JPH09295793A - 電動式荷役装置 - Google Patents

電動式荷役装置

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JPH09295793A
JPH09295793A JP11259596A JP11259596A JPH09295793A JP H09295793 A JPH09295793 A JP H09295793A JP 11259596 A JP11259596 A JP 11259596A JP 11259596 A JP11259596 A JP 11259596A JP H09295793 A JPH09295793 A JP H09295793A
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JP
Japan
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flywheel
power
electric
generator
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JP11259596A
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Inventor
Mikio Shimamoto
幹夫 島本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定した運転を可能とすると共に、発電機及び
原動機の負荷率を向上して効率の良い運転ができ、か
つ、荷役装置の加速性能を十分に確保する。 【解決手段】発電機1で発生した電力は、ブレーカ5、
電源母線7、更にブレーカ6を経由して電動式荷役装置
10やその他の負荷3へ送られる。逆電力リレー4は、
発電機1に逆流する電力が一定値以上になると作動して
ブレーカ5を開く働きをする。電動式荷役装置10は、
荷役装置用制御装置8及び荷役装置電動機9からなる電
動式荷役装置本体2A、フライホイール11、フライホ
イール用制御装置12により構成される。電動機9は、
揚荷動作期間中は機械的仕事を行なうという電動機本来
の動作、即ち、力行動作を行ない、降荷動作期間中は回
生動作を行なう。フライホイール用制御装置12は、荷
役装置本体2Aが揚荷動作時はフライホイール11を発
電機動作させ、降荷動作時は電動機動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンやウイン
チ等の電動式荷役装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動式荷役装置とは、電動機を直接の動
力源とする荷役装置を言い、電動機の機械的出力を減速
機などを介してそのまま機械的に同荷役装置を構成する
巻き上げ装置や旋回装置等に伝えて荷役動作させるもの
であり、電動機の機械的出力を油圧ポンプにより一旦油
圧力に変換して油圧モータなどの油圧機器を利用する油
圧式荷役装置と対比される。
【0003】荷役装置は、一般に、荷を吊り上げる揚荷
動作と荷を吊り下ろす降荷動作を主に繰り返すが、荷役
の作業性を十分に確保しようとすると、与えられた条件
の下での各動作の高い速度制御性能と揚荷動作から降荷
動作への、または降荷動作から揚荷動作への迅速な切り
替えが可能となる。このため、電動式荷役装置の主要構
成品である電動機とその制御装置としては、一般に、直
流電動機とサイリスタレオナード式制御装置がよく使用
されており、近年では交流機(誘導機)とインバータ式
制御装置の組み合わせも広く採用され始めている。そし
て、この何れの方式も、制動のため電動機に回生動作を
行なわせることが多い。
【0004】ここで回生動作とは、揚荷動作中の減速時
や降荷動作時に荷から受ける力を利用して電動機を発電
機として動作させ、しかも、その発生電力を1次電源側
へと返しながら、適切な制動力を得るものである。従っ
て、回生動作の特徴は、良好な操作性と、荷の持ってい
た運動エネルギー及び位置エネルギーを電力の形で電源
側へ返還するという省エネルギー効果にあると言える。
【0005】図5は、従来の電動式荷役装置を使用した
場合の単線電気系統図の一例であって、複数の発電機1
