JPH09297183A - 地中探査装置及びその信号処理方法 - Google Patents

地中探査装置及びその信号処理方法

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JPH09297183A
JPH09297183A JP8132667A JP13266796A JPH09297183A JP H09297183 A JPH09297183 A JP H09297183A JP 8132667 A JP8132667 A JP 8132667A JP 13266796 A JP13266796 A JP 13266796A JP H09297183 A JPH09297183 A JP H09297183A
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image
signal
signal processing
ground
reflected wave
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JP8132667A
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Tetsuya Shinpo
哲也 新保
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物を自動的に検知したときにその検知結果
を分かりやすく表示し、自動検知の信頼性を向上する地
中探査装置及びその信号処理方法を提供する。 【解決手段】 地中を移動しつつ地中に電磁波を放射
し、異物からの反射波を受信し、同一進行方向の異なる
探査距離位置のそれぞれにおいて得た上記受信信号を比
較し、この受信信号に基づいて算出される電波伝搬速度
V又は比誘電率εが探査中の土質に応じた所定範囲以内
に入っているときに、受信信号の極大点の位置と、算出
した電波伝搬速度V又は比誘電率εとによって求められ
る疑似エコー像を表示する地中探査装置及びその信号処
理方法である。また、検知した複数の異物の内、2つの
異物の位置が所定の位置関係にあるとき、この2つの異
物に対応する像の表示色を通常時の色と変えて表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に電磁波を放
射して異物を探査する地中探査装置及びその信号処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル等のシールド工事を行なう際に
掘進機が地下構築物や配管等の異物と干渉するのを防止
するために、掘進機に地中探査装置を搭載したものが多
く使用されるようになって来ている。この地中探査装置
は、レーダ技術を応用したもので、地中に電磁波を放射
し、地中からの反射波を受信して掘進方向前方に上記異
物が存在するか否かを検知するようになっている。しか
し、受信した電磁波には、地中の異物からの反射波(エ
コー)ばかりでなく、雑音信号も含まれている。したが
って、上記地中探査装置は、この雑音信号と真の反射波
の信号とを区別して異物からの反射波を抽出し、これに
基づいて実際の異物の存在を検知するようにしている。
【0003】このような地中探査装置として、例えば特
開平7−234286号公報に記載されたものが知られ
ている。同公報には実施例に合わせていくつかの検知方
法が示されているが、以下図5〜図10に基づいて同公
報の中の一つの検知方法について説明する。図5及び図
6は、掘進機の側面断面図及び正面図を表している。同
図において、掘進機20の前端部には、回動して地中を
掘削するためのカッタヘッド22が設けられており、ま
た、カッタヘッド22には掘進機20の前方に向けて送
信アンテナ24と受信アンテナ26とが取り付けてあ
る。これらの送受信アンテナ24、26は、送受信装置
28にケーブルを介して接続している。送受信アンテナ
24、26はカッタヘッド22の回動中心から回転半径
Rの位置に取り付けられており、カッタヘッド22と共
に所定回転数で回転している。送信アンテナ24は、送
受信装置28で発生したパルス状の電磁波30を前方の
地中へ放射する。受信アンテナ26は、地中に存在する
異物32からの反射波34等を捉え、この信号を送受信
装置28に送る。
【0004】送受信装置28はロータリコネクタ36を
介して信号処理装置38に接続されており、受信アンテ
ナ26からの信号を増幅したのち、受信信号として信号
処理装置38に送る。信号処理装置38は例えばマイク
