JPH09297243A - 光ファイバ心線接続部の補強部材及び補強器 - Google Patents

光ファイバ心線接続部の補強部材及び補強器

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JPH09297243A
JPH09297243A JP8109851A JP10985196A JPH09297243A JP H09297243 A JPH09297243 A JP H09297243A JP 8109851 A JP8109851 A JP 8109851A JP 10985196 A JP10985196 A JP 10985196A JP H09297243 A JPH09297243 A JP H09297243A
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啓司 大阪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなスペースをとらず、複数の心線接続部
を簡便な操作で一括補強することのできる補強部材を提
供する。 【解決手段】 本発明に係る補強部材は、光ファイバ心
線の接続部を保護するための熱収縮性チューブ(3)
と、この熱収縮性チューブ内に収容され、熱収縮性チュ
ーブの軸にほぼ沿って熱収縮性チューブの内面と間隔を
あけながら延びる抗張力体(8)と、熱収縮性チューブ
内に収容され、加熱による溶融後に熱収縮性チューブ及
び抗張力体間を充填し、光ファイバ心線、熱収縮性チュ
ーブ及び抗張力体を一体化する熱溶融性接着剤(4a及
び4b)とを備えている。この補強部材は、熱収縮性チ
ューブ内に、光ファイバ心線をガイドしてこの補強部材
を貫通させる心線ガイド部(4a及び4bの中空部)が
別個に複数設けられていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ心線の
接続技術に関し、特に、心線接続部を有する複数の光フ
ァイバ心線を一括して補強する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図6
は、光ファイバ心線接続部を補強する部材の従来例を示
す斜視図である。この補強部材150は、二本の光ファ
イバ心線1′及び1″を接続してなる光ファイバ心線1
の接続部2を包囲するものであり、外チューブである熱
収縮性チューブ3の中に、チューブ状の熱溶融性接着剤
(以下、「熱溶融性接着チューブ」と呼ぶ。)4、及び
弓形の断面を有する柱状の抗張力体5が配置された構造
をしている。この補強部材150を用いて光ファイバ心
線1の接続部2を補強するためには、まず、接続前の光
ファイバ心線1′及び1″の一方を熱収縮性チューブ3
及び熱溶融性接着チューブ4に通してから他方と融着等
により接続する。次に、接続により得られた一本の光フ
ァイバ心線1に沿って補強部材60をスライドさせて接
続部2に運び、図6に示されるように、接続部2が熱溶
融性接着チューブ4内に収容されて、このチューブのほ
ぼ中央に位置するようにする。
【0003】次いで、補強部材150をヒータ等の加熱
手段を用いて加熱することにより、熱収縮性チューブ3
を熱収縮させ、チューブ内の体積を減らす。同時に、熱
溶融性接着チューブ4は溶融して熱収縮性チューブ3の
内部(熱収縮性チューブ3と抗張力体5との間隙)を充
填し、光ファイバ心線1の外周面を包囲する。この後、
補強部材150を冷却すると接着剤が固化し、これによ
って、接続部2を含む光ファイバ心線1、抗張力体5及
び熱収縮性チューブ3が一体化する。以上により、光フ
ァイバ心線1の接続部2の補強が完了する。なお、抗張
力体5は、脆性体である光ファイバの曲げによる破壊を
防止している。
【0004】図6の補強部材を用いた補強方法は、光フ
ァイバ心線の一接続部を一補強部材によって補強するも
のであり、補強対象の光ファイバ心線には、図6のよう
な単心の光ファイバ心線のみならず、複数の光ファイバ
を一列に配置したテープ状光ファイバ心線等も含まれ
る。この多心テープ状光ファイバ心線を補強する技術に
関しては、特開昭64−32208号公報に開示があ
る。
【0005】しかしながら、光ファイバ心線を用いて光
ファイバ通信網を構築する場合などでは、光ファイバ心
線を複数本同一箇所にて接続・補強してから、全接続部
を接続箱に一括して収納する作業が行われている。この
とき、上記のように一接続部を一補強部材で補強する方
法で複数の光ファイバ心線接続部を補強するためには、