で発生した電力は、それぞれブレーカ5、電源母線7、
更にブレーカ6を経由して制御装置8及び荷役装置電動
機9からなる電動式荷役装置2やその他の負荷3へ送ら
れる。また、逆電力リレー4は、発電機1の保護のた
め、発電機1に逆流する電力が一定値以上になると作動
してブレーカ5を開く働きをする。なお、図5では複数
の発電機1がブレーカ5を介して電源母線7に並列に接
続されている場合を示したが、発電機1が1台だけの場
合もある。
【0006】次に図6は、図5で説明した従来の電動式
荷役装置において、揚荷動作と降荷動作を一定周期で繰
り返す場合の電源側から見た電動式荷役装置の消費電力
の変化を表したものであり、横軸は時間を縦軸は消費電
力を示している。ここで、説明を分り易くするため縦軸
に無単位の数値を示した。なお、数値の大きさについて
は後に説明する。
【0007】また、消費電力の大きさと動作時間及び周
期は一定であり、揚荷動作時間と降荷動作時間は互いに
等しいものとし、かつ、動作停止時間は無視した。そし
て、電動式荷役装置の電動機9は、揚荷動作期間中は機
械的仕事を行なうという電動機本来の動作、すなわち、
力行動作を行ない、降荷動作期間中は回生動作を行なっ
ているので、電動式荷役装置2の消費電力は力行動作期
間中は、降荷動作(回生動作)期間中は負となる。但
し、揚荷動作中、減速時の回生動作については回生動作
時間が短いと考えられるので無視した。
【0008】次に、上記の揚荷動作(力行動作)期間中
の消費電力と降荷動作(回生動作)期間中の各消費電力
の大きさについて定量的に考察する。電動式荷役装置2
の消費電力とは同装置の荷役装置用制御装置8への1次
電源側からの供給電力に他ならない。従って、揚荷動作
(力行動作)期間中のこの供給電力の大きさをP10と
すると、電動式荷役装置2の機械的出力(大きさをP1
1とする)は、P10に下記の効率を掛けたものに等し
い。
【0009】(1) 制御装置8の電力変換効率=0.9 (2) 電動機9の電力/機械的出力変換効率=0.9 (3) 電動式荷役装置2の機械効率=0.8 ただし、各効率については上記のように現状において概
ね妥当と考えられる値を採用した。従って、 P11=P10×0.9×0.9×0.8 =P10×0.65 ・・・・・(1) となる。
【0010】そして、この機械的出力P11の作用によ
って荷は一定の揚程だけ吊り上げられ位置エネルギーを
増加させたと言える。つまり、揚荷動作期間の時間の長
さをT、位置エネルギーの増加分をEとすると、 E=P11×T ・・・・・(2) である。
【0011】一方、降荷動作について考えると、揚程は
揚荷動作の場合と等しいと仮定したから降荷動作により
荷の位置エネルギーはEだけ減少する。降荷動作期間
中、回生動作により荷は発電機を駆動するための電力源
として作用していると考えることができるので、この動
力源としての荷の出力の大きさをP21とすると、 E=P21×T ・・・・・(3) となる。ただし、降荷動作期間の時間の長さも揚荷動作
の場合と等しくTであるとした。従って、(2)式と
(3)式から、 P11=P21 ・・・・・(4) である。
【0012】そして、この出力P21は、滑車や減速機
などの機械部品を経由して電動機9へ伝わり、電動機9
が発電機として動作することにより電力に変換されて、
結局、制御装置8の1次電源入力端に回生電力(大きさ
をP20とする)となって現れる。従って、回生電力P
20はP21に下記の効率を掛けたものに等しい。
【0013】 1)電動式荷役装置2の機械効率=0.8 2)電動機9の機械的入力/電力変換効率=0.9 3)制御装置8の電力変換効率=0.9 ここで各効率の値は、揚荷動作時と同様に現状において
概ね妥当と考えられる値を採用した。
【0014】従って、 P20=P21×0.8×0.9×0.9 =P21×0.65 ・・・・・(5) となる。制御回路等で消費する電力は小さいので無視す
ると、降荷動作期間中の電動式荷役装置2の消費電力と
この回生電力P20に他ならない。
【0015】従って、(1)、(4)、(5)式から、 P20=P11×0.65 =P10×0.652 =P10×0.42 ・・・・・(6) となる。
【0016】図6では揚荷動作期間中の消費電力の大き
