JPH09298489A - Ｃｄｍａ方式移動通信装置 - Google Patents
Ｃｄｍａ方式移動通信装置Info
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- JPH09298489A JPH09298489A JP8113973A JP11397396A JPH09298489A JP H09298489 A JPH09298489 A JP H09298489A JP 8113973 A JP8113973 A JP 8113973A JP 11397396 A JP11397396 A JP 11397396A JP H09298489 A JPH09298489 A JP H09298489A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチデータ伝送において伝送品質を向上さ
せる。 【解決手段】 送信拡散コードにおいて送信すべき制御
信号がないフレームでは制御信号をパイロット信号と
し、１拡散コードを越える高速データ等を伝送する場合
には、制御信号を送信しない拡散コードにおいて制御信
号をパイロット信号として送信することにより、制御信
号を送信しない拡散コードの内挿補間同期検波の高速フ
ェージングへの追従性を改善でき、またパイロット信号
をランダム化することによりチップ同期の追従性を改善
できる。
せる。 【解決手段】 送信拡散コードにおいて送信すべき制御
信号がないフレームでは制御信号をパイロット信号と
し、１拡散コードを越える高速データ等を伝送する場合
には、制御信号を送信しない拡散コードにおいて制御信
号をパイロット信号として送信することにより、制御信
号を送信しない拡散コードの内挿補間同期検波の高速フ
ェージングへの追従性を改善でき、またパイロット信号
をランダム化することによりチップ同期の追従性を改善
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイロット内挿型
のＣＤＭＡ（Code Division Multiple Access)方式移動
通信装置に関する。
のＣＤＭＡ（Code Division Multiple Access)方式移動
通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８は従来のこの種の移動通信装置の概
略構成を示す。図８において、まず送信側では、音声ま
たはデータ端末からの伝送されるベき情報が多重回路１
０１に入力され、送信信号に応じて使用拡散コード分に
分割される。分割されたデータは、送信データ変換回路
１０２に入力され、パイロット信号、制御信号等を付加
してフレームが構成され、変調回路１０３において各種
変調方式により変調され、拡散回路１０４で符号拡散し
た後、加算回路１０５において拡散コード多重を行い、
送信回路１０６において所望のキャリア周波数に変換さ
れ、送信アンテナ１０７から送信される。また、受信側
では、受信アンテナ１０８で受信された信号は、受信回
路１０９でベースバンド信号に変換され、逆拡散回路１
１０で相関検出を行い、さらに復調回路１１１で内挿補
間同期検波によって受信データが復調され、受信データ
変換回路１１２で制御信号と情報信号に分離される。分
離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路１０１で
音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末に
おいて所望の情報が得られる。タイミング制御回路１１
３は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの
制御を行う。
略構成を示す。図８において、まず送信側では、音声ま
たはデータ端末からの伝送されるベき情報が多重回路１
０１に入力され、送信信号に応じて使用拡散コード分に
分割される。分割されたデータは、送信データ変換回路
１０２に入力され、パイロット信号、制御信号等を付加
してフレームが構成され、変調回路１０３において各種
変調方式により変調され、拡散回路１０４で符号拡散し
た後、加算回路１０５において拡散コード多重を行い、
送信回路１０６において所望のキャリア周波数に変換さ
れ、送信アンテナ１０７から送信される。また、受信側
では、受信アンテナ１０８で受信された信号は、受信回
路１０９でベースバンド信号に変換され、逆拡散回路１
１０で相関検出を行い、さらに復調回路１１１で内挿補
間同期検波によって受信データが復調され、受信データ
変換回路１１２で制御信号と情報信号に分離される。分
離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路１０１で
音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末に
おいて所望の情報が得られる。タイミング制御回路１１
３は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの
制御を行う。
【０００３】パイロット内挿型同期検波は、情報信号に
周期的に埋め込まれたパイロット信号の区間を内挿し、
フェージングにおける受信信号の歪みを補償する。受信
信号の歪みを補償するためのパイロット区間における回
線推定は、適応アルゴリズム（ＲＬＳアルゴリズム等）
を用いる。
周期的に埋め込まれたパイロット信号の区間を内挿し、
フェージングにおける受信信号の歪みを補償する。受信
信号の歪みを補償するためのパイロット区間における回
線推定は、適応アルゴリズム（ＲＬＳアルゴリズム等）
を用いる。
【０００４】図９はパイロット内挿型同期検波方式を使
用する場合のフレーム構成を示す。図９において、ＴＣ
Ｈは送信すべき音声または画像等のデータ信号、ＣＣＨ
は送信すべき制御信号、ＰＬはパイロット信号を示して
いる。１拡散コードで送信する場合は、図９における第
１拡散コードのみを使用して送信する。１拡散コードを
越える高速データ等の情報を伝送するために、同時に複
数の拡散コードを用いて情報伝送を行う場合には、全て
同一なフレーム構成で送信を行う。制御信号は１つまた
はいくつかの拡散コードを使用することで送信すること
ができる。例えば、１拡散コードで送信できる情報が３
２ｋｂｐｓで、送るべき制御信号が１拡散コードで１２
８ｋｂｐｓの画像データを伝送する場合には、拡散コー
ド数は８個必要となり、第１拡散コードは制御信号を含
めて送信を行い、残りの７拡散コードの制御信号はダミ
ー信号を送信する。
用する場合のフレーム構成を示す。図９において、ＴＣ
Ｈは送信すべき音声または画像等のデータ信号、ＣＣＨ
は送信すべき制御信号、ＰＬはパイロット信号を示して
いる。１拡散コードで送信する場合は、図９における第
１拡散コードのみを使用して送信する。１拡散コードを
越える高速データ等の情報を伝送するために、同時に複
数の拡散コードを用いて情報伝送を行う場合には、全て
同一なフレーム構成で送信を行う。制御信号は１つまた
はいくつかの拡散コードを使用することで送信すること
ができる。例えば、１拡散コードで送信できる情報が３
２ｋｂｐｓで、送るべき制御信号が１拡散コードで１２
８ｋｂｐｓの画像データを伝送する場合には、拡散コー
ド数は８個必要となり、第１拡散コードは制御信号を含