多数の補強部を収納する大きな接続箱が必要となり、省
スペースの観点から好ましくない。これを改善するた
め、光ファイバ心線を高密度に収納するように、接続部
を有する複数の心線を一つの補強部材の単一の熱溶融性
接着チューブ(図の符号4)の中空部に挿入したので
は、接着チューブ内で心線同士がからみ合い、強度劣化
や破断のおそれが高まるなど、信頼性を損なう可能性が
ある。
【0006】これに対し、図7に示されるように、数本
の光ファイバ心線を平行に一列に配置し保持する整列治
具6a、bを用いて複数の接続部2を一括して補強する
方法も考案されている。この方法では、接続しようとす
る個々の光ファイバ心線1′、1″をそれぞれ整列治具
6a、6bによって一括して固定してから、光ファイバ
心線1′及び1″のいずれか一方を補強部材151に通
して、この後、他方の光ファイバ心線と接続する。次
に、補強部材151をスライドさせて接続部2に運び、
全ての接続部2が熱収縮性チューブ3と抗張力体5との
間隙7に収容されるようにしてから、間隙7に熱収縮性
のチューブ内面に配した接着剤を溶融,充填するか、熱
収縮性チューブとは別に接着剤を注入、充填して固化さ
せる。これにより、光ファイバ心線接続部の補強が完了
する。なお、このような方式の補強技術は、特開昭63
−194208号公報などに開示されている。
【0007】また、複数の接続部を、仕切を設けた立体
的な補強箱に配置し、接着剤を注入する方法が特開昭5
6−142506号に開示されている。
【0008】しかしながら、これらの方法では、整列治
具を各光ファイバ心線に取り付けたり、接着剤を注入す
るという作業を含むため、作業の熟練が必要であり、ま
た、補強に要する工程数も増えるため、作業能率が悪い
という問題点がある。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、複数の光ファイバ心線の接続部を一括
して補強するための補強部材であって、大きなスペース
をとらず、簡便な操作で容易に心線接続部を補強するこ
とのできる補強部材を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、複数の心線接続部を一括
して補強する際に使用する補強器であって、心線接続部
の補強を好適に行うことを可能にする装置を提供するこ
とをも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る光ファイバ心線接続部補強部材は、
(a)光ファイバ心線の接続部を保護するための熱収縮
性チューブと、(b)この熱収縮性チューブ内に収容さ
れ、熱収縮性チューブの軸にほぼ沿って熱収縮性チュー
ブの内面と間隔をあけながら延びる抗張力体と、(c)
熱収縮性チューブ内に収容され、加熱による溶融後に熱
収縮性チューブ及び抗張力体間を充填し、光ファイバ心
線、熱収縮性チューブ及び抗張力体を一体化する熱溶融
性接着剤と、を備えており、上記の熱収縮性チューブ内
に、光ファイバ心線をガイドしてこの補強部材を貫通さ
せる心線ガイド部が別個に複数設けられていることを特
徴としている。
【0012】ここで、上記の熱溶融性接着剤は、熱収縮
性チューブと抗張力体との間に挿入され、熱収縮性チュ
ーブの軸にほぼ沿って延びるチューブ状接着剤であって
も良く、上記の心線ガイド部は、このチューブ状接着剤
の中空部であっても良い。
【0013】また、上記の抗張力体は、熱収縮性チュー
ブの内径にほぼ等しい横幅を有する平板であり、上記の
チューブ状接着剤は、この平板抗張力体の上面と熱収縮
性チューブの内面との間、及びこの平板抗張力体の下面
と熱収縮性チューブの内面との間に挿入されていても良
い。
【0014】本発明に係る補強部材によれば、各心線ガ
イド部に一本ずつ光ファイバ心線を通して各心線が有す
る接続部を補強することで、複数の接続部を単一の補強
部材によって一括して補強することができる。抗張力体
の形状や大きさを調節することにより、単一の接続部を
補強するタイプの従来の補強部材を用いる場合に比べ
て、一心線あたりに要する補強部材の断面積を低減する
ことができるので、これによって、補強後の光ファイバ
心線をより高密度に収納することが可能となる。また、
各光ファイバ心線を収容するガイド部は、それぞれ別個
に設けられているので、単一のチューブ内に複数の心線
を収容するタイプの従来の補強部材と異なり、光ファイ
バ心線同士がからみ合うことがない。
【0015】次に、本発明に係る光ファイバ心線接続部
