JPH09297077A - 補助動力付き自転車用踏力検出装置 - Google Patents

補助動力付き自転車用踏力検出装置

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JPH09297077A
JPH09297077A JP13738796A JP13738796A JPH09297077A JP H09297077 A JPH09297077 A JP H09297077A JP 13738796 A JP13738796 A JP 13738796A JP 13738796 A JP13738796 A JP 13738796A JP H09297077 A JPH09297077 A JP H09297077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clank
moving body
sprocket
base
crank
Prior art date
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Pending
Application number
JP13738796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Mori
弘喜 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEAM SOKEN KK
Original Assignee
BEAM SOKEN KK
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Publication date
Application filed by BEAM SOKEN KK filed Critical BEAM SOKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】補助動力付き自転車に用いられる踏力検出装置
において、高精度で、検出遅れがなく、かつ既存の在来
型自転車に簡便に適用できる安価な装置の提供。 【解決手段】従来スプロケットと一体となっていたクラ
ンク部を、クランク4と一体となったクランク基体4a
と、クランク4と分離したクランク基体4bとに分割
し、これらを共にクランク軸2に固定する。クランク基
体とスプロケット基体5aとを相互に所定の範囲内で回
転自在に結合する。クランク基体4a及び4bと、スプ
ロケット基体5aとの中間に、移動体6を設けると共
に、これがクランク軸2の方向に可動とする摺動機構を
備える。クランク基体4a及び4bと、移動体6とで囲
まれた空間内に、伸張スプリング7を備え、車体1に
は、移動体6の移動量を電気信号に変換する手段として
ストロークセンサを設け、その接触腕8aの先端を、移
動体6の前端6cに接するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補助動力付き自
転車などに利用される踏力検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、踏力検出装置は、自転車車体の内
部に組込まれる方式の特別仕様のものが主であったた
め、専用の車体が必要であり、既存の自転車車体を簡便
に利用できないという不便があると共に、このためコス
トアップを招くという問題点があった。また、在来の自
転車に付加する方式のものとしては、チェーンの張り具
合から踏力を検出する方式があったが、検出精度が低い
と共に検出遅れが生じるという問題点があった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題
点を解決し、既存の在来型自転車を利用た補助動力付き
自転車を安価に実現する手段を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)従来、相互に固定若しくは一体構造とされていた
スプロケット部とクランク部を2部分に分離し、相互に
所定の角度内で回転自在とする摺動機構とスプリング機
構を備えることにより、ペダルに加えた人力踏力に応じ
た回転ずれ角を両者間に起こさせる回転ずれ角発生手段
を備える。 (ロ)スプロケット部とクランク部との間に移動体を設
け、この移動体を上記回転ずれ角に応じた量だけクラン
ク軸方向に移動させる摺動機構とカム機構を備えた移動
体移動手段を備える。 (ハ)上記移動体の移動量を電気信号の変化量に変換す
る変換手段を車体側に備える。本発明は、以上のような
手段を備えた構成であるから、ペダルに加えられた踏力
に応じてクランク部とスプロケット部との間にずれ角が
生じ、このずれ角に応じて移動体がクランク軸方向に移
動し、この移動量に応じて変換手段の物理量(例えば電
気抵抗値、磁気量、光量など)が変化するので、加えら
れた踏力に対応した電気信号を高精度かつ検出遅れなく
取り出すことができる。この電気信号は補助動力として
利用されるモーターの出力制御などに容易に利用するこ
とができる。また、本発明による手段をまとめて結合体
としておき、これを既存の周知の自転車のクランク〜ス
プロケット体と交換すると共に、上記変換手段を車体側
に備えることにより、専用車体を作成することなく、既
存の在来型自転車にモーター等の補助動力装置を付加搭
載し、この動力を直接動輪に摩擦等の手段を用いて伝達
する方式の補助動力付き自転車を簡便かつ安価に実現す
る手段を提供することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態の
説明断面図であり、いまその図面を追いながら説明すれ
ば、 (イ)車体1に回転自在に備えた円柱状クランク軸2
は、その先端部に適宜の傾斜を施した方形断面部2aを
備え、更にその最先端部にはクランク軸ネジ2bとこれ
と勘合する同ナット2cとを備えている。 (ロ)クランク部は、その先端部にペダル3を回転自在
に備えた棒状のクランク4と、該クランク4と一体とさ
れた略円筒形状のクランク基体4aと、該クランク4と
は分離された略円筒形状のクランク基体4bとに分割さ
れていて、該クランク基体4a及び4bは上記クランク
軸の方形断面部2aと勘合した方形貫通孔を備え、これ
らと上記クランク軸ネジ2b及び同ナット2cの作用に
より該クランク軸2に固定されている。また、該クラン
ク基体4a及び4bは複数の結合ボルト4cにより相互
に一体結合されると共に、該クランク基体4aと後述の
スプロケット基体5aとは複数の結合ボルト4dにより
相互に所定の範囲内で回転自在に結合されている。更
に、該クランク基体4bの所定の位置に、該クランク軸
