JPH09296965A - パルス管冷凍機 - Google Patents
パルス管冷凍機Info
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- JPH09296965A JPH09296965A JP13274896A JP13274896A JPH09296965A JP H09296965 A JPH09296965 A JP H09296965A JP 13274896 A JP13274896 A JP 13274896A JP 13274896 A JP13274896 A JP 13274896A JP H09296965 A JPH09296965 A JP H09296965A
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Abstract
向流の発生を防止することができ,信頼性の高い,パル
ス管冷凍機を提供すること。 【解決手段】 作動ガスを圧力変動させる圧力振動源
(圧縮機10)と,蓄冷材20が充填された蓄冷器2
と,コールドヘッド3と,パルス管4と,作動ガスの圧
力変動と位置変動との間に位相差を生じさせる第1位相
調節機構(バッファオリフィス84及びバッファタンク
5)とを順次直列接続してなる。また,第1通路8と第
2通路82との間には,バイパス通路83を有すると共
に,その途中にバイパスオリフィス85を設け,これら
83,85により上記位相差を調節する第2位相調節機
構を構成してなる。バイパス通路には,該バイパス通路
83の連通を遮断する往復動可能な区画体7が配されて
なる。
Description
あり,特に,圧力振動源とパルス管高温端とをオリフィ
スを介して直接連通するバイパス通路を設けたダブルイ
ンレット型パルス管冷凍機に係るものである。
ス管冷凍機が知られている。パルス管冷凍機は,冷凍機
内に充填した作動ガスの圧縮変動と位置変動との位相を
ずらして振動させることにより,冷却能力を発揮するも
のである。
3に示すものがある。即ち,従来のパルス管冷凍機91
は,冷凍機91内に充填してあるヘリウム等の作動ガス
の圧縮・膨張を繰り返すための圧縮機10を有する。ま
た,圧縮機10には,作動ガスと熱交換を行う蓄冷材2
0を充填した蓄冷器2を連結してある。蓄冷器2の高温
端側,つまり上記圧縮機10側には,放熱器28を配設
してある。
の低温端は,低温発生部であるコールドヘッド3を介し
てパルス管4に連結されている。コールドヘッド3は,
熱伝導のよい銅等よりなる。また,パルス管4は,中空
の管であって,ステンレス鋼等よりなる。
介してバッファタンク5に連結されている。パルス管4
の室温側,つまり上記バッファオリフィス84側には,
放熱器48を配設してある。
圧縮機10が駆動すると,冷凍機内の作動ガスの圧力変
動が生じる。このとき,バッファタンク5及びバッファ
オリフィス84の作用により,作動ガスの圧力変動と位
置変動との間に位相差が生じる。このため作動ガスは,
一方に移動して熱を吸い込み,他方に移動して熱を吐き
出す動作を繰り返す。このような動作が蓄冷器2内で連
続的に行なわれることにより,コードヘッド3付近で低
温を発生する。
発生するものである。ところで,この種のパルス管冷凍
機において,冷凍効率を向上させるためには,コールド
ヘッド付近の作動ガスの圧力変動と位置変動との位相差
を最適位相差に制御する必要がある。ところが,図3に
示すパルス管冷凍機91の如き構成であると,作動ガス
の圧力変動と位置変動との間に生じる位相差には限界が
あり,最適位相差に制御することは困難であった。
力を向上させるべく,図4に示すごとき構成のダブルイ
ンレット型パルス管冷凍機92が提案されている。この
ダブルインレット型パルス管冷凍機92は,上記通常の
パルス管冷凍機91において,圧縮機10と蓄冷器2と
を結ぶ第1通路81と,パルス管4とバッファオリフィ
ス84とを結ぶ第2通路82との間に,両通路81,8
2を結ぶバイパス通路83を有する。
スの流量を調整するためのバイパスオリフィス85を設
けている。このバイパスオリフィス85を有するバイパ
ス通路83によって,上記バッファタンク及びバッファ
オリフィスによって発生される位相差に修正を加えるこ
とができる。そのため,上記系内の作動ガスの圧力変動
と位置変動との位相差を最適位相差にすることができ
る。それ故,ダブルインレット型パルス管冷凍機92
は,従来のバイパス通路83を有していないパルス管冷
凍機91よりも優れた冷凍能力を発揮するとされてい
る。
ブルインレット型パルス管冷凍機92においては,次の
問題がある。即ち,上記ダブルインレット型パルス管冷
凍機92は,理想的には優れた冷凍能力を発揮し得る。
しかし,実際には,上記バイパス通路83を設けたこと
