JPH09298733A - 有料放送システムおよび放送受信端末 - Google Patents
有料放送システムおよび放送受信端末Info
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- JPH09298733A JPH09298733A JP8132716A JP13271696A JPH09298733A JP H09298733 A JPH09298733 A JP H09298733A JP 8132716 A JP8132716 A JP 8132716A JP 13271696 A JP13271696 A JP 13271696A JP H09298733 A JPH09298733 A JP H09298733A
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Abstract
共にアプリケーションデータのアップリンクを行い、様
々なサービスを実現する。 【解決手段】 視聴者に対して課金を行うための視聴履
歴情報は、伝送データの領域41に格納され定期的に送
信側に対して電話回線などを介して伝送される。受信端
末において、ユーザによってアプリケーションデータが
生成された場合、このデータが領域43に格納され、領
域42が、アプリケーションデータが存在することを示
す状態とされる。受信端末において領域42が領域43
にデータが存在する状態であるとされた場合、定期的な
タイミングに係わらず、これらのデータが送信側に対し
て伝送される。領域43には、アプリケーションに応じ
たデータを格納することができるため、テレビによるシ
ョッピングやメール配信などの、様々なサービスが実現
できる。
Description
側に対して視聴情報のアップリンクを行うような有料放
送システムおよびこの有料放送システムにおいて用いら
れる放送受信端末に関する。
聴に応じて課金し、契約者以外には番組の視聴をさせな
いような有料放送が実用化されつつある。この有料放送
は、例えば1回線が5チャンネル多重とされたディジタ
ル放送であり、この1チャンネルを中継するトランスポ
ンダと称される中継器を例えば10台設置することによ
り50チャンネルといった多チャンネルの同時放送が可
能とされるものである。
ブル放送と称される放送方式が用いられている。このス
クランブル放送は、放送局側において、送信時に原信号
を所定の方法に基づいて乱すことにより、放送局と番組
の受信を契約した契約者以外の者がこの放送を受信して
も正常な画像,音声,およびデータを利用することがで
きないようにしたものである。一方、契約者に対して
は、放送局側から予めこのスクランブルを解く鍵が与え
られ、契約者は、この鍵を用いてスクランブルで乱され
た原信号を復元することによって、正常な画像,音声,
およびデータの利用が可能とされるものである。このス
クランブルを解くための鍵は、例えば受信側のアンテナ
および受信機との間に設けられるデコーダとして提供さ
れる。
して、チャンネル単位で契約を交わすフラットと称され
る形式と、番組の視聴に応じて課金されるペイパービュ
ーと称される形式とがある。これらのうち、ペイパービ
ューによる契約形式において課金が後払いとされている
場合、正しく課金を行うためには、放送局などの送信側
に対する視聴情報の正確な伝送が必須とされる。
回線が用いられる。すなわち、上述のデコーダには電話
回線が接続され、また、視聴情報を記憶可能なICカー
ドがこのデコーダに装着できるようにされる。このIC
カードには、例えば視聴者がこのデコーダを使用して番
組を見た頻度などがポイントとして記憶され、このデコ
ーダを用いて番組を視聴する度にこのポイントが累積さ
れる。視聴者は、このICカードをデコーダに装着し、
見たい番組を、このデコーダを操作することによって選
択する。
対して累積されたポイントが所定の期間、例えば1月に
1回、電話回線を介して送信側に伝送されることにより
アップリンクされる。このアップリンクされた視聴情報
に基づいて送信側から視聴者に対して課金がなされる。
このように、有料放送のシステムにおいて、この送信側
への視聴情報のアップリンクのタイミングが、受信側か
ら送信側へのデータの伝送の機会でもある。
このように視聴者が有料放送の視聴を行い、その結果で
ある視聴履歴情報を送信側にアップリンクするような有
料放送システムにおいて、このような課金のための視聴
情報以外のデータが受信側から送信側へと伝送されるよ
うにはされていなかった。例えば、受信者側が送信する
ことによってなされる何らかのサービスを実現可能なよ
うなアプリケーションデータが、受信側から送信側へと
伝送されることはなかった。
有料放送の視聴を行い、その結果である視聴履歴情報を
送信側にアップリンクすると共に、アプリケーションデ
ータを送信側に伝送可能な有料放送システムおよびこの
有料放送システムにおいて用いられる放送受信端末を提
供することにある。
題を解決するために、所定の方法でスクランブルがかけ