めて送信を行い、残りの７拡散コードの制御信号はダミ
ー信号を送信する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のＣＤＭＡ方式移動通信装置では、１拡散コードを越
える高速データのような情報を伝送する場合には、制御
信号を送信せずにダミービットを送信する拡散コードが
存在し、伝送効率を劣化させるとともに、ダミービット
によりチップ同期性能を劣化させるという問題があっ
た。
来のＣＤＭＡ方式移動通信装置では、１拡散コードを越
える高速データのような情報を伝送する場合には、制御
信号を送信せずにダミービットを送信する拡散コードが
存在し、伝送効率を劣化させるとともに、ダミービット
によりチップ同期性能を劣化させるという問題があっ
た。
【０００６】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、伝送効率がよく、チップ同期性能の高い
優れたＣＤＭＡ方式移動通信装置を提供することを目的
とする。
るものであり、伝送効率がよく、チップ同期性能の高い
優れたＣＤＭＡ方式移動通信装置を提供することを目的
とする。
【０００７】
【発明を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、１拡散コードのみを使用する場合は、制
御信号がないフレームでは制御信号をパイロット信号と
し、１拡散コードを越える情報を伝送する場合は、制御
信号を送信しない拡散コードは制御信号をパイロット信
号として送信を行い、さらにぴロット信号をフレーム
毎、拡散コード間でランダム化して送信することによ
り、伝送効率を改善し、受信品質を向上させるようにし
たものである。
成するために、１拡散コードのみを使用する場合は、制
御信号がないフレームでは制御信号をパイロット信号と
し、１拡散コードを越える情報を伝送する場合は、制御
信号を送信しない拡散コードは制御信号をパイロット信
号として送信を行い、さらにぴロット信号をフレーム
毎、拡散コード間でランダム化して送信することによ
り、伝送効率を改善し、受信品質を向上させるようにし
たものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、パイロット内挿型のＣＤＭＡ方式移動通信におい
て、高速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散
コードを用いて情報伝送を行うとき、送信すべき制御信
号は１拡散コードのみを使用して送信を行い、その他の
拡散コードにおける制御信号はパイロット信号として送
信するＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ同期の
追従性を改善し、受信品質を向上させることができる。
は、パイロット内挿型のＣＤＭＡ方式移動通信におい
て、高速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散
コードを用いて情報伝送を行うとき、送信すべき制御信
号は１拡散コードのみを使用して送信を行い、その他の
拡散コードにおける制御信号はパイロット信号として送
信するＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ同期の
追従性を改善し、受信品質を向上させることができる。
【０００９】本発明の請求項２に記載の発明は、制御信
号を送信する拡散コードにおいて送信すべき制御信号が
ない場合、制御信号をパイロット信号として送信する請
求項１記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ
同期の追従性を改善し、受信品質を向上させることがで
きる。
号を送信する拡散コードにおいて送信すべき制御信号が
ない場合、制御信号をパイロット信号として送信する請
求項１記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ
同期の追従性を改善し、受信品質を向上させることがで
きる。
【００１０】本発明の請求項３に記載の発明は、送信す
べきパイロット信号をフレーム毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させて送信する請求項１記載のＣＤＭＡ
方式移動通信装置であり、チップ同期の追従性を改善
し、受信品質を向上させることができる。
べきパイロット信号をフレーム毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させて送信する請求項１記載のＣＤＭＡ
方式移動通信装置であり、チップ同期の追従性を改善
し、受信品質を向上させることができる。
【００１１】本発明の請求項４に記載の発明は、高速デ
ータ等を伝送するために、同時に複数の拡散コードを用
いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号を拡
散コード間で１、０のパターンをランダムに変化させて
送信する請求項１から３のいずれかに記載のＣＤＭＡ方
式移動通信装置であり、チップ同期の追従性を改善し、
受信品質を向上させることができる。
ータ等を伝送するために、同時に複数の拡散コードを用
いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号を拡
散コード間で１、０のパターンをランダムに変化させて
送信する請求項１から３のいずれかに記載のＣＤＭＡ方
式移動通信装置であり、チップ同期の追従性を改善し、
受信品質を向上させることができる。
【００１２】本発明の請求項５に記載の発明は、高速デ
ータ等を伝送するために、同時に複数の拡散コードを用
いて情報伝送を行うとき、拡散コードのパイロット信号
をフレーム毎に１、０のパターンをランダムに変化させ
るとともに、拡散コード間でも１、０のパターンをラン
ダムに変化させて送信する請求項１から３のいずれかに
記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ同期の
追従性を改善し、受信品質を向上させることができる。
ータ等を伝送するために、同時に複数の拡散コードを用
いて情報伝送を行うとき、拡散コードのパイロット信号
をフレーム毎に１、０のパターンをランダムに変化させ
るとともに、拡散コード間でも１、０のパターンをラン
ダムに変化させて送信する請求項１から３のいずれかに
記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置であり、チップ同期の
追従性を改善し、受信品質を向上させることができる。
【００１３】（実施の形態１）以下、本発明の実施の形
態について図面を参照して説明する。図１は本発明の実
施の形態１における移動通信装置の概略構成を示すもの
である。図１において、１は多重回路、２は送信データ
変換回路、３は拡散コード検出指定回路、４は変調回
路、５は拡散回路、６は加算回路、７は送信回路、８は
送信アンテナ、９は受信アンテナ、１０は受信回路、１
１は逆拡散回路、１２は復調回路、１３は受信データ変
換回路、１４はタイミング制御回路である。
態について図面を参照して説明する。図１は本発明の実
施の形態１における移動通信装置の概略構成を示すもの