により,上記蓄冷器2とパルス管4との間において,上
記バイパス通路83を経由して常に一方向に作動ガスが
流れる現象(一方向流)が起こる場合がある。
ドヘッドへの熱の流入がおこり,冷凍能力が大きく低下
し,不安定となる。したがって,ダブルインレット型パ
ルス管冷凍機は,上記作動ガスの圧力変動と位置変動と
の間の位相差を調整する位相調整機能に優れているもの
の,冷凍能力の安定性に欠ける。
されたもので,優れた位相調整機能を保持しつつ,かつ
一方向流の発生を防止することができ,信頼性の高い,
パルス管冷凍機を提供しようとするものである。
変動させる圧力振動源と,蓄冷材が充填された蓄冷器
と,コールドヘッドと,パルス管と,作動ガスの圧力変
動と位置変動との間に位相差を生じさせる第1位相調節
機構とを順次直列接続してなり,上記圧力振動源と上記
蓄冷器とを結ぶ第1通路と,上記パルス管と上記第1位
相調節機構とを結ぶ第2通路との間には,両通路を結ぶ
バイパス通路を有すると共に,該バイパス通路の途中に
バイパスオリフィスを設け,上記バイパス通路及び上記
バイパスオリフィスにより作動ガスの圧力変動と位置変
動との間の位相差を調節する第2位相調節機構を構成し
てなるパルス管冷凍機において,上記バイパス通路に,
該バイパス通路の連通を遮断する往復動可能な区画体が
配されてなることを特徴とするパルス管冷凍機にある。
記バイパス通路に,該バイパス通路内の連通を遮断し,
かつバイパス通路内を往復動可能である区画体を配置し
たことである。
充填される作動ガスの圧力を変動させるものである。そ
して,その構造としては,従来技術において示したよう
にピストンを往復動させるピストンタイプのものを用い
ることもできるし,また,高圧吐出弁及び低圧吸入弁を
備えたコンプレッサーを用いることもでき,少なくと
も,作動ガスの圧力を変動させることが必要である。
は,例えば,ステンレス鋼,リン酸銅等のメッシュを用
いる。また,上記蓄冷器の高温端側,つまり上記圧力振
動源側には,放熱器を配設することが好ましい。これに
より効率よく冷凍能力を発揮することができる。
構により発生する熱が振動によりコールドヘッドに伝達
されるのを防止するように設けられる中空管である。ま
た,上記パルス管の高温端,つまり上記第1位相調節機
構側にも,放熱用の熱交換器を配設することが好まし
い。これにより,さらに効率よく冷凍能力を発揮するこ
とができる。
端部と上記パルス管の低温端部との間に設けられてい
る。また,このコールドヘッドは,冷却されるべき被冷
却体からの熱を効率よく奪うため,例えば銅のように熱
伝導性に優れた材料により構成する。上記第1位相調節
機構は,作動ガスの圧力変動と位置変動との位相差を生
じさせるためのものである。位相調節機構として,例え
ば冷凍機の容積よりも充分大きな容積をもつバッファタ
ンク及びオリフィス等で構成することができる。
通路との間に設けたバイパス通路には,上記区画体と上
記バイパスオリフィスが設けてあり,このバイパス通路
及びバイパスオリフィスにより上記第2位相調節機構が
構成される。第2位相調節機構は,上記第1位相調節機
構により生じる作動ガスの圧力変動と位置変動との間の
位相差をさらに最適な位相差に修正するものである。
の連通を遮断し,上記バイパス通路を上記第1通路側と
上記第2通路側とに区画している。さらに上記区画体
は,上記第1通路側の圧力と上記第2通路側の圧力に応
じて自由に往復動可能とされる。
る。本発明のパルス管冷凍機は,上記バイパス通路を有
し,該バイパス通路には,上記区画体を設けてなる。そ
のため,上記バイパス通路は,上記区画体によってその
連通が遮断され,該区画体の前後の作動ガスが行き交う
ことはない。それ故,バイパス通路を設けてあっても,
蓄冷器とパルス管との間にバイパス通路を経由して一方
向流が発生するという従来の不具合を確実に防止するこ
とができる。
部を往復動可能に配置される。そのため,上記区画体の
前後における,作動ガスの振動は,上記区画体の移動に
よってその前後に確実に伝えることができる。即ち,上
記バイパス通路においては,上記区画体の存在によっ
て,上記一方向流の発生を確実に防止しつつ,上記作動
ガスの振動の伝達を行なうことができる。
パスオリフィスを設けている。このバイパスオリフィス
は,従来のダブルインレット型の場合と同様に,バイパ
ス通路における作動ガスの流量を制御する。この流量の
制御により修正される作動ガスの圧力変動と位置変動と
の間の位相差は,上記区画体を介して,その前後に確実
に伝達される。
パスオリフィスおよび上記区画体を有するバイパス通路
で構成される第2位相調整機構を設けることによって,
従来のダブルインレット型と同様に,作動ガスの圧力変
動と位置変動との間に最適な位相差を実現することがで