られた送信信号によって番組を放送するための送信シス
テムと、放送を受信し所定の方法でスクランブルを解く
放送受信端末と、放送受信端末から送信システムに対し
て視聴履歴情報を伝送する伝送手段とを有し、所定のア
プリケーションソフトウェアにより発生した視聴履歴情
報以外のアプリケーションデータを伝送手段により伝送
すること可能としたことを特徴とする有料放送システム
である。
るために、送信システムに対して情報を伝送する伝送手
段と、番組を視聴した結果に基づき視聴履歴情報を取得
する視聴履歴取得手段と、所定のアプリケーションソフ
トウェアにより発生したアプリケーションデータの入力
を行う入力手段と、視聴履歴情報、アプリケーションデ
ータ、および該アプリケーションデータが記憶されてい
るかどうかを示すヘッダ情報とが記憶される記憶手段と
を有し、ヘッダ情報がアプリケーションデータが記憶手
段に記憶されていることを示す状態とされていない場合
には、視聴履歴情報が定期的に送信システムに伝送さ
れ、ヘッダ情報がアプリケーションデータが記憶手段に
記憶されていることを示す状態とされていれば、随時ア
プリケーションデータを送信システムに対して伝送する
ことを特徴とする放送受信端末である。
末から送信システムに対して、視聴履歴情報の他に所定
のアプリケーションソフトウェアによるアプリケーショ
ンデータを伝送することができるため、送信側におい
て、受信側に対してアプリケーションソフトウェアに基
づくサービスを実施することができる。
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明に
よる有料放送システムに適用可能な送信システムの一例
を示す。なお、この発明においては、受信者側からの視
聴情報のアップリンクに伴うアプリケーションデータの
伝送が主題であるため、送信システムにおいて、視聴制
御に関する部分を中心的に示し、他の部分、例えば送信
システムにおける、変調器や電力増幅といった送信制御
に関する部分については、省略する。
される、放送のための映像信号や音声信号は、エンコー
ダ1においてディジタル化され、圧縮される。このエン
コーダ1は、番組制御システム5から供給される制御信
号14により、送出する番組に応じて制御される。図示
しないが、このエンコーダ1は、放送局などの送信側に
おいて複数台設置される。これら複数台のエンコーダ1
のそれぞれから、圧縮ディジタル信号出力が多重化器2
に対して供給される。また、それと共に、後述する個別
情報15や共通情報16といった制御情報が複数台のエ
ンコーダ1から供給される圧縮ディジタル信号に対応し
て、多重化器2に供給される。供給されたこれらの信号
や制御情報は、多重化器2において時分割多重され、1
チャンネルのディジタル信号11とされる。
3に供給され、このスクランブラ3に共に供給されるス
クランブル鍵13によってスクランブル処理が施され
る。スクランブル処理を施された信号は、図示しない送
信制御部などを介して、例えば放送電波や伝送ケーブル
といった伝送経路に対して送信信号とされ送出される。
は、例えば、ディジタル信号11に対して、スクランブ
ル鍵13に基づいて生成された所定の長さのビット列を
加算することによってなされる。このスクランブラ3に
供給されるディジタル信号には、上述したように、個別
情報15および共通情報16が含まれるが、これらの制
御情報に対しては、通常、スクランブル処理を施さない
ようにスクランブラ3が制御される。
おいては、この有料放送システムの契約者である個々の
ユーザが所有する放送受信端末に対して、固有な個別鍵
がそれぞれ与えられる。すなわち、後述するが、送信側
においてスクランブル処理された信号は、受信側におい
て、この個別鍵に基づきデスクランブルされることによ
って復号化される。送信側において、全放送受信端末分
の個別鍵がスクランブル制御システム6に記憶されてい
る。
聴の契約をしているチャンネルや番組の情報が含まれる
もので、個別の放送受信端末に送られる。また、この個
別情報15には、後述する、放送受信端末から例えば公
衆電話回線を介してアップリンクされ視聴情報収集処理
システム7に対して供給されたアプリケーションデータ
に基づく情報を含むようにしてもよい。共通情報16
は、番組に付随する情報で、番組受信者に共通に送られ
る信号である。番組制御システム5において発生され
た、番組番号などの番組情報17が関連情報送出装置4
によって共通情報16の一部とされ、上述したように多
重化器2に対して供給される。
送出装置4に対してワーク鍵18が供給される。この関
連情報送出装置4において、スクランブル鍵13がワー
ク鍵18に基づき暗号化される。この暗号化されたスク
ランブル鍵13は、共通情報16の一部とされ多重化器
2に対して供給される。ワーク鍵18は、個々の放送受
信端末に固有の個別鍵によりスクランブル制御システム
6で暗号化され、個別情報15の一部とされ多重化器2
に対して供給される。