さP10=20としたので、降荷動作期間中の消費電力
の大きさP20は、(6)式から P20=20×0.42=8.4 ・・・・・(7) となる。(但し、P20は回生電力であり電力の流れる
方向が逆であるので、図6では負符号を付して示し
た。) 図7は、同じ電源から給電されているその他の負荷の消
費電力を示したものであり、簡単のため、時間にかかわ
らず一定とし、大きさは仮に10とした。図8は、従来
の電動式荷役装置の消費電力とその他の負荷の消費電力
の合計を示しており、図6と図7を重ね合わせたものに
等しい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の問題点は
下記の3点である。 (1)従来の技術を使用している場合において、電動式
荷役装置2そのものと比較して他の負荷3の消費電力が
相対的に極めて小さい場合を考える。具体的には大きな
荷を高速で降荷するなどしてその回生電力が巨大とな
り、しかも、その他の負荷3の容量が十分には大きくな
い場合がこれに相当する。図9は、電動式荷役装置2の
消費電力であり、これは図6と全く同一であるが、その
他の負荷3の消費電力は図10の様に大きさが「2」と
非常に小さいとする。このとき、電源側から見た負荷の
合計消費電力は図11のように図9と図10を重ね合わ
せたものとなるので、回生動作期間中は「−6.4」と
負となる。これは回生動作期間中に負荷側から電源側へ
電力が逆流していることを意味している。この結果、図
5で示した逆電力リレー4が作動してブレーカ5を遮断
し、発電機からの電力供給を断ってしまうので、荷役装
置の運転を継続することが不可能となる。
【0018】(2)図8または図11を見ると分かるよ
うに、電源側から見た負荷の消費電力は荷役装置の運転
状態にしたがい大きく変動する。すなわち、消費電力の
最大値と最小値の差が極めて大きい。これは荷役装置一
般に特徴的な現象である。このような場合、電源である
発電機及び発電機を駆動する原動機の容量は、揚荷動作
期間中間最大消費電力をもとに決定しなければならずそ
の結果、平均消費電力に比べて過大な容量を選定せざる
を得なくなる。これは発電機及び原動機の負荷率が低い
ことを意味し、発電機及び原動機の効率という観点から
見て悪い条件で使用せざるを得ないことになる。
【0019】(3)一般に電源電圧は負荷の変動により
変化するものであり、負荷が増加すれば電圧は低下し、
減少すれば上昇する。特に負荷の過大な瞬時増加による
電源電圧の瞬時低下は、電気部品の誤動作を招いたり証
明のちらつき(フリッカ)を発生させたりする。
【0020】一方、荷役装置の場合、揚荷動作と降荷動
作を頻繁に繰り返すので、このような電源電圧の瞬時低
下による影響は大きい。しかも、特に揚荷動作を開始す
るとき、所定の時間以内に必要な動作速度を得るため、
即ち、十分な加速トルクを得るため、起動直後の短時
間、電動機の電流を定常状態の電流より大きな値とする
必要がある。従って、揚荷動作を開始直後の荷役装置の
消費電力、特に無効電力は、実際には図6、図9で表現
したものよりはるかに大きくなり、しかも電源電圧の負
荷の消費電力のうち特にその無効電力分に大きく左右さ
れるので、瞬時電圧低下に大きな影響を及ぼす。このた
め、電動機や制御装置の短時間過負荷耐量などが十分で
あっても、電源電圧の瞬時低下が大き過ぎて実際の運転
に支障が生じると、荷役装置の加速性能を十分に確保す
ることが出来なくなる。
【0021】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、回生動作期間中の逆電力の発生を防止して
安定した運転が可能となると共に、発電機及び原動機の
負荷率を向上して効率の良い運転ができ、かつ、荷役装
置の加速性能を十分に確保し得る電動式荷役装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、荷役装置電動
機及びこの電動機を制御する荷役装置用制御装置からな
る電動式荷役装置本体と、フライホイール式エネルギー
蓄積装置と、上記荷役装置用制御装置の動作に従って上
記フライホイール式エネルギー蓄積装置を制御するフラ
イホイール用制御装置とを具備し、上記フライホイール
用制御装置は、上記荷役装置本体が揚荷動作時は上記フ