ロコンピュータを中心としたコンピュータシステムで構
成されていて、詳細は後述するように、上記受信信号か
ら雑音信号を除去し、残った信号に基づいて所定の処理
を行ない、これが真のエコー信号であった場合に埋設管
等の異物32が有りと判断する。信号処理装置38に
は、掘進機20前方の地中の状態をBスコープ表示する
表示装置40と、掘進機20前方の地中に異物32の存
在を検知したとき、その旨を報知するための警報器42
とが接続されている。
【0005】さて、図7は、送信アンテナ24がある回
転角に位置しているときの受信アンテナ26からの受信
信号のAスコープ表示及び強度判定の例を表している。
図7(1)において、横軸は送信アンテナ24が電磁波
30を発振してから受信アンテナ26に反射波34が受
信されるまでの時間を表し、縦軸はこの受信信号の強度
を表している。信号処理装置38は送信アンテナ24が
ある回転角θ(図6参照)にあるときに図7(1)に示
すような受信信号を入力し、この信号を所定時間毎にA
/D変換したデータを所定のメモリ内に記憶する。そし
て、送信アンテナ24の所定の回転角毎に上記のように
受信データを記憶している。送信アンテナ24が一回転
したときに、図7(2)に示すように上記それぞれの回
転角に対する記憶データが所定閾値Es より大きいか否
かを判断し(2値化)、大きいときはこれに対応した回
転角θ及び時間tを記憶する。このようにして2値化さ
れた受信信号を送信アンテナ24の一回転毎にBスコー
プ表示した例を、図8に表している。Bスコープ表示の
横軸は送信アンテナ24の回転角を表し、縦軸は図7
(1)における時間軸と同様である。なお、この時間軸
は、送信アンテナ24から異物までの距離と等価である
とみなされる。
【0006】図8(1)において、画面上部に平行線状
に現れた像10は雑音信号であり、送信アンテナ24か
ら直接受信アンテナ26に入る電磁波による、いわゆる
ダイレクトカップリングによる像である。また、像12
も雑音信号であるが、いわゆる同期雑音信号や非同期雑
音信号による像である。そして、像13が実際の異物か
らのエコーによる像である。これらの受信信号から真の
エコー信号を抽出するために、雑音信号による像10及
び像12を除去する必要がある。まず像10は、例えば
掘進機20が掘削している探査現場と同じ土質で、かつ
異物が存在しない土質の探査データを予め求めておいて
これを参照データとして記憶しておき、上記生の受信デ
ータからこの参照データを減算することによって、除去
される。図8(2)は、像10が除去された後の表示を
示している。
【0007】また、像12は、以下のようにして除去さ
れる。一つの方法として、例えば、上記受信アンテナ2
6がn回目に一回転する間に掘進機20が掘進した距離
Lnを別途機械的に計測し、この掘進距離Ln と、予め
与えられた土の仮定比誘電率εx と、前記送信から受信
までの時間t(図8の縦軸に対応する)とに基づいて、
Bスコープ表示上の掘進距離Ln を推定する。そして、
n−1回目の一回転時に記憶した受信データ(像10が
除去されている)を推定掘進距離Ln だけ上方に、すな
わち距離が近くなる方に平行移動させる。さらに、この
平行移動させたn−1回目の受信データと、今回のn回
目の受信データとの論理積の演算を行ない、この結果を
表示装置40にBスコープ表示する。このときのn−1
回目の受信データのBスコープ表示が図8(3)で表さ
れるとすると、掘進機20の掘進に伴って、真の異物に
よるエコーの像13は上記推定掘進距離Ln だけ上方に
移動するはずである。したがって、上記平行移動させた
n−1回目の受信データと、n回目の受信データとは重
なった状態になり、両データの論理積の演算によって像
13は受信データとして残る。反対に、像12は、掘進
機20の掘進距離とは関係しないため、Bスコープ表示
上の同じ位置に現れることになる。したがって、上記の
ように平行移動させても、n−1回目の受信データと、
n回目の受信データとは重ならない。これによって、両
データの論理積の演算の結果、像12を除去することが
可能となる。上記のことは、n−2回目の受信データに
ついても同様のことが言えるので、これらの三つの受信
データの論理積の演算を行うことにより、確実に像12
を除去することが可能となる。
【0008】このようにして抽出されて残ったエコー像
13に基づいて、さらに以下の処理を行ない、真の異物
からのエコーか否かを探査する。地中の異物として最も
探知したい物は、図9に示したような人工的に埋設され
た例えば水道管、ガス管、下水管、通信ケーブル管等の
