JPH09294962A - 果実選別充填設備 - Google Patents

果実選別充填設備

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JPH09294962A
JPH09294962A JP11068396A JP11068396A JPH09294962A JP H09294962 A JPH09294962 A JP H09294962A JP 11068396 A JP11068396 A JP 11068396A JP 11068396 A JP11068396 A JP 11068396A JP H09294962 A JPH09294962 A JP H09294962A
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JP
Japan
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conveyor
fruit
filling
fruits
conveyer
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Withdrawn
Application number
JP11068396A
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English (en)
Inventor
Susumu Harada
享 原田
Tomitaka Yonezawa
富任 米澤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 等階級の分類を少なくしたり、その基準を緩
やかにすることなく軟弱な果実でも容易に選別充填でき
る果実選別充填設備を提供する。 【解決手段】 蔓1aに鉄球3を取り付けた苺1が投入
される水槽10と、鉄球3を磁力で吸引して苺1を吊り
下げながら水槽10から搬出する整列コンベア11と、
コンベア11から苺1を受け取って搬送しながら重量を
計測する重量計測コンベア13と、コンベア13、カメ
ラ12、糖度計14からの情報に基づいて苺1の等階級
を判別する図示しない制御装置と、等階級毎に設けられ
た等階級ラインコンベア16a〜16dと、コンベア1
3から苺1を受け取ると共に前記制御装置からの信号に
基づいて苺1を該当するコンベア16a〜16dに受け
渡す仕分コンベア15と、コンベア16a〜16dから
苺1を受け取って纏めて搬送する充填コンベア17a〜
17dと、苺1の蔓1aを切断するカッタと、パック9
を保持する移載テーブル20と等を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苺や桃などのよう
な軟弱な果実を等階級毎に選別して容器に充填する果実
選別充填設備に関する。
【0002】
【従来の技術】苺や桃などのような軟弱な果実は、収穫
された後、通常、農家で手作業によって品質や大きさな
どの等階級毎に選別されてパックに詰められてから段ボ
ール箱に収容された後に集荷場で集められ、市場に出荷
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにして前
記果実を選別してパックに充填しているため、当該果実
の選別充填においては、以下のような問題を生じてい
た。 (1)農家で手作業によって選別充填しているため、農
作従事者に栽培以外の労働を強いてしまい、農薬散布や
収穫等の栽培にかかる作業量を抑えなければならず、栽
培面積を拡張することができなかった。 (2)農作従事者が主観的な判断によって選別充填して
いるため、果実の大きさの選別に農家毎のバラツキを生
じる虞があるだけでなく、傷んだ果実を誤って充填して
しまう虞があった。
【0004】このため、上述したような等階級の分類数
を少なくしたり、その基準を緩やかにしたりすることも
考えられているが、このようにして選別充填を行うと、
店頭での商品価値が大きく下がってしまい、農作従事者
にとってさらに好ましくない事態を引き起こしてしま
う。
【0005】このようなことから、等階級の分類数を少
なくしたり、その基準を緩やかにしたりすることなく、
苺や桃などのような軟弱な果実の選別充填を容易に行う
ことができる果実選別充填設備が強く望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による果実選別充填設備は、内部に水が
蓄えられ、蔓またはへたに被係合体を取り付けた果実が
投入される水槽と、前記水槽内の前記果実の前記被係合