である。図１において、１は多重回路、２は送信データ
変換回路、３は拡散コード検出指定回路、４は変調回
路、５は拡散回路、６は加算回路、７は送信回路、８は
送信アンテナ、９は受信アンテナ、１０は受信回路、１
１は逆拡散回路、１２は復調回路、１３は受信データ変
換回路、１４はタイミング制御回路である。
【００１４】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路１に入力され、送信信
号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割された
データは、送信データ変換回路２に入力され、拡散コー
ド検出指定回路３からの制御信号かまたはパイロット信
号を挿入するかどうかのオン、オフ信号をもとに、制御
信号がパイロット信号を付加してフレームを構成し、、
変調回路４において各種変調方式により変調され、拡散
回路５で符号拡散した後、加算回路６において拡散コー
ド多重を行い、送信回路７において所望のキャリア周波
数に変換され、送信アンテナ８から送信される。また、
受信側では、受信アンテナ９で受信された信号は、受信
回路１０でベースバンド信号に変換され、拡散コード毎
の逆拡散回路１１で拡散コードに応じて相関検出を行
い、さらに復調回路１２で内挿補間同期検波により拡散
コード毎の受信データが復調され、受信データ変換回路
１３で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離され
る。分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路１
で音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末
において所望の情報が得られる。タイミング制御回路１
４は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの
制御を行う。
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路１に入力され、送信信
号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割された
データは、送信データ変換回路２に入力され、拡散コー
ド検出指定回路３からの制御信号かまたはパイロット信
号を挿入するかどうかのオン、オフ信号をもとに、制御
信号がパイロット信号を付加してフレームを構成し、、
変調回路４において各種変調方式により変調され、拡散
回路５で符号拡散した後、加算回路６において拡散コー
ド多重を行い、送信回路７において所望のキャリア周波
数に変換され、送信アンテナ８から送信される。また、
受信側では、受信アンテナ９で受信された信号は、受信
回路１０でベースバンド信号に変換され、拡散コード毎
の逆拡散回路１１で拡散コードに応じて相関検出を行
い、さらに復調回路１２で内挿補間同期検波により拡散
コード毎の受信データが復調され、受信データ変換回路
１３で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離され
る。分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路１
で音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末
において所望の情報が得られる。タイミング制御回路１
４は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの
制御を行う。
【００１５】パイロット内挿型同期検波は、図６におい
て１パイロット区間で最初のパイロット信号で適応アル
ゴリズムを用いて回線推定を行う。次に最後のパイロッ
ト信号で適応アルゴリズムを用いて回線推定を行う。２
つの回線推定を行った結果を内挿してパイロット区間の
データを再生する。
て１パイロット区間で最初のパイロット信号で適応アル
ゴリズムを用いて回線推定を行う。次に最後のパイロッ
ト信号で適応アルゴリズムを用いて回線推定を行う。２
つの回線推定を行った結果を内挿してパイロット区間の
データを再生する。
【００１６】このように、本実施の形態１によれば、制
御信号を送信しない拡散コードは、図６に示すようにパ
イロット信号の周期が短くなり、内挿区間が短くなるこ
とにより、内挿補間同期検波の高速フェージングへの追
従性が向上し、復調データの受信品質が改善される。ま
た、従来のようなダミービットの挿入によるチップ同期
の追従性の劣化を低減することができる。
御信号を送信しない拡散コードは、図６に示すようにパ
イロット信号の周期が短くなり、内挿区間が短くなるこ
とにより、内挿補間同期検波の高速フェージングへの追
従性が向上し、復調データの受信品質が改善される。ま
た、従来のようなダミービットの挿入によるチップ同期
の追従性の劣化を低減することができる。
【００１７】（実施の形態２）図２は本発明の実施の形
態２における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図２において、２１は多重回路、２２は送信データ
変換回路、２３は制御信号検出回路、２４は拡散コード
検出指定回路、２５は変調回路、２６は拡散回路、２７
は加算回路、２８は送信回路、２９は送信アンテナ、３
０は受信アンテナ、３１は受信回路、３２は逆拡散回
路、３３は復調回路、３４は受信データ変換回路、３５
はタイミング制御回路である。
態２における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図２において、２１は多重回路、２２は送信データ
変換回路、２３は制御信号検出回路、２４は拡散コード
検出指定回路、２５は変調回路、２６は拡散回路、２７
は加算回路、２８は送信回路、２９は送信アンテナ、３
０は受信アンテナ、３１は受信回路、３２は逆拡散回
路、３３は復調回路、３４は受信データ変換回路、３５
はタイミング制御回路である。
【００１８】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路２１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路２２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路２３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡
散コードは、拡散コード検出指定回路２４からの制御信
号かまたはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、
オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロット信号を
付加してフレームを構成し、変調回路２５において各種
変調方式により変調され、拡散回路２６で符号拡散した
後、加算回路２７において拡散コード多重を行い、送信
回路２８において所望のキャリア周波数に変換され、送
信アンテナ２９から送信される。また、受信側では、受
信アンテナ３０で受信された信号は、受信回路３１でベ
ースバンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路
