそのまま装薬孔に装薬する方法であるため、装薬孔の
中に水がある場合には、装薬された爆薬が吸水して正常
な機能を発揮しないという問題があった。特に、ANF
Oを発破に使用する際には、ANFOが吸水性に富むた
め、発破箇所に湧水のある場合は使用できない。その場
合にはANFOにエマルション爆薬を混合したヘビーA
NFO、あるいは耐水性に富むカートリッジ包装の爆薬
を使用せざるを得ない。しかし、これは爆薬コストが増
大するのみならず、装薬作業を人手に頼るものであるの
で装薬に要する時間がかかり、コストアップに繋がる。
【0006】さらに、バルク状爆薬については、装薬孔
近傍に亀裂や空洞等が存在している場合、爆薬がそこへ
流れ込み、局所的に爆薬量が過剰に供給され、計画通り
の発破を行うことができないという問題があった。
【0007】加えて、米国特許第5192819号明細
書に開示された装置においては、ANFO粒子が包袋内
でブロッキングを生じ、装薬孔内に爆薬を完全に密に装
填できないという問題があった。
【0008】この発明は前記のような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、水が存在する装薬孔においても爆薬が吸水し
て不爆が生じたり、孔荒れした装薬孔において計画外の
箇所に爆薬が装填されるおそれを防止できる爆薬の装填
方法及び装置を提供することにある。
【0009】その他の目的とするところは、装薬孔内の
途中で爆薬がブロッキングを生じるおそれを防止できる
爆薬の装填方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、第1の発明の爆薬の装填方法では、爆薬を
収容するための袋状収容体を、その袋状収容体内に挿入
した進退可能なガイド部材により所定の装薬孔の奥部ま
で挿入する挿入工程と、装薬孔の奥部まで挿入された袋
状収容体内に爆薬を充填する充填工程とよりなるもので
ある。
【0011】第2の発明の爆薬の装填方法では、第1の
発明の爆薬の装填方法において、前記ガイド部材に挿通
孔を設け、挿入工程で袋状収容体を装薬孔の奥部まで挿
入した後、挿通孔から圧力流体を吹き出して袋状収容体
を膨張させ装薬孔の内壁面に沿わせるようにしたもので
ある。
【0012】第3の発明の爆薬の装填装置では、爆薬を
収容するための袋状収容体と、その袋状収容体内に挿入
され、袋状収容体を所定の装薬孔の奥部まで挿入するた
めの進退可能なガイド部材と、装薬孔の奥部まで挿入さ
れた袋状収容体内に爆薬を充填するための充填装置とを
備えたものである。
【0013】従って、第1又は第3の発明の爆薬の装填
方法及び装置では、挿入工程において、爆薬を装填する
ための袋状収容体が、その袋状収容体内に挿入された進
退可能なガイド部材により装薬孔の奥部まで挿入され
る。また、充填工程において、挿入工程後の袋状収容体
内に爆薬が充填される。
【0014】爆薬は袋状収容体内に収容されるため、水
が存在する装薬孔においても爆薬が吸水して不爆が生じ
るおそれを防止できる。また、袋状収容体は進退可能な
ガイド部材により装薬孔の奥部まで挿入されるため、孔
荒れした装薬孔において計画外の箇所に爆薬が装填され
るおそれを防止できる。しかも、袋状収容体はガイド部
材により拡げられ、そこへ爆薬が充填されるため、装薬
孔内の途中で爆薬がブロッキングを生じるおそれを抑制
できる。
【0015】加えて、ガイド部材は進退可能に構成され
ていることから、装薬孔内の袋状収容体に対する押圧力
を調整できるとともに、繰り返して使用することが可能
である。
【0016】第2の発明の爆薬の装填方法では、挿入工
程で袋状収容体を装薬孔の奥部まで挿入した後、ガイド
部材に設けられた挿通孔から圧力流体を吹き出して袋状
収容体を膨張させ装薬孔の内壁面に沿わせるようになっ
ている。このため、爆薬を装薬孔の全体に確実に収容で