体と係合して当該果実を当該水槽から取り出して吊り下
げながら搬送する整列コンベアと、前記整列コンベアか
ら前記被係合体を順次受け取って前記果実を吊り下げな
がら搬送すると共に、当該果実の重量を各々計測する重
量計測コンベアと、前記整列コンベアまたは前記重量計
測コンベアで搬送されている前記果実を各々撮影するカ
メラと、前記重量計測コンベアおよび前記カメラからの
情報に基づいて、前記果実毎の等階級を選別する制御手
段と、前記果実の前記被係合体を受け取って前記果実を
吊り下げながら搬送する複数の等階級ラインコンベア
と、前記重量計測コンベアから前記被係合体を順次受け
取って前記果実を吊り下げながら搬送すると共に、前記
制御手段からの信号に基づいて、当該果実を該当する前
記等階級ラインコンベアに受け渡す仕分けコンベアと、
前記等階級ラインコンベアに各々連絡し、当該等階級ラ
インコンベアから前記被係合体を受け取って前記果実を
吊り下げながら所定数まとめて搬送する充填コンベア
と、前記充填コンベアで搬送されてきた前記果実の蔓ま
たはへたを切断するカッタと、前記カッタの下方に配備
され、前記充填コンベアから前記果実をパック内に主要
するように当該パックを支持すると共に、当該パック内
が所定の重量となったら当該パックを送り出すパック保
持送出手段と、前記充填コンベアの下流側に配備され、
当該充填コンベアに残留する前記被係合体を当該コンベ
アから離脱させる離脱手段とを備えてなることを特徴と
する。
【0007】上述した果実選別充填設備は、前記整列コ
ンベアまたは前記重量計測コンベアで搬送されている前
記果実の糖度を各々非破壊で計測する糖度計を備え、前
記制御手段が上記糖度計からの情報も併せて当該果実の
等階級を選別することを特徴とする。
【0008】上述した果実選別充填設備は、前記水槽内
の前記水がオゾン水であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による果実選別充填設備の
実施の形態を図1〜3を用いて説明する。なお、図1
は、その全体概略構成図、図2は、図1の矢線II部の抽
出拡大図、図3は、図1の III−III 線矢視図である。
【0010】図1,2において、10は水槽、11は整
列コンベアである。水槽10は、その内部に水10aが
入れられている。整列コンベア11は、その上流側が水
槽10の水10a内に入れられ、その水槽10内では上
方側が上流側から下流側へ向けて流れる一方、その水槽
10の外部では下方側が上流側から下流側へ向けて流れ
るように、その流通方向の中程でパスラインが上方から
下方に反転しており、磁石板11aがパスライン全体に
亙って所定の間隔をあけながら単列で複数取り付けられ
ている。
【0011】ここで、上記水槽10および整列コンベア
11の作用を説明する。苺や桃などのような軟弱な果実
は、手で軽く握るだけでも傷んでしまう。そのため、当
該果実を収穫する場合には、その蔓部分を掴み、当該蔓
を果実に残すようにして切り取っている。そこで、例え
ば、農家で果実である苺を収穫する際、図4に示すよう
に、農作従事者が収穫と同時に各苺1の蔓1a毎に非係
合体である鉄球3を止め金2を介して取り付けながら、
図5に示すように、当該苺1を等階級毎に選別すること
なくコンテナ7内に収容し、図1,2に示すように、当
該コンテナ7内に収容された苺1を水槽10内に一括し
て投入供給するようにすれば、これら苺1は、水槽10
内の水10aにより、上記投入供給時のショックが緩衝
されると共に、前記鉄球3の自重作用から、当該鉄球3
を下方に位置させるようにして水10a上に浮遊するの
で、前記整列コンベア11の作動により、上記鉄球3を
前記磁石板11aに吸着されて単列に整えられながら水
槽10から取り出された後、吊り下げられて搬送される
ようになる。
【0012】つまり、水槽10は、その内部に貯蔵した
水10aにより、苺1の投入供給時のショックを緩衝し
て、苺1の損傷を防止するだけでなく、整列コンベア1
1に対する鉄球3の向きを一定方向に保つことができる
ようになっており、整列コンベア11は、その磁石板1
1aにより、鉄球3を吸着し、苺1を吊り下げながら単
列で搬送することにより、搬送時の接触による当該苺1
の損傷を防止しながら、当該苺1を一つづつ次工程に搬
送することができるようになっているのである。
【0013】図1において、12はカメラ、13は重量
計測コンベア、14は非破壊式の糖度計である。カメラ
12は、前記整列コンベア11の下流側の下方に配置さ
れ、当該整列コンベア11に吊り下げられながら搬送さ
れている苺1を順次撮影し、その撮影情報を制御手段で