埋設管14が殆どである。そこで、説明を簡単にするた
め、探査対象が埋設管14であるとする。図9(1)、
(2)はそれぞれ掘進機20と埋設管14の側面図及び
正面図を表し、図9(3)はこの場合のBスコープ表示
を表す。同図では、この埋設管14は地面に対して鉛直
方向に、かつ掘進機20の掘進方向に対して直角方向に
埋設されている例を示しており、埋設管14の径は掘進
機20の径より小さいものとする。このような埋設管1
4の場合のエコー信号のBスコープ表示は、図9(3)
のように放物線又は双曲線状になることは良く知られて
いる。この双曲線の頂点15は埋設管14の表面の内で
掘進機20に最も近い所を表しており、頂点15ではエ
コー信号の強度(図7(1)における縦軸)が所定範囲
以内の周囲の信号に対して最大になっている。以後の説
明では、この最大の位置を局所的な極大点(θx 、tx
)で表す。また、通常の探査時のBスコープ表示には
複数の頂点15が現れる場合があり、これらの極大点を
それぞれ(θx1、tx1)(θx2、tx2)…(θxn、tx
n)と表す。
【0009】ここで、図10は掘進機20と埋設管14
との位置関係を示している。同図において、埋設管14
と掘進機20の前端面との水平距離をD、また、正面視
で掘進機20の回動中心と埋設管14との水平距離をd
とする。一方、土中の電波伝搬速度Vは、光速をC、土
の比誘電率をεs 、比透磁率をμs とすると、
【数1】V=C/(εs ・μs )1/2 で表される。このとき、送信アンテナ24からの電磁波
30による埋設管14からのエコー時間tは、
【数2】 t=2・{(R・COS θ−d)2 +D2 1/2 /V で求めることができる。
【0010】そこで、埋設管14に対するエコーの受信
データから、各極大点(θx 、tx)を求める。すなわ
ち、所定の回転角θ毎の受信信号の強度と受信時間tを
記憶している前記メモリ内で、回転角θと受信時間tに
関する座標(θ、t)の所定のエリア内において強度に
ついての前記極大点を探し出し、この極大点に対する回
転角θx と時間tx を記憶する。このとき、数式2にお
いて距離dは、
【数3】d=R・COS θx として求められ、また、水平距離Dは、
【数4】D=tx ・V/2 で求められることになる。したがって、数式2における
変数は、回転角θと電波伝搬速度Vだけとなる。
【0011】次に、n回転目の各極大点をPn1、Pn2、
〜Pnnとして記憶する。また、n−1回転目の受信デー
タにも各極大点Pn1、Pn2、〜Pnnのθ方向の位置に対
応する位置に極大点が有れば、この極大点をP(n-1)1、
P(n-1)2、〜P(n-1)nとして対応させる。そして、各極
大点に対応するn回転目及び(n−1)回転目の時間を
それぞれty(n)、ty(n-1)としたとき、この対応時間t
y(n)とty(n-1)との時間差T、及び機械的に別途計測さ
れた掘進距離Lにより、下記の数式5に基づいて電波伝
搬速度Vが求められる。
【数5】V=2・L/T よって、各極大点Pn1、Pn2、〜Pnnに対応させて、そ
れぞれの時間差Tから数式5により電波伝搬速度Vを算
出する。
【0012】そして、これらの算出した電波伝搬速度V
が、予め土の真の電波伝搬速度Vsに近い値として設定
した所定の電波伝搬速度範囲Vss内に有るか否かを判断
する。上記で算出した複数の電波伝搬速度Vの内少なく
とも一つでも電波伝搬速度範囲Vss内に有れば、真の埋
設管14からのエコー信号有りと判断し、警報器42に
よって警報を発生させてオペレータに知らせる。このよ
うにして、掘進機20の前方に埋設管14等の異物があ
ることが自動的に探知される。
【0013】なお、以上の説明の中で、普通の土では
「比透磁率μs =1」であるから、上記電波伝搬速度V
は比誘電率εs によって数式「V=C/(εs )1/2
で表してもよい。この場合は、送信アンテナ24からの
電磁波30による埋設管14からのエコーの時間tは、
この比誘電率εs を仮定的に設定した仮定比誘電率εx
とおくと、数式2に基づいて、
【数6】t=2・(εx )1/2 ・{(R・COS θ−d)
2 +D2 1/2 /C で求めることができる。そして、上記各極大点に対応す
るn回転目及び(n−1)回転目の時間をそれぞれty
(n)、ty(n-1)としたとき、機械的に別途計測された掘
進距離Lにより、比誘電率εs1は、
【数7】 εs1={(ty(n)−ty(n-1))・C/(2・L)}2 で求められる。ここで、ty(n)−ty(n-1)は時間差Tで
あり、n回転目の掘進時における掘進時間に相当してい