補強器の第一の態様は、接続部を含む光ファイバ心線を
複数収容してこれらの接続部を補強する補強部材を加熱
することによりこれらの接続部を補強する補強器であっ
て、各光ファイバ心線を個別に把持して引っ張る心線引
張部を備えることを特徴としている。
【0016】ここで、上記の心線引張部は、各光ファイ
バ心線を個別に把持する複数のクランプと、これらのク
ランプを所定方向に沿って移動させることによりこれら
のクランプの各々が各光ファイバ心線を引っ張るように
するクランプ移動機構と、を備えるものであっても良
い。
【0017】本発明に係る補強器の第一の態様によれ
ば、各光ファイバ心線を個別に把持して引っ張るため、
一部の光ファイバ心線にのみ緩みが生じている場合で
も、各光ファイバ心線を一括把持して引っ張るときのよ
うに、緩みのない光ファイバ心線に引張応力が集中する
ようなことはない。従って、この補強器によれば、光フ
ァイバ心線の緩みを好適に除去することができ、この
後、補強部材を加熱することで、光ファイバ心線接続部
を好適に補強することができる。
【0018】次に、本発明に係る光ファイバ心線接続部
補強器の第二の態様は、接続部を含む光ファイバ心線を
複数収容してこれらの接続部を補強する補強部材を加熱
することによりこれらの接続部を補強する光ファイバ心
線接続部の補強器であって、この補強部材を加熱する手
段が、自身の一端から他端に延びる溝であって補強部材
が埋設されうる溝を有し、この溝の内面を通じて熱を放
射する放熱部を備えていることを特徴としている。
【0019】ここで、上記の溝は、略U字形又は略V字
形の断面を有するものであっても良い。
【0020】本発明に係る補強器の第二の態様によれ
ば、上記の溝に補強部材を埋設して加熱を行うことによ
り、平坦な上面を介して放熱する従来の補強器よりも均
一に補強部材の加熱を行うことができ、これによって、
好適な接続部の補強が可能になる。この補強器は、複数
の光ファイバ心線が補強部材の軸に対して対称に配置さ
れている場合などに、特に有用である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明に
おいて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。また、図面の寸法比率は説明のものと必ず
しも一致していない。
【0022】図1(a)は、本発明に係る光ファイバ心
線接続部補強部材の好適な実施形態を示す全体斜視図で
あり、この補強部材には符号50が付されている。補強
部材50は、光ファイバ心線接続部を覆うための熱収縮
性チューブ3を備えており、この熱収縮性チューブ3の
中空部には、チューブ3の軸に沿って延びる平板状の抗
張力体8が収容されている。この抗張力体8は、熱収縮
性チューブ3の内径にほぼ等しい横幅を有しており、チ
ューブ3と中心軸をほぼ一致させながらチューブ3内に
挿入されている。
【0023】熱収縮性チューブ3の内面上部と抗張力体
8の上面との間には、熱収縮性チューブ3の軸に沿って
延びるチューブ状の熱溶融性接着剤(接着チューブ)4
aが挿入されており、補強すべき接続部を有する光ファ
イバ心線をこのチューブの中空部に挿入できるようにな
っている。この熱溶融性接着チューブ4aは、ほぼ楕円
形の断面を有しており、その短軸が抗張力体8の上面と
ほぼ直交するように配置されている。また、この楕円断
面は、接着チューブ4aを挿入したときにチューブ4a
が抗張力体8と熱収縮性チューブ3との間で保持されう
るような長さの短径を有している。従って、接着チュー
ブ4aは、抗張力体8と熱収縮性チューブ3との間に挿
入することで、緩く保持されるようになっている。
【0024】抗張力体8の下面と熱収縮性チューブ3の
内面下部との間には、上記の接着チューブ4aと同様の
接着チューブ(チューブ状熱溶融性接着剤)4bが、抗
張力体8を挟んで接着チューブ4aとほぼ対称に挿入さ
れている。
【0025】このように、本実施形態の補強部材50
は、2本の熱溶融性接着チューブ4a、4bを備えてお
り、この各々に、補強すべき接続部を有する光ファイバ
心線を挿入することができるようになっている。従っ
て、補強部材50によれば、単一の補強部材によって、
複数の光ファイバ心線接続部を一括して補強することが
できる。単一の補強部材で単一の接続部を補強する従来
の方法(図6)では、一つの補強部材に一本の心線を挿
入しては次の補強部材を用意して次の心線を挿入すると
いう作業が行われるが、本実施形態の補強部材50を使