ライホイール式エネルギー蓄積装置を発電機動作させ、
降荷動作時は電動機動作させることを特徴とする。
【0023】(作用)フライホイール式エネルギー蓄積
装置(以下、フライホイールと略称する)とは、一般の
電動機や発電機と同様の回転電気機械であるが、回転子
の慣性モーメントを大きくする等によってエネルギーを
回転の運転エネルギーの形で蓄積し、かつ必要に応じて
電力の蓄積エネルギーを外部へ放出することを主目的と
するものである。すなわち、フライホイールに外部から
電力を供給して電動機として動作させると、回転子は加
速しながら運動エネルギーを蓄積(増加)してゆく。ま
た、逆に、発電機として動作させると、回転子は減速し
ながら発生した電力を電源側へ戻すことにより運動エネ
ルギー(蓄積エネルギー)を放出(減少)する。このよ
うに、フライホイールは回転電気機械の一種であって、
回転の運動エネルギーの形でエネルギーを蓄積するの
で、他のエネルギー蓄積装置と比較するとエネルギーの
蓄積及び放出を高速に行なえるという長所を有する。
【0024】上記のように電動式荷役装置が揚荷動作中
は、フライホイールは発電機動作する。すなわち、電動
式荷役装置が電力を消費する力行動作中は、フライホイ
ールは電力の供給源となる。
【0025】逆に、電動式荷役装置が降荷動作中は、フ
ライホイールは電動機動作する。すなわち、電動式荷役
装置が回生電力を発生する回生動作中は、フライホイー
ルは電動機として電力を消費する。
【0026】以上の結果から、フライホイールの消費電
力の変化は図3の様になる。このとき、その他の負荷の
消費電力は図10と同じであるとすると、電源側から見
た全負荷の消費電力(合計)の変化の様子は図4のよう
になる。図4は図3と図11を重ね合わせたものに等し
い。従って、回生動作期間中に消費電力の値が負となる
ことはない。すなわち、逆電力は発生しないので、安定
した運転が可能となる。
【0027】図4を図8または図11と比較すると分か
るように、本発明を採用することにより電源側から見た
全負荷の消費電力の脈動が少なくなっている。即ち、負
荷が平準化されている。従って、電源の発電機及び発電
機を駆動する原動機の容量は従来よりはるかに小さいピ
ーク電力を基準に決定すればよいので、発電機及び原動
機の負荷率は向上し、効率の良い運転が可能となる。
【0028】また、荷役装置の運転状態に合わせてフラ
イホイールを運転するので、定常状態だけでなく瞬時動
作についても電源側から見た全負荷の消費電力の変動を
軽減することができる。従って、電源の瞬時電圧低下が
揚荷動作の加速性能を決定する支配的要因となる場合に
は、本発明は加速性能の確保に大きく寄与することがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。 1.機器の構成 図1は、本発明の一実施形態に係る電動式荷役装置の単
線電気系統図である。同図に示すように複数あるいは1
台の発電機1で発生した電力は、ブレーカ5、電源母線
7、更にブレーカ6を経由して電動式荷役装置10やそ
の他の負荷3へ送られる。また、逆電力リレー4は、発
電機1の保護のため、発電機1に逆流する電力が一定値
以上になると作動してブレーカ5を開く働きをする。上
記電動式荷役装置10は、荷役装置用制御装置8及び荷
役装置電動機9からなる電動式荷役装置本体2A、フラ
イホイール式エネルギー蓄積装置(以下、フライホイー
ルと略称する)11、フライホイール用制御装置12に
より構成されている。上記電動機9は、揚荷動作期間中
は機械的仕事を行なうという電動機本来の動作、すなわ
ち、力行動作を行ない、降荷動作期間中は回生動作を行
なう。
【0030】フライホイール11とフライホイール用制
御装置12は、荷役装置本体2Aの場合と同様に、例え
ば直流電動機とサイリスタレオナード式制御装置あるい
は交流機(誘導機)とインバータ式制御装置などの組み
合わせを選択して実現することができる。
【0031】次に、図2は本発明による電動式荷役装置
10の構成を制御ブロック図の形で表現したものであ
る。図2に示すように制御装置8に消費電力検出器20
が接続される。この消費電力検出器20は、電動式荷役
装置本体2Aの中に付加されて荷役装置本体2Aの各瞬
間の消費電力の大きさを検出する。消費電力検出器20