き、爆薬のブロッキング防止を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て詳細に説明する。まず、爆薬の装填装置について説明
する。
【0018】爆薬の装填装置は、爆薬を収容するための
袋状収容体と、その袋状収容体内に挿入され、袋状収容
体を装薬孔の奥部まで挿入するための進退可能なガイド
部材と、前記袋状収容体内に爆薬を充填するための充填
装置とを備えている。
【0019】袋状収容体は包装装置によりフィルム状の
包装材料を筒状にし、合わせ部をシールすることにより
形成される。この包装装置は、包装材料を支持する支持
具と包装機とからなっている。そして、支持具から引き
出されるフィルム状の包装材料を包装機で円筒形に変形
させ、その端縁及び側縁をヒートシールすることによ
り、筒状(チューブ状)の袋状収容体が作製される。
【0020】すなわち、予め支持具にロール状に巻かれ
た合成樹脂フィルムは、包袋機に連続的に供給され、平
面状のフィルムから円筒形状に変形されつつ側端縁およ
び先端縁がヒートシールされ、袋状収容体となる。この
袋状収容体の直径は、装填される装薬孔の孔径に合わせ
て任意に変更可能であるが、通常孔径よりも若干大きめ
の値に設定される。袋状収容体の寸法は現場で任意に設
定され、同じ幅のフィルムから種々の直径の袋状収容体
が形成可能である。
【0021】袋状収容体を形成するための材料は、装薬
孔内への挿入と膨張に対して十分な強度と耐水性を有
し、かつヒートシール可能なものが適している。そのよ
うな材料としては、例えばポリエチレンやポリプロピレ
ン、ポリアミド(ナイロン)などの熱可塑性を有する合
成樹脂フィルムが挙げられる。さらに好ましくは、それ
らを積層して強度を増したフィルム、例えばポリエチレ
ン/ナイロン/ポリエチレンの3層の合成樹脂フィルム
が挙げられる。
【0022】次に、ガイド部材は爆薬装填用のホースを
用いる場合と、管状体を用いる場合とがあるが、いずれ
も進退可能に構成される。前者のホースが用いられる場
合、その供給装置は爆薬を混合する混和装置と、ホース
の送出機、必要に応じてエアコンプレッサを含む送風装
置やポンプ、タンピング装置を備えている。
【0023】ホースは通常巻取機のリールに巻回されて
いる。そして、袋状収容体の作製と同時に、例えばロー
ラ方式のホース送り装置によって前記包装機に導入され
る。包装機内では、ホースの移動に合わせてその外周に
袋状収容体が形成される。袋状収容体に覆われたホース
は装薬孔に挿入され、予め設定された装薬孔の深さ、あ
るいはホース先端が装薬孔先端に到達したことによるホ
ース送り抵抗の変化を感知して自動的にホースの送出が
停止される。
【0024】ここで、爆薬装填用のホースは、袋状収容
体を装薬孔に挿入するための十分な強度を有し、かつフ
レキシブルであることが必要である。そのようなホース
としては、例えば耐油性ゴム、シリコーンゴム、繊維入
りゴムなどが用いられる。より好ましくは、帯電しにく
い材質である耐油性ゴムが用いられる。
【0025】また、前記管状体が用いられる場合、その
供給装置は爆薬の混和装置と、管状体の送出機、必要に
応じてエアコンプレッサを含む送風装置やポンプ、タン
ピング装置を備えている。管状体内の挿通孔には圧縮空
気が流通される。この管状体は装薬孔の深さに応じて継
ぎ足し可能であり、管状体の直径は袋状収容体の膨張時
の直径、さらには装薬孔の径よりも小さくなくてはなら
ない。この管状体は、装薬孔の最奥部まで袋状収容体を
挿入した後、徐々に引き戻される。その際、圧縮空気が
管状体の先端から吹き出され、袋状収容体を膨らませ
る。
【0026】その後、管状体が完全に抜き取られる。管
状体の材質は硬質合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂が用
いられる。より好ましくは、帯電を防止するために帯電