用すると、新たな補強部材を用意する頻度を減らすこと
ができるので、その分だけ補強作業時間を短縮すること
ができる。また、熱収縮性チューブ及び抗張力体を、複
数の心線で共有するような構造をしているため、部品を
節約できるという利点もある。抗張力体8の横幅や厚さ
を調節すれば、補強部材50の断面積を従来の補強部材
の2倍よりも小さくすることができるので、従来の補強
部材を用いて単一の心線接続部を単一の補強部材で補強
する場合よりも、一心線あたりに必要な補強部材の断面
積が少なくてすみ、光ファイバ心線接続部を高密度に収
納することができる。
【0026】また、補強部材50では、心線を収容する
接着チューブが各心線ごとに用意されており、一つの接
着チューブに一本の光ファイバ心線を挿入するようにな
っているので、複数の心線を単一の接着チューブ内に収
容する方式に比べて、熱収縮性チューブ3の収縮時に心
線同士がからみ、強度劣化や破断を起こすという危険を
少なくすることができる。
【0027】さらに、補強部材50によれば、整列治具
を用いる必要がなく、接着剤を熱収縮性チューブ3内に
注入する作業も必要ないので、補強作業が簡便である。
このため、複数の心線接続部を一度に一括して補強でき
るという上述の利点と相まって、補強作業の効率性を高
め、作業時間を短縮することができる。
【0028】なお、図1(a)の補強部材は、二本の光
ファイバ心線の接続部を一括補強するものであったが、
抗張力体の形状や接着チューブの配置を調節すること
で、より多数の光ファイバ心線接続部を一括補強するこ
とも可能である。例えば、図1(b)のように、熱収縮
性チューブ3内に断面が正方形の柱状抗張力体9を挿入
し、この抗張力体9の各側面と熱収縮性チューブ3の内
面との間に接着チューブ4a〜4dを挿入すれば、四本
の光ファイバ心線の接続部を一括補強することができ
る。
【0029】また、本実施形態では、チューブ状に加工
した熱溶融性接着剤の中空部を、光ファイバ心線を挿入
して熱収縮性チューブを貫通させるための心線ガイド部
として用いているが、光ファイバ心線をガイドして熱収
縮性チューブを貫通させるものであれば、他の形態のも
のであっても良い。例えば、図2のように、板状の熱溶
融性接着剤34a、bの表面に、熱収縮性チューブ3の
軸方向に延び、矩形状の断面を有する溝36a、bを設
け、これを心線ガイド部としても良い。なお、図2にお
いて、符号30a、bは、テープ状光ファイバ心線を表
している。また、熱溶融性接着剤に心線ガイド部を設け
る代わりに、抗張力体に心線ガイド部(溝など)を設け
ることも可能である。
【0030】次に、図3〜図5を参照しながら、本発明
に係る補強部材を用いて光ファイバ心線接続部を補強す
る方法を説明する。ここで、図3(a)は、補強部材1
6を加熱して心線接続部を補強する補強器60を示す部
分切り欠き概略平面図であり、図3(b)は、同じ補強
器60を示す部分切り欠き概略分解側面図である。図3
(b)に示されるように、以下では、補強すべき接続部
を有する光ファイバ心線が4心のテープ状光ファイバ心
線30a、30bである場合を取り上げて、補強方法を
説明する。ここで用いる補強部材16は、上記の補強部
材50とほぼ同様の構造を有しているが、補強部材に挿
入されるものがテープ状光ファイバ心線であることか
ら、接着チューブの中空部の大きさがテープ状光ファイ
バ心線用に調節されている。なお、これらの図では、簡
単のため、補強部材16中の抗張力体及び熱溶融性接着
チューブが省略されている。また、図3(a)では、図
3(b)に示されている箱形の風防38が省略されてい
る。
【0031】図示の補強器60は、箱形の匡体62の上
面に設置されたヒータ17と、匡体62に取り付けられ
た固定クランプ64と、匡体62から突出した可動クラ
ンプ70a及び70bと、匡体62内に設置され、この
可動クランプ70a、70bを匡体62の平坦な上面と
ほぼ平行に移動させる可動機構部74とを備えている。
このヒータ17の上部にはヒータ17の縦方向に延びる
溝18が設けられており、補強部材16は、この溝18
に埋設されるようになっている。ヒータ17の周囲に
は、ヒータ17を包囲して外気と遮断することで、ヒー
タ17による加熱効率を高める透明な風防38が設置さ
れている。固定クランプ64は、接続済みの2本のテー
プ状光ファイバ心線30a、30bを同一箇所で一括し
て挟持するようになっている。これに対し、可動クラン
プ70a、bは、それぞれ別個にテープ状光ファイバ心
線30a、bを挟持するようになっている。この可動ク