ある図示しない制御装置に送信するようになっている。
重量計測コンベア13は、その上流側が上記整列コンベ
ア11の下流側に連絡され、当該整列コンベア11で搬
送されてきた苺1の鉄球3を当該整列コンベア11と同
様に吸着して当該苺1を順次受け取り、吊り下げた状態
で搬送しながら当該苺1の重量を計測し、その計量情報
を図示しない前記制御装置に送信することができるよう
になっている。糖度計14は、重量計測コンベア13の
下方に配置され、当該重量計測コンベア13で搬送中の
苺1の糖度を順次計測し、その計測情報を図示しない前
記制御装置に送信するようになっている。
【0014】また、図1において、15は仕分けコンベ
ア、16a〜16dは等階級ラインコンベアである。仕
分コンベア15は、その上流側が前記重量計測コンベア
13の下流側に連絡され、当該重量計測コンベア13で
搬送されてきた苺1の鉄球3を前記整列コンベア11と
同様に吸着して当該苺1を受け取り、前記制御装置から
の制御信号に基づいて、受け取った苺1を対応する等階
級ラインコンベア16a〜16dへ受け渡すように当該
苺1を吊り下げた状態で搬送することができるようにな
っている。等階級ラインコンベア16a〜16dは、そ
の上流端が上記仕分コンベア15のパスラインと交差す
るように当該パスライン方向に沿って配設され、当該仕
分けコンベア15から対応する等階級の苺1を受け取る
ように前記整列コンベア11と同様に当該苺1の鉄球3
を吸着して当該苺1を吊り下げながら搬送することがで
きるようになっている。
【0015】図1,3において、17a〜17dは充填
コンベア、18はカッタ、19はリフタ、20は移載テ
ーブル、21は搬出コンベアである。充填コンベア17
a〜17dは、その上流側が前記等階級ラインコンベア
16a〜16dの下流側にそれぞれ対応するように連絡
され、当該等階級ラインコンベア16a〜16dで搬送
されてきた所定の等階級の苺1の鉄球3を前記整列コン
ベア11と同様に吸着して当該苺1を受け取った後、受
け取った苺1を所定数並べてまとめた状態で吊り下げな
がら搬送することができるようになっている。カッタ1
8は、上記充填コンベア17a〜17dのパスラインの
中程にそれぞれ設けられ、当該充填コンベア17a〜1
7dで所定数まとめて搬送されてきた苺1の蔓1aを一
括して切断することができるようになっている。
【0016】つまり、等階級ラインコンベア16a〜1
6dで不定期的に搬送されてくる同一等階級の苺1を充
填コンベア17a〜17dで所定数並べてまとめた状態
で搬送して、カッタ18で一括して切断することによ
り、苺1の切断を効率よく行うことができるようにした
のである。
【0017】リフタ19は、上記カッタ18の下方に位
置するように上記充填コンベア17a〜17dのパスラ
インの中程にそれぞれ設けられ、前記制御装置からの信
号に基づいて昇降するようになっている。移載テーブル
20は、上記リフタ19の上部にそれぞれ設けられ、苺
1を収容するパック9が上面に載置され、当該上面上の
重量を計測することができるようになっており、当該重
量の増加に伴って上記パック9を上記充填コンベア17
a〜17dのパスラインと直交する水平方向に沿って所
定長づつ移動させることができると共に、当該重量が所
定の大きさとなったら、上記パック9を搬出コンベア2
1へ移載することができるようになっている。
【0018】つまり、リフタ19は、充填コンベア17
a〜17dで搬送されてきてカッタ18で蔓1aを切断
された苺1を移載テーブル20上のパック9内に低衝撃
で収容させる、すなわち、充填コンベア17a〜17d
で吊り下げられた状態の苺1の下端をパック9の底面ま
たはパック9内に収容されている苺1の上部と接触させ
るようにその高さが前記制御装置により調整される一
方、移載テーブル20は、苺1を偏らせることなく均等
にパック9内に収容させるように当該パック9を移動さ
せ、パック9内が苺1で満たされたら、当該パック9を
搬出コンベア21へ移すようになっているのである。
【0019】搬出コンベア21は、その上流側が上記移
載テーブル20と連絡するように配設され、その下流側
が図示しないパック箱詰めラインに連絡している。この
ようなリフタ19、移載テーブル20、搬出コンベア2
1などにより、本実施の形態ではパック保持送出手段を
構成しているのである。
【0020】図1において、22はスクレーパである。
スクレーパ22は、充填コンベア17a〜17dの下流
側にそれぞれ設けられ、前記カッタ18により蔓1aを
切断されて上記充填コンベア17a〜17dに吸着した
ままの鉄球3を当該充填コンベア17a〜17dから下