の放送受信端末から、例えば公衆電話回線を介して視聴
者情報処理システム7に対して供給され、アップリンク
される。視聴者情報処理システム7において、このアッ
プリンクされた視聴者からの情報に対して所定の処理が
施され、契約情報19とされる。この契約情報19は、
スクランブル制御システム6に対して供給される。スク
ランブル制御システム6において、この契約情報19に
基づき、スクランブル鍵13および共通情報16の制御
が行われ、個々のユーザに対する送信制御がなされる。
に適用できる放送受信端末の構成の一例を示す。この図
においても、上述の図1と同様に、視聴制御に関する部
分以外の、例えば変調器や誤り訂正符号化部などは省略
されている。この例においては、この放送受信端末は、
セットトップボックス20(受信された信号を、例えば
テレビジョンモニタに表示可能なようにデコードするた
めの部分であって、通常テレビジョンモニタの直上など
に設置される)と、ユーザに対する認証などを行い視聴
制御をするセキュリティーモジュール21とから成る。
送路を介してセットトップボックス20内のデマルチプ
レクサ23に供給される。上述したように、この送信信
号は、送信側において複数台設置されたエンコーダ1か
らの出力および対応する複数の制御情報が多重化器2に
おいて時分割多重されて送信される。このデマルチプレ
クサ23において、この時分割多重された送信信号がチ
ャンネル毎に分離される。
ックス20に設けられた操作手段(図示しない)を操作
することによって、受信チャンネルの選択を行うことが
できる。すなわち、この操作によってデマルチプレクサ
23が制御され、分離されたディジタル信号および制御
情報(共通情報/個別情報)から該当するチャンネルの
ものが選択され出力される。さらに、このデマルチプレ
クサ23において、チャンネル毎に分離されたこの信号
が、放送番組であるディジタル信号および上述の共通情
報および個別情報から成る制御情報とに分離される。
ジタル信号30および共通情報/個別情報31がそれぞ
れデスクランブラ24およびセキュリティモジュール2
1内の共通/個別情報解析装置27に供給される。共通
/個別情報解析装置27において、供給された共通情報
/個別情報31が解析される。この解析された情報に基
づきデスクランブル制御装置28の制御がなされる。
別に個別鍵を有する。この個別鍵は、例えば内部にメモ
リを有したICカードなどによって、契約内容に基づい
て放送局側からユーザに対して与えられる。この放送受
信端末の図示しないICカード読み取り部分によってこ
の個別鍵が読み取られる。
は、例えば、この個別鍵に基づき個別情報に含まれるワ
ーク鍵が復号化される。さらに、この復号化されたワー
ク鍵に基づき共通情報に含まれるスクランブル鍵が復号
化され、この復号化されたスクランブル鍵が視聴制御情
報32とされデスクランブラ24に供給され、ディジタ
ル信号30の復号化がなされる。送信側において個別情
報に基づき暗号化されたワーク鍵によってスクランブル
鍵の復号化がなされるため、ユーザが視聴の契約を行っ
たチャンネルや番組だけを見られるように、視聴制御が
なされる。
号されたディジタル信号は、デコーダ25に供給され、
ディジタル化された映像信号や音声信号がモニタにおい
て表示可能なようにデコードされ、このセットトップボ
ックス20から出力される。
て解析された共通情報/個別情報において、個別情報に
含まれる契約情報に基づき、この契約がペイパービュー
契約であるとされた場合には、視聴履歴情報34がメモ
リ29に対して供給され、供給されたこの視聴履歴情報
34が記憶される。この視聴履歴情報34は、このメモ
リ29に蓄積され、一定期間(例えば1カ月間)経過
後、セットトップボックス20内のモデム26によっ
て、視聴情報33として、例えば公衆電話回線を介して
送信システムに対して伝送されアップリンクされる。
CPU36およびROM37が設けられており、これら
により、上述の共通/個別情報解析装置27からメモリ
29に対する視聴履歴情報34の記憶などの、このセキ
ュリティモジュール21内での動作の制御がなされる。
また、ROM37には、様々なサービスを行うための各
種のアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケー
ションと略記する)が格納される。
例えばキーボードから成る入力装置35が接続される。
この入力装置35には、さらに、簡易な表示装置などを
設けるようにしてもよい。ユーザは、この入力装置35
からCPU36に対して指示を与え、ROMに格納され
たアプリケーションを実行させることができる。さら
に、ユーザは、このアプリケーションの指示に基づき入
力装置35に対して情報を入力することができ、入力さ
れたこの情報は、アプリケーションデータとしてメモリ
29に記憶される。
示は、例えば入力装置35に設けられた表示装置に対し
てなされる。また例えば、CPU36からデコーダ25
に対して情報を送り、この情報に基づきセットトップボ