ランプ70a、bは、クランプ部71a、bと、このク
ランプ部71a、bの下部に取り付けられ、匡体62の
上面とほぼ垂直に延びるクランプアーム72a、bとを
備えている。これらのクランプアーム72a、bは、そ
れぞれ、匡体62の内部で、バネ79a、bを介して可
動板76に連結されている。また、可動板76は、連結
バー77、78を介して可動板75に連結されている。
【0032】図示しないモータ等の駆動装置によって可
動板75が矢印80の方向に動かされると、可動板75
に連結された可動板76も矢印80の方向に移動し、こ
れに伴ってバネ79a、bが矢印80の方向に伸びる。
このバネの伸びにより、可動板76の移動量、すなわち
バネの伸び量に応じた引張応力が、クランプアーム72
a、b及びクランプ部71a、bを介してテープ状光フ
ァイバ心線30a、bの各接続部2a、bに加えられる
ようになる。
【0033】この補強器60では、各テープ状光ファイ
バ心線30a、bは、対応するクランプ70a、bによ
って個別にクランプされており、それぞれのクランプア
ーム72a、bに取り付けられた別個のバネ79a、b
を介して引張応力が付与される。このため、両テープ状
光ファイバ心線を一括把持して引っ張る場合と異なり、
一方のテープ状光ファイバ心線のみが緩んでいた場合に
も、他方のテープ状光ファイバ心線に応力が集中するこ
とはない。また、各テープ状光ファイバ心線を個別に把
持して引っ張ることで、接続部を引っ張りスクリーニン
グする場合に破断時の判別がしやすいという利点も生ま
れる。
【0034】なお、上記の可動機構部74では、可動板
75と各クランプアーム72a、bとの間にバネを取り
付けても良く、この場合は、バネを縮ませることによっ
て接続部2a、bに応力が付与される。
【0035】次に、図4は、図3(a)のA−A線に沿
ったヒータ17、並びに補強部材16及びテープ状光フ
ァイバ心線30a、30bの断面を示す図である。ヒー
タ17は、V字形の断面を有する溝であってヒータ17
の縦方向に沿って延びる溝18を備えている。心線接続
部2a、bを包囲するように補強部材16が装着された
テープ状光ファイバ心線30a、bは、補強部材16が
このV溝18に埋設されるようにして補強器60にセッ
トされる。
【0036】接続部2a、bを補強する際には、V溝1
8の側壁から熱が放射され、これによって、補強部材1
6が加熱される。このように、本実施形態の補強器60
は、補強部材16の下方及び両側方を覆う放熱部によっ
て加熱を行うので、平坦な放熱面上に補強部材を載置し
て加熱する通常のヒータ27(図4(c))よりも効率
良く、また、ほぼ均一に加熱を行うことができる。ま
た、V溝の開口部からチューブ状接着剤4a、bの溶け
具合を観察することもできる。
【0037】上記のヒータ17では、V溝18内に補強
部材16を埋設して加熱するようになっていたが、この
V溝18の代わりに、図4(b)に示すように、断面が
略U字形の溝(U溝)19を縦方向に沿って形成し、こ
のU溝19の内面を通して補強部材を加熱するようにし
ても良い。より一般的に言えば、補強部材を埋設するこ
とができるような凹状の放熱部であってその内面から熱
を放射して補強部材を加熱することができるようなもの
を有する加熱手段を補強器が備えていれば、均一で効率
の良い加熱を行うことができ、好適である。
【0038】次に、図5(a)〜(d)を参照しなが
ら、テープ状光ファイバ心線30a、bの接続部の一括
補強に先立って、これらのテープ状光ファイバ心線を補
強器60にセットする手順を説明する。このセット作業
は、テープ状光ファイバ心線の接続作業と並行して行う
ことができる。
【0039】二本のテープ状光ファイバ心線30a、b
を補強器60にセットするためには、まず、各テープ状
光ファイバ心線をそれぞれ補強部材16の熱溶融性接着
チューブ4a、4bに挿入し、補強部材16を貫通させ
る。次に、テープ状光ファイバ心線30a、bのいずれ
か(ここでは、30aとする)の一端を、接続すべき他
のテープ状光ファイバ心線と融着等の方法によって接続
する。接続を終えたテープ状光ファイバ心線30aは、
補強器60に仮置きされる(図5(a))。このとき、
テープ状光ファイバ心線30aは補強器60の固定クラ
ンプ64及び可動クランプ70aによって二箇所で挟持
され、これらの挟持箇所間に位置する部分は、ヒータ1
7のV溝18に収容される。一方、テープ状光ファイバ
心線30b、及びこのテープ状光ファイバ心線30bと
接続すべき相手方のテープ状光ファイバ心線30b′