方の回収箱8内に掻き落とすことができるようになって
いる。このようなスクレーパ22などにより、本実施の
形態では離脱手段を構成している。
【0021】以上のように構成された果実選別充填設備
によれば、果実は次のようにして選別充填される。収穫
時に前述したように鉄球3を取り付けた等階級分けされ
てない多数の苺1をコンテナ7から水槽10内に投入供
給すると、これら苺1は、整列コンベア11により、前
述したようにして整列されると共に、カメラ12で撮影
され、前記制御装置で大きさ等が選別された後、当該整
列コンベア11から重量計測コンベア13に受け渡さ
れ、当該重量計測コンベア13で搬送されながら重量が
計測されると共に、糖度計14で糖度が計測され、これ
ら計測情報が前記制御装置に送られることにより、前記
カメラ12からの情報と合わせて前記制御装置で等階級
が選別される。
【0022】続いて、苺1は、上記重量計量コンベア1
3から仕分けコンベア15に受け渡され、前記制御装置
からの等階級選別信号に基づいて、当該仕分けコンベア
15により、対応する等階級の等階級ラインコンベア1
6a〜16dに各々受け渡された後、当該等階級ライン
コンベア16a〜16dから充填コンベア17a〜17
dに受け渡される。
【0023】充填コンベア17a〜17dに受け渡され
た苺1は、所定数量毎にまとめられながら一括して搬送
され、カッタ18により、その蔓1a部分がカットさ
れ、移載テーブル20上のパック9内に収容される。こ
の際、移載テーブル20およびリフタ19の前述した作
動により、当該苺1は、大きな衝撃を受けることなく整
然とパック9内に詰められる。
【0024】このようにして苺1を順次詰められて所定
の重量となったパック9は、上記移載テーブル20の前
述した作動により、搬出コンベア21に移載され、当該
搬出コンベア21により、図示しないパック箱詰めライ
ンに搬送される。
【0025】一方、充填コンベア17a〜17dに残っ
ている鉄球3は、スクレーパ22により、当該充填コン
ベア17a〜17dから回収箱8内に掻き落とされ、回
収されて再度使用される。
【0026】したがって、このような果実選別充填設備
によれば、等階級の分類数を少なくしたり、その基準を
緩やかにしたりすることなく、軟弱な苺1の選別充填を
容易に行うことができる。
【0027】つまり、このような果実選別充填設備を集
荷場に設ければ、苺1の収穫と同時作業で農作従事者が
苺1の蔓1aに鉄球3を取り付けるようにするだけで、
農作従事者が選別充填作業から開放されるようになるの
で、農作従事者の栽培以外の労働に要する時間を大幅に
削減することができ、栽培にかかる作業量を増やすこと
ができ、栽培面積を拡張することができると共に、農作
従事者の主観的な判断に頼ることなく的確に等階級を選
別することができるので、選別にかかるバラツキを大幅
に抑えることができるのである。このため、選別充填に
かかる農作従事者の負担をなくしながらも、等階級の選
別基準を厳しくすることができるので、収穫数量の増大
と商品価値の向上とを同時に成り立たせることができる
ようになる。
【0028】なお、本実施の形態では、苺1を重量計測
コンベア13に吊り下げることで計量するようにした
が、例えば、上皿天秤式連続重量計を用いることも可能
である。本実施の形態では、パック9内の重量を移載テ
ーブル20で計測し、その計測データに基づいてパック
9の送り出し時期を判断したが、重量計測コンベアで得
られた各等階級の果実の重量を順次積算し、このデータ
に基づいてパックの送り出し時期を判断するようにして
もよい。また、水10aにオゾン水を適用するようにす
れば、果実の殺菌も併せて行うことができる。
【0029】本実施の形態では、苺1の蔓1aに止め金
2を介して鉄球3を取り付けるようにしたが、収穫時に
苺1から蔓1aを誤って取ってしまった場合には、図6
(a)に示すように、苺1のへた1bにクリップ4を介
して鉄球3を取り付けるようにすればよい。本実施の形
態では、苺1に鉄球3を取り付けて吸着支持するように
したが、例えば、ステープラの針を取り付けたり、図6
(b)に示すように、リング5を取り付けるようにし
て、苺を吸着支持するようにしてもよい。本実施の形態
では、各コンベア11,13,15,16a〜16d,
17a〜17dに磁石板を取り付け、苺1に取り付けた
鉄球3を吸着して、当該苺1を搬送するようにしたが、
果実に磁石を取り付け、各コンベアに鉄板を取り付ける
ようにして苺を搬送するようにしてもよい。本実施の形
態では、磁力を利用して苺1を搬送するようにしたが、
例えば、上述したリング5を苺1に取り付けた場合に