防止剤が添加された難帯電性の塩化ビニル樹脂が用いら
れる。
【0027】前記混和装置は爆薬原料を混合して爆薬組
成物とするもので、原料の収納容器と、原料供給装置
と、混和装置とを備えている。爆薬原料は爆薬原料収納
容器に貯蔵されており、例えば容量式の定量供給装置を
用いた原料供給装置によって混和装置にそれぞれ送ら
れ、混合されて爆薬が調製される。
【0028】また、爆薬原料を混合せず、工場であらか
じめ製造された爆薬をそのまま用いる場合には、爆薬原
料収納容器を爆薬収納容器として用い、混和装置を爆薬
供給装置として用いることができる。混和装置として
は、例えばオーガ式の混和機やリボンミキサーなど、一
般に用いられる混和機が使用される。
【0029】次に、爆薬を装薬孔に装填する方法につい
て説明する。装薬孔内で袋状収容体が膨張された後、爆
薬は爆薬供給装置によって爆薬装填用ホースを介する
か、もしくはそのまま直接袋状収容体内に装薬される
が、粉状爆薬の場合には圧縮空気が用いられる場合もあ
る。装薬用ホースによる装填の場合には、ホースの巻き
取りが同時に行われ、装薬孔の孔底から所定距離まで爆
薬が密に装填される。予め設定された装薬量が装填され
たところで供給装置が停止され、装填用ホースが巻き戻
される。なお、装薬孔の奥部まで挿入された袋状収容体
内に爆薬を充填しつつ、ガイド部材を袋状収容体内から
抜き出すことができる。
【0030】装薬孔への爆薬の装填の終了後、タンピン
グ装置により爆薬面から装薬孔の孔口まで砂、粘土等の
タンピング材を用いてタンピング、すなわち爆薬を押圧
して填塞することも可能である。そのようなタンピング
装置はタンピング材料供給機と、タンピング送出機とか
らなっており、タンピング材料の貯蔵容器より所定量の
タンピング材料が供給される。なお、爆薬とタンピング
材料および管状体、すなわち送出物の選択と、送出量の
制御は同時に可能である。
【0031】以上のような実施形態により、次のような
効果が発揮される。 (1) 爆薬は袋状収容体内に収容されることから、装
薬孔に水が存在する場合においても爆薬が吸水して不爆
が生じるおそれを防止できる。 (2) 袋状収容体はガイド部材により装薬孔の奥部ま
で挿入されるとともに、爆薬の流出を止めるため、孔荒
れした装薬孔において計画外の箇所に爆薬が装填される
おそれを防止できる。 (3) 袋状収容体はガイド部材により拡げられ、そこ
へ爆薬が装填されるため、装薬孔内の途中で爆薬がブロ
ッキングを生じるおそれを抑制できる。 (4) ガイド部材は進退可能に構成され、装薬孔内の
袋状収容体に対する押圧力を調整できるとともに、繰り
返しの使用が可能である。 (5) 挿入工程で袋状収容体を装薬孔の奥部まで挿入
した後、ガイド部材に設けられた挿通孔から圧力流体を
吹き出して袋状収容体を膨張させ装薬孔の内壁面に沿わ
せるようになっている。このため、爆薬を装薬孔の全体
に確実に収容でき、爆薬のブロッキング防止を図ること
ができる。 (6) 充填工程において、装薬孔の奥部まで挿入され
た袋状収容体内に爆薬を充填しつつ、ガイド部材を袋状
収容体内から抜き出すことにより、袋状収容体内におけ
る爆薬のブロッキングをより効果的に防止できる。 (7) 砂、粘土等のタンピング材料を、タンピング装
置により爆薬面から装薬孔の孔口まで押圧して装填する
ことにより、爆薬を装薬孔内に自動的に填塞することが
可能である。
【0032】
【実施例】次に、この発明を具体化した実施例について
具体的に説明する。なお、各実施例において、爆薬を装
薬孔に装填する方法は、明り発破でも、あるいは鉱山や
土木トンネルなどの坑内発破でも適用可能である。通
常、明り発破では、バルク状爆薬の自重を利用した装薬
方法、すなわち管状体として爆薬装填用のホースを用い
た装薬方法が実施される。一方、坑内発破では、管状体