る。各Pn1、Pn2、〜Pnnに対応させてそれぞれの上記
比誘電率εs1を算出し、この比誘電率εs1の内少なくと
もいずれか一つのが所定の比誘電率範囲εss以内に有れ
ば、上記と同様に真の埋設管14からのエコー信号有り
と判断してもよい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
地中探査装置においては、異物を自動探知した場合に警
報を発生させるだけなので、オペレータは異物からのエ
コー信号が正しく検知されているかどうかが不安となっ
ている。すなわち、エコー信号の中には前述のように各
種の雑音信号が混在しており、この雑音信号の中には埋
設管のエコー信号と同じような放物線又は双曲線状にB
スコープ表示されるものもある。このとき、上記のよう
に雑音による像を除去する処理を行った後でも、完全に
この像が除去されない場合もあり、これによって異物と
誤認されて警報を発生することもある。したがって、オ
ペレータは自動的に検知された異物が真の埋設管14で
あるか否かを確認する必要があり、自動検知後の確認作
業を余儀なくされている。
【0015】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、異物を自動的に検知したときにその検知
結果を分かりやすく表示し、自動検知の信頼性を向上で
きる地中探査装置及びその信号処理方法を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、地中を移動しつつ地中に電磁波を
放射し、異物からの反射波を受信し、同一進行方向の異
なる探査距離位置のそれぞれにおいて得た上記受信信号
を比較し、この受信信号に基づいて算出される電波伝搬
速度V又は比誘電率εが探査中の土質に応じた所定範囲
以内に入っているか否かを判定する地中探査装置の信号
処理方法において、上記算出された電波伝搬速度V又は
比誘電率εが所定範囲以内に入っているときに、上記受
信信号の極大点の位置と、上記算出した電波伝搬速度V
又は比誘電率εとによって求められる疑似エコー像を表
示する方法としている。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、地中を移
動しつつ地中に電磁波を放射し、異物からの反射波を受
信する送受信装置28と、同一進行方向の異なる探査距
離位置のそれぞれにおいて送受信装置28が受信した上
記反射波信号を比較し、この反射波信号に基づいて算出
される電波伝搬速度V又は比誘電率εが探査中の土質に
応じた所定範囲以内に入っているか否かを判定する信号
処理装置38と、信号処理装置38を介して入力した上
記反射波信号による像を表示する表示装置40とを備え
た地中探査装置において、上記信号処理装置38は、上
記算出した電波伝搬速度V又は比誘電率εが所定範囲以
内に入っているときに、上記反射波信号による像の極大
点の位置と、上記算出した電波伝搬速度V又は比誘電率
εとによって疑似エコー像を求め、求めた疑似エコー像
を表示装置40に出力するようにする。
【0018】請求項1及び請求項4に記載の発明による
と、受信した反射波信号に基づいて算出した電波伝搬速
度V又は比誘電率εが所定範囲以内に入っているとき
に、対応する反射波信号による像が真の異物からの像で
あると判定し、このときの反射波信号による像の極大点
の位置と、上記算出した電波伝搬速度V又は比誘電率ε
とに基づいて、極大点近傍の疑似エコー像を算出して表
示する。これによって、オペレータは真の異物と判断し
た像と疑似エコー像とを表示上で比較できるので、地中
探査装置が自動的に検知した異物が正しいか否かを容易
に判断できる。したがって、自動検知後の確認作業が容
易になると共に、検知の信頼性を向上できる。
【0019】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の地中探査装置の信号処理方法において、前記表
示された疑似エコー像を前記受信信号による像に一致す
るように移動させ、一致したときのこの疑似エコー像の
極大点の位置及び広がりの調整量に基づいて異物の距離
を求めて表示する方法としている。
【0020】請求項2に記載の発明によると、前記疑似
エコー像が表示された後、オペレータがこの疑似エコー
像を実際の受信信号による像に一致するように移動させ
たときに、信号処理装置はこの一致したときの疑似エコ
ー像の極大点の位置及び広がりの調整量に基づいて対応
する異物の距離を求めて表示するようにしている。これ
によって、精度良く異物の距離が算出され、かつ表示さ