の検出出力は、消費電力信号としてフライホイール用制
御装置12へ送られる。なお、消費電力検出器20は、
荷役装置本体2Aの電動機端子電圧や同電動機の電流な
どをもとに従来の公知の技術を利用して消費電力を検出
する。この消費電力信号の値は荷役装置本体2Aが力行
運転時(即ち、電力を消費している場合)は正、回生運
転時(即ち、電力を発生している場合)は負とする。
【0032】次に、フライホイール用制御装置12は、
荷役装置基準電力設定器21、フライホイール基準電力
設定器22、減算器23、減算器24、増幅器25、駆
動回路26から成り、まず減算器23において、消費電
力検出器20からの消費電力信号と荷役装置基準電力設
定器21による設定信号との差(これを偏差信号1とす
る)を検出する。次に、減算器24において、偏差信号
1とフライホイール基準電力設定器22との差(これを
偏差信号2とする)を検出し、偏差信号2を増幅器25
経由、駆動回路26へ伝え、フライホイール11を運転
制御する。ここで、増幅器25は偏差信号2の大きさや
位相を適切に調整して良好な制御特性を得るためのもの
である。
【0033】[2.制御の方法] [2−1.荷役装置基準電力]荷役装置基準電力設定器
21で設定する荷役装置基準電力とは、揚荷動作と降荷
動作の繰り返し周期や各動作の速度分布など(すなわ
ち、いわゆる荷役サイクル)をあらかじめ推定して決定
するものであり、荷役装置の平均消費電力の目安を与え
る。そして、これは実際の荷役運転に入る前に設定して
おくものであり、具体的な算出方法は下記のとおりであ
る。すなわち、 荷の大きさ(重量)=w 揚荷時の平均速度推定値=vU 降荷時の平均速度推定値=vD 電動機9の効率 =ηM 制御装置8の効率 =ηC とすると、 (1)揚荷動作(力行動作)時 荷役装置基準電力Pa1=w×vU /(ηM ×ηC ) (>0)・・・(8) (2)降荷動作(回生動作)時 荷役装置基準電力Pa2=w×vD ×ηM ×ηC (<0) ・・・(9) のように決定する。ここで、回生動作時の荷役装置基準
電力Pa2は負荷側から電源へ逆流するので、負符号を付
け負値とした。
【0034】[2−2.フライホイール基準電力]フラ
イホイール基準電力設定器22で設定するフライホイー
ル基準電力とは、荷役装置基準電力の場合と同様に、予
め推定した荷役サイクルにもとづき算出するものであ
り、フライホイール11の実際の消費電力がこのフライ
ホイール基準電力に等しくなるようにフライホイール1
1を運転制御しようとするものである。そして、このフ
ライホイール基準電力値Pb1、Pb2は、荷役装置基準電
力の場合と同様に実際の荷役運転に入る前に設定してお
くものである。フライホイール基準電力の具体的な決定
方法は、下記のようにまず荷役装置本体2Aが降荷動作
(回生動作)している場合のフライホイール基準電力値
b2を決定し、次にその揚荷動作(力行動作)時のフラ
イホイール基準電力値Pb1を求める。
【0035】(1)荷役装置本体2Aが降荷動作(回生
動作)している場合 フライホイール基準電力Pb2は荷役装置基準電力Pa2
絶対値に等しくとる。すなわち、 Pb2=|Pa2| (>0) ・・・・・(10) とする。
【0036】荷役装置本体2Aが降荷動作時は、フライ
ホイール11は電動機動作するので、Pb2を(7)式の
ように設定することは、荷役装置本体2Aの回生電力に
等しい電力でフライホイール11を電動機運転しようと
することを意味する。そして、1回の降荷動作時間の平
均値をt2 、時間t2 の間にフライホイール11に蓄積
された運動エネルギーをWとすると、 W=Pb2×t2 ×ηFM ・・・・・(11) となる。ただし、ηFMはフライホイール11の電動機と
しての効率である。
【0037】(2)荷役装置本体2Aが揚荷動作(力行
動作)している場合 荷役装置本体2Aが揚荷動作(力行動作)中、フライホ
イール11は発電機動作する。そして、1回の揚荷動作
期間中に(8)式のwに等しい運動エネルギーをフライ
ホイール11から放出するよう制御するものとする。従
って、このときのフライホイール基準電力をPb1、1回
の揚荷動作時間の平均値をt1 、フライホイール11の
発電機としての効率をηFGとすると、次式が成り立つ。