を用いた装薬方法が一般に実施されるが、それらは必然
的なものではない。 (実施例1)この発明を具体化した実施例1について、
図1〜4に基づいて説明する。
【0033】図1に示すように、包装装置11は、樹脂
フィルム12を軸芯13に巻回した支持具14と、支持
具14から引き出される樹脂フィルム12をガイド部材
としての管状体15の外周に配置して袋状収容体16を
形成するための包装機17とを備えている。樹脂フィル
ム12としては、ポリエチレン/ナイロン/ポリエチレ
ンの3層フィルムが使用される。図2に示すように、包
装機17においては、樹脂フィルム12を管状体15の
外周に案内する支持ローラ18と、樹脂フィルム12を
ヒートシールするためのヒータ19が設けられている。
【0034】そして、支持具14の軸芯13に巻回され
た樹脂フィルム12が支持ローラ18を介して管状体1
5の外周に案内され、樹脂フィルム12が管状体15の
外周を覆うようにして管状体15の移動とともに移動す
る。このとき、ヒータ19により樹脂フィルム12の先
端縁と側縁の合わせ部20がヒートシールされ袋状に形
成される。袋状収容体16の直径は後述する装薬孔21
の直径よりも若干大きめに設定される。なお、先端部に
おける余分の樹脂フィルム12は、図示しない切断装置
により切断される。
【0035】管状体15の送出機22は包装機17の隣
接位置に配置され、一対の案内ローラ23間に管状体1
5を通すことにより、管状体15を往復動させ、包装機
17に対して送り出す。この管状体15は地盤24に横
方向に延びるように穿設された装薬孔21に進退可能に
移動される。
【0036】エアコンプレッサを有する送風装置25は
フレキシブルチューブ25aにより管状体15の端部に
接続され、装薬孔21に挿入された管状体15の挿通孔
26を介して圧縮空気を袋状収容体16内に供給する。
【0037】爆薬27を収納する収納容器としてのホッ
パー28は、下部の供給量制御装置29と接続管30を
介して包装機17に接続されている。このホッパー28
には、バルク状の爆薬27、例えばバルク状の硝安油剤
爆薬(ANFO)が充填されている。
【0038】送風機31は供給量制御装置29に接続さ
れ、圧縮空気を供給量制御装置29に送って爆薬27を
接続管30から包装機17に供給する。図3(a)に示
すように、供給量制御装置29においては、筒状部32
内に回転体33が回転可能に支持され、回転体33内に
は一定量の爆薬27を収容する収容空間34が形成され
ている。そして、送風機31から供給された圧縮空気は
回転体33の収容空間34を通って接続管30に流れる
ようになっている。
【0039】回転体33が90度回転すると、図3
(b)に示すように、ホッパー31から爆薬27が回転
体33の収容空間34に一定量だけ収容される。さら
に、回転体33が90度回転すると、収容空間34に収
容された爆薬27が送風機31からの空気により接続管
30へと移動される。前記ホッパー28、供給量制御装
置29、送風機31などにより、爆薬27の充填装置が
構成されている。
【0040】さて、図1に示すように、支持具14の軸
芯13に巻回された樹脂フィルム12は支持ローラ18
を介して包装機17に供給されるとともに、管状体15
は送出機22の一対の案内ローラ23により包装機17
に供給される。包装機17では、樹脂フィルム12が管
状体15の外周に被覆されて袋状収容体16となり、管
状体15とともに、装薬孔21内に挿入される。そし
て、管状体15が装薬孔21の孔底にまで到達すると管
状体15の移動が自動的に停止する。その後、送風装置
25によりフレキシブルチューブ25aを介して、管状
体15の挿通孔26から圧縮空気が吹き出され、袋状収
容体16が膨張する。
【0041】次に、図4に示すように、管状体15が装
薬孔21内から徐々に引き抜かれる。管状体15の引き
抜き完了後、送風機31からの圧縮空気によりホッパー