は、いずれのクランプによっても挟持されていない。
【0040】次に、テープ状光ファイバ心線30bと3
0b′を接続した後(以下では、接続後のテープ状光フ
ァイバ心線を符号30bで表す)、図5(b)に示され
るように、一本となったテープ状光ファイバ心線30b
を固定クランプ64及び可動クランプ70bによって挟
持する。このとき、テープ状光ファイバ心線30bの接
続部2bは、テープ状光ファイバ心線30aの接続部2
aとそろえた状態でヒータ17のV溝18内に収容され
る。次いで、補強器60の各クランプとは別個に用意さ
れた外部クランプ90によって、テープ状光ファイバ心
線30a、bを、補強器60の外側で一括して挟持す
る。これによって、テープ状光ファイバ心線30a、b
は、補強部材16の両側で一括保持されることになる。
【0041】補強器60を用いて接続部2a、bの補強
をする際には、図5(c)のように、テープ状光ファイ
バ心線30a、bのうち可動クランプ70a、bによる
挟持箇所の外側の部位24a、bを手で押さえながら、
補強器60の各クランプをはずし、補強部材16をテー
プ状光ファイバ心線に沿ってスライドさせて接続部2
a、bまで移動させる。これによって、各テープ状光フ
ァイバ心線の接続部2a、bを補強部材16に収容した
ら、図5(d)のように、各テープファイバ心線の部位
24a、bを手で把持しながら、各テープ状光ファイバ
心線30a、bを、固定クランプ64及び可動クランプ
70a、bによって挟持させ、この後、外部クランプ9
0の挟持を解除する。これにより、図2に示すように、
各テープ状光ファイバ心線30a、bを、各接続部2
a、bが補強部材16内でそろった状態で補強器60に
セットすることができる。
【0042】次に、ヒータ17による加熱の前に、補強
器60を用いてテープ状光ファイバ心線30a、bの引
っ張りスクリーニング試験を行う。これは、不良なテー
プ状光ファイバ心線を補強する無駄を避けるためであ
る。具体的には、可動機構部74によって各クランプ部
71a、bを図3(b)の矢印の方向に移動させること
で、各テープ状光ファイバ心線を引っ張り、これによっ
て、両テープ状光ファイバ心線のスクリーニング試験を
行う。
【0043】スクリーニング試験で不良が発見されなか
った場合には、上述のヒータ17によって補強部材16
を加熱し、各テープ状光ファイバ心線の接続部2a、b
を一括して補強する。すなわち、補強部材16を加熱す
ることで、熱収縮性チューブ3が熱収縮し、かつ、接着
チューブ4a、bが溶融する。加熱後、テープ状光ファ
イバ心線30a、bを冷却することで、熱収縮性チュー
ブ3、抗張力体8、及びテープ状光ファイバ心線の接続
部2a、bが接着剤によって一体化する。熱収縮性チュ
ーブ3が接続部2a、bを包囲し、接着剤が接続部2
a、bを熱収縮性チューブ3内にしっかりと固定し、抗
張力体8がテープファイバ30a、bの曲げによる破壊
を防止することで、接続部2a、bが補強される。この
点は、従来と同様である。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る補強部材によれば、複数の接続部を単一の補強部材に
よって一括して補強し、補強後の光ファイバ心線をより
高密度に収納することができるので、光通信網の拡大に
あたって特に有用である。また、各光ファイバ心線を収
容するガイド部が別個に設けられているので、心線同士
がからみ合うことがなく、強度劣化や破断を起こすとい
う危険をなくして、信頼性の高い補強を行うことができ
る。さらに、本発明の補強部材によれば、整列治具を用
いる必要がなく、接着剤を注入する作業も必要ないの
で、補強作業が簡便であり、作業時間を短縮することが
できる。
【0045】次に、本発明に係る光ファイバ心線接続部
補強器のうち、各光ファイバ心線を個別に把持して引っ
張る心線引張部を備えるものによれば、一部の光ファイ
バ心線にのみ緩みが生じている場合でも緩みのない光フ
ァイバ心線に引張応力が集中するようなことはなく、心
線の緩みを好適に除去して心線接続部を好適に補強する
ことができる。
【0046】また、本発明に係る光ファイバ心線接続部
補強器のうち、補強部材を埋設することのできる溝の内
面を通じて補強部材を加熱するものによれば、この溝に
補強部材を埋設して加熱を行うことにより、従来よりも
均一に補強部材の加熱を行うことができ、心線接続部を
好適に補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ心線接続部補強部材の