方向に直線溝4eを設ける。 (ハ)スプロケット部は、円板形状のスプロケット5
と、該スプロケット5と一体とされた略円筒形状のスプ
ロケット基体5aと、該スプロケット基体5aの外周部
に円周方向に所定長の円周溝5bと、スプロケット基体
5aの内周部にクランク軸方向に沿って螺旋溝5cとを
備える。 (ニ)移動体6は、略円筒形状をなし、その外周部に上
記螺旋溝5cに勘合摺動する螺旋突起6aを備えると共
に、その内周部に上記直線溝4eと勘合摺動する直線突
起6bを備える。 (ホ)上記クランク基体4a及び4bと、上記移動体6
とで囲まれた空間内に、伸張スプリング7を設ける。 (ヘ)また、車体1には、前記変換手段としてストロー
クセンサ8を設け、その接触腕8aの先端を、上記移動
体6の前端6cに接するように配置する。以上のように
構成された本発明の第1の実施形態において、ペダル3
に人力による踏力を加えると、この踏力はクランク4、
クランク基体4a及び4b、クランク軸2に直接伝達さ
れるが、この時スプロケット5に負荷がかかっている
と、スプロケット基体5aは、上記の伸張スプリング7
に起因する力、直線溝4eと直線突起6bとの勘合摺動
作用、並びに螺旋溝5cと螺旋突起6aとの勘合摺動作
用の合成作用に抗して、上記踏力に応じた所定の量だけ
クランク基体4aに対して回転すると共に、同時に移動
体6を図面の左方向に所定の量移動させる。しかして、
移動体の前端6cがストロークセンサの接触腕8aを所
定の量押すので、上記踏力に応じた所定の電気信号をス
トロークセンサ8の出力として取り出すことができる。
また、図2は本発明の第2の実施形態の部分説明断面図
であり、図1における移動体の前端部を延長して移動体
前端部6dを形成し、同図のスプロケット基体5a及び
クランク基体4bの外部に突出するようになし、移動体
前端部6dを非接触に挟む形で電磁センサ9を設けた。
該電磁センサ9は電波、光、音、その他を発射する発信
部9aと、これを受信する受信部9bとを備え、該移動
体前端部6dの電磁センサ9に対する挿入量を電気信号
に変換する作用を有している。この外、電磁センサ9と
しては、これと移動体前端部6dとの間に生起する磁
気、静電容量、電磁誘導その他の変化も利用できる。以
上説明したような本発明の手段によれば、踏力を非接触
で電気信号に変換できるので、第1の実施形態における
移動体前端6cとストロークセンサ接触腕8aとの間の
摺動作用がないので、機械的磨耗の発生を防止できる。
【0006】
【発明の効果】本発明による踏力検出装置は、専用の車
体を必要とせず、既存の周知の自転車に極めて容易に適
用でき、また、踏力に応じた電気信号を高精度かつ検出
遅れなく出力できるので、既存自転車にモーター補助動
力装置等を付加搭載して踏力に応じてモーター等の出力
を増減できる高性能の補助動力付き自転車を安価に実現
できる産業上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の説明断面図
【図2】第2の実施形態の部分説明断面図
【符号の説明】
1は自転車車体 2、2a、2b、2cはそれぞれクランク軸、同方形断
面部、同ネジ、及び同ナット 3はペダル 4はクランク 4a、4bは共にクランク基体 4c、4dは共に結合ボルト 4eは直線溝 5、5aはそれぞれスプロケット及びスプロケット基体 5b、5cはそれぞれ円周溝、及び螺旋溝 6、6a、6b、6c、6dはそれぞれ移動体、螺旋突
起、直線突起、移動体前端、及び移動体前端部 7は伸張スプリング 8、8aはそれぞれストロークセンサ、及び接触腕 9、9a、9bはそれぞれ電磁センサ、送信部、及び受
信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク部とスプロケット部とを相互に固
    定若しくは一体構造とされた在来周知の自転車部材は、
    (イ)クランク部とスプロケット部とに分離され、
    (ロ)両者間にペダルに加えた人力踏力に応じた回転ず
    れ角を生起する回転ずれ角発生手段を備え、(ハ)該回
    転ずれ角に応じた量だけクランク軸方向に移動する移動
    体及びその移動手段を備え、(ニ)上記移動体の移動量
    を電気信号の変化量に変換する変換手段を備えたことを
    特長とする補助動力付き自転車用踏力検出装置。
JP13738796A 1996-04-23 1996-04-23 補助動力付き自転車用踏力検出装置 Pending JPH09297077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13738796A JPH09297077A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 補助動力付き自転車用踏力検出装置

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JP13738796A JPH09297077A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 補助動力付き自転車用踏力検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09297077A true JPH09297077A (ja) 1997-11-18

Family

ID=15197504

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JP13738796A Pending JPH09297077A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 補助動力付き自転車用踏力検出装置

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JP (1) JPH09297077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263283A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Yamaha Motor Co Ltd 補助動力式車両
US6857975B2 (en) * 2001-10-22 2005-02-22 Shimano, Inc. Rotation direction detection apparatus

Cited By (2)

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