JPH09300427A - 自己支持型ケーブルの窓開け方法 - Google Patents

自己支持型ケーブルの窓開け方法

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Publication number
JPH09300427A
JPH09300427A JP8141006A JP14100696A JPH09300427A JP H09300427 A JPH09300427 A JP H09300427A JP 8141006 A JP8141006 A JP 8141006A JP 14100696 A JP14100696 A JP 14100696A JP H09300427 A JPH09300427 A JP H09300427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supporting
cable
connecting portion
support connecting
connecting part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8141006A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyaji
浩 宮地
Shizuka Kishimura
静 岸村
Yasuhiro Suzuki
康弘 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP8141006A priority Critical patent/JPH09300427A/ja
Publication of JPH09300427A publication Critical patent/JPH09300427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己支持型ケーブルに風の抵抗を減らす。 【解決手段】 支持線1Aとケーブル1Bとを連結する
支持連結部1Cを押出後これを冷却した後、ある長さに
わたってピンチローラ3A,3Bによって挟圧保持し、
その保持区間内において回転カッタ5またはエンドミル
によって抜き窓を穿設し、支持連結部の風に対する抵抗
を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自己支持型ケーブ
ルの窓開け方法、さらに詳しく言えば支持線によるケー
ブルの支持連結部に風の抵抗を減らすための窓を穿設す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に自己支持型ケーブルの側面図が示
されているが、この図4からも分かるように主としてケ
ーブルにかかる張力を担って架設時にぴんと張られる支
持線1Aによって、光ファイバ心線などを含みなるべく
大きい張力のかからないようにしたいケーブル1Bは支
持されているが、この支持連結部1Cを押出によって連
続的に形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら支持線1
Aとケーブル1Bとを押出機2に供給してこの両者をつ
なぐ支持連結部1Cを長手方向に連続的に押出形成する
製造方法にあっては、支持線1Aとケーブル1Bとの間
が連続した巨大な面積を持つ翼の形になって風に対して
大きい抵抗力を生じ、このため強風の場合などは架設設
備の破損など大きい災害を招く危険があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、支持線とケーブルとを連結する
支持連結部を押出後これを冷却する工程と、前記支持連
結部をその走行経路に沿って適宜間隔をおいた上流側お
よび下流側の2個所においてそれぞれ1対のピンチロー
ラによって挟圧保持する工程と、前記支持連結部の挟圧
保持された2個所の中間において、回転カッタを側方か
ら進退させて前記支持連結部に間欠的に係合させる工程
を有し、これにより前記支持連結部に抜き窓を長手方向
に適宜間隔をもって穿設することを特徴とする自己支持
型ケーブルの窓開け方法である。
【0005】また請求項2の発明による解決手段は、請
求項1の発明による解決手段において、回転カッタに代
えて回転駆動されるエンドミルを間欠的に係合させるこ
とにより、前記支持連結部に抜き窓を長手方向に適宜間
隔をもって穿設することを特徴とする自己支持型ケーブ
ルの窓開け方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2および図4についてこ
の発明の方法を実施するための装置例を説明する。図示
していない押出機にケーブル支持線1Aとケーブル1B
とが同時に送給されてこの両者間に支持連結部1Cが押
出成形されるが、その直後に図示のように冷却槽2が配
設される。
【0007】冷却槽2の下流側に、走行方向に適宜間隔
をおいた2個所が選定されて、ここにそれぞれ1対のピ
ンチローラ3A,3Bが配置され、支持連結部1Cを側
方から挟圧保持するようにする。
【0008】この2個所のピンチローラ3A,3Bによ
る支持連結部1Cの保持部分の間において、側方から凹
溝を持った受けローラ4が当てがわれ、この受けローラ
4の凹溝に適合する厚みを持つ円形の回転カッタ5が、
たとえば流体圧シリンダのような進退用シリンダ7によ
って側方から進退自在に設けられる。すなわち駆動モー
タ51によって回転駆動される回転カッタ5の進入位置
においては図示のように受けローラ4とかみ合ってこの
間に支持連結部1Cを挟み所望の回転切断がなされるの
である。
【0009】この切断作業は支持連結部1Cが長手方向
に離隔した2個所において挟圧保持されているため作業
性がよい。この切断作業によって支持連結部1Cには図
4に符号8で示すような抜き窓8が所望の長さにわたっ
て、つまり回転カッタ5が進入位置にある間に押出送り
が進む長さにわたって穿設される。この抜き窓8により
自己支持型ケーブル1の架設時にはケーブル1Bの自重
によって図示のようにたるみが付けられることになる。
【0010】なお下流側にあるピンチローラ3A,3B
を押出機による押出成形の送りよりも高速に駆動するこ
とによって支持連結部1Cをさらに強く張ることができ
る。
【0011】図3は回転カッタ5に代わって駆動モータ
61によって回転駆動されるエンドミル6が使用される
装置例を示す。エンドミル6の場合は回転切削屑の排出
が回転カッタの場合に比較して容易であり、抜き窓8の
周囲縁部がきれいに仕上がる利点が望める。なおエンド
ミル6の先端は支持連結部1Cへの進入係合が容易なよ
うに角錐状の突刺部62として形成される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、回転カッタまたはエ
ンドミルによって自己支持型ケーブルの支持連結部に抜
き窓が長手方向に適宜間隔をもって外観よく穿設され、
風に対する抵抗がを効果的に減少した自己支持型ケーブ
ルを効率的に製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に使用する装置例の、上方から
見た平面図である。
【図2】図1のA−A線による断面矢視図である。
【図3】この発明の別の装置例におけるエンドミルによ
る切断状況を示す図である。
【図4】自己支持型ケーブルにおいて、ケーブルの支持
線に対する余裕を示す側面図である。
【符号の説明】 1 自己支持型ケーブル 1A 支持線 1B ケーブル 1C 支持連結部 2 冷却槽 3A,3B ピンチローラ 4 受けローラ 5 回転カッタ 51,61 駆動モータ 6 エンドミル 7 進退用シリンダ 8 抜き窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持線(1A)とケーブル(1B)とを
    連結する支持連結部(1C)を押出後これを冷却する工
    程と、前記支持連結部(1C)をその走行経路に沿って
    適宜間隔をおいた上流側および下流側の2個所において
    それぞれ1対のピンチローラ(3A,3B)によって挟
    圧保持する工程と、前記支持連結部(1C)の挟圧保持
    された2個所の中間において、回転カッタ(5)を側方
    から進退させて前記支持連結部(1C)に間欠的に係合
    させる工程を有し、これにより前記支持連結部(1C)
    に抜き窓(8)を長手方向に適宜間隔をもって穿設する
    ことを特徴とする自己支持型ケーブルの窓開け方法。
  2. 【請求項2】 前記支持連結部(1C)に回転駆動され
    るエンドミルを間欠的に係合させることにより、前記支
    持連結部(1C)に抜き窓(8)を長手方向に適宜間隔
    をもって穿設することを特徴とする請求項1記載の自己
    支持型ケーブルの窓開け方法。
JP8141006A 1996-05-10 1996-05-10 自己支持型ケーブルの窓開け方法 Pending JPH09300427A (ja)

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JP8141006A JPH09300427A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 自己支持型ケーブルの窓開け方法

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JPH09300427A true JPH09300427A (ja) 1997-11-25

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JP (1) JPH09300427A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030234A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Shushi Hattori 押出成形品の加工装置
JP2013033093A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Hitachi Cable Ltd 吊線付き光ファイバケーブル製造装置

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JP2010030234A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Shushi Hattori 押出成形品の加工装置
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