きる一方,上記一方向流の発生を確実に防止することが
できる。それ故,本発明のパルス管冷凍機によって得ら
れる冷凍能力は,一層向上し,また安定した状態とな
る。
パス通路に分断シリンダを設け,分断シリンダの内部
に,往復動可能な区画体を設け,この区画体により,上
記第1通路に連通する第1室と上記第2通路に連通する
第2室とを区画するよう構成することもできる。この場
合には,上記区画体は上記分断シリンダ内を往復するこ
とになり,区画体の往復動作が安定する。
体は,伸縮可能なベローズにより構成することができ
る。この場合には,摺動部を設けることなく区画体が往
復動可能となる。そのため,区画体の往復動の抵抗を極
力小さくすることができる。
振動源は,上記第1通路に連通する圧縮室と,該圧縮室
と外部とを区画する伸縮可能なベローズとより構成する
ことができる。この場合には,該ベローズを伸縮するこ
とによって上記作動ガスの圧縮・膨張を発生させること
ができる。これにより,従来の摺動型ピストンタイプの
場合におけるシール材の摩耗による作動ガス汚染等を防
止することができる。
1を用いて説明する。本例のパルス管冷凍機1は,図1
に示すごとく,作動ガスの圧力変動を発生させるための
圧縮機10と,蓄冷材20を充填した蓄冷器2と,極低
温を発生するコールドヘッド3と,中空状のパルス管4
と,作動ガスの流量を調節するためのバッファオリフィ
ス84と,バッファタンク5とを順次直列に連結してな
る。ここで,圧縮機10が本発明における圧力振動源
に,バッファオリフィス84及びバッファタンク5が本
発明における第1位相調節機構に相当する。
1通路81と,パルス管4と上記バッファオリフィス8
4とを結ぶ第2通路82との間には,両通路81,82
を結ぶバイパス通路83を有する。該バイパス通路83
には作動ガスの流量を調整するためのバイパスオリフィ
ス85を設けてなる。ここで,バイパス通路83及びバ
イパスオリフィス85が本発明における第2位相調節機
構に相当する。
通路83を分断する分断シリンダ6を,バイパスオリフ
ィス85と上記第1通路81との間に設けている。該分
断シリンダ6の内部は,往復移動可能な区画体7によっ
て,第1通路81に連通する第1室61と第2通路82
に連通する第2室62とに区画されている。
は,図1に示すごとく,本体部11と該本体部11内に
ピストンリング121を介して摺動可能に配設したピス
トン12とよりなる。そして,このピストン12を往復
動させることにより,ピストン12と本体部11とによ
り形成されている圧縮室13内の作動ガスを圧縮・膨張
するよう構成されている。
コールドヘッド3,パルス管4,バッファオリフィス8
4,及びバッファタンク5については,従来例と同様で
ある。そして,上記蓄冷器2及びパルス管4の室温側に
は,放熱用の熱交換器28,48を設けてある。また,
バイパス通路83にバイパスオリフィス85を設けてあ
る。
は,図1に示すごとく,伸縮可能なベローズよりなる区
画体7を有する。区画体7のパルス管高温端側には,上
記第2通路82側に連通した第1室62が形成されてお
り,一方,区画体7の蓄冷器高温端側には,上記第1通
路81側に連通した第2室61が形成されている。そし
て,区画体7が伸縮することによって,第1室81及び
第2室82の容積が変化するように構成されている。
について説明する。まず,圧縮機10が駆動してピスト
ン12が往復動すると,圧縮室13内の作動ガスが周期
的に高圧状態から低圧状態への圧力変動を繰り返す。こ
の周期的な圧力変動は,圧縮室13に連通しているパル
ス管冷凍機1内の作動ガスに伝達され,系内の作動ガス
も圧力変動を起こす。
オリフィス84で構成される第1位相調節機構と,バイ
パス通路83及びバッファオリフィス85で構成される
第2位相調節機構との作用により,系内の作動ガスの圧
力変動と位相変動との位相差が,コールドヘッド3の部
分において最適位相差となるように調節される。これに
より,コールドヘッド3内の熱が蓄冷器2側に受け渡さ
れ,コールドヘッド3において極低温を発生する。
バイパス通路83に分断シリンダ6を設けてある。さら
に,分断シリンダ6には,伸縮可能なベローズよりなる
区画体7がその内部に配されており,この区画体7によ
り分断シリンダ6内を第1室61と第2室62とに区画
している。このためバイパス通路83内を流れる作動ガ
スは区画体7によりせき止められ,第1室61と第2室
62とで作動ガスが行き交うことはない。それ故,バイ
パス通路83を設けてあっても,蓄冷器2とパルス管4
との間に一方向流が発生することがない。
れているため,第1室61と第2室62とで圧力差が生
じた場合には伸縮し,両室間における圧力変化(圧力変
動)は伝達可能である。例えば,第1室61が第2室6
2よりも高圧であった場合,ベローズが縮み,第2室6