れるので、オペレータの確認が容易となり、異物の自動
検知の信頼性を向上できる。
【0021】また、請求項3に記載の発明は、地中を移
動しつつ地中に電磁波を放射し、異物からの反射波を受
信し、この反射波から異物の位置を検知する地中探査装
置の信号処理方法において、上記検知した複数の異物の
内、2つの異物の位置が所定の位置関係にあるとき、こ
の2つの異物に対応する像の表示色を通常時の色と変え
て表示する方法としている。
【0022】また、請求項5に記載の発明は、地中を移
動しつつ地中に電磁波を放射し、異物からの反射波を受
信する送受信装置28と、送受信装置28が受信した上
記反射波信号に基づいて異物の位置を検知する信号処理
装置38と、信号処理装置38を介して入力した上記反
射波信号による像を表示する表示装置40とを備えた地
中探査装置において、上記信号処理装置38は、上記検
知した複数の異物の内、2つの異物の位置が所定の位置
関係にあるとき、この2つの異物に対応する像の表示色
を通常時の色と変えて表示装置40に出力するようにす
る。
【0023】請求項3及び請求項5に記載の発明による
と、自動検知した複数の異物の内、2つの異物の位置が
掘進機に対して所定の位置関係(例えば、鉛直方向、又
は水平方向)にあるとき、この2つの異物は同一の埋設
管等の管状物標であると判断する。そして、管状物標と
推定した異物に対応する疑似エコー像や実際の受信信号
による像の表示色を通常時の色と変えて表示するように
している。これによって、オペレータは管状物標と判断
された像を容易に見分けることができるので、真の異物
か否かを判断する際の確認作業が容易となり、また自動
検知の信頼性を向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図3を参照して、
実施形態を説明する。本発明における構成は、図5、6
と同様とする。また、本発明においては、前述の先行技
術と同様に埋設管14等を探知することを主目的として
おり、ここでは図10に示したのと同様の掘進機20と
埋設管14との位置関係であるとする。すなわち、埋設
管14と掘進機20の前端面との水平距離をD、また、
正面視で掘進機20の回動中心と埋設管14との水平距
離をdとする。
【0025】図1は、このような場合の受信信号のBス
コープ表示例を表している。ただし、同図は、前述のダ
イレクトカップリングによる像や同期雑音信号及び非同
期雑音信号による像は除去されているものである。ま
た、これらの雑音による像の除去方法は、前述の従来技
術の公報に記載されている各実施例におけるいずれの方
法によってもよい。同図において、P(n-1)1、P(n-1)
2、〜P(n-1)nは(n−1)回転目の受信信号の各極大
点であり、また同様にPn1、Pn2、〜Pnnはn回転目の
受信信号の各極大点である。図1において、各極大点に
対応するn回転目及び(n−1)回転目の時間をそれぞ
れty(n)、ty(n-1)としたとき、この時間差Tと、機械
的に別途計測された掘進距離Lとにより、前述の数式5
に基づいて電波伝搬速度Vが求められる。
【数5】V=2・L/T
【0026】次に、本実施形態における信号処理装置3
8の処理フローチャートを図2に基づいて説明する。こ
こで、各ステップ番号はSを付して示している。以下の
フローチャートは、従来技術の説明時に示した処理の中
で、真の異物からのエコー信号有りと判断して警報を発
生した後に実施する処理を表している。 (S1)極大点Pn1、Pn2、〜Pnnの個数を求め、これ
をN個とする。 (S2)次に、前記数式5に基づいて、各極大点に対応
する各電波伝搬速度Vn を算出する。 (S3)S2で求めた各電波伝搬速度Vn と、各極大点
に対応する回転角θxn及び時間ty(n)を使用して、各極
大点に対応する距離dn 、Dn をそれぞれ数式3及び数
式4に基づいて算出する。すなわち、数式3において、
θ=θxnとし、数式4において、tx =ty(n)、V=V
n として求める。
【0027】(S4)各極大点Pnnの中で、それぞれの
2点間の距離dn 同士及び距離Dn同士が所定の許容範
囲以内で接近している2点があるか否かを判断する。す
なわち、dna≒dnb、かつDna≒Dnbを満たすような2
つの極大点Pna、Pnbが有るか否かを判断し、有るとき
はS5に進み、無いときはエンドに進んで処理を終了す
る。 (S5)S4で求めた極大点Pna及びPnbに対応する回
転角θの内、一方が数式「0°<θ<180°」を満た
し、かつ他方が数式「180°<θ<360°」を満た