は、フック式のコンベアを用いて搬送することもでき
る。
【0030】
【発明の効果】本発明の果実選別充填設備によれば、等
階級の分類数を少なくしたり、その基準を緩やかにした
りすることなく、軟弱な果実の選別充填を容易に行うこ
とができる。このため、農作従事者を果実の選別充填作
業から開放することができるので、農作従事者の栽培以
外の労働に要する時間を大幅に削減することができ、栽
培にかかる作業量を増やすことができ、栽培面積を拡張
することができると共に、農作従事者の主観的な判断に
頼ることなく等階級を的確に選別することができるの
で、選別にかかるバラツキを大幅に抑えることができる
ようになる。したがって、選別充填にかかる農作従事者
の負担をなくしながらも、等階級の選別基準を厳しくす
ることができるので、収穫数量の増大と商品価値の向上
とを同時に成り立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による果実選別充填設備の実施の形態の
全体概略構成図である。
【図2】図1の矢線II部の抽出拡大図である。
【図3】図1の III−III 線矢視図である。
【図4】苺の蔓への鉄球の取り付け説明図である。
【図5】鉄球を取り付けた苺の収容説明図である。
【図6】(a)は苺のへたへの鉄球の取り付け説明図、
(b)は苺の蔓へのリングの取り付け説明図である。
【符号の説明】
1 苺 1a 蔓 1b へた 2 止め金 3 鉄球 4 クリップ 5 リング 7 コンテナ 8 回収箱 9 パック 10 水槽 10a 水 11 整列コンベア 11a 磁石板 12 カメラ 13 重量計測コンベア 14 糖度計 15 仕分けコンベア 16a〜16d 等階級ラインコンベア 17a〜17d 充填コンベア 18 カッタ 19 リフタ 20 移載テーブル 21 搬出コンベア 22 スクレーパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水が蓄えられ、蔓またはへたに被
    係合体を取り付けた果実が投入される水槽と、 前記水槽内の前記果実の前記被係合体と係合して当該果
    実を当該水槽から取り出して吊り下げながら搬送する整
    列コンベアと、 前記整列コンベアから前記被係合体を順次受け取って前
    記果実を吊り下げながら搬送すると共に、当該果実の重
    量を各々計測する重量計測コンベアと、 前記整列コンベアまたは前記重量計測コンベアで搬送さ
    れている前記果実を各々撮影するカメラと、 前記重量計測コンベアおよび前記カメラからの情報に基
    づいて、前記果実毎の等階級を選別する制御手段と、 前記果実の前記被係合体を受け取って前記果実を吊り下
    げながら搬送する複数の等階級ラインコンベアと、 前記重量計測コンベアから前記被係合体を順次受け取っ
    て前記果実を吊り下げながら搬送すると共に、前記制御
    手段からの信号に基づいて、当該果実を該当する前記等
    階級ラインコンベアに受け渡す仕分けコンベアと、 前記等階級ラインコンベアに各々連絡し、当該等階級ラ
    インコンベアから前記被係合体を受け取って前記果実を
    吊り下げながら所定数まとめて搬送する充填コンベア
    と、 前記充填コンベアで搬送されてきた前記果実の蔓または
    へたを切断するカッタと、 前記カッタの下方に配備され、前記充填コンベアから前
    記果実をパック内に収容するように当該パックを支持す
    ると共に、当該パック内が所定の重量となったら当該パ
    ックを送り出すパック保持送出手段と、 前記充填コンベアの下流側に配備され、当該充填コンベ
    アに残留する前記被係合体を当該コンベアから離脱させ
    る離脱手段とを備えてなることを特徴とする果実選別充
    填設備。
  2. 【請求項2】 前記整列コンベアまたは前記重量計測コ
    ンベアで搬送されている前記果実の糖度を各々非破壊で
    計測する糖度計を備え、前記制御手段が上記糖度計から
    の情報も併せて当該果実の等階級を選別することを特徴
    とする請求項1に記載の果実選別充填設備。
  3. 【請求項3】 前記水槽内の前記水がオゾン水であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の果実選別充填
    設備。
JP11068396A 1996-05-01 1996-05-01 果実選別充填設備 Withdrawn JPH09294962A (ja)

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