ックス20に接続されたモニタに表示させるようにもで
きる。
のフォーマットの一例を示す。先頭から順に、視聴履歴
ヘッダ40,視聴履歴情報41,アプリケーションヘッ
ダ42,およびアプリケーションデータ43が配され
る。これらのデータは、メモリ29に記憶される。
1は、このアップリンクされる視聴情報33に常に含ま
れるものである。視聴履歴情報41には、メモリ29に
蓄積された視聴履歴情報34が格納される。アプリケー
ションデータヘッダ42には、この視聴情報33におけ
るアプリケーションデータ43の有無が示される。アプ
リケーションデータ43は、例えば1レコードが6バイ
トとされる。
は、CPU36によって常に監視される。そして、若
し、アプリケーションデータヘッダ42がこの視聴情報
33においてアプリケーションデータ43の存在を示す
状態となっていれば、この視聴情報33は、直ちに送信
システムに対してアップリンクされる。アップリンクさ
れたこの視聴情報33は、上述したように、例えば公衆
回線を介して送信側システムに対して伝送され、視聴情
報収集処理システム7に供給される。
の供給された視聴情報33に含まれるアプリケーション
データ43の内容に基づき、所定の処理やサービスが行
われる。以下、この処理およびサービスの幾つかの例に
ついて説明する。
て説明する。送信側において、例えば商品の紹介を行い
購入方法を説明するような、ショッピングのための番組
を放送する。この放送の際には、共通情報16に対して
商品の情報が含まされ、送信される。視聴者は、この放
送を見て購入したい商品があった場合、放送受信端末の
操作を行い、商品購入の申し込み動作を行う。
て所定のキー操作などを行うことによって、ROM37
に予め格納されている、商品購入の申し込みのためのア
プリケーションを起動させる。このアプリケーションの
操作メニューなどは、入力装置35に設けられた表示装
置や、モニタなどに表示される。ユーザは、この表示さ
れたメニューに従い入力装置35を操作し、購入申し込
みを行う。
し込み情報と送信側から送信された商品情報とがメモリ
29内のアプリケーションデータ43の領域に記憶され
る。同時に、アプリケーションヘッダ42がアプリケー
ションデータ43が存在することを示すようにされる。
すると、このアプリケーションヘッダ42に基づき、C
PU36の処理により、視聴情報33がモデム26を介
してアップリンクされる。
送信側の視聴情報収集処理システム7に対して供給され
る。この視聴情報収集処理システム7では、供給された
この視聴情報33におけるアプリケーションデータ43
に基づき所定の処理が行われる。これにより、購入情報
が商品の販売者に対して伝達される。
する。この発明による有料放送システムによれば、ユー
ザは、他のユーザや放送局などの送信側,あるいは番組
提供者に対してメールを配信することができる。
にしてメール伝送のためのアプリケーションを起動し、
入力装置35から、メールを伝送したい相手の情報や、
メール本文などの入力を行う。この入力された情報など
は、メモリ29内のアプリケーションデータ43の領域
に格納されると共に、アプリケーションヘッダ42がア
プリケーションデータ43が存在することを示すように
される。CPU36によってこのアプリケーションヘッ
ダ42が確認されると、視聴情報33が送信側に伝送さ
れアップリンクされる。
集システム7に対して供給され、このアップリンクされ
た視聴情報33に基づく処理がなされる。例えば、アプ
リケーションデータ43に含まれる相手情報に基づき、
相手が他のユーザである場合には、このアプリケーショ
ンデータ43に含まれるメール本文が該当する相手に対
して、伝送路を介して放送番組と共に伝送される。この
伝送される情報は、上述したように、個別鍵に基づき暗
号化されるため、特定の相手だけにメールを配信するこ
とができる。
このように直接配信せず、送信側で保存しておくように
してもよい。この場合、ユーザは、放送受信端末におい
て所定のアプリケーションを起動し、送信側に対して、
メール読み出しの指示をアプリケーションデータ43と
して視聴情報33をアップリンクする。すると、このア
ップリンクされた視聴情報33に基づき、保存されてい
るメールを放送番組と共に伝送する。
ラストなどをテンプレートとして格納しておき、このメ
ールの配信の際に、メール本文の入力と共にこのテンプ
レートから所望のものを選択することによって、文字だ
けでなく画像の配信も行うことができる。
る。この場合、ユーザは、放送局との間でクレーム,要
望,意見などの様々な情報交換を行うことができる。
ることもできる。この場合、ユーザは、番組の受信中に
所定の方法で、該当する番組の提供者に対してメールの
配信を行う。また、番組放映中でなくとも、所定の方法
で番組提供者を特定することによって、その番組提供者
に対してメールの配信を行うことができる。これによ
り、番組提供者に対するクレーム,要望,意見などの様
々な情報交換を行うことができる。
することによって、例えば、番組中でなされている懸賞