【0038】 W=(Pb1×t1 )/ηFG ・・・・・(12) 従って、(8)、(9)式から、 Pb1=Pb2×(t2 /t1 )×ηFM×ηFG・・・(13) となる。
【0039】[2−3.各構成要素の動作]次に、図2
に基づき各構成要素の動作を説明する。まず、各信号の
記号を下記の通り定める。
【0040】荷役装置本体2Aの消費電力(即ち、消費
電力検出器20の出力):P0 偏差信号1:D1 偏差信号2:D2 (1)荷役装置本体2Aが揚荷動作(力行動作)する場
合 (a) 荷役装置本体2Aの消費電力P0 が荷役装置基準電
力Pa1より大きい場合 偏差D1=Pa1−P0 <0 であるから、 偏差D2=Pb1−D1>Pb1 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b1より大きいのでフライホイール11はフライホイール
基準電力Pb1より大きな出力で発電機運転を行なう。
【0041】(b) 荷役装置本体2Aの消費電力P0 が荷
役装置基準電力Pa1より小さい場合 D1>0 であるから、 D2<Pb1 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b1より小さいのでフライホイール11はフライホイール
基準電力Pb1より小さな出力で発電機運転を行なう。
【0042】(c) 荷役装置本体2Aの消費電力が荷役装
置基準電力と等しい場合 D1=0 であるから、 D2=Pb1 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b1と等しいので、フライホイール11はフライホイール
基準電力Pb1と等しい出力で発電機運転を行なう。
【0043】(2)荷役装置本体2Aが降荷動作(回生
動作)する場合 (a) 荷役装置本体2Aの消費電力P0 が荷役装置基準電
力Pa2より大きい場合 偏差D1=Pa2−P0 <0 であるから、 偏差D2=Pb2−D1>Pb2 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b2より大きいのでフライホイール11はフライホイール
基準電力Pb2より大きな出力で電動機運転を行なう。
【0044】(b) 荷役装置本体2Aの消費電力P0 が荷
役装置基準電力Pa2より小さい場合 D1>0 であるから、 D2<Pb2 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b2より小さいのでフライホイール11はフライホイール
基準電力Pb2より小さな出力で電動機運転を行なう。
【0045】(c) 荷役装置本体2Aの消費電力が荷役装
置基準電力と等しい場合 D1=0 であるから、 D2=Pb2 となる。従って、偏差D2はフライホイール基準電力P
b2と等しいので、フライホイール11はフライホイール
基準電力Pb2と等しい出力で電動機運転を行なう。
【0046】
【発明の効果】本発明により下記の効果を得ることがで
きる。 (1)図3は、電動式荷役装置本体2Aが図6または図
9のように運転中に、これに合わせ本発明に基づきフラ
イホイール11を運転制御した場合のフライホイール1
1の消費電力の変化を示すものである。ここで、消費電
力が正の部分はフライホイール11が電動機として動作
していることを示し、このとき荷役装置本体2Aは降荷
動作(回生動作)している。また、消費電力が負の部分
はフライホイール11は発電機として動作しており、荷
役装置本体2Aは揚荷動作(力行動作)中である。
【0047】ここで、フライホイール11の消費電力の
大きさについて定量的に考察する。(1a)荷役装置本
体2Aが降荷動作(回生動作)している場合 荷役装置本体2Aが降荷動作(回生動作)している場
合、フライホイール11は電動機として動作し、その基
準平均出力Pb2(電動機としての消費電力)は、上記
[2−2.フライホイール基準電力]の(1)項で述べ
たように荷役装置本体2Aの基準平均消費電力Pa2
(荷役装置本体2Aの回生電力)と大きさを等しくとる
のであったから、制御装置12の1次側入力端における
フライホイール11の電動機運転時消費電力P30は、
平均的には荷役装置本体2Aの回生電力P20に概ね等
しくなると考えられる。(7)式でP20=8.4であ