2の容積が減少される。このため第2室62も高圧状態
となる。また逆に,第2室62が第1室61よりも高圧
であった場合,ベローズが伸び,第1室61の容積が減
少される。このため第1室61も高圧となる。
体7の存在によって,一方向流の発生を確実に防止しつ
つ,圧力変動の伝達を行なうことができる。このため,
バイパス通路83及びバイパスオリフィス84によって
構成される第2位相調節機構は,作動ガスの圧力変動と
位置変動との間の位相差を調節する機能を損なうことな
く,かつバイパス通路83を通る一方向流を遮断してコ
ールドヘッドの熱流入を防止することができる。よっ
て,従来よりも一層冷凍能力が安定し,向上する。
とく,実施形態例1における圧縮機10に代えて,伸縮
可能なベローズ124を用いた圧縮機14を用いた。即
ち,圧縮機14は,第1通路81に連通する圧縮室13
と,該圧縮室13と外部とを区画する伸縮可能なベロー
ズ124とより構成した。ベローズ124は,ロッド1
25の円板状座板126の外周に配設されており,ロッ
ド125の往復動により伸縮するように構成されてい
る。
シリンダ6のいずれにおいも,摺動部を排除することが
できる。そのため,シール材の摩耗による作動ガス汚れ
を防止することができ,冷凍機の信頼性を向上させるこ
とができる。その他,実施形態例1と同様の効果が得ら
れる。
えて,高圧吐出弁および低圧吸入弁を備えたコンプレッ
サを用いた。この場合には,高圧吐出弁と低圧吸入弁と
を交互に開閉することによって圧力変動を生じさせるこ
とができる。その他,実施形態例2と同様の効果が得ら
れる。
位相調整機能を保持しつつ,かつ一方向流の発生を防止
することができ,信頼性の高い,パルス管冷凍機を提供
することができる。
明図。
明図。
冷凍機の構成を示す説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 作動ガスを圧力変動させる圧力振動源
と,蓄冷材が充填された蓄冷器と,コールドヘッドと,
パルス管と,作動ガスの圧力変動と位置変動との間に位
相差を生じさせる第1位相調節機構とを順次直列接続し
てなり,上記圧力振動源と上記蓄冷器とを結ぶ第1通路
と,上記パルス管と上記第1位相調節機構とを結ぶ第2
通路との間には,両通路を結ぶバイパス通路を有すると
共に,該バイパス通路の途中にバイパスオリフィスを設
け,上記バイパス通路及び上記バイパスオリフィスによ
り作動ガスの圧力変動と位置変動との間の位相差を調節
する第2位相調節機構を構成してなるパルス管冷凍機に
おいて,上記バイパス通路に,該バイパス通路の連通を
遮断する往復動可能な区画体が配されてなることを特徴
とするパルス管冷凍機。 - 【請求項2】 請求項1において,上記バイパス通路に
は,該バイパス通路を分断する分断シリンダを設けてな
り,該分断シリンダの内部は,往復動可能な上記区画体
によって,上記第1通路に連通する第1室と上記第2通
路に連通する第2室とに区画されていることを特徴とす
るパルス管冷凍機。 - 【請求項3】 請求項1または2において,上記区画体
は,伸縮可能なベローズであることを特徴とするパルス
管冷凍機。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
上記圧力振動源は,上記第1通路に連通する圧縮室と,
該圧縮室と外部とを区画する伸縮可能なベローズとより
なることを特徴とするパルス管冷凍機。
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---|---|---|---|
JP13274896A JP3674151B2 (ja) | 1996-04-29 | 1996-04-29 | パルス管冷凍機 |
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JPH09296965A true JPH09296965A (ja) | 1997-11-18 |
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ID=15088665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13274896A Expired - Fee Related JP3674151B2 (ja) | 1996-04-29 | 1996-04-29 | パルス管冷凍機 |
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JP (1) | JP3674151B2 (ja) |
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