への応募やその当選結果などの情報交換を行うことがで
きる。また例えば、料理番組などで紹介されたレストラ
ンの予約,旅行番組で紹介されたツアーの申し込み,競
馬番組での馬券の購入,各種チケットの予約および購入
などを行うことが可能とされる。
対するメールの配信は、上述の説明のような、放送電波
を利用する方法に限定されない。例えば、ユーザから他
のユーザに対するメールの配信では、ユーザから送信側
に対しては、アプリケーションデータ43によってメー
ルが伝送されるが、配信先の他のユーザに対しては、郵
送や宅配などを利用することができる。また、ネットワ
ーク通信や電話、ファックスなどを利用することもでき
る。これは、ユーザから他のユーザに対するメール配信
に限られず、上述の、ユーザから放送局、ユーザから番
組提供者に対するメール配信の例にも適用できる。すな
わち、これらの場合には、ユーザから放送局や番組提供
者に対して配信されたメールの返答が上述のような手段
でなされる。
けに限らず、例えば文字放送などに対しても適用可能な
ものである。
の、放送受信端末の保守の機能について説明する。放送
受信端末でのエラー、例えばデコーダ25においてエラ
ーが発生した場合、メモリ29の所定の領域に対してこ
の発生したエラーに基づくエラーメッセージを記憶さ
せ、蓄積させる。この蓄積されたエラーメッセージの個
数が一定数以上となるか、若しくは、ユーザから放送受
信端末に対して保守の指示がなされたら、この蓄積され
たエラーメッセージをアプリケーションデータ43の領
域に格納すると共に、アプリケーションヘッダ42をア
プリケーションデータ43が存在することを示すように
する。
データ43として格納された視聴情報33が送信側に対
してアップリンクされる。アップリンクされたこの視聴
情報33は、視聴情報収集処理システム7に供給され
る。視聴情報収集処理システム7において、この視聴情
報33に含まれるエラーメッセージに基づく放送受信端
末の状態の解析がなされる。若し、この視聴情報33を
伝送した放送受信端末に不具合が有るとされた場合、視
聴情報収集処理システム7においてこの不具合を修正す
るようなコマンドが発行される。このコマンドは、スク
ランブル制御システム6に供給され、所定の方法で以て
個別情報15に対して含ませられる。
別情報15は、放送番組と共に伝送路を介して伝送さ
れ、放送受信端末に供給される。セットトップボックス
20のデマルチプレクサ23において共通情報/個別情
報31がディジタル信号30と分離され、共通/個別情
報解析装置27に対して供給される。上述したように、
この個別情報15は、放送受信端末に固有の個別鍵によ
って暗号化されているため、該当する放送受信端末にお
いてのみ解読可能である。共通/個別情報解析装置27
において解析された、個別情報に含まれる放送受信端末
修正コマンドは、CPU36に対して供給される。CP
U36では、このコマンドに基づいて、放送受信端末の
修正を行う。
ト保守の機能は、例えば放送受信端末に設けられたCP
U36によって修正可能なもの限られる。また、放送受
信端末におけるアプリケーションなどが格納されるRO
M37を、例えばフラッシュROMなどの書き換え可能
なものとすれば、個別情報15に対してコマンドを含ま
せる機能を利用して、ROM37に格納されたアプリケ
ーションのバージョンアップなどを行うことも可能であ
る。
のアップリンクによって可能とされる機能を、上述の第
1,第2,および第3の例の3例について説明したが、
これは、これらの例に限定されるものではないことはい
うまでもない。
ば、放送受信端末から課金のために視聴履歴をアップリ
ンクするデータに対して、アプリケーションデータを格
納するための領域が設けられている。そのため、放送受
信端末から送信側に対して、様々なアプリケーションデ
ータをアップリンクすることができる効果がある。
用いた放送局は、契約者であるユーザに対して、様々な
サービスを提供することができる効果がある。このサー
ビスは、例えば、ユーザから他のユーザ,放送局,ある
いは番組提供者などに対してのメールの配信、放送によ
る直接的なショッピング、放送受信端末のリモート保守
など、多岐広範にわたる。
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
ーマットの一例を示す略線図である。
テム、7・・・視聴情報収集処理システム、11・・・
圧縮ディジタル信号、13・・・スクランブル鍵、15
・・・個別情報、16・・・共通情報、18・・・ワー
ク鍵、20・・・セットトップボックス、21・・・セ
キュリティモジュール、27・・・共通/個別情報解析
装置、29・・・メモリ、33・・・視聴情報、35・
・・入力装置、36・・・CPU、42・・・アプリケ
ーションヘッダ、43・・・アプリケーションデータ
Claims (3)
- 【請求項1】 視聴者の視聴履歴に応じて課金を行う有
料放送システムにおいて、 所定の方法でスクランブルがかけられた送信信号によっ