ったから、 P30=8.4 ・・・・・(14) となる。
【0048】一方、フライホイール11が電動機動作中
のその機械的出力をフライホイール11自身の運動エネ
ルギーの増加に直接寄与する動力と考え、これをP31
とすると、P31はP30に制御装置12の電力変換効
率とフライホイール11の電動機効率を掛けたものとな
るので、 P31=8.4×0.9×0.9 =6.8 ・・・・・(15) となる。但し、 制御装置12の電力変換効率=0.9 フライホイール11の電動機効率=0.9 とした。
【0049】従って、降荷動作時間中のフライホイール
11の運動エネルギーの増加量Wは、降荷動作時間をT
とすると、 W=P31×T =6.8×T ・・・・・(16) となる。
【0050】(1b)荷役装置本体2Aが揚荷動作(力
行動作)している場合荷役装置本体2Aが揚荷動作(力
行動作)している場合、荷役装置本体2Aが降荷動作
(回生動作)中にフライホイール11に蓄積された運動
エネルギーWをすべて電力の形で電源側へ返すように制
御するので、このときのフライホイール11の発電電力
の大きさを制御装置12の1次側入力端においてP4
0、フライホイール11の発電機効率を0.9、揚荷動
作時間を降荷動作時間と等しくTとし、制御装置12の
電力変換効率(=0.9)を考慮すると、 W=(P40÷0.9÷0.9)×T・・・・・(17) となるので、(16)、(17)式から、 P40=6.8×0.9×0.9 =5.4 ・・・・・(18) となる。
【0051】以上の結果から、ブフライホイール11の
消費電力の変化は図3のようになる。このとき、その他
の負荷の消費電力は図10と同じであるとすると、電源
側から見た全負荷の消費電力(合計)の変化の様子は図
4のようになる。図4は図3と図11を重ね合わせたも
のに等しい。従って、回生動作期間中に消費電力の値が
負となることはない。すなわち、逆電力は発生しないの
で、安定した運転が可能となる。
【0052】(2)図4を図8または図11と比較する
と分かるように、本発明を採用することにより電源側か
ら見た全負荷の消費電力の脈動が少なくなっている。即
ち、負荷が平準化されている。従って、電源の発電機及
び発電機を駆動する原動機の容量は従来よりはるかに小
さいピーク電力を基準に決定すればよいので、発電機及
び原動機の負荷率は向上し、効率の良い運転が可能とな
る。
【0053】(3)荷役装置の運転状態に合わせてフラ
イホイール11を運転するので、定常状態だけでなく瞬
時動作についても電源側から見た全負荷の消費電力の変
動を軽減することができる。従って、電源の瞬時電圧低
下が揚荷動作の加速性能を決定する支配的要因となる場
合には、本発明は加速性能の確保に大きく寄与すること
ができる。
【0054】(4)実施の形態で述べたように、本発明
による制御方法の大きな特徴の一つは、荷役装置基準電
力とフライホイール基準電力という量を導入し、これを
基準にフライホイール11の運転を制御することにあ
る。荷役装置は、通常、ほぼ一定の荷役サイクルに沿っ
て運転することが多い。従って、そのような場合、この
制御方法によれば、荷役サイクル全体をあらかじめ仮定
した上でフライホイール11を運転制御するので、荷役
サイクルの途中で過大な出力で発電機運転して蓄積エネ
ルギーを放出し尽くしてしまうというような問題を防ぐ
ことができ、フライホイール11の蓄積エネルギー容量
を過不足無く有効に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動式荷役装置の単
線電気系統図。
【図2】同実施形態における電動式荷役装置の構成を示
すブロック図。
【図3】同実施形態におけるフライホイールの消費電力
の変化を示す図。
【図4】同実施形態における荷役装置全体の消費電力の
変化を示す図。
【図5】従来の電動式荷役装置の単線電気系統図。
【図6】従来の電動式荷役装置の消費電力の変化を示す
図。
【図7】従来の電動式荷役装置における他の負荷の消費
電力を示す図。
【図8】従来の電動式荷役装置の消費電力とその他の負
荷の消費電力の全体の消費電力を示す図。
【図9】従来の電動式荷役装置の消費電力を示す図。
【図10】従来の電動式荷役装置におけるその他の負荷
の消費電力を示す図。