28から回転体33の収容空間34に収容された爆薬2
7が接続管30に送出される。この爆薬27は、送風機
31から吹き出される圧縮空気により装薬孔21の孔底
に向けて吹き付けられる。そして、爆薬27が装薬孔2
1内に密に装填される。予め設定された装薬量を装薬孔
21内に装填したところで、供給量制御装置29により
送風機31が停止し、装薬が完了する。 (実施例2)次に、この発明を具体化した実施例2につ
いて、図5に基づいて説明する。なお、この実施例2で
は、主に実施例1と異なる部分について説明する。
【0042】図5に示すように、装薬孔21は地盤24
に対して垂直方向に穿設されている。ガイド部材として
のフレキシブルな爆薬装填用ホース35は、保持具36
に保持され、送出機22により包装機17に導入され
る。そのホース35は袋状収容体16内を通って装薬孔
21内まで延びている。収納容器としての第2ホッパー
37はホッパー28に併設され、それぞれ接続配管38
を介してスクリュー形式の混和装置39に接続されてい
る。
【0043】この実施例2においては、ホッパー28に
固体原料としてのプリル硝安が充填され、第2ホッパー
37に液体原料としての燃料油が収容されている。な
お、プリル硝安は、ANFOの主原料で、粒状多孔質硝
安である。そして、各原料が接続配管38を介して混和
装置39に供給されて混合され、爆薬組成物となる。エ
アコンプレッサ40は、混和装置39と保持具36間を
連結する接続管30に接続され、圧縮空気を接続管30
中に供給する。
【0044】そして、爆薬組成物はエアコンプレッサ4
0からの圧縮空気によりホース35内を通って包袋機1
7に到る。さらに、爆薬組成物は袋状収容体16内に導
入され、装薬孔21内に装填される。設定装薬量だけ爆
薬組成物が装填されたところで供給が停止される。この
とき、袋状収容体16は爆薬組成物の重量と空気の圧力
により膨張される。その後、ホース35が装薬孔21か
ら爆薬組成物の供給に応じて徐々に抜き出される。
【0045】包袋の膨張が不十分な場合、空気の圧力で
膨張を補いながら爆薬を装填する。すなわち、袋状収容
体16が装薬孔21に挿入された後、エアコンプレッサ
40により装填用ホース35の先端から圧縮空気が噴出
される。装薬孔21内の袋状収容体16が孔底部分から
膨らんでいくに従い、装填用ホース35も徐々に引き抜
かれる。
【0046】この実施例2によれば、爆薬装填用ホース
35がフレキシブルであることから、装薬孔21内への
挿入や抜き出しの際の長さ調整を容易に行うことができ
る。 (実施例3)次に、この発明を具体化した実施例3につ
いて、図6に基づいて説明する。なお、この実施例3で
は、主に実施例2と異なる部分について説明する。
【0047】図6に示すように、タンピング送出機41
は連結管42により包装機17に連結されている。タン
ピング材収容器43は接続管44によりタンピング送出
機41に接続され、タンピング材収容器43に収容され
た砂、粘土などのタンピング材をタンピング送出機41
に送出する。接続管30は包装機17に直接接続され、
爆薬組成物がこの接続管30を介して包装機17に導入
される。
【0048】ガイド部材としての装填棒45は垂直方向
に配置され、送出機22及びタンピング送出機41を通
って連結管42内に挿通され、さらに包装機17を通っ
て装薬孔21内の袋状収容体16に挿入される。そし
て、装填棒45が送出機22の案内ローラ23の作動に
より袋状収容体16及び連結管42から抜き出された
後、爆薬組成物が接続管30、包装機17を通って袋状
収容体16内に送出される。その後、タンピング材収容
器43内のタンピング材が接続管44を介してタンピン
グ送出機41に送られ、そのタンピング送出機41から
連結管42、包装機17を通って袋状収容体16内に送
出される。
【0049】次いで、装填棒45を送出機22の案内ロ