３２で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御
信号が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回
路２３からの現フレームが制御信号を挿入しているかま
たはパイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じ
て、復調回路３３で内挿補間同期検波により拡散コード
毎の受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡
散コード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調
され、受信データ変換回路３４で制御信号と拡散コード
毎の情報信号に分離される。分離された拡散コード毎の
情報信号は、多重回路２１で音声またはデータに変換さ
れ、音声またはデータ端末において所望の情報が得られ
る。タイミング制御回路３５は、移動通信装置の全タイ
ミングおよびシーケンスの制御を行う。
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路２１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路２２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路２３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡
散コードは、拡散コード検出指定回路２４からの制御信
号かまたはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、
オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロット信号を
付加してフレームを構成し、変調回路２５において各種
変調方式により変調され、拡散回路２６で符号拡散した
後、加算回路２７において拡散コード多重を行い、送信
回路２８において所望のキャリア周波数に変換され、送
信アンテナ２９から送信される。また、受信側では、受
信アンテナ３０で受信された信号は、受信回路３１でベ
ースバンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路
３２で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御
信号が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回
路２３からの現フレームが制御信号を挿入しているかま
たはパイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じ
て、復調回路３３で内挿補間同期検波により拡散コード
毎の受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡
散コード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調
され、受信データ変換回路３４で制御信号と拡散コード
毎の情報信号に分離される。分離された拡散コード毎の
情報信号は、多重回路２１で音声またはデータに変換さ
れ、音声またはデータ端末において所望の情報が得られ
る。タイミング制御回路３５は、移動通信装置の全タイ
ミングおよびシーケンスの制御を行う。
【００１９】このように、本実施の形態２によれば、制
御信号を送信する拡散コードについても制御信号を送信
しない場合は、図７に示すように送信しない拡散コード
と同様にパイロット信号の周期が短くなり、内挿区間が
短くなることにより、内挿補間同期検波の高速フェージ
ングへの追従性が向上し、復調データの受信品質が改善
される。また、従来のようなダミービットの挿入による
チップ同期の追従性の劣化を低減することができる。
御信号を送信する拡散コードについても制御信号を送信
しない場合は、図７に示すように送信しない拡散コード
と同様にパイロット信号の周期が短くなり、内挿区間が
短くなることにより、内挿補間同期検波の高速フェージ
ングへの追従性が向上し、復調データの受信品質が改善
される。また、従来のようなダミービットの挿入による
チップ同期の追従性の劣化を低減することができる。
【００２０】（実施の形態３）図３は本発明の実施の形
態３における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図３において、４１は多重回路、４２は送信データ
変換回路、４３は制御信号検出回路、４４は拡散コード
検出指定回路、４５はフレームパイロット生成回路、４
６は変調回路、４７は拡散回路、４８は加算回路、４９
は送信回路、５０は送信アンテナ、５１は受信アンテ
ナ、５２は受信回路、５３は逆拡散回路、５４は復調回
路、５５は受信データ変換回路、５６はタイミング制御
回路である。
態３における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図３において、４１は多重回路、４２は送信データ
変換回路、４３は制御信号検出回路、４４は拡散コード
検出指定回路、４５はフレームパイロット生成回路、４
６は変調回路、４７は拡散回路、４８は加算回路、４９
は送信回路、５０は送信アンテナ、５１は受信アンテ
ナ、５２は受信回路、５３は逆拡散回路、５４は復調回
路、５５は受信データ変換回路、５６はタイミング制御
回路である。
【００２１】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路４１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路４２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路４３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡
散コードは、拡散コード検出指定回路４４からの制御信
号かまたはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、
オフ信号をもとに、制御信号かまたはフレームパイロッ
ト生成回路４５からのフレーム毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させたパイロット信号を付加してフレー
ムを構成する。次いで、変調回路４６において各種変調
方式により変調され、拡散回路４７で符号拡散した後、
加算回路４８において拡散コード多重を行い、送信回路
４９において所望のキャリア周波数に変換され、送信ア
ンテナ５０から送信される。また、受信側では、受信ア
ンテナ５１で受信された信号は、受信回路５２でベース
バンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路５３
で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御信号
が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回路４