しているか否かを判断する。ここで、θは0°〜360
°の範囲以内の値をとるものとする。このステップでの
判断は、図10に示すように埋設管14が鉛直方向に伸
びているので、この埋設管14のエコー信号の極大点が
0°及び180°の位置(水平線に平行な線)を境にし
て「0°〜180°」及び「180°〜360°」の範
囲に対称に現れることに因るものである。そして、上記
判断の結果、両条件を満たしているときはS6に進み、
そうでないときはエンドに進んで処理を終了する。 (S6)S5の両条件を満たしている極大点Pna及びP
nbには、管状物標であることを示すフラグFk を付けて
記憶する。
【0028】(S7)以下のS8〜S9の処理をN回繰
り返して実行し、N回繰り返しが終了したときはS10
へ進む。 (S8)数式2に上記の各極大点Pnnに対応する距離d
n 、距離Dn 及び電波伝搬速度Vn を代入し、この極大
点の回転角θxnを中心にした前後の所定範囲θs におけ
るエコー受信までの時間tを算出する。 (S9)S8で算出した、各極大点の所定範囲θs にお
ける各点(θ,t)をカラーでBスコープ表示する。こ
こで、以後の説明では、この算出した各点(θ,t)に
よって表示された像を疑似エコー像17と呼ぶ。図1に
は、疑似エコー像17を実際の像13と対比させて表示
している様子を示している。この際、管状物標を示す前
記フラグFk の有無によって、例えばフラグFk が付し
てある極大点の所定範囲θs に対応する疑似エコー像1
7の表示色は赤とし、他の極大点に対応する疑似エコー
像17の表示色は黄とするように、表示色を通常時の色
と変える。これによって、オペレータは、実際の探査エ
コー像13と疑似エコー像17とを容易に区別すること
ができると共に、管状物標と推定される極大点に対応す
る疑似エコー像17も容易に判別できる。したがって、
この表示を確認して、真の埋設管か否かを判断すること
が容易となる。
【0029】(S10)オペレータは、疑似エコー像1
7と実際の探査エコー像13との位置がずれていると判
断したときに、疑似エコー像17が実際の探査エコー像
13と一致するように、疑似エコー像17の極大点(θ
x , tx )及び極大点周囲のエコー像の広がりを調整す
る。このとき、信号処理装置38はこの調整操作に従っ
て疑似エコー像17を補正し、より正しい距離dn 、距
離Dn を表示する。このS10での疑似エコー像17の
調整について、以下に詳細に説明する。数式2は回転角
θとエコー受信までの時間tとの関係を表しており、こ
の関係を直交座標系で表示したものがBスコープ表示と
なる。このとき、数式2によって表される時間tは、回
転角θに対して放物線状又は双曲線状に下方に開口した
曲線として表示される。そして、この放物線状又は双曲
線状の曲線の極大点(θx ,tx )は、回転角θが数式
3「d=R・COS θx 」を満足する位置に相当すること
は容易に分かる。よって、数式2によって算出した各点
(θ, t)をBスコープ表示した疑似エコー像17にお
いて、疑似エコー像17の極大点を何らかの方法により
移動させて実際の探査エコー像13の極大点に一致させ
た場合、この極大点の移動量を計測することによって真
の極大点(θx , tx )が正確に求められる。これは、
数式3によって水平距離dn が精度良く求められること
を意味する。また、数式2において電波伝搬速度Vの値
を所定量ずつ更新し、この更新値により疑似エコー像1
7を表示させることは、上記双曲線の開口部の広がりを
調整することと等価となる。したがって、疑似エコー像
17の広がりを調整して実際の探査エコー像13に一致
させた場合、このときの電波伝搬速度Vの調整量を計測
することによって、真の電波伝搬速度Vを正確に求める
ことができる。これは、数式4によって水平距離Dn が
精度良く求められることを意味する。以上が、S10で
疑似エコー像17の補正により正しい距離dn 、距離D
n が算出できることの根拠である。
【0030】また、疑似エコー像17の調整操作は、次
のようにして行われる。図3は、この調整のためのキー
スイッチを備えた表示装置40の詳細を表している。表
示部41はグラフィック表示が可能なCRT装置や液晶
装置等で構成されており、実際の探査エコーや疑似エコ
ーが表示される。第1のスイッチ部44には疑似エコー
像17の表示位置を水平又は垂直に移動させるための位
置移動スイッチが設けられており、第2のスイッチ部4
5には疑似エコー像17の双曲線開口部の広がりを可変
するための広がり情報入力スイッチを設けている。この