ーラ23により、タンピング送出機41、連結管42及
び包装機17を介して袋状収容体16内に挿入し、爆薬
組成物とタンピング材が圧填される。
【0050】この実施例3によれば、袋状収容体16内
の開口側に爆薬組成物に続いてタンピング材を連続的に
充填できることから、作業を効率的に行うことができる
とともに、袋状収容体16内の先端側、すなわち装薬孔
21の孔底に爆薬を確実に装填できる。 (実施例4)次に、この発明を具体化した実施例4につ
いて、図7に基づいて説明する。なお、この実施例4で
は、主に前記実施例2と異なる部分について説明する。
【0051】図7に示すように、ホッパー28、第2ホ
ッパー37、混和装置39、保持具36、エアコンプレ
ッサ40、送出機22、包装機17などはトラック46
の荷台47上に搭載され、移動可能になっている。制御
装置48は荷台47の前端部に配置され、爆薬の供給速
度が設定されると、前記実施例2で述べた一連の装薬作
業が自動的に制御されるようになっている。
【0052】この実施例4によれば、各機器がトラック
46の荷台47上に搭載されているため、装薬作業が必
要とされる場所に容易に移動できるとともに、制御装置
48により装薬作業を自動的に行うことができる。 (実施例5)次に、この発明を具体化した実施例5につ
いて、図8に基づいて説明する。なお、この実施例5で
は、主に上記実施例4と異なる部分について説明する。
【0053】図8に示すように、断面L字状をなす移動
架台49は荷台47上に支持された油圧又は空気圧によ
るシリンダ50により上下左右に移動可能になってい
る。包装機17、送出機22などはこの移動架台49上
に支持されている。第2ホッパー37と混和装置39は
省略されている。
【0054】従って、この実施例5によれば、包装機1
7、送出機22などが上下左右に移動可能な移動架台4
9上に支持されていることから、装薬孔21に対するホ
ース35や袋状収容体16の位置設定が容易である。
【0055】なお、この発明は次のように形態を変更し
て具体化することも可能である。 (a) 圧力流体として、窒素などの不活性ガスを用
い、爆薬27の取扱いを容易にするとともに、着火を防
止すること。 (b) 袋状収容体16を膨張させる手段として、爆薬
27を袋状収容体16内に供給するときの吐出圧を利用
すること。このようにすれば、予め袋状収容体16を膨
張させる操作が不要となる。 (c) ガイド部材として、挿通孔26を有しない棒状
体を用いること。 (d) 装薬孔21を所定の角度をもって斜め下方へ延
びるように形成すること。 (e) 実施例1において、爆薬としてエマルション爆
薬とプリル硝安との混合物を用いる場合、供給量制御装
置29と送風機31に代えてスクリュー式のポンプを使
用すること。
【0056】このように構成すれば、エマルション爆薬
とプリル硝安との混合物を袋状収容体16内に円滑に供
給することができる。さらに、前記実施形態より把握さ
れる技術的思想について以下に記載する。 (1) 前記爆薬の充填装置は、袋状収容体内に収容し
た爆薬上に装填されるタンピング材を圧縮充填するため
のタンピング装置を備えた請求項3に記載の爆薬の装填
装置。
【0057】このように構成した場合、装薬孔内への爆
薬の填塞効果を高めることができるとともに、その操作
を自動的に行うことができる。 (2) 前記充填工程において、装薬孔の奥部まで挿入
された袋状収容体内に爆薬を充填しながら、ガイド部材
を袋状収容体内から抜き出す請求項1又は2に記載の爆
薬の装填方法。
【0058】このように構成した場合、袋状収容体内に
おける爆薬のブロッキングをより効果的に防止すること
ができる。 (3) 前記袋状収容体、ガイド部材及び充填装置を車
両に搭載した請求項3に記載の爆薬の装填装置。
【0059】このように構成すれば、装填装置などの各