３からの現フレームが制御信号を挿入しているかまたは
パイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じて、
復調回路５４で内挿補間同期検波により拡散コード毎の
受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡散コ
ード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調され
る。復調回路５４では、フレームパイロット生成回路４
５からの送信と同一に１、０のパターンが変化するパイ
ロット信号を用いて回線推定を行う。復調された受信信
号は、受信データ変換回路５５で制御信号と拡散コード
毎の情報信号に分離される。分離された拡散コード毎の
情報信号は、多重回路４１で音声またはデータに変換さ
れ、音声またはデータ端末において所望の情報が得られ
る。タイミング制御回路５６は、移動通信装置の全タイ
ミングおよびシーケンスの制御を行う。
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路４１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路４２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路４３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡
散コードは、拡散コード検出指定回路４４からの制御信
号かまたはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、
オフ信号をもとに、制御信号かまたはフレームパイロッ
ト生成回路４５からのフレーム毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させたパイロット信号を付加してフレー
ムを構成する。次いで、変調回路４６において各種変調
方式により変調され、拡散回路４７で符号拡散した後、
加算回路４８において拡散コード多重を行い、送信回路
４９において所望のキャリア周波数に変換され、送信ア
ンテナ５０から送信される。また、受信側では、受信ア
ンテナ５１で受信された信号は、受信回路５２でベース
バンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路５３
で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御信号
が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回路４
３からの現フレームが制御信号を挿入しているかまたは
パイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じて、
復調回路５４で内挿補間同期検波により拡散コード毎の
受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡散コ
ード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調され
る。復調回路５４では、フレームパイロット生成回路４
５からの送信と同一に１、０のパターンが変化するパイ
ロット信号を用いて回線推定を行う。復調された受信信
号は、受信データ変換回路５５で制御信号と拡散コード
毎の情報信号に分離される。分離された拡散コード毎の
情報信号は、多重回路４１で音声またはデータに変換さ
れ、音声またはデータ端末において所望の情報が得られ
る。タイミング制御回路５６は、移動通信装置の全タイ
ミングおよびシーケンスの制御を行う。
【００２２】このように、本実施の形態３によれば、送
付するパイロット信号を１フレーム毎に１、０のパター
ンをランダムに変化させて送信するので、上記効果に加
えて、さらに受信品質を向上させることができる。
付するパイロット信号を１フレーム毎に１、０のパター
ンをランダムに変化させて送信するので、上記効果に加
えて、さらに受信品質を向上させることができる。
【００２３】（実施の形態４）図４は本発明の実施の形
態４における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図４において、６１は多重回路、６２は送信データ
変換回路、６３は制御信号検出回路、６４は拡散コード
検出指定回路、６５は拡散コード間パイロット生成回
路、６６は変調回路、６７は拡散回路、６８は加算回
路、６９は送信回路、７０は送信アンテナ、７１は受信
アンテナ、７２は受信回路、７３は逆拡散回路、７４は
復調回路、７５は受信データ変換回路、７６はタイミン
グ制御回路である。
態４における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図４において、６１は多重回路、６２は送信データ
変換回路、６３は制御信号検出回路、６４は拡散コード
検出指定回路、６５は拡散コード間パイロット生成回
路、６６は変調回路、６７は拡散回路、６８は加算回
路、６９は送信回路、７０は送信アンテナ、７１は受信
アンテナ、７２は受信回路、７３は逆拡散回路、７４は
復調回路、７５は受信データ変換回路、７６はタイミン
グ制御回路である。
【００２４】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路６１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路６２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路６３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたは拡散コ
ード間パイロット生成回路６４からの拡散コード毎に
１、０のパターンをランダムに変化させたパイロット信
号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡散コー
ドは、拡散コード検出指定回路６５からの制御信号かま
たはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、オフ信
号をもとに、制御信号かまたは拡散コード間パイロット
生成回路６４からの拡散コード毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させたパイロット信号を付加してフレー
ムを構成する。次いで、変調回路６６において各種変調
方式により変調され、拡散回路６７で符号拡散した後、
加算回路６８において拡散コード多重を行い、送信回路
６９において所望のキャリア周波数に変換され、送信ア
ンテナ７０から送信される。また、受信側では、受信ア
ンテナ７１で受信された信号は、受信回路７２でベース
バンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路７３
で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御信号
が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回路６