て番組を放送するための送信システムと、 上記放送を受信し所定の方法で上記スクランブルを解く
放送受信端末と、 上記放送受信端末から上記送信システムに対して視聴履
歴情報を伝送する伝送手段とを有し、 所定のアプリケーションソフトウェアにより発生した上
記視聴履歴情報以外のアプリケーションデータを上記伝
送手段により伝送すること可能としたことを特徴とする
有料放送システム。 - 【請求項2】 視聴者の視聴履歴に応じて課金を行う有
料放送システムで用いられる放送受信端末において、 送信システムに対して情報を伝送する伝送手段と、 番組を視聴した結果に基づき視聴履歴情報を取得する視
聴履歴取得手段と、 所定のアプリケーションソフトウェアにより発生したア
プリケーションデータの入力を行う入力手段と、 上記視聴履歴情報、上記アプリケーションデータ、およ
び該アプリケーションデータが記憶されているかどうか
を示すヘッダ情報とが記憶される記憶手段とを有し、 上記ヘッダ情報が上記アプリケーションデータが上記記
憶手段に記憶されていることを示す状態とされていない
場合には、上記視聴履歴情報が定期的に上記送信システ
ムに伝送され、 上記ヘッダ情報が上記アプリケーションデータが上記記
憶手段に記憶されていることを示す状態とされていれ
ば、随時上記アプリケーションデータを上記送信システ
ムに対して伝送することを特徴とする放送受信端末。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の有料送
信システムまたは放送受信端末において、 上記送信システムに対して伝送されるアプリケーション
データは、放送される番組と関連するデータまたは独立
するデータであることを特徴とする有料送信システムま
たは放送受信端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13271696A JP3780563B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 有料放送システムおよび方法、放送受信端末および方法、ならびに、視聴情報収集システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13271696A JP3780563B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 有料放送システムおよび方法、放送受信端末および方法、ならびに、視聴情報収集システムおよび方法 |
Related Child Applications (1)
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JP2005308953A Division JP4186976B2 (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 放送受信方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09298733A true JPH09298733A (ja) | 1997-11-18 |
JP3780563B2 JP3780563B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13271696A Expired - Lifetime JP3780563B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 有料放送システムおよび方法、放送受信端末および方法、ならびに、視聴情報収集システムおよび方法 |
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JP (1) | JP3780563B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004015758A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Tomo-Digi Corp | 放送テロップ効果測定方法 |
US7437750B1 (en) | 1999-04-12 | 2008-10-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data transceiving system and method therefor |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13271696A patent/JP3780563B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3780563B2 (ja) | 2006-05-31 |
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