JPH09298793A - 咽喉音声拡声装置 - Google Patents

咽喉音声拡声装置

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Publication number
JPH09298793A
JPH09298793A JP13082296A JP13082296A JPH09298793A JP H09298793 A JPH09298793 A JP H09298793A JP 13082296 A JP13082296 A JP 13082296A JP 13082296 A JP13082296 A JP 13082296A JP H09298793 A JPH09298793 A JP H09298793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
throat
main body
microphone
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP13082296A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Matsumiya
學 松宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEKUNIKA FUKUI KK
Original Assignee
TEKUNIKA FUKUI KK
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Publication date
Application filed by TEKUNIKA FUKUI KK filed Critical TEKUNIKA FUKUI KK
Priority to JP13082296A priority Critical patent/JPH09298793A/ja
Publication of JPH09298793A publication Critical patent/JPH09298793A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 喉が悪くて話しにくい場合、元々声帯が弱く
て小さな声しか出ない場合等、喉面の振動を検出するこ
とで、音声を発するようにした咽喉音声拡声装置の提
供。 【解決手段】 咽喉音声拡声装置は、振動検出マイク2
と本体1から成り、振動検出マイク2は喉面に当てて話
をする際の喉面の振動を検出し、そしてこの振動を電気
信号に変え、本体内の増幅回路によって増幅してスピー
カ12から大きな声として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は声帯に何らかの障害が起
きて声が出ない場合に使用する咽喉音声拡声装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】喉が悪くて話をすることが出来ない場合
は多く、例えば喉頭ガンで声帯が無くなっている場合や
ポリープが出来ている場合は勿論のこと、風邪でへんと
う腺が腫れ上がっている場合も話しにくくなる。又元々
声帯が弱くて小さな声しか出ない人もあって、このよう
な人は自分の意思を正確に伝えることが容易でない。従
って自分の伝えたい意思を紙に書いたりして相手に手渡
しする場合もある。
【0003】又、大きな声を出して話をすると、声が嗄
れてしまう人も多い。相対して話をしている場合であれ
ば上記のごとく紙に書く等して意志を伝えることは出来
るが、電話で話をしなくてはならない場合には非常に苦
労をする。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このように風邪でへ
んとう腺が腫れ上がって声が出ない場合や、元々大きな
声が出なかったりする人は多い訳であるが、本発明が解
決しようとする課題はこの問題点であり、喉の振動を検
出して音声を発するようにした咽喉音声拡声装置を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る咽喉音声拡
声装置は喉の振動を検出して電気信号に変換し、その信
号を音声フィルター回路により聞き易くして増幅し、ス
ピーカから音声として出力するように構成している。そ
こで、この咽喉音声拡声装置は首に掛けることが出来る
ように首掛を有し、該首掛は開口を有したリング状であ
り、該開口を押し開いて首に巻き付けすることが出来
る。そして首掛の先端には振動検出マイクを取り付けし
ている。
【0006】振動検出マイクから延びたコードはスピー
カへ導かれ、該スピーカから音声として出力される。該
スピーカは本体に取り付けされていて、振動検出マイク
からの電気信号は音声フィルターを通り、増幅されてス
ピーカに入る。勿論、本体には電源となる乾電池を収容
している。ただし、必ずしも振動検出マイクと本体はコ
ードで接続している必要はない。以下、本発明に係る実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を表した場合であり、
1は本体、2は振動検出マイクを表し、該振動検出マイ
ク2は上記本体1から延びているコード3先端に取り付
けされている。そして振動検出マイク2は概略U字状に
湾曲した首掛4の先端に取り付けされ、この首掛4は樹
脂等から成っていて、弾性変形によって開口5を押し開
くことが出来る。従って、首掛4は人の首に掛けられる
ことになる訳であって、上記開口5を押し広げて首に掛
けることが出来る。
【0008】首に掛けた状態では復元力によって縮小す
る為に、振動検出マイク2は喉部に圧接状態となって位
置する。ここで該振動検出マイク2の構造を示した具体
例としてムービングマグネット型圧接マイクを図2に表
している。そして図3には回路ブロック図を具体例とし
て示している。そこで振動検出マイク2は話すことによ
って喉面に起きる振動を圧接端子6が捕らえ、該圧接端
子6には永久磁石7が取付けられていて、圧接端子6の