３からの現フレームが制御信号を挿入しているかまたは
パイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じて、
復調回路７４で内挿補間同期検波により拡散コード毎の
受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡散コ
ード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調され
る。復調回路７４では、拡散コード間パイロット生成回
路６４からの送信と同一に１、０のパターンが変化する
拡散コード毎に異なるパイロット信号を用いて回線推定
を行う。復調された受信信号は、受信データ変換回路７
５で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離される。
分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路６１で
音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末に
おいて所望の情報が得られる。タイミング制御回路７６
は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの制
御を行う。
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路６１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路６２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路６３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたは拡散コ
ード間パイロット生成回路６４からの拡散コード毎に
１、０のパターンをランダムに変化させたパイロット信
号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡散コー
ドは、拡散コード検出指定回路６５からの制御信号かま
たはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、オフ信
号をもとに、制御信号かまたは拡散コード間パイロット
生成回路６４からの拡散コード毎に１、０のパターンを
ランダムに変化させたパイロット信号を付加してフレー
ムを構成する。次いで、変調回路６６において各種変調
方式により変調され、拡散回路６７で符号拡散した後、
加算回路６８において拡散コード多重を行い、送信回路
６９において所望のキャリア周波数に変換され、送信ア
ンテナ７０から送信される。また、受信側では、受信ア
ンテナ７１で受信された信号は、受信回路７２でベース
バンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回路７３
で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制御信号
が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出回路６
３からの現フレームが制御信号を挿入しているかまたは
パイロット信号を挿入しているかの切替信号に応じて、
復調回路７４で内挿補間同期検波により拡散コード毎の
受信データが復調され、その他の拡散コードは、拡散コ
ード毎に内挿補間同期検波により受信データが復調され
る。復調回路７４では、拡散コード間パイロット生成回
路６４からの送信と同一に１、０のパターンが変化する
拡散コード毎に異なるパイロット信号を用いて回線推定
を行う。復調された受信信号は、受信データ変換回路７
５で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離される。
分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路６１で
音声またはデータに変換され、音声またはデータ端末に
おいて所望の情報が得られる。タイミング制御回路７６
は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケンスの制
御を行う。
【００２５】このように、本実施の形態４によれば、高
速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散コード
を用いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号
を拡散コード間で１、０のパターンをランダムに変化さ
せて送信するので、上記効果に加えて、さらに受信品質
を向上させることができる。
速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散コード
を用いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号
を拡散コード間で１、０のパターンをランダムに変化さ
せて送信するので、上記効果に加えて、さらに受信品質
を向上させることができる。
【００２６】（実施の形態５）図５は本発明の実施の形
態５における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図５において、８１は多重回路、８２は送信データ
変換回路、８３は制御信号検出回路、８４は拡散コード
検出指定回路、８５はパイロット生成回路、８６は変調
回路、８７は拡散回路、８８は加算回路、８９は送信回
路、９０は送信アンテナ、９１は受信アンテナ、９２は
受信回路、９３は逆拡散回路、９４は復調回路、９５は
受信データ変換回路、９６はタイミング制御回路であ
る。
態５における移動通信装置の概略構成を示すものであ
る。図５において、８１は多重回路、８２は送信データ
変換回路、８３は制御信号検出回路、８４は拡散コード
検出指定回路、８５はパイロット生成回路、８６は変調
回路、８７は拡散回路、８８は加算回路、８９は送信回
路、９０は送信アンテナ、９１は受信アンテナ、９２は
受信回路、９３は逆拡散回路、９４は復調回路、９５は
受信データ変換回路、９６はタイミング制御回路であ
る。
【００２７】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路８１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路８２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路８３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット生成回路８４からのフレーム毎および拡散コード毎
に１、０のパターンをランダムに変化させたパイロット
信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡散コ
ードは、拡散コード検出指定回路８５からの制御信号か
またはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、オフ
信号をもとに、制御信号かまたはパイロット生成回路８
