JPH09299475A - 手術用吸引ノズル - Google Patents

手術用吸引ノズル

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Publication number
JPH09299475A
JPH09299475A JP8148683A JP14868396A JPH09299475A JP H09299475 A JPH09299475 A JP H09299475A JP 8148683 A JP8148683 A JP 8148683A JP 14868396 A JP14868396 A JP 14868396A JP H09299475 A JPH09299475 A JP H09299475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
suction pipe
outer peripheral
cylindrical cover
cylindrical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8148683A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takeuchi
誠 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 手術用吸引ノズル1は、吸引ポンプに接
続されて吸引孔3Aから体液を吸引する吸引管3と、こ
の吸引管3に連結されて該吸引管3を囲繞する筒状カバ
ー4と、この筒状カバー4の外周面に形成されてその円
周方向に存在する体液取入れ口5とを備えている。 【効果】 筒状カバー4によって吸引管3が体に接触す
るのを防止して体の組織の損傷を防止することができ、
また吸引管3が体に接触するのを防止できるので該吸引
孔3の流路面積を大きくしてその目詰りを防止すること
ができる。したがって、手術用吸引ノズル1を安全に、
かつ長時間使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手術用吸引ノズルに関
し、より詳しくは、手術時に血液や洗浄液等の体腔内の
液体を吸引するのに好適な手術用吸引ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、手術時に血液等の液体を吸
引する手術用吸引ノズルは、吸引ポンプに接続されて体
液を吸引する吸引管を備えており、この吸引管に多数の
小さい吸引孔を穿設している(実開平1−80141号
公報)。また、上記吸引管を螺旋状に形成するととも
に、該吸引管の内方側の面に小さな吸引孔を形成するよ
うにしたものや(特開平5−293169号公報)、吸
引管を複数本設けたものも知られている(実開昭63−
43512号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の手術
用吸引ノズルでは、吸引管の吸引孔が直接外部に露出し
ているので、吸引管を体に接触させるとその組織が吸引
孔内に吸込まれて損傷される虞があり、したがって吸引
管を体に接触させないように注意する必要があった。ま
た、手術中に剥離された組織によって小さな吸引孔では
目詰りし易くなり、したがって長時間継続して使用する
ことが困難であった。本発明はそのような事情に鑑み、
吸引管が体に接触するのを防止できるようにするととも
に吸引孔の目詰りを防止して、安全に、かつ長時間使用
することができる手術用吸引ノズルを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、吸引
ポンプに接続されて吸引孔から体液を吸引する吸引管
と、この吸引管に連結されて該吸引管を囲繞する筒状カ
バーと、この筒状カバーの外周面に形成されてその円周
方向に存在する体液取入れ口とを設けたものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、体液は筒状カバーに形成し
た体液取入れ口から筒状カバー内に吸込まれた後に、吸
引管の吸引孔から吸引管内に吸込まれるようになる。こ
のとき、上記取入れ口は筒状カバーの円周方向に存在し
ているので、該筒状カバーの外周面の一部が体に接触し
て一部の取入れ口が塞がれたとしても他の取入れ口から
体液を吸引することができ、しかも該取入れ口は直接的
な吸引孔ではなく、直接的な吸引孔との間に、吸引管と
筒状カバーとの間の空間を介しているので、吸引孔が塞
がれた場合のように組織を損傷する危険性が少ない。し
たがって、上記筒状カバーが体に接触しないように注意
する必要がなく、逆に筒状カバーを体腔内に放置したま
まとしておくことも可能なので、従来に比較してその取
扱いがきわめて容易となる。また、吸引孔は筒状カバー
によって囲繞されているので、該吸引孔が体によって塞
がれることがなく、したがって仮に吸引孔を1か所設け
てその流路面積を大きくしても、該吸引孔が体の組織を
吸着して損傷させる危険性がない。したがって、上記各
取入れ口の流路面積を自由に大きく設定することができ
ることと相まって、それら取入れ口および吸引孔が体か
ら剥離された組織によって目詰まりする危険性は殆どな
く、長期間継続して使用することが可能となる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1、図2において、手術用吸引ノズル1は、軟質
合成樹脂からなる接続チューブ2と、この接続チューブ
2の先端部をそのまま利用した吸引管3とを備えてお
り、この吸引管3の先端面に吸引孔3Aを開口させてい
る。上記接続チューブ2は図示しない従来公知の患部洗
浄装置の吸引ポンプに接続してあり、上記吸引孔3Aを
介して吸引管3内に吸引した血液等の体液を、上記接続
チューブ2を介して上記患部洗浄装置に吸引回収するこ
とができるようになっている。このような患部洗浄装置
としては、例えば特開平6−327761号公報に記載
されているので、その説明は省略する。
【0007】上記吸引管3の外周には、該吸引管3を囲
繞する筒状カバー4を取付けてあり、この筒状カバー4
の外周面に体液取入れ口5、5’を形成している。上記
筒状カバー4は、吸引管3の外周面に取付けた段付筒状
の連結部材6と、この連結部材6の大径部内に圧入嵌着
して吸引管3の外周面と所定の間隙をあけて設けた筒状
部材7とから構成してある。そして上記筒状部材7の先
端部を吸引管3の先端部よりも突出させることによっ