ような表示装置40による操作方法は、まず第1のスイ
ッチ部44の位置移動スイッチ「↑」、「↓」、
「→」、「←」の押下によって、疑似エコー像17の極
大点の位置(θx , tx )を所定量ずつ移動させ、実際
のエコー像13の極大点に一致させる。さらに、第2の
スイッチ部45の広がり情報入力スイッチの押下によっ
て、疑似エコー像17の双曲線開口部の広がりが所定量
ずつ調整され、実際のエコー像13に近似させる。この
とき、信号処理装置38は、疑似エコー像17の極大点
の位置(θx , tx )から、エコー像13の極大点の真
の位置(θx , tx )を精度良く演算することができ
る。そして、同様に、信号処理装置38はこのときの広
がりから数式2に基づく電波伝搬速度Vをより精度良く
演算することができる。したがって、これらの極大点の
位置(θx , tx )及び電波伝搬速度Vから、数式3及
び数式4に基づいてより正しい距離dn 、距離Dn を演
算し、これを表示部41に表示が可能となる。
【0031】なお、これまでの説明では、管状物標と推
定されたエコー像に対応する疑似エコー像17の表示色
を通常時と変えているが、これに限らずに、例えば疑似
エコー像17の代わりに実際のエコー像13の表示色を
変えるようにしてもよい。この場合でも、オペレータは
表示色の違いによって管状物標と推定される像が容易に
分かるので、真の異物か否かの判断がやり易くなる。
【0032】また、上記の処理フローチャートにおいて
は、各極大点に対応する各電波伝搬速度Vn に基づい
て、距離dn 及び距離Dn を算出したり、また疑似エコ
ー像17を算出して表示しているが、本発明はこれに限
定されるものではない。すなわち、各極大点に対応する
各比誘電率εs1に基づいて、上記と同様の処理を行って
もよい。この場合には、数式7によって各極大点に対応
する各比誘電率εs1を求め、この各比誘電率εs1に基づ
いて数式6によって(εx =εs1とする)距離dn 及び
距離Dn を算出することができる。また、これらの比誘
電率εs1、距離dn 及び距離Dn に基づいて数式6によ
って疑似エコー像17を算出して表示することが可能と
なる。
【0033】また、S5においては、埋設管14が鉛直
方向に伸びている例について説明しているが、これに限
定されず、例えば水平方向に伸びている場合でもこのよ
うな判断が可能である。すなわち、図4に示すように埋
設管14が水平方向に、かつ掘進方向に直角に伸びてい
る場合には、そのエコー像13の極大点は回転角θが9
0°及び270°の位置(鉛直方向の線)を境にして対
称な位置に現れる。そして、この場合のエコー時間t
は、前記数式2の代わりに、
【数8】 t=2・{(R・SIN θ−d)2 +D2 1/2 /V によって、あるいは、前記数式6の代わりに、
【数9】t=2・(εx )1/2 ・{(R・SIN θ−d)
2 +D2 1/2 /C によって求められる。このとき、上記S3では、数式
「d=R・SIN θx 」に基づいて距離dn を求め、数式
4等に基づいて距離Dn が求められる。次に、S5にお
いては、S4で求めた極大点Pna及びPnbに対応する回
転角θの内、一方が数式「90°<θ<270°」を満
たし、かつ他方が数式「0°≦θ<90°又は270°
<θ≦360°」を満たしているか否かを判断する。そ
して、この判断の結果、両条件を満たしているときはS
6に進み、そうでないときはエンドに進んで処理を終了
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるエコー像表示の例である。
【図2】本発明に係わる信号処理フローチャートの例を
表す。
【図3】本発明に係わるエコー像の調整用のスイッチを
備えた表示装置の例である。
【図4】掘進機と埋設管との他の位置関係の例を示す。
【図5】掘進機の側面断面図である。
【図6】掘進機の正面図である。
【図7】受信信号のAスコープ表示及び強度判定の例を
表す。
【図8】受信信号のBスコープ表示の例を表す。
【図9】掘進機と埋設管の側面図、正面図及びBスコー
プ表示例を表す。
【図10】掘進機と埋設管との位置関係を示す。
【符号の説明】
10、12、13 像 14 埋設管 15 頂点 17 疑似エコー像 20 掘進機 22 カッタヘッド 24 送信アンテナ 26 受信アンテナ 28 送受信装置 30 電磁波 32 異物 34 反射波 36 ロータリコネクタ 38 信号処理装置 40 表示装置 41 表示部 42 警報器 44 第1のスイッチ部 45 第2のスイッチ部 V 土中の電波伝搬速度 C 光速 εs 土の比誘電率 μs 土の比透磁率 εx 仮定比誘電率 L、Ln 掘進距離 θ 回転角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中を移動しつつ地中に電磁波を放射