４からのフレーム毎および拡散コード毎に１、０のパタ
ーンをランダムに変化させたパイロット信号を付加して
フレームを構成する。次いで、変調回路８６において各
種変調方式により変調され、拡散回路８７で符号拡散し
た後、加算回路８８において拡散コード多重を行い、送
信回路８９において所望のキャリア周波数に変換され、
送信アンテナ９０から送信される。また、受信側では、
受信アンテナ９１で受信された信号は、受信回路９２で
ベースバンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回
路９３で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制
御信号が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出
回路８３からの現フレームが制御信号を挿入しているか
またはパイロット信号を挿入しているかの切替信号に応
じて、復調回路９４で内挿補間同期検波により拡散コー
ド毎の受信データが復調され、その他の拡散コードは、
拡散コード毎に内挿補間同期検波により受信データが復
調される。復調回路９４では、パイロット生成回路８４
からの送信と同一のフレーム毎および拡散コード毎に
１、０のパターンが変化するパイロット信号を用いて回
線推定を行う。復調された受信信号は、受信データ変換
回路９５で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離さ
れる。分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路
８１で音声またはデータに変換され、音声またはデータ
端末において所望の情報が得られる。タイミング制御回
路９６は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケン
スの制御を行う。
説明する。まず送信側では、音声またはデータ端末から
の伝送されるベき情報が多重回路８１に入力され、送信
信号に応じて使用拡散コード分に分割される。分割され
たデータは、送信データ変換回路８２に入力され、制御
信号を送信する拡散コードは、制御信号検出回路８３か
らの制御信号かまたはパイロット信号を挿入するかどう
かのオン、オフ信号をもとに、制御信号かまたはパイロ
ット生成回路８４からのフレーム毎および拡散コード毎
に１、０のパターンをランダムに変化させたパイロット
信号を付加してフレームを構成し、その他の送信拡散コ
ードは、拡散コード検出指定回路８５からの制御信号か
またはパイロット信号を挿入するかどうかのオン、オフ
信号をもとに、制御信号かまたはパイロット生成回路８
４からのフレーム毎および拡散コード毎に１、０のパタ
ーンをランダムに変化させたパイロット信号を付加して
フレームを構成する。次いで、変調回路８６において各
種変調方式により変調され、拡散回路８７で符号拡散し
た後、加算回路８８において拡散コード多重を行い、送
信回路８９において所望のキャリア周波数に変換され、
送信アンテナ９０から送信される。また、受信側では、
受信アンテナ９１で受信された信号は、受信回路９２で
ベースバンド信号に変換され、拡散コード毎の逆拡散回
路９３で拡散コードに応じて相関検出を行い、さらに制
御信号が埋め込まれている拡散コードは、制御信号検出
回路８３からの現フレームが制御信号を挿入しているか
またはパイロット信号を挿入しているかの切替信号に応
じて、復調回路９４で内挿補間同期検波により拡散コー
ド毎の受信データが復調され、その他の拡散コードは、
拡散コード毎に内挿補間同期検波により受信データが復
調される。復調回路９４では、パイロット生成回路８４
からの送信と同一のフレーム毎および拡散コード毎に
１、０のパターンが変化するパイロット信号を用いて回
線推定を行う。復調された受信信号は、受信データ変換
回路９５で制御信号と拡散コード毎の情報信号に分離さ
れる。分離された拡散コード毎の情報信号は、多重回路
８１で音声またはデータに変換され、音声またはデータ
端末において所望の情報が得られる。タイミング制御回
路９６は、移動通信装置の全タイミングおよびシーケン
スの制御を行う。
【００２８】このように、本実施の形態５によれば、高
速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散コード
を用いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号
をフレーム毎に１、０のパターンをランダムに変化させ
るとともに、拡散コード間でも１、０のパターンをラン
ダムに変化させて送信するので、上記効果に加えて、さ
らに受信品質を向上させることができる。
速データ等を伝送するために、同時に複数の拡散コード
を用いて情報伝送を行うとき、送信するパイロット信号
をフレーム毎に１、０のパターンをランダムに変化させ
るとともに、拡散コード間でも１、０のパターンをラン
ダムに変化させて送信するので、上記効果に加えて、さ
らに受信品質を向上させることができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、送信拡散コードにおいて送信すべき制御信号が
ないフレームでは制御信号をパイロット信号とし、１拡
散コードを越える高速データ等を伝送する場合は、制御
信号を送信しない拡散コードにおいて制御信号をパイロ
ット信号として送信することにより、制御信号を送信し
ない拡散コードの内挿補間同期検波の高速フェージング
への追従性を改善することができ、またパイロット信号
をフレーム毎、拡散コード間でランダム化して送信する
ことにより、チップ同期の追従性を改善することができ
るという効果を有する。
ように、送信拡散コードにおいて送信すべき制御信号が
ないフレームでは制御信号をパイロット信号とし、１拡
散コードを越える高速データ等を伝送する場合は、制御
信号を送信しない拡散コードにおいて制御信号をパイロ
ット信号として送信することにより、制御信号を送信し
ない拡散コードの内挿補間同期検波の高速フェージング
への追従性を改善することができ、またパイロット信号
をフレーム毎、拡散コード間でランダム化して送信する
ことにより、チップ同期の追従性を改善することができ
るという効果を有する。
【図１】本発明の実施の形態１におけるＣＤＭＡ方式移
動通信装置の概略構成を示すブロック図
動通信装置の概略構成を示すブロック図
【図２】本発明の実施の形態２におけるＣＤＭＡ方式移
動通信装置の概略構成を示すブロック図
動通信装置の概略構成を示すブロック図
【図３】本発明の実施の形態３におけるＣＤＭＡ方式移
動通信装置の概略構成を示すブロック図
動通信装置の概略構成を示すブロック図
【図４】本発明の実施の形態４におけるＣＤＭＡ方式移
動通信装置の概略構成を示すブロック図
動通信装置の概略構成を示すブロック図
【図５】本発明の実施の形態５におけるＣＤＭＡ方式移
動通信装置の概略構成を示すブロック図
動通信装置の概略構成を示すブロック図
【図６】本発明の実施の形態１におけるフレーム構成図
【図７】本発明の実施の形態２におけるフレーム構成図
【図８】従来例におけるＣＤＭＡ方式移動通信装置の概
略構成を示すブロック図
略構成を示すブロック図
【図９】従来例におけるフレーム構成図