【図11】従来の電動式荷役装置における電源側から見
た全体の消費電力を示す図。
【符号の説明】
1 発電機 2A 電動式荷役装置本体 3 その他の負荷 4 逆電力リレー 5,6 ブレーカ 7 電源母線 8 荷役装置用制御装置 9 荷役装置電動機 10 電動式荷役装置 11 フライホイール式エネルギー蓄積装置(フライホ
イール) 12 フライホイール用制御装置 20 消費電力検出器 21 荷役装置基準電力設定器 22 フライホイール基準電力設定器 23,24 減算器 25 増幅器 26 駆動回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、消費電力の大きさと動作時間及び周
期は一定であり、揚荷動作時間と降荷動作時間は互いに
等しいものとし、かつ、動作停止時間は無視した。そし
て、電動式荷役装置の電動機9は、揚荷動作期間中は機
械的仕事を行なうという電動機本来の動作、すなわち、
力行動作を行ない、降荷動作期間中は回生動作を行なっ
ているので、電動式荷役装置2の消費電力は力行動作期
間中は正、降荷動作(回生動作)期間中は負となる。但
し、揚荷動作中、減速時の回生動作については回生動作
時間が短いと考えられるので無視した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(2)図8または図11を見ると分かるよ
うに、電源側から見た負荷の消費電力は荷役装置の運転
状態にしたがい大きく変動する。すなわち、消費電力の
最大値と最小値の差が極めて大きい。これは荷役装置一
般に特徴的な現象である。このような場合、電源である
発電機及び発電機を駆動する原動機の容量は、揚荷動作
間の最大消費電力をもとに決定しなければならずその
結果、平均消費電力に比べて過大な容量を選定せざるを
得なくなる。これは発電機及び原動機の負荷率が低いこ
とを意味し、発電機及び原動機の効率という観点から見
て悪い条件で使用せざるを得ないことになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】(3)一般に電源電圧は負荷の変動により
変化するものであり、負荷が増加すれば電圧は低下し、
減少すれば上昇する。特に負荷の過大な瞬時増加による
電源電圧の瞬時低下は、電気部品の誤動作を招いたり
のちらつき(フリッカ)を発生させたりする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】一方、荷役装置の場合、揚荷動作と降荷動
作を頻繁に繰り返すので、このような電源電圧の瞬時低
下による影響は大きい。しかも、特に揚荷動作を開始す
るとき、所定の時間以内に必要な動作速度を得るため、
即ち、十分な加速トルクを得るため、起動直後の短時
間、電動機の電流を定常状態の電流より大きな値とする
必要がある。従って、揚荷動作を開始直後の荷役装置の
消費電力、特に無効電力は、実際には図6、図9で表現
したものよりはるかに大きくなり、しかも電源電圧の
動は負荷の消費電力のうち特にその無効電力分に大きく
左右されるので、瞬時電圧低下に大きな影響を及ぼす。
このため、電動機や制御装置の短時間過負荷耐量などが
十分であっても、電源電圧の瞬時低下が大き過ぎて実際
の運転に支障が生じると、荷役装置の加速性能を十分に
確保することが出来なくなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役装置電動機及びこの電動機を制御す
    る荷役装置用制御装置からなる電動式荷役装置本体と、
    フライホイール式エネルギー蓄積装置と、上記荷役装置
    用制御装置の動作に従って上記フライホイール式エネル
    ギー蓄積装置を制御するフライホイール用制御装置とを
    具備し、上記フライホイール用制御装置は、上記荷役装
    置本体が揚荷動作時は上記フライホイール式エネルギー
    蓄積装置を発電機動作させ、降荷動作時は電動機動作さ
    せることを特徴とする電動式荷役装置。
JP11259596A 1996-05-07 1996-05-07 電動式荷役装置 Withdrawn JPH09295793A (ja)

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