振動とともに同じく永久磁石7が振動する。従って、コ
イル8には電気が発生して上記本体1へ導かれる。
【0009】圧接端子6はコイルバネ9を介してネジ1
0によって押圧され、振動検出マイク2の表面11から
突出している。首掛4を首に掛けた場合には圧力Pによ
って多少後退するが、話す場合にはこの圧力Pが微妙に
変化して圧力端子6は振動する。勿論、該圧力端子6の
振動を電気に変換する手段は特に限定しない。
【0010】ところで、振動検出マイク2で検出した振
動は電気に変換されて上記コード3を流れ、本体へ入
る。本体1には一般的な音声フィルター回路と増幅回路
で構成される回路が内蔵されている為に、該音声フィル
ター回路によって聞き易い音声にし、増幅回路によって
電圧を増幅してスピーカ12へ送られる。従って、スピ
ーカ12からはある程度のボリュームの聞き易い音声が
出力されることになる。本体1には勿論電源となる乾電
池が収容され、乾電池の電気にて電圧の増幅及びスピー
カ12からの出力がなされる。
【0011】本体1は胸ポケットに掛けておく等すれ
ば、相手方と話をする場合に都合がよい。すなわち、小
さな声で話しをしている場合であっても本体のスピーカ
12を通して大きな声が流れ出る。上記実施例では振動
検出マイク2と本体1はコード3にて接続されている
が、振動検出マイク2から電波又は光信号を送り出すよ
うに構成することも出来る。この場合には振動検出マイ
ク2には送信部を有し、本体1には受信部を備える。以
上述べたように、本発明の咽喉音声拡声装置は喉に当て
る振動検出マイクを有し、本体にはスピーカを備えたも
のであって、次のような効果を得ることが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明の咽喉音声拡声装置は本体と振動
検出マイクを備えたものであって、該振動検出マイクを
喉面に当てるように首に装着するならば、小さな声で話
しをする場合であっても、又ほとんど声にならない程度
の話し方であっても、喉の振動を検出して本体のスピー
カから大きな声を出力することが出来る。従って、へん
とう腺が腫れて声が出ない人や元々大きな声が出ない人
にとっては便利な音声拡声器である。そして振動検出マ
イクを弾性変形する首掛の先端に取り付けするならば、
該振動検出マイクの着脱は至って簡単となり、振動検出
マイクの圧接部を適度な押圧力で圧接することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の咽喉音声拡声装置を表している実施
例。
【図2】振動検出マイクの内部構造を表している具体
例。
【図3】振動検出マイクの回路ブロック図。
【符号の説明】
1 本体 2 振動検出マイク 3 コード 4 首掛 5 開口 6 圧接端子 7 永久磁石 8 コイル 9 コイルバネ 10 ネジ 11 表面 12 スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首に掛ける振動検出マイクと本体から成
    る咽喉音声拡声装置において、上記振動検出マイクと本
    体はコードで接続され、振動検出マイクは話しをする際
    の喉面の振動を検出する為の振動検出部を有すととも
    に、該振動検出部の振動を電気信号に変換し、本体内に
    は増幅回路を備えて上記電気信号を増幅し、内蔵するス
    ピーカユニットから大きな声として出力することを特徴
    とする咽喉音声拡声装置。
  2. 【請求項2】 首に掛ける振動検出マイクと本体から成
    る咽喉音声拡声装置において、該振動検出マイクは話を
    する際の喉面の振動を検出する為の振動検出部を有すと
    共に、上記振動検出部の振動を電気信号に変換し、該電
    気信号を電波又は光りに乗せて送信する送信部を持ち、
    本体内には上記送信信号を受信する受信部を有して電気
    信号に戻して内蔵する増幅回路で増幅して、内蔵するス
    ピーカユニットから大きな声として出力することを特徴
    とする咽喉音声拡声装置。
  3. 【請求項3】上記振動検出マイクは、開口部を有して弾
    性変形出来る首掛の先端に取り付けした請求項1、又は
    請求項2記載の咽喉音声拡声装置。
JP13082296A 1996-04-27 1996-04-27 咽喉音声拡声装置 Pending JPH09298793A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13082296A JPH09298793A (ja) 1996-04-27 1996-04-27 咽喉音声拡声装置

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JPH09298793A true JPH09298793A (ja) 1997-11-18

Family

ID=15043532

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JP13082296A Pending JPH09298793A (ja) 1996-04-27 1996-04-27 咽喉音声拡声装置

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JP (1) JPH09298793A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005117484A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Katsuro Aoki 人工喉頭使用者用拡声装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005117484A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Katsuro Aoki 人工喉頭使用者用拡声装置

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