【符号の説明】 １、２１、４１、６１、８１ 多重回路 ２、２２、４２、６２、８２ 送信データ変換回路 ３、２４、４４、６４ ８４ 拡散コード検出指定回路 ４、２５、４６、６６、８６ 変調回路 ５、２６、４７、６７、８７ 拡散回路 ６、２７、４８、６８、８８ 加算回路 ７、２８、４９、６９、８９ 送信回路 ８、２９、５０、７０、９０ 送信アンテナ ９、３０、５１、７１、９１ 受信アンテナ １０、３１、５２、７２、９２ 受信回路 １１、３２、５３、７３、９３ 逆拡散回路 １２、３３、５４、７４、９４ 復調回路 １３、３４、５５、７５、９５ 受信データ変換回路 １４、３５、５６、７６、９６ タイミング制御回路 ２３、４３、６３、８３ 制御信号検出回路 ４５ フレームパイロット生成回路 ６５ 拡散コード間パイロット生成回路 ８５ パイロット生成回路
Claims (5)
- 【請求項１】 パイロット内挿型のＣＤＭＡ方式移動通
信において、高速データ等を伝送するために、同時に複
数の拡散コードを用いて情報伝送を行うとき、送信すべ
き制御信号は１拡散コードのみを使用して送信を行い、
その他の拡散コードにおける制御信号はパイロット信号
として送信するＣＤＭＡ方式移動通信装置。 - 【請求項２】 制御信号を送信する拡散コードにおいて
送信すべき制御信号がない場合、制御信号をパイロット
信号として送信する請求項１記載のＣＤＭＡ方式移動通
信装置。 - 【請求項３】 送信すべきパイロット信号をフレーム毎
に１、０のパターンをランダムに変化させて送信する請
求項１記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置。 - 【請求項４】 高速データ等を伝送するために、同時に
複数の拡散コードを用いて情報伝送を行うとき、送信す
るパイロット信号を拡散コード間で１、０のパターンを
ランダムに変化させて送信する請求項１から３のいずれ
かに記載のＣＤＭＡ方式移動通信装置。 - 【請求項５】 高速データ等を伝送するために、同時に
複数の拡散コードを用いて情報伝送を行うとき、拡散コ
ードのパイロット信号をフレーム毎に１、０のパターン
をランダムに変化させるとともに、拡散コード間でも
１、０のパターンをランダムに変化させて送信する請求
項１から３のいずれかに記載のＣＤＭＡ方式移動通信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113973A JPH09298489A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | Ｃｄｍａ方式移動通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113973A JPH09298489A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | Ｃｄｍａ方式移動通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09298489A true JPH09298489A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14625864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113973A Pending JPH09298489A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | Ｃｄｍａ方式移動通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09298489A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6553018B1 (en) | 1998-03-18 | 2003-04-22 | Nec Corporation | Method and apparatus for adjusting transmission power of a CDMA terminal |
| US6977956B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-12-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pilot signal reception method and receiver |
| US7301991B2 (en) | 1999-04-02 | 2007-11-27 | Ntt Docomo, Inc. | Fading frequency decision device and method |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113973A patent/JPH09298489A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6553018B1 (en) | 1998-03-18 | 2003-04-22 | Nec Corporation | Method and apparatus for adjusting transmission power of a CDMA terminal |
| USRE40553E1 (en) * | 1998-03-18 | 2008-10-28 | Nec Corporation | Method and apparatus for adjusting transmission power of CDMA terminal |
| US7301991B2 (en) | 1999-04-02 | 2007-11-27 | Ntt Docomo, Inc. | Fading frequency decision device and method |
| US7929592B1 (en) | 1999-04-02 | 2011-04-19 | Ntt Docomo, Inc. | Channel estimation device and method, demodulation device and method, and fading frequency decision device and method |
| US8295332B2 (en) | 1999-04-02 | 2012-10-23 | Ntt Docomo, Inc. | Channel estimation device and method, demodulation device and method, and fading frequency decision device and method |
| US6977956B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-12-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pilot signal reception method and receiver |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050726 |