好適な実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る補強部材の他の実施形態を示す断
面図である。
【図3】図3(a)は、補強部材16を加熱して心線接
続部を補強する補強器70を示す部分切り欠き概略平面
図であり、図3(b)は、同じ補強器70を示す部分切
り欠き概略分解側面図である。
【図4】図3(a)のA−A線に沿ったヒータ17、並
びに補強部材16及びテープファイバ30a、bの断面
を示す図である。
【図5】図5(a)〜(d)は、二本のテープ状光ファ
イバ心線30a、30bの接続部を一括補強するに先だ
って、これらのテープ状光ファイバ心線を補強器55に
セットする手順を説明する概略図である。
【図6】従来の補強部材の一例を示す斜視図である。
【図7】従来の補強部材の他の例を示す部分切り欠き斜
視図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ心線、2…心線接続部、3…熱収縮性チ
ューブ、4a、b…熱溶融性接着チューブ、8及び9…
抗張力体、50…補強部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 哲也 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線の接続部を保護するため
    の熱収縮性チューブと、前記熱収縮性チューブ内に収容
    され、前記熱収縮性チューブの軸にほぼ沿って前記熱収
    縮性チューブの内面と間隔をあけながら延びる抗張力体
    と、前記熱収縮性チューブ内に収容され、加熱による溶
    融後に前記熱収縮性チューブ及び前記抗張力体間を充填
    し、光ファイバ心線、前記熱収縮性チューブ及び前記抗
    張力体を一体化する熱溶融性接着剤と、を備える光ファ
    イバ心線接続部の補強部材であって、 前記熱収縮性チューブ内には、光ファイバ心線をガイド
    してこの補強部材を貫通させる心線ガイド部が別個に複
    数設けられていることを特徴とする光ファイバ心線接続
    部の補強部材。
  2. 【請求項2】 前記熱溶融性接着剤は、前記熱収縮性チ
    ューブと前記抗張力体との間に挿入され、前記熱収縮性
    チューブの軸にほぼ沿って延びるチューブ状接着剤であ
    り、 前記心線ガイド部は、このチューブ状接着剤の中空部で
    あることを特徴とする請求項1記載の補強部材。
  3. 【請求項3】 前記抗張力体は、前記熱収縮性チューブ
    の内径にほぼ等しい横幅を有する平板であり、 前記チューブ状接着剤は、この平板抗張力体の上面と前
    記熱収縮性チューブの内面との間、及びこの平板抗張力
    体の下面と前記熱収縮性チューブの内面との間に挿入さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の補強部材。
  4. 【請求項4】 接続部を含む光ファイバ心線を複数収容
    してこれらの接続部を補強する補強部材を加熱すること
    によりこれらの接続部を補強する光ファイバ心線接続部
    の補強器であって、 前記各光ファイバ心線を個別に把持して引っ張る心線引
    張部を備えることを特徴とする光ファイバ心線接続部の
    補強器。
  5. 【請求項5】 前記心線引張部は、前記各光ファイバ心
    線を個別に把持する複数のクランプと、これらのクラン
    プを所定方向に沿って移動させることによりこれらのク
    ランプが個別に前記各光ファイバ心線を引っ張るように
    するクランプ移動機構と、を備えることを特徴とする請
    求項4記載の補強器。
  6. 【請求項6】 接続部を含む光ファイバ心線を複数収容
    してこれらの接続部を補強する補強部材を加熱すること
    によりこれらの接続部を補強する光ファイバ心線接続部
    の補強器であって、 前記補強部材を加熱する手段は、自身の一端から他端に
    延びる溝であって前記補強部材を埋設することのできる
    溝を有し、この溝の内面を通じて熱を放射する放熱部を
    備えることを特徴とする光ファイバ心線接続部の補強
    器。
  7. 【請求項7】 前記溝は、略U字形又は略V字形の断面
    を有することを特徴とする請求項6記載の補強器。
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