装置を一体にして装薬孔まで容易に移動させることがで
きる。 (4) 前記袋状収容体及びガイド部材を、伸縮可能な
シリンダで支持された移動架台上に支持した上記(3)
に記載の爆薬の装填装置。
【0060】このように構成した場合、袋状収容体及び
ガイド部材をシリンダの伸縮動作により装薬孔に容易に
対向させることができる。 (5) 前記袋状収容体は樹脂フィルムを管状体の外周
に配置して筒状に形成し、その先端縁と側縁とをヒート
シールしたものである請求項1又は2に記載の爆薬の装
填方法。
【0061】このように構成すれば、所定の径と長さを
有する袋状収容体を装薬孔に対応させて現場で容易に製
作することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような優れた効果を奏する。第1の発明の爆薬
の装填方法又は第3の発明の爆薬の装填装置によれば、
爆薬は袋状収容体内に収容されるため、水が存在する装
薬孔においても爆薬が直接吸水して不爆が生じるおそれ
を防止できる。また、袋状収容体はガイド部材により装
薬孔の奥部まで挿入されるとともに、爆薬の流出を止め
るため、孔荒れした装薬孔において計画外の箇所に爆薬
が装填されるおそれを防止でき、適正薬量での密な装填
が可能となる。しかも、袋状収容体はガイド部材により
拡げられ、そこへ爆薬が装填されるため、装薬孔内の途
中で爆薬がブロッキングを生じるおそれを抑制できる。
【0063】第2の発明の爆薬の装填方法によれば、ガ
イド部材に設けられた挿通孔から圧力流体を吹き出して
袋状収容体を膨張させ装薬孔の内壁面に沿わせるように
なっているため、爆薬を装薬孔の全体に確実に収容で
き、爆薬のブロッキング防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した実施例1の爆薬装填装
置を示す説明図。
【図2】 包装装置を示す概略正面図。
【図3】 (a)及び(b)は爆薬の供給量制御装置を
示す断面図。
【図4】 実施例1における装薬孔に爆薬を装填する作
用を示す作用図。
【図5】 実施例2における爆薬の装填装置を示す説明
図。
【図6】 実施例3における爆薬の装填装置を示す説明
図。
【図7】 実施例4における爆薬の装填装置を示す説明
図。
【図8】 実施例5における爆薬の装填装置を示す説明
図。
【符号の説明】
15…ガイド部材としての管状体、16…袋状収容体、
21…装薬孔、26…挿通孔、27…爆薬、28…充填
装置を構成するホッパー、29…充填装置を構成する供
給量制御装置、31…充填装置を構成する送風機、35
…ガイド部材としての爆薬装填用ホース、45…ガイド
部材としての装填棒。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爆薬を収容するための袋状収容体を、そ
    の袋状収容体内に挿入した進退可能なガイド部材により
    所定の装薬孔の奥部まで挿入する挿入工程と、 装薬孔の奥部まで挿入された袋状収容体内に爆薬を充填
    する充填工程とよりなる爆薬の装填方法。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材に挿通孔を設け、挿入工
    程で袋状収容体を装薬孔の奥部まで挿入した後、挿通孔
    から圧力流体を吹き出して袋状収容体を膨張させ装薬孔
    の内壁面に沿わせるようにした請求項1に記載の爆薬の
    装填方法。
  3. 【請求項3】 爆薬を収容するための袋状収容体と、 その袋状収容体内に挿入され、袋状収容体を所定の装薬
    孔の奥部まで挿入するための進退可能なガイド部材と、 装薬孔の奥部まで挿入された袋状収容体内に爆薬を充填
    するための充填装置とを備えた爆薬の装填装置。
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