    し、異物からの反射波を受信し、同一進行方向の異なる
    探査距離位置のそれぞれにおいて得た上記受信信号を比
    較し、この受信信号に基づいて算出される電波伝搬速度
    (v) 又は比誘電率 (ε) が探査中の土質に応じた所定範
    囲以内に入っているか否かを判定する地中探査装置の信
    号処理方法において、 上記算出された電波伝搬速度(v) 又は比誘電率 (ε) が
    所定範囲以内に入っているときに、上記受信信号の極大
    点の位置と、上記算出した電波伝搬速度(v) 又は比誘電
    率 (ε) とによって求められる疑似エコー像を表示する
    ことを特徴とする地中探査装置の信号処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地中探査装置の信号処
    理方法において、 前記表示された疑似エコー像を前記受信信号による像に
    一致するように移動させ、一致したときのこの疑似エコ
    ー像の極大点の位置及び広がりの調整量に基づいて異物
    の距離を求めて表示することを特徴とする地中探査装置
    の信号処理方法。
  3. 【請求項3】 地中を移動しつつ地中に電磁波を放射
    し、異物からの反射波を受信し、この反射波から異物の
    位置を検知する地中探査装置の信号処理方法において、 上記検知した複数の異物の内、2つの異物の位置が所定
    の位置関係にあるとき、この2つの異物に対応する像の
    表示色を通常時の色と変えて表示することを特徴とする
    地中探査装置の信号処理方法。
  4. 【請求項4】 地中を移動しつつ地中に電磁波を放射
    し、異物からの反射波を受信する送受信装置(28)と、同
    一進行方向の異なる探査距離位置のそれぞれにおいて送
    受信装置(28)が受信した上記反射波信号を比較し、この
    反射波信号に基づいて算出される電波伝搬速度(v) 又は
    比誘電率 (ε) が探査中の土質に応じた所定範囲以内に
    入っているか否かを判定する信号処理装置(38)と、信号
    処理装置(38)を介して入力した上記反射波信号による像
    を表示する表示装置(40)とを備えた地中探査装置におい
    て、 上記信号処理装置(38)は、上記算出した電波伝搬速度
    (v) 又は比誘電率 (ε)が所定範囲以内に入っていると
    きに、上記反射波信号による像の極大点の位置と、上記
    算出した電波伝搬速度(v) 又は比誘電率 (ε) とによっ
    て疑似エコー像を求め、求めた疑似エコー像を表示装置
    (40)に出力することを特徴とする地中探査装置。
  5. 【請求項5】 地中を移動しつつ地中に電磁波を放射
    し、異物からの反射波を受信する送受信装置(28)と、送
    受信装置(28)が受信した上記反射波信号に基づいて異物
    の位置を検知する信号処理装置(38)と、信号処理装置(3
    8)を介して入力した上記反射波信号による像を表示する
    表示装置(40)とを備えた地中探査装置において、 上記信号処理装置(38)は、上記検知した複数の異物の
    内、2つの異物の位置が所定の位置関係にあるとき、こ
    の2つの異物に対応する像の表示色を通常時の色と変え
    て表示装置(40)に出力することを特徴とする地中探査装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057235A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 大阪瓦斯株式会社 探査装置
JP2016211897A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 日本電信電話株式会社 測定方法及び地中レーダ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016057235A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 大阪瓦斯株式会社 探査装置
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