て、吸引管3が体の組織と接触するのを防止している。
また、上記連結部材6および筒状部材7を軟質合成樹脂
から製造して、これと接触する体の組織が損傷されるの
を防止している。さらに上記取入れ口5は、筒状部材7
の円周方向等間隔位置に4本形成してあり、各取入れ口
5は筒状部材7の軸方向に沿って細長く形成してある。
そして各取入れ口5の先端部は、図2に示すように、上
記吸引管3の先端面に設けた吸引孔3Aを左方に越える
位置まで形成してあり、これによって取入れ口5から取
入れられた体液をスムーズに吸引孔3Aに吸引できるよ
うにしている。さらに、上記取入れ口5’は、筒状部材
7の先端面に形成してある。
【0008】上記構成を有する本実施例によれば、患部
洗浄装置の吸引ポンプが作動されると、体液は筒状カバ
ー4の先端面の取入れ口5’および外周面の4本の取入
れ口5から筒状カバー4内部に吸引され、その後に吸引
管3の吸引孔3Aから吸引されるようになる。このと
き、上記筒状カバー4が体に接触して一部の取入れ口5
が塞がれていたとしても、他の取入れ口5から体液を吸
引することができ、しかも上記塞がれた取入れ口5は直
接的な吸引孔ではなく、直接的な吸引孔3Aとの間に、
吸引管3と筒状カバー4との間の空間を介しているの
で、吸引孔3Aが塞がれた場合のように組織を損傷する
危険性が少ない。したがって、上記筒状カバー4が体に
接触しないように注意する必要がなく、逆に筒状カバー
4を体の上に載せて放置したままとしておくことも可能
なので、従来に比較してその取扱いがきわめて容易とな
る。また、吸引孔3Aは筒状カバー4によって囲繞され
ているので、該吸引孔3Aが体によって塞がれることが
なく、したがって該吸引孔3Aを1か所設けてその流路
面積を大きくしても、該吸引孔3Aが体の組織を吸着し
て損傷させる危険性がない。したがって、上記各取入れ
口5、5’の流路面積を自由に大きく設定することがで
きることと相まって、それら取入れ口5、5’および吸
引孔3Aが体から剥離された組織によって目詰まりする
危険性は殆どなく、長期間継続して使用することが可能
となる。
【0009】なお、上記実施例では取入れ口5を筒状部
材7の軸方向に沿って形成しているが、これに限定され
るものではなく、筒状部材7の外周面に螺旋状の細長い
取入れ口を複数本形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、吸引管
が体に接触するのを防止して組織の損傷を防止すること
ができるとともに吸引孔の目詰りを防止することができ
るので、手術用吸引ノズルを安全に、かつ長時間使用す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の断面図。
【符号の説明】
1…手術用吸引ノズル 2…接続チューブ
3…吸引管 3A…吸引口 4…筒状カバー
5、5’…取入れ口 7…筒状部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引ポンプに接続されて吸引孔から体液
    を吸引する吸引管と、この吸引管に連結されて該吸引管
    を囲繞する筒状カバーと、この筒状カバーの外周面に形
    成されてその円周方向に存在する複数の体液取入れ口と
    を備えることを特徴とする手術用吸引ノズル。
  2. 【請求項2】 上記取入れ口は、筒状カバーの外周面に
    長手方向に沿って複数本形成してあり、少なくともいず
    れかの取入れ口の先端部は、上記吸引管の先端面に設け
    た吸引孔を越える位置まで形成してあることを特徴とす
    る請求項1に記載の手術用吸引ノズル。
JP8148683A 1996-05-20 1996-05-20 手術用吸引ノズル Withdrawn JPH09299475A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8148683A JPH09299475A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 手術用吸引ノズル

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JP8148683A JPH09299475A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 手術用吸引ノズル

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JPH09299475A true JPH09299475A (ja) 1997-11-25

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ID=15458272

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JP8148683A Withdrawn JPH09299475A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 手術用吸引ノズル

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JP (1) JPH09299475A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049161A (ja) * 2006-08-21 2008-03-06 Tyco Healthcare Group Lp 吸引器具との使用のための伸展性ガード
JP2012513839A (ja) * 2008-12-31 2012-06-21 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド 皮下組織部位に減圧を施すマニホールド、システムおよび方法

Cited By (3)

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JP2008049161A (ja) * 2006-08-21 2008-03-06 Tyco Healthcare Group Lp 吸引器具との使用のための伸展性ガード
JP2013150831A (ja) * 2006-08-21 2013-08-08 Covidien Lp 吸引器具との使用のための